JP2000333117A - 動画像記録再生装置 - Google Patents

動画像記録再生装置

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JP2000333117A
JP2000333117A JP11142505A JP14250599A JP2000333117A JP 2000333117 A JP2000333117 A JP 2000333117A JP 11142505 A JP11142505 A JP 11142505A JP 14250599 A JP14250599 A JP 14250599A JP 2000333117 A JP2000333117 A JP 2000333117A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーンチェンジ単位で巻き戻し、早送り可能
な動画像記録再生装置において、所望のシーンを見るた
めの操作回数を少なし、所望のシーンを見るための操作
を単純にすること。 【解決手段】 本発明の動画像再生装置は、記録された
動画信号を再生する再生手段30と、ユーザの操作を入
力する入力装置21と、前記動画信号からシーンチェン
ジを検出するシーンチェンジ認識装置23と、入力装置
21に入力された前記ユーザの操作に従って、再生手段
30が再生する前記動画信号の再生位置を制御するシー
ンチェンジ制御手段27とを備え、シーンチェンジ制御
手段27は、シーンチェンジ認識装置23が検出した複
数の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録画した映像を再
生、巻き戻し、早送り可能な動画像記録再生装置に関
し、特に、映像のシーンチェンジ単位で巻き戻し、早送
り可能な動画像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像記録再生装置の普及に伴い、家庭
においては録画された動画に対して再生、巻き戻し、早
送り等の操作を行う機会が多くなっている。なお、本明
細書において「動画像記録再生装置」とは、テレビ放送
信号を記録・再生するビデオデッキや、運動会などの様
子を撮影、再生できるビデオカメラをいう。
【0003】録画された動画に対する操作の例として、
録画されたゴルフの試合の放送を見る場合について説明
する。試合中にゴルファーがショットを行い、そのショ
ットによってボールがグリーンの上に乗ったとする。こ
のとき、ユーザがもう一度ゴルファーがボールを打つ映
像を見たいと思った場合には、巻き戻しボタンを押し
て、ゴルファーがボールを打つ最初のシーンまで巻き戻
した後、巻き戻しを停止して停止位置から再生するとい
う操作が求められる。しかし、この操作はユーザが画面
あるいはカウンターの表示を見ながら感覚的に行ってい
るため、ゴルファーがボールを打つ最初のシーンから正
確に再生を行うことは困難である。そのため、巻き戻し
を停止した位置と、ゴルファーがボールを打つ最初のシ
ーンとの間には、少なくとも数秒程度の時間差が生じる
ため、余分な映像が入ったり、必要な映像を飛ばしてし
まうことがしばしば起こり得る。
【0004】この問題を回避するためにシーンチェンジ
を検出し、検出されたシーンチェンジを単位として自動
的に巻き戻しや早送りをする動画像編集装置が考案され
ている。まず、動画像編集装置がシーンチェンジを検出
する方法については、現在様々な方法が実例として開示
されている。例えば、特開平6−153146号公報
(「動画像のシーンチェンジ検出装置および検出装
置」)には、画面を複数の領域に分割し、それぞれの領
域について画像間の相関値と動きベクトルを求め、ま
た、画面内の色について画像間の相関を求め、色の相関
と動きの相関の結果からシーンチェンジ検出を行う方法
が開示されている。また、特開平2−184181号公
報(「動画像編集装置」)には、シーンチェンジを検出
した後、検出した多数のシーンチェンジの記録媒体への
記録位置を取得し、その記録位置の情報を元に、停止、
巻き戻し、早送りなどの操作をシーンチェンジ単位に行
うことを実現する例が開示されている。特開平2−18
4181号公報において、ユーザはこの装置に対して、
「冒頭送り」、「冒頭巻き戻し」又は「冒頭停止」の命
令を動画再生時に入力手段から入力する。ユーザが「冒
頭送り」の命令を入力すると、今見ているシーンよりも
1つ進んだシーンの冒頭まで早送りをして停止する。ユ
ーザが「冒頭巻き戻し」の命令を入力すると、今見てい
るシーンよりも一つ前のシーンの冒頭まで巻き戻しをし
て停止する。ユーザが「冒頭停止」の命令を入力する
と、今見ているシーンよりも1つ進んだシーンの冒頭ま
で再生を続けてその後停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の装置に
おいては、ユーザが2シーン前のシーンの冒頭から再生
しようとした場合に、「冒頭巻き戻し」の命令を2回続
けて入力しなければならない。具体的には、まず1回目
の「冒頭巻き戻し」の命令により1シーン前の冒頭に戻
り、次にもう一度「冒頭巻き戻し」の命令を入力するこ
とによりユーザが望んでいた2シーン前の冒頭シーンに
戻ることになる。これでは、ユーザは同じ操作を2回も
続けて行わなければならないため、所望のシーンを見る
ための操作回数が増え、操作が複雑なものとなる。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑み、シーンチェ
ンジ単位で巻き戻し、早送り可能な動画像記録再生装置
において、所望のシーンを見るための操作回数を少なく
し、所望のシーンを見るための操作を単純にすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像記録再生
装置は、記録された動画信号を再生する再生部と、ユー
ザの操作を入力する入力部と、前記動画信号からシーン
チェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、前記入力
部に入力された前記ユーザの操作に従って、前記再生部
が再生する前記動画信号の再生位置を制御する制御部と
を備え、前記制御部は、前記シーンチェンジ検出部が検
出した複数の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を
変更し、これにより上記目的が達成される。
【0008】前記動画像記録再生装置は、前記入力部に
ユーザの操作が入力されない操作アイドル時間を計測す
るアイドル時間計測部をさらに備え、前記制御部が複数
の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を変更する場
合に、前記操作アイドル時間が所定の値以上になるまで
前記再生位置を1つの前記シーンチェンジ位置に固定し
てもよい。
【0009】前記動画像記録再生装置は、前記入力部に
ユーザの操作が入力されない操作アイドル時間を計測す
るアイドル時間計測部をさらに備え、前記制御部が複数
の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を変更する場
合に、前記操作アイドル時間が所定の値以上になるま
で、前記再生部が1つの前記シーンチェンジ位置から前
記動画信号を再生してもよい。
【0010】前記動画像記録再生装置は、前記入力部に
ユーザの操作が入力されない操作アイドル時間を計測す
るアイドル時間計測部をさらに備え、前記制御部が複数
の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を変更する場
合に、前記操作アイドル時間が所定の値以上になるま
で、前記再生部が1つの前記シーンチェンジ位置から前
記動画信号をコマ送りしてもよい。
【0011】前記入力部は、前記制御部が前記再生位置
を変更する前記シーンチェンジの数を指定するシーンチ
ェンジ数指定部を含み、前記制御部は、前記シーンチェ
ンジ数指定部により指定された前記シーンチェンジの数
だけ前記再生位置を変更してもよい。
【0012】前記動画像記録再生装置は、前記動画信号
を取得する動画信号取得部と、前記動画信号を記録する
動画信号記録部と、前記シーンチェンジ検出部が検出し
た前記シーンチェンジ位置を記憶するシーンチェンジ位
置記憶部とをさらに備え、前記シーンチェンジ検出部
は、前記動画信号取得部が前記動画信号を取得する時
と、前記動画信号記録部が前記動画信号を記録する時と
に、前記シーンチェンジ位置を検出し、前記シーンチェ
ンジ位置記憶部に記憶させてもよい。
【0013】前記シーンチェンジ検出部は、2つの前記
シーンチェンジ位置間の差が所定の値以上であるか否か
を判断する判断部を含み、前記判断部が前記2つのシー
ンチェンジ位置間の差が所定の値以上でないと判断した
場合には、前記2つのシーンチェンジのうちの一方を検
出しなくてもよい。
【0014】前記動画信号は、MPEG圧縮符号化され
て記録されており、前記シーンチェンジ検出部は、GO
Pの数により前記2つのシーンチェンジ位置間の差を規
定してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の概要を説明す
る。
【0016】本発明は、上述した「冒頭巻き戻し」「冒
頭早送り」に以下の機能を付加し、また、「ステップ巻
き戻し」「ステップ早送り」の操作を付け加える。
【0017】まず、「冒頭巻き戻し」については、ユー
ザが「冒頭巻き戻し」の命令を入力すると、1つ前のシ
ーンチェンジ部分で一定時間(2〜3秒)だけ一時停止
(又は再生又はコマ送り)する。ここで、ユーザが再生
などの操作を行わなければ、続けてそれより1つ前のシ
ーンチェンジの部分まで巻き戻しをし、再び一定時間一
時停止(又は再生又はコマ送り)をする。ここで、ユー
ザが再生などの操作を行わなければ、以下この操作を繰
り返す。
【0018】次に、「冒頭早送り」については、ユーザ
が「冒頭早送り」の命令を入力すると、1つ後のシーン
チェンジ部分で一定時間(2〜3秒)一時停止(又は再
生又はコマ送り)する。ここで、ユーザが再生などの操
作を行わなければ、続けてそれより1つ後のシーンチェ
ンジの部分まで早送りをし、再び一定時間一時停止(又
は再生又はコマ送り)をする。ここで、ユーザが再生な
どの操作を行わなければ、以下この操作を繰り返す。
【0019】次に、「ステップ巻き戻し」とは、ユーザ
が現在見ているシーンよりも何シーン前のシーンを見た
いか入力すると、1回の操作によりそのシーンの冒頭ま
で巻き戻されて再生が行われる。例えば、現在見ている
シーンよりも5シーン前のシーンを見たい場合には、
「5シーン前まで巻き戻しをせよ」という命令を装置に
与えることにより、5シーン前の冒頭から再生すること
ができる。
【0020】最後に、「ステップ早送り」とは、ユーザ
が現在見ているシーンよりも何シーン先のシーンを見た
いか入力すると、1回の操作によりそのシーンの冒頭ま
で早送りがされて再生が行われる。例えば、現在見てい
るシーンよりも5シーン先のシーンを見たい場合には、
「5シーン先まで早送りをせよ」という命令を装置に与
えることにより、5シーン先の冒頭から再生することが
できる。
【0021】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。
【0022】以下に説明する実施の形態は、テレビで放
送されている動画像をMPEGフォーマットで記憶手段
に記憶し、記憶された映像に対して再生、巻き戻し、早
送りを行うことが可能なデジタル動画像記録再生装置の
例である。しかし、本発明は、テレビ放送をMPEGフ
ォーマットで記憶し、再生する例に限らず、他のフォー
マットで記憶することや、テレビ放送だけに限らず家庭
ビデオで撮影した動画像を再生、巻き戻し、早送りする
装置にも適用できる。
【0023】図1は、本発明の動画像記録再生装置12
の全体を示す。動画像記録再生装置12は外観的な構成
要素として、再生画像を表示させる表示装置11と、ユ
ーザが選択することにより装置内に各種の命令を送る各
操作ボタン213〜221とを備えている。表示装置1
1は、テレビのモニターやパソコンのディスプレイ等で
ある。操作ボタン213〜221は、本実施の形態にお
いては動画像記録再生装置12上に配置されているが、
これらの操作ボタンは動画像記録再生装置12から分離
されたリモコンに別途付いていてもよく、また表示部分
がタッチパネル式となっている表示装置11に付いてい
てもよい。
【0024】各操作ボタンの機能は次の通りである。再
生ボタン213は、動画像の再生命令を送るためのボタ
ンである。停止ボタン214は、動画像の再生の停止命
令を送るためのボタンである。シーン巻き戻しボタン2
15は、シーンチェンジ単位の巻き戻し命令を送るため
のボタンである。シーン早送りボタン216は、シーン
チェンジ単位の早送り命令を送るためのボタンである。
シーン回数指定ボタン217は、ユーザがシーン巻き戻
しボタン215又はシーン早送りボタン216と共に選
択することにより、複数シーンチェンジ単位での巻き戻
し、または早送り命令を送るためのボタンである。シー
ン回数指定ボタン217は、何シーン巻き戻し又は早送
りするかを指定するボタンである。そのため、シーン回
数指定ボタン217は、図1に示すように0から9まで
のテンキーにより構成されており、1以上の数字が入力
できる入力手段となっている。
【0025】電源ONボタン218は、電源のON/O
FFを制御するためのボタンである。録画開始指示ボタ
ン219は、現在放送中の放送番組を記憶装置に記憶す
る命令を送るためのボタンである。チャンネル切り替え
ボタン220は、チャンネルの切り替えを行う命令を送
るためのボタンである。録画終了指示ボタン221は、
番組を記憶装置に記憶するのを終了させる命令を送るた
めのボタンである。
【0026】図2は、動画像記録再生装置12の構成を
示す。動画像記録再生装置12は、上述した表示装置1
1と、各種操作ボタンを備えている入力装置21と、各
装置の演算をつかさどる中央処理装置22と、電波とし
て送られてきた放送映像を読みこむ映像読み込み装置2
5と、映像読み込み装置25によって読み込まれた映像
を記憶装置26に記憶する録画装置24と、録画装置2
4によって記憶装置26に記憶された映像のシーンチェ
ンジを認識するシーンチェンジ認識装置23と、シーン
チェンジ単位での早送りや巻き戻しを制御するシーンチ
ェンジ制御手段27と、記憶装置に記憶された映像を再
生する機能を有する再生手段30と、時間を計る機能を
有する時間計測手段28とを備えている。
【0027】ここで、動画像記録再生装置12の各構成
要素について簡単に説明する。入力装置21が備えてい
る操作ボタンは、上述した操作ボタン213〜221で
ある。シーンチェンジ認識装置23は、映像読み込み
時、映像記憶時、早送り/巻き戻し処理時等のいずれか
の時点でシーンチェンジを認識する。映像読み込み装置
25は、例えば映像を入力するカメラや、映像を受信す
るアンテナとテレビチューナのセット等である。記録装
置26は、映像読み込み装置25によって読み込まれた
映像を記憶する録画映像記憶手段261と、GOP(G
roup ofPicture)番号を記憶するシーン
チェンジGOP番号記憶手段262とを備えている。こ
こで、GOPとは、通常0.5秒程度の映像をグループ
化したものであり、数フレームの符号化されたピクチャ
ー(画面)からなる単位をいう。記録装置26は、例え
ばハードディスクドライブ、ビデオデッキ又はDVDド
ライブ等である。シーンチェンジ制御手段27は、早送
りを制御する早送り制御手段271と、巻き戻しを制御
する巻き戻し制御手段272とを備えている。時間計測
手段28は、操作ボタンへの入力検出から、次の操作ボ
タンへの入力検出までの時間を計測する。なお、動画像
記録再生装置12の各構成要素の詳細な機能については
後述する。
【0028】以下、簡単に入力装置21への入力による
動画像記録再生装置12の処理動作を説明する。シーン
巻き戻しボタン215が押されると、現在再生している
映像がシーンチェンジ単位で巻き戻される。また、シー
ン早送りボタン216が押されると、現在再生している
映像がシーンチェンジ単位で早送りされる。例えば、画
像再生中にユーザがシーン巻き戻しボタン215を押し
たとすると、現在見ているシーンよりも1つ前のシーン
の冒頭フレームが一時停止の状態で数秒表示される。冒
頭フレームが一時停止の状態で数秒表示される代わり
に、現在見ているシーンよりも1つ前のシーンの冒頭か
ら数秒再生されてもよい。この数秒の間にユーザが再生
ボタン213を選択しなければ、さらに1つ前のシーン
の冒頭フレームが数秒表示され、あるいはシーンの冒頭
が数秒再生される。この数秒の間にユーザが再生ボタン
を押さなければこれらの操作の繰り返しが行われる。
【0029】シーン回数指定ボタン217によりシーン
数を指定し、シーン巻き戻しボタン215又はシーン早
送りボタン216を押すと、1シーンごとの巻き戻し又
は早送りでなく、一度に数シーンの巻き戻し又は早送り
が実現される。例えば、ユーザがシーン回数指定ボタン
217のテンキーで3を選択し、その後シーン巻き戻し
ボタン215を選択したとすると、現在見ているシーン
よりも3シーン前の冒頭からの再生が始まる。
【0030】図3は、動画像記録再生装置12のスター
トアップ時の処理を示すフローチャートである。以下、
図3を参照して、動画像記録再生装置12のスタートア
ップ時のフローについて説明する。
【0031】(ステップS1)初期設定としてKに1を
代入する。Kは巻き戻し又は早送りを行うシーン数を示
す変数である。初期状態においてはKの値は1となって
いるが、ステップS6について後述するように、ユーザ
がシーン回数指定ボタン217によりKの値を設定する
と、Kにはユーザが設定した回数に応じた値がセットさ
れる。
【0032】(ステップS2)次に、再生ボタンが押さ
れたか否かを判定する。再生ボタンが押されなければス
テップS3に進み、再生ボタンが押されればステップS
4に進む。
【0033】(ステップS3)次に、録画開始ボタンが
押されたか否かを判定する。録画開始ボタンが押されな
ければステップS2に戻り、録画開始ボタンが押されれ
ばステップS7に進む。ステップS2、S3により、再
生ボタン及び録画開始ボタンのうちのいずれのボタンが
押されたかを監視する。
【0034】(ステップS4)ステップS2において再
生ボタンが押されたことが認識されると、再生手段30
を起動し、録画映像記憶手段261に記憶された映像が
再生される。
【0035】(ステップS5)次に、ユーザがシーン回
数指定ボタン217を選択したことを認識する。シーン
回数指定ボタン217が選択されればステップS6に進
み、シーン回数指定ボタン217が選択されなければス
テップS9に進む。
【0036】(ステップS6)シーン回数指定ボタン2
17により指定された回数を変数Kにセットする。その
後、ステップS9に進む。
【0037】(ステップS7)録画装置24が起動さ
れ、映像読み込み装置25を介して、現在放送中の番組
が受信され、録画映像記憶手段261に記億される。本
実施の形態においては、映像はMPEG形式で記録され
る。そのため、録画装置24は、録画する映像をMPE
Gフォーマットに準拠した形に符号化して記憶する働き
をもっている。MPEGフォーマットについては後述す
る。
【0038】(ステップS8)次に、ユーザが録画終了
指示ボタン221を選択したことを認識すると、録画が
終了し、ステップS2に戻る。録画終了指示ボタン22
1が選択されるまでは、ステップS8が繰り返される。
【0039】(ステップS9)ステップS9において
は、図8に示すから始まる処理を行う。図8に示す処
理については後述する。
【0040】図4は、映像を記録するためのMPEGフ
ォーマットを示す。図4を参照して、MPEGフォーマ
ットについて簡単に説明する。
【0041】MPEGフォーマットに符号化するとは、
放送されてきた映像をそのままの形で記憶させるのでは
なく、何らかの圧縮操作を施して図4に示すフォーマッ
トで記憶させることである。すなわち、MPEG形式で
記憶された映像は、図4に示すように複数のGOPから
構成される。ここで、それぞれのGOPには最初から数
えて第何番目のGOPであるかが区別できるように番号
が付けてあるとする。Iピクチャはフレーム内符号化画
像を、Bピクチャは双方向予測符号化画像を、Pピクチ
ャはフレーム間順方向予測符号化画像を表す。なお、I
ピクチャはイントラピクチャ、PピクチャおよびBピク
チャは非イントラピクチャである。
【0042】次に、シーンチェンジ認識装置23につい
て説明する。シーンチェンジ認識装置23は、録画映像
記億手段261に記億されたMPEG形式の画像から、
各GOPに含まれているIピクチャーを検索していき、
シーンチェンジが行われたIピクチャーを抽出し、抽出
したIピクチャーを含むGOP番号をシーンチェンジG
OP番号記憶手段262に記憶していく装置である。こ
こで、シーンチェンジが行われる画像位置の差を時間に
より規定せずにGOPにより規定するのは、1つのGO
P内の映像は、シーンチェンジがあまり存在しない比較
的連続的な映像なっている場合が多いため、GOPによ
り規定した方が処理面等の効率が良いからである。
【0043】図5は、シーンチェンジGOP番号記億手
段262のフォーマットを示す。シーンチェンジGOP
番号記億手段262は、図5に示すようなフォーマット
となっており、シーン番号とそのシーンが開始する開始
GOPの番号が記憶されている。シーン番号は1から始
まる。
【0044】図6は、録画映像記憶手段261に記憶さ
れている、第22番目、第23番目、第24番目のGO
Pに含まれる各ピクチャーから構成されるフレーム映像
を並べたものである。図6に示すように、録画映像記憶
手段261中に記憶されている映像が野球の映像である
と仮定する。第22番目、第23番目のGOPはバッタ
ーがボールを打つシーンを表し、第24番目のGOPは
バッターが打ったボールが飛んでいくシーンを表してい
る。図6より明らかであるように、第23番目のGOP
に含まれる各ピクチャーから構成されるフレームと、第
24番目のGOPに含まれる各ピクチャーから構成され
るフレームとの間でシーンチェンジが起こっている。シ
ーンチェンジ認識装置23は、シーンチェンジが起こっ
ていることを起動後に検出する装置である。
【0045】なお、シーンチェンジの検出方法として
は、上述した特開平6−153146号公報記載の方法
や、特願平11−84902号に記載の方法等が使用さ
れ得る。特願平11−84902号には、連続映像を表
す入力されたMPEG映像情報のGOP構造を保持した
まま、間欠映像情報に変換するデータ変換装置における
カット検出方法及びイベント検出方法が開示されてい
る。
【0046】図7は、シーンチェンジ認識装置23の処
理を示すフローチャートである。図7を参照して、シー
ンチェンジ認識装置23の処理について説明する。
【0047】(ステップS101)シーンチェンジ認識
装置23を起動する。起動するタイミングは、ユーザが
録画終了指示ボタン221を選択し、放送番組を記憶し
終わった直後でもよいし、録画が終了してある一定の時
間が経過した直後でもよい。
【0048】(ステップS102)起動されたシーンチ
ェンジ認識装置23は、シーンチェンジGOP番号記憶
手段262にシーン番号1、開始GOP番号1をセット
する。
【0049】(ステップS103)シーンチェンジ認識
装置23は、変数Eに2をセットし、変数gに1をセッ
トし、変数Sにg+30をセットする。
【0050】(ステップS104)シーンチェンジ認識
装置23は、録画映像記憶手段261から第g番目のG
OPのIピクチャーを読み込む。
【0051】(ステップS105)シーンチェンジ認識
装置23は、録画映像記憶手段261から第S番目のG
OPのIピクチャーを読み込む。
【0052】(ステップS106)シーンチェンジ認識
装置23は、ステップS104、S105において読み
込んだ第g番目のGOPのIピクチャーと、第S番目の
GOPのIピクチャーとの差を変数Aにセットする。な
お、差の検出方法であるが、1つの例として、従来の技
術として上述した特開平6−153146号公報に記載
されているように、Iピクチャーで表される画面を複数
の領域に分割し、それぞれの領域について画像間の相関
値と動きベクトルを求め、また、画面内の色について画
像間の相関を求め、色の相関と動きの相関の結果から差
を求める方法がある。
【0053】(ステップS107)ステップS106で
セットした変数Aの値がある一定値以上ならばステップ
S108に進み、Aの値が一定値未満ならばステップS
112へ進む。
【0054】(ステップS112)Sを1つインクリメ
ントし、ステップS105へ進む。
【0055】(ステップS108)シーンチェンジGO
P番号記憶手段262に、第E番目のシーンチェンジG
OP番号としてSをセットする。
【0056】(ステップS109)変数Eを1つインク
リメントする。
【0057】(ステップS110)変数gにSをセット
する。
【0058】(ステップS111)変数Sにg+30を
セットし、ステップS104に戻る。
【0059】上記のフローをまとめると、シーンチェン
ジ認識装置23は、まず第1番目のGOPのIピクチャ
ーと第31番目のGOPのIピクチャーを読み込み、こ
の2つのIピクチャーの差を変数Aにセットする。ステ
ップS107において、2つのIピクチャーの差が一定
値以上ならば、第31番目のGOPのIピクチャーをシ
ーンチェンジフレームとして、シーンチェンジGOP番
号記億手段262に書き込む。2つのピクチャーの差が
ある一定値以上で無ければ、次には第1番目のGOPの
Iピクチャーと第32番目のGOPのIピクチャーを比
べて、これらの2つのピクチャーの差をAにセットす
る。次にAが有る一定値以上ならば、第32番目のGO
PのIピクチャーをシーンチェンジフレームとしてシー
ンチェンジGOP番号記憶手段262に書き込む、とい
う処理を行っている。
【0060】もし、第31番目のGOPのIピクチャー
がシーンチェンジフレームとして登録されたら、今度は
第31番目のGOPのIピクチャーと第61番目(31
+30=61)のGOPのIピクチャーを比較して処理
を繰り返す、という処理を行う。
【0061】上記のフローのポイントは、 (1)シーンチェンジフレーム間のGOPの数は30個
以上である。 (2)30個以上離れているGOPのIピクチャーを比
較し、それらの差がある一定値以上離れていればシーン
チェンジをしたと見なすということである。すなわち、
シーンチェンジフレームとして検出されたIピクチャー
を含むGOPを、常に30個のGOP以上進んだGOP
のIピクチャーと比較して差を求め、この差が一定値以
上であればシーンチェンジフレームとみなしている。こ
のように処理を行う理由は、1つのGOPはおよそ0.
5秒程度の映像をグループ化したものなので、30個の
GOP以上離れたGOPのIピクチャーを検出すること
により、シーンチェンジ間の秒数は少なくとも15秒
(30×0.5=15)以上となるからである。もし、
シーンチェンジ間の最小時間をもう少し小さくしたいの
であれば30より少ない数のGOP間で差を検出すれば
よい。
【0062】また、Aがある一定値以上であればシーン
チェンジフレームと見なすという処理におけるAの値に
ついては、Aの値を非常に大きくすれば少々画面が変化
したぐらいではシーンチェンジと見なさないし、逆にA
の値を非常に小さくすれば画面が少し変化しただけでも
シーンチェンジをしたと見なすことができる。そのた
め、Aの値はシーンチェンジ認識装置23がどのような
精度でシーンチェンジを検出したいかに依存している。
【0063】以上の処理結果として、図5に示すような
シーンチェンジGOP番号記億手段中にデータベースが
作成される。
【0064】図8は、シーンチェンジ制御手段27の処
理を示すフローチャートである。次にシーンチェンジ制
御手段27の処理フローについて図8を用いて説明す
る。なお、この処理は図3に示すステップS9のに相
当する部分である。図8に示す処理は、図3のステップ
4、5,6に続く処理であるため、図8の処理が行われ
る時には再生手段は起動しており、変数Kには1もしく
は図3のステップS6で設定したシーンスキップ回数が
代入されているものとする。
【0065】(ステップS200)シーン巻き戻しボタ
ン、シーン早送りボタン又は停止ボタンが選択されたこ
とを認識する。(a)シーン巻き戻しボタンが選択され
たことを認識すればステップS201に進み、(b)シ
ーン早送りボタンが選択されたことを認識すればステッ
プS211に進み、(c)停止ボタンが選択されたこと
を認識すればステップS219に進む。
【0066】まず、(a)の処理について説明する。
【0067】(ステップS201)ステップS200に
おいてシーン巻き戻しボタンが選択されたことが認識さ
れれば、巻き戻し制御手段272が起動される。起動さ
れた巻き戻し制御手段は、ボタンが選択された時点で再
生中のGOP番号を変数Cに格納する。
【0068】(ステップS202)次に、巻き戻し制御
手段272は、シーンチェンジGOP番号記憶手段26
2を参照し、C番目のGOPが含まれているシーン番号
を変数mにセットする。
【0069】(ステップS203)次に、巻き戻し制御
手段272は、変数mに(m−K)をセットする。
【0070】(ステップS204)次に、巻き戻し制御
手段272は、シーンチェンジGOP番号記憶手段26
2を参照し、第mシーンの開始GOP番号をNにセット
する。
【0071】(ステップS205)次に、Kが1であれ
ばステップS207に進み、Kが1でなければステップ
S206に進む。ステップS206については後述す
る。
【0072】(ステップS207)第N番目のGOPの
Iピクチャーを、静止画像として表示手段11により表
示する。
【0073】(ステップS208)ステップS207に
おいて表示している第N番目のGOPのIピクチャーを
静止画像として表示している間に、再生ボタンが選択さ
れたことを認識すればステップS206に進み、認識し
なければステップS209に進む。
【0074】(ステップS209)時間計測手段28に
よりタイムオーバーと判断されれば、静止画像として表
示している第N番目のGOPのIピクチャーの表示を終
了し、ステップS201に戻る。なお、ステップS20
1に戻ったとき、現在再生中のGOP番号を変数Cに代
入するとあるが、この場合にはタイムオーバーの前まで
表示していた第N番目のGOPのIピクチャーを含むG
OPの番号であるNをCに代入する。
【0075】次に、(b)の処理について説明する。
【0076】(ステップS211)ステップS200に
おいて、シーン早送りボタンが選択されたことを認識す
ると、早送り制御手段271が起動される。起動された
早送り制御手段271は、ボタンが選択された時点で再
生中のGOP番号を変数Cに格納する。
【0077】(ステップS212)次に、早送り制御手
段271は、シーンチェンジGOP番号記憶手段262
を参照し、C番目のGOPが含まれているシーン番号を
変数mにセットする。
【0078】(ステップS213)次に、早送り制御手
段271は、変数mに(m+K)をセットする。
【0079】(ステップS214)次に、早送り制御手
段271は、シーンチェンジGOP番号記憶手段262
を参照し、第mシーンの開始GOP番号をNにセットす
る。
【0080】(ステップS215)次に、Kが1であれ
ばステップS216に進み、Kが1でなければステップ
S206に進む。
【0081】(ステップS216)第N番目のGOPの
Iピクチャーを静止画像として表示手段11により表示
する。
【0082】(ステップS217)ステップS216に
おいて表示している第N番目のGOPのIピクチャーを
静止画像として表示している間に、再生ボタンが選択さ
れたことを認識すればステップS206に進み、認識し
なければステップS218に進む。
【0083】(ステップS218)時間計測手段28に
よってタイムオーバーと判断されれば静止画像として表
示している第N番目のGOPのIピクチャーの表示を終
了し、ステップS211に戻る。なお、ステップS21
1に戻ったとき、現在再生中のGOP番号を変数Cに代
入するとあるが、この場合にはタイムオーバーの前まで
表示していた第N番目のGOPのIピクチャーを含むG
OPの番号であるNをCに代入する。
【0084】次に、ステップS206以下の処理につい
て説明する。
【0085】(ステップS206)第N番目のGOPか
ら再生し、ステップS210に進む。
【0086】(ステップS210)Kに1をセットし
て、処理を終了する。終了後は、図3で示す(d)に進
む。
【0087】最後に、(c)の処理について説明する。
【0088】(ステップS219)ステップ200にお
いて停止ボタンが選択されたことが認識されれば、現在
再生している映像を停止するための再生停止処理をして
終了する。終了後は、図3に示す(e)に進む。
【0089】以上の処理を行うことにより、 (1)1シーンの早送り(又は巻き戻し)を行って、シ
ーン開始部分の画像を静止画として数秒間表示し、その
間にユーザが再生ボタンを押さなければ、再度1シーン
単位で早送り(又は巻き戻し)を行うこと (2)ユーザが指定したシーン回数だけ早送り(又は巻
き戻し)を行い、そこから自動的に再生を行うこと が実現できる。
【0090】図8の処理フローにおいては、ステップS
207、S216を見れば分かるように、1シーンの早
送り(又は巻き戻し)を行って、シーン開始部分の画像
を静止画像として数秒間表示することとしている。図8
におけるように画像を静止画像として数秒間表示するの
ではなく、シーン開始部分から数秒間再生するように変
更したものが、図9の処理フローである。
【0091】図9は、シーンチェンジ制御手段27の別
の処理を示すフローチャートである。図9の処理フロー
は図8の処理フローのステップS207,S216の部
分を変更したのみである。具体的には、図9においては
ステップS307、S316において、第N番目のGO
Pから始まる映像を動画として再生処理表示する点が変
更されている。ステップS307、S316以外の処理
は、図8の処理と同じである。
【0092】上述の実施の形態において、1シーンの早
送り(又は巻き戻し)を行って、シーン開始部分の画像
を静止画像として表示したり、再生処理表示をする以外
にコマ送り表示することも可能である。この場合、通常
再生処理とコマ送りのいずれを行うかについては、再生
手段30に再生方法を指示して制御することにより行
う。なお、MPEG圧縮符号におけるコマ送りは、Iピ
クチャー単位での表示となるのが一般的であるが、概念
としては、通常再生より再生速度が遅いもの(静止を除
く)の全てを含む。
【0093】上記の実施の形態においては、動画像をM
PEGフォーマットで記憶、再生等する場合について説
明した。しかし、本発明は、MPEGフォーマットによ
り記憶されるデジタル動画像に限られず、アナログ/デ
ジタルを問わず各種のフォーマットにより記憶される動
画像に適用できる。
【0094】なお、シーンチェンジ認識装置23による
シーンチェンジ検出のタイミングは、動画像の受信、入
力又は録画のタイミングであっても、早送り又は巻き戻
しのタイミングであってもよい。動画像の受信、入力又
は録画のタイミングにシーンチェンジ検出を行う場合に
は、再生(早送り/巻き戻し)時には記録されたシーン
チェンジ位置情報を利用することができるため、停止位
置の変更が高速処理できる。特に、デジタル化された動
画データの場合は、単にポインタ(変数)値を変更する
だけであるため、処理時間をほぼ0とすることが可能と
なり、本発明を特に有効に適用できる。
【0095】また、シーンチェンジ認識装置23は、比
較対象画像に対して、一定以上の位置(フレーム数又は
時間)の差がなければ、シーンチェンジと見なさなくて
もよい。この場合には、シーンチェンジ認識装置23
は、比較元動画信号と比較先動画信号との画像位置の差
が規定値以上か否かを判断する手段を備えている。これ
により、例えば、前に一時停止した場所から1秒後の位
置で停止してしまうような、一定値以内の早送り/巻き
戻しの一時停止が抑止される。これは、シーンチェンジ
単位での一時停止付きの早送り/巻き戻し機能におい
て、すぐに一時停止することがユーザにとって無意味だ
からである。
【0096】なお、本明細書においては、「巻き戻
し」、「早送り」という用語を使用しているが、これら
の用語は、デジタル方式で記録された動画像についての
「前スキップ」、「後スキップ」にそれぞれ相当する。
しかし、本明細書における「巻き戻し」、「早送り」
は、再生位置の変更処理を途中の過程を見せずに行う
「スキップ」であっても、再生位置の変更処理を途中の
過程を表示して行う「巻き戻し」、「早送り」であって
もよい。MPEGフォーマットにより記憶されるデジタ
ル動画像の途中の過程の表示は、例えばIピクチャーの
みを表示することにより行われる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、所望のシーンを見るた
めの操作回数が少なく、所望のシーンを見るための操作
が単純である、シーンチェンジ単位で巻き戻し、早送り
可能な動画像記録再生装置が提供される。
【0098】また、本発明によれば、動画像の受信、入
力又は録画のタイミングにシーンチェンジ検出を行うこ
とにより、動画像記録再生装置におけるシーンチェンジ
単位での巻き戻し、早送りを高速処理することができ
る。
【0099】さらに、本発明によれば、比較対象画像に
対して、一定以上の位置の差がなければ、シーンチェン
ジと見なさないことにより、ユーザによって無意味な一
定値以内の早送り/巻き戻しの一時停止が抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動画像記録再生装置の全体を示す図で
ある。
【図2】本発明の動画像記録再生装置の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の動画像記録再生装置のスタートアップ
時の処理フローを示す図である。
【図4】映像を記録するためのMPEGフォーマットを
示す図である。
【図5】本発明の動画像記録再生装置が備えているシー
ンチェンジGOP番号記億手段のフォーマットを示す図
である。
【図6】本発明の動画像記録再生装置が備えている録画
映像記憶手段に記憶されている映像を示す図である。
【図7】本発明の動画像記録再生装置が備えているシー
ンチェンジ認識装置の処理フローを示す図である。
【図8】本発明の動画像記録再生装置が備えているシー
ンチェンジ制御手段の処理フローを示す図である。
【図9】本発明の動画像記録再生装置が備えているシー
ンチェンジ制御手段の別の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
11 表示装置 12 動画像記録再生装置 21 入力装置 22 中央処理装置 23 シーンチェンジ認識装置 24 録画装置 25 映像読み込み装置 26 記録装置 27 シーンチェンジ制御手段 28 時間計測手段 30 再生手段 213 再生ボタン 214 停止ボタン 215 シーン巻き戻しボタン 216 シーン早送りボタン 217 シーン回数指定ボタン 218 電源ONボタン 219 録画開始指示ボタン 220 チャンネル切り替えボタン 221 録画指示終了ボタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/93 Z G11B 27/10 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録された動画信号を再生する再生部
    と、 ユーザの操作を入力する入力部と、 前記動画信号からシーンチェンジを検出するシーンチェ
    ンジ検出部と、 前記入力部に入力された前記ユーザの操作に従って、前
    記再生部が再生する前記動画信号の再生位置を制御する
    制御部とを備え、 前記制御部は、前記シーンチェンジ検出部が検出した複
    数の前記シーンチェンジ単位で前記再生位置を変更す
    る、 動画像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記入力部にユーザの操作が入力されな
    い操作アイドル時間を計測するアイドル時間計測部をさ
    らに備え、 前記制御部が複数の前記シーンチェンジ単位で前記再生
    位置を変更する場合に、前記操作アイドル時間が所定の
    値以上になるまで前記再生位置を1つの前記シーンチェ
    ンジ位置に固定する、 請求項1に記載の動画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記入力部にユーザの操作が入力されな
    い操作アイドル時間を計測するアイドル時間計測部をさ
    らに備え、 前記制御部が複数の前記シーンチェンジ単位で前記再生
    位置を変更する場合に、前記操作アイドル時間が所定の
    値以上になるまで、前記再生部が1つの前記シーンチェ
    ンジ位置から前記動画信号を再生する、 請求項1に記載の動画像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記入力部にユーザの操作が入力されな
    い操作アイドル時間を計測するアイドル時間計測部をさ
    らに備え、 前記制御部が複数の前記シーンチェンジ単位で前記再生
    位置を変更する場合に、前記操作アイドル時間が所定の
    値以上になるまで、前記再生部が1つの前記シーンチェ
    ンジ位置から前記動画信号をコマ送りする、 請求項1に記載の動画像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記入力部は、前記制御部が前記再生位
    置を変更する前記シーンチェンジの数を指定するシーン
    チェンジ数指定部を含み、 前記制御部は、前記シーンチェンジ数指定部により指定
    された前記シーンチェンジの数だけ前記再生位置を変更
    する、 請求項1に記載の動画像記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記動画信号を取得する動画信号取得部
    と、 前記動画信号を記録する動画信号記録部と、 前記シーンチェンジ検出部が検出した前記シーンチェン
    ジ位置を記憶するシーンチェンジ位置記憶部とをさらに
    備え、 前記シーンチェンジ検出部は、前記動画信号取得部が前
    記動画信号を取得する時と、前記動画信号記録部が前記
    動画信号を記録する時とに、前記シーンチェンジ位置を
    検出し、前記シーンチェンジ位置記憶部に記憶させる、 請求項1から5のいずれかに記載の動画像記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記シーンチェンジ検出部は、2つの前
    記シーンチェンジ位置間の差が所定の値以上であるか否
    かを判断する判断部を含み、 前記判断部が前記2つのシーンチェンジ位置間の差が所
    定の値以上でないと判断した場合には、前記2つのシー
    ンチェンジのうちの一方を検出しない、 請求項1から5のいずれかに記載の動画像記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記動画信号は、MPEG圧縮符号化さ
    れて記録されており、 前記シーンチェンジ検出部は、
    GOPの数により前記2つのシーンチェンジ位置間の差
    を規定する、請求項7に記載の動画像記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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