JP2000337371A - スライドブロックつきレール - Google Patents

スライドブロックつきレール

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JP2000337371A
JP2000337371A JP11149048A JP14904899A JP2000337371A JP 2000337371 A JP2000337371 A JP 2000337371A JP 11149048 A JP11149048 A JP 11149048A JP 14904899 A JP14904899 A JP 14904899A JP 2000337371 A JP2000337371 A JP 2000337371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
slide block
center
outer peripheral
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP11149048A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Niwa
英孝 丹羽
Kozo Tamura
皓三 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUSO KOKI
FUSO KOKI KK
Original Assignee
FUSO KOKI
FUSO KOKI KK
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Publication date
Application filed by FUSO KOKI, FUSO KOKI KK filed Critical FUSO KOKI
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械装置類の部材間相対移動機構の構成要素
として用いるスライドブロックつきレールにおいて、レ
ールの成形がし易くして安価に量産できると共に、スラ
イド性能が長期間安定持続し、標準化量産して汎用機械
要素として広く一般に応用できるスライドブロックつき
レールを提供する。 【解決手段】 方形横断面形状にして、四面の外周面4
のそれぞれの幅方向の中心に長手方向に連続する係止凹
条6を備え、前記横断面形状の中心7を通る軸を中心と
して対称形状を有するアルミニウム製レール1と、係止
凹条6に係止部5を挿入してレール1の外周にスライド
自在に装着するスライドブロック2からなり、そのスラ
イドブロック2のレール1の外周面4との接合面に、弗
素樹脂からなる樹脂ライニング3を設けた構造が特徴で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器類の加工・組
立装置における部材間の相対移動機構や組立・加工品の
移送機構、または引戸のレール、或は各種構造物の相対
移動部分の機械要素として広く使用するスライドブロッ
クつきレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】機器類の加工・組立装置等の機械装置に
おいては部材間の相対移動機構や加工品類の移送機構が
随所に必要となり、スライドブロックつきレールが一般
的に広く普及している。そして、その従来のスライドブ
ロックつきレールのうち簡素構造のものとして、鋼製レ
ールにスライドブロックを摺動自在に装着して、その両
者を滑り接触させて繰り返えし相対移動させる構造のも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の簡素構造
のスライドブロックつきレールは、耐久性がある良摺動
性を確保するために鋼製レールを熱処理して表面高度を
高めると共に、その熱処理による歪除去処理等が必要に
なるので、コスト高にして長尺形態にすることが困難で
あり、その上、標準化量産して汎用機械要素として提供
できない不具合があり、実用性に欠ける。
【0004】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
るスライドブロックつきレールを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のスライドブロックつきレールは「方形横断面
形状にして、四面外周のそれぞれの幅方向の中心に長手
方向に連続する係止凹条を備え、前記横断面の中心を通
る軸を中心として対称形状を有するアルミニウム製レー
ルと、前記係止凹条に係止部を挿入して該レールの外周
にスライド自在に装着するスライドブロックからなり、
さらに、該スライドブロックの前記レール外周面との接
合面に、アルミニウムより軟質の樹脂ライニングを設け
た構造」が特徴である。
【0006】即ち、本発明のスライドブロックつきレー
ルは、引き抜き加工成形可能なアルミニウム材によって
レールを形成し、そのアルミニウム材より軟質の樹脂ラ
イニングを施したスライドブロックとの組合せに成し、
その樹脂ライニングを介してレール外周面とスライドブ
ロックを摺り接触させて摺動自在にした構造が特徴であ
る。なお、前記の樹脂ライニングは例えば公知の弗素樹
脂の接着によって成形される。
【0007】
【作用】以上の構成の本発明のスライドブロックつきレ
ールは、レール材質がアルミニウム材であることから引
き抜き加工によってレールの長尺成形ができると共に、
そのレールを摺動するスライドブロックはレール側のア
ルミニウム材より軟質の樹脂ライニングを介して滑り接
触するのでレール表面に摩耗を生ずるおそれがなく、そ
の上、レールが前記の対称形状を有するので、スライド
ブロックとの摺動面を必要に応じて変換セットする多面
使用も可能にして、スライドブロックつきレールのスラ
イド性能が長期間良好に安定持続できる。
【0008】そして、そのアルミニウム製レールは表面
硬化処理等が無用なため、長尺レールとして標準化量産
が可能にして、標準化したスライドブロックとの組合せ
によって汎用機械要素として量産提供ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に基づい
て説明する。即ち、この実施例のものは機器類の自工加
工装置・自動組立装置において加工部品・加工材・組立
部品等を移送する移送機構の構成機械要素とした実施例
にして、方形横断形状のアルミニウム製のレール1と、
このレール1に装着してレール1の長手方向に摺動自在
にした台車形状金属製のスライドブロック2との組合せ
になっている。
【0010】詳しくは、レール1は方形4面のそれぞれ
の外周4に、外周4の幅中心部分にレール1の長手方向
に連続する係止凹条6が設けられ、この実施例の係止凹
条6は略十字横断面の空所形状を有している。そして、
このレール1は方形中心7を通る軸を中心として上下・
左右が対称となる四面同一形状を有し、中心7と方形の
コーナー部位には「肉ぬすみ用の貫通孔8」がレール長
手方向に連続している。
【0011】一方、スライドブロック2はレール1の上
半部分に覆着セットできる略逆U字形状を有すると共
に、レール1の係止凹条6の空所に入れてスライドブロ
ック2のレール1への組合せ姿勢を安定させる係止ロー
ラーの係止部5が前記逆U字片の内側に突設されてい
る。そして、このスライドブロック2の略逆U字形状の
内側にしてレール1と接合する面には、弗素樹脂を接着
した樹脂ライニング3が設けられ、この樹脂ライニング
3を介してレール1の上半部分の外周面4と接合し、レ
ール1上をスライド摺動するようになっている。
【0012】なお、この実施例のレール1は一辺28糎
の方形サイズにして、スライドブロック2は鋼製であ
る。そして、レール1とスライドブロック2が前記の機
械装置の相対移動機構の構成要素として、レール1が固
定部材に固定されると共にスライドブロック2が移動部
材に取着されてセットされ、その移動部材に加わる機械
的外力によってスライドブロック2がレール1上を摺動
移動して所要の相対移動機能を奏する機械要素として使
用される。
【0013】以上の図1実施例のスライドブロックつき
レールは前記の作用があり、前記の従来物より製作容易
にして長期間良好に耐用可能にして、有用な機械要素と
して便利に使用できる。なお、本発明のスライドブロッ
クつきレールは前記の実施例に限定されず、係止凹条6
は単なる凹条形状でも良く、スライドブロック2の係止
部5は前記の係止ローラーに代えて係止凹条6へ入る単
なる突起形状のものでも良い。
【0014】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のスライド
ブロックつきレールは、構造簡素・製作容易にして安価
に提供できると共に、良好なスライド性能が長期間安定
持続できる。そして、レール形状が方形四面の対称形状
であることから、その四面のいずれもレール主面として
活用可能となるのでレールの耐久性が良く、その上、標
準化量産して汎用機械要素として有用に活用できる。以
上の実用性に優れる諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のスライドブロックつきレール
を示し、(A)はその全体正面図、(B)は(A)のC
C横断面図
【符号の説明】
1 レール 2 スライドブロック 3 樹脂ライニング 4 レールの外周面 5 係止部 6 係止凹条 7 レール中心 8 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23Q 1/18 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形横断面形状にして、四面外周のそれ
    ぞれの幅方向の中心に長手方向に連続する係止凹条を備
    え、前記横断面の中心を通る軸を中心として対称形状を
    有するアルミニウム製レールと、前記係止凹条に係止部
    を挿入して該レールの外周にスライド自在に装着するス
    ライドブロックからなり、さらに、該スライドブロック
    の前記レール外周面との接合面に、アルミニウムより軟
    質の樹脂ライニングを設けた構造を特徴とするスライド
    ブロックつきレール。
JP11149048A 1999-05-28 1999-05-28 スライドブロックつきレール Pending JP2000337371A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112121A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Makino Milling Mach Co Ltd 滑り案内装置
CN102434583A (zh) * 2011-09-02 2012-05-02 威海利奥泰儆自动化设备有限公司 一种使用标准铝型材制作直线滚动导轨的设计理论
CN111810170A (zh) * 2020-07-21 2020-10-23 中建八局轨道交通建设有限公司 用于盾构机的平移装置及其施工方法

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