JP2000334797A - 射出成形機の型締用油圧回路 - Google Patents

射出成形機の型締用油圧回路

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JP2000334797A
JP2000334797A JP11147719A JP14771999A JP2000334797A JP 2000334797 A JP2000334797 A JP 2000334797A JP 11147719 A JP11147719 A JP 11147719A JP 14771999 A JP14771999 A JP 14771999A JP 2000334797 A JP2000334797 A JP 2000334797A
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JP
Japan
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mold clamping
oil passage
oil
valve
overhead tank
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Pending
Application number
JP11147719A
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English (en)
Inventor
Katsumi Watanabe
克巳 渡辺
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、オーバヘッドタンク内への給油が面倒
な作業であったという欠点を取除き、オーバヘッドタン
ク内への給油が簡単にできる射出成形機の型締用油圧回
路を提供すること。 【解決手段】 型締時に型締シリンダへのプレフィルを
目的とした型締シリンダに取付けたオーバヘッドタンク
を有する射出成形機の型締用油圧回路において、油圧源
とプレフィルバルブを連通する同プレフィルバルブの開
閉制御用油路と、油圧源と型締シリンダを連通する油路
とを有し、この油圧源と型締シリンダに連通する油路に
前記プレフィルバルブの開閉制御用油路のパイロット圧
により入切りされる切換弁を設けるとともに、プレフィ
ルバルブの開閉制御用油路からオーバヘッドタンクへ連
通する油路を分岐させたことを特徴とする射出成形機の
型締用油圧回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は型締時に型締シリン
ダへのプレフィルを目的とした型締シリンダに取付けた
オーバヘッドタンクを有する射出成形機の型締用油圧回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の型締用油圧回路を単動式型
締ラムを有する立て形射出成形機型締装置の場合を例に
採り図2により説明する。単動式型締ラム10を有する
型締シリンダ11はプレフィルを目的として作動油12
が入ったオーバヘッドタンク13を有する。オーバヘッ
ドタンク13と型締シリンダ11の間にはプレフィルバ
ルブ14が設けて有り、油路15および16が電磁切換
弁17を介して油圧ポンプ18および油タンク19に連
通していて、オーバヘッドタンク13と型締シリンダ1
1の間の開閉制御を行うようにしている。
【0003】型締シリンダ11の型締用油室20にはプ
レフィルバルブ制御用油路15および16の圧油がパイ
ロット回路21を介して作用し、切換制御される切換弁
22、チェック弁28および電磁切換弁23を介して油
タンク19および油圧ポンプ18へ連通する油路24が
設けてある。
【0004】なお25は切換弁21を切換制御するため
の電磁切換弁であり、26は単動式型締ラム10を図中
上方向に引上げるための油圧シリンダである。
【0005】以上のような構成となっており、次にその
作用動作を説明すると、型締に際し、電磁切換弁17を
a位置に励磁するとともに、電磁切換弁23をb位置
に、電磁切換弁25を励磁しておくと、油圧ポンプ18
からの圧油は電磁切換弁17a位置から油路15を介し
てプレフィルバルブ14へ作用し、プレフィルバルブ1
4は開状態となるとともに、油路15から電磁切換弁2
5を経てパイロット回路21を介して切換弁22に作用
し、切換弁22の左室が油路24と連通するので、電磁
切換弁23を経て油路24から型締シリンダ11の型締
用油室20に導かれ、型締ラム10が前進(図中下方向
に移動)するとともに、同型締ラム10の前進に伴い型
締用油室20内が負圧となるので、オーバヘッドタンク
13内の作動油12は開状態のプレフィルバルブ14か
ら一度に大容量で型締用油室20内に流れ込む。
【0006】型締ラム10が前進限に達し、型閉じが完
了すると電磁切換弁17がb位置に切換り、プレフィル
バルブ14は閉じ、電磁切換弁25が無励磁になって今
度は油路16からの圧油がパイロット回路21から切換
弁22に作用し、油圧ポンプ18からの圧油は型締用油
室20内に作用し、型締が行われる。
【0007】型開に際しては電磁切換弁17が中立位置
に切換り、パイロット回路21の圧油が切換弁22に作
用しなくなると切換弁22が右室に切換り、型締用油室
20内の圧油が電磁切換弁25を経て油タンク19に流
れ、圧抜きが行われるとともに、電磁切換弁17がa位
置に励磁され、プレフィルバルブ14が開くので、図示
してない油圧回路により制御される油圧シリンダ26に
より型締ラム10が図中上方向に引き上げられると同時
に、型締用油室20内の作動油が開状態のプレフィルバ
ルブ14からオーバヘッドタンク13内に戻される。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】前述のように、型開閉
が行われるものであるが、型開閉運転に際し、予めオー
バヘッドタンク内の作動油はドラム缶により直接給油す
るか或いは一旦型締シリンダ内に貯めた後、プレフィル
バルブを開状態にしておき、型締ラムを後退させてオー
バヘッドタンク内に給油するかのいずれかであり、非常
に面倒な作業であった。
【0009】本発明の目的は従来のようなオーバヘッド
タンク内への給油が面倒な作業であったという欠点を取
除き、オーバヘッドタンク内への給油が簡単にできる射
出成形機の型締用油圧回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は型締時に型締シリンダへのプレフィルを目的
とした型締シリンダに取付けたオーバヘッドタンクを有
する射出成形機の型締用油圧回路において、油圧源とプ
レフィルバルブを連通する同プレフィルバルブの開閉制
御用油路と、油圧源と型締シリンダを連通する油路とを
有し、この油圧源と型締シリンダに連通する油路に前記
プレフィルバルブの閉制御用油路のパイロット圧により
入切りされる切換弁を設けるとともに、プレフィルバル
ブの開閉制御用油路からオーバヘッドタンクへ連通する
油路を分岐させたことを特徴とする射出成形機の型締用
油圧回路とした。
【0011】この回路によれば、油圧ポンプから直接に
オーバヘッドタンクへ給油することができ、作業が簡略
化された。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1に
より説明する。説明に当たり従来例と同一部材は同一番
号を付し、その説明を省き、本発明により新たに追加さ
れた部材のみ新番号を付して、その説明をする。本発明
は従来のプレフィルバルブの開閉制御用油路のバルブ開
き用油路15からオーバヘッドタンク13へ連通する油
路27を分岐させたものであり、それ以外は従来回路と
変わらないものである。
【0013】次にその作用動作について説明すると、電
磁切換弁17をb位置に、電磁切換弁23をb位置に、
電磁切換弁25を励磁しておき、油圧ポンプ18により
油タンク19内の作動油を吐出すると、圧油は電磁切換
弁17をb位置、次いで電磁切換弁25の上室を経て油
路27よりオーバヘッドタンク13へ導入される。
【0014】この発明は単動式型締シリンダの例を説明
したが、これに限るものではなく復動式の型締シリンダ
等でも良いことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにオーバヘッドタンク
への給油作業が面倒であったという従来の欠点が取除か
れ、給油作業が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態例を示すオーバヘッドタン
クを有する射出成形機の型締用油圧回路の図である。
【図2】従来のオーバヘッドタンクを有する射出成形機
の型締用油圧回路の図である。
【符号の説明】
10 型締ラム 1 型締シリンダ 12 作動油 13 オーバヘッドタンク 14 ピストン 15、16、24、27 油路 17、23、25 電磁切換弁 18 油圧ポンプ 19 油タンク 20 型締用油室 21 パイロット回路 1 切換弁 26 油圧シリンダ 28 チェック弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締時に型締シリンダへのプレフィルを
    目的とした型締シリンダに取付けたオーバヘッドタンク
    を有する射出成形機の型締用油圧回路において、油圧源
    とプレフィルバルブを連通する同プレフィルバルブの開
    閉制御用油路と、油圧源と型締シリンダを連通する油路
    とを有し、この油圧源と型締シリンダに連通する油路に
    前記プレフィルバルブの開閉制御用油路のパイロット圧
    により入切りされる切換弁を設けるとともに、プレフィ
    ルバルブの閉制御用油路からオーバヘッドタンクへ連通
    する油路を分岐させたことを特徴とする射出成形機の型
    締用油圧回路。
JP11147719A 1999-05-27 1999-05-27 射出成形機の型締用油圧回路 Pending JP2000334797A (ja)

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