JP2000337313A - 複動油圧シリンダ装置 - Google Patents
複動油圧シリンダ装置Info
- Publication number
- JP2000337313A JP2000337313A JP11147876A JP14787699A JP2000337313A JP 2000337313 A JP2000337313 A JP 2000337313A JP 11147876 A JP11147876 A JP 11147876A JP 14787699 A JP14787699 A JP 14787699A JP 2000337313 A JP2000337313 A JP 2000337313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- hydraulic
- working chamber
- hydraulic cylinder
- cylinder device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 供給される作動油の一部を他の油圧作動機器
に送給することによって、当該油圧作動機器を駆動でき
る複動油圧シリンダ装置を提供する。 【解決手段】 シリンダ16の内部を摺動するピストン14
のヘッド側に第1作動室20、ロッド側に第2作動室22を
形成し、ヘッド側端部には第1作動室と連通する第1送
油孔24を開設し、シリンダのロッド側端部には第2作動
室と連通する第2送油孔26を開設し、送油孔24,26を介
して作動室20,22に夫々作動油が送給される複動油圧シ
リンダ装置において、ロッド12の先端に、油圧によって
作動する油圧作動機器40を連繋すると共に、一端が第1
作動室20に連通し、他端がロッド12の先端近傍まで延び
る第1流路30と、一端が第2作動室22に連通し、他端が
ロッド12の先端近傍まで延びる第2流路32を形成し、第
1及び第2流路は、油圧作動機器40に接続する。
に送給することによって、当該油圧作動機器を駆動でき
る複動油圧シリンダ装置を提供する。 【解決手段】 シリンダ16の内部を摺動するピストン14
のヘッド側に第1作動室20、ロッド側に第2作動室22を
形成し、ヘッド側端部には第1作動室と連通する第1送
油孔24を開設し、シリンダのロッド側端部には第2作動
室と連通する第2送油孔26を開設し、送油孔24,26を介
して作動室20,22に夫々作動油が送給される複動油圧シ
リンダ装置において、ロッド12の先端に、油圧によって
作動する油圧作動機器40を連繋すると共に、一端が第1
作動室20に連通し、他端がロッド12の先端近傍まで延び
る第1流路30と、一端が第2作動室22に連通し、他端が
ロッド12の先端近傍まで延びる第2流路32を形成し、第
1及び第2流路は、油圧作動機器40に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複動型の油圧シリ
ンダ装置に関するものであり、より具体的には、油圧シ
リンダ装置に供給される作動油によって他の油圧作動機
器を駆動することのできる複動油圧シリンダ装置に関す
るものである。
ンダ装置に関するものであり、より具体的には、油圧シ
リンダ装置に供給される作動油によって他の油圧作動機
器を駆動することのできる複動油圧シリンダ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】マンホールなどの立坑の築造は、図11
に示すように、全回転型立坑築造機(50)を用いて行なわ
れる。全回転型立坑築造機(50)は、大口径鋼管(57)を掴
持し、回転させる回転式リング(52)と、該回転式リング
(53)を上下方向に移動させるジャッキ機構(53)を具えた
全回転型ジャッキ(51)を搭載しており、回転式リング(5
3)によって大口径鋼管(57)を回転させながらジャッキ機
構(53)によって地中に押し込みつつ、バケット(55)で内
部の土砂や障害物の除去を行なって、立坑を築造する。
バケット(55)は、クレーン(図示せず)から引き出された
ワイヤ(59)に吊り下げられており、バケット(55)を吊り
上げた状態から地盤に落下させて、地中の障害物を破砕
する。また、バケット(55)の開閉も、同様にクレーンか
ら引き出されたワイヤ(図示せず)によって行なわれてお
り、バケット(55)を開閉することによって、土砂や破砕
された障害物をすくい上げる。
に示すように、全回転型立坑築造機(50)を用いて行なわ
れる。全回転型立坑築造機(50)は、大口径鋼管(57)を掴
持し、回転させる回転式リング(52)と、該回転式リング
(53)を上下方向に移動させるジャッキ機構(53)を具えた
全回転型ジャッキ(51)を搭載しており、回転式リング(5
3)によって大口径鋼管(57)を回転させながらジャッキ機
構(53)によって地中に押し込みつつ、バケット(55)で内
部の土砂や障害物の除去を行なって、立坑を築造する。
バケット(55)は、クレーン(図示せず)から引き出された
ワイヤ(59)に吊り下げられており、バケット(55)を吊り
上げた状態から地盤に落下させて、地中の障害物を破砕
する。また、バケット(55)の開閉も、同様にクレーンか
ら引き出されたワイヤ(図示せず)によって行なわれてお
り、バケット(55)を開閉することによって、土砂や破砕
された障害物をすくい上げる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、バケッ
トの地盤への押し付けは、バケットの落下により行なわ
れているから、より強い押付力を得るにはバケットを重
量化させる必要がある。しかしながら、バケットを重量
化すると、吊り下げ用のクレーンも大型のものを用いな
ければならない問題があった。また、バケットは、ワイ
ヤで吊り下げているため、地中に硬い大型の障害物があ
ると、バケットが障害物に当たって回転し、うまく破砕
できないことがあった。
トの地盤への押し付けは、バケットの落下により行なわ
れているから、より強い押付力を得るにはバケットを重
量化させる必要がある。しかしながら、バケットを重量
化すると、吊り下げ用のクレーンも大型のものを用いな
ければならない問題があった。また、バケットは、ワイ
ヤで吊り下げているため、地中に硬い大型の障害物があ
ると、バケットが障害物に当たって回転し、うまく破砕
できないことがあった。
【0004】これら問題を解決するために、発明者はク
レーンの先端に下向きに油圧シリンダ装置を取り付け
て、該油圧シリンダ装置の下端に油圧駆動式バケットを
取り付け、該バケットに可撓性の外部配管を接続して、
外部配管から作動油を送給してバケットの開閉を行なう
掘削装置を案出した。この構成とすることにより、バケ
ットを吊り下げるワイヤと、バケットを開閉させるワイ
ヤを不要とすることができた。しかしながら、1つの立
坑を掘削するのに、何度もバケットを上下し、開閉させ
る必要があるため、外部配管が損傷しやすく、また、弛
んだ外部配管がバケットに絡む虞れがあった。
レーンの先端に下向きに油圧シリンダ装置を取り付け
て、該油圧シリンダ装置の下端に油圧駆動式バケットを
取り付け、該バケットに可撓性の外部配管を接続して、
外部配管から作動油を送給してバケットの開閉を行なう
掘削装置を案出した。この構成とすることにより、バケ
ットを吊り下げるワイヤと、バケットを開閉させるワイ
ヤを不要とすることができた。しかしながら、1つの立
坑を掘削するのに、何度もバケットを上下し、開閉させ
る必要があるため、外部配管が損傷しやすく、また、弛
んだ外部配管がバケットに絡む虞れがあった。
【0005】本発明の目的は、油圧シリンダ装置に供給
される作動油の一部を他の油圧作動機器に送給すること
によって外部配管を不要としつつ、当該油圧作動機器を
駆動できる複動油圧シリンダ装置を提供することであ
る。
される作動油の一部を他の油圧作動機器に送給すること
によって外部配管を不要としつつ、当該油圧作動機器を
駆動できる複動油圧シリンダ装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の複動油圧シリンダ装置(10)は、シリンダ(1
6)の内部を摺動するピストン(14)のヘッド側に第1作動
室(20)、ピストンロッド側に第2作動室(22)を形成し、
ヘッド側端部には第1作動室(20)と連通する第1送油孔
(24)を開設し、シリンダ(16)のロッド側端部には第2作
動室(22)と連通する第2送油孔(26)を開設し、送油孔(2
4)(26)を介して作動室(20)(22)に夫々作動油が送給され
る複動油圧シリンダ装置において、ピストンロッド(12)
の先端に、油圧によって作動する油圧作動機器(40)を連
繋すると共に、一端が第1作動室(20)に連通し、他端が
ピストンロッド(12)の先端近傍まで延びる第1流路(30)
と、一端が第2作動室(22)に連通し、他端がピストンロ
ッド(12)の先端近傍まで延びる第2流路(32)を形成し、
第1及び第2流路(30)(32)は、油圧作動機器(40)に接続
するようにしたもである。
に、本発明の複動油圧シリンダ装置(10)は、シリンダ(1
6)の内部を摺動するピストン(14)のヘッド側に第1作動
室(20)、ピストンロッド側に第2作動室(22)を形成し、
ヘッド側端部には第1作動室(20)と連通する第1送油孔
(24)を開設し、シリンダ(16)のロッド側端部には第2作
動室(22)と連通する第2送油孔(26)を開設し、送油孔(2
4)(26)を介して作動室(20)(22)に夫々作動油が送給され
る複動油圧シリンダ装置において、ピストンロッド(12)
の先端に、油圧によって作動する油圧作動機器(40)を連
繋すると共に、一端が第1作動室(20)に連通し、他端が
ピストンロッド(12)の先端近傍まで延びる第1流路(30)
と、一端が第2作動室(22)に連通し、他端がピストンロ
ッド(12)の先端近傍まで延びる第2流路(32)を形成し、
第1及び第2流路(30)(32)は、油圧作動機器(40)に接続
するようにしたもである。
【0007】ピストンロッド(12)には、軸心を貫通する
第3流路(34)を開設し、シリンダ(16)の内部には、ヘッ
ド側基端から前記第3流路(34)を貫通する筒体(36)を突
設し、該筒体(36)には、ヘッド側基端に開設された第3
送油孔(28)から第1及び第2流路(30)(32)とは独立して
作動油を送給できるようにすることが望ましい。この場
合、ピストンロッド(12)の先端近傍には、油圧パイロッ
ト式の切換弁(44)を配備して、第1流路(30)及び第2流
路(32)は、切換弁(44)を介して油圧作動機器(40)に接続
し、第3流路(34)は、切換弁(44)を切換可能として、油
圧作動機器(40)に送給される作動油の流れ方向を切り換
えるようにすることが望ましい。
第3流路(34)を開設し、シリンダ(16)の内部には、ヘッ
ド側基端から前記第3流路(34)を貫通する筒体(36)を突
設し、該筒体(36)には、ヘッド側基端に開設された第3
送油孔(28)から第1及び第2流路(30)(32)とは独立して
作動油を送給できるようにすることが望ましい。この場
合、ピストンロッド(12)の先端近傍には、油圧パイロッ
ト式の切換弁(44)を配備して、第1流路(30)及び第2流
路(32)は、切換弁(44)を介して油圧作動機器(40)に接続
し、第3流路(34)は、切換弁(44)を切換可能として、油
圧作動機器(40)に送給される作動油の流れ方向を切り換
えるようにすることが望ましい。
【0008】
【作用】第1送油孔(24)から作動油を供給すると共に、
第2送油孔(26)から作動油を排出すると、第1作動室(2
0)が高圧となり、第2作動室(22)が低圧となる。その結
果、第1作動室(20)に供給された作動油の一部が、第1
作動室(20)に連通する第1流路(30)から油圧作動機器(4
0)に流れ込み、逆に油圧作動機器内の作動油が第2流路
(32)から第2作動室(22)に流出する。このように、油圧
作動機器(40)は、第1流路(30)から作動油が供給され、
第2流路(32)から作動油が排出されて作動する。第2送
油孔(26)から作動油を供給すると共に、第1送油孔(24)
から作動油を排出すると、油圧作動機器(40)は、第2流
路(32)から作動油が供給され、第1流路(30)から作動油
が排出されて、上記とは逆方向に作動する。
第2送油孔(26)から作動油を排出すると、第1作動室(2
0)が高圧となり、第2作動室(22)が低圧となる。その結
果、第1作動室(20)に供給された作動油の一部が、第1
作動室(20)に連通する第1流路(30)から油圧作動機器(4
0)に流れ込み、逆に油圧作動機器内の作動油が第2流路
(32)から第2作動室(22)に流出する。このように、油圧
作動機器(40)は、第1流路(30)から作動油が供給され、
第2流路(32)から作動油が排出されて作動する。第2送
油孔(26)から作動油を供給すると共に、第1送油孔(24)
から作動油を排出すると、油圧作動機器(40)は、第2流
路(32)から作動油が供給され、第1流路(30)から作動油
が排出されて、上記とは逆方向に作動する。
【0009】また、第3流路(34)を切換弁作動用に用い
ることによって、上記のように第1流路(30)と第2流路
(32)の送油方向を切り換えなくても、第3流路(34)に作
動油を供給して、切換弁(44)を切り換えることによっ
て、油圧作動機器(40)の作動方向を切り換えることがで
きる。
ることによって、上記のように第1流路(30)と第2流路
(32)の送油方向を切り換えなくても、第3流路(34)に作
動油を供給して、切換弁(44)を切り換えることによっ
て、油圧作動機器(40)の作動方向を切り換えることがで
きる。
【0010】このように、本発明の複動油圧シリンダ装
置(10)は、該油圧シリンダ装置(10)の作動用の作動油の
一部を直接油圧作動機器(40)に送油することによって、
油圧作動機器(40)を作動させることができるから、従来
のように、油圧作動機器とポンプを直接外部の配管で接
続する必要がない。
置(10)は、該油圧シリンダ装置(10)の作動用の作動油の
一部を直接油圧作動機器(40)に送油することによって、
油圧作動機器(40)を作動させることができるから、従来
のように、油圧作動機器とポンプを直接外部の配管で接
続する必要がない。
【0011】
【発明の実施の形態】複動油圧シリンダ装置(10)は、シ
リンダ(16)の内部を摺動するピストン(14)によって、第
1作動室(20)と第2作動室(22)に区画され、ピストンロ
ッド(12)が第2作動室側のシリンダ(16)の端部を貫通し
ている。第1作動室側の端部(以下「シリンダ基端」)に
は第1作動室(20)に作動油を送給する第1送油孔(24)が
開設されており、第2作動室側の端部(以下「シリンダ
先端」)には、第2作動室(22)に作動油を送給する第2
送油孔(26)が開設されている。シリンダ(16)の基端内面
ピストンロッド(12)の軸心を貫通して筒体(36)が突設さ
れ、シリンダ(16)の先端から若干突出している。シリン
ダ基端には、上記第1及び第2送油孔(24)(26)とは独立
して筒体(36)に作動油を送給する第3送油孔(28)が開設
されている。ピストンロッド(12)の内部には、同心に3
重の独立した筒状流路(34)(30)(32)が形成され、内側の
流路(34)は第3送油孔(28)から前記筒体(36)の内側を通
り、ピストンロッド先端で開口(100)している。中間の
第1流路(30)は、前記第1作動室(20)とピストンロッド
先端の開口(101)に連通している。外側の第2流路(32)
は、ピストン(14)からピストンロッド先端の開口(102)
に伸びており、ピストン(14)側で第2作動室(22)と孔(1
03)により連通している。第1流路(30)及び第2流路(3
2)は、切換弁(44)を介して油圧作動機器(40)に連結され
ている。また、第3流路(34)は切換弁(44)に接続されて
おり、該切換弁(44)を切り換える。
リンダ(16)の内部を摺動するピストン(14)によって、第
1作動室(20)と第2作動室(22)に区画され、ピストンロ
ッド(12)が第2作動室側のシリンダ(16)の端部を貫通し
ている。第1作動室側の端部(以下「シリンダ基端」)に
は第1作動室(20)に作動油を送給する第1送油孔(24)が
開設されており、第2作動室側の端部(以下「シリンダ
先端」)には、第2作動室(22)に作動油を送給する第2
送油孔(26)が開設されている。シリンダ(16)の基端内面
ピストンロッド(12)の軸心を貫通して筒体(36)が突設さ
れ、シリンダ(16)の先端から若干突出している。シリン
ダ基端には、上記第1及び第2送油孔(24)(26)とは独立
して筒体(36)に作動油を送給する第3送油孔(28)が開設
されている。ピストンロッド(12)の内部には、同心に3
重の独立した筒状流路(34)(30)(32)が形成され、内側の
流路(34)は第3送油孔(28)から前記筒体(36)の内側を通
り、ピストンロッド先端で開口(100)している。中間の
第1流路(30)は、前記第1作動室(20)とピストンロッド
先端の開口(101)に連通している。外側の第2流路(32)
は、ピストン(14)からピストンロッド先端の開口(102)
に伸びており、ピストン(14)側で第2作動室(22)と孔(1
03)により連通している。第1流路(30)及び第2流路(3
2)は、切換弁(44)を介して油圧作動機器(40)に連結され
ている。また、第3流路(34)は切換弁(44)に接続されて
おり、該切換弁(44)を切り換える。
【0012】切換弁(44)として、油圧パイロット式の切
換弁を例示することができる。望ましくは、中立位置で
すべてのポートが閉じられるオールポートブロック式の
切換弁を用いる。第3流路(34)には、第1流路(30)及び
第2流路(32)とは独立して作動油を供給されるから、切
換弁(44)の切り換えは、複動油圧シリンダ装置(10)の作
動に関係なく行なうことができる。切換弁(44)は、図1
及び図2に示すように、第1流路(30)と第2流路(32)が
連結される第1、第2ポート(45)(46)と、開閉装置の油
圧シリンダ装置(42)(42)に連繋される開閉用第1ポート
(47)、開閉用第2ポート(48)を具える。開閉用第1ポー
ト(47)及び開閉用第2ポート(48)は、夫々油圧作動機器
(40)に連通しており、該ポート(47)(48)から作動油を送
給することによって、油圧作動機器(40)が作動する。
換弁を例示することができる。望ましくは、中立位置で
すべてのポートが閉じられるオールポートブロック式の
切換弁を用いる。第3流路(34)には、第1流路(30)及び
第2流路(32)とは独立して作動油を供給されるから、切
換弁(44)の切り換えは、複動油圧シリンダ装置(10)の作
動に関係なく行なうことができる。切換弁(44)は、図1
及び図2に示すように、第1流路(30)と第2流路(32)が
連結される第1、第2ポート(45)(46)と、開閉装置の油
圧シリンダ装置(42)(42)に連繋される開閉用第1ポート
(47)、開閉用第2ポート(48)を具える。開閉用第1ポー
ト(47)及び開閉用第2ポート(48)は、夫々油圧作動機器
(40)に連通しており、該ポート(47)(48)から作動油を送
給することによって、油圧作動機器(40)が作動する。
【0013】油圧作動機器(40)として、図1及び図2に
示すように、複動型の油圧シリンダ装置を用いた場合、
切換弁(44)が中立位置にある図1の状態から、図2の状
態に切換弁(44)を切り換えると、第1流路(30)と開閉用
第1ポート(47)が連通し、第2流路(32)と開閉用第2ポ
ート(48)が連通する。このとき、第1流路(30)の油圧を
上昇させると共に第2流路(32)の油圧を下降させると、
開閉用第1ポート(45)に連通する油圧作動機器(40)のヘ
ッド側作動室(41a)が高圧、ロッド側作動室(41b)が低圧
となって、図2に示すように、油圧作動機器(40)のピス
トンロッドが突出する。逆に、第2流路(32)を高圧にす
ると、油圧作動機器(40)のロッド側の作動室(41b)が高
圧となって、ピストンロッドが戻る。
示すように、複動型の油圧シリンダ装置を用いた場合、
切換弁(44)が中立位置にある図1の状態から、図2の状
態に切換弁(44)を切り換えると、第1流路(30)と開閉用
第1ポート(47)が連通し、第2流路(32)と開閉用第2ポ
ート(48)が連通する。このとき、第1流路(30)の油圧を
上昇させると共に第2流路(32)の油圧を下降させると、
開閉用第1ポート(45)に連通する油圧作動機器(40)のヘ
ッド側作動室(41a)が高圧、ロッド側作動室(41b)が低圧
となって、図2に示すように、油圧作動機器(40)のピス
トンロッドが突出する。逆に、第2流路(32)を高圧にす
ると、油圧作動機器(40)のロッド側の作動室(41b)が高
圧となって、ピストンロッドが戻る。
【0014】第1流路(30)と開閉用第2ポート(48)を連
通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連通した
状態で、第1流路(30)を高圧にすると油圧作動機器(40)
が縮み、逆に第2流路(32)を高圧にすると油圧シリンダ
装置(42)(42)が伸びる。
通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連通した
状態で、第1流路(30)を高圧にすると油圧作動機器(40)
が縮み、逆に第2流路(32)を高圧にすると油圧シリンダ
装置(42)(42)が伸びる。
【0015】つまり、切換弁(44)を切り換えることによ
って、第1流路(30)又は第2流路(32)のどちらを高圧に
しても、油圧作動機器(40)を作動できる。
って、第1流路(30)又は第2流路(32)のどちらを高圧に
しても、油圧作動機器(40)を作動できる。
【0016】油圧作動機器(40)は、油圧シリンダ装置に
限定されず、油圧モータ等を用いることもできる。ま
た、切換弁(44)は、必要に応じて設置すればよい。
限定されず、油圧モータ等を用いることもできる。ま
た、切換弁(44)は、必要に応じて設置すればよい。
【0017】
【実施例】本発明の複動油圧シリンダ装置(10)をマンホ
ール築造用の全回転型立坑築造機(50)に適用した実施例
について説明する。以下では、自走可能な全回転型立坑
築造機(50)に本発明を適用した実施例について説明する
が、本発明は、これに限定されず、種々の建設機械など
に利用することができる。
ール築造用の全回転型立坑築造機(50)に適用した実施例
について説明する。以下では、自走可能な全回転型立坑
築造機(50)に本発明を適用した実施例について説明する
が、本発明は、これに限定されず、種々の建設機械など
に利用することができる。
【0018】全回転型立坑築造機(50)は、図3及び図4
に示すように、基台(60)の略中央に、大口径鋼管(57)を
掴持する全回転型ジャッキ(51)と、先端にバケット(55)
が取り付けられた掘削装置(70)を具え、基台の下面に
は、複数の走行手段を具える。実施例では、掘削装置(7
0)の油圧シリンダ装置に本発明の複動油圧シリンダ装置
(10)を適用し、油圧作動機器(40)として、バケット開閉
用の油圧シリンダ装置(42)(42)を適用している。なお、
図3の左側を「前」、右側を「後」とする。
に示すように、基台(60)の略中央に、大口径鋼管(57)を
掴持する全回転型ジャッキ(51)と、先端にバケット(55)
が取り付けられた掘削装置(70)を具え、基台の下面に
は、複数の走行手段を具える。実施例では、掘削装置(7
0)の油圧シリンダ装置に本発明の複動油圧シリンダ装置
(10)を適用し、油圧作動機器(40)として、バケット開閉
用の油圧シリンダ装置(42)(42)を適用している。なお、
図3の左側を「前」、右側を「後」とする。
【0019】基台(60)の中央には、打設される大口径鋼
管(57)よりも大径の貫通孔(61)が地面に対して垂直な向
きに開設されており、該貫通孔(61)の上方周縁部には、
全回転型ジャッキ(51)を具える。全回転型ジャッキ(51)
は、大口径鋼管(57)を掴持して回転させる回転式リング
機構(52)と、該回転式リング機構(52)を上下動させるジ
ャッキ機構(53)を具え、回転式リング機構(52)によって
大口径鋼管(57)を掴持して回転させつつ、ジャッキ機構
(53)によって回転式リング機構(52)を下方に押し込むこ
とによって、大口径鋼管(57)を地中に埋設する。
管(57)よりも大径の貫通孔(61)が地面に対して垂直な向
きに開設されており、該貫通孔(61)の上方周縁部には、
全回転型ジャッキ(51)を具える。全回転型ジャッキ(51)
は、大口径鋼管(57)を掴持して回転させる回転式リング
機構(52)と、該回転式リング機構(52)を上下動させるジ
ャッキ機構(53)を具え、回転式リング機構(52)によって
大口径鋼管(57)を掴持して回転させつつ、ジャッキ機構
(53)によって回転式リング機構(52)を下方に押し込むこ
とによって、大口径鋼管(57)を地中に埋設する。
【0020】全回転型ジャッキ(51)の中央よりもやや後
方には、左右に一対の短い補助支柱(72)(72)が突設され
ている。各補助支柱(72)の上端には、後方へ倒れた状態
から起立状態に回動可能に支柱(71)が枢支(71a)されて
いる。支柱(71)と補助支柱(72)の当接面(72a)は、枢支
部分(71a)から前方下向きに傾斜しており、支柱(71)を
基台(60)に対して垂直に立設すると、支柱(71)と補助支
柱(72)の当接面どうしが当たって、支柱(71)の前傾を阻
止する。各補助支柱(72)の後方には、支柱(71)を起伏さ
せる起伏用シリンダ(73)が配備されており、該起伏用シ
リンダ(73)の一端は基台(60)に、他端は支柱(71)の背面
の略中央部に枢支されている。起伏用シリンダ(73)を伸
ばすと、支柱(71)が起立して補助支柱上に立設される。
また、起伏用シリンダ(73)を縮めると、支柱(71)は後方
に傾く。
方には、左右に一対の短い補助支柱(72)(72)が突設され
ている。各補助支柱(72)の上端には、後方へ倒れた状態
から起立状態に回動可能に支柱(71)が枢支(71a)されて
いる。支柱(71)と補助支柱(72)の当接面(72a)は、枢支
部分(71a)から前方下向きに傾斜しており、支柱(71)を
基台(60)に対して垂直に立設すると、支柱(71)と補助支
柱(72)の当接面どうしが当たって、支柱(71)の前傾を阻
止する。各補助支柱(72)の後方には、支柱(71)を起伏さ
せる起伏用シリンダ(73)が配備されており、該起伏用シ
リンダ(73)の一端は基台(60)に、他端は支柱(71)の背面
の略中央部に枢支されている。起伏用シリンダ(73)を伸
ばすと、支柱(71)が起立して補助支柱上に立設される。
また、起伏用シリンダ(73)を縮めると、支柱(71)は後方
に傾く。
【0021】両支柱(71)(71)の上端は、支持杆(74)によ
って連結されている。なお、支持杆(74)の前側中央に
は、後述する吊下用支持部材(76)と掘削装置(70)のぶれ
を阻止すると共に、これらを格納時に固定する固定用溝
(図示せず)などを設けることができる。
って連結されている。なお、支持杆(74)の前側中央に
は、後述する吊下用支持部材(76)と掘削装置(70)のぶれ
を阻止すると共に、これらを格納時に固定する固定用溝
(図示せず)などを設けることができる。
【0022】各補助支柱(72)の前方には、夫々吊下用支
持部材(76)が配備される。吊下用支持部材(76)は、夫々
長尺の油圧シリンダ装置から構成される。各吊下用支持
部材(76)の下端は、前後方向に回動可能となるように基
台(60)に枢支されており、両吊下用支持部材(76)(76)の
上端は、連結杆(77)によって連結されている。
持部材(76)が配備される。吊下用支持部材(76)は、夫々
長尺の油圧シリンダ装置から構成される。各吊下用支持
部材(76)の下端は、前後方向に回動可能となるように基
台(60)に枢支されており、両吊下用支持部材(76)(76)の
上端は、連結杆(77)によって連結されている。
【0023】吊下用支持部材(76)の前方には、吊下用支
持部材(76)を垂直に立設した状態から前方に傾いた状態
まで回動させる回動シリンダ(78)が配備されている。該
回動シリンダ(78)は、一端が基台(60)に枢支され、他端
が吊下用支持部材(76)に着脱可能に枢支されている。吊
下用支持部材(76)が前方に傾いた状態から回動シリンダ
(78)を伸ばすと、吊下用支持部材(76)が起伏する。略垂
直状態まで起伏すると、支持杆(74)の受け溝(75)に当た
るから、垂直状態よりも後方への傾倒は阻止される。逆
に回動シリンダ(78)を縮めると、吊下用支持部材が前傾
する。
持部材(76)を垂直に立設した状態から前方に傾いた状態
まで回動させる回動シリンダ(78)が配備されている。該
回動シリンダ(78)は、一端が基台(60)に枢支され、他端
が吊下用支持部材(76)に着脱可能に枢支されている。吊
下用支持部材(76)が前方に傾いた状態から回動シリンダ
(78)を伸ばすと、吊下用支持部材(76)が起伏する。略垂
直状態まで起伏すると、支持杆(74)の受け溝(75)に当た
るから、垂直状態よりも後方への傾倒は阻止される。逆
に回動シリンダ(78)を縮めると、吊下用支持部材が前傾
する。
【0024】吊下用支持部材(76)は、移動時、保管時
に、後方に倒して格納することができる。格納するに
は、回動シリンダ(78)と吊下用支持部材(76)との枢支を
解除し、吊下用支持部材(76)を支柱(71)の支持杆(74)に
ワイヤなどで係合する。この状態で、起伏用シリンダ(7
3)を縮めて、支柱(71)を吊下用支持部材(76)と共に後方
に倒せばよい(以下「格納状態」という)。格納状態から
吊下用支持部材(76)を垂直に立設するには、起伏用シリ
ンダ(73)を伸ばして、支柱(71)と共に起伏させる。吊下
用支持部材(76)が起伏した状態で、回動シリンダ(78)を
吊下用支持部材(76)に枢支して、ワイヤなどの係合手段
を取り外せば、吊下用支持部材(76)は、前傾可能とな
る。
に、後方に倒して格納することができる。格納するに
は、回動シリンダ(78)と吊下用支持部材(76)との枢支を
解除し、吊下用支持部材(76)を支柱(71)の支持杆(74)に
ワイヤなどで係合する。この状態で、起伏用シリンダ(7
3)を縮めて、支柱(71)を吊下用支持部材(76)と共に後方
に倒せばよい(以下「格納状態」という)。格納状態から
吊下用支持部材(76)を垂直に立設するには、起伏用シリ
ンダ(73)を伸ばして、支柱(71)と共に起伏させる。吊下
用支持部材(76)が起伏した状態で、回動シリンダ(78)を
吊下用支持部材(76)に枢支して、ワイヤなどの係合手段
を取り外せば、吊下用支持部材(76)は、前傾可能とな
る。
【0025】吊下用支持部材(76)(76)間を連結する連結
杆(77)の中央には、図5に示すように、掘削装置(70)が
前後方向に揺動可能に吊り下げ支持されている。連結杆
(77)には、掘削装置(70)を水平面内で回動させる回動機
構(80)を具える。回動機構(80)は、連結杆(77)に取り付
けられた油圧モータ(81)を具え、油圧モータ(81)と掘削
装置(70)は減速機構(82)を介して連繋されている。油圧
モータ(81)を駆動すると、掘削装置(70)が水平面内で回
動する。
杆(77)の中央には、図5に示すように、掘削装置(70)が
前後方向に揺動可能に吊り下げ支持されている。連結杆
(77)には、掘削装置(70)を水平面内で回動させる回動機
構(80)を具える。回動機構(80)は、連結杆(77)に取り付
けられた油圧モータ(81)を具え、油圧モータ(81)と掘削
装置(70)は減速機構(82)を介して連繋されている。油圧
モータ(81)を駆動すると、掘削装置(70)が水平面内で回
動する。
【0026】掘削装置(70)は、図5に示すように、本発
明の複動油圧シリンダ装置(10)と、該油圧シリンダ装置
(10)のピストンロッド(12)の下端に配備されたバケット
装置を具える。複動油圧シリンダ装置(10)は、シリンダ
側の基端が前記連結杆(77)に回動可能に吊り下げ支持さ
れている。バケット装置は、開閉可能なバケット(55)
と、バケット(55)の開閉を行なう油圧式の開閉装置から
構成される。開閉装置として、油圧シリンダ装置(42)(4
2)を例示できる。油圧シリンダ装置(42)(42)を縮めると
バケット(55)が開き、油圧シリンダ装置(42)(42)を伸ば
すとバケット(55)が閉じる。
明の複動油圧シリンダ装置(10)と、該油圧シリンダ装置
(10)のピストンロッド(12)の下端に配備されたバケット
装置を具える。複動油圧シリンダ装置(10)は、シリンダ
側の基端が前記連結杆(77)に回動可能に吊り下げ支持さ
れている。バケット装置は、開閉可能なバケット(55)
と、バケット(55)の開閉を行なう油圧式の開閉装置から
構成される。開閉装置として、油圧シリンダ装置(42)(4
2)を例示できる。油圧シリンダ装置(42)(42)を縮めると
バケット(55)が開き、油圧シリンダ装置(42)(42)を伸ば
すとバケット(55)が閉じる。
【0027】ピストンロッド(12)の先端近傍には、図5
に示すように、油圧パイロット式切換弁(44)が配備され
ており、該切換弁(44)は、第1流路(30)と第2流路(32)
が連結される第1、第2ポート(45)(46)と、開閉装置の
油圧シリンダ装置(42)(42)に連繋される開閉用第1ポー
ト(47)、開閉用第2ポート(48)を具える。開閉用第1ポ
ート(47)は、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)のヘ
ッド側の作動室(41a)に連通しており、開閉用第2ポー
ト(48)は、油圧シリンダ装置(42)(42)のロッド側作動室
(41b)に連通している。
に示すように、油圧パイロット式切換弁(44)が配備され
ており、該切換弁(44)は、第1流路(30)と第2流路(32)
が連結される第1、第2ポート(45)(46)と、開閉装置の
油圧シリンダ装置(42)(42)に連繋される開閉用第1ポー
ト(47)、開閉用第2ポート(48)を具える。開閉用第1ポ
ート(47)は、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)のヘ
ッド側の作動室(41a)に連通しており、開閉用第2ポー
ト(48)は、油圧シリンダ装置(42)(42)のロッド側作動室
(41b)に連通している。
【0028】切換弁(44)を、切り換えて、第1流路(30)
と開閉用第1ポート(47)を連通し、第2流路(32)と開閉
用第2ポート(48)を連通させ、第1流路(30)の油圧を上
昇させると共に第2流路(32)の油圧を下降させると(図
2参照)、油圧シリンダ装置(42)(42)の各ヘッド側の作
動室(41a)が高圧となって、油圧シリンダ装置(42)(42)
が伸びる。一方、第2流路(32)を高圧にすると、ロッド
側作動室(41b)が高圧となって、油圧シリンダ装置(42)
(42)が縮む。逆に、第1流路(30)と開閉用第2ポート(4
8)を連通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連
通させて、第1流路(30)を高圧にすると、油圧シリンダ
装置(42)(42)が縮み、第2流路(32)を高圧にすると油圧
シリンダ装置(42)(42)が伸びる。
と開閉用第1ポート(47)を連通し、第2流路(32)と開閉
用第2ポート(48)を連通させ、第1流路(30)の油圧を上
昇させると共に第2流路(32)の油圧を下降させると(図
2参照)、油圧シリンダ装置(42)(42)の各ヘッド側の作
動室(41a)が高圧となって、油圧シリンダ装置(42)(42)
が伸びる。一方、第2流路(32)を高圧にすると、ロッド
側作動室(41b)が高圧となって、油圧シリンダ装置(42)
(42)が縮む。逆に、第1流路(30)と開閉用第2ポート(4
8)を連通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連
通させて、第1流路(30)を高圧にすると、油圧シリンダ
装置(42)(42)が縮み、第2流路(32)を高圧にすると油圧
シリンダ装置(42)(42)が伸びる。
【0029】このように、複動油圧シリンダ装置(10)の
作動室(20)(22)の作動油圧に応じて、切換弁(44)を切り
換えることによって、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)
(42)の伸縮を行なうことができる。
作動室(20)(22)の作動油圧に応じて、切換弁(44)を切り
換えることによって、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)
(42)の伸縮を行なうことができる。
【0030】つぎに、走行機構(94)について説明する。
基台(60)の前後の上端部は、夫々前方、後方に張り出し
ており、図6に示すように、各張り出し部(62)の下面左
右には夫々アーム(84)が基台(60)と略平行な面内で枢支
されている。張り出し部(62)の下面には枢孔(63)が開設
されており、該枢孔(63)には、アーム(84)の基端に上向
きに突設された枢軸(84a)が枢支される。アーム(84)の
他端には、後述する操舵手段(88)を具える。各アーム(8
4)には、アーム(84)を水平面内で揺動可能とする走行幅
変換手段(83)が配備される。走行幅変換手段(83)とし
て、例えば、アーム(84)の枢軸(84a)にウォームギア(8
5)を配し、該ギア(85)を油圧モータ(86)に連繋したウォ
ーム(87)によって回転させる機構を挙げることができ
る。油圧モータ(86)を駆動すると、ギア(85)と共にアー
ム(84)が枢軸(84a)を中心として水平面内にて揺動す
る。また、油圧モータ(86)を停止するとウォーム(87)の
回転が止まって、アーム(84)が位置決めされる。走行幅
変換手段(83)は、アーム(84)と基台(60)とを油圧シリン
ダ装置(図示せず)によって連繋し、油圧シリンダ装置の
伸縮によってアーム(84)を揺動させるようにしてもよ
い。
基台(60)の前後の上端部は、夫々前方、後方に張り出し
ており、図6に示すように、各張り出し部(62)の下面左
右には夫々アーム(84)が基台(60)と略平行な面内で枢支
されている。張り出し部(62)の下面には枢孔(63)が開設
されており、該枢孔(63)には、アーム(84)の基端に上向
きに突設された枢軸(84a)が枢支される。アーム(84)の
他端には、後述する操舵手段(88)を具える。各アーム(8
4)には、アーム(84)を水平面内で揺動可能とする走行幅
変換手段(83)が配備される。走行幅変換手段(83)とし
て、例えば、アーム(84)の枢軸(84a)にウォームギア(8
5)を配し、該ギア(85)を油圧モータ(86)に連繋したウォ
ーム(87)によって回転させる機構を挙げることができ
る。油圧モータ(86)を駆動すると、ギア(85)と共にアー
ム(84)が枢軸(84a)を中心として水平面内にて揺動す
る。また、油圧モータ(86)を停止するとウォーム(87)の
回転が止まって、アーム(84)が位置決めされる。走行幅
変換手段(83)は、アーム(84)と基台(60)とを油圧シリン
ダ装置(図示せず)によって連繋し、油圧シリンダ装置の
伸縮によってアーム(84)を揺動させるようにしてもよ
い。
【0031】操舵手段(88)は、各走行機構(94)を水平面
内にて回転させる。操舵手段(88)として、ケーシング(8
9)の内部に、上端に回転板(90)、下端にブラケット(93)
が一体に固定された回転軸(91)を支持し、回転板(90)の
偏心位置にケーシング(89)上側内面に一端が枢支された
油圧シリンダ装置(92)の他端を枢支し、ブラケット(93)
に走行機構(94)を連繋した機構を挙げることができる。
油圧シリンダ装置(92)を伸縮させると、回転板(90)が回
転し、ブラケット(93)に連繋された走行機構(94)の向き
が水平面内にて回転する。油圧シリンダ装置(92)の伸縮
を止めると、走行機構(94)の揺動が止まって、走行機構
(94)の操舵角が位置決めされる。なお、操舵手段(88)
は、油圧モータ等によって操舵を行なえるようにしても
よい。
内にて回転させる。操舵手段(88)として、ケーシング(8
9)の内部に、上端に回転板(90)、下端にブラケット(93)
が一体に固定された回転軸(91)を支持し、回転板(90)の
偏心位置にケーシング(89)上側内面に一端が枢支された
油圧シリンダ装置(92)の他端を枢支し、ブラケット(93)
に走行機構(94)を連繋した機構を挙げることができる。
油圧シリンダ装置(92)を伸縮させると、回転板(90)が回
転し、ブラケット(93)に連繋された走行機構(94)の向き
が水平面内にて回転する。油圧シリンダ装置(92)の伸縮
を止めると、走行機構(94)の揺動が止まって、走行機構
(94)の操舵角が位置決めされる。なお、操舵手段(88)
は、油圧モータ等によって操舵を行なえるようにしても
よい。
【0032】操舵手段(88)に連繋されるクローラ式走行
機構(94)は、夫々操舵手段(88)のブラケット(93)に固定
された一対のフレーム(95)間の前後に、スプロケット(9
6)(97)を軸支し、一方のスプロケット(96)をフレーム(9
5)間に配備された油圧モータ(98)に連繋して回転可能と
し、両スプロケット(96)(97)の外周に無限軌道(99)を巻
回した機構を例示できる。油圧モータ(98)を駆動する
と、スプロケット(96)(97)が回転し、無限軌道(99)が周
回する。
機構(94)は、夫々操舵手段(88)のブラケット(93)に固定
された一対のフレーム(95)間の前後に、スプロケット(9
6)(97)を軸支し、一方のスプロケット(96)をフレーム(9
5)間に配備された油圧モータ(98)に連繋して回転可能と
し、両スプロケット(96)(97)の外周に無限軌道(99)を巻
回した機構を例示できる。油圧モータ(98)を駆動する
と、スプロケット(96)(97)が回転し、無限軌道(99)が周
回する。
【0033】上記構成の全回転型立坑築造機(50)の動作
について説明する。支柱(71)と吊下用支持部材(76)が格
納状態にある全回転型立坑築造機(50)(図7参照)につい
て、走行機構(94)を駆動して、所望の施工場所まで移動
させた後、起伏用シリンダ(73)を伸ばして、支柱(71)と
吊下用支持部材(76)を垂直に立設し、吊下用支持部材(7
6)と回動シリンダ(78)を枢支する(図8参照)。このとき
バケット(55)を開いた状態で、切換弁(44)は中立位置に
しておく。この状態で、吊下用支持部材(76)を伸ばし
(図9参照)、全回転型ジャッキ(51)に大口径鋼管(57)を
取り付ける。つぎに、全回転型ジャッキ(51)によって、
大口径鋼管(57)を回転させながら地中に押し込みつつ、
掘削装置(70)の複動油圧シリンダ装置(10)を伸ばして、
バケット(55)によって地中の障害物を粉砕する(図10
参照)。障害物がうまく粉砕されない場合は、回動機構
(80)によって掘削装置(70)を回転させて、バケット(55)
の向きを少し変えて粉砕を行なう。バケット(55)の向き
を変えて粉砕を再度行なうことによって、障害物の粉砕
を確実に行なうことができる。掘削装置(70)を押し付け
た状態で(第1流路(30)が高圧となっている)、第3流路
(34)に作動油を送給し、切換弁(44)を切り換えて、第1
流路(30)と開閉用第1ポート(47)を連通し、第2流路(3
2)と開閉用第2ポート(48)を連通させる。この結果、開
閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)が伸長して、バケッ
ト(55)が閉じ、土砂や粉砕された障害物をすくう(図1
0参照)。つぎに、切換弁(44)を中立位置に戻し、掘削
装置(70)の複動油圧シリンダ装置(10)を縮小し、バケッ
ト(55)を上方に引き上げる。
について説明する。支柱(71)と吊下用支持部材(76)が格
納状態にある全回転型立坑築造機(50)(図7参照)につい
て、走行機構(94)を駆動して、所望の施工場所まで移動
させた後、起伏用シリンダ(73)を伸ばして、支柱(71)と
吊下用支持部材(76)を垂直に立設し、吊下用支持部材(7
6)と回動シリンダ(78)を枢支する(図8参照)。このとき
バケット(55)を開いた状態で、切換弁(44)は中立位置に
しておく。この状態で、吊下用支持部材(76)を伸ばし
(図9参照)、全回転型ジャッキ(51)に大口径鋼管(57)を
取り付ける。つぎに、全回転型ジャッキ(51)によって、
大口径鋼管(57)を回転させながら地中に押し込みつつ、
掘削装置(70)の複動油圧シリンダ装置(10)を伸ばして、
バケット(55)によって地中の障害物を粉砕する(図10
参照)。障害物がうまく粉砕されない場合は、回動機構
(80)によって掘削装置(70)を回転させて、バケット(55)
の向きを少し変えて粉砕を行なう。バケット(55)の向き
を変えて粉砕を再度行なうことによって、障害物の粉砕
を確実に行なうことができる。掘削装置(70)を押し付け
た状態で(第1流路(30)が高圧となっている)、第3流路
(34)に作動油を送給し、切換弁(44)を切り換えて、第1
流路(30)と開閉用第1ポート(47)を連通し、第2流路(3
2)と開閉用第2ポート(48)を連通させる。この結果、開
閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)が伸長して、バケッ
ト(55)が閉じ、土砂や粉砕された障害物をすくう(図1
0参照)。つぎに、切換弁(44)を中立位置に戻し、掘削
装置(70)の複動油圧シリンダ装置(10)を縮小し、バケッ
ト(55)を上方に引き上げる。
【0034】つぎに、図3中、二点鎖線で示すように、
回動シリンダ(78)を縮小して(第2流路(32)が高圧とな
っている)、吊下用支持部材(76)を前傾させ、バケット
(55)を前方に移動させる。バケット(55)を前方に移動さ
せたときに、バケット(55)の下方にダンプカーなどの土
砂運搬車を移動させておき、この状態で、切換弁(44)を
切り換えて、第1流路(30)と開閉用第2ポート(48)と連
通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連通させ
る。この結果、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)が
縮小して、バケット(55)が開き、バケット内の土砂等が
土砂運搬車に積み込まれる。
回動シリンダ(78)を縮小して(第2流路(32)が高圧とな
っている)、吊下用支持部材(76)を前傾させ、バケット
(55)を前方に移動させる。バケット(55)を前方に移動さ
せたときに、バケット(55)の下方にダンプカーなどの土
砂運搬車を移動させておき、この状態で、切換弁(44)を
切り換えて、第1流路(30)と開閉用第2ポート(48)と連
通し、第2流路(32)と開閉用第1ポート(47)を連通させ
る。この結果、開閉装置の油圧シリンダ装置(42)(42)が
縮小して、バケット(55)が開き、バケット内の土砂等が
土砂運搬車に積み込まれる。
【0035】土砂等を吐き出した後、切換弁(44)を中立
位置に切り換えて、回動シリンダ(78)を伸長させ、吊下
用支持部材(76)(76)を再度垂直に立設し、上記掘削作業
を繰り返す。
位置に切り換えて、回動シリンダ(78)を伸長させ、吊下
用支持部材(76)(76)を再度垂直に立設し、上記掘削作業
を繰り返す。
【0036】上述のように、本発明の複動油圧シリンダ
装置(10)によれば、複動油圧シリンダ装置(10)に作動油
を送給するだけで、複動油圧シリンダ装置(10)に取り付
けられた油圧作動機器(40)(本実施例ではバケット開閉
用の油圧シリンダ装置(42)(42))を作動することができ
る。このため、バケット(55)とポンプを直接外部配管で
接続する必要がない。また、複動油圧シリンダ装置(10)
を伸ばすことによって、バケット(55)を地盤に押し付
け、障害物を破砕することができ、バケットの押し付け
力を複動油圧シリンダ装置(10)によって得ることができ
るから、バケット(55)を重量化する必要がない。さら
に、バケット(55)は、複動油圧シリンダ装置(10)に連結
されているから、従来のワイヤ吊下型のバケットのよう
に、バケットが障害物に当たって回転してしまうことが
ない。さらに、掘削装置(70)を回動機構(80)によって水
平面内にて回転可能とすることにより、障害物がうまく
破砕されない場合には、掘削装置(70)を回転させてバケ
ット(55)の向き調節して、破砕を行なうことができる。
装置(10)によれば、複動油圧シリンダ装置(10)に作動油
を送給するだけで、複動油圧シリンダ装置(10)に取り付
けられた油圧作動機器(40)(本実施例ではバケット開閉
用の油圧シリンダ装置(42)(42))を作動することができ
る。このため、バケット(55)とポンプを直接外部配管で
接続する必要がない。また、複動油圧シリンダ装置(10)
を伸ばすことによって、バケット(55)を地盤に押し付
け、障害物を破砕することができ、バケットの押し付け
力を複動油圧シリンダ装置(10)によって得ることができ
るから、バケット(55)を重量化する必要がない。さら
に、バケット(55)は、複動油圧シリンダ装置(10)に連結
されているから、従来のワイヤ吊下型のバケットのよう
に、バケットが障害物に当たって回転してしまうことが
ない。さらに、掘削装置(70)を回動機構(80)によって水
平面内にて回転可能とすることにより、障害物がうまく
破砕されない場合には、掘削装置(70)を回転させてバケ
ット(55)の向き調節して、破砕を行なうことができる。
【0037】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【図1】本発明の複動油圧シリンダ装置の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の複動油圧シリンダ装置の断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の複動油圧シリンダ装置を用いた全回転
型立坑築造機の側面図である。
型立坑築造機の側面図である。
【図4】本発明の複動油圧シリンダ装置を用いた全回転
型立坑築造機の正面図である。
型立坑築造機の正面図である。
【図5】掘削装置の一部断面図である。
【図6】走行機構の一部断面図である。
【図7】全回転型立坑築造機の作業工程を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】全回転型立坑築造機の作業工程を示す説明図で
ある。
ある。
【図9】全回転型立坑築造機の作業工程を示す説明図で
ある。
ある。
【図10】全回転型立坑築造機の作業工程を示す説明図
である。
である。
【図11】従来の全回転型立坑築造機の正面図である。
(10) 複動油圧シリンダ装置 (12) ピストンロッド (14) ピストン (16) シリンダ (20) 第1作動室 (22) 第2作動室 (30) 第1流路 (32) 第2流路 (34) 第3流路 (40) 油圧作動機器 (50) 全回転型立坑築造機
Claims (5)
- 【請求項1】 シリンダ(16)の内部を摺動するピストン
(14)のヘッド側に第1作動室(20)、ロッド側に第2作動
室(22)を具え、シリンダ(16)のヘッド側端部には第1作
動室(20)と連通する第1送油孔(24)を開設し、ロッド側
端部には第2作動室(22)と連通する第2送油孔(26)を開
設し、送油孔(24)(26)を介して作動室(20)(22)に夫々作
動油が送給される複動油圧シリンダ装置において、 ピストンロッド(12)の先端には、油圧によって作動する
油圧作動機器(40)を具え、 ピストンロッド(12)には、一端が第1作動室(20)に連通
し、他端がピストンロッド(12)の先端近傍まで延びる第
1流路(30)と、一端が第2作動室(22)に連通し、他端が
ピストンロッド(12)の先端近傍まで延びる第2流路(32)
が形成されており、第1及び第2流路(30)(32)は、油圧
作動機器(40)に接続されることを特徴とする複動油圧シ
リンダ装置。 - 【請求項2】 ピストンロッド(12)には、軸心を貫通す
る第3流路(34)が開設されており、シリンダ(16)の内部
には、ヘッド側基端から前記第3流路(34)を貫通する筒
体(36)が突設されており、筒体(36)には、ヘッド側基端
に開設された第3送油孔(28)から第1及び第2流路(30)
(32)とは独立して作動油が送給される請求項1に記載の
複動油圧シリンダ装置。 - 【請求項3】 筒体(36)は、ピストン(14)のストローク
よりも長く形成されている請求項2に記載の複動油圧シ
リンダ装置。 - 【請求項4】 ピストンロッド(12)の先端近傍には、油
圧パイロット式の切換弁(44)が配備され、第1流路(30)
及び第2流路(32)は、切換弁(44)を介して油圧作動機器
(40)に接続されており、第3流路(34)は、切換弁(44)に
接続され、切換弁(44)を切換可能である請求項2又は請
求項3に記載の複動油圧シリンダ装置。 - 【請求項5】 第1流路(30)及び第2流路(32)は、第3
流路(34)と略同心円上に形成された筒状の流路である請
求項2乃至請求項4の何れかに記載の複動油圧シリンダ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11147876A JP2000337313A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 複動油圧シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11147876A JP2000337313A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 複動油圧シリンダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000337313A true JP2000337313A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15440233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11147876A Withdrawn JP2000337313A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 複動油圧シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000337313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107923421A (zh) * | 2015-07-14 | 2018-04-17 | 迈柯唯有限公司 | 双作用液压缸 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11147876A patent/JP2000337313A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107923421A (zh) * | 2015-07-14 | 2018-04-17 | 迈柯唯有限公司 | 双作用液压缸 |
CN107923421B (zh) * | 2015-07-14 | 2019-12-20 | 迈柯唯有限公司 | 双作用液压缸 |
US10514050B2 (en) | 2015-07-14 | 2019-12-24 | MAQUET GmbH | Double-acting hydraulic cylinder |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1999002789A1 (fr) | Machine a usiner | |
CN210194719U (zh) | 采矿机 | |
US20100034630A1 (en) | Hydraulic shovel | |
US2927706A (en) | Hydraulically-operated dipper | |
JPH1046620A (ja) | パワーショベル | |
KR950011779A (ko) | 유압식 굴삭기 | |
US20040128869A1 (en) | Trencher | |
US3030713A (en) | Material handling machine | |
US20050169738A1 (en) | Convertible compact loader and excavator | |
JP2000337313A (ja) | 複動油圧シリンダ装置 | |
US2853201A (en) | Double-acting hydraulic dirt ejector | |
JP2000337071A (ja) | 全回転型立坑築造機及びこれを用いたマンホールの築造工法 | |
JP6781181B2 (ja) | 伸縮アームを有する作業機械 | |
JP3323629B2 (ja) | クラムシェルバケット掘削装置 | |
JPH09177114A (ja) | 土嚢製造装置 | |
JP2004115245A (ja) | 作業機の位置エネルギ回収・再生装置 | |
JP3715397B2 (ja) | 排土装置付き作業車両 | |
JP2002038534A (ja) | 多機能の掘削作業機の追加装備された複数のアクチュエータの操作切換制御回路 | |
RU2209885C1 (ru) | Одноковшовый гидравлический экскаватор | |
JPH10219723A (ja) | 油圧ショベル | |
JPS5926084Y2 (ja) | 2ポンプ式油圧回路 | |
JPH09217349A (ja) | 作業機のリーダ | |
JP3778313B2 (ja) | ロックボルト打設機のマストフローテイング装置 | |
JP2786476B2 (ja) | 掘削機 | |
JP3796569B2 (ja) | アースドリル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |