JP2000337152A - ディーゼルエンジンのシリンダヘッド - Google Patents
ディーゼルエンジンのシリンダヘッドInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンの軽量化を図りつつ、鋳鉄製の噴孔
口金が脱落するのを防止し、シリンダヘッドの弁間部の
割れを防止する。 【解決手段】 燃焼副室11の上下略中間位置を割り面
Sとして、シリンダヘッド1のヘッド本体10を上半部
分10Aと下半部分10Bとに分割する。上記上半部分
10Aをアルミ材料で鋳型形成するとともに、上記下半
部分10Bを耐熱材料で鋳型形成する。また、上記シリ
ンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド本体10内に貫
通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11の周囲に形
成した油冷室15とにわたり位置させる。
口金が脱落するのを防止し、シリンダヘッドの弁間部の
割れを防止する。 【解決手段】 燃焼副室11の上下略中間位置を割り面
Sとして、シリンダヘッド1のヘッド本体10を上半部
分10Aと下半部分10Bとに分割する。上記上半部分
10Aをアルミ材料で鋳型形成するとともに、上記下半
部分10Bを耐熱材料で鋳型形成する。また、上記シリ
ンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド本体10内に貫
通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11の周囲に形
成した油冷室15とにわたり位置させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンのシリンダヘッドの軽量化を図りつつ、噴孔口金の
脱落を防止する技術に関する。
ジンのシリンダヘッドの軽量化を図りつつ、噴孔口金の
脱落を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディーゼルエンジンのシリンダ
ヘッドは、例えば鋳鉄等の耐熱材料で鋳型形成され、燃
焼副室の下半部に同じく耐熱材料製(例えば鋳鉄や特殊
鋼、焼結合金等、以下同じ)の噴孔口金を圧入して構成
されている。
ヘッドは、例えば鋳鉄等の耐熱材料で鋳型形成され、燃
焼副室の下半部に同じく耐熱材料製(例えば鋳鉄や特殊
鋼、焼結合金等、以下同じ)の噴孔口金を圧入して構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鋳鉄製のシリ
ンダヘッドは重くてエンジンの軽量化に反する。そこ
で、シリンダヘッド全体をアルミ材料で鋳型形成するこ
とが考えられるが、アルミ材料製のシリンダヘッドに耐
熱材料製の噴孔口金を圧入した場合には、両者の熱膨張
率の差により、エンジンの高負荷・高熱時に噴孔口金が
脱落する虞れがある。また、シリンダヘッド全体をアル
ミ材料で鋳型形成した場合には、シリンダヘツドの吸・
排気弁の弁間部が熱応力や強い歪み応力で割れを生ずる
虞れがある。本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、エンジンの軽量化を図りつつ、上記噴孔口金
の脱落を防止し、かつ、弁間部の割れを防止することを
技術課題とする。
ンダヘッドは重くてエンジンの軽量化に反する。そこ
で、シリンダヘッド全体をアルミ材料で鋳型形成するこ
とが考えられるが、アルミ材料製のシリンダヘッドに耐
熱材料製の噴孔口金を圧入した場合には、両者の熱膨張
率の差により、エンジンの高負荷・高熱時に噴孔口金が
脱落する虞れがある。また、シリンダヘッド全体をアル
ミ材料で鋳型形成した場合には、シリンダヘツドの吸・
排気弁の弁間部が熱応力や強い歪み応力で割れを生ずる
虞れがある。本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、エンジンの軽量化を図りつつ、上記噴孔口金
の脱落を防止し、かつ、弁間部の割れを防止することを
技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。即ち、請求項1
に記載の発明は、燃焼副室11を備えるディーゼルエン
ジンのシリンダヘッドにおいて、上記燃焼副室11の上
下略中間位置を割り面Sとして、上記シリンダヘッド1
のヘッド本体10を上半部分10Aと下半部分10Bと
に分割し、上記上半部分10Aをアルミ材料で鋳型形成
するとともに、上記下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形
成した、ことを特徴とするものである。
に、本発明は以下のように構成される。即ち、請求項1
に記載の発明は、燃焼副室11を備えるディーゼルエン
ジンのシリンダヘッドにおいて、上記燃焼副室11の上
下略中間位置を割り面Sとして、上記シリンダヘッド1
のヘッド本体10を上半部分10Aと下半部分10Bと
に分割し、上記上半部分10Aをアルミ材料で鋳型形成
するとともに、上記下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形
成した、ことを特徴とするものである。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
したディーゼルエンジンのシリンダヘッドにおいて、上
記シリンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド本体10
内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11の周
囲に形成した油冷室15とにわたり位置させた、ことを
特徴とするものである。
したディーゼルエンジンのシリンダヘッドにおいて、上
記シリンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド本体10
内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11の周
囲に形成した油冷室15とにわたり位置させた、ことを
特徴とするものである。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載したディーゼルエンジンのシリンダヘッド
において、上記ヘッド本体10の下半部分10Bに、上
記燃焼副室11の噴孔22を一体に形成した、ことを特
徴とするものである。
求項2に記載したディーゼルエンジンのシリンダヘッド
において、上記ヘッド本体10の下半部分10Bに、上
記燃焼副室11の噴孔22を一体に形成した、ことを特
徴とするものである。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか1項に記載したディーゼルエンジンの
シリンダヘッドにおいて、上記ヘッド本体10の下半部
分10Bに、吸・排気弁34・35のバルブシート24
・25を一体に形成した、ことを特徴とするものであ
る。
求項3のいずれか1項に記載したディーゼルエンジンの
シリンダヘッドにおいて、上記ヘッド本体10の下半部
分10Bに、吸・排気弁34・35のバルブシート24
・25を一体に形成した、ことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明によれば、以下の作用・効
果を奏する。 (イ)請求項1に記載の発明では、燃焼副室11の上下
略中間位置を割り面Sとして、シリンダヘッド1のヘッ
ド本体10を上半部分10Aと下半部分10Bとに分割
し、上記上半部分10Aをアルミ材料で鋳型形成すると
ともに、上記下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形成した
ことから、シリンダヘッド全体を鋳鉄等で一体に鋳型形
成する従来例と比較して、エンジンの軽量化を図り、重
心が低くなることによる振動の低減効果、及び放熱性が
高くなることによる冷却系の簡素化を図ることができ
る。
果を奏する。 (イ)請求項1に記載の発明では、燃焼副室11の上下
略中間位置を割り面Sとして、シリンダヘッド1のヘッ
ド本体10を上半部分10Aと下半部分10Bとに分割
し、上記上半部分10Aをアルミ材料で鋳型形成すると
ともに、上記下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形成した
ことから、シリンダヘッド全体を鋳鉄等で一体に鋳型形
成する従来例と比較して、エンジンの軽量化を図り、重
心が低くなることによる振動の低減効果、及び放熱性が
高くなることによる冷却系の簡素化を図ることができ
る。
【0009】(ロ)請求項1に記載の発明では、ヘッド
本体10の下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形成したこ
とから、これに耐熱材料製の噴孔口金を装着した場合に
おいても、ヘッド本体10の下半部分10Bと噴孔口金
との間の熱膨張率の差は小さくなる。これにより、エン
ジンの高負荷・高熱時における噴孔口金の脱落を防止す
ることができる。しかも、耐熱材料製の上記下半部分1
0Bは、全体をアルミ材料で鋳型形成したものよりも熱
応力や歪み応力に対して強いことから、シリンダヘツド
の弁間部の割れを防止することができる。
本体10の下半部分10Bを耐熱材料で鋳型形成したこ
とから、これに耐熱材料製の噴孔口金を装着した場合に
おいても、ヘッド本体10の下半部分10Bと噴孔口金
との間の熱膨張率の差は小さくなる。これにより、エン
ジンの高負荷・高熱時における噴孔口金の脱落を防止す
ることができる。しかも、耐熱材料製の上記下半部分1
0Bは、全体をアルミ材料で鋳型形成したものよりも熱
応力や歪み応力に対して強いことから、シリンダヘツド
の弁間部の割れを防止することができる。
【0010】(ハ)請求項2に記載の発明によれば、ヘ
ッド本体の鋳型形成が容易になる。即ち、ヘッド本体1
0内に貫通形成した冷却風路17や油冷室15等は、吸
・排気ポート等との配置関係から複雑な形状をしてお
り、従来例のようにシリンダヘッド全体を一体に鋳型形
成する場合には、当該冷却風路部分や油冷室等の複雑な
形状部分の鋳型形成に際して中子部材を用いることが不
可欠となり、鋳型の作製に手間取る。これに対して、本
発明では、シリンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド
本体10内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室
11の周囲に形成した油冷室15とにわたり位置させ、
ヘッド本体10の上半部分10Aと下半部分10Bとを
別体に鋳型形成することとなる。これにより、当該複雑
な形状部分の鋳型形成に際して中子部材を用いることが
不要となり、ひいては、ヘッド本体の鋳型形成が容易に
なる。
ッド本体の鋳型形成が容易になる。即ち、ヘッド本体1
0内に貫通形成した冷却風路17や油冷室15等は、吸
・排気ポート等との配置関係から複雑な形状をしてお
り、従来例のようにシリンダヘッド全体を一体に鋳型形
成する場合には、当該冷却風路部分や油冷室等の複雑な
形状部分の鋳型形成に際して中子部材を用いることが不
可欠となり、鋳型の作製に手間取る。これに対して、本
発明では、シリンダヘッド1の割り面Sを、上記ヘッド
本体10内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室
11の周囲に形成した油冷室15とにわたり位置させ、
ヘッド本体10の上半部分10Aと下半部分10Bとを
別体に鋳型形成することとなる。これにより、当該複雑
な形状部分の鋳型形成に際して中子部材を用いることが
不要となり、ひいては、ヘッド本体の鋳型形成が容易に
なる。
【0011】(ニ)請求項3に記載の発明によれば、燃
焼副室の噴孔をエンジンの燃焼室に対して正しく方向付
けることができる。即ち、燃焼副室の下半部に噴孔口金
を装着する場合には、その組み付に際して噴孔の方向が
狂うことがある。これに対して本発明では、ヘッド本体
10の下半部分10Bに、燃焼副室11の噴孔22を一
体に形成したことから、上記ヘッド本体をシリンダブロ
ックに締結固定した状態では、噴孔の方向付けが狂う虞
れはなく、正しく方向付けることができる。
焼副室の噴孔をエンジンの燃焼室に対して正しく方向付
けることができる。即ち、燃焼副室の下半部に噴孔口金
を装着する場合には、その組み付に際して噴孔の方向が
狂うことがある。これに対して本発明では、ヘッド本体
10の下半部分10Bに、燃焼副室11の噴孔22を一
体に形成したことから、上記ヘッド本体をシリンダブロ
ックに締結固定した状態では、噴孔の方向付けが狂う虞
れはなく、正しく方向付けることができる。
【0012】(ホ)請求項4に記載の発明では、上記ヘ
ッド本体10の下半部分10Bに、吸・排気弁34・3
5のバルブシート24・25を一体に形成したことか
ら、バルブシートを別部品で構成した場合と比較して、
部品点数が減りコスト低減を図ることができる。
ッド本体10の下半部分10Bに、吸・排気弁34・3
5のバルブシート24・25を一体に形成したことか
ら、バルブシートを別部品で構成した場合と比較して、
部品点数が減りコスト低減を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいてさらに詳しく説明する。図1は本発明の実施
形態に係るシリンダヘッドの縦断面図、図2は図1中の
シリンダヘッドの拡大縦断面図であり、図2(A)はそ
のシリンダヘッドの上半部分を、図2(B)はそのシリ
ンダヘッドの下半部分を、それぞれ示す。図3は図1中
のシリンダヘッドのA−A線矢視底面図である。
に基づいてさらに詳しく説明する。図1は本発明の実施
形態に係るシリンダヘッドの縦断面図、図2は図1中の
シリンダヘッドの拡大縦断面図であり、図2(A)はそ
のシリンダヘッドの上半部分を、図2(B)はそのシリ
ンダヘッドの下半部分を、それぞれ示す。図3は図1中
のシリンダヘッドのA−A線矢視底面図である。
【0014】このシリンダヘッド1は、図1及び図2
(A)(B)に示すように、燃焼副室11の上下略中間
位置を割り面Sとして、ヘッド本体10を上半部分10
Aと下半部分10Bとに分割し、この上半部分10Aを
アルミ材料で鋳型形成するとともに、下半部分10Bを
耐熱材料で鋳型形成して成り、ディーゼルエンジンEの
シリンダブロック5に複数の締結ボルトで固定されてい
る。また、上記ヘッド本体10は、図1及び図3に示す
ように、頭上弁型の吸・排気弁34・35を備えてい
る。ヘッド本体10の上半部分10Aをアルミ材料で鋳
型形成したのは、エンジンの軽量化を図り、重心が低く
なることによる振動の低減効果、及び放熱性が高くなる
ことによる冷却系の簡素化を図ることを意図したもので
ある。
(A)(B)に示すように、燃焼副室11の上下略中間
位置を割り面Sとして、ヘッド本体10を上半部分10
Aと下半部分10Bとに分割し、この上半部分10Aを
アルミ材料で鋳型形成するとともに、下半部分10Bを
耐熱材料で鋳型形成して成り、ディーゼルエンジンEの
シリンダブロック5に複数の締結ボルトで固定されてい
る。また、上記ヘッド本体10は、図1及び図3に示す
ように、頭上弁型の吸・排気弁34・35を備えてい
る。ヘッド本体10の上半部分10Aをアルミ材料で鋳
型形成したのは、エンジンの軽量化を図り、重心が低く
なることによる振動の低減効果、及び放熱性が高くなる
ことによる冷却系の簡素化を図ることを意図したもので
ある。
【0015】上記燃焼副室11の周囲には油冷室15が
形成されており、圧送ポンプ13で給送された冷却油
は、冷却油路14、油冷室15、連結管16及びオイル
クーラ4を順に経てオイルタンク12に還流するように
構成されている。ここで、図1中の符号2はヘッドカバ
ーを、3は燃料噴射器を、6はシリンダを、7はピスト
ンを、8は燃料噴射ポンプを、17は冷却風路を、18
は締結ボルトの挿通孔を、20はリリーフ弁を、それぞ
れ示す。また、上記吸・排気弁34・35は、動弁機構
を構成する動弁カム軸31、タペット32及びロッカア
ーム33を介して駆動される。
形成されており、圧送ポンプ13で給送された冷却油
は、冷却油路14、油冷室15、連結管16及びオイル
クーラ4を順に経てオイルタンク12に還流するように
構成されている。ここで、図1中の符号2はヘッドカバ
ーを、3は燃料噴射器を、6はシリンダを、7はピスト
ンを、8は燃料噴射ポンプを、17は冷却風路を、18
は締結ボルトの挿通孔を、20はリリーフ弁を、それぞ
れ示す。また、上記吸・排気弁34・35は、動弁機構
を構成する動弁カム軸31、タペット32及びロッカア
ーム33を介して駆動される。
【0016】この実施形態では、図1及び図2に示すよ
うに、ヘッド本体10の下半部分10Bをネズミ鋳鉄等
の耐熱材料で鋳型形成してある。これは耐熱材料製の噴
孔口金を装着した場合においても、当該下半部分10B
と噴孔口金との間の熱膨張率の差を小さくして、エンジ
ンの高負荷・高熱時における噴孔口金の脱落を防止する
こと、及び耐熱材料製の当該下半部分10Bが、アルミ
材料製のヘッド本体よりも熱応力や歪み応力に対して強
いことから、シリンダヘツドの弁間部の割れを防止する
ことを意図したものである。
うに、ヘッド本体10の下半部分10Bをネズミ鋳鉄等
の耐熱材料で鋳型形成してある。これは耐熱材料製の噴
孔口金を装着した場合においても、当該下半部分10B
と噴孔口金との間の熱膨張率の差を小さくして、エンジ
ンの高負荷・高熱時における噴孔口金の脱落を防止する
こと、及び耐熱材料製の当該下半部分10Bが、アルミ
材料製のヘッド本体よりも熱応力や歪み応力に対して強
いことから、シリンダヘツドの弁間部の割れを防止する
ことを意図したものである。
【0017】この実施形態では、図1及び図2に示すよ
うに、上記シリンダヘッド1の割り面Sは、ヘッド本体
10内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11
の周囲に形成した油冷室15とにわたり位置させてあ
り、ヘッド本体10の上半部分10Aと下半部分10B
とが別体に鋳型形成される。このシリンダヘッド1は、
図1に示すように、上記上半部分10Aと下半部分10
Bとの間にガスケット28を介在させ、前記シリンダブ
ロック5に別のガスケット29を介して複数の締結ボル
トで締結固定される。
うに、上記シリンダヘッド1の割り面Sは、ヘッド本体
10内に貫通形成した冷却風路17と上記燃焼副室11
の周囲に形成した油冷室15とにわたり位置させてあ
り、ヘッド本体10の上半部分10Aと下半部分10B
とが別体に鋳型形成される。このシリンダヘッド1は、
図1に示すように、上記上半部分10Aと下半部分10
Bとの間にガスケット28を介在させ、前記シリンダブ
ロック5に別のガスケット29を介して複数の締結ボル
トで締結固定される。
【0018】上記ヘッド本体10内に貫通形成した冷却
風路17や油冷室15等は、吸・排気ポート等との配置
関係から複雑な形状をしているが、この実施形態では、
シリンダヘッド1の割り面Sが、上記冷却風路17と油
冷室15とにわたり位置していることから、ヘッド本体
10の上半部分10Aと下半部分10Bとを別体に鋳型
形成することにより、当該複雑な形状部分の鋳型形成に
際して中子部材を用いることが不要となり、ヘッド本体
の鋳型形成が容易になる。
風路17や油冷室15等は、吸・排気ポート等との配置
関係から複雑な形状をしているが、この実施形態では、
シリンダヘッド1の割り面Sが、上記冷却風路17と油
冷室15とにわたり位置していることから、ヘッド本体
10の上半部分10Aと下半部分10Bとを別体に鋳型
形成することにより、当該複雑な形状部分の鋳型形成に
際して中子部材を用いることが不要となり、ヘッド本体
の鋳型形成が容易になる。
【0019】この実施形態では、図1及び図2に示すよ
うに、上記燃焼副室11の下半部に噴孔口金を装着せず
に、ヘッド本体10の下半部分10Bに当該燃焼副室1
1の噴孔22を一体に形成している。これは上記噴孔2
2をエンジンの燃焼室に対して正しく方向付けることを
意図したものである。即ち、燃焼副室11の下半部に噴
孔口金を装着する場合には、その組み付に際して噴孔2
2の方向が狂うことがあるので、ヘッド本体10の下半
部分10Bに燃焼副室11の噴孔22を一体に形成する
ことにより、ヘッド本体10をシリンダブロック5に締
結固定した状態では、噴孔22を正しく方向付けること
ができる。
うに、上記燃焼副室11の下半部に噴孔口金を装着せず
に、ヘッド本体10の下半部分10Bに当該燃焼副室1
1の噴孔22を一体に形成している。これは上記噴孔2
2をエンジンの燃焼室に対して正しく方向付けることを
意図したものである。即ち、燃焼副室11の下半部に噴
孔口金を装着する場合には、その組み付に際して噴孔2
2の方向が狂うことがあるので、ヘッド本体10の下半
部分10Bに燃焼副室11の噴孔22を一体に形成する
ことにより、ヘッド本体10をシリンダブロック5に締
結固定した状態では、噴孔22を正しく方向付けること
ができる。
【0020】上記噴孔22は、図3に示すように、渦流
形成用の形状を備え、圧縮行程の終期において上記燃焼
副室11内に渦流を形成するように構成されている。ま
た、この実施形態では、図1及び図3に示すように、ヘ
ッド本体10の下半部分10Bに、吸・排気弁34・3
5のバルブシート24・25が一体に形成してある。こ
れはバルブシートを別部品で構成して装着した場合より
も、部品点数を減らしてコスト低減を図ることを意図し
たものである。ただし、当該バルブシート24・25を
ヘッド本体10の下半部分10Bと別体に形成してそれ
ぞれの挿入穴内に圧入固定してもよい。
形成用の形状を備え、圧縮行程の終期において上記燃焼
副室11内に渦流を形成するように構成されている。ま
た、この実施形態では、図1及び図3に示すように、ヘ
ッド本体10の下半部分10Bに、吸・排気弁34・3
5のバルブシート24・25が一体に形成してある。こ
れはバルブシートを別部品で構成して装着した場合より
も、部品点数を減らしてコスト低減を図ることを意図し
たものである。ただし、当該バルブシート24・25を
ヘッド本体10の下半部分10Bと別体に形成してそれ
ぞれの挿入穴内に圧入固定してもよい。
【0021】なお、本発明は上記の実施形態に限るもの
ではなく、ヘッド本体10の下半部分10Bに噴孔口金
を装着しても差し支えないし、その噴孔22の具体的形
態についても、適宜変更を加えて実施することができ
る。
ではなく、ヘッド本体10の下半部分10Bに噴孔口金
を装着しても差し支えないし、その噴孔22の具体的形
態についても、適宜変更を加えて実施することができ
る。
【図1】本発明の実施形態に係るシリンダヘッドの縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1中のシリンダヘッドの拡大縦断面図であ
り、図2(A)はそのシリンダヘッドの上半部分を示
し、図2(B)はそのシリンダヘッドの下半部分を示
す。
り、図2(A)はそのシリンダヘッドの上半部分を示
し、図2(B)はそのシリンダヘッドの下半部分を示
す。
【図3】図1中のシリンダヘッドのA−A線矢視底面図
である。
である。
1…シリンダヘッド、10…ヘッド本体、10A…ヘッ
ド本体の上半部分、10B…ヘッド本体の下半部分、1
1…燃焼副室、15…油冷室、17…冷却風路、22…
燃焼副室の噴孔、24・25…バルブシート、34・3
5…吸・排気弁、E…ディーゼルエンジン、S…シリン
ダヘッドの割り面。
ド本体の上半部分、10B…ヘッド本体の下半部分、1
1…燃焼副室、15…油冷室、17…冷却風路、22…
燃焼副室の噴孔、24・25…バルブシート、34・3
5…吸・排気弁、E…ディーゼルエンジン、S…シリン
ダヘッドの割り面。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/24 F02F 1/24 E S
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼副室(11)を備えるディーゼルエ
ンジンのシリンダヘッドにおいて、 上記燃焼副室(11)の上下略中間位置を割り面(S)
として、上記シリンダヘッド(1)のヘッド本体(1
0)を上半部分(10A)と下半部分(10B)とに分
割し、 上記上半部分(10A)をアルミ材料で鋳型形成すると
ともに、上記下半部分(10B)を耐熱材料で鋳型形成
した、ことを特徴とするディーゼルエンジンのシリンダ
ヘッド。 - 【請求項2】 請求項1に記載したディーゼルエンジン
のシリンダヘッドにおいて、 上記シリンダヘッド(1)の割り面(S)を、上記ヘッ
ド本体(10)内に貫通形成した冷却風路(17)と上
記燃焼副室(11)の周囲に形成した油冷室(15)と
にわたり位置させた、ことを特徴とするディーゼルエン
ジンのシリンダヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載したディー
ゼルエンジンのシリンダヘッドにおいて、 上記ヘッド本体(10)の下半部分(10B)に、上記
燃焼副室(11)の噴孔(22)を一体に形成した、こ
とを特徴とするディーゼルエンジンのシリンダヘッド。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載したディーゼルエンジンのシリンダヘッドにおい
て、 上記ヘッド本体(10)の下半部分(10B)に、吸・
排気弁(34・35)のバルブシート(24・25)を
一体に形成した、ことを特徴とするディーゼルエンジン
のシリンダヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145133A JP2000337152A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145133A JP2000337152A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337152A true JP2000337152A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15378181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145133A Pending JP2000337152A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337152A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021016645A1 (de) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11145133A patent/JP2000337152A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021016645A1 (de) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine |
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