JP2000335325A - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents

自動車用ウェザーストリップ

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JP2000335325A
JP2000335325A JP11151981A JP15198199A JP2000335325A JP 2000335325 A JP2000335325 A JP 2000335325A JP 11151981 A JP11151981 A JP 11151981A JP 15198199 A JP15198199 A JP 15198199A JP 2000335325 A JP2000335325 A JP 2000335325A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaped
weather strip
cover
fixing
side wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11151981A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kagotani
祐介 篭谷
Takao Yoshioka
隆夫 吉岡
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内装部品端部との間に隙間が生じることによる
見栄えの低下が起こらない形状を備えたウェザーストリ
ップを提供すること。 【解決手段】自動車車体の開口部の開口周縁に沿って装
着され、断面略U字状であり、前記U字内側に少なくと
も一対の固定リップ13を有する固定部5、前記固定部
5のU字底部外側近傍に連設されたシール部3、並びに
前記固定部5のU字外側底部近傍の側壁51に形成され
たサイドリップ部7を備えたウェザーストリップ1であ
って、前記サイドリップ部先端部には、先端リップ部
9、及び前記サイドリップ部7から離れるほど前記固定
部5のU字開口部側壁51cに近づくカバー部11が形
成されている構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばドア、ボン
ネット、トランク等の自動車の開口部の開口周縁に装着
され、雨水等の侵入を防止するためのウェザーストリッ
プであって、特に開口周縁に自動車の内装部材の端部が
近接して設けられる部位に使用されるウェザーストリッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体の開口部に装着されるウェザ
ーストリップにおいては、特に開口周縁に自動車の天井
材、ガーニッシュ等の内装部材が近接して取り付けら
れ、その端部がウェザーストリップを装着するボディー
フランジの近傍に位置するような部位に使用される場合
がある。かかるウェザーストリップには、図3に示した
ように、ボデーフランジ21に固定するための略U字状
の固定部5と他の開口部材に弾接するシール部3を有す
ると共に、車体に装着した状態において前記内装部材2
2の端部22eを覆い隠して外観を向上させるために車
内位置側にサイドリップ部7が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内装部材22
やボディーフランジ21等の形状、寸法のばらつき、組
付け精度のばらつき等により、図3に示したような隙間
dが生じる場合があり、かかる隙間dの存在は見栄えを
低下させ、好ましいものではない。特に車両の設計によ
っては、ウェザーストリップ1を装着した後に図3に矢
印pにて示した方向から内装部品22が組み付けられる
場合があり、このような場合、サイドリップ部先端を内
装部材22の端部22e上面に接触させることが好まし
いが、精度上困難である。内装部材22の高さがサイド
リップ部よりも高くなるとサイドリップ部7の先端が組
み付け時の内装部材22との接触により固定部5の側壁
51側に押し込まれた形に変形することで外観が著しく
低下する。かかる事態を防止するために、通常は内装部
材端部22eの高さをサイドリップ部先端部の高さより
低くなるように設計される。そのため、組付け後は前記
隙間dが必然的に発生するため、その解決が要求され
る。
【0004】本発明の目的は、内装部品端部との間に隙
間が生じることによる見栄えの低下が起こらない形状を
備えたウェザーストリップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車車体の
開口部の開口周縁に沿って装着され、断面略U字状で前
記U字内側に少なくとも一対の固定リップを有する固定
部、前記固定部の外側U字底部外側近傍に連設されたシ
ール部、並びに前記固定部のU字底部外側近傍の側壁に
形成されたサイドリップ部を備えたウェザーストリップ
であって、前記サイドリップ部先端部には、先端リップ
部、及び前記サイドリップ部から離れるほど前記固定部
のU字開口部側壁に近づくカバー部が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】前記サイドリップ部から離れるほど前記固
定部のU字開口部側壁に近づくように形成されているた
めに、カバー部が内装部材の端部と接触して固定部U字
側壁に近づく方向に押圧力を受けると、その作用によっ
てサイドリップ部が該内装部材に近づくような曲げ変形
を起こす。その結果、先端リップ部が内装部材の端部上
面に弾接し、隙間の発生が見栄えよく解消される。
【0007】本発明においては、前記カバー部は、前記
固定部の前記U字開口部側壁に接続されたブリッジ状カ
バー部材であることが好ましい。
【0008】ウェザーストリップが、車両開口部のコー
ナー部においてサイドリップが形成された方を内側とす
るように湾曲して装着される場合、固定部よりもサイド
リップ部先端ほど曲率半径が小さな湾曲となるために、
サイドリップ部先端ほど長さ方向に圧縮応力を受け、波
打ち現象が発生しやすい。先端リップ部と内装部材端部
上面が接触しても波打ち現象のための外観不良が残存す
るが、上記の構成とすることによってブリッジ状カバー
部によりサイドリップ部の波打ちが拘束され、その結
果、先端リップ部の波打ち現象が抑制されて、上記外観
不良がより低減される。
【0009】また前記カバー部の肉厚は1〜2mmであ
ることが好ましい。前記カバー部の肉厚が2mmを超え
るとカバー部の剛性が高くなって変形に要する力が増大
する結果、先に内装部材を装着したときにはウェザース
トリップの装着の際の抵抗が、また先にウェザーストリ
ップを装着した場合には内装部材の組付けの際の抵抗が
大きくなり、好ましくない。1mm未満のカバー部を製
造することは難しい。
【0010】前記カバー部の中央近傍が他の部分より薄
肉に形成されていることが好ましい。
【0011】かかる薄肉部の存在によってブリッジ状カ
バー部の曲げ剛性が低下し、上述の場合と同様にウェザ
ーストリップもしくは内装部材の一方で、後工程にて組
み付ける部材の組み付け時の抵抗が小さくなり、組付け
作業が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1(A)は、本発明のウェザーストリ
ップの例の断面形状を示したものである。ウェザースト
リップ1は、中空のシール部3と断面U字状の固定部5
とを備えており、シール部3は固定部5の前記U字底部
外側近傍に連設されている。またサイドリップ部7は、
先端ほどU字開口部Fに近づくように、即ちサイドリッ
プ部7と固定部側壁51とが鋭角をなすように形成さ
れ、内装部材22の端部22eを覆い隠すように構成さ
れている。
【0013】固定部5のU字底部外側近傍の側壁51に
立設されたサイドリップ部7の先端部は2つに分岐した
形状であり、サイドリップ部7の先端を構成する先端リ
ップ部9と、前記U字開口部F側ほど固定部側壁51に
近づくようにカバー部11が立設されている。
【0014】サイドリップ部7の長さは、好ましくは5
〜10mm、先端リップ部9の長さは、好ましくは1〜
5mmである。
【0015】その結果、内装部材端部22eが、カバー
部材のどの位置に接してもサイドリップ部7は常に内装
部材22の方へ曲げ変形を起こす。
【0016】本発明のウェザーストリップ1の固定部5
には、図1に示したようにインサート金具20が埋設さ
れていることが好ましい。また、サイドリップ部7の反
対側の固定部側壁51には、ボディーフランジ21に接
触するシールリップ13を設けることも好ましい態様で
ある。
【0017】図1(B)は、本発明のウェザーストリッ
プをボディーフランジ21に装着した状況を示したもの
である。ウェザーストリップ1は、ボディーフランジ2
1を、U字状固定部5の内部に設けられた複数対、この
例では2対の固定リップ13による挟持作用によって装
着されている。ボディーフランジ21の近傍に設けられ
た内装部材22の端部22eによってカバー部材11が
押さえられ、その結果サイドリップ7が下方、即ち内装
部材22の端部22e上面側に撓み、先端リップ部9が
内装部材端部22e上面に弾接し、内装部材22とウェ
ザーストリップ1の間に隙間の発生が確実に防止され
る。
【0018】前記先端リップ部9のカバー部11の形成
面と内装部材22の端部上面とのなす角は鋭角、より好
ましくは70度以下、さらに好ましくは45度以下であ
る。内装部材22はボディーフランジ21に略垂直な方
向から装着される。従って上記角度が90度以上の場合
には、先端リップ部9が内装部材22の端部22e上面
と接した場合に図1(B)のように上方に反るような変
形をせず、カバー部材側に折れ込むように変形し見栄え
が悪くなる不具合が発生し得る。特に内側に折れた部分
と外側に正常に弾接している部分が混在して発生するこ
とが著しい見栄えの低下を起こし、好ましくない。
【0019】前記先端リップ部9のカバー部11の形成
面と内装部材22の端部上面とのなす角が70度以下、
さらに好ましくは45度以下とすることによって、内装
部材22の取り付け方向にばらつきが生じても安定的に
見栄えよく装着が行える。
【0020】図2(a)は、カバー部材11が、固定部
5のU字開口部側壁51cに接続したブリッジ状カバー
部材11を形成した例を示したものである。
【0021】また図2(b)は、図2(a)に示したブ
リッジ状カバー部材11の中央部近傍が肉薄に形成され
た例を示したものである。薄肉は連続的に厚みが減少す
る形状であってもよく、ノッチ状に形成されたものであ
ってもよい。
【0022】本発明において、ウェザーストリップは、
押出成形部と必要に応じてこれに連設される型成形部を
備えたものであり、公知の方法により製造される。具体
的には、押出成形部は、ゴム材料としてEPDMやポリ
クロロプレンゴム等の架橋タイプの未加硫ゴム組成物中
に、発泡ゴムとする場合には発泡剤として公知の無機系
発泡剤、ないしは有機系発泡剤、必要に応じて発泡助剤
を添加し、押出機から連続して所定形状に押し出すと共
に加熱して、加硫・発泡させることにより製造される。
【0023】ゴム材料は全体が発泡ゴムであってもよ
く、またソリッドゴムであってもよいが、少なくともシ
ール部、リップ部、並びにカバー部材は発泡ゴムである
ことが好ましい。
【0024】型成形部を構成する材料としては、上述の
押出成形部を構成する架橋ゴム材料が使用可能であり、
押出成形部と同じ材料であってもよく、また異なった材
料であってもよい。型成形部はウェザーストリップに2
カ所以上形成されていてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェザーストリップの実施形態の例の
断面を示した図
【図2】本発明のウェザーストリップの別実施形態の例
の断面を示した図
【図3】従来のウェザーストリップを装着した場合の例
を示した図
【符号の説明】
1 ウェザーストリップ 3 シール部 5 固定部 51 固定部U字側壁 51c U字開口部側壁 7 サイドリップ部 9 先端リップ部 22 内装部材 22e 内装部材端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:22 B29L 24:00 31:30 Fターム(参考) 3D024 AA02 AA17 AB06 AB18 AB21 AB30 4F207 AA09 AA45 AB02 AD03 AG06 AG20 AG21 AH23 KA01 KA11 KA17 KA20 KB11 KL58 KL62 KL74 KW33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車体の開口部の開口周縁に沿って
    装着され、断面略U字状で前記U字内側に少なくとも一
    対の固定リップを有する固定部、前記固定部のU字底部
    外側近傍に連設されたシール部、並びに前記固定部のU
    字外側底部近傍の側壁に形成されたサイドリップ部を備
    えたウェザーストリップであって、前記サイドリップ部
    先端部には、先端リップ部、及び前記サイドリップ部か
    ら離れるほど前記固定部のU字開口部側壁に近づくカバ
    ー部が形成されているウェザーストリップ。
  2. 【請求項2】 前記カバー部が前記固定部の前記U字開
    口部側壁に接続されたブリッジ状カバー部である請求項
    1に記載のウェザーストリップ。
  3. 【請求項3】 前記カバー部の肉厚が1〜2mmである
    請求項1又は2に記載のウェザーストリップ。
  4. 【請求項4】 前記カバー部の中央近傍が他の部分より
    薄肉に形成されたブリッジ状カバー部である請求項2又
    は3に記載のウェザーストリップ。
JP11151981A 1999-05-31 1999-05-31 自動車用ウェザーストリップ Withdrawn JP2000335325A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188850A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ウエザーストリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010188850A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ウエザーストリップ

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Effective date: 20060801