JP2000336682A - 道路舗装層切断工法及び修復工法 - Google Patents

道路舗装層切断工法及び修復工法

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JP2000336682A
JP2000336682A JP11152051A JP15205199A JP2000336682A JP 2000336682 A JP2000336682 A JP 2000336682A JP 11152051 A JP11152051 A JP 11152051A JP 15205199 A JP15205199 A JP 15205199A JP 2000336682 A JP2000336682 A JP 2000336682A
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JP
Japan
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manhole cover
pavement layer
road pavement
road
cutting
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JP11152051A
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English (en)
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Nobukatsu Ike
宣勝 池
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Hakko Co Ltd
Original Assignee
Hakko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余切りが発生せず、舗装の復旧処理が簡易に
行える道路舗装層切断工法及び修復工法を提供する。 【解決手段】 マンホール蓋1の中心より傾斜方向にオ
フセットした位置を中心とし、前記マンホール蓋1周辺
の道路舗装層を略円形状に切断し、前記マンホール蓋1
の調整工程を行い、前記マンホール蓋1の谷側の所要箇
所より、液状の舗装剤Mを充填して道路舗装層を修復す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装面に設置
されるマンホール蓋周辺の道路舗装層の切断工法及び修
復工法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、道路下には様々な管路が埋設され
ており、また道路面には、これらの管路に通じるために
マンホール蓋が設置されている。そして道路工事また
は、車両通過による加重等の理由により、マンホール蓋
と道路表面とにずれが生じ、時にこれらマンホールの蓋
高さ調整を行わなくてはならない。
【0003】これらのマンホール蓋高さ調整は、マンホ
ール蓋周囲の道路舗装アスファルトを切断し、土砂を取
り除き、マンホールブロックとマンホール蓋枠との間を
調整リング,スプリング等を用いてマンホール蓋枠を上
下動調整した後、復旧作業を行い終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マンホール
蓋周囲のアスファルトを切断する際に、通常、円盤カッ
ターを用いてマンホール蓋の周囲を四角形状に切断す
る。しかし、直線的に切断して四角形状にするため、交
差部分に余切りが生じ、復旧の際に、この余切り部分を
含めた復旧を行わなくてはならない。そのため、復旧コ
ストが割高になってしまう問題点があった。
【0005】本発明の目的は、これらの問題点を解決す
るために案出されたもので、余切りが発生せず、舗装の
復旧処理が簡易に行える道路舗装層切断工法及び修復工
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の切断工法としての発明は、傾斜地に
設置されるマンホール蓋周囲の道路舗装層を切断する道
路舗装層切断工法において、上記マンホール蓋の中心よ
り傾斜方向にオフセットした位置を中心とし、前記マン
ホール蓋周辺の道路舗装層を略円形状に切断することを
特徴とする。
【0007】また請求項2記載の修復工法としての発明
は、傾斜地に設置されるマンホール蓋周囲の道路舗装層
を修復する工法において、上記マンホール蓋の中心より
傾斜方向にオフセットした位置を中心とし、前記マンホ
ール蓋周辺の道路舗装層を略円形状に切断し、前記マン
ホール蓋の調整工程を行い、前記マンホール蓋の谷側の
所要箇所より、液状の舗装剤を充填して道路舗装層を修
復することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、道路舗装層
切断及び舗装片除去により上記道路舗装層とマンホール
蓋との間に形成された溝の上に蓋を設けて修復作業を行
うことを特徴とする。
【0009】上記の本発明による工法の作用は、以下の
とおりである。まず請求項1の切断工法の発明では、マ
ンホール蓋の中心より傾斜方向にオフセットした位置を
中心として、前記マンホール蓋周囲の道路舗装層を円形
カッター等を用いて略円形状に切断する。こうすること
により、余切りを発生させずに道路舗装層を切断するこ
とができる。また、修復作業における谷側の作業スペー
スを広く確保することができる。
【0010】請求項2記載の修復工法の発明では、まず
マンホール蓋の中心より傾斜方向にオフセットした位置
を中心として、前記マンホール蓋周囲の道路舗装層を円
形カッター等を用いて略円形状に切断し、切断した舗装
片を除去する。そうすることにより、道路舗装層とマン
ホール蓋との間に溝が形成される。次に、マンホールの
蓋高さ調整等の調整工程を行う。そして、前記溝で作業
領域が広く確保されている谷側より、液状の舗装剤を充
填して修復作業を行う。充填される舗装剤は谷側より頂
部に向けて充填されていくため、舗装剤に空気の気泡が
混入せず、強固な舗装層を形成することができる。
【0011】請求項3記載の修復工法の発明では、上記
溝に蓋を設けて、谷側より該溝内に液状の舗装剤を充填
する。こうすることにより、道路が湾曲傾斜していて
も、液状の舗装剤が溝内よりこぼれることなく、溝内に
均等に舗装剤が充填注入される。その結果マンホール蓋
周囲を適正に補修することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(a)は、道路Rとマンホー
ル蓋1を示す上面図であり、同図(b)はその断面図で
ある。図に示すように、道路Rは雨等が降った際に、該
雨水が道路Rの両端にある溝R1に流れ込むようにする
ために、緩やかに凸状に湾曲して形成されている。そし
て通常、図示しないが下水管が道路中央に、ガス、電気
等は中央より左右いずれかに変位して埋設されている。
本実施例では、ガス管用の円形マンホール蓋を用いて説
明するが、これに限定されることなく、電気、通信、上
水のいずれでもよく、またマンホール蓋の形状も円形、
角形のいずれの場合でもよい。
【0013】まず本発明における切断工法を図2を用い
て説明する。図に示すように、マンホール蓋1の中心よ
り傾斜方向に若干オフセットした位置を中心とし、該マ
ンホール蓋1周辺の道路舗装層を円形状に切断する。詳
しくは、図2(a)に示すように、マンホール蓋1を中
心に切断した場合は、図中、一点波線で示すように切断
されるが、本発明においては、切断円の端が後述するコ
ンクリートブロック12の端に位置するぐらい中心位置
を谷側にオフセットして切断する。また、切断工具とし
ては、従来周知の円筒状の円形カッター等を用いる。こ
のようにすることで、従来課題とされていた余切りの発
生をなくすことができ、さらに後述する修復作業におい
て、作業効率を向上させることができる。
【0014】ここで、マンホール蓋1は、蓋受枠11に
支持されており、該蓋受枠11は、コンクリートブロッ
ク12の上にボルト13を介して設置されている。そし
てコンクリートブロック12の下に複数のコンクリート
リングが積重してマンホール全体を構成している。
【0015】次に、上述したように切断した舗装片を除
去する。そうすることにより、道路舗装層とマンホール
蓋1との間に円周状の溝Q、すなわち作業スペースを形
成する。そして、マンホール蓋の蓋高さ調整を行う。具
体的には、前記コンクリートブロック12の上面に調整
ボルト13を立設し、コンクリートブロック12と蓋受
枠13との間にテーパ状のコイルスプリング14を介在
させる。そして蓋受枠13のフランジ部を前記調整ボル
ト12に挿通させ、該コイルスプリング14の弾性力に
より蓋受枠13を浮かした状態にする。また合わせて、
前記コンクリートブロック12の内周縁に沿って立設す
るゴム性の内型枠15を設置する。そして、調整ボルト
13にナット13aを螺合し、該ナット13aを締め込
むことで、マンホール蓋1を路面に面合わせするように
する。
【0016】次に調整工法が終了した後に、路面の修復
作業を行う。まず、前記溝Q全体を覆うように蓋板2を
設置する。該蓋板2は前記溝Qのみを覆うドーナツ状の
ものでもよく、また、図示したように円形状のものでも
よい。そして、該蓋板2には、少なくとも路面谷側に舗
装剤注入口21と路面頂部側に空気孔22とが設けられ
ている。
【0017】そして、前記舗装剤注入口21に舗装剤注
入装置3を設置し、前記溝Q内に舗装剤Mを充填注入す
る。この舗装剤Mはモルタルまたは、樹脂等の液状のも
のである。この時、溝Qは谷側で広くスペースが確保さ
れているため、舗装剤注入装置3設置等の作業が安易で
ある。
【0018】また、充填される舗装剤Qは谷側より頂部
に向けて充填されていき、また、溝Q内の空気は前記空
気孔22より排出されるため、舗装剤に空気の気泡が混
入せず、強固な舗装層を形成することができる。
【0019】さらに、蓋板2を設けているため、路面傾
斜に起因して、頂部側に充填される舗装剤が谷側の路面
にこぼれることなく溝Q内に均一に充填される。その結
果、マンホール周囲を正確に修復舗装することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンホール蓋の配置図
【図2】本発明における切断工法の説明図
【図3】マンホール蓋の蓋高さ調整工法の説明図
【図4】本発明の修復工法の説明図
【符号の説明】
1 マンホール蓋 11 蓋受枠 12 コンクリートブロック 13 調整ボルト 14 コイルスプリング 15 内型枠 2 蓋板 21 舗装剤注入口 22 空気孔 R 道路 Q 溝 M 舗装剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜地に設置されるマンホール蓋周囲の
    道路舗装層を切断する道路舗装層切断工法において、 上記マンホール蓋の中心より傾斜方向にオフセットした
    位置を中心とし、前記マンホール蓋周辺の道路舗装層を
    略円形状に切断することを特徴とする道路舗装層切断工
    法。
  2. 【請求項2】 傾斜地に設置されるマンホール蓋周囲の
    道路舗装層を修復する工法において、 上記マンホール蓋の中心より傾斜方向にオフセットした
    位置を中心とし、前記マンホール蓋周辺の道路舗装層を
    略円形状に切断し、前記マンホール蓋の調整工程を行
    い、 前記マンホール蓋の谷側の所要箇所より、液状の舗装剤
    を充填して道路舗装層を修復することを特徴とする道路
    舗装層修復工法。
  3. 【請求項3】 道路舗装層切断及び舗装片除去により上
    記道路舗装層とマンホール蓋との間に形成された溝の上
    に蓋を設けて修復作業を行うことを特徴とする請求項2
    記載の道路舗装層修復工法。
JP11152051A 1999-05-31 1999-05-31 道路舗装層切断工法及び修復工法 Pending JP2000336682A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6799921B2 (en) * 2002-04-26 2004-10-05 Shiga Sangyo Kabushiki Kaisha Manhole cover/frame exchange method
JP2006233754A (ja) * 2002-04-26 2006-09-07 Save Machine Co Ltd マンホール蓋枠取替え工法

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