JP2000337589A - 可動型ヘッダー装置及び可動型ヘッダー用断熱部材 - Google Patents

可動型ヘッダー装置及び可動型ヘッダー用断熱部材

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JP2000337589A
JP2000337589A JP11146847A JP14684799A JP2000337589A JP 2000337589 A JP2000337589 A JP 2000337589A JP 11146847 A JP11146847 A JP 11146847A JP 14684799 A JP14684799 A JP 14684799A JP 2000337589 A JP2000337589 A JP 2000337589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダー及び断熱部材の施工作業を容易かつ
速やかに行うことができ、その作業効率を向上させるこ
とができる可動型ヘッダー装置及び可動型ヘッダー用断
熱部材を提供する。 【解決手段】 ヘッダー11は、枝配管接続部28をそ
れぞれ備えた複数の分割部17を回動可能に連結して構
成されている。そのヘッダー11の周囲には、発泡体3
4とその発泡体34の表面に貼着された保護皮35とよ
りなる断熱部材33が被覆され、各枝配管接続部28は
断熱部材33に形成された挿入孔36にはめ込まれてい
る。各挿入孔36の外周縁に位置する保護皮35の表面
には補強部材37が貼着されている。枝配管接続部28
の間に位置する断熱部材33には、断熱部材33の周方
向へ延びるとともに、補強部材37と保護皮35を通過
して発泡体34にまで達するミシン目39が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の枝配管接
続部が個々に回動可能に構成され、建築物内部の流し台
や洗面化粧台等の複数の水栓器具に水又は湯を分岐して
供給するための可動型ヘッダーの周囲を被覆して断熱す
るための可動型ヘッダー装置及び可動型ヘッダー用断熱
部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給水又は給湯配管は建築物の壁の
内側等においてそれぞれヘッダーに接続され、これらヘ
ッダーを介して流し台や洗面化粧台等の各水栓器具に水
又は湯を分岐して供給するようになっている。
【0003】このヘッダーの周囲には水又は湯からの熱
量の放散等を防止するための断熱部材が被覆されてい
る。そのような断熱部材としては、例えば四角箱状に形
成された断熱部材の両端にヘッダーの両端部を嵌合する
ための嵌合孔が穿設されるとともに、断熱部材の周壁下
面には各枝配管又は枝配管接続部を挿入するための挿入
孔が穿設されたものが知られている。さらに、この断熱
部材は長さ方向に2分割され、ヘッダーの被覆作業が容
易に行えるようになっている。
【0004】ところが、上記ヘッダーによれば、各枝配
管接続部はヘッダーに対して一定の方向に固定して設け
られている。これに対して、ヘッダーと連結される各水
栓器具はヘッダーに対して一定方向に位置しているわけ
ではなく、その場合、各枝配管をヘッダーの上下又は左
右から各枝配管接続部に合わせて位置調整しながら曲げ
て接続しなければならない。このため、枝配管の接続作
業が煩雑で時間を要するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
様々な方向に位置する水栓器具に対し、枝配管の方向を
対応させてその接続作業を速やかに行うことができる可
動型ヘッダー(以下、単にヘッダーと称す)及びそのヘ
ッダーに使用可能な可動型ヘッダー用断熱部材(以下、
単に断熱部材と称す)を提案した。
【0006】このヘッダーは、金属により円筒状に形成
された複数の分割体を水平方向に延びるように接続して
一体化され、各分割体の周面には枝配管接続部がそれぞ
れ形成されている。各分割体はヘッダーの両端を支持す
る支持部に対して回動可能に構成され、分割体を回動さ
せることにより枝配管接続部を所望する方向に位置させ
ることができるようになっている。
【0007】断熱部材は、四角箱状に形成され、その両
端にヘッダーの両端部を嵌合するための嵌合孔が穿設さ
れている。また、ヘッダーに断熱部材を被覆させたと
き、ヘッダーの各枝配管接続部が対応する断熱部材の各
側壁には、枝配管接続部又は枝配管を挿入するための挿
入孔が複数箇所に穿設されている。
【0008】そして、このヘッダー及び断熱部材を使用
する際は、まず、分割体を回動させてその枝配管接続部
を対応する水栓器具方向へ位置させる。そして、一方の
断熱部材の挿入孔をヘッダーの枝配管接続部にそれぞれ
対応させてはめ込む。さらに、ヘッダーを壁に固定した
後、他方の断熱部材をはめ込み、両断熱部材を接着剤等
により接着して一体化するようになっている。
【0009】ところが、上記ヘッダー及び断熱部材の使
用の際は、まず、各分割体の枝配管接続部を所望する水
栓器具方向へそれぞれ回動させる作業を行った後に、各
枝配管接続部に断熱部材の挿入孔を対応させて被覆させ
る作業を行わなければならなかった。そのため、ヘッダ
ーの施工作業及び断熱部材の施工作業が非常に面倒であ
るという問題があった。さらに、ヘッダーの周囲に断熱
部材を被覆させた後、枝配管接続部の方向を変更する必
要が生じたとき、断熱部材をヘッダーから一度離間し、
分割体の枝配管接続部を所望する水栓器具方向へ回動さ
せた後、断熱部材をヘッダーに再度被覆しなければなら
なかった。そのため、その作業効率が非常に悪いという
問題があった。
【0010】この発明は、上記のような従来の技術に存
在する問題点に着目してなされたものである。その目的
とするところは、ヘッダー及び断熱部材の施工作業を容
易かつ速やかに行うことができ、その作業効率を向上さ
せることができる可動型ヘッダー装置及び可動型ヘッダ
ー用断熱部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の可動型ヘッダー装置は、
給水又は給湯配管が接続されるとともに、複数の枝配管
をそれぞれ接続するための複数の枝配管接続部を備え、
各枝配管接続部に対応して分割形成された複数の分割部
を一体化してなり、各分割部を回動可能に構成した可動
型ヘッダーと、その可動型ヘッダーの周囲を被覆する断
熱部材とよりなり、前記断熱部材は分割部の回動に伴
い、隣接する枝配管接続部の間で断熱部材をその周方向
に沿って分断する分断手段を備えたものである。
【0012】請求項2に記載の発明の可動型ヘッダー装
置は、請求項1に記載の発明において、前記断熱部材を
少なくとも断熱材とその断熱材の外面に設けられる保護
皮とより形成し、前記分断手段を少なくとも保護皮に設
けたものである。
【0013】請求項3に記載の発明の可動型ヘッダー装
置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前
記分断手段は可動型ヘッダーの周方向に沿うように断熱
部材に形成されるミシン目又はスリットであるものであ
る。
【0014】請求項4に記載の発明の可動型ヘッダー用
断熱部材は、給水又は給湯配管が接続されるとともに、
複数の枝配管をそれぞれ接続するための複数の枝配管接
続部を備え、各枝配管接続部に対応して分割形成された
複数の分割部を一体化してなり、各分割部を回動可能に
構成した可動型ヘッダーの周囲を被覆するように設けら
れ、分割部の回動に伴い、隣接する枝配管接続部の間で
その周方向に沿って分断する分断手段を備えたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図4に示すように、可動
型ヘッダー(以下、単にヘッダーと称す)11の一端を
支持するための給水ソケット12は円筒状をなし、給水
又は給湯配管13が一端側からその内側に接続されるよ
うになっている。ヘッダー11の他端を支持するための
キャップ14は有蓋円筒状に形成され、一端には図示さ
れない雄ねじ部が突出形成されるとともに、他端は閉塞
されている。給水ソケット12及びキャップ14の外周
面からはT字状をなす脚部15が延出形成されるととも
に、その脚部15の両先端部には挿通孔16が貫設され
ている。そして、これら挿通孔16にねじを挿通し、図
示しない被取付部としての壁にねじ込むことによって、
給水ソケット12及びキャップ14は壁に固定される。
【0016】図2及び図3に示すように、金属材料製の
分割部17を構成する通水筒18は円筒状に形成され、
その一端部の内周面には環状をなす溝部19が凹設され
ている。また、通水筒18の一端部の外周面の互いに対
向する位置には突出部20がそれぞれ形成され、その突
出部20の中心には、突出部20の軸線方向へ延びる嵌
挿孔21が貫通形成されている。この嵌挿孔21は前記
溝部19を通過するように分割部17の一端側内周面を
貫通している。そして、嵌挿孔21には分割部17同士
を連結するための固定部材としてのスプリングピン22
が嵌合されるようになっている。
【0017】このスプリングピン22はその軸線方向に
沿って端面が凹凸状をなす割面が形成され、通常、その
外径が嵌挿孔21の内径より若干大きくなっている。そ
して、スプリングピン22を両嵌挿孔21に打ち込む
と、割面同士がかみ合って閉じるとともに、スプリング
ピン22の外径が縮んで嵌挿孔21内に嵌合される。そ
して、スプリングピン22が嵌挿孔21から抜け出るの
が防止されるようになっている。
【0018】通水筒18の他端部には接続部23が延設
され、その接続部23の基端部外周面には、接続部23
の外周に沿うとともに、接続部23の軸線に直交して外
方へ延びる当接面24が形成されている。接続部23の
当接面24より先端側外周面には断面半円状をなす環状
凹部25が凹設されている。接続部23の環状凹部25
より先端側外周面には、一対の外周溝部26が凹設さ
れ、それら外周溝部26にはゴム材料等により円環状に
形成されたO−リング27がそれぞれ嵌着されている。
このとき、両O−リング27の外端面は外周溝部26内
から外方へ突出している。
【0019】通水筒18のほぼ中央外周面には、円筒状
をなす枝配管接続部28が、通水筒18の軸線方向と直
交するように突出形成されている。この枝配管接続部2
8の内部は通水筒18の内部に連通されている。枝配管
接続部28の先端には、継手29が接続され、図4に示
すように、その継手29を介して枝配管30の一端が、
枝配管接続部28に抜け出し不能に接続されるようにな
っている。
【0020】そして、一方の通水筒18の接続部23を
他方の通水筒18の一端側からその内側に挿入し、一方
の通水筒18の当接面24が他方の通水筒18の一端側
の端縁に当接するまで挿入すると、両通水筒18内に流
通路31が構成される。また、一方の通水筒18の接続
部23の環状凹部25と他方の通水筒18の一端側内周
の溝部19とが対応して円環状をなす円環部32が構成
される。さらに、各嵌挿孔21から円環部32にスプリ
ングピン22をそれぞれ嵌合することにより、スプリン
グピン22により互いに抜け出し不能に連結され、さら
に、複数の分割部17を連結してヘッダー11を構成す
ることができるようになっている。この実施形態では三
つの分割部17を連結してヘッダー11を構成した。
【0021】このとき、一対のスプリングピン22は円
環部32の両側に位置しているため、そのスプリングピ
ン22により通水筒18が抜け出るのを規制するように
なっている。また、スプリングピン22は円環部32内
に直線状に位置しているため、分割部17を回動させる
ことができるようになっている。
【0022】さらに、連結された分割部17同士の連結
部分が一対のO−リング27によりシールされるととも
に、O−リング27の摺動抵抗により分割部17を位置
決め固定することができるようになっている。
【0023】図1〜図3に示すように、前記ヘッダー1
1の通水筒18の周囲は円筒状をなす可動型ヘッダー用
断熱部材33(以下、単に断熱部材と称す)により被覆
される。断熱部材33の長さはヘッダー11の長さに対
応するように設定されている。断熱部材33はシート状
をなす熱伝導率の低いウレタン樹脂製の断熱材としての
発泡体34と、その発泡体34の表面に貼着された塩化
ビニル樹脂製の保護皮35とより平面長方形状に形成さ
れるとともに、円筒状に曲げ形成されている。そして、
保護皮35により、断熱効果の低下を防止したり、発泡
体34が風化したりするのを防止したりするようになっ
ている。断熱部材33の長さ方向の中間部には、ヘッダ
ー11の3つの枝配管接続部28に対応するように3つ
の挿入孔36が形成されている。
【0024】補強部材37は前記保護皮35と同じ材料
により矩形状に形成され、その長さは断熱部材33の長
さと等しく、その幅は断熱部材33の挿入孔36の外径
より若干大きく形成されている。補強部材37の長さ方
向には、断熱部材33の3つの挿入孔36に対応する間
隔で、挿入孔36と同じ直径の孔38が形成されてい
る。そして、断熱部材33の挿入孔36に補強部材37
の孔38をそれぞれ対応させて、補強部材37を断熱部
材33の保護皮35の表面に貼着して断熱部材33と補
強部材37とが一体化されている。
【0025】隣接する挿入孔36の間には、断熱部材3
3の周方向へ延びるように分断手段としてのミシン目3
9が形成されている。図3に示すように、このミシン目
39は、その深さが、補強部材37と保護皮35を通過
して発泡体34にまで達するように形成されている。
【0026】そして、枝配管接続部28が全て同じ方向
を向くように分割部17を連結してヘッダー11を構成
し、断熱部材33の各挿入孔36をヘッダー11の各枝
配管接続部28に対応させてはめ込む。さらに、断熱部
材33の長さ方向の両端縁を分割部17の周囲に沿わ
せ、その両端縁を熱融着することにより断熱部材33を
円筒状に構成することができるとともに、ヘッダー11
の通水筒18の周囲を断熱部材33により被覆すること
ができるようになっている。ヘッダー11と断熱部材3
3とにより可動型ヘッダー装置40が構成される。
【0027】このとき、ミシン目39は複数の分割部1
7の連結部分の近傍にそれぞれ対応して位置するように
なっている。そして、断熱部材33を把持して分割部1
7をねじったとき、そのねじりにより、ミシン目39か
ら断熱部材33が分断され、分割部17を断熱部材33
とともに回動させることができるようになっている。
【0028】図4に示すように、上記のように構成され
たヘッダー11は、給水ソケット12とキャップ14と
の間に支持され、分割部17は、給水ソケット12及び
キャップ14に対して回動可能となっている。さらに、
給水ソケット12及びキャップ14を脚部15を介して
壁に固定することによって可動型ヘッダー装置40が壁
に取付固定されるようになっている。そして、給水又は
給湯配管13はそのヘッダー11の給水ソケット12に
接続されている。各水栓器具に接続された枝配管30
は、その延びる方向に対応して各分割部17及び断熱部
材33が回動された後、各枝配管接続部28に接続され
るようになっている。
【0029】給水又は給湯配管13により給水ソケット
12を介してヘッダー11に供給された水又は湯は、流
通路31を通って各枝配管接続部28内に分岐される。
さらに、各枝配管接続部28に分岐された水又は湯は各
枝配管30に供給され、各枝配管30を通って建築物内
の各水栓器具に供給されるようになっている。
【0030】次に、前記実施形態の可動型ヘッダー装置
40の作用について説明する。まず、3つの分割部17
を接続する。3つの分割部17をそれらの枝配管接続部
28が一定の方向に位置するように連結する。さらに、
各嵌挿孔21から円環部32にスプリングピン22をそ
れぞれ嵌合して3つの分割部17を連結してヘッダー1
1を構成する。
【0031】次に、断熱部材33の各挿入孔36をヘッ
ダー11の各枝配管接続部28に対応させてはめ込み、
その両端縁を熱融着して、断熱部材33により通水筒1
8の周囲を被覆する。そして、ヘッダー11と断熱部材
33とにより可動型ヘッダー装置40を構成する。さら
に、給水ソケット12とキャップ14とによりヘッダー
11の両端を支持させた後、両者の脚部15により可動
型ヘッダー装置40を壁に固定する。
【0032】次いで、各枝配管接続部28を図示しない
水栓器具にそれぞれ対応するように断熱部材33を把持
してねじる。すると、ミシン目39から断熱部材33が
分断され、分割部17を断熱部材33とともに回動させ
ることができる。さらに、断熱部材33の挿入孔36の
外縁には補強部材37が貼着されている。そのため、断
熱部材33をねじったときに、ミシン目39から挿入孔
36方向へ断熱部材33が破れたりするのが防止され
る。分割部17を所望する位置にまで回動させると、一
対のO−リング27の摺動抵抗により分割部17がその
位置に位置決めされる。
【0033】そして、図4に示すように、3つの分割部
17のうち、給水ソケット12側の1つの分割部17
は、その枝配管接続部28が下向きとなるように回動さ
せ、キャップ14側の2つの分割部17は、各枝配管接
続部28が上向きとなるように配置させる。そして、各
枝配管接続部28に枝配管30をそれぞれ接続する。
【0034】この状態で、ヘッダー11の外部から内部
への熱の伝達は断熱部材33によって抑えられ、ヘッダ
ー11を介して供給される水又は湯が所定温度に保持さ
れる。
【0035】前記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 ・ 3つの分割部17が連結されたヘッダー11の周囲
には断熱部材33が被覆されて可動型ヘッダー装置40
が構成され、枝配管接続部28間に位置する断熱部材3
3にはヘッダー11の周方向に沿って分断手段39が形
成されている。そして、分断手段39から断熱部材33
を容易に分断することができ、分割部17とともに断熱
部材33を所望する位置へ回動させることができる。そ
のため、分割部17を回動させた後に、その枝配管接続
部28に断熱部材33の挿入孔36を対応させて断熱部
材33を被覆する作業を行う必要がなく、ヘッダー11
及び断熱部材33の施工作業の効率を向上させることが
できる。
【0036】・ 可動型ヘッダー装置40の施工後に、
枝配管接続部28の方向を変更する必要が生じた場合、
分割部17を断熱部材33とともに回動させることによ
り、枝配管接続部28の方向を容易に変更させることが
できる。そのため、従来のように、断熱部材33を離間
し、分割部17を回動させた後に、断熱部材33を再度
被覆させる場合と比較して、その作業時間を短縮するこ
とができる。
【0037】・ 枝配管接続部28間に位置する断熱部
材33にはミシン目39が形成されている。そのため、
断熱部材33をねじったとき、ミシン目39により断熱
部材33を容易に分断することができ、分割部17とと
もに断熱部材33を容易に回動させることができる。
【0038】・ ミシン目39は断熱部材33の補強部
材37と保護皮35を通過し、さらに、発泡体34にま
で達している。そのため、補強部材37、保護皮35及
び発泡体34を容易に分断して断熱部材33をより一層
容易に分断することができる。
【0039】・ 断熱部材33の長さはヘッダー11の
長さと対応するとともに、断熱部材33には3つの枝配
管接続部28に対応して挿入孔36が3箇所に形成され
ている。そのため、3つの分割部17にそれぞれ断熱部
材33を被覆させる場合と比較して、ヘッダー11に対
する断熱部材33の被覆作業を簡単に行うことができ
る。
【0040】・ 断熱部材33は3つの挿入孔36が3
つの枝配管接続部28にはめ込まれてヘッダー11に取
り付けられている。そのため、断熱部材33をねじった
とき、断熱部材33のみが空回りするのを防止して分割
部17を確実に回動させることができる。
【0041】・ 断熱部材33の挿入孔36の外縁には
補強部材37が貼着されている。そのため、断熱部材3
3をねじったとき、ミシン目39から挿入孔36にかけ
て断熱部材33が破れたりするのを防止することができ
る。従って、断熱効果が低下するのを防止することがで
きる。
【0042】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 断熱部材33を構成する発泡体34の材料はウレタ
ン樹脂に限定されず、その他ケイ酸カルシウム等の熱伝
導率の低い材料により断熱材を構成することもできる。
【0043】・ 分断手段として、補強部材37及び保
護皮35を通過して発泡体34にまで達するスリット
を、ヘッダー11の周方向に延びるように断熱部材33
に形成しても良い。このように構成した場合、断熱部材
33をねじったとき、スリットにより断熱部材33を容
易に分断することができる。
【0044】・ ミシン目39又はスリットを補強部材
37及び保護皮35のみに形成し、発泡体34にまで達
しなくても良い。このように構成した場合も、断熱部材
33をねじったとき、ミシン目39又はスリットにより
断熱部材33を容易に分断することができる。
【0045】・ 補強部材37を省略し、ミシン目39
又はスリットを保護皮35又は保護皮35を通過して発
泡体34にまで達するように形成しても良い。 ・ 実施形態では分割部17を3個連結してヘッダー1
1を構成し、そのヘッダー11に対応するように挿入孔
36を3箇所に形成して断熱部材33を構成したが、2
個又は4個以上の分割部17を連結してヘッダー11を
構成し、そのヘッダー11の長さに断熱部材33の長さ
を対応させ、さらに、枝配管接続部28の位置に対応す
るように断熱部材33の挿入孔36の数を2箇所又は4
箇所以上形成しても良い。
【0046】・ 図5に示すように、通水筒18のほぼ
中央外周面に雌ねじ41を形成し、枝配管接続部28の
下端部に前記雌ねじ41に螺合可能な雄ねじ部42を形
成する。そして、雄ねじ部42を雌ねじ41に螺合する
ことにより分割部17を組立可能に構成する。さらに、
断熱部材33を円筒状に形成しておく。そして、その分
割部17を使用してヘッダー11を構成する際は、ま
ず、複数の通水筒18同士を連結し、それに断熱部材3
3を嵌挿する。次に、断熱部材33の挿入孔36を分割
部17の雌ねじ41にそれぞれ対応させ、さらに、挿入
孔36から枝配管接続部28の雄ねじ部42を挿入し、
その雄ねじ部42を雌ねじ41に螺合してヘッダー11
を構成するとともに、可動型ヘッダー装置40を構成し
ても良い。
【0047】このように構成した場合、断熱部材33の
挿入孔36を枝配管接続部28に挿入する作業を省略す
ることができ、作業効率を向上させることができる。 ・ 実施形態では、ミシン目39を断熱部材33に予め
形成しておいたが、ヘッダー11に断熱部材33を被覆
させた後に、枝配管接続部28の間に位置する断熱部材
33にミシン目39又はスリット等を形成しても良い。
【0048】このように構成した場合も、断熱部材33
をねじったとき、ミシン目39又はスリットから断熱部
材33を容易に分断することができる。 ・ 補強部材37を断熱部材33の挿入孔36の外周縁
のみを補強するように円環状、四角枠状等に形成しても
良い。このように構成した場合、補強部材37の材料費
を節約して可動型ヘッダー装置40の製造コストの低減
を図ることができる。
【0049】・ 接続部23の外周面に外周溝部26を
3箇所以上凹設し、それらの外周溝部26にO−リング
27をそれぞれ嵌着しても良い。このように構成した場
合、分割部17同士の連結部分におけるシール効果を向
上させることができる。また、分割部17を所望する位
置に回動させた後、その位置に分割部17を強固に位置
決めすることができる。
【0050】・ 断熱部材33の発泡体34の厚みを、
枝配管接続部28も被覆することができるように厚く形
成しても良い。 ・ 分割部17同士の連結を固定する固定部材を釘、割
ピン、ビス等に変更しても良い。
【0051】・ 図6に示すように、断熱部材33の長
さ方向にヘッダー11の各枝配管接続部28に対応する
ように3つの挿入孔36を形成し、それらの挿入孔36
の中心を通過するように断熱部材33を切断する切断面
を形成する。そして、断熱部材33の各挿入孔36をヘ
ッダー11の各枝配管接続部28に対応させてはめ込
み、その両端縁を熱融着して、各挿入孔36を構成する
とともに、断熱部材33により通水筒18の周囲を被覆
する。さらに、断熱部材33の挿入孔36に補強部材3
7の孔38をそれぞれ対応させて、補強部材37を断熱
部材33の保護皮35の表面に貼着して断熱部材33と
補強部材37とを一体化さても良い。
【0052】このように構成した場合、補強部材37に
より挿入孔36の周縁が破れたりするのを防止すること
ができるとともに、断熱部材33の接合部分の補強もす
ることができる。
【0053】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記断熱部材には枝配管接続部をそれぞれ挿入する
ための複数の挿入孔が設けられ、その挿入孔の外周縁の
破断を防止する補強部材が少なくとも挿入孔の外周部に
設けられている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記
載の可動型ヘッダー装置。
【0054】このように構成した場合、断熱部材をねじ
ったとき、補強部材により、分断手段から挿入孔にかけ
ての断熱部材が破断するのを防止することができる。従
って、可動型ヘッダーの断熱効果が低下するのを防止す
ることができる。
【0055】・ 前記断熱部材には枝配管接続部をそれ
ぞれ挿入するための複数の挿入孔が設けられている請求
項1〜請求項3のいずれか一項に記載の可動型ヘッダー
装置。
【0056】このように構成した場合、断熱部材の挿入
孔には枝配管接続部が挿入されている。そのため、断熱
部材をねじったとき、断熱部材のみが空回りするのを防
止して、分割部を確実に回動させることができる。
【0057】・ 前記分割部の一端部を、別の分割部の
他端部を挿入可能に構成し、分割部の他端部の外周面に
少なくとも一対の外周溝部を凹設するとともに、その外
周溝部に環状をなすシール部材を設けた請求項1〜請求
項3のいずれか一項に記載の可動型ヘッダー装置。
【0058】このように構成した場合、分割部の一端部
に別の分割体の他端部を挿入したとき、一対のシール部
材は分割体の一端部内周面を押圧する。そのため、分割
部を回動させたとき、シール部材の摺動抵抗が分割体の
内周面に作用して分割体をその位置に位置決めすること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
可動型ヘッダー装置によれば、ヘッダー及び断熱部材の
施工作業を容易かつ速やかに行うことができ、その作業
効率を向上させることができる。
【0060】請求項2に記載の発明の可動型ヘッダー装
置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、分
割部を回動させると同時に、断熱部材を分断することが
できる。
【0061】請求項3に記載の発明の可動型ヘッダー装
置によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果
に加えて、断熱部材をより一層容易に分断することがで
きる。
【0062】請求項4に記載の発明の可動型ヘッダー用
断熱部材によれば、断熱部材の施工作業を容易かつ速や
かに行うことができ、その作業効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の可動型ヘッダー装置を示す斜視
図。
【図2】 実施形態の可動型ヘッダー装置を示す分解斜
視図。
【図3】 実施形態の可動型ヘッダー装置を示す部分側
断面図。
【図4】 実施形態の可動型ヘッダー装置の使用状態を
示す斜視図。
【図5】 可動型ヘッダー装置の別例を示す分解斜視
図。
【図6】 可動型ヘッダー用断熱部材の別例を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
11…可動型ヘッダー、13…給水又は給湯配管、17
…分割部、28…枝配管接続部、30…枝配管、33…
可動型ヘッダー用断熱部材、34…断熱材としての発泡
体、35…保護皮、39…分断手段としてのミシン目、
40…可動型ヘッダー装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水又は給湯配管が接続されるととも
    に、複数の枝配管をそれぞれ接続するための複数の枝配
    管接続部を備え、各枝配管接続部に対応して分割形成さ
    れた複数の分割部を一体化してなり、各分割部を回動可
    能に構成した可動型ヘッダーと、その可動型ヘッダーの
    周囲を被覆する断熱部材とよりなり、前記断熱部材は分
    割部の回動に伴い、隣接する枝配管接続部の間で断熱部
    材をその周方向に沿って分断する分断手段を備えた可動
    型ヘッダー装置。
  2. 【請求項2】 前記断熱部材を少なくとも断熱材とその
    断熱材の外面に設けられる保護皮とより形成し、前記分
    断手段を少なくとも保護皮に設けた請求項1に記載の可
    動型ヘッダー装置。
  3. 【請求項3】 前記分断手段は可動型ヘッダーの周方向
    に沿うように断熱部材に形成されるミシン目又はスリッ
    トである請求項1又は請求項2に記載の可動型ヘッダー
    装置。
  4. 【請求項4】 給水又は給湯配管が接続されるととも
    に、複数の枝配管をそれぞれ接続するための複数の枝配
    管接続部を備え、各枝配管接続部に対応して分割形成さ
    れた複数の分割部を一体化してなり、各分割部を回動可
    能に構成した可動型ヘッダーの周囲を被覆するように設
    けられ、分割部の回動に伴い、隣接する枝配管接続部の
    間でその周方向に沿って分断する分断手段を備えた可動
    型ヘッダー用断熱部材。
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