JP2000335191A - 黒板消し - Google Patents
黒板消しInfo
- Publication number
- JP2000335191A JP2000335191A JP11189476A JP18947699A JP2000335191A JP 2000335191 A JP2000335191 A JP 2000335191A JP 11189476 A JP11189476 A JP 11189476A JP 18947699 A JP18947699 A JP 18947699A JP 2000335191 A JP2000335191 A JP 2000335191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic material
- blackboard eraser
- support board
- hollow support
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 拭き取り部と支持部よりなる薄型黒板消し
で、量産化できる構造の黒板消しを目的とする。 【構成】 ドーナツ形状の中空支持盤(3)を、握持部
分を持つ上部支持盤(1)と布(5)や底面全体用弾性
材(4)の間に設け、弾性材を底面全体用弾性材(4)
と加圧及び弾性増強用弾性材(2)とに分け、組み立て
作業を分業できるようにし、量産可能とした。
で、量産化できる構造の黒板消しを目的とする。 【構成】 ドーナツ形状の中空支持盤(3)を、握持部
分を持つ上部支持盤(1)と布(5)や底面全体用弾性
材(4)の間に設け、弾性材を底面全体用弾性材(4)
と加圧及び弾性増強用弾性材(2)とに分け、組み立て
作業を分業できるようにし、量産可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョークの粉が空中に
舞い上がらないようにした薄型で横断面の輪郭の形状が
紡錘の縦中央断面の輪郭の形状とした黒板消しの量産
を、可能とする構造の黒板消しに関するものである。
舞い上がらないようにした薄型で横断面の輪郭の形状が
紡錘の縦中央断面の輪郭の形状とした黒板消しの量産
を、可能とする構造の黒板消しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の拭き取り部と支持部よりなる黒板
消しは、全体的な形状が直方体に近い形状で作られてお
り、黒板との接触面を底面とすると、各側面は底面に対
してほぼ90度近い角度で作られており、黒板消し使用
時側面で風を起こしてしまう。この風によって黒板消し
に削り取られた粉や、黒板上にあったチョークの粉が空
中に舞い上がってしまった。不健康この上ないものであ
った。そこで拙者、先に黒板消し使用時風をほとんど起
こさず、かつチョークの粉を飛ばしづらい、薄型で横断
面の輪郭の形状が紡錘の縦中央断面の輪郭の形状にした
黒板消しを発明して出願した。この形状にしたことによ
りチョークの粉の空中への舞い上がりは、ほとんどカッ
トすることができた。しかし、上記の形状で、底面の布
の張りとある程度の弾性が要求される為、量産が非常に
難しかった。
消しは、全体的な形状が直方体に近い形状で作られてお
り、黒板との接触面を底面とすると、各側面は底面に対
してほぼ90度近い角度で作られており、黒板消し使用
時側面で風を起こしてしまう。この風によって黒板消し
に削り取られた粉や、黒板上にあったチョークの粉が空
中に舞い上がってしまった。不健康この上ないものであ
った。そこで拙者、先に黒板消し使用時風をほとんど起
こさず、かつチョークの粉を飛ばしづらい、薄型で横断
面の輪郭の形状が紡錘の縦中央断面の輪郭の形状にした
黒板消しを発明して出願した。この形状にしたことによ
りチョークの粉の空中への舞い上がりは、ほとんどカッ
トすることができた。しかし、上記の形状で、底面の布
の張りとある程度の弾性が要求される為、量産が非常に
難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、この
薄型で横断面の輪郭の形状が、紡錘の縦中央断面の輪郭
の形状である黒板消しの、使用効果を失わず、かつ量産
できる構造の黒板消しを目的とするものである。
薄型で横断面の輪郭の形状が、紡錘の縦中央断面の輪郭
の形状である黒板消しの、使用効果を失わず、かつ量産
できる構造の黒板消しを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面に握持部
があり、下面に接合用穴を持つ上部支持盤(1)と黒板
消し拭き取り部を構成する布(5)や底面全体用弾性材
(4)との間に、布(5)仮止め及び接合用突起(3
a)を持つ中空支持盤(3)と加圧及び弾性増強用弾性
材(2)を設ける手段を講じたものである。
があり、下面に接合用穴を持つ上部支持盤(1)と黒板
消し拭き取り部を構成する布(5)や底面全体用弾性材
(4)との間に、布(5)仮止め及び接合用突起(3
a)を持つ中空支持盤(3)と加圧及び弾性増強用弾性
材(2)を設ける手段を講じたものである。
【0005】
【作用】本発明は、上記の手段を講じて下記の手順で作
用する。まず最初、布(5)で底面全体用弾性材(4)
を包むようにして中空支持盤(3)の下面に貼着保持
し、布(5)の各端を中空支持盤(3)の下面から側
面、上面へと引き回して持って来て、中空支持盤上の仮
止め及び接合用突起(3a)に掛けて仮止めする。この
時、中空支持盤(3)の外径より外径が大きく作られて
いる底面全体用弾性材(4)は、中空支持盤(3)の側
面及ぴその付近では、少し押しつぶされて貼着保持され
ることになる。その後、中空支持盤(3)の穴の径より
小さく、かつ中空支持盤(3)の厚さより少し厚目の加
圧及び弾性増強用弾性材(2)を下面に付けた上部支持
盤(1)を、中空支持盤上の仮止め及び接合用突起(3
a)が上部支持盤(1)下面に設けた穴に入るよう中空
支持盤(3)に押し付け固着して完成する。
用する。まず最初、布(5)で底面全体用弾性材(4)
を包むようにして中空支持盤(3)の下面に貼着保持
し、布(5)の各端を中空支持盤(3)の下面から側
面、上面へと引き回して持って来て、中空支持盤上の仮
止め及び接合用突起(3a)に掛けて仮止めする。この
時、中空支持盤(3)の外径より外径が大きく作られて
いる底面全体用弾性材(4)は、中空支持盤(3)の側
面及ぴその付近では、少し押しつぶされて貼着保持され
ることになる。その後、中空支持盤(3)の穴の径より
小さく、かつ中空支持盤(3)の厚さより少し厚目の加
圧及び弾性増強用弾性材(2)を下面に付けた上部支持
盤(1)を、中空支持盤上の仮止め及び接合用突起(3
a)が上部支持盤(1)下面に設けた穴に入るよう中空
支持盤(3)に押し付け固着して完成する。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例についてさらに詳細
に説明する。
に説明する。
【0007】この実施例の黒板消しは、ベルベットなど
の吸塵性の強い布(5)で、外径が中空支持盤(3)の
外径より大きい底面全体用弾性材(4)を包むようにし
て、中空支持盤(3)下面に貼着保持する。中空支持盤
(3)の上面にはあらかじめ接着剤を塗布しておき、布
(5)を中空支持盤(3)の下面から側面そして上面へ
と引き回しながら運び、中空支持盤(3)の上面に設け
てある仮止め及び接合用突起(3a)に掛けて仮止めす
る。布(5)と中空支持盤(3)の間に入る底面全体用
弾性材(4)は、中空支持盤(3)より外径が大きく、
布(5)で引き回しながら貼着仮止めされる為、中空支
持盤(3)の側面付近の底面全体用弾性材(4)は、ほ
どよく押しつぶされて中空支持盤(3)に貼着保持され
ることになる。この底面全体用弾性材(4)がほどよく
貼着保持されることにより、本体形状で必要とされてい
る紡錘形状の先端部分を形成することができるのであ
る。そして中空支持盤(3)の側面に底面全体用弾性材
(4)の端部分が押着されているので、外から触れた感
じがソフトで、黒板消し本体使用時、部分消しなどの
時、本体の側面付近を使用する場合、充分に対応するこ
とができ、中空支持盤(3)が直接黒板に触れることが
ないので、黒板に傷をつけることもない。その後、中空
支持盤(3)の穴の径より小さく、中空支持盤(3)の
厚さより厚くカットしてなる加圧及び弾性増強用弾性材
(2)を、握持部のある上部支持盤(1)の下面に付け
ておき、この加圧及び弾性増強用弾性材(2)付き上部
支持盤(1)を、布(5)で底面全体用弾性材(4)を
仮止めした中空支持盤(3)に押し付けて接合させ完成
する。上部支持盤(1)の下面に設けた穴に、中空支持
盤上の仮止め及び接合用突起(3a)が入って接合する
のである。この時、加圧及び弾性増強用弾性材(2)
が、中空支持盤(3)の厚さより厚くカットされている
ので、加圧及び弾性増強用弾性材(2)が底面全体用弾
性材(4)と布(5)を押しつけることになり、本体形
状で必要とされている、底面布(5)の張りと、円弧状
のゆるいカーブの底面がこれによって形成される。又、
二つの弾性材が接合によって重なり合って組み立てられ
ることにより、弾性材全体がほどよい厚さとなり、底面
全体として必要な弾性が確保でき、消す効果において従
来直方体形状の黒板消しと何ら変わりはないのである。
の吸塵性の強い布(5)で、外径が中空支持盤(3)の
外径より大きい底面全体用弾性材(4)を包むようにし
て、中空支持盤(3)下面に貼着保持する。中空支持盤
(3)の上面にはあらかじめ接着剤を塗布しておき、布
(5)を中空支持盤(3)の下面から側面そして上面へ
と引き回しながら運び、中空支持盤(3)の上面に設け
てある仮止め及び接合用突起(3a)に掛けて仮止めす
る。布(5)と中空支持盤(3)の間に入る底面全体用
弾性材(4)は、中空支持盤(3)より外径が大きく、
布(5)で引き回しながら貼着仮止めされる為、中空支
持盤(3)の側面付近の底面全体用弾性材(4)は、ほ
どよく押しつぶされて中空支持盤(3)に貼着保持され
ることになる。この底面全体用弾性材(4)がほどよく
貼着保持されることにより、本体形状で必要とされてい
る紡錘形状の先端部分を形成することができるのであ
る。そして中空支持盤(3)の側面に底面全体用弾性材
(4)の端部分が押着されているので、外から触れた感
じがソフトで、黒板消し本体使用時、部分消しなどの
時、本体の側面付近を使用する場合、充分に対応するこ
とができ、中空支持盤(3)が直接黒板に触れることが
ないので、黒板に傷をつけることもない。その後、中空
支持盤(3)の穴の径より小さく、中空支持盤(3)の
厚さより厚くカットしてなる加圧及び弾性増強用弾性材
(2)を、握持部のある上部支持盤(1)の下面に付け
ておき、この加圧及び弾性増強用弾性材(2)付き上部
支持盤(1)を、布(5)で底面全体用弾性材(4)を
仮止めした中空支持盤(3)に押し付けて接合させ完成
する。上部支持盤(1)の下面に設けた穴に、中空支持
盤上の仮止め及び接合用突起(3a)が入って接合する
のである。この時、加圧及び弾性増強用弾性材(2)
が、中空支持盤(3)の厚さより厚くカットされている
ので、加圧及び弾性増強用弾性材(2)が底面全体用弾
性材(4)と布(5)を押しつけることになり、本体形
状で必要とされている、底面布(5)の張りと、円弧状
のゆるいカーブの底面がこれによって形成される。又、
二つの弾性材が接合によって重なり合って組み立てられ
ることにより、弾性材全体がほどよい厚さとなり、底面
全体として必要な弾性が確保でき、消す効果において従
来直方体形状の黒板消しと何ら変わりはないのである。
【0008】図2の実施例に示すような、U字形状の支
持盤(3b)も中空支持盤(3)と同じ効果が期待でき
る。
持盤(3b)も中空支持盤(3)と同じ効果が期待でき
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は、中空支持盤を使用し、弾性材
を底面全体用と加圧及び弾性増強用の二つに分けて使用
するので、組み立て作業が分業簡略化し、組み立て後の
横断面の輪郭の形状が、紡錘の縦中央断面の輪郭の形状
を維持することができ、かつ従来黒板消しの拭き取り部
の弾性を薄型ながら確保することができる黒板消しを大
量生産できるのである。
を底面全体用と加圧及び弾性増強用の二つに分けて使用
するので、組み立て作業が分業簡略化し、組み立て後の
横断面の輪郭の形状が、紡錘の縦中央断面の輪郭の形状
を維持することができ、かつ従来黒板消しの拭き取り部
の弾性を薄型ながら確保することができる黒板消しを大
量生産できるのである。
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】本発明一実施例の組み立て完成斜視図である。 1…上部支持盤 2…加圧及び弾性増強用弾性材 3…中空支持盤 3a…仮止め及び接合用突起 3b…U字形状支持盤 4…底面全体用弾性材 5…布
Claims (2)
- 【請求項1】 拭き取り部と支持部よりなる薄型黒板消
しにおいて、布(5)や底面全体用弾性材(4)を貼着
保持するドーナツ形状の中空支持盤(3)を、握持部分
を持つ上部支持盤(1)と布(5)や底面全体用弾性材
(4)との間に設け、弾性材を底面全体用(4)と加圧
及び弾性増強用(2)とに分けたことを特徴とする黒板
消し。 - 【請求項2】 請求項1における黒板消しの中空支持盤
(3)をU字形状の支持盤(3b)とした黒板消し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189476A JP2000335191A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 黒板消し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11189476A JP2000335191A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 黒板消し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000335191A true JP2000335191A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=16241909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11189476A Pending JP2000335191A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 黒板消し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000335191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231894A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Hisashi Aoyanagi | イレーザー |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11189476A patent/JP2000335191A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231894A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Hisashi Aoyanagi | イレーザー |
JP4569899B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-10-27 | 久 青柳 | イレーザー |
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