JP2000334497A - 家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪拌消泡機構 - Google Patents
家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪拌消泡機構Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/20—Sludge processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】曝気効率を上げための大量の空気混入は、難い
気泡の大量発生を招くため、大容量で大形又は複数個の
消泡機必要とし、粘度の高い糞尿に対しては回転翼など
の攪拌機構を別に設ける必要があった。 【解決手段】処理槽(1)の底部付近から略上方に向か
って放出させる散気手段(2)と、散気手段の上向きの
放出口(22m)に所定の間隔で被せるように下端開口
(30)を配置し、上端開口(31)の貯留面(S)上
に露出させて立設配置したエアーリフト管(3)と、エ
アーリフト管の外側に環装配置し、その上端開口(4
0)をエアーリフト管の上端開口以上に配置したセンタ
ーウェル(4)と、センターウェルの上端開口の上位で
笠状に覆い被さり、かつ中央部に開孔(50)を有する
笠状の分流盤(5)と、分流盤の上位に重ねて配置した
蓋盤(6)と、蓋盤の上位の処理槽の天井空間と連通さ
せた消泡機(8)とからなる。
気泡の大量発生を招くため、大容量で大形又は複数個の
消泡機必要とし、粘度の高い糞尿に対しては回転翼など
の攪拌機構を別に設ける必要があった。 【解決手段】処理槽(1)の底部付近から略上方に向か
って放出させる散気手段(2)と、散気手段の上向きの
放出口(22m)に所定の間隔で被せるように下端開口
(30)を配置し、上端開口(31)の貯留面(S)上
に露出させて立設配置したエアーリフト管(3)と、エ
アーリフト管の外側に環装配置し、その上端開口(4
0)をエアーリフト管の上端開口以上に配置したセンタ
ーウェル(4)と、センターウェルの上端開口の上位で
笠状に覆い被さり、かつ中央部に開孔(50)を有する
笠状の分流盤(5)と、分流盤の上位に重ねて配置した
蓋盤(6)と、蓋盤の上位の処理槽の天井空間と連通さ
せた消泡機(8)とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家畜等の糞尿を収
集して、液状又はスラリー状にした糞尿を処理槽内に貯
留し、これを所定時間曝気して微生物発酵により処理す
る家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪
拌消泡機構に関する。
集して、液状又はスラリー状にした糞尿を処理槽内に貯
留し、これを所定時間曝気して微生物発酵により処理す
る家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪
拌消泡機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発酵処理装置の曝気は、処理槽内
に気泡を放出させる散気装置を配置し、この気泡の放出
流で攪拌させるか、又は別に回転翼等の攪拌手段を配置
することによっていた。そして曝気効率を上げるには、
大量の空気混入が必要となるが、このことは反面消え難
い気泡の大量発生を招いていた。この泡を消すためには
大容量で大形又は複数個の消泡機(例えば、せん断翼型
打撃式の消泡機)を処理槽の天井面付近に設置する必要
があった。また、液状はともかくスラリー状の粘度が高
い状態での攪拌は、回転翼などの攪拌機構を別に設ける
必要があった。
に気泡を放出させる散気装置を配置し、この気泡の放出
流で攪拌させるか、又は別に回転翼等の攪拌手段を配置
することによっていた。そして曝気効率を上げるには、
大量の空気混入が必要となるが、このことは反面消え難
い気泡の大量発生を招いていた。この泡を消すためには
大容量で大形又は複数個の消泡機(例えば、せん断翼型
打撃式の消泡機)を処理槽の天井面付近に設置する必要
があった。また、液状はともかくスラリー状の粘度が高
い状態での攪拌は、回転翼などの攪拌機構を別に設ける
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成は、
攪拌機構として可動部分を槽内に配置するため、複雑化
して故障が頻発する恐れがあり、また、攪拌機構や大形
の消泡機などのため、設備が大形化及び機構の複雑化を
招き、設備導入費用ばかりか、運転維持費用や保守管理
費用も多大となり、畜産農家の大きな負担となってい
た。
攪拌機構として可動部分を槽内に配置するため、複雑化
して故障が頻発する恐れがあり、また、攪拌機構や大形
の消泡機などのため、設備が大形化及び機構の複雑化を
招き、設備導入費用ばかりか、運転維持費用や保守管理
費用も多大となり、畜産農家の大きな負担となってい
た。
【0004】このことは、零細な畜産農家の糞尿処理の
意欲を削ぎ、ひいては糞尿の希釈放棄や自然放棄を助長
して、一層の環境悪化に繋がる恐れがあった。そのた
め、簡易で安価な糞尿の発酵処理装置が求められてい
た。
意欲を削ぎ、ひいては糞尿の希釈放棄や自然放棄を助長
して、一層の環境悪化に繋がる恐れがあった。そのた
め、簡易で安価な糞尿の発酵処理装置が求められてい
た。
【0005】
【目的】そこで、本願発明は、上記課題に着目して為さ
れたもので、固定したエアーリフト管内の上昇流を利用
して処理槽内に攪拌流を形成すると共に、固定式の消泡
機構を構成することにより消泡機の負担を少なくして排
気を容易とし、その結果簡易な構成で安価な家畜糞尿の
発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪拌消泡機構を
提供するものである。
れたもので、固定したエアーリフト管内の上昇流を利用
して処理槽内に攪拌流を形成すると共に、固定式の消泡
機構を構成することにより消泡機の負担を少なくして排
気を容易とし、その結果簡易な構成で安価な家畜糞尿の
発酵処理装置、及びこれに用いるエアー攪拌消泡機構を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明にかかる家畜糞尿の発酵処理装置、及びこ
れに用いるエアー攪拌消泡機構は、以下のように構成し
ている。なお、上記「特許請求の範囲」の欄及び本欄
「課題を解決するための手段」の記載で構成要素に付記
した括弧付き符号は、発明の把握を容易とするため対応
する下記の実施形態の構成要素で用いた符号を便宜的に
用いたもので、この形態に限定するものではない。
め、本願発明にかかる家畜糞尿の発酵処理装置、及びこ
れに用いるエアー攪拌消泡機構は、以下のように構成し
ている。なお、上記「特許請求の範囲」の欄及び本欄
「課題を解決するための手段」の記載で構成要素に付記
した括弧付き符号は、発明の把握を容易とするため対応
する下記の実施形態の構成要素で用いた符号を便宜的に
用いたもので、この形態に限定するものではない。
【0007】すなわち、竪型の処理槽(1)に液状又は
スラリー状の糞尿(F)を貯留させて、曝気発酵処理す
る家畜糞尿の発酵処理装置において、上記糞尿(F)に
空気を混入させて処理槽(1)の底部付近から略上方に
向かって放出させる散気手段(2)と、該散気手段
(2)の上向きの放出口(22m)に所定の間隔で被せ
るように下端開口(30)を配置し、かつ上端開口(3
1)を糞尿(F)の貯留面(S)上に露出させて立設配
置した筒状のエアーリフト管(3)と、該エアーリフト
管(3)の外側に所定間隔で環装配置し、その上端開口
(40)をエアーリフト管(3)の上端開口(31)以
上に配置した筒状のセンターウェル(4)と、該センタ
ーウェル(4)の上端開口(40)に所定間隔の上位で
笠状に覆い被さり、かつ中央部に開孔(50)を有する
笠状の分流盤(5)と、該分流盤(5)の所定間隔の上
位に重ねて配置した蓋盤(6)と、該蓋盤(6)の上位
の処理槽(1)の天井空間と連通した消泡機(8)と、
からなることを特徴とする。
スラリー状の糞尿(F)を貯留させて、曝気発酵処理す
る家畜糞尿の発酵処理装置において、上記糞尿(F)に
空気を混入させて処理槽(1)の底部付近から略上方に
向かって放出させる散気手段(2)と、該散気手段
(2)の上向きの放出口(22m)に所定の間隔で被せ
るように下端開口(30)を配置し、かつ上端開口(3
1)を糞尿(F)の貯留面(S)上に露出させて立設配
置した筒状のエアーリフト管(3)と、該エアーリフト
管(3)の外側に所定間隔で環装配置し、その上端開口
(40)をエアーリフト管(3)の上端開口(31)以
上に配置した筒状のセンターウェル(4)と、該センタ
ーウェル(4)の上端開口(40)に所定間隔の上位で
笠状に覆い被さり、かつ中央部に開孔(50)を有する
笠状の分流盤(5)と、該分流盤(5)の所定間隔の上
位に重ねて配置した蓋盤(6)と、該蓋盤(6)の上位
の処理槽(1)の天井空間と連通した消泡機(8)と、
からなることを特徴とする。
【0008】また、エアーリフト管(3)及び(又は)
センターウェル(4)の各上端開口(31、40)の縁
部の複数箇所には、略V字状の切欠き(32、41)を
形成し、分流盤(5)の周縁の複数箇所には、略V字状
の切欠き(51)を形成すれはより効果的である。
センターウェル(4)の各上端開口(31、40)の縁
部の複数箇所には、略V字状の切欠き(32、41)を
形成し、分流盤(5)の周縁の複数箇所には、略V字状
の切欠き(51)を形成すれはより効果的である。
【0009】さらに、上記家畜糞尿の発酵処理装置に用
いるエアー攪拌消泡機構は、処理槽(1)内に配置され
た散気手段(2)の放出口(22m)に、下端開口(3
0)を所定の間隔で被せるようにして立設配置する両端
開放筒状のエアーリフト管(3)と、該エアーリフト管
(3)の外側に、所定間隔で環装させて立設配置した両
端開放筒状のセンターウェル(4)と、該センターウェ
ル(4)の上端開口(40)の所定間隔の上位に、覆い
被さりかつ中央部に開孔(50)を有する笠状の分流盤
(5)と、該分流盤(5)の所定間隔の上位に重ねて配
置した蓋盤(6)と、からなる。
いるエアー攪拌消泡機構は、処理槽(1)内に配置され
た散気手段(2)の放出口(22m)に、下端開口(3
0)を所定の間隔で被せるようにして立設配置する両端
開放筒状のエアーリフト管(3)と、該エアーリフト管
(3)の外側に、所定間隔で環装させて立設配置した両
端開放筒状のセンターウェル(4)と、該センターウェ
ル(4)の上端開口(40)の所定間隔の上位に、覆い
被さりかつ中央部に開孔(50)を有する笠状の分流盤
(5)と、該分流盤(5)の所定間隔の上位に重ねて配
置した蓋盤(6)と、からなる。
【0010】
【作用】上記構成により、処理槽(1)には、液状又は
スラリー状にした家畜糞尿Fを注入貯留し、散気手段
(2)の放出口(22m)から上方に向かって気泡混合
の糞尿(F)を放出させる。該糞尿(F)は、エアーリ
フト管(3)の下端開口(30)から進入してエアーリ
フト管(3)内を上昇すると共に、下端開口(30)付
近に負圧状態を形成して、付近の糞尿(F)をエアーリ
フト管(3)内に引き込む働きをする。これにより、セ
ンターウェル(4)の下端付近は比較的疎の状態になっ
て、センターウェル(4)内の糞尿(F)の下方流れを
助長することになる。ここで、放出口(22m)から放
出させる空気量は、気泡混合の糞尿(F)の比重量を下
げて上昇エネルギーを発生させる目的で、糞尿(F)中に
溶け込み可能な量以上の量の過剰空気を供給するように
している。
スラリー状にした家畜糞尿Fを注入貯留し、散気手段
(2)の放出口(22m)から上方に向かって気泡混合
の糞尿(F)を放出させる。該糞尿(F)は、エアーリ
フト管(3)の下端開口(30)から進入してエアーリ
フト管(3)内を上昇すると共に、下端開口(30)付
近に負圧状態を形成して、付近の糞尿(F)をエアーリ
フト管(3)内に引き込む働きをする。これにより、セ
ンターウェル(4)の下端付近は比較的疎の状態になっ
て、センターウェル(4)内の糞尿(F)の下方流れを
助長することになる。ここで、放出口(22m)から放
出させる空気量は、気泡混合の糞尿(F)の比重量を下
げて上昇エネルギーを発生させる目的で、糞尿(F)中に
溶け込み可能な量以上の量の過剰空気を供給するように
している。
【0011】このようにして、エアーリフト管(3)内
を上昇した糞尿Fは、上端開口(31)から勢い良く吹
き上がり、分流盤(5)に当って、一部はセンターウェ
ル(4)の内側へ落下し、さらに一部はセンターウェル
(4)の上端開口(40)を越えて外側へ落下し、また
一部は分流盤(5)の開孔(50)を通過して上方へ漏
出する。
を上昇した糞尿Fは、上端開口(31)から勢い良く吹
き上がり、分流盤(5)に当って、一部はセンターウェ
ル(4)の内側へ落下し、さらに一部はセンターウェル
(4)の上端開口(40)を越えて外側へ落下し、また
一部は分流盤(5)の開孔(50)を通過して上方へ漏
出する。
【0012】このとき、糞尿(F)が高粘度のスラリー
状のあるときは、エアーリフト管(3)及びセンターウ
ェル(4)に形成した切欠き(32、41)から越流と
なって漏出し、発酵が進み粘度が低い液状体になると、
上端開口(31)から勢い良く放出することになる。そ
して、この放出糞尿流と、分流盤(5)の開孔(50)
を通過して蓋盤(6)に当って放射方向へ流れが変えら
れて運動エネルギーを弱められた糞尿流とが相俟って、
センターウェル(4)の周辺に停滞している気泡に当っ
て消泡することになる。なおここで、分流盤(5)の周
縁を均等放射方向に形成した略V字状の切欠きは、周辺
部の放射方向へ略均等に放出させる働きをする。
状のあるときは、エアーリフト管(3)及びセンターウ
ェル(4)に形成した切欠き(32、41)から越流と
なって漏出し、発酵が進み粘度が低い液状体になると、
上端開口(31)から勢い良く放出することになる。そ
して、この放出糞尿流と、分流盤(5)の開孔(50)
を通過して蓋盤(6)に当って放射方向へ流れが変えら
れて運動エネルギーを弱められた糞尿流とが相俟って、
センターウェル(4)の周辺に停滞している気泡に当っ
て消泡することになる。なおここで、分流盤(5)の周
縁を均等放射方向に形成した略V字状の切欠きは、周辺
部の放射方向へ略均等に放出させる働きをする。
【0013】これにより散気手段(2)から放出させた
上記した過剰供給の空気は、導入筒(7)の通孔(7
0)付近の気泡が消されているため、気泡に邪魔される
ことなく通孔(70)を通って外気に放出される。ま
た、消泡されずに通孔(70)を通過してしまった気泡
は、導入口(15)に連通して取り付けた消泡機(8)
によって消泡され液体に戻され、排出されるか又は処理
槽(1)に戻されることになる。
上記した過剰供給の空気は、導入筒(7)の通孔(7
0)付近の気泡が消されているため、気泡に邪魔される
ことなく通孔(70)を通って外気に放出される。ま
た、消泡されずに通孔(70)を通過してしまった気泡
は、導入口(15)に連通して取り付けた消泡機(8)
によって消泡され液体に戻され、排出されるか又は処理
槽(1)に戻されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想を具体
化した場合を例示的に示す実施形態例について、図面に
基づき詳細に説明する。
化した場合を例示的に示す実施形態例について、図面に
基づき詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施例の全体構成を概略的に示
す縦断面図であり、図2は本実施例のエアー攪拌消泡機
構を示す切欠き斜視図であり、図3は本実施例のエアー
攪拌消泡機構内の流れの状態を示す縦断面図であり、図
4は本実施例のエアー攪拌消泡機構の要部を拡大して示
す縦断面図である。
す縦断面図であり、図2は本実施例のエアー攪拌消泡機
構を示す切欠き斜視図であり、図3は本実施例のエアー
攪拌消泡機構内の流れの状態を示す縦断面図であり、図
4は本実施例のエアー攪拌消泡機構の要部を拡大して示
す縦断面図である。
【0016】図示する処理槽1は、液状又はスラリー状
の糞尿Fを所定量貯留して微生物発酵処理させるための
貯留容器であり、密封円筒状で竪型に設置されている。
その底部側を漏斗状10に形成し、その下端部には分解
しない浹雑物や塵等を排出させるためのドレン部11を
形成している。また、天井面12には、処理対象となる
糞尿Fを注入するための注入管13を貫挿配置し、かつ
槽内の所定高さ位置には上方へ開口した排出管14を配
設している。
の糞尿Fを所定量貯留して微生物発酵処理させるための
貯留容器であり、密封円筒状で竪型に設置されている。
その底部側を漏斗状10に形成し、その下端部には分解
しない浹雑物や塵等を排出させるためのドレン部11を
形成している。また、天井面12には、処理対象となる
糞尿Fを注入するための注入管13を貫挿配置し、かつ
槽内の所定高さ位置には上方へ開口した排出管14を配
設している。
【0017】処理槽1内の中央の底部付近には、散気手
段2を配置している。該散気手段2は、エゼクタ付きポ
ンプ(以下、「ポンプ」と称する。)20を処理槽1内
の底部側略3分の1の高さ位置に配置し、当該吸引側2
0iには取入口21mを底部付近に延ばしたガイドパイ
プ21を接続し、当該送出側には略L状に屈曲させた送
流管22を取付けている。また、エゼクタ部20eに
は、外気に連通した吸気管23を接続している。
段2を配置している。該散気手段2は、エゼクタ付きポ
ンプ(以下、「ポンプ」と称する。)20を処理槽1内
の底部側略3分の1の高さ位置に配置し、当該吸引側2
0iには取入口21mを底部付近に延ばしたガイドパイ
プ21を接続し、当該送出側には略L状に屈曲させた送
流管22を取付けている。また、エゼクタ部20eに
は、外気に連通した吸気管23を接続している。
【0018】さらに、上方に開口した送流管22の放出
口22mには、その上方を覆うようにディストリビュー
タ24を取付けている。該ディストリビュータ24は、
中央に開口24hを有するドーナツ盤状を成し、かつそ
の周囲を下方へ笠状に湾曲させた形状としている。
口22mには、その上方を覆うようにディストリビュー
タ24を取付けている。該ディストリビュータ24は、
中央に開口24hを有するドーナツ盤状を成し、かつそ
の周囲を下方へ笠状に湾曲させた形状としている。
【0019】ディストリビュータ24の上位には、両端
開放で円筒状をなすエアーリフト3を立設配置し、ラッ
パ状に形成した下端開口30をディストリビュータ24
の開口24hに所定の間隔で被せるように配置すると共
に、上端開口31を糞尿Fの貯留面S上に露出させた状
態で保持している。また上端開口31の縁部の複数箇所
には、略V字状の切欠き32を形成している。
開放で円筒状をなすエアーリフト3を立設配置し、ラッ
パ状に形成した下端開口30をディストリビュータ24
の開口24hに所定の間隔で被せるように配置すると共
に、上端開口31を糞尿Fの貯留面S上に露出させた状
態で保持している。また上端開口31の縁部の複数箇所
には、略V字状の切欠き32を形成している。
【0020】このエアーリフト管3の外周側には、略下
側3分の1から上方に向かって円筒状のセンターウェル
4を配置する。該センターウェル4は、両端開放でエア
ーリフト管3の外周側から一定間隔をもった同心状に配
置し、その上端開口40はエアーリフト管3の上端開口
31より上位となるようにして立設配置している。また
上端開口41の縁部の複数箇所には、略V字状の切欠き
41を形成している。
側3分の1から上方に向かって円筒状のセンターウェル
4を配置する。該センターウェル4は、両端開放でエア
ーリフト管3の外周側から一定間隔をもった同心状に配
置し、その上端開口40はエアーリフト管3の上端開口
31より上位となるようにして立設配置している。また
上端開口41の縁部の複数箇所には、略V字状の切欠き
41を形成している。
【0021】センターウェル4の上端開口40の上位に
は、周縁を下向傾斜させ、かつ中央部に開孔50を形成
した笠状の分流盤5を、所定間隔(本実施例では50〜
100mm)で覆い被さるようして取付け、さらに該分
流盤5の上位には、円盤状の蓋盤6を、所定間隔(本実
施例では30〜50mm)で重ねるようにして取り付け
ている。また、分流盤5の周縁には略V字状の切欠き5
1を均等放射方向の複数箇所に形成している。
は、周縁を下向傾斜させ、かつ中央部に開孔50を形成
した笠状の分流盤5を、所定間隔(本実施例では50〜
100mm)で覆い被さるようして取付け、さらに該分
流盤5の上位には、円盤状の蓋盤6を、所定間隔(本実
施例では30〜50mm)で重ねるようにして取り付け
ている。また、分流盤5の周縁には略V字状の切欠き5
1を均等放射方向の複数箇所に形成している。
【0022】蓋盤6の上面には、処理槽1の天井面12
に形成した導入口15にその内部を取り込むようにした
円筒状の導入筒7を取付け、蓋盤6と接合する下端縁に
は、略半円状の通孔70を複数個形成している。
に形成した導入口15にその内部を取り込むようにした
円筒状の導入筒7を取付け、蓋盤6と接合する下端縁に
は、略半円状の通孔70を複数個形成している。
【0023】処理槽1の上部外側面には、消泡機8を配
置している。当該消泡機8は、上記導入口15に連通さ
せた消泡空間80内でせん断翼81を回転させ、導入口
15から取り込んだ気泡を叩き潰して液状化させるせん
断翼型打撃式のものである。なお、該せん断翼型打撃式
の消泡機8は、既に公知のものであるため詳細な構成の
説明は省略する。
置している。当該消泡機8は、上記導入口15に連通さ
せた消泡空間80内でせん断翼81を回転させ、導入口
15から取り込んだ気泡を叩き潰して液状化させるせん
断翼型打撃式のものである。なお、該せん断翼型打撃式
の消泡機8は、既に公知のものであるため詳細な構成の
説明は省略する。
【0024】次に、上記発酵処理装置の作用について説
明する。先ず、処理槽1には、液状又はスラリー状にし
た家畜糞尿Fを、注入管13を介して投入貯留させて置
く。ここで、ポンプ20を起動させてガイドパイプ21
の取入口21mから糞尿Fを吸引し(矢印a)、これと
吸気管23から取り入れた空気とをエゼクタ部20eで
混合させて、送流管22の放出口22mから上方に向っ
て放出させる(矢印b)。
明する。先ず、処理槽1には、液状又はスラリー状にし
た家畜糞尿Fを、注入管13を介して投入貯留させて置
く。ここで、ポンプ20を起動させてガイドパイプ21
の取入口21mから糞尿Fを吸引し(矢印a)、これと
吸気管23から取り入れた空気とをエゼクタ部20eで
混合させて、送流管22の放出口22mから上方に向っ
て放出させる(矢印b)。
【0025】放出された気泡混合の糞尿Fは、ディスト
リビュータ24よって放射方向斜め下向きに拡散する流
れ(矢印c)と、開口24mを通過して上昇してエアー
リフト管3の下端開口30からエアーリフト管3内を上
昇して行く流れ(矢印d)とに分けられる。また、気泡
混合の糞尿Fは、周りの糞尿より比重量が相対的に小さ
くなるため上昇流を生じ、この上昇エネルギーとポンプ
20からの運動エネルギーとの相乗作用により、このエ
アーリフト管3内にはより急速な上昇流を発生させる。
そして、この上昇方向の流れ(矢印d)は、下端開口3
0付近に負圧状態を形成して、付近の糞尿Fをエアーリ
フト管3内に引き込む(矢印e)働きをする。これによ
り、センターウェル4の下端付近を比較的疎の状態にし
て、センターウェル4内の糞尿Fの下方流れ(矢印f)
を助長することになる。
リビュータ24よって放射方向斜め下向きに拡散する流
れ(矢印c)と、開口24mを通過して上昇してエアー
リフト管3の下端開口30からエアーリフト管3内を上
昇して行く流れ(矢印d)とに分けられる。また、気泡
混合の糞尿Fは、周りの糞尿より比重量が相対的に小さ
くなるため上昇流を生じ、この上昇エネルギーとポンプ
20からの運動エネルギーとの相乗作用により、このエ
アーリフト管3内にはより急速な上昇流を発生させる。
そして、この上昇方向の流れ(矢印d)は、下端開口3
0付近に負圧状態を形成して、付近の糞尿Fをエアーリ
フト管3内に引き込む(矢印e)働きをする。これによ
り、センターウェル4の下端付近を比較的疎の状態にし
て、センターウェル4内の糞尿Fの下方流れ(矢印f)
を助長することになる。
【0026】また、上記のようにエアーリフト管3内を
急速に上昇した気泡混合の糞尿Fは、上端開口31から
勢い良く吹き上がり(矢印g)、分流盤5に当って、一
部はセンターウェル4の内側へ落下し、また一部はセン
ターウェル4の上端開口40を越えて外側へ落下し(矢
印h)、また一部は分流盤5の開孔50を通過して行き
(矢印j)、蓋盤6に当って運動エネルギーが弱められ
ることになる。
急速に上昇した気泡混合の糞尿Fは、上端開口31から
勢い良く吹き上がり(矢印g)、分流盤5に当って、一
部はセンターウェル4の内側へ落下し、また一部はセン
ターウェル4の上端開口40を越えて外側へ落下し(矢
印h)、また一部は分流盤5の開孔50を通過して行き
(矢印j)、蓋盤6に当って運動エネルギーが弱められ
ることになる。
【0027】このとき、高粘度のスラリー状の糞尿Fで
あるときは、エアーリフト管3及びセンターウェル4に
形成した切欠き32、41から越流となって漏出し(矢
印k)、発酵が進み粘度が低い液状体となると、上端開
口から勢い良く放出すると共に分流盤5の裏面に沿って
放射状に噴射されることになる(矢印l)。そしてこれ
が、この噴射流と、分流盤5の開孔50を通過して蓋盤
6に当って運動エネルギーが減衰して放射方向へ流れが
変えられた糞尿流(矢印m)とが相俟って、センターウ
ェル4の周辺に停滞している気泡を消す働きをする。な
お、分流盤5の周縁に形成した略V字状の切欠き51
は、360度の放射方向へ略均等に放射する働きをす
る。
あるときは、エアーリフト管3及びセンターウェル4に
形成した切欠き32、41から越流となって漏出し(矢
印k)、発酵が進み粘度が低い液状体となると、上端開
口から勢い良く放出すると共に分流盤5の裏面に沿って
放射状に噴射されることになる(矢印l)。そしてこれ
が、この噴射流と、分流盤5の開孔50を通過して蓋盤
6に当って運動エネルギーが減衰して放射方向へ流れが
変えられた糞尿流(矢印m)とが相俟って、センターウ
ェル4の周辺に停滞している気泡を消す働きをする。な
お、分流盤5の周縁に形成した略V字状の切欠き51
は、360度の放射方向へ略均等に放射する働きをす
る。
【0028】このため、前記エゼクタ部20eで吸気管
23から取り込まれて糞尿F中に溶解しきれなかった過
剰空気、又は消泡されて離散した発酵ガス等の気体は、
導入筒7の通孔70付近の気泡が消されているため、気
泡に邪魔されることなく通孔70を通って(矢印n)外
気に放出されることになる。また、消泡されずに通孔7
0を通過してしまった気泡は、導入口15に取り付けた
消泡機8によって消泡されて液体に戻され、排出される
か、又は処理槽1に戻される。
23から取り込まれて糞尿F中に溶解しきれなかった過
剰空気、又は消泡されて離散した発酵ガス等の気体は、
導入筒7の通孔70付近の気泡が消されているため、気
泡に邪魔されることなく通孔70を通って(矢印n)外
気に放出されることになる。また、消泡されずに通孔7
0を通過してしまった気泡は、導入口15に取り付けた
消泡機8によって消泡されて液体に戻され、排出される
か、又は処理槽1に戻される。
【0029】一方、エアーリフト管3によって貯留面S
上に噴き上げられた糞尿Fは、多くの酸素を溶存させな
がらセンターウェル4の内部を下降して行き(矢印
f)、下端開口から処理槽1内に拡散して行くことにな
る。
上に噴き上げられた糞尿Fは、多くの酸素を溶存させな
がらセンターウェル4の内部を下降して行き(矢印
f)、下端開口から処理槽1内に拡散して行くことにな
る。
【0030】上記した処理槽1内の攪拌流によって効率
良い曝気を行った後は、排出管14を開放して、所定の
水位(上位略3分1)までの処理済みの糞尿Fを排出
し、再び注入管13から処理対象の糞尿Fを補充して、
発酵処理を繰り返すことで、いわゆるバッチ式(回分
式)で処理を行う。
良い曝気を行った後は、排出管14を開放して、所定の
水位(上位略3分1)までの処理済みの糞尿Fを排出
し、再び注入管13から処理対象の糞尿Fを補充して、
発酵処理を繰り返すことで、いわゆるバッチ式(回分
式)で処理を行う。
【0031】すなわち、所定時間経過後の処理槽1内の
糞尿Fは、効率良くかつ効果的に曝気されて略完熟に近
い状態にあるため、全量を処理槽1から抜くことも可能
であるが、次の処理へ種菌を残す意味で、かつ発酵に必
要な最適温度を確保しておく意味から、3分の1毎に抜
くようにしている。
糞尿Fは、効率良くかつ効果的に曝気されて略完熟に近
い状態にあるため、全量を処理槽1から抜くことも可能
であるが、次の処理へ種菌を残す意味で、かつ発酵に必
要な最適温度を確保しておく意味から、3分の1毎に抜
くようにしている。
【0032】
【発明の効果】本願発明は以上のように構成しているた
め、エアーリフト管内の上昇流と、センターウェル内の
下降流を利用して循環攪拌させることができる。これに
より、多くの酸素を糞尿中に溶解させて、良好な好気性
環境を形成することができる。
め、エアーリフト管内の上昇流と、センターウェル内の
下降流を利用して循環攪拌させることができる。これに
より、多くの酸素を糞尿中に溶解させて、良好な好気性
環境を形成することができる。
【0033】また、分流盤と蓋盤とで構成した消泡機構
により、通孔付近の泡を消すことにより、気体のみを効
率良く外部に放出することができ、消泡機の負担を少な
くすることでがきる。
により、通孔付近の泡を消すことにより、気体のみを効
率良く外部に放出することができ、消泡機の負担を少な
くすることでがきる。
【0034】この結果、可動部分の少ない簡易な構造と
する安価で故障の少ない家畜糞尿の発酵処理装置を提供
するものである。
する安価で故障の少ない家畜糞尿の発酵処理装置を提供
するものである。
【図1】 本実施例の全体構成を概略的に示す縦断面図
である。
である。
【図2】 本実施例のエアー攪拌消泡機構を示す切欠き
斜視図である。
斜視図である。
【図3】 本実施例のエアー攪拌消泡機構内の流れの状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図4】 本実施例のエアー攪拌消泡機構の要部を拡大
して示す縦断面図である。
して示す縦断面図である。
F 糞尿 S 貯留面 1 処理槽 10 漏斗状 11 ドレン部 12 天井面 13 注入管 14 排出管 15 導入口 2 散気手段 20 ポンプ 20i 吸引側 20e エゼクタ部 21 ガイドパイプ 21m 取入口 22 送流管 22m 放出口 23 吸気管 24 ディストリビュータ 24h 開口 3 エアーリフト管 30 下端開口 31 上端開口 32 切欠き 4 センターウェル 40 上端開口 41 切欠き 5 分流盤 50 開孔 51 切欠き 6 蓋盤 7 導入筒 70 通孔 8 消泡機(せん断翼型打撃式) 80 消泡空間 81 せん断翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 味田 昌悦 福島県郡山市久留米6丁目2番5号 株式 会社新東エコテクノ内 Fターム(参考) 4D059 AA01 BA08 BA48 BK30
Claims (4)
- 【請求項1】 竪型の処理槽(1)に液状又はスラリー
状の糞尿(F)を貯留させて、曝気発酵処理する家畜糞
尿の発酵処理装置において、 糞尿(F)に空気を混入させて処理槽(1)の底部付近
から略上方に向かって放出させる散気手段(2)と、 該散気手段(2)の放出口(22m)に所定の間隔で被
せるように下端開口(30)を配置し、かつ上端開口
(31)を糞尿(F)の貯留面(S)上に露出させて立
設配置した筒状のエアーリフト管(3)と、 該エアーリフト管(3)の外側に所定間隔で環装配置
し、その上端開口(40)をエアーリフト管(3)の上
端開口(31)以上に配置した筒状のセンターウェル
(4)と、 該センターウェル(4)の上端開口(40)に所定間隔
の上位で笠状に覆い被さり、かつ中央部に開孔(50)
を有する笠状の分流盤(5)と、 該分流盤(5)の所定間隔の上位に重ねて配置した蓋盤
(6)と、 該蓋盤(6)の上位の処理槽(1)の天井空間と連通し
た消泡機(8)と、からなることを特徴とする家畜糞尿
の発酵処理装置。 - 【請求項2】 エアーリフト管(3)及び(又は)セン
ターウェル(4)の各上端開口(31、40)の縁部の
複数箇所に、略V字状の切欠き(32、41)を形成し
たことを特徴とする請求項1記載の家畜糞尿の発酵処理
装置。 - 【請求項3】 分流盤(5)の周縁の複数箇所に、略V
字状の切欠き(51)を形成したことを特徴とする請求
項1,又は2記載の家畜糞尿の発酵処理装置。 - 【請求項4】 処理槽(1)内に配置された散気手段
(2)の放出口(22m)に、下端開口(30)を所定
の間隔で被せるようにして立設配置した両端開放筒状の
エアーリフト管(3)と、 該エアーリフト管(3)の外側に、所定間隔で環装させ
て立設配置した両端開放筒状のセンターウェル(4)
と、 該センターウェル(4)の上端開口(40)の所定間隔
の上位に、覆い被さりかつ中央部に開孔(50)を有す
る笠状の分流盤(5)と、 該分流盤(5)の所定間隔の上位に重ねて配置した蓋盤
(6)と、からなることを特徴とする家畜糞尿の発酵処
理装置に用いるエアー攪拌消泡機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14562599A JP3014096B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエア―攪拌消泡機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14562599A JP3014096B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエア―攪拌消泡機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014096B1 JP3014096B1 (ja) | 2000-02-28 |
JP2000334497A true JP2000334497A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15389350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14562599A Expired - Fee Related JP3014096B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 家畜糞尿の発酵処理装置、及びこれに用いるエア―攪拌消泡機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014096B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101895953B1 (ko) * | 2017-05-29 | 2018-09-06 | (주)필택산업 | 분뇨처리시스템 |
KR20220085985A (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 대원이앤브이 주식회사 | 폭기장치를 구비하는 오폐수 처리시스템 |
WO2024214576A1 (ja) * | 2023-04-10 | 2024-10-17 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 処理槽における処理液の上部に発生する泡を吸引し消泡する消泡装置、この消泡装置を設けた処理装置、およびこの消泡装置を用いた消泡方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112410181B (zh) * | 2020-11-13 | 2023-03-24 | 吉林农业大学 | 一种基于酵母培养物的高破壁率发酵装置 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14562599A patent/JP3014096B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101895953B1 (ko) * | 2017-05-29 | 2018-09-06 | (주)필택산업 | 분뇨처리시스템 |
KR20220085985A (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 대원이앤브이 주식회사 | 폭기장치를 구비하는 오폐수 처리시스템 |
KR102611416B1 (ko) * | 2020-12-16 | 2023-12-07 | 김의진 | 폭기장치를 구비하는 오폐수 처리시스템 |
WO2024214576A1 (ja) * | 2023-04-10 | 2024-10-17 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 処理槽における処理液の上部に発生する泡を吸引し消泡する消泡装置、この消泡装置を設けた処理装置、およびこの消泡装置を用いた消泡方法 |
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---|---|
JP3014096B1 (ja) | 2000-02-28 |
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---|---|---|---|
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