JP2000335795A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2000335795A
JP2000335795A JP11142941A JP14294199A JP2000335795A JP 2000335795 A JP2000335795 A JP 2000335795A JP 11142941 A JP11142941 A JP 11142941A JP 14294199 A JP14294199 A JP 14294199A JP 2000335795 A JP2000335795 A JP 2000335795A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
pinch roller
capstan
roller
thermal head
Prior art date
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Pending
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JP11142941A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kanbe
聡 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に記録紙の搬送を行うことができ且つ装
置の小型化が可能なプリンタ装置を提供する。 【解決手段】 インクリボンを、ラインサーマルヘッド
とプラテンローラとの間で記録紙に密着させて押圧し、
ラインサーマルヘッドによってインクを加熱して記録紙
に印刷を行うプリンタ装置において、ラインサーマルヘ
ッドとプラテンローラとの間に記録紙を供給搬送する常
時圧接したキャプスタン112とピンチローラ110か
らなる記録紙搬送機構を有し、前記ピンチローラ110
は弾性率の高いピンチローラ110aと弾性率の低いピ
ンチローラ110bで構成したプリンタ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の小型化、薄
型化、かつ安定した給紙機構を実現するプリンタ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷分野において高精細でかつ小
型な熱転写型カラープリンタが多用されている。特に、
この種の熱転写型カラープリンタ装置の例としては、特
開平9−188048号公報に開示されたものや、特開
平10−109448号公報に開示されたものがある。
【0003】前者の熱転写型カラープリンタ装置では、記録
紙搬送ローラと従動ローラは、常時圧着されており、記
録紙は給紙口より搬送され、記録紙の先端が記録紙搬送
ローラと従動ローラとの間に達したとき、図示しない検
出手段でこれを検出し、搬送ローラを回転して、プラテ
ンローラの方向へ搬送する構成になっている。
【0004】また、後者の熱転写型カラープリンタ装置で
は、ピンチローラとキャプスタンローラで記録紙の搬送
機構を構成しており、ピンチローラは、連結リンク機
構、カム溝等によってサーマルヘッドを搭載したアーム
の基端部と連動しており、サーマルヘッドが給紙ポジシ
ョン位置乃至印画ポジションに移動した状態で、コイル
バネによってキャプスタンローラに圧接される構成にな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
熱転写型カラープリンタ装置では、記録紙搬送ローラと
従動ローラは、常時圧着した構成であるため記録紙の先
端が、記録紙搬送ローラと従動ローラの間に食いつきに
くく、給紙不良を発生しやすいという問題がある。ま
た、後者の熱転写型カラープリンタ装置では、給紙の初
期段階ではピンチローラとキャプスタンローラが離間し
ており、ピンチローラとキャプスタンローラの間に記録
紙が給紙された段階でピンチローラがキャプスタンロー
ラに圧着するため、記録紙は、ピンチローラとキャプス
タンローラの間を容易に進入して記録紙の搬送を確実に
できるものの、連結リンク機構、カム溝等によって、装
置の大型化を生じてしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みなされたものであり、請求項1に係る発明は、「イン
クリボンを、ラインサーマルヘッドとプラテンローラと
の間で記録紙に密着させて押圧し、前記ラインサーマル
ヘッドによってインクを加熱して前記記録紙に印刷を行
うプリンタ装置において、前記ラインサーマルヘッドと
前記プラテンローラとの間に前記記録紙を供給搬送する
常時圧接したキャプスタンとピンチローラからなる記録
紙搬送機構を有し、前記ピンチローラは弾性率の異なる
2種類のローラからなることを特徴とするプリンタ装
置。」を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る熱転写型カラ
ープリンタ装置の実施の形態について、図1〜図5を参
照して詳細に説明する。図1は本発明に係るプリンタ装
置の構成を説明するための構成図であり、記録紙が供給
される前の初期状態を示した図、図2、図3は本発明に
係るプリンタ装置構成、動作の説明図である。図4、図
5は本発明に係るプリンタ装置の要部構成の説明図であ
る。まず、プリンタ装置100の構成部材を説明する。
ここでは、図1の左側を下流、右側を上流、と表現す
る。
【0008】図1に示したごとく、本発明に係るプリンタ装
置100は、ボトムケース101とアッパーケース10
2とからなり、アッパーケース102は、装置後部に設
けられたフレームシャフト103を回動軸として、開閉
自在となっている。ボトムケース101の図1左側面に
は記録紙105の給排紙口104が形成されている。ま
た、ボトムケース101の中央部には、記録紙105の
搬送ガイドをなす記録紙ガイド106及び107が形成
されており、また、ボトムケース後方は、記録紙飛出口
108へのガイド形状となっていて、ボトムケース10
1とアッパーケース102の間を記録紙105が通過で
きるように形成されている。ここで、記録紙ガイド10
6の下流には、記録紙105の前端を検出する前端検出
センサ134が、また記録紙ガイド107には、記録紙
105の後端を検出する後端検出センサ135が配置さ
れている。
【0009】インクカートリッジ109は、ボトムケース1
01内に配置され、着脱自在となっており、インクカー
トリッジ109を交換するときや、紙づまりが発生し
て、装置内の記録紙105を取除く必要があるときに
は、アッパーフレーム102を開け、インクカートリッ
ジ109を取り出すことが出きるようになっている。
【0010】ボトムケース101の中央部に配置されたピン
チローラ110は、図4に示すように、ボトムケース1
01内の図示しない匡体に取付けられた、一対の樹脂ベ
アリング111よって支持されている。また、ピンチロ
ーラ110の上に配置されたキャプスタン112は、プ
レスアーム117を介してキャプスタンスプリング11
6により、ピンチローラ110方向へ押圧された状態で
配置されている。ここで、キャプスタン112の軸端部
は前記樹脂ベアリング111の案内溝にそって摺動可能
になっており、その溝方向は、キャプスタンベルト11
4の張られている方向に対し鋭角に設けられ、ベルトテ
ンションによってキャプスタン112が案内溝の外へ出
ないようになっている。
【0011】また、図5に示すように、ピンチシャフト11
8にはポリアセタール樹脂等からなるピンチローラ11
0a、と前記ピンチローラ110aに比べ弾性率の低い
発砲ウレタン等からなるピンチローラ110bが並んで
配置されていて、このためピンチローラ110bのニッ
プ幅は、ピンチローラ110aのニップ幅に比べ広くな
るようになっている。なお、ここでニップ幅とは、ピン
チローラ110a又はピンチローラ110bがキャプス
タン112に押圧されて弾性変形した際の変形部の周方
向の長さをいう。また、キャプスタン112とピンチロ
ーラ110aの挟持部は、記録紙105の両サイド数ミ
リ程度で、印刷余白エリアとなっている。
【0012】図1に戻って、ピンチローラ110の上側に配
置されたキャプスタン112は、キャプスタン112の
軸端に圧入されたキャプスタンギヤ115、さらにキャ
プスタンベルト114、図示しない減速機構を経由する
キャプスタンモータ113を回転駆動源とし、正逆回転
可能に取付けられている。キャプスタン112の上流に
は、記録紙105と添接しながら回転するプラテンロー
ラ120が配置されている。
【0013】プラテンローラ120の真上にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)等のインクを順
次繰返して塗布したインクフィルム121がインク巻取
ボビン122とインク供給ボビン123とに掛け渡され
ており、インク巻取ボビン122は、図示しない駆動源
によって反時計方向に回転し、インクフィルム121を
巻取ることができるようになっている。
【0014】ここで、図2に示すように、キャプスタンベル
ト114が連結される小プーリ軸上には、小プーリの正
逆回転に同期して浮遊するBTレバー125が設けてあ
り、キャプスタン112が時計方向に回転した場合の
み、インク供給ボビン123軸上のラチェット126と
係合するようになっていて、インクフィルム121を巻
取ると、インク供給ボビン123に一定のトルクが発生
して、インクフィルム121に張力が発生するようにな
っている。
【0015】図1に戻って、サーマルヘッド127とヒート
シンク124とは一体的にアセンブリされており、アッ
パーケース102内の図示しない匡体に設けられた支点
128を中心に回動するヘッドアーム129に支持さ
れ、ヘッドカム130に連動してプラテンローラ120
に対して接離自在に設けられていて、プラテンローラ1
20に添接したとき、ヘッドスプリング131によって
プラテンローラ120に押圧するようになっている。ヘ
ッドカム130の回転軸となるカムシャフト132の一
端には、図示しない駆動源からの回転駆動力を伝達する
カムギヤが圧入されていて、アッパーケース102を閉
じたときのみ、カムシャフト132に回転動力を伝達す
ることができる。また、ヒートシンク124の下流に
は、インクフィルム121の各色の頭だしを行うための
フィルムセンサ133が取付けられている。
【0016】次に、上記構成によるプリンタ装置100の動
作について図1〜図3を用いて説明する。まず、図1に
示したごとく、サーマルヘッド127をプラテンローラ
120から離間させた状態を初期状態とする。
【0017】手差し、或いは図示しない自動給紙機構によっ
て、給排紙口104に挿入された記録紙105は、記録
紙ガイド106に沿ってキャプスタン112とピンチロ
ーラ110の当接部へ案内される。ここで、キャプスタ
ン112を反時計方向に回転させ、キャプスタン112
とピンチローラ110とで記録紙105を挟持搬送し、
図2に示すように記録紙105を上流のプラテンローラ
120側へ搬送し、ヘッドカバー136に当接しなが
ら、記録紙飛出し口108へと案内する。このとき、ピ
ンチローラ110bは、ピンチローラ110aに比べ弾
性率が低く、ニップ幅も広くなるため、記録紙105に
食いつきやすく、安定した給紙動作が行えるようになっ
ている。
【0018】記録紙105の前端部が前端検知センサー13
4を通過し、さらにキャプスタンローラ112とピンチ
ローラ110とから抜けない範囲で所定量移動すると、
キャプスタンモータ113を停止し、記録紙105の位
置決めを行う。同時に、インク巻取ボビン122を反時
計方向に回転させ、フィルムセンサ133にて、イエロ
ー(Y)インクの頭だしを行う。
【0019】次に、図3に示すように、サーマルヘッド12
7を記録紙105、インクフィルム121を介してプラ
テンローラ120に押圧させ、インクフィルム121を
巻取りながら、キャプスタン112を時計方向に回転さ
せて、キャプスタン112とピンチローラ110とで記
録紙105を所定長さ下流側へ挟持搬送する。このと
き、イエロー(Y)に対応した印刷情報をサーマルヘッ
ド127に供給し、インクフィルム121のインクを記
録紙105に転写して印刷を行う。このとき、BTレバ
ー125はラチェット126と係合して、インクフィル
ム121に適正な張力が発生し、インクフィルム121
のしわの発生を防ぐようになっている。
【0020】1色目のイエロー(Y)の印刷が終了すると、
サーマルヘッド127をプラテンローラ120から離間
し、図2〜図3と同様な動作を繰返して2色目マゼンタ
(M)、さらに3色目シアン(C)等の印刷を行う。こ
のとき記録紙105は、キャプスタン112とピンチロ
ーラ110aとで、高圧力、高摩擦によって狭持搬送さ
れるため、高い搬送精度が確保でき、各色インクの色ず
れが少なくなるようになっている。
【0021】3色目の印刷が終了すると、サーマルヘッド1
27をプラテンローラ120から離間させて、図1の状
態に戻るまで、すなわち、記録紙105がキャプスタン
112とピンチローラ110とから抜けるまで、キャプ
スタン112を時計方向に回転させて排紙し、一連の動
作を完了する。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るプリ
ンタ装置によれば、キャプスタンとピンチローラで挟持
して記録紙を給紙、搬送するプリンタ装置において、ピ
ンチローラを、弾性率の異なる2種類のローラから構成
したことで、装置の小型化、薄型化を行いながら、給紙
動作の安定化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写型カラープリンタ装置の構
成を説明するための構成図で、かつ動作の初期状態を示
した図。
【図2】本発明に係る熱転写型カラープリンタ装置の構
成を説明するための図で、かつ動作状態を示した図。
【図3】本発明に係る熱転写型カラープリンタ装置の動
作を説明するための図で、かつ動作状態を示した図。
【図4】本発明に係る熱転写型カラープリンタ装置の動
作を説明するための図。
【図5】本発明に係る熱転写型カラープリンタ装置の動
作を説明するための図。
【符号の説明】
100 プリンタ装置 101 ボトムケース 102 アッパーケース 103 フレームシャフト 104 給排紙口 105 記録紙 106 記録紙ガイド 107 記録紙ガイド 108 記録紙飛出し口 109 インクカートリッジ 110a ピンチローラ 110b ピンチローラ 111 樹脂ベアリング 112 キャプスタン 113 キャプスタンモータ 114 キャプスタンベルト 115 キャプスタンギヤ 116 キャプスタンスプリング 117 プレスアーム 118 ピンチシャフト 120 プラテンローラ 121 インクフィルム 122 インク巻取りボビン 123 インク供給ボビン 124 ヒートシンク 125 BTレバー 126 ラチェット 127 サーマルヘッド 128 支点 129 ヘッドアーム 130 ヘッドカム 131 ヘッドスプリング 132 カムシャフト 133 フィルムセンサ 134 前端検出センサ 135 後端検出センサ 136 ヘッドカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボンを、ラインサーマルヘッドと
    プラテンローラとの間で記録紙に密着させて押圧し、前
    記ラインサーマルヘッドによってインクを加熱して前記
    記録紙に印刷を行うプリンタ装置において、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に前記記録紙を供給搬送する常時圧接したキャプスタン
    とピンチローラからなる記録紙搬送機構を有し、 前記ピンチローラは弾性率の異なる2種類のローラから
    なることを特徴とするプリンタ装置。
JP11142941A 1999-05-24 1999-05-24 プリンタ装置 Pending JP2000335795A (ja)

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