JP2000335024A - プリンタシステムおよびディザデータ処理方法 - Google Patents

プリンタシステムおよびディザデータ処理方法

Info

Publication number
JP2000335024A
JP2000335024A JP11152909A JP15290999A JP2000335024A JP 2000335024 A JP2000335024 A JP 2000335024A JP 11152909 A JP11152909 A JP 11152909A JP 15290999 A JP15290999 A JP 15290999A JP 2000335024 A JP2000335024 A JP 2000335024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dither
dither matrix
matrix data
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11152909A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Saito
紀夫 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11152909A priority Critical patent/JP2000335024A/ja
Publication of JP2000335024A publication Critical patent/JP2000335024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザマトリックスデータを用いて印字デー
タを作成する際に、それぞれ異なる複数のディザマトリ
ックスデータを格納するメモリ容量を削減する。 【解決手段】 ホストコンピュータ10上から送られる
プリンタ言語に変換された印字データを、それぞれ種類
の異なる複数のディザマトリックスデータから所定のデ
ィザマトリックスデータを選択し、該ディザマトリック
スデータを用いてディザ処理を行いイメージデータを展
開し、印字出力するプリンタシステムにおいて、ディザ
マトリックスデータを構成する各ピクセルのデータが1
bitで表現され、上位ビットから詰めた縮小サイズの
ディザマトリックスデータ24a,24b,24cが格
納されるディザデータ格納部24を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタや
デジタル複写機などの画像形成装置とパーソナルコンピ
ュータなどのホストコンピュータとを通信手段で接続し
たプリンタシステムおよびディザデータ処理方法に関
し、より詳細には、ディザマトリックスデータを用いて
印字データを作成するシステムにおいてディザマトリッ
クスデータの種類を少ないメモリ容量で複数格納し、格
納したディザマトリックスデータの取得やメタディザデ
ータの作成を行うプンタシステムおよびディザデータ処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(P
C)やワークステーション(WS)などのホストコンピ
ュータとレーザプリンタなどの印刷装置を相互通信可能
に接続したプリンタシステムが知られている。このよう
なプリンタシステムにおいて、プリンタあるいはディス
プレイに画像を出力する場合、画像の元データとなる各
色毎(カラー・ディスプレイに送る信号の一つであるR
GB、あるいはカラー印刷の場合におけるCMYKな
ど)の画素データを、プリンタ上あるいはホストコンピ
ュータ上で、元画像の1ピクセル毎に横にスキャンし1
行毎にVRAM(ビデオ・メモリ)形式に変換して出力
している。
【0003】ここで、各色の濃度レベルが0(%)ある
いは255(%)ではない場合、ビデオ・メモリ形式に
変換する過程で、色レベルに応じたパターンを用いて画
素データに対してマスク処理を行う。使用するパターン
は、たとえば各色レベル毎に4×4ピクセル、6×6ピ
クセル等のブロックで表すディザパターン(マトリック
ス)が用いられる。このディザパターンを使用するマス
ク処理をディザ処理(dither method )という。このデ
ィザ処理は、異なる色のピクセルの位置や並び方を調整
し、中間色を疑似的に再現する技法であり、たとえば、
グラデーションを少ない色で再現するために、濃い色と
薄い色の2種類を使って、高濃度の部分には濃い色を中
心に、低濃度の部分には薄い色を中心に配分させ、色の
分布を微妙に変えるようにディザの種類を用意する。
【0004】現在のプリンタシステムでは、アプリケー
ションからプリンタに渡される文字、写真、グラフィク
スの描画オブジェクト毎に最適化されたディザデータを
数種類もち、それぞれのオブジェクト毎に使用するディ
ザマトリックスデータを切り替え、最適な出力を行って
いる。
【0005】すなわち、ディザ処理に用いるディザデー
タは、一般的には、写真用、文字用など出力する描画デ
ータに適合するように設計されている。この描画データ
はアプリケーションから送られ、大まかに分けて文字、
写真、グラフィクスの3種類がある。描画に用いるディ
ザデータは、文字用として細線の再現性を向上させるよ
うに設計されたもの、また、写真用として色濃度の変化
を違和感なく再現させるように設計されたものが用いら
れる。なお、ディザマトリックスデータを用いて描画を
行う場合、そのピクセルを描くか描かないかは“1”か
“0”の2値の数値で表される。通常、ディザマトリッ
クスデータは4×4、6×6などの矩形データで扱われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるように、通常、ディザマトリックスデータは4
×4、6×6などの矩形データで扱われるので、256
レベルのディザデータを格納するには、4×4×256
分のデータが必要となり、計算機上でそれぞれのピクセ
ルを1byteの数値として扱っていたのではディザマ
トリックスサイズが大きくなるに従ってそれを格納する
ためのメモリ容量は膨大な量になってしまう。
【0007】さらに詳述すれば、1種類のディザマトリ
ックスでさえも、各色レベル(256階調)のディザデ
ータが必要であり、これら全てのディザマトリックスデ
ータをプリンタコントローラに格納するには大きなメモ
リ容量を必要とするという問題点があった。また、ディ
ザマトリックスのサイズも、ディザデータの種類によっ
て4×4、6×6、8×8など多くの種類が混在し、プ
リンタコントローラ上でディザデータを使用して描画を
行う場合に処理が煩雑になったり、高速に処理が行えな
いといった問題点があった。さらに、作成されるメタデ
ィザデータは、元ディザマトリックスのサイズによって
作成方法が異なるため、写真用、文字用など複数種類の
ディザデータのそれぞれのサイズが異なった場合に、メ
タディザデータを作成する処理が煩雑となるという問題
点があった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、ディザマトリックスデータを用いて印字データを
作成する際に、それぞれ異なる複数のディザマトリック
スデータを格納するメモリ容量を削減することを第1の
目的とする。
【0009】多くのディザマトリックスデータが格納さ
れている場合に、所望のディザマトリックスデータを比
較的簡単な処理で取得することを第2の目的とする。
【0010】複数種類のディザデータのそれぞれのサイ
ズが異なった場合にも、複雑な計算を必要としないメタ
ディザデータの作成を実現し、高速処理を実現すること
を第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるプリンタシステムにあっては、
ホストコンピュータ上から送られるプリンタ言語に変換
された印字データを、それぞれ種類の異なる複数のディ
ザマトリックスデータから所定のディザマトリックスデ
ータを選択し、該ディザマトリックスデータを用いてデ
ィザ処理を行ってイメージデータを展開し、印字出力す
るプリンタシステムにおいて、前記ディザマトリックス
データを構成する各ピクセルのデータが1bitで表現
され、上位ビットから詰めた縮小サイズのディザマトリ
ックスデータが格納されるディザデータ格納手段を備え
たものである。
【0012】この請求項1の発明によれば、ディザデー
タ格納手段にそれぞれ種類(マトリックスサイズ)が異
なる複数のディザマトリックスデータを格納する際に、
ディザマトリックスデータを構成する各ピクセルのデー
タを1bitで表現し、上位ビットから詰めた縮小サイ
ズのディザマトリックスデータの形態で格納することに
より、メモリ容量の消費を抑制する。
【0013】また、請求項2にかかるプリンタシステム
にあっては、さらに、前記ディザデータ格納手段に格納
されている前記縮小サイズのディザマトリックスデータ
のディザサイズをビットに変換し、所望のディザマトリ
ックスデータを取得する制御手段を備えたものである。
【0014】この請求項2の発明によれば、請求項1の
如く格納されているディザマトリックスデータの先頭ア
ドレスからあるレベルのディザマトリックスデータのア
ドレスへのオフセットを、ディザサイズをビットに換算
して計算することにより,所望のディザマトリックスデ
ータを取得する。
【0015】また、請求項3にかかるプリンタシステム
にあっては、前記制御手段は、前記取得したディザマト
リックスデータをword(32bit)単位のデータ
に複数敷き詰め、メタディザデータを作成するものであ
る。
【0016】この請求項3の発明によれば、請求項2の
如く取得したディザマトリックスデータを、word
(32bit)単位のデータに複数敷き詰めることによ
り、bit単位あるいはbyte単位の処理に比べ、高
速に処理可能な描画に用いるメタディザデータが作成可
能になる。
【0017】また、請求項4にかかるディザデータ処理
方法にあっては、ホストコンピュータ上から送られるプ
リンタ言語に変換された印字データを、それぞれ種類の
異なる複数のディザマトリックスデータから所定のディ
ザマトリックスデータを選択し、該ディザマトリックス
データを用いてディザ処理を行うシステムに用いられる
ディザデータ処理方法において、前記ディザマトリック
スデータを構成する各ピクセルのデータを1bitで表
現し、上位ビットから詰めた縮小サイズのディザマトリ
ックスデータで作成し、格納する第1の工程と、前記第
1の工程で格納された前記縮小サイズのディザマトリッ
クスデータのディザサイズをビットに変換し、所望のデ
ィザマトリックスデータを取得する第2の工程と、前記
第2の工程で取得したディザマトリックスデータをwo
rd(32bit)単位のデータに複数敷き詰め、メタ
ディザデータを作成する第3の工程と、を含むものであ
る。
【0018】この請求項4の発明によれば、それぞれ種
類(マトリックスサイズ)が異なる複数のディザマトリ
ックスデータを格納する際に、各ピクセルのデータを1
bitで表現し、上位ビットから詰めた縮小サイズのデ
ィザマトリックスデータで格納することにより、メモリ
容量を小さくする。また、格納されているディザマトリ
ックスデータの先頭アドレスからあるレベルのディザマ
トリックスデータのアドレスへのオフセットを、ディザ
サイズをビットに換算して計算して,所望のディザマト
リックスデータを取得し、そのディザマトリックスデー
タを、bit単位あるいはbyte単位ではなく、wo
rd(32bit)単位のデータに複数敷き詰めること
により、bit単位あるいはbyte単位の処理に比
べ、高速に処理可能な描画に用いるメタディザデータの
作成が実現する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるプリンタシ
ステムおよびディザデータ処理方法の実施の形態につい
て添付図面を参照し、詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態にかかるプリ
ンタシステムの概略構成を示すブロック図である。プリ
ンタシステムは、大きくはパーソナルコンピュータ(P
C)やワークステーション(WS)などのホストコンピ
ュータ10とレーザプリンタなどに代表されるページプ
リンタであるプリンタ20とを通信ケーブル30で接続
したものである。なお、通信ケーブル30は、たとえば
IEEE1284の規格に準拠したインターフェイスな
どによる双方向通信ケーブルを用い、ホストコンピュー
タ10とプリンタ20それぞれのインターフェイス部分
(コネクタ間)を相互通信可能に接続している。
【0021】ホストコンピュータ10は、文書情報や保
存されているファイルなどをオープンし、必要に応じた
処理を行うアプリケーション11と、アプリケーション
11の指示によりプリンタ20側が解釈できる印字デー
タ(PDL)を作成し、プリンタ20側に送るプリンタ
ドライバ12と、を備えている。
【0022】プリンタ20は、プリンタドライバ12か
らのページ記述言語(PDL:たとえば米アドビ社のPo
stScript)および制御コードに従ってプリンタドライバ
12からの印字データをビデオデータ(イメージデー
タ)に変換し展開して送出するプリンタコントローラ2
1と、電子写真プロセスおよびレーザ書き込み方式に従
って構成され、プリンタコントローラ21から送られた
印字データに応じた光書き込みを感光体上に行って潜像
を形成し、さらに現像によってトナー像とし、繰り出さ
れた記録紙に画像を転写するプリンタエンジン27と、
を備えている。
【0023】プリンタコントローラ21は、プリンタド
ライバ12から送られてきたPDLコマンドの受入れお
よびホストコンピュータ10への応答、およびプリンタ
コントローラ21を統括的に制御する制御部22と、制
御部22の指示により所定のディザデータを読み出し、
出力するディザデータ出力部23と、ディザデータ出力
部23で出力されたディザデータを用いて印字用のイメ
ージデータを展開しプリンタエンジン27に送出する描
画処理部26と、を備えている。
【0024】また、ディザデータ出力部23には、ディ
ザデータ格納部24が設けられ、それぞれ異なるディザ
マトリックスのデータ24a、24b、24cというよ
うに複数種設けられている。たとえば、先に述べたよう
に細線の再現性を向上させるように設定された文字用の
ディザデータや、色濃度の変化(グラデーション)を違
和感なく再現させるように設定された写真用ディザデー
タなどが、後述する如く形態で格納される。
【0025】以上の如くシステムにおける基本的な動作
はつぎの通りである。ホストコンピュータ10上でアプ
リケーション11を起動し、ホストコンピュータ10上
で作成あるいは外部から取り込んだ画像情報をオープン
する。そして、上記画像情報に対し必要に応じて編集な
どの処理を行い、アプリケーション11の操作によりプ
リンタドライバ12に描画データを送信し、印刷処理を
指示する。プリンタドライバ12は、アプリケーション
11から送信された描画データをプリンタコントローラ
21が解釈できるページ記述言語(PDL)に変換し、
印字データとして通信ケーブル30を介してプリンタ2
0のプリンタコントローラ21に送る。プリンタコント
ローラ21は、プリンタドライバ12から送られたペー
ジ記述言語を解釈し、印字データに対し所定のディザデ
ータを用いてディザ処理を行って印刷イメージを展開し
作成してプリンタエンジン27に送出する。
【0026】つぎに、プリンタコントローラ21のディ
ザデータ格納部24に格納するディザデータについて図
2〜図5を参照して説明する。まず、ディザデータ格納
部24のメモリ容量を削減する例について図2を用いて
説明する。先に述べたようにディザマトリックスのサイ
ズが大きくなるに従って格納するためのメモリ容量が膨
大化する。そこで、図2に示すように、各ピクセルのデ
ータを1bitで表現し、上位ビットから詰めて表現す
る。これによって、横幅が4のディザデータならば1ラ
イン分を2レベル1byte中に格納することが可能と
なる。
【0027】また、横幅が1byteを超える(=8以
上)ディザサイズの場合も、上位ビットから詰めて格納
することによりbyte単位のデータとして扱い、12
×12のディザマトリックスであれば3byteで2レ
ベル分のディザデータを格納することができる。すなわ
ち、それぞれディザ表現の異なる2つのディザデータを
格納することができる。
【0028】つぎに、上述の如く格納したディザマトリ
ックスデータを取得する例について図3を用いて説明す
る。図2に示したように格納したディザマトリックスデ
ータを取得するには、図3に示すように、格納されてい
るディザデータの先頭アドレスからあるレベルのディザ
データのアドレスへのオフセットを、ディザサイズをビ
ットに換算して計算することにより可能となる。すなわ
ち、図3に例示するように、レベル0の高さ0の先頭が
A、レベル4の高さ0の先頭がB、レベル6の高さ2の
先頭がC、といったようにマトリックスのどの位置にあ
るかをディザデータの先頭アドレスから所定のレベルの
ディザデータのアドレスへのオフセットを、ディザサイ
ズをビットに換算して計算する。
【0029】ところで、上述の如く取得したディザデー
タは上位ビットに詰められたbyteデータである。計
算機上で描画処理を行うには、ビット毎に処理を行うの
ではなく、bit単位よりbyte単位、さらにはby
te単位よりword(32bit)単位で処理を行っ
た方が高速に処理を行うことが可能となる。そこで、図
4あるいは図5に示すように、byte単位に詰められ
たデータを32bitのデータ複数敷き詰め、描画に使
用することにより、32bitメタディザデータを作成
する。
【0030】このメタディザデータの作成を図4および
図5に示す。図4は取得した4×4ディザデータにおけ
るメタディザデータの作成例を示す説明図であり、図5
は取得した12×12ディザデータにおけるメタディザ
データの作成例を示す説明図である。
【0031】ここで、使用する元ディザデータのサイズ
によっては、32bitに区切りよく収まらない場合が
ある。たとえば元ディザデータが12×12のマトリッ
クスであった場合、byteデータは3つで2つ分のデ
ィザデータを格納している。これでは3bitに2つの
ディザデータと3つ目のディザデータの上位1byte
分のデータが含まれることになり、32bit毎の処理
を行うことができない。そこで、この場合にはさらに3
2bitデータを3回繰り返すことにより、区切りのよ
いメタディザデータを作成し、描画に使用する。
【0032】作成されるメタディザデータは、元ディザ
マトリックスのサイズによって作成方法が異なるため、
写真用、文字用など複数種類のディザデータのそれぞれ
のサイズが異なった場合に、メタディザデータを作成す
る処理が煩雑となる。たとえば、図4に示すように、4
×4のディザマトリックスの場合32bitに敷き詰め
るには、byteデータを8個上位ビットからシフトし
ながら敷き詰めるだけでよいが、図5に示すように、1
2×12ディザデータの場合に32bitに敷き詰める
には、上位ビットから敷き詰め、最後のディザデータは
上位8bitのみ敷き詰め、つぎの32bitの上位2
4bitに残りのbitを敷き詰め、これを繰り返すこ
とになる。
【0033】従来は、これらのメタディザデータを作成
するためにディザサイズ毎の複数の関数を用意する必要
があったため、ディザのサイズが変わるたびに関数を作
り直さなければならなかった。しかし、前述した如く格
納したディザマトリックスデータから、取得したディザ
データがbyte単位であると決まっていれば、ディザ
サイズが変化しても32bitとの差を計算することに
より、簡単にメタディザデータを作成することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるプ
リンタシステム(請求項1)によれば、ディザデータ格
納手段にそれぞれ種類(マトリックスサイズ)が異なる
複数のディザマトリックスデータをプリンタコントロー
ラに格納する際に、ディザマトリックスデータを構成す
る各ピクセルのデータを1bitで表現し、上位ビット
から詰めた状態の縮小サイズのディザマトリックスデー
タで格納することにより、プリンタコントローラ内にお
けるディザマトリックスデータを格納するメモリの容量
の消費が抑制されるので、上記メモリの小容量化あるい
は従来と同容量の場合にはディザマトリックスデータの
増加が実現する。
【0035】また、本発明にかかるプリンタシステム
(請求項2)によれば、請求項1の如く格納されている
ディザマトリックスデータの先頭アドレスからあるレベ
ルのディザマトリックスデータのアドレスへのオフセッ
トを、ディザサイズをビットに換算して計算するため,
煩雑な処理を必要とせずに所望のディザマトリックスデ
ータを取得することができる。
【0036】また、本発明にかかるプリンタシステム
(請求項3)によれば、請求項2の如く取得したディザ
マトリックスデータを、word(32bit)単位の
データに複数敷き詰めることにより、bit単位あるい
はbyte単位の処理に比べて高速に処理可能な描画に
用いるメタディザデータが作成されるため、従来行われ
ていたディザサイズ毎の関数の作り直しといった複雑な
処理に対し、ディザサイズと32bitとの差を計算す
るだけの簡単な処理でメタディザデータを作成すること
ができる。
【0037】また、本発明にかかるディザデータ処理方
法(請求項4)によれば、それぞれ種類(マトリックス
サイズ)が異なる複数のディザマトリックスデータを格
納する際に、各ピクセルのデータを1bitで表現し、
上位ビットから詰めた縮小サイズのデータで格納するこ
とにより、プリンタコントローラのメモリ容量を小さく
し、上記格納されているディザマトリックスデータの先
頭アドレスからあるレベルのディザマトリックスデータ
のアドレスへのオフセットを、ディザサイズをビットに
換算して,所望のディザマトリックスデータを取得し、
そのディザマトリックスデータを、bit単位あるいは
byte単位ではなく、word(32bit)単位の
データに複数敷き詰めて描画に用いるメタディザデータ
を作成するため、bit単位あるいはbyte単位の処
理に比べて高速に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるプリンタシステム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるディザマトリック
スデータの格納例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるbyte単位で格
納したディザマトリックスデータから描画用のディザデ
ータの取得例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる取得した4×4デ
ィザデータにおけるメタディザデータの作成例を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる取得した12×1
2ディザデータにおけるメタディザデータの作成例を示
す説明図である。
【符号の説明】 10 ホストコンピュータ 11 アプリケーション 12 プリンタドライバ 20 プリンタ 21 プリンタコントローラ 22 制御部 23 ディザデータ出力部 24 ディザデータ格納部 24a、24b、24c ディザデータ 26 描画処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータ上から送られるプリ
    ンタ言語に変換された印字データを、それぞれ種類の異
    なる複数のディザマトリックスデータから所定のディザ
    マトリックスデータを選択し、該ディザマトリックスデ
    ータを用いてディザ処理を行ってイメージデータを展開
    し、印字出力するプリンタシステムにおいて、 前記ディザマトリックスデータを構成する各ピクセルの
    データが1bitで表現され、上位ビットから詰めた縮
    小サイズのディザマトリックスデータが格納されるディ
    ザデータ格納手段を備えたこと特徴とするプリンタシス
    テム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記ディザデータ格納手段に格
    納されている前記縮小サイズのディザマトリックスデー
    タのディザサイズをビットに変換し、所望のディザマト
    リックスデータを取得する制御手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記取得したディザマ
    トリックスデータをword(32bit)単位のデー
    タに複数敷き詰め、メタディザデータを作成することを
    特徴とする請求項2に記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータ上から送られるプリ
    ンタ言語に変換された印字データを、それぞれ種類の異
    なる複数のディザマトリックスデータから所定のディザ
    マトリックスデータを選択し、該ディザマトリックスデ
    ータを用いてディザ処理を行ってシステムに用いられる
    ディザデータ処理方法において、 前記ディザマトリックスデータを構成する各ピクセルの
    データを1bitで表現し、上位ビットから詰めた縮小
    サイズのディザマトリックスデータを作成し、格納する
    第1の工程と、 前記第1の工程で格納された前記縮小サイズのディザマ
    トリックスデータのディザサイズをビットに変換し、所
    望のディザマトリックスデータを取得する第2の工程
    と、 前記第2の工程で取得したディザマトリックスデータを
    word(32bit)単位のデータに複数敷き詰め、
    メタディザデータを作成する第3の工程と、 を含むことを特徴とするディザデータ処理方法。
JP11152909A 1999-05-31 1999-05-31 プリンタシステムおよびディザデータ処理方法 Pending JP2000335024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152909A JP2000335024A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 プリンタシステムおよびディザデータ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152909A JP2000335024A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 プリンタシステムおよびディザデータ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000335024A true JP2000335024A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15550801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11152909A Pending JP2000335024A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 プリンタシステムおよびディザデータ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000335024A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044971A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044971A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5465165A (en) Image processing system
JP4390287B2 (ja) 印刷システム、及び、印刷装置及びその制御方法
JP3063957B2 (ja) 画像処理装置
JP2703914B2 (ja) 文書画像処理装置
US7995238B2 (en) Image processing that can use both process and spot color plates
JP2009267927A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2830690B2 (ja) 画像処理装置
JP3285930B2 (ja) 画像処理装置
JP3950839B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4250432B2 (ja) カラー印刷装置およびその制御方法
JP2000335024A (ja) プリンタシステムおよびディザデータ処理方法
JP3346051B2 (ja) 画像処理装置
JP2009177307A (ja) 画像形成装置及びサムネイル画像生成方法
JP3778265B2 (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JPH11164139A (ja) 画像処理装置
JP3757678B2 (ja) 電子写真装置および電子写真の画像処理方法、並びに記録媒体
JPH11187261A (ja) 画像処理装置
JP2007118199A (ja) スクリーニング方法及び画像形成装置
JP2000227848A (ja) 画像処理装置
JP2003036445A (ja) 画像処理装置
JP2005197993A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP3120981B2 (ja) 画像処理方法
JP2020185686A (ja) 画像処理装置。
JPH0461555A (ja) 画像処理装置
JP2984418B2 (ja) カラー画像処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041224

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324