JP2000336689A - 作業車両の作業装置 - Google Patents

作業車両の作業装置

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JP2000336689A
JP2000336689A JP11146542A JP14654299A JP2000336689A JP 2000336689 A JP2000336689 A JP 2000336689A JP 11146542 A JP11146542 A JP 11146542A JP 14654299 A JP14654299 A JP 14654299A JP 2000336689 A JP2000336689 A JP 2000336689A
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JP
Japan
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working
vehicle
cutter
arm
work
Prior art date
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Withdrawn
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JP11146542A
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Inventor
Fumio Yuasa
文雄 湯浅
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Furukawa Co Ltd
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業現場で作業機の脱着を行うことなく、異な
る作業を複合して行うこともでき、構造が簡潔で、操作
が容易であり、コストや重量も低減可能な作業車両の作
業装置を提供する。 【解決手段】旋回体3上のブーム4に単一のアーム6を
連結し、その先端部にモーター10駆動のカッター11
を作業シリンダにより上下回動可能に取付け、そのフレ
ーム9に、リンク18,19及び作業シリンダ20を介
してスケルトンバケット17を上下回動可能に取付け、
例えば灌木や草木、太陽によって固く乾燥した粘土質の
地面などをカッター11で、地雷ごと切削し、その後、
その土をスケルトンバケット17で篩い分け、地雷や礫
石を取り除き、地雷原をそのまま耕地として使用可能に
するといったように、灌木の伐採、耕地の耕作、大きな
砂礫の除去が一台の車両で可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走式作業車両の
旋回体上に設けられる作業装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自走式の作業車両では、旋回体上
に設けられた単一のブームの先端に単一のアームと単一
の作業機(アタッチメント)とを取付けて使用され、例
えば複数の種類の異なる作業を行う場合には、夫々の作
業に適した作業機を選択して脱着する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業現
場で作業機の脱着を行うのは面倒である。また、交通の
不便な場所で、各種の作業機を取りそろえて準備するの
は、作業機の保管場所を確保したり、そのメンテナンス
等が必要なので好ましくない。そこで、例えば自走式作
業車両の旋回体上に二本のブームを取付け、各ブームの
先端部に夫々アームを連結し、各アームに夫々異なる作
業用の作業機を取付けたものや、例えば旋回体上の単一
のブームに複数のアームを連結し、各アームに夫々異な
る作業用の作業機を取付けたものなどが開発されてい
る。しかしながら、これらの作業装置は、ブームやアー
ムが複数設けられているため、重量やコストが嵩み、ま
た路上運転時の視界がよくないと言う問題がある。更
に、複数の作業機を持っていても、夫々の作業機に適し
た作業に適用されるだけで、互いの作業機を連携して作
業することが困難である。
【0004】本発明は、これらの諸問題に鑑みて開発さ
れたものであり、作業現場で作業機を脱着する必要がな
く、作業機を連携させて作業を行うこともでき、構造が
簡潔で、操作が容易であり、コストや重量も低減な作業
車両の作業装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1に係る作業車両の作業装置
は、自走式作業車両の旋回体上にブームを設け、そのブ
ームの先端に、少なくとも上下方向に回動自在なアーム
を取付け、そのアームの先端に、少なくとも上下方向に
回動自在に回転駆動の作業機を取付け、その作業機に、
少なくとも上下方向に回動自在な別個の作業機を取付け
たことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のうち請求項2に係る作業車
両の作業装置は、前記請求項1の発明において、前記回
転駆動の作業機がカッターであり、別個の作業機がスケ
ルトンバケットであることを特徴とするものである。特
に、この発明では、回転駆動の作業機としてカッターを
取付け、回動自在な別個の作業機としてスケルトンバケ
ットを取付けたことにより、荒地耕作用車両として、カ
ッターで灌木共々固い荒地を掘り返し、柔らかく耕作さ
れた地面をスケルトンバケットでふるい、大きな礫石を
除去することができる。
【0007】また、地雷原の地雷除去装置として使用す
る場合には、灌木や白蟻の巣等と共に、埋設されている
地雷の横の固い粘土質の地面をカッターで削って、地雷
自体はスケルトンバケットで掬い取ってしまうことがで
きる。また、乾燥して固くなった粘土質の地面をスケル
トンバケットで掬い、その地面の塊をカッターで砕くと
言った複合作業も可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
等を参照して説明する。図1は本発明の作業車両の作業
装置の一実施形態を示す車両全体図である。この作業車
両1は、ホイールローダの台車を用いた自走式車両であ
り、メインフレーム2上に旋回体3が装着され、この旋
回体3の上にブーム4が枢設されている。前記旋回体3
とブーム4との間にはブームシリンダ5が設けられてお
り、このブームシリンダ5によってブーム4が起伏され
る。また、前記ブーム4の先端部にはアーム6が上下方
向に回動自在に連結されている。そして、ブーム4とア
ーム6との間にはアームシリンダ7が設けられており、
このアームシリンダ7を伸縮するとアーム6は上下方向
に回動する。
【0009】前記アーム6の先端部には、回転駆動作業
機としてカッター装置8が取付けられている。このカッ
ター装置8は、前記アーム6の先端部に取付けられたフ
レーム9と、このフレーム9に取付けられたモーター1
0と、このモーター10の出力軸に取付けられたカッタ
ー11とから構成されている。また、地雷処理などの苛
烈な使用条件を考慮して、モーター10とカッター11
との間にヒューズ機構12を設け、主要部分が破損しな
いようにしてある。
【0010】前記フレーム9は、前記アーム6の先端部
に対して、上下方向に回動自在に取付けられている。そ
して、前記アーム6とフレーム9との間には、リンク1
3、14を介して作業シリンダ15が取付けられてお
り、この作業シリンダ15を伸縮することによりフレー
ム9並びに前記カッター11を含むカッター装置8全体
が上下方向に回動される。
【0011】前記フレーム9には、図2に明示するよう
に、回動自在なバケット装置16が取付けられている。
このバケット装置16は、前記フレーム9の後端部に取
付けられたスケルトンバケット17と、このスケルトン
バケット17及び前記フレーム9間に介装されたリンク
18,19と、作業シリンダ20とから構成されてい
る。即ち、フレーム9とスケルトンバケット17との間
にはリンク18、19を介して作業シリンダ20が取付
けられており、この作業シリンダ20を伸縮することに
よりスケルトンバケット17がフレーム9に対して上下
方向に回動される。
【0012】この作業車両1は、例えば前述のように埋
設地雷の除去用車両として用いられる。その場合には、
例えば灌木や草木、太陽によって固く乾燥した粘土質の
地面などをカッター11で、地雷ごと切削し、その後、
その土をスケルトンバケット17で篩い分け、地雷や礫
石を取り除き、地雷原をそのまま耕地として使用可能に
する。
【0013】図3は本発明の作業車両の作業装置の他の
実施形態を示す使用説明図である。この実施の形態にお
いては、アーム6の先端部には回転駆動作業機として前
記カッター装置8に代えて攪拌装置21が取付けられて
いる。この攪拌装置21は、カッター装置8の他の構成
をそのままに、カッター11と攪拌機22とを付け替え
たものである。更に、フレーム9の後端には回動自在な
前記バケット装置16に代えて他の形式のバケット装置
23が取付けられている。このバケット装置23は、前
記バケット装置16の他の構成をそのままにして、スケ
ルトンバケット17をタンクバケット24に付け替えた
ものである。
【0014】この作業車両1によれば、例えばタンクバ
ケット24によって汚染土壌を掘削し、掘削した土地に
活性炭を添加し、攪拌機22によって攪拌することで、
土壌回復用車両として使用することができる。なお、こ
れらの実施の形態のバケット装置において、装置の回動
はリンク機構を介して行われているが、バケットにシリ
ンダなどのアクチュエータを直接連結して回動させても
よい。
【0015】このように、以上の実施形態の作業車両の
作業装置は、ブーム及びアームが何れも単一であり、構
造が簡潔で、操作が容易であり、コストや重量も低減可
能である。また、例えばスケルトンバケットで掬った土
砂の塊をカッターで砕くといった複合作業を、作業現場
で作業機を脱着することなしに行うことができる。
【0016】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の作業車両の作業装置によれば、旋回体上の単一のブー
ム、単一のアームの先端部に上下方向に回動自在に回転
駆動の作業機を取付け、その作業機に、上下方向に回動
自在な別個の作業機を取付けたことにより、作業現場で
作業機を脱着する必要がなく、作業の能率が向上すると
共に、構造が簡潔で、操作が容易であり、コストや重量
も低減可能である。また、回転駆動作業機としてカッタ
ーを、個別の作業機としてスケルトンバケットを取付け
れば、灌木の伐採、耕地の耕作、大きな砂礫の除去が一
台の車両で可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業車両の作業装置の一実施形態を示
す作業車両の全体構成図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図2】図1の作業車両の作業装置の使用説明図であ
る。
【図3】本発明の作業車両の作業装置の他の実施形態を
示す使用説明図である。
【符号の説明】
1は作業車両 2はメインフレーム 3は旋回体 4はブーム 5はブームシリンダ 6はアーム 7はアームシリンダ 8はカッター装置(回転駆動作業機) 9はフレーム 10はモーター 11はカッター 12はヒューズ機構 13はリンク 14はリンク 15は作業シリンダ 16はバケット装置(別個の作業機) 17はスケルトンバケット 18はリンク 19はリンク 20は作業シリンダ 21は攪拌装置(回転駆動作業機) 22は攪拌機 23はバケット装置(別個の作業機) 24はタンクバケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式作業車両の旋回体上にブームを設
    け、そのブームの先端に、少なくとも上下方向に回動自
    在なアームを取付け、そのアームの先端に、少なくとも
    上下方向に回動自在に回転駆動の作業機を取付け、その
    作業機に、少なくとも上下方向に回動自在な別個の作業
    機を取付けたことを特徴とする作業車両の作業装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動の作業機がカッターであ
    り、別個の作業機がスケルトンバケットであることを特
    徴とする請求項1記載の作業車両の作業装置。
JP11146542A 1999-05-26 1999-05-26 作業車両の作業装置 Withdrawn JP2000336689A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000610A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Kiyonobu Nagatoshi パワーショベル機利用のロールシート廃棄物解体用アタッチメント
US8689470B2 (en) 2006-03-01 2014-04-08 Gareth John Thomas Excavator
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