JP2000337143A - 複数気筒エンジンの排気マニホールド - Google Patents

複数気筒エンジンの排気マニホールド

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JP2000337143A
JP2000337143A JP11149776A JP14977699A JP2000337143A JP 2000337143 A JP2000337143 A JP 2000337143A JP 11149776 A JP11149776 A JP 11149776A JP 14977699 A JP14977699 A JP 14977699A JP 2000337143 A JP2000337143 A JP 2000337143A
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manifold
intermediate case
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JP11149776A
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Kazuhiro Furuhashi
一弘 古橋
Akihiro Kawamata
章弘 川又
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Yutaka Giken Co Ltd
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Yutaka Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数の低減および振動音の低減を図って、
複数気筒エンジンの排気マニホールドを構成する。 【解決手段】一部の排気ポートに通じる1または複数の
第1内管32,33と、残部の排気ポートに通じる1ま
たは複数の第2内管34,35と、第1内管32,33
を下方から覆う下部ケース36と、下部ケース36と共
働して第1内管32,33の全周を覆うようにして下部
ケース36に上方から結合されるとともに第2内管3
4,35を下方から覆う中間ケース37と、中間ケース
37と共働して第2内管34,35の全周を覆うように
して中間ケース37に上方から結合される上部ケース3
8とで、マニホールド本体291 が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重管構造で複数
気筒エンジンに接続される排気マニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる排気マニホールドは、たとえば特
開平9−280044号公報および特開平7−2246
49号公報等で既に知られており、マニホールド本体を
二重管構造とすることで排気ガスの温度低下を抑え、触
媒コンバータでの浄化性能を向上するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
9−280044号公報で開示されたものでは、複数気
筒エンジンの各気筒に個別に対応した複数の内管を、半
割り状の一対のケースで上下から覆い、両ケースの側縁
を相互に溶接して排気マニホールドを構成するようにし
ている。このため、外管部分すなわち両ケースは、比較
的大きな自由表面を有する形状となり、その自由表面の
振動による振動音が比較的大きくなってしまう。
【0004】一方、上記特開平7−224649号公報
で開示されたものでは、複数気筒エンジンの各気筒に個
別に対応した複数の内管を、個別の外管でそれぞれ覆う
ようにしており、外管の自由面積を小さくして振動音の
低減を図ることが可能ではあるが、部品点数が多くなっ
てコスト増大および重量増大を招くことになる。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、部品点数の低減および振動音の低減を図った
二重管構造を実現し得るようにした、複数気筒エンジン
の排気マニホールドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、二重管構造を有するマニホールド本体
が、シリンダヘッドに設けられる複数の排気ポートに接
続される複数気筒エンジンの排気マニホールドにおい
て、前記複数の排気ポートのうちの一部の排気ポートに
通じる1または複数の第1内管と、前記複数の排気ポー
トのうちの残部の排気ポートに通じる1または複数の第
2内管と、第1内管を下方から覆う下部ケースと、該下
部ケースと共働して前記第1内管の全周を覆うようにし
て下部ケースに上方から結合されるとともに前記第2内
管を下方から覆う中間ケースと、該中間ケースと共働し
て前記第2内管の全周を覆うようにして前記中間ケース
に上方から結合される上部ケースとで、マニホールド本
体が構成されることを特徴とする。
【0007】かかる構成によれば、マニホールド本体
が、1または複数の第1内管、1または複数の第2内
管、下部ケース、中間ケースおよび上部ケースだけで構
成され、マニホールド本体の部品点数を極力少なくして
コスト低減および重量軽減を図ることができる。しかも
マニホールド本体の外管部分は、中間ケースと、該中間
ケースに下方から結合される下部ケースと、中間ケース
に上方から結合される上部ケースとで構成され、各ケー
スの結合によって外管部分の自由面積を少なくして外管
部分の剛性を高めることができ、振動音の低減を図るこ
とが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図11は本発明の第1実施例を示す
ものであり、図1は排気マニホールドが取付けられたエ
ンジンの正面図、図2は図1の2矢視図、図3は排気マ
ニホールドの拡大正面図、図4は図3の4矢視図、図5
はマニホールド本体を分解して示す正面図、図6は図5
の左側面図、図7は図4の7−7線断面図、図8は図4
の8−8線断面図、図9は図4の9−9線断面図、図1
0は図4の10−10線断面図、図11は図10の11
−11線断面図である。
【0010】先ず図1および図2において、複数気筒た
とえば4気筒であるエンジンEが備えるシリンダヘッド
25の一側面には、各気筒に個別に連なる第1〜第4排
気ポート261 〜264 が並設されており、これらの排
気ポート261 〜264 から排出される排気ガスが、排
気マニホールド271 により、たとえば共通の触媒コン
バータ28あるいは排気管に導かれる。
【0011】図3および図4を併せて参照して、排気マ
ニホールド271 は、二重管構造に構成されるマニホー
ルド本体291 と、シリンダヘッド25の一側面に締結
されるようにしてマニホールド本体291 に溶接される
上流側フランジ301 と、前記触媒コンバータ28ある
いは排気管に締結されるようにしてマニホールド本体2
1 に溶接される下流側フランジ311 とを備える。
【0012】さらに図5および図6を併せて参照して、
マニホールド本体291 は、シリンダヘッド25の一側
方でシリンダヘッド25よりも下方に配置される触媒コ
ンバータ28あるいは排気管と、シリンダヘッド25と
を接続すべく全体として略L字状に形成されるものであ
り、一対の第1内管32,33、一対の第2内管34,
35、下部ケース36、中間ケース37および上部ケー
ス38で、二重管構造に構成される。
【0013】ところでエンジンEにおける各気筒の点火
順序は、第1排気ポート261 に対応した気筒、第3排
気ポート263 に対応した気筒、第4排気ポート264
に対応した気筒、第2排気ポート262 に対応した気筒
の順に設定されており、第1内管32,33は、第1〜
第4排気ポート261 〜264 のうちの一部である第1
および第4排気ポート261 ,264 に通じるものであ
り、第2内管34,35は、第1〜第4排気ポート26
1 〜264 のうちの残部である第2および第3排気ポー
ト262 ,263 に通じるものである。
【0014】而して下部ケース36は、第1内管32,
33を下方から覆うように形成され、中間ケース37
は、前記下部ケース36と共働して第1内管32,33
の全周を覆うとともに第2内管34,35を下方から覆
うように形成されて下部ケース36に上方から溶接、結
合され、上部ケース38は、前記中間ケース37と共働
して第2内管34,35の全周を覆うように形成されて
前記中間ケース37に上方から溶接、結合される。
【0015】図7〜図11をさらに併せて参照して、一
対の第1内管32,33の上流端は、シリンダヘッド2
5の第1および第4排気ポート261 ,264 に対応し
て相互に離隔して配置されるのであるが、両第1内管3
2,33の下流端は横方向に相互に隣接して配置されて
おり、両第1内管32,33は、その正面視で略Y字状
となるように配置される。また一対の第2内管34,3
5の上流端は、シリンダヘッド25の第2および第3排
気ポート262 ,263 に対応して相互に離隔して配置
されるのであるが、両第2内管34,35の下流端は横
方向に相互に隣接して配置されており、両第2内管3
4,35は、その正面視で略Y字状となるように配置さ
れる。しかも第1内管32,33の下流端に対して、第
2内管34,35の下流端はエンジンEとは反対側に配
置される。
【0016】下部ケース36は、第1内管32,33の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして上方を開放
した一対の個別収容部36a,36bと、第1内管3
2,33の下流側を共通に収容するようにしてエンジン
E側を開放した共通収容部36cとを一体に有して、正
面視で略Y字状となるように金属板をプレス成形して成
るものであり、該下部ケース36の側縁には外側方に張
出すフランジ39が一体に形成される。
【0017】中間ケース37は、第1内管32,33の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして下方を開放
した一対の個別収容部37a,37bと、第2内管3
4,35の上流側をそれぞれ個別に収容するようにして
上方を開放した一対の個別収容部37c,37dと、各
個別収容部37a〜37dに共通に連なる平板状の共通
板部37eとを一体に有して、金属板をプレス成形して
成るものであり、各個別収容部37a 〜37dの両側縁
には共通板部37eに連なるフランジ40が外側方に張
出すようにして一体に形成される。
【0018】上部ケース38は、第2内管34,35の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして下方を開放
した一対の個別収容部38a,38bと、第2内管3
4,35の下流側を共通に収容するようにしてエンジン
Eとは反対側を開放した共通収容部38cとを一体に有
して、正面視で略Y字状となるように金属板をプレス成
形して成るものであり、該上部ケース38の側縁には外
側方に張出すフランジ41が一体に形成される。
【0019】下部ケース36のフランジ39は、該下部
ケース36および中間ケース37間に第1内管32,3
3を配置した状態で中間ケース37の共通板部37eお
よびフランジ40に溶接、結合され、上部ケース38の
フランジ41は、該上部ケース38および中間ケース3
7間に第2内管34,35を配置した状態で中間ケース
37の共通板部37eおよびフランジ40に溶接、結合
される。
【0020】第1内管32,33の上流端には、上下方
向に潰れた扁平状の拡径部32a,33aが形成され、
また第2内管34,35の上流端には、上下方向に潰れ
た扁平状の拡径部34a,35aが形成される。而して
第1内管32の拡径部32aは、下部ケース36におけ
る個別収容部36aならびに中間ケース37における個
別収容部37aの内面に摺接、支持され、第1内管33
の拡径部33aは、下部ケース36における個別収容部
36bならびに中間ケース37における個別収容部37
bの内面に摺接、支持され、第2内管34の拡径部34
aは、中間ケース37における個別収容部37cならび
に上部ケース38における個別収容部38aの内面に摺
接、支持され、第2内管35の拡径部35aは、中間ケ
ース37における個別収容部37dならびに上部ケース
38における個別収容部38bの内面に摺接、支持され
る。
【0021】第1内管32,33の下流端部には、相互
に摺接するようにして扇形の断面形状を有する拡径部3
2b,33bが形成され、それらの拡径部32b,33
bは、下部ケース36の共通収容部36cならびに中間
ケース37の共通板部37eに摺接、支持される。また
第2内管34,35の下流端部には、相互に摺接するよ
うにして扇形の断面形状を有する拡径部34b,35b
が形成され、それらの拡径部34b,35bは、上部ケ
ース38の共通収容部38cならびに中間ケース37の
共通板部37eに摺接、支持される。
【0022】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、排気マニホールド271 のマニホールド本体29
1 が、一対の第1内管32,33、一対の第2内管3
4,35、下部ケース36、中間ケース37および上部
ケース38だけで、二重管構造に構成されるので、マニ
ホールド本体291 の部品点数を極力少なくしてコスト
低減および重量軽減を図ることができる。
【0023】しかもマニホールド本体291 の外管部分
は、中間ケース37と、該中間ケース37に下方から溶
接、結合される下部ケース36と、中間ケース37に上
方から溶接、結合される上部ケース38とで構成され、
各ケース36〜38の溶接、結合によって外管部分の自
由面積を少なくして外管部分の剛性を高めることがで
き、それにより振動音の低減を図ることが可能となる。
【0024】図12〜図19は本発明の第2実施例を示
すものであり、図12は排気マニホールドの正面図、図
13は図12の13矢視図、図14はマニホールド本体
を分解して示す正面図、図15は図14の左側面図、図
16は図13の16−16線断面図、図17は図13の
17−17線断面図、図18は図13の18−18線断
面図、図19は図18の19−19線断面図である。
【0025】先ず図12および図13において、この排
気マニホールド272 は、二重管構造に構成されるマニ
ホールド本体292 と、シリンダヘッド25(図1およ
び図2参照)の一側面に締結されるようにしてマニホー
ルド本体292 に溶接される上流側フランジ302 と、
触媒コンバータ28(図1参照)あるいは排気管に締結
されるようにしてマニホールド本体292 に溶接される
下流側フランジ312とを備える。
【0026】図14および図15を併せて参照して、マ
ニホールド本体292 は、一対の第1内管42,43、
一対の第2内管44,45、下部ケース46、中間ケー
ス47および上部ケース48で、二重管構造に構成され
る。
【0027】第1内管42,43は、第1および第4排
気ポート261 ,264 (図2参照)に通じるものであ
り、第2内管44,55は、第2および第3排気ポート
26 2 ,263 (図2参照)に通じるものである。
【0028】下部ケース46は、第1内管42,43を
下方から覆うように形成され、中間ケース47は、前記
下部ケース46と共働して第1内管42,43の全周を
覆うとともに第2内管44,45を下方から覆うように
形成されて下部ケース46に上方から溶接、結合され、
上部ケース48は、前記中間ケース47と共働して第2
内管44,45の全周を覆うように形成されて前記中間
ケース47に上方から溶接、結合される。
【0029】図15〜図19をさらに併せて参照して、
一対の第1内管42,43の上流端は相互に離隔して配
置されるのであるが、両第1内管42,43の下流端は
相互に重なって配置されており、両第1内管42,43
は、その正面視で略Y字状となるように配置される。ま
た一対の第2内管44,45の上流端は相互に離隔して
配置されるのであるが、両第2内管44,45の下流端
は、前記第1内管42,43の重なり方向と直交する方
向に重なって配置されており、両第2内管44,45
は、その正面視で略Y字状となるように配置される。
【0030】下部ケース46は、第1内管42,43の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして上方を開放
した一対の個別収容部46a,46bと、第1内管4
2,43の下流側を共通に収容するようにしてエンジン
E側を開放した共通収容部46cとを一体に有して、正
面視で略Y字状となるように金属板をプレス成形して成
るものであり、該下部ケース46の側縁には外側方に張
出すフランジ49が一体に形成される。
【0031】中間ケース47は、第1内管42,43の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして下方を開放
した一対の個別収容部47a,47bと、第2内管4
4,45の上流側をそれぞれ個別に収容するようにして
上方を開放した一対の個別収容部47c,47dと、各
個別収容部47a〜47dに共通に連なる共通収容部4
7eとを一体に有して、金属板をプレス成形して成るも
のであり、各個別収容部47a 〜47dの両側縁には共
通収容部47eに連なるフランジ50が外側方に張出す
ようにして一体に形成される。しかも共通収容部47e
は、第1内管42,43と、第2内管44,45との間
に位置するように形成されている。
【0032】上部ケース48は、第2内管44,45の
上流側をそれぞれ個別に収容するようにして下方を開放
した一対の個別収容部48a,48bと、第2内管4
4,45の下流側を共通に収容するようにしてエンジン
Eとは反対側を開放した共通収容部48cとを一体に有
して、正面視で略Y字状となるように金属板をプレス成
形して成るものであり、該上部ケース48の側縁には外
側方に張出すフランジ51が一体に形成される。
【0033】下部ケース47のフランジ49は、該下部
ケース46および中間ケース47間に第1内管42,4
3を配置した状態で中間ケース47の共通収容部47e
およびフランジ50に溶接、結合され、上部ケース48
のフランジ51は、該上部ケース48および中間ケース
47間に第2内管44,45を配置した状態で中間ケー
ス47の共通収容部47eおよびフランジ50に溶接、
結合される。
【0034】第1内管42,43の上流端には拡径部4
2a,43aが形成され、また第2内管44,45の上
流端には拡径部44a,45aが形成される。而して第
1内管42の拡径部42aは、下部ケース46における
個別収容部46aならびに中間ケース47における個別
収容部47aの内面に摺接、支持され、第1内管43の
拡径部43aは、下部ケース46における個別収容部4
6bならびに中間ケース47における個別収容部47b
の内面に摺接、支持され、第2内管44の拡径部44a
は、中間ケース47における個別収容部47cならびに
上部ケース48における個別収容部48aの内面に摺
接、支持され、第2内管45の拡径部45aは、中間ケ
ース47における個別収容部47dならびに上部ケース
48における個別収容部48bの内面に摺接、支持され
る。
【0035】第1内管42,43の下流端部には、相互
に摺接するようにして半円状の断面形状を有する拡径部
42b,43bが形成され、それらの拡径部42b,4
3bは、下部ケース46の共通収容部46cならびに中
間ケース47の共通収容部47eに摺接、支持される。
また第2内管44,45の下流端部には、相互に摺接す
るようにして半円状の断面形状を有する拡径部44b,
45bが形成され、それらの拡径部44b,45bは、
上部ケース48の共通収容部48cならびに中間ケース
47の共通収容部47eに摺接、支持される。
【0036】この第2実施例によっても、排気マニホー
ルド272 のマニホールド本体29 2 が、一対の第1内
管42,43、一対の第2内管44,45、下部ケース
46、中間ケース47および上部ケース48だけで、二
重管構造に構成されるので、マニホールド本体292
部品点数を極力少なくしてコスト低減および重量軽減を
図ることができる。
【0037】またマニホールド本体292 の外管部分
が、中間ケース47と、該中間ケース47に下方から溶
接、結合される下部ケース46と、中間ケース47に上
方から溶接、結合される上部ケース48とで構成され、
各ケース46〜48の溶接、結合によって外管部分の自
由面積を少なくして外管部分の剛性を高めることがで
き、それにより振動音の低減を図ることが可能となる。
【0038】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0039】たとえば上記実施例では、4気筒のエンジ
ンEに適用した場合について説明したが、本発明は4気
筒以外の複数気筒のエンジンにも適用可能である。また
上記実施例の排気マニホールドは、一対ずつの第1およ
び第2内管を含むものであったが、第1および第2内管
は、それぞれ単一であっても3以上の複数であってもよ
く、しかも第1および第2内管の個数が相互に異なるも
のであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マニホー
ルド本体の部品点数を極力少なくしてコスト低減および
重量軽減を図ることができるとともに、外管部分の自由
面積を少なくして外管部分の剛性を高め、振動音の低減
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の排気マニホールドが取付けられた
エンジンの正面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】排気マニホールドの拡大正面図である。
【図4】図3の4矢視図である。
【図5】マニホールド本体を分解して示す正面図であ
る。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】図4の7−7線断面図である。
【図8】図4の8−8線断面図である。
【図9】図4の9−9線断面図である。
【図10】図4の10−10線断面図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
【図12】第2実施例の排気マニホールドの正面図であ
る。
【図13】図12の13矢視図である。
【図14】マニホールド本体を分解して示す正面図であ
る。
【図15】図14の左側面図である。
【図16】図13の16−16線断面図である。
【図17】図13の17−17線断面図である。
【図18】図13の18−18線断面図である。
【図19】図18の19−19線断面図である。
【符号の説明】
25・・・シリンダヘッド 261 〜264 ・・・排気ポート 271 ,272 ・・・排気マニホールド 291 ,292 ・・・マニホールド本体 32,33,42,43・・・第1内管 34,35,44,45・・・第2内管 36,46・・・下部ケース 37,47・・・中間ケース 38,48・・・上部ケース E・・・エンジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重管構造を有するマニホールド本体
    (291 ,292 )が、シリンダヘッド(25)に設け
    られる複数の排気ポート(261 〜264 )に接続され
    る複数気筒エンジンの排気マニホールドにおいて、前記
    複数の排気ポート(261 〜264 )のうちの一部の排
    気ポート(261 ,264 )に通じる1または複数の第
    1内管(32,33;42,43)と、前記複数の排気
    ポート(261 〜264 )のうちの残部の排気ポート
    (262 ,263 )に通じる1または複数の第2内管
    (34,35;44,45)と、第1内管(32,3
    3;42,43)を下方から覆う下部ケース(36,4
    6)と、該下部ケース(36,46)と共働して前記第
    1内管(32,33;42,43)の全周を覆うように
    して下部ケース(36,46)に上方から結合されると
    ともに前記第2内管(34,35;44,45)を下方
    から覆う中間ケース(37,47)と、該中間ケース
    (37,47)と共働して前記第2内管(34,35;
    44,45)の全周を覆うようにして前記中間ケース
    (37,47)に上方から結合される上部ケース(3
    8,48)とで、マニホールド本体(291 ,292
    が構成されることを特徴とする複数気筒エンジンの排気
    マニホールド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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