JP2000337985A - 半導体圧力センサ装置およびこの製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサ装置およびこの製造方法

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JP2000337985A
JP2000337985A JP11146732A JP14673299A JP2000337985A JP 2000337985 A JP2000337985 A JP 2000337985A JP 11146732 A JP11146732 A JP 11146732A JP 14673299 A JP14673299 A JP 14673299A JP 2000337985 A JP2000337985 A JP 2000337985A
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semiconductor
surface side
thin film
silicon
pressure sensor
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JP11146732A
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English (en)
Inventor
Takuji Keno
拓治 毛野
Nobuyuki Takakura
信之 高倉
Noriyuki Yasuike
則之 安池
Yasutaka Arii
康孝 有井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い耐圧性能を管理容易に確保し、必要耐圧
に対してマージンを好適に確保する。 【解決手段】 薄膜シリコン部111およびダイアフラ
ム112などが形成された半導体シリコン基板11およ
びこれに接合された台座12を有し、この下面側に金属
薄膜13が蒸着され、半導体シリコン基板11の両側面
に段差115が形成されて成る半導体圧力センサチップ
1と、台座12の下面側に接合されるフランジ部21、
この下面から立設されるパイプ22、およびフランジ部
21の上面から半導体圧力センサチップ1の両側面に沿
って立設される止め具23を一体に形成して成るパッケ
ージ2とを備え、止め具23の先端に段差115に係合
する係合部231を形成した。段差115は、例えばウ
エハの状態で、各スクライブレーンの位置に対して、写
真食刻法によるレジストマスクを介し薬液による化学エ
ッチングを実行して彫込みを形成することにより形成可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン系のウエ
ハを用いた半導体プロセスによって形成され、ピエゾ抵
抗の抵抗変動を測定に利用する半導体圧力センサチップ
と、この半導体圧力センサチップ組込用のパッケージと
を備える高圧対応の半導体圧力センサ装置およびこの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の半導体圧力センサ装置の一
例を示す断面図、図7は図6に示す半導体シリコン基板
を得るためのシリコンウエハの断面図で、図6に示す半
導体圧力センサ装置は、半導体圧力センサチップ1PAお
よびパッケージ2PAにより構成されている。
【0003】半導体圧力センサチップ1PAは、薄膜シリ
コン部111を上面(表面)側に残して、所定の深さの
ダイアフラム112を下面(裏面)側に形成して成る半
導体シリコン基板11PAと、この半導体シリコン基板1
1PAの下面側に上面が接合される台座12とを有し、薄
膜シリコン部111の中央内部にはピエゾ抵抗としての
熱拡散層113が形成され、薄膜シリコン部111の上
面側には表面電極114などが形成され、そして台座1
2の下面側には金属薄膜13が蒸着されて構成されてい
る。
【0004】この半導体圧力センサチップ1PAは、ま
ず、複数の半導体シリコン基板11PAが形成されたシリ
コンウエハ10PAを用意し(図7参照)、続いて、その
シリコンウエハ10PAに台座12(金属薄膜13蒸着済
みの台座12となる部材)を接合し、続いて、スクライ
ブレーン101の位置(図7参照)に沿ってダイシング
を行うことにより得られる。
【0005】パッケージ2PAは、金属薄膜13および半
田3を介して台座12の下面側に上面が接合されるフラ
ンジ部21と、圧力導入口221を有し、フランジ部2
1の下面から立設されるパイプ22とを一体に形成して
構成されている。
【0006】ここで、金属薄膜13は、半導体圧力セン
サチップ1PA、つまり台座12とパッケージ2PAとの接
合の信頼性を高めるために設けられ、これにより、耐高
温・耐高圧用の半導体圧力センサ装置を実現している。
【0007】特に、車載用の耐高圧型の半導体圧力セン
サ装置では、上記接合の強度が重要であり、高融点の半
田材料を用いてダイボンドを行ったりして、半導体圧力
センサチップ1PAとパッケージ2PAとの接合強度の向上
を図っている。
【0008】なお、特開平1−250732号公報に
は、パイプ状で大径と小径の内部径を有する筒状のハウ
ジングを有し、その大径と小径の段差部までダイアフラ
ムを挿入し、圧力導入用ポートによってダイアフラムを
段差部に押圧して固定する圧力センサが記載されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような構造による接合強度を製造工程において管理
することは困難な課題であり、また、例えば150kg
f/cm2 以上の耐高圧が要求される場合には、本来有
する接合強度とのマージンが少なくなり、設計による抑
え込みだけでなく、高圧に対する検査が膨大になる問題
がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、高い耐圧性能を管理容易に確保することができ
るとともに、必要耐圧に対してマージンを好適に確保す
ることができる半導体圧力センサ装置およびこの製造方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明の半導体圧力センサ装置は、数〜
数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残し
て所定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成る
半導体シリコン基板、およびこの半導体シリコン基板の
他の面側に一の面が接合される台座を有し、前記薄膜シ
リコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部
の一の面側に電極が形成され、前記台座の他の面側に金
属薄膜が蒸着され、そして前記半導体シリコン基板の両
側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成されて構成される
半導体圧力センサチップと、前記金属薄膜を介して前記
台座の他の面側に一の面が接合されるフランジ部、この
フランジ部の他の面から立設されるパイプ、および前記
フランジ部の一の面から前記半導体圧力センサチップの
両測面の各々に沿って立設されるガイドを一体に形成し
て成るパッケージとを備え、前記ガイドの先端には前記
半導体シリコン基板の側面に形成された凸部に係合する
凸状の係合部が形成されているのである。
【0012】この構成では、半導体シリコン基板と台
座、そして台座とパッケージの各間の接合強度が補強さ
れるようになり、また高い耐圧性能が管理容易に確保さ
れるようになる。また、このように高い耐圧性能が得ら
れるので、必要耐圧に対して大幅なマージンがとれるよ
うになる。この結果、信頼性をより一層向上させること
ができるようになる。
【0013】請求項2記載の発明は、数〜数十μm程度
の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
のダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体シリコ
ン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面側に一
の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン部にピ
エゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に
電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜が蒸着
され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の他の面
側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体圧力セ
ンサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の他の面
側に一の面が接合されるフランジ部、このフランジ部の
他の面から立設されるパイプ、および前記フランジ部の
一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面の各々
に沿って立設されるガイドを一体に形成して成るパッケ
ージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体シリコ
ン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の係合部
が形成されている半導体圧力センサ装置を製造する方法
であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を
一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の面側
に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形
成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成さ
れた半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを
用意し、このシリコンウエハの一の面側における各スク
ライブレーンの位置に対して、写真食刻法によるレジス
トマスクを介した薬液による化学エッチングを実行する
ことにより彫込みを形成して、数〜数十μm程度の厚み
の薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さのダイ
アフラムを他の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン
部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の
面側に電極が形成され、そして前記半導体シリコン基板
の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成された半導体
シリコン基板を複数有するシリコンウエハを得るのであ
る。
【0014】請求項3記載の発明は、数〜数十μm程度
の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
のダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体シリコ
ン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面側に一
の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン部にピ
エゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に
電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜が蒸着
され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の他の面
側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体圧力セ
ンサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の他の面
側に一の面が接合されるフランジ部、このフランジ部の
他の面から立設されるパイプ、および前記フランジ部の
一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面の各々
に沿って立設されるガイドを一体に形成して成るパッケ
ージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体シリコ
ン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の係合部
が形成されている半導体圧力センサ装置を製造する方法
であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を
一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の面側
に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形
成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成さ
れた半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを
用意し、このシリコンウエハの一の面側における各スク
ライブレーンの位置に対して、写真食刻法によるレジス
トマスクを介した反応性のガスを用いたエッチングを実
行することにより彫込みを形成して、数〜数十μm程度
の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
のダイアフラムを他の面側に形成して成り、前記薄膜シ
リコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部
の一の面側に電極が形成され、そして前記半導体シリコ
ン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成された
半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを得る
のである。
【0015】請求項4記載の発明は、数〜数十μm程度
の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
のダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体シリコ
ン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面側に一
の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン部にピ
エゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に
電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜が蒸着
され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の他の面
側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体圧力セ
ンサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の他の面
側に一の面が接合されるフランジ部、このフランジ部の
他の面から立設されるパイプ、および前記フランジ部の
一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面の各々
に沿って立設されるガイドを一体に形成して成るパッケ
ージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体シリコ
ン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の係合部
が形成されている半導体圧力センサ装置を製造する方法
であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を
一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の面側
に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形
成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成さ
れた半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを
用意し、このシリコンウエハの一の面側における各スク
ライブレーンの位置に対して、写真食刻法によるレジス
トマスクを介したビーズブラスタによる機械的なエッチ
ングを実行することにより彫込みを形成して、数〜数十
μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所
定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成り、前
記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シ
リコン部の一の面側に電極が形成され、そして前記半導
体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形
成された半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエ
ハを得るのである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の半導体圧力センサ
装置に係る一実施形態を示す断面図で、この図を用いて
本実施形態を説明すると、本半導体圧力センサ装置は、
大別すれば、半導体圧力センサチップ1およびパッケー
ジ2により構成されている。
【0017】半導体圧力センサチップ1は、半導体シリ
コン基板11および台座12により構成されている。半
導体シリコン基板11は、数〜数十μm程度の厚みの薄
膜シリコン部111を上面中央側に残して、所定の深さ
のダイアフラム112を下面中央側にエッチングにより
形成して成り、薄膜シリコン部111の中央内部にはピ
エゾ抵抗としての熱拡散層113が形成され、薄膜シリ
コン部111の上面側には表面電極114などが形成さ
れている。また、半導体シリコン基板11の左右両側面
の下面側にはそれぞれ段差115(凸部)が外向きに凸
設されている。一方、台座12は、例えば、半導体シリ
コン基板11の下面と同じ大きさの上下面を有する四角
柱状に形成され、台座12の上面は半導体シリコン基板
11の下面に接合され、台座12の下面には金属薄膜1
3が蒸着されている。この金属薄膜13は、半田3によ
り半導体圧力センサチップ1とパッケージ2とを接合す
るために設けられている。また、台座12の中央には貫
通孔121が穿設されている。
【0018】パッケージ2は、金属薄膜13およびこの
金属薄膜13の下面側に設けられた半田3を介して、台
座12の下面側に上面が接合されるフランジ部21と、
このフランジ部21の下面中央から下方に立設され、台
座12の貫通孔121より若干小さい内径の圧力導入口
221を有するパイプ22と、フランジ部21の上面か
ら半導体圧力センサチップ1の左右両測面の各々に沿っ
て上方に立設される止め具23(ガイド)とが一体に形
成されて成る。また、各止め具23の上方の先端には、
半導体シリコン基板11の側面に形成された段差115
に係合する凸状の係合部231が内向きに凸設されてい
る。このように、各止め具23の係合部231が対応す
る段差115に掛止するので、上下方向の耐圧性能が向
上することになる。つまり、半導体圧力センサチップ1
が受ける力に対して、パッケージ2の各止め具23にそ
の抗力を持たせて、半導体シリコン基板11と台座1
2、台座12とパッケージ2の各間の接合強度にさらに
対抗力を加えて、半導体圧力センサ装置の耐圧性を向上
させるのである。
【0019】図2は図1に示す半導体圧力センサチップ
1のパッケージ2への組込みの様子を示す図で、この組
込みは、半導体圧力センサチップ1を、この下面がパッ
ケージ2の上面に当接するようにして対向する止め具2
3の間から(図2に示す破線の位置から)、スライドさ
せて止め具23間に挿入することにより行われる。この
後、半田3に対する熱処理によって、半導体圧力センサ
チップ1とパッケージ2とが互いに接合される。なお、
半田は、上記組込み前に半導体圧力センサチップ1の下
面にペーストされる手順でもよく、あるいは上記組込み
前にパッケージ2の上面にペーストされる手順でもよ
い。
【0020】以上の構造を採用することで、半導体圧力
センサ装置の各構成部品において、台座12とパッケー
ジ2との接合強度だけでなく、半導体シリコン基板11
−台座12−パッケージ2間の全ての接合強度が補強さ
れることになり、かつ高い耐圧性能を管理容易に確保す
ることができる。また、上記構造では300kgf/c
m以上の高い耐圧性能を確保することができるので、必
要耐圧(現状140〜180kgf/cm)に対して大
幅なマージンがとれ、この結果、信頼性をより一層向上
させることが可能になる。
【0021】図3は図1に示す半導体シリコン基板11
を得るためのシリコンウエハの断面図で、この図を用い
て以下に本発明の半導体圧力センサ装置の製造方法に係
る一実施形態の説明を行う。
【0022】まず、図7で示したシリコンウエハ10PA
を用意する。すなわち、複数の半導体シリコン基板11
PAが形成されたシリコンウエハ10PAを用意する。
【0023】続いて、シリコンウエハ10PAの上面、す
なわち半導体シリコン基板11PAの上面側におけるスク
ライブレーン101の位置に、このスクライブレーン1
01より充分広い幅の彫込み100を形成する。本実施
形態では、写真食刻によるレジストマスクを作り、この
レジストマスクを介して、フッ酸・硝酸の混酸またはア
ルカリによる薬液エッチングをシリコンウエハ10PAの
上半分程度の深さまで行う。これにより、図3に示すよ
うに、彫込み100が形成されて成る半導体シリコン基
板11を複数有するシリコンウエハ10が得られる。
【0024】続いて、例えば従来と同様にして、シリコ
ンウエハ10に台座12(金属薄膜13蒸着済みの台座
12となる部材)を接合し、スクライブレーン101の
位置に沿ってダイシングを行う。これにより、半導体圧
力センサチップ1が複数得られることになる。なお、ダ
イシング後に金属薄膜13を台座12に蒸着する手順で
もよいが、この場合、工程が複雑になるので、台座12
となる部材に予め金属薄膜13を蒸着しておくのが望ま
しい。
【0025】この後、図2を用いて説明したように半導
体圧力センサチップ1をパッケージ2に組み込んで半田
3に対する熱処理を行えば、図1に示す半導体圧力セン
サ装置が得られる。
【0026】図4は図1に示す半導体シリコン基板11
を得るためのシリコンウエハの断面図で、この図を用い
て以下に本発明の半導体圧力センサ装置の製造方法に係
る別の実施形態の説明を行う。
【0027】まず、複数の半導体シリコン基板11PAが
形成されたシリコンウエハ10PAを用意する(図7参
照)。
【0028】続いて、シリコンウエハ10PAの上面側に
おけるスクライブレーン101の位置に、このスクライ
ブレーン101より充分広い幅の彫込み200を形成す
る。本実施形態では、写真食刻によるレジストマスクを
作り、このレジストマスクを介して、ガスを用いたドラ
イ方式のエッチング(プラズマ・反応性イオン)をシリ
コンウエハ10PAの上半分程度の深さまで行う。これに
より、図4に示すように、彫込み200が形成されて成
る半導体シリコン基板11を複数有するシリコンウエハ
20が得られる。
【0029】続いて、例えば従来と同様にして、シリコ
ンウエハ20に台座12(金属薄膜13蒸着済みの台座
12となる部材)を接合し、スクライブレーン101の
位置に沿ってダイシングを行う。これにより、半導体圧
力センサチップ1が複数得られることになる。
【0030】この後、図2を用いて説明したように半導
体圧力センサチップ1をパッケージ2に組み込んで半田
3に対する熱処理を行えば、図1に示す半導体圧力セン
サ装置が得られる。
【0031】図5は図1に示す半導体シリコン基板11
を得るためのシリコンウエハの断面図で、この図を用い
て以下に本発明の半導体圧力センサ装置の製造方法に係
る別の実施形態の説明を行う。
【0032】まず、複数の半導体シリコン基板11PAが
形成されたシリコンウエハ10PAを用意する(図7参
照)。
【0033】続いて、シリコンウエハ10PAの上面にお
けるスクライブレーン101の位置に、このスクライブ
レーン101より充分広い幅の彫込み300を形成す
る。本実施形態では、写真食刻によるレジストマスクを
作り、このレジストマスクを介して、微少ビーズの叩き
付けによるエッチング(ビーズブラスタ)をシリコンウ
エハ10PAの上半分程度の深さまで行う。これにより、
図5に示すように、彫込み300が形成されて成る半導
体シリコン基板11を複数有するシリコンウエハ30が
得られる。
【0034】続いて、例えば従来と同様にして、シリコ
ンウエハ30に台座12(金属薄膜13蒸着済みの台座
12となる部材)を接合し、スクライブレーン101の
位置に沿ってダイシングを行う。これにより、半導体圧
力センサチップ1が複数得られることになる。
【0035】この後、図2を用いて説明したように半導
体圧力センサチップ1をパッケージ2に組み込んで半田
3に対する熱処理を行えば、図1に示す半導体圧力セン
サ装置が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、数〜数十μm程度の厚みの薄膜
シリコン部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラ
ムを他の面側に形成して成る半導体シリコン基板、およ
びこの半導体シリコン基板の他の面側に一の面が接合さ
れる台座を有し、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形
成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成さ
れ、前記台座の他の面側に金属薄膜が蒸着され、そして
前記半導体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ
凸部が形成されて構成される半導体圧力センサチップ
と、前記金属薄膜を介して前記台座の他の面側に一の面
が接合されるフランジ部、このフランジ部の他の面から
立設されるパイプ、および前記フランジ部の一の面から
前記半導体圧力センサチップの両測面の各々に沿って立
設されるガイドを一体に形成して成るパッケージとを備
え、前記ガイドの先端には前記半導体シリコン基板の側
面に形成された凸部に係合する凸状の係合部が形成され
ているので、高い耐圧性能を管理容易に確保することが
できるとともに、必要耐圧に対してマージンを好適に確
保することができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、数〜数十μ
m程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定
の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体
シリコン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面
側に一の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン
部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の
面側に電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜
が蒸着され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の
他の面側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体
圧力センサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の
他の面側に一の面が接合されるフランジ部、このフラン
ジ部の他の面から立設されるパイプ、および前記フラン
ジ部の一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面
の各々に沿って立設されるガイドを一体に形成して成る
パッケージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体
シリコン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の
係合部が形成されている半導体圧力センサ装置を製造す
る方法であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコ
ン部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他
の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵
抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が
形成された半導体シリコン基板を複数有するシリコンウ
エハを用意し、このシリコンウエハの一の面側における
各スクライブレーンの位置に対して、写真食刻法による
レジストマスクを介した薬液による化学エッチングを実
行することにより彫込みを形成して、数〜数十μm程度
の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
のダイアフラムを他の面側に形成して成り、前記薄膜シ
リコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部
の一の面側に電極が形成され、そして前記半導体シリコ
ン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成された
半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを得る
ので、例えば、このシリコンウエハに台座を従来と同様
にして接合し、各スクライブレーンの位置に沿ってダイ
シングを行えば、上記半導体圧力センサチップが得ら
れ、この半導体圧力センサチップをパッケージに組み込
んで半田接合すれば、高い耐圧性能を管理容易に確保す
ることができるとともに、必要耐圧に対してマージンを
好適に確保することができる半導体圧力センサ装置を得
ることができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、数〜数十μ
m程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定
の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体
シリコン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面
側に一の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン
部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の
面側に電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜
が蒸着され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の
他の面側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体
圧力センサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の
他の面側に一の面が接合されるフランジ部、このフラン
ジ部の他の面から立設されるパイプ、および前記フラン
ジ部の一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面
の各々に沿って立設されるガイドを一体に形成して成る
パッケージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体
シリコン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の
係合部が形成されている半導体圧力センサ装置を製造す
る方法であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコ
ン部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他
の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵
抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が
形成された半導体シリコン基板を複数有するシリコンウ
エハを用意し、このシリコンウエハの一の面側における
各スクライブレーンの位置に対して、写真食刻法による
レジストマスクを介した反応性のガスを用いたエッチン
グを実行することにより彫込みを形成して、数〜数十μ
m程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定
の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成り、前記
薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリ
コン部の一の面側に電極が形成され、そして前記半導体
シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成
された半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハ
を得るので、例えば、このシリコンウエハに台座を従来
と同様にして接合し、各スクライブレーンの位置に沿っ
てダイシングを行えば、上記半導体圧力センサチップが
得られ、この半導体圧力センサチップをパッケージに組
み込んで半田接合すれば、高い耐圧性能を管理容易に確
保することができるとともに、必要耐圧に対してマージ
ンを好適に確保することができる半導体圧力センサ装置
を得ることができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、数〜数十μ
m程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定
の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成る半導体
シリコン基板、およびこの半導体シリコン基板の他の面
側に一の面が接合される台座を有し、前記薄膜シリコン
部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の
面側に電極が形成され、前記台座の他の面側に金属薄膜
が蒸着され、そして前記半導体シリコン基板の両側面の
他の面側にそれぞれ凸部が形成されて構成される半導体
圧力センサチップと、前記金属薄膜を介して前記台座の
他の面側に一の面が接合されるフランジ部、このフラン
ジ部の他の面から立設されるパイプ、および前記フラン
ジ部の一の面から前記半導体圧力センサチップの両測面
の各々に沿って立設されるガイドを一体に形成して成る
パッケージとを備え、前記ガイドの先端には前記半導体
シリコン基板の側面に形成された凸部に係合する凸状の
係合部が形成されている半導体圧力センサ装置を製造す
る方法であって、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコ
ン部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他
の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵
抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が
形成された半導体シリコン基板を複数有するシリコンウ
エハを用意し、このシリコンウエハの一の面側における
各スクライブレーンの位置に対して、写真食刻法による
レジストマスクを介したビーズブラスタによる機械的な
エッチングを実行することにより彫込みを形成して、数
〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残
して所定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して成
り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記
薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成され、そして前
記半導体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸
部が形成された半導体シリコン基板を複数有するシリコ
ンウエハを得るので、例えば、このシリコンウエハに台
座を従来と同様にして接合し、各スクライブレーンの位
置に沿ってダイシングを行えば、上記半導体圧力センサ
チップが得られ、この半導体圧力センサチップをパッケ
ージに組み込んで半田接合すれば、高い耐圧性能を管理
容易に確保することができるとともに、必要耐圧に対し
てマージンを好適に確保することができる半導体圧力セ
ンサ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体圧力センサ装置に係る一実施形
態を示す断面図である。
【図2】図1に示す半導体圧力センサチップのパッケー
ジへの組込みの様子を示す図である。
【図3】図1に示す半導体シリコン基板を得るためのシ
リコンウエハの断面図である。
【図4】図1に示す半導体シリコン基板を得るためのシ
リコンウエハの断面図である。
【図5】図1に示す半導体シリコン基板を得るためのシ
リコンウエハの断面図である。
【図6】従来の半導体圧力センサ装置の一例を示す断面
図である。
【図7】図6に示す半導体シリコン基板を得るためのシ
リコンウエハの断面図である。
【符号の説明】
1 半導体圧力センサチップ 2 パッケージ 3 半田 11 半導体シリコン基板 12 台座 13 金属薄膜 111 薄膜シリコン部 112 ダイアフラム 113 熱拡散層 114 表面電極 115 段差 121 貫通孔121 21 フランジ部 22 パイプ 23 止め具 221 圧力導入口 231 係合部
フロントページの続き (72)発明者 安池 則之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 有井 康孝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE14 FF49 GG01 GG12 GG14 GG25 HH03 HH05 4M112 AA01 BA01 CA15 CA16 DA03 DA04 DA12 DA16 DA18 EA02 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン
    部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の
    面側に形成して成る半導体シリコン基板、およびこの半
    導体シリコン基板の他の面側に一の面が接合される台座
    を有し、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、
    前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成され、前記
    台座の他の面側に金属薄膜が蒸着され、そして前記半導
    体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形
    成されて構成される半導体圧力センサチップと、 前記金属薄膜を介して前記台座の他の面側に一の面が接
    合されるフランジ部、このフランジ部の他の面から立設
    されるパイプ、および前記フランジ部の一の面から前記
    半導体圧力センサチップの両測面の各々に沿って立設さ
    れるガイドを一体に形成して成るパッケージとを備え、 前記ガイドの先端には前記半導体シリコン基板の側面に
    形成された凸部に係合する凸状の係合部が形成されてい
    る半導体圧力センサ装置。
  2. 【請求項2】 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン
    部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の
    面側に形成して成る半導体シリコン基板、およびこの半
    導体シリコン基板の他の面側に一の面が接合される台座
    を有し、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、
    前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成され、前記
    台座の他の面側に金属薄膜が蒸着され、そして前記半導
    体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形
    成されて構成される半導体圧力センサチップと、前記金
    属薄膜を介して前記台座の他の面側に一の面が接合され
    るフランジ部、このフランジ部の他の面から立設される
    パイプ、および前記フランジ部の一の面から前記半導体
    圧力センサチップの両測面の各々に沿って立設されるガ
    イドを一体に形成して成るパッケージとを備え、前記ガ
    イドの先端には前記半導体シリコン基板の側面に形成さ
    れた凸部に係合する凸状の係合部が形成されている半導
    体圧力センサ装置を製造する方法であって、 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に
    残して所定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して
    成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前
    記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成された半導体
    シリコン基板を複数有するシリコンウエハを用意し、 このシリコンウエハの一の面側における各スクライブレ
    ーンの位置に対して、写真食刻法によるレジストマスク
    を介した薬液による化学エッチングを実行することによ
    り彫込みを形成して、数〜数十μm程度の厚みの薄膜シ
    リコン部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラム
    を他の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン部にピエ
    ゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面側に電
    極が形成され、そして前記半導体シリコン基板の両側面
    の他の面側にそれぞれ凸部が形成された半導体シリコン
    基板を複数有するシリコンウエハを得る半導体圧力セン
    サ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン
    部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の
    面側に形成して成る半導体シリコン基板、およびこの半
    導体シリコン基板の他の面側に一の面が接合される台座
    を有し、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、
    前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成され、前記
    台座の他の面側に金属薄膜が蒸着され、そして前記半導
    体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形
    成されて構成される半導体圧力センサチップと、前記金
    属薄膜を介して前記台座の他の面側に一の面が接合され
    るフランジ部、このフランジ部の他の面から立設される
    パイプ、および前記フランジ部の一の面から前記半導体
    圧力センサチップの両測面の各々に沿って立設されるガ
    イドを一体に形成して成るパッケージとを備え、前記ガ
    イドの先端には前記半導体シリコン基板の側面に形成さ
    れた凸部に係合する凸状の係合部が形成されている半導
    体圧力センサ装置を製造する方法であって、 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に
    残して所定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して
    成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前
    記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成された半導体
    シリコン基板を複数有するシリコンウエハを用意し、 このシリコンウエハの一の面側における各スクライブレ
    ーンの位置に対して、写真食刻法によるレジストマスク
    を介した反応性のガスを用いたエッチングを実行するこ
    とにより彫込みを形成して、数〜数十μm程度の厚みの
    薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さのダイア
    フラムを他の面側に形成して成り、前記薄膜シリコン部
    にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部の一の面
    側に電極が形成され、そして前記半導体シリコン基板の
    両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成された半導体シ
    リコン基板を複数有するシリコンウエハを得る半導体圧
    力センサ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン
    部を一の面側に残して所定の深さのダイアフラムを他の
    面側に形成して成る半導体シリコン基板、およびこの半
    導体シリコン基板の他の面側に一の面が接合される台座
    を有し、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、
    前記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成され、前記
    台座の他の面側に金属薄膜が蒸着され、そして前記半導
    体シリコン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形
    成されて構成される半導体圧力センサチップと、前記金
    属薄膜を介して前記台座の他の面側に一の面が接合され
    るフランジ部、このフランジ部の他の面から立設される
    パイプ、および前記フランジ部の一の面から前記半導体
    圧力センサチップの両測面の各々に沿って立設されるガ
    イドを一体に形成して成るパッケージとを備え、前記ガ
    イドの先端には前記半導体シリコン基板の側面に形成さ
    れた凸部に係合する凸状の係合部が形成されている半導
    体圧力センサ装置を製造する方法であって、 数〜数十μm程度の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に
    残して所定の深さのダイアフラムを他の面側に形成して
    成り、前記薄膜シリコン部にピエゾ抵抗が形成され、前
    記薄膜シリコン部の一の面側に電極が形成された半導体
    シリコン基板を複数有するシリコンウエハを用意し、 このシリコンウエハの一の面側における各スクライブレ
    ーンの位置に対して、写真食刻法によるレジストマスク
    を介したビーズブラスタによる機械的なエッチングを実
    行することにより彫込みを形成して、数〜数十μm程度
    の厚みの薄膜シリコン部を一の面側に残して所定の深さ
    のダイアフラムを他の面側に形成して成り、前記薄膜シ
    リコン部にピエゾ抵抗が形成され、前記薄膜シリコン部
    の一の面側に電極が形成され、そして前記半導体シリコ
    ン基板の両側面の他の面側にそれぞれ凸部が形成された
    半導体シリコン基板を複数有するシリコンウエハを得る
    半導体圧力センサ装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394154C (zh) * 2005-03-14 2008-06-11 昆山双桥传感器测控技术有限公司 压阻式高频动态低压传感器
KR101197913B1 (ko) 2009-07-06 2012-11-05 아즈빌주식회사 압력 센서 및 제조 방법

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CN100394154C (zh) * 2005-03-14 2008-06-11 昆山双桥传感器测控技术有限公司 压阻式高频动态低压传感器
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