JP2000335638A - 注出口を備えた不定形容器のホルダー - Google Patents

注出口を備えた不定形容器のホルダー

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JP2000335638A
JP2000335638A JP11149470A JP14947099A JP2000335638A JP 2000335638 A JP2000335638 A JP 2000335638A JP 11149470 A JP11149470 A JP 11149470A JP 14947099 A JP14947099 A JP 14947099A JP 2000335638 A JP2000335638 A JP 2000335638A
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holder
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container
irregular
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Yozo Araki
洋三 荒木
Tsukasa Ikemori
士 池森
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    • B65D77/04Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
    • B65D77/06Liquids or semi-liquids or other materials or articles enclosed in flexible containers disposed within rigid containers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手が良く、液体の注出の際に容器内に
外気が吸入されないようにすること。 【解決手段】 不定形容器30は、液体を収納する可撓
性の不定形容器用であって、硬質の合成樹脂製で一体的
に形成されたホルダー40によって支持される。ホルダ
ー40は、一端壁部に設けた薄肉蝶番部41を介して上
下に2つに割れて開閉することができる。ホルダー40
の他端壁には、不定形容器30の口栓と係合て保持する
角孔41fを有している。また、ホルダー40には、長
さの異なる2つの折畳式脚42,43によって傾斜して
テーブル上に載置される。不定形容器30の注入口に
は、アタッチメントとして付属され、入口側に不定形容
器30の注出口32と螺合するユニオンナット52を備
え、出口側に下向きの注ぎ口を備えたコック式注出口5
0を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料水やワインや調味
料等の液体を収納した可撓性の不定形容器を収納保持す
ると共に、必要に応じて液体を注出することができる不
定形容器用のホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の飲料水やワインや調味料等は環
境汚染防止の観点から、可撓性の不定形容器に収容され
て販売されているものが多いが、これらの不定形容器は
自立性に乏しく不安定なので、硬質のホルダーに収容
し、このホルダーの外側に突出させた注出口から液体を
注出する方式のものが種々提案されており、大容量の不
定形容器を横に寝かして保持し、容器と共に傾けて側方
に突出させた注出口から液体を抽出する方式の「液体用
袋の保持具」が特開平10−17019号で提案されて
いる。
【0003】以下、この保持具を図9〜図11を参照し
ながら説明する。図9は、液体用袋1を保持具15に収
納した状態を示している。液体用袋1は図10のAに示
すように、2枚の可撓性のフィルムの外周部を熱シール
して形成し、一方のフィルム3の一端部には口栓4が突
設され、この口栓4は図11のAに示すように注ぎ口5
を有する口栓本体6と、この口栓本体6に着脱自在に螺
合されるキャップ8とからなっている。また、口栓本体
6の基部には、一方のフィルム3に固着される固定用フ
ランジ部10が設けられ、口栓本体6の中途部には、固
定用フランジ10と間隔を開けて係止用フランジ11が
設けられている。
【0004】保持具15は、図9に示すように複数の横
桟16と縦桟17とを格子状に構成してなる合成樹脂製
の保持具本体14を備え、この保持具本体14は上方に
収納開口19を形成するように、前後部15a、15
b、両側部15c、15d、及び底部15eとから構成
されている。両側部15c、15dの上縁となる横桟1
6aは、中間部が外側に湾曲形成されていて、収納開口
19が大きくなるように工夫されているが、その開口面
積は下方に向けて次第に小さくなり、下縁となる横桟1
6bは直線状となっている。保持具本体14の大きさ
は、液体用袋1が収納可能であれば良く、下縁の巾W及
び高さHは適宜に設定できるが、長さLは図10のAに
示す液体用袋1の長さL1と略等しく形成されている。
【0005】収納保持具本体14の前部15aには、上
縁の横桟16cを下方に湾曲させて上方に開口するほぼ
V字状の支持手段20が形成されている。また、保持具
15の後部15bの縦桟17aには、図11のBに示す
ように把持して保持具15を持上げることができる注ぎ
出し用把持部22が一体的に設けられており、さらに、
袋本体1の後部を挟持するための袋保持手段23が、保
持具本体14の縦桟17aに単数又は複数設けられてい
る。この保持手段23は、図11のCに示すように、縦
桟17aに互いに開閉自在となるように外装された一対
の挟持体24と、袋本体1を挟持する方向に両挟持体2
4を付勢するように両挟持体24間に設けられた弾性体
24a(圧縮ばね)から成っている。
【0006】このような構成の保持具15を用いて液体
用袋1内の液体を注出する使い方について説明する。先
ず、液体用袋1を横にして上部の巾が広くなっている収
納開口19から下に下げて保持具15内に収納し、液体
用袋1の口栓本体6の両フランジ部10、11間を、V
字状の支持手段20によって上方から嵌込み、液体用袋
1の後部を保持手段23で挟持して固定する。次いで、
キャップ8を回して口栓本体6から外した後、一方の手
で注ぎ出し用把持部22を持ち、かつ、他方の手で保持
具本体14の前部等を持って、口栓本体6が下向きにな
るように保持具15を適度に傾斜させ、口栓本体6から
液体を注ぎ出す。図10のBはこの状態を示している。
【0007】
【発明の解決しようとする課題】上述の液体用袋の保持
具では、次のような難点がある。液体注出時に両手を用
いて保持具を抱えて傾斜させなければならないので、余
分な力を必要とし使い勝手がよくない。液体の注出量
は、保持具の傾きを調整して行うが、液体用袋内の液体
が動くので、勢い良く液体が流出するような場合に、傾
きの調整をしなければならず、その手加減が難しい。ま
た、液体用袋は前後が保持されているので、液体の注出
後に傾斜を戻したときに液体用袋内が負圧になって外気
を吸入し、微生物による汚染や酸素による酸化が生じ、
液体の品質を低下させるおそれがある。さらに、保管等
の収納時に、積重ねや長手方向を鉛直にして立てること
ができないので、大量に保管する場合は、大きな収納場
所を必要とし不便である。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、容量の大きい液体収納用の不定形容器を対象
として、容器を持上げることなく、片手で操作して注出
量を調節しながら容易に液体の注出ができ、注出後に外
気を吸入することがなく、必要に応じて縦長に立てた姿
勢で運搬が可能で、また、保管には立てた姿勢及び横に
積重ねが可能な、ハンドリングに便利でコストの安い液
体収納用不定形容器のホルダーの提供を目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の注出口を備えた
不定形容器ホルダーは上記目的を達成するために、上端
部に口栓を備えた液体を収納する可撓性の不定形容器用
のホルダーであって、硬質の合成樹脂製で一体的に形成
され、一端壁部に設けた薄肉蝶番部を介して上下に2つ
に割れて開閉することができ、他端壁には前記不定形容
器の口栓と係合して保持する係合孔部を有し、かつ、長
さの異なる2つの折畳式脚によって傾斜してテーブル上
に載置されるホルダー本体と、アタッチメントとして付
属させ、全合成樹脂製で、入口側に前記不定形容器の口
栓と螺合するユニオンナットを備え、出口側に下向きの
注ぎ口を備えている。
【0010】また、上記注出口を備えた不定形容器用ホ
ルダーは、注出口が2方コックで形成されたコック式で
あることが望ましい。さらに、注出口が出口側に下向き
の注ぎ口を備えた注出口本体の液通路中に、常時は弾性
的に閉じたシートバルブを備え、シートバルブを押釦を
介して指で押し開く押釦式注出口とより成ることがこの
ましい。またさらに、上記発明は、前脚を注出口側へ回
動させて把手として使用可能とすることが好ましい。
【0011】すなわち本発明は、上端部に、キャップを
螺着されて突出する注出口を有する比較的容量の大きい
可撓性の液体収納用不定形容器を対象とする。ホルダー
本体は、合成樹脂製で一体的に形成され、底面がほぼ長
方形の直四角柱で他端が四角錐台状となった横長の容器
とし、長方形の長辺に対応する側面を下側にし、不使用
時には直四角柱内に収められる長さの異なる2つの折畳
式の脚を出して傾斜させてテーブル上に載置できるよう
にする。この容器は上側本体及び下側本体の2つに分割
して、直四角柱の底面となる端壁中央に設けた薄肉蝶番
部を中心に回転して開くようにし、四角錐台の頂面とな
る端壁には不定形容器の抽出口と係合してこれを支持す
る係合部を設ける。
【0012】また、入口側に不定形容器の注出口と連結
するユニオンナット(フランジ付ナット)を備え、出口側
が下向きの注ぎ口となった液通路の途中に手動の開閉弁
を備えた注出口(ユニット)を付属させる。この注出口
(ユニット)として、液通路の開閉弁に2方コックを用
いたコック方式のもの、又は常時は弾性的に閉じる板弁
を手で押して開く押釦方式のものを用い、何れも合成樹
脂製とする。
【0013】次に、本発明の第1の実施の形態の注出口
を備えた不定形容器用ホルダーについて図1〜図8を参
照しながら説明する。図1は、コック式注出口を装着し
た不定形容器ホルダー(以下、容器ホルダーと呼ぶ)4
0の外観を示す正面図であり、図2は、容器ホルダー4
0に収容される不定形容器30の正面図であり、図3は
図1のA矢視の平面図、図4及び図5はそれぞれ図1の
B−B断面図及びC−C局部断面図、図6は図1のD部
の拡大断面図である。
【0014】まず、容器ホルダー40に収容されて使用
される可撓性の不定形容器30について説明する。図2
に示す不定形容器30は、上記の従来例で説明した液体
用袋に相当し、2枚の樹脂フィルムの周囲を溶着シール
して形成した袋本体31と、この袋本体31の上端部中
央に上方を向いて突設され内部と連通する口栓取付部3
2と、この口栓取付部32に着脱自在に螺着されたキャ
ップ33とから成る。口栓取付部32は、隙間を隔てて
対向する外形32bが長方形の2個フランジ32aと3
2b、及びこの2個のフランジの隙間に形成される外形
が長方形の係合首部32cを備えている。袋本体31の
材質は樹脂フィルムの他、インフレーション共押出フィ
ルム製、或いはTダイドライラミネートフィルム製であ
っても支障ない。
【0015】他方、不定形容器30を保持する容器ホル
ダー40は、後述するホルダー本体41、前脚42及と
後脚43からなり、アタッチメントとしてコック式注出
口50を備えている。容器状のホルダー本体41は、例
えばポリプロピレン等の合成樹脂で一体的に形成され、
図1及び図3に示すように胴部が長方体形状であり、前
部(図1の右側)は4角錐台となっている。胴部の断面
は、ほぼ中空の長方形(図4参照)であり、この長方形
の長辺に対応する4角錐台の側面の傾斜角はほぼ15°
程度に形成している。
【0016】このホルダー本体41は、上下に分割が可
能であり、ほぼ対称で断面コ字形の上側本体41aと下
側本体41bとが、後壁(図1の左側)中央に長方形の
長辺に平行に形成された薄肉蝶番部41cで連結され、
この蝶番部41cを折線(中心)として図1中の2点鎖
線4で示すように回転(折曲)して上側本体41aは、
上側に180°近く開くようになっている。図1のC−
C線断面を示す図5のように、四角錐台の上側本体41
aには、爪状のラッチ41dが形成され、下側本体41
bには同じく爪状のラッチ受41eが形成されている。
ホルダー本体41を閉じたときは、これらのラッチ41
dとラッチ受41eとが係合して留められるようになっ
ている。
【0017】図1に示すように、下側本体41bの前端
壁(4角錐台の頂面)には、不定形容器30の係合首部
32cが嵌まる角孔41fが、また、上側本体41aと
共に若干外側に突起して不定形容器30のフランジ32
a及び32bと係合する受座41g及び41hが設けら
れ、また、上側本体41aの前端側上面には不定形容器
30の液体の有無を確認できるように覗窓41iが設け
られている。このホルダー本体41は、折畳(収納)自
在な短い前脚42及び長い後脚43をホルダー本体41
の前後に備えていて、両脚を収納場所から外に出せば、
ホルダー本体41は図1の実線に示すように前下がりの
姿勢で卓上等に置くことができるようになっている。図
3及び図4に示すように、両脚は弾性のある金属線製若
しくは金属軸製で「コ」の字形に形成され、先端部は内
側に鋭く直角に曲げられ、それぞれ回転軸部42a、4
3aを形成している。前脚42は、下側本体41bの先
端近傍の下寄りに突設されたブラケット41jの両端に
設けた穴に、左右の回転軸部42aを挿入して回転自在
に支持され、弾性力によって常にブラケット41jを抑
圧しており、収納したときは先端部材が下側本体41b
の底壁に設けた溝41kに嵌入して溝壁との間のスナッ
プ作用で留められるようになってる。
【0018】ブラケット41jの先端にはマウンド(隆
起部)41m、41nが設けられており、前脚42の先
端部材が溝41kから引出されて回転して回転軸部42
a近傍の基部がマウンド41mを乗越えてこの2つのマ
ウンド41mと41nとの間の凹部に嵌まると下向きに
定められた姿勢をとる。さらに、回転させてマウンド4
1mを越えると、前脚42を把手として利用できる姿勢
となる。後脚43は図3に示すように、下側本体41b
の後部下側に表面から窪んで設けられた穴に回転軸部4
3aを挿入して回転自在に支持され、折畳んだときは溝
41pに嵌入して留められ、外に引出されて基部がマウ
ンド41qを越え側壁に形成された当り部41rとマウ
ンド41qの間の凹部に嵌まると下向きに定められた姿
勢をとるようになっている。
【0019】2方コック式注出口50は、全て硬質の合
成樹脂製で、図6に示すように注出口本体51の出口側
に注ぎ口51aを設け、つまみ51bを介して円錐状の
摺動弁51cを回して液通路を開閉して液体の注出、停
止を行うもので、入口側にはユニオンナット52が設け
られていて、キャップ33を外した不定形容器30の口
栓取付部32に設けられた雄ねじに螺合させて結合する
ようになっている。なお、つまみ51bと摺動弁51c
は一体でスナップ作用で本体に嵌入された構造となって
いる。
【0020】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。不定形容器30を容器ホルダー40に装填す
る場合には、先ず不定形容器30のキャップ33を外
し、代わりにアタッチメントのコック式注出口50をユ
ニオンナット52によって螺着する。このとき、抽出口
50の注ぎ口51aの方向が、容器ホルダー40に装填
したとき下方に向くように注意する。一方、容器ホルダ
ー40をテーブル上におき、図4の矢印の如く上側本体
41aのラッチ41dの部分を指で挟んで押圧して下側
本体41bのラッチ受41eから外し、上側に持上げて
開く。次いで、不定形容器30の係合首部32cを角穴
41fに嵌め、フランジ32a及び32bを受座41h
と係合させ、上側本体41aを回転させて閉じ、不定形
容器30の装填を終える。そして、容器ホルダー40の
下側本体41bの溝41p及び41kに嵌まっている前
脚42及び後脚43を引出して定位置まで回転させ、図
1の実線の様に前下りの姿勢でテーブル等の上に載置す
る。
【0021】この状態で、コック式注出口50のつまみ
51bを回転させて液通路を開けば、不定形容器30内
の液体は重力によって注出される。一方、注出口50の
つまみ51bを逆回転して液通路を閉じれば、液体の注
出を停止することができる。なお、冷蔵庫等に収納した
いときは前脚42及び後脚43を折畳めば、直立又は寝
かせた姿勢をとることができ、また前脚を前側に回転さ
せれば運搬用の把手として利用できる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。図7の示す押釦式注出口
60は、上記の第1の実施の形態で説明したコック式注
出口50と同様に全体が合成樹脂製でなり、液通路を形
成する注出口本体61の入口側にユニオンナット52を
設け、出口側に下向きの注ぎ口61aを備え、それらの
途中にシートバルブ62を内包している。シートバルブ
62を内包する部分には、弁座61b及びリング受座6
1cを備えており、これらの軸心の延長上の先端側壁に
は、案内孔61d及び後述の押釦63の取付座61eが
設けられている。シートバルブ62は弾性の大きい合成
樹脂製で、図8に示すように弁体部62a、リング部6
2b、弁体部62aとリング部62bを結ぶ複数の弾性
体部62cと開口部62d、及び弁体部62aの中心に
立設された細い押棒62eとより構成されている。
【0023】このシートバルブ62の弁体部62aとリ
ング部62bの外巾は注出口本体61の弁座61bとリ
ング受座61c間の内巾より大きくなっており、シート
バルブ62は弾性体部62cを変形させて弁体部62a
とリング部62bの間隔を縮め、リング部62bをリン
グ受61cに嵌め、弁体部62aを弁座61bに当接さ
れて支持され、さらに押棒62eの先端部を案内孔61
dに遊嵌挿して軸心のずれが生じないようになってい
る。図7に示すように、押棒62eの先端は押釦取付座
61eの先端面より長さSだけ突出しており、押釦63
で覆われている。押釦63は復元力の大きい軟質の合成
樹脂製のキャップで、開口部を注出口本体61の取付座
61eに外嵌装され、底部内面は押棒62eより僅かに
離れている。
【0024】押釦63を指で押すと、押棒62eは距離
Sだけ内方に押され、弁体部62aを距離Sだけ開き、
不定形容器30内の液体は矢印F−Fで示すように入口
から開口部62dを通り弁体部62aの外周を迂回して
注ぎ口61aから注出される。指を離すと弁体62aは
弾性体部62cの弾性力によって元の位置に戻って液通
路を閉じ、また押釦63も自らの弾性力によって元の形
状に戻るようになっている。なお、図8では弾性体部6
2cは蛇腹状の膜に開口部62dを設けた形状のものを
示したが、この部分は必要な開口面積と弾性力が得られ
ればよく、弾性体部62cの断面形状や変形方向は自由
に選ぶことができる。
【0025】次に、本第の実施の形態の作用について説
明する。不定形容器30を容器ホルダー40に装填する
場合には、先ず不定形容器30のキャップ33を外し、
代わりにアタッチメントのコック式注出口50又は押釦
式注出口60をユニオンナット52によって螺着する。
このとき、注出口60の注ぎ口61aの方向が、容器ホ
ルダー40に装填したとき下方に向くように注意する。
この状態で押釦式注出口60の押釦63を押して液通路
を開けば、不定形容器30内の液体は重力によって注出
される。一方、注出口60の押釦63から指を離して液
通路を閉じれば、液体の注出を停止することができ、上
記第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0026】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能
である。例えば、上記実施の形態では、薄肉蝶番部でホ
ルダー本体の上本体と下本体とを2分割して開閉できる
ような構成にしたが、蝶番部については構造は複雑とな
るがヒンジ構造にしてもよいし、薄肉とせず通常の折れ
目にしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の注出口を備えた不定形容器用ホ
ルダーは、次の効果が得られる。折畳式の前後の脚を出
し、卓上や床に注出口のある側を前下がりの姿勢で安定
して載置することができ、液体の注出は片手で注出口の
つまみを回転するか、指で押釦を押せばよいので、注出
量を容易に調整しながら行うことができる。常時は液通
路が閉じられているので、ホルダーの姿勢を変えても不
定形容器内に空気が入ることがない。前脚は運搬移動時
に把手として使用することができ、ハンドリングが楽に
なる。また、両脚を折畳めば上下左右面が平らになり、
段積みや冷蔵庫等への収納が可能である。容器ホルダー
は大きく開くことができるので、不定形容器の取替えを
容易に行うことができる。折畳式脚を収納式にしたの
で、大量に保存しても嵩張ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る注出口を備え
た不定形容器用ホルダーの正面図である。
【図2】図1の不定形容器用ホルダーに収容されている
不定形容器の正面図である。
【図3】図1のA矢視方向の不定形容器用ホルダーの平
面図である。
【図4】図1のB−B線方向における断面図である。
【図5】図1のC−C線方向における局部断面図であ
る。
【図6】図1の2点鎖線で示すD部の拡大断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る押釦式注出口
の側断面図である。
【図8】図7の押釦式注出口の液通路に配設されている
シートバルブの斜視図である。
【図9】従来の液体用袋の保持具を示す全体斜視図であ
る。
【図10】Aは液体用袋を示す平面図であり、Bは液体
用袋の保持具の使用状態を示す概略図。
【図11】Aは、口栓を保持具本体に係止した状態の断
面図。Bは、注ぎ出し用把手部及び袋保持手段の要部側
面図。Cは、袋保持手段を示す断面平面図。
【符号の説明】
30 不定形容器 32 口栓取付部 40 不定形容器用ホルダー 41 ホルダー本体 41c 薄肉蝶番部 41f 角孔 42 前脚(折畳式脚) 43 後脚(折畳式脚) 50 コック式注出口 52 ユニオンナット 52a 注ぎ口 60 押釦式注出口 61 注出口本体 61a 注ぎ口 62a 板弁部 63 押釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA20 AB02 AC02 BA20 BB06 BB10 CA03 HA03 HB02 HB08 JA01 JA08 JB08 JC02 KA04 KB15 MA01 3E064 BA22 BA30 BC18 FA04 GA04 HM01 HS07 3E067 AA03 AB26 AB28 BA12B BA26C BB14B BB14C BB16B BC07A CA24 EA06 EB34 EC11 EE11 EE40 EE56 EE60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性容器本体の口栓取付部に注出口本
    体を螺着し、上記容器本体をホルダー本体内に収容し、
    かつ上記注出口本体が横向きに配置されてなる注出口を
    備えた不定形容器のホルダーにおいて、上記ホルダー本
    体を上本体と下本体に2分割して開閉させる蝶番部を設
    けるとともに、上記ホルダー本体に上記口栓取付部と係
    合して上記容器本体を保持する係合部を設け、上記注出
    口本体側を低く位置させる長さの異なる2つの折畳式脚
    を上記ホルダー本体に回動可能に設けたことを特徴とす
    る注出口を備えた不定形容器用のホルダー。
  2. 【請求項2】 上記注出口本体の液通路を開閉する切換
    えコックを上記注出口本体に設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の注出口を備えた不定形容器用のホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】 上記注出口本体の液通路を開閉するシー
    トバルブを上記注出口本体に設け、シートバルブに設け
    た押圧棒の操作によって上記シートバルブを作動させる
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載の注出
    口を備えた不定形容器用のホルダー。
  4. 【請求項4】 上記折畳式脚を略コ字形に形成し、該折
    畳式脚を把手として使用可能にしたことを特徴とする請
    求項1に記載の注出口を備えた不定形容器用のホルダ
    ー。
  5. 【請求項5】 上記容器本体の口栓取付部に上記注出口
    本体をユニオンナットを介して取付け、該注出口本体の
    注ぎ口の向きを変更可能に構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の注出口を備えた不定形容器用のホルダ
    ー。
  6. 【請求項6】 上記折畳式脚の不使用時に、該折畳式脚
    を保持する収容部を上記ホルダー本体に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の注出口を備えた不定形容器用
    のホルダー。
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