JP2000332728A - 符号生成器の線形フィードバック・シフトレジスタを更新する方法と符号生成器 - Google Patents

符号生成器の線形フィードバック・シフトレジスタを更新する方法と符号生成器

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JP2000332728A
JP2000332728A JP2000101174A JP2000101174A JP2000332728A JP 2000332728 A JP2000332728 A JP 2000332728A JP 2000101174 A JP2000101174 A JP 2000101174A JP 2000101174 A JP2000101174 A JP 2000101174A JP 2000332728 A JP2000332728 A JP 2000332728A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号発生器の線形フィードバックシフトレジ
スタを更新する方法の実現。 【解決手段】 基本的方法は、符号生成器のガロア形線
形フィードバックシフトレジスタが単位状態から既知の
オフセットにある目標状態に更新される。この方法は、
オフセットを示す二進オフセット数の生成(302) 、二進
オフセット数のビット数を示すカウンタの生成(304) 、
単位状態による一時的状態の初期化(306)、カウンタ値
が0より大きい間の反復(308) 、ガロア体乗算を適用し
ての一時的状態のそれ自体による乗算(310) 、カウンタ
のビットの値が1である場合の一時的状態の現在の一時
的状態から1状態先へのシフト(312) 、カウンタ値の1
減少(314) 、カウンタ値の0到達時に一時的状態への目
標状態設定(316) 、の各ステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号生成器の線形
フィードバック・シフトレジスタを更新する方法と、そ
の方法を使用する符号生成器に関する。「符号」という
術語は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)を利用
する無線システムの拡散符号またはスクランブル符号と
いった、無線システムで使用される疑似雑音系列、また
は(例えば暗号化システムで使用される)別の符号を指
す。
【0002】
【従来の技術】符号分割多元接続を利用する無線システ
ムでは、無線資源は符号分割によって複数の異なったユ
ーザ間で分割される。各ユーザのペイロードは、ペイロ
ードに拡散符号を乗算することで広い周波数帯域(例え
ば5メガヘルツ)に拡散される。受信機は、受信された
信号を使用された拡散符号で乗算することで受信したい
信号を分離することができる。拡散符号の部分はチップ
と呼ばれ、実際それらは複数ビットである。チップ値は
0と1によって表されるか、または1と−1によって実
数として表される。チップ・レートは典型的には、ペイ
ロード・レートより、非常に高速で、例えば数百倍以上
もある。
【0003】拡散符号に加えて、スクランブル符号とし
て知られる符号が使用される。それは必ずしも信号をさ
らに拡散するために使用されるのではなく、信号中の各
ビットを対応するスクランブル符号ビットで乗算するこ
とで拡散信号のビットにスクランブルをかけるために使
用される。スクランブル符号は極めて長いことがあり、
例えば241−1チップである。
【0004】使用される拡散符号は典型的には互いにで
きる限り直交している。拡散符号は例えばアダマール行
列から得られる。アダマール行列Mn は、任意の行列の
行が他の行列の行と正確にn/2の位置で異なるような
やり方で、0と1から構成されたn×n行列(nは偶数
の整数)である。その結果、1つの行列の行は0だけを
含み、残りの行は等しい数の0と1から構成される。n
=2の時、次のアダマール行列が得られる。
【0005】
【数1】
【0006】アダマール行列M2nは、次の関係によって
アダマール行列Mn から生成される。
【0007】
【数2】
【0008】ここで行列 cn は行列Mn の補数であ
り、すなわち0が1で置換され、1が0で置換されてい
る。すなわち、行列1は次の行列を提供する。
【0009】
【数3】
【0010】さらに、行列3は次の行列を提供する。
【0011】
【数4】
【0012】上記で説明されたアダマール行列の要素、
すなわち0と1が1と−1で表されるならば、アダマー
ル行列中の行は互いに直交する。望ましい場合、値を逆
転する、すなわち、0を1で置換し1を0で置換するこ
とができるが、それによって行列の特性は変化しない。
従って、行列1は次のような形式で示すこともできる。
【0013】
【数5】
【0014】各行列の行は1つの拡散符号を形成する。
拡散符号の長さは望ましい拡散係数によって変化する。
拡散符号は、例えば拡散符号の符号クラスと関連する符
号クラス中のその序数を示すことで番号付けされる。符
号クラスは次の等式によって得られる。すなわち、2の
符号クラス乗は拡散符号の長さに等しい、別言すれば、
符号クラスは拡散符号の長さの2を底とする対数であ
る。すなわち、例えば行列4には、次の拡散符号(下付
き数字は符号クラスを示し、かっこ内の数は序数であ
る)が含まれる。
【0015】
【数6】
【0016】従来技術によれば、短い拡散符号は全て送
受信機のメモリに保存される。例えばクラス8の符号の
場合、これは256チップの256の異なった符号がメ
モリに保存されることを意味し、必要なメモリ空間は2
56×256ビット、すなわち加算65536ビットと
なる。保存された長い符号からもっと短い拡散符号を生
成することができるので、低い符号クラスの拡散符号を
別に保存する必要はない。
【0017】拡散符号は、例えば241−1チップと、著
しく長いことがある。ここで発生する技術的問題は、ど
うやって符号を実時間で生成するかということである
が、それは1つの同じ系列が典型的には使用され、異な
った段階でその系列を使用するのは異なった送受信機だ
けだからである。理想的には生成される符号系列は完全
な乱数であるべきだが、これは、送信機と受信機の両方
が使用される符号系列を同じタイミング、すなわち位相
を適用して生成しなければならないため現実的でない。
【0018】符号は符号生成器、例えば線形フィードバ
ック・シフトレジスタを使用する生成器によって生成さ
れる。WO公報96/36137は、符号として使用さ
れる疑似雑音系列を提供するm系列(最大長系列)とし
て知られるものを生成するために使用される線形フィー
ドバック・シフトレジスタを説明しているが、この系列
は、Nが線形フィードバック・シフトレジスタ中の要素
の数を表す時2N −1の系列の後反復される。線形フィ
ードバック・シフトレジスタでは初期状態は常に既知で
あるが、どうやって既知の初期状態から、既知のオフセ
ットにある新しい未知の目標状態にシフトするかという
ことから問題が生じる。上記の公報で説明された解決法
では、各シフト、または少なくとも2の累乗に対応する
各シフトに対応する変換行列が保存されるが、この変換
行列は目標状態要素を提供するためには各初期状態要素
をどのように変換する必要があるかを示す。その結果、
例えば241−1チップの拡散符号のために保存されるビ
ットの量は41×41×41ビット(2の様々な累乗の
数×線形フィードバック・シフトレジスタ要素の数×線
形フィードバック・シフトレジスタの長さ)、すなわち
加算68921ビットである。
【0019】米国特許第5,835,528号は既知の
現在の状態から既知のオフセットにある新しい状態に更
新する方法を開示している。この解決法は更新のために
使用される事前に計算された状態を保存する必要があ
る。この解決法は前もって計算された状態を保存するた
めのメモリを必要とし、更新できるのはこの状態によっ
て決定されたオフセットにある状態だけである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、線形
フィードバック・シフトレジスタを更新する方法を提供
することであるが、その際本方法はごく少量のメモリを
利用し効率的な計算を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】これは、符号生成器のガ
ロア形線形フィードバック・シフトレジスタを単位状態
から既知のオフセットにある目標状態に更新する方法に
よって達成される。本方法は、オフセットを示す二進オ
フセット数を生成するステップと、二進オフセット数の
ビットの数を示すカウンタを生成するステップと、単位
状態によって一時的状態を初期化するステップと、カウ
ンタ値が0より大きい限り、(1)一時的状態をそれ自
体で乗算するためガロア体乗算を適用するステップ、
(2)カウンタによって示される二進オフセット数のビ
ットの値が1である場合一時的状態を現在の一時的状態
から1状態先にシフトするステップ、および(3)カウ
ンタ値を1減らすステップを反復するステップと、最後
に、カウンタが0の値に達した時、一時的状態を目標状
態として設定するステップとを含む。
【0022】本発明はまた、符号生成器のガロア形線形
フィードバック・シフトレジスタを、既知の現在の状態
から既知のオフセットにある新しい状態に更新する方法
に関する。本方法は、オフセットを示す二進オフセット
数を生成するステップと、二進オフセット数中のビット
の数を示すカウンタを生成するステップと、単位状態に
よって一時的状態を初期化するステップと、カウンタ値
が0より大きい限り、(1)一時的状態をそれ自体で乗
算するためガロア体乗算を適用するステップ、(2)カ
ウンタによって示される二進オフセット数のビットの値
が1である場合一時的状態を現在の一時的状態から1状
態先にシフトするステップ、および(3)カウンタ値を
1減らすステップを反復するステップと、最後に、カウ
ンタが0の値に達した時一時的状態と現在の状態の間で
ガロア体乗算を行うステップと、乗算の結果として得ら
れた状態を新しい状態として設定するステップとを含
む。
【0023】本発明はさらに、符号生成器のフィボナッ
チ形(Fibonacci−type)線形フィードバ
ック・シフトレジスタを、既知の現在の状態から既知の
オフセットにある新しい状態に更新する方法に関する。
この方法は、オフセットを示す二進オフセット数を生成
するステップと、二進オフセット数のビットの数を示す
カウンタを生成するステップと、単位状態によってガロ
ア形一時的状態を初期化するステップと、カウンタ値が
0より大きい限り、(1)一時的状態をそれ自体で乗算
するためガロア体乗算を適用するステップ、(2)カウ
ンタによって示される二進オフセット数のビットの値が
1である場合一時的状態を現在の一時的状態から1状態
先にシフトするステップ、および(3)カウンタ値を1
減らすステップを反復するステップと、最後に、カウン
タが0の値に達した時ガロア形一時的状態とフィボナッ
チ形現在の状態の間でガロア体乗算を行うステップと、
乗算の結果として得られた状態をフィボナッチ形の新し
い状態として設定するステップとを含む。
【0024】本発明はまたさらに、無線システムにおけ
る符号生成器に関するが、この符号生成器は、ガロア形
線形フィードバック・シフトレジスタの単位状態から目
標状態への既知のオフセットを示す二進オフセット数を
生成する手段と、二進オフセット数中のビットの数を示
すカウンタを生成する手段と、単位状態によって一時的
状態を初期化する手段と、カウンタ値が0より大きい限
り以下の手段、(1)一時的状態をそれ自体で乗算する
ためガロア体乗算を適用する手段、(2)カウンタによ
って示される二進オフセット数のビットの値が1である
場合一時的状態を現在の一時的状態から1状態先にシフ
トする手段、および(3)カウンタ値を1減らす手段の
動作を反復する手段と、最後に、カウンタが0の値に達
した時一時的状態を目標状態として設定する手段とを備
えている。
【0025】本発明はまた、無線システムにおける符号
生成器に関するが、この符号生成器は、符号生成器のガ
ロア形線形フィードバック・シフトレジスタの既知の現
在の状態から新しい状態への既知のオフセットを示す二
進オフセット数を生成する手段と、二進オフセット数の
ビットの数を示すカウンタを生成する手段と、単位状態
によって一時的状態を初期化する手段と、カウンタ値が
0より大きい限り以下の手段、(1)一時的状態をそれ
自体で乗算するためガロア体乗算を適用する手段、
(2)カウンタによって示される二進オフセット数ビッ
トの値が1である場合、一時的状態を現在の一時的状態
から1状態先にシフトする手段、および(3)カウンタ
値を1減らす手段の動作を反復する手段と、ガロア体乗
算を適用することで一時的状態と現在の状態を乗算し、
カウンタが0の値に達した時乗算の結果として得られた
状態を新しい状態として設定する手段とを備えている。
【0026】本発明はまたさらに、無線システムにおけ
る符号生成器に関するが、この符号生成器は、フィボナ
ッチ形線形フィードバック・シフトレジスタの既知の現
在の状態から新しい状態への既知のオフセットを示す二
進オフセット数を生成する手段と、二進オフセット数の
ビットの数を示すカウンタを生成する手段と、単位状態
によってガロア形一時的状態を初期化する手段と、カウ
ンタ値が0より大きい限り以下の手段、(1)一時的状
態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算を適用する手
段、(2)カウンタによって示される二進オフセット数
のビットの値が1である場合一時的状態を現在の一時的
状態から1状態先にシフトする手段、および(3)カウ
ンタ値を1減らす手段の動作を反復する手段と、ガロア
体乗算を適用することでガロア形一時的状態とフィボナ
ッチ形現在の状態を乗算し、カウンタが0の値に達した
時乗算の結果として得られた状態をフィボナッチ形の新
しい状態として設定する手段とを備えている。
【0027】従属請求項は本発明の好適実施形態に関す
る。本発明は、フィードバック・シフトレジスタを処理
する効率的な計算を提供するためにガロア体の数学的特
性を利用することと、異なった種類のフィードバック・
シフトレジスタ間の接続を考慮することに基づいてい
る。以下、本発明は好適実施形態に関連し、添付の図面
を参照してより詳細に説明される。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、線形フィードバック・
シフトレジスタを使用して様々な種類の符号を発生す
る、符号分割多元接続(CDMA)を利用するような移
動電話システムで使用される。以下の例では、本発明は
ユニバーサル移動電話システム(UMTS)で使用され
るが、本発明をそれに限定しようとするものではない。
【0029】図1及び図2を参照すると、ユニバーサル
移動電話システムの構成が説明される。図2は本発明の
説明に必要なブロックだけを含むが、当業者には一般的
な移動電話システムが他の機能と構造をも含むことが明
らかであるので、それらを以下さらに詳細に論じる必要
はない。移動電話システムの主要部分は、コア・ネット
ワークCN、UMTS地上無線アクセス・ネットワーク
UTRAN及びユーザ機器UEである。CNとUTRA
Nの間のインタフェースはIuインタフェースと呼ば
れ、UTRANとUEの間のインタフェースはUuイン
タフェースと呼ばれる。
【0030】UTRANは無線ネットワーク・サブシス
テムRNSから構成される。RNS間のインタフェース
はIurインタフェースと呼ばれる。RNSは無線ネッ
トワーク制御装置RNCと1つかそれ以上のノードBか
ら構成される。RNCとノードBの間のインタフェース
はIubインタフェースと呼ばれる。ノードBの受信範
囲、すなわちセルは図2でCによって示される。
【0031】図1の表示は非常に抽象的であるので、図
2ではUMTSの部分に対応するGMSシステムの部分
を示すことで明らかにされる。UMTSの様々な部分の
責任と機能はまだ計画中であるので、表示された配置は
決して拘束的なものではなく近似的なものであることが
明らかである。図2は、インターネット102を経由し
てコンピュータ100から移動電話システムに接続さ
れ、ユーザ機器UEに接続された携帯型コンピュータ1
22へ至るパケット交換伝送を示す。ユーザ機器UE
は、例えば固定設置型端末、車載型端末、またはハンド
ヘルド携帯型端末である。無線ネットワークUTRAN
のインフラストラクチャは無線ネットワーク・サブシス
テムRNS、すなわち基地局サブシステムから構成され
ている。無線ネットワーク・サブシステムRNSは、無
線ネットワーク制御装置RNC、すなわち基地局制御装
置と、RNCの制御下にある少なくとも1つのノード
B、すなわち基地局から構成されている。
【0032】ノードBは、多重化装置114、送受信機
116と、多重化装置114及び送受信機116の動作
を制御する制御ユニット118を備えている。多重化装
置114は、伝送接続Iubで複数の送受信機116が
使用するトラフィックと制御チャネルを配置する。ノー
ドBの送受信機114は、ユーザ機器UEへの双方向無
線接続Uuを提供するために使用されるアンテナ・ユニ
ット120への接続を有する。双方向無線接続Uu上で
伝送されるフレームの構成が詳細に決定される。
【0033】無線ネットワーク制御装置RNCは、グル
ープ交換フィールド110と制御ユニット112を備え
ている。グループ交換フィールド110は音声及びデー
タを交換しシグナリング回路を接続するために使用され
る。ノードBと無線ネットワーク制御装置RNCは基地
局サブシステムを形成するが、これはさらにトランスコ
ーダ108を備えている。無線ネットワーク制御装置R
NCとノードBの機能と物理的構成の分割は実際の実現
によって異なる。典型的には、ノードBは上記で説明さ
れたような無線経路を実現する。無線ネットワーク制御
装置RNCは典型的には、無線資源管理、セル間ハンド
オーバ制御、電力制御、タイミングと同期、及びユーザ
機器のページングを管理する。
【0034】トランスコーダ108は普通、移動交換セ
ンタ106のできる限り近くに設置されるが、これはそ
うすることでトランスコーダ108と無線ネットワーク
制御装置RNCの間で音声をセルラ無線ネットワーク形
式で伝送することができ、伝送容量の節約になるからで
ある。トランスコーダ108は、公衆交換電話ネットワ
ークとセルラ無線ネットワークの間で使用される異なっ
たデジタル音声符号化モードを変換し、例えば64kビ
ット/秒固定ネットワーク形式から別の形式(13kビ
ット/秒といった)のセルラ無線ネットワークへ、また
は逆の方向に互換可能とする。必要な機器はこの文脈で
はより詳細には説明されないが、音声以外のデータはト
ランスコーダ108では変換されないことが示される。
制御ユニット112は呼制御、移動管理、統計データ収
集及び信号を実行する。
【0035】コア・ネットワークCNは、UTRANの
一部ではない移動電話システムに属するインフラストラ
クチャから構成されている。図2は、コア・ネットワー
クCNに属する2つの機器、すなわち移動交換センタ1
06と、外側の世界に向って、この例ではインターネッ
ト102の方向への移動電話システム・インタフェース
を処理するゲートウェイ移動交換センタ104を示す。
【0036】ユーザ機器は、例えば携帯型移動電話、車
載型電話、無線加入者端末またはコンピュータ一体型デ
ータ伝送機器である。図3は、無線送信機/無線受信機
の対の機能を示す。無線送信機はノードBまたはユーザ
機器UEに配置される。それに対応して、無線受信機は
ユーザ機器UEまたはノードBに配置される。
【0037】図3の上部は無線送信機の必須の機能を示
す。物理的チャネルに配置された様々なサービスには、
音声、データ、動画または静止ビデオ画像、及びシステ
ムの制御チャネルが含まれる。図は制御チャネルとデー
タの処理を示す。異なったサービスは異なった情報源符
号化機器を必要とする。例えば音声は音声コデックを必
要とする。しかし、わかりやすくするために、情報源符
号化機器は図3では表示されていない。
【0038】制御チャネル214には、チャネル推定の
際受信機によって使用されるパイロット・ビットも配置
されている。データ・チャネルにはユーザ・データ20
0が配置されている。次に異なったチャネルはブロック
202A及び202Bで異なったチャネル符号化の対象
になる。チャネル符号化には、巡回冗長検査CRCのよ
うな様々なブロック符号が含まれる。さらに、畳み込み
符号化と、パンクチャード畳み込み符号化またはターボ
符号化といったその様々な変形が典型的には使用され
る。しかし、パイロット・ビットは、チャネルが信号中
に発生する歪みを発見することを目的とするためにチャ
ネル符号化されない。
【0039】異なったチャネルはチャネル符号化された
後、インタリーバ202A、204Bでインタリーブさ
れる。インタリーブは誤り訂正を容易とすることを目的
とする。インタリーブの際、異なったサービスのビット
はあらかじめ決められた方法で互いに混合されるので、
無線経路上の瞬間的なフェージングは必ずしも転送され
る情報を識別不能にすることはない。次にインタリーブ
されたビットはブロック206A、206Bで拡散符号
を使用して拡散される。次に得られたチップはブロック
208でスクランブル符号によってスクランブルをかけ
られ変調されるが、別個の信号はブロック208で結合
され、1つの同じ送信機によって送信される。結合は例
えば時間多重化またはIQ(同相直交)多重化である。
【0040】最後に、結合された信号は、様々な電力増
幅器と、帯域幅を制限するフィルタとを備える無線周波
数部分210に伝えられる。送信電力制御で使用される
閉ループ制御は、普通このブロックに配置された送信電
力制御増幅器を制御する。次にアナログ無線信号はアン
テナ212によって無線経路Uuに送信される。図3の
下部は無線受信機の本質的な機能を示す。無線受信機は
典型的にはRAKE受信機である。アナログ無線周波数
信号は無線経路Uu上を越えてアンテナ232によって
受信される。信号は、望ましい周波数帯域外の周波数を
阻止するフィルタを備える無線周波数部分230に転送
される。
【0041】次に信号はブロック228で中間周波数
か、または直接ベースバンドに変換され、この形式で信
号はサンプリングされ量子化される。当該の信号はマル
チパス伝播信号であるので、従来技術により、受信機の
実際のRAKEフィンガを備えるブロック228では、
異なった経路を通じて伝播した信号成分を結合すること
が目的である。すなわち、ブロック228で行われる動
作は異なったチャネルの分離、スクランブル符号の復号
化、逆拡散及び復調を含む。
【0042】次に得られたチャネルはデインタリーブ手
段226A、226Bでデインタリーブされる。チャネ
ルは各々固有のチャネル復号化ブロック222A、22
2Bに向けられ、そこで送信時に使用されたブロック符
号化または畳み込み符号化といったチャネル符号化が復
号化される。畳み込み符号化は好適にはビタビ復号器を
使用することで復号化される。次に送信されたチャネル
236、220は各々その後の必要な処理の対象にな
り、例えばデータ220はユーザ機器UEに接続された
コンピュータ122に転送される。システムの制御チャ
ネルは無線受信機の制御部分236に伝えられる。
【0043】図4は拡散符号によるチャネルの拡散とチ
ャネルの変調をより詳細に示すが、図3に示される拡散
にとって必須でない処理は省略されている。図では、チ
ャネル・ビット・ストリーム250Aが左から乗算器2
54Aに入るが、そこではビット・ストリーム250A
を拡散符号252Aで乗算することで拡散が実行され
る。得られた拡散チャネルは搬送波256Aによって伝
送されるため乗算器258Aで乗算される。それに対応
して、受信側で受信される信号は搬送波256Bによっ
て乗算器258Bで乗算される。受信され、復調された
信号を、使用される拡散符号252Bと乗算器254B
で乗算することで逆拡散が実行される。受信ビット25
0Bが結果として得られるが、このビットはその後図3
に示されるようにデインタリーブされ復号化される。
【0044】従来技術によれば、拡散符号生成器260
A、260Bは、拡散符号をメモリに保存することによ
ってか、または各シフト、または少なくとも2の累乗に
対応する各シフトに対応する変換行列をメモリに保存す
ることによって実現されるが、この変換行列は、新しい
状態の要素を得るためには各初期状態要素をどのように
変換しなければならないかを示すものである。拡散符号
の序数、または拡散符号の符号クラスといった、制御デ
ータ262A、262Bに基づいて、望ましい短い拡散
符号252A、252Bがメモリからフェッチされる
か、またはある特定のフエーズ(phase)以降に望
ましい長い拡散符号を生成するために線形フィードバッ
ク・シフトレジスタが使用される。
【0045】本発明では、必要な拡散符号は制御データ
262A、262Bに基づいて生成される。制御データ
262A、262Bは、線形フィードバック・シフトレ
ジスタの初期状態要素の値と、初期状態からの望ましい
目標状態のオフセットを提供する。図5は簡単なガロア
形線形フィードバック・シフトレジスタを示すが、この
原理は例えば31または41の要素を備えるさらに長い
フィードバック・シフトレジスタにも応用されることが
明らかである。図5の線形フィードバック・シフトレジ
スタは5つの要素272、274、276、278、2
80を備えている。これらの要素は「段」とも呼ばれ
る。要素は全て次のような形で相互接続される。すなわ
ち、第1要素272の出力は第2要素274の入力に接
続され、第2要素274の出力は加算器284(以下説
明される)に接続され、加算器284の出力は第3要素
276の入力に接続され、第3要素276の出力は第4
要素278の入力に接続され、第4要素278の出力は
第5要素280の入力に接続される。当該の線形フィー
ドバック・シフトレジスタの出力290は実際には第1
要素272の出力290である。第5要素280は加算
器284へのフィードバック結合を有し、第5要素28
0はまた第1要素272へのフィードバック結合288
をも有する。加算器284ではXOR演算が実行される
が、これは「排他的論理和」演算を意味する。XOR演
算の真理値表は次の通りである。
【0046】
【表1】
【0047】XOR演算をフィードバック結合286と
第2要素274の出力に適用することによって加算器2
84で得られた結果は第3要素276の入力として接続
される。図5に示されるフィードバック・シフトレジス
タは、長さが25 −1=31であるm系列を生成する。
当該フィードバック・シフトレジスタの内容の多項式形
式はa4 4 +a3 3 +a2 2 +a1 x+a0 1で
あり、フィードバック・シフトレジスタの生成多項式は
5 +x2 +1である。図11は、各々異なった31の
段階、または状態での図5のフィードバック・シフトレ
ジスタの内容を示す。時点0ではフィードバック・シフ
トレジスタはガロア体乗算のニュートラル要素(neu
tral element)、すなわち単位状態を含む
が、その値は00001である。図11では、フィード
バック・シフトレジスタ中の要素は、第1要素が番号
0、第2要素が1、第3が2、第4が3、及び第5が4
になるように番号付けされている。
【0048】時点1では、図5に関連して説明された接
続規則により状態00010が生成される。1つの時点
から次の時点に進みながら、フィードバック・シフトレ
ジスタはそこに含まれる31状態全てを経由して進む。
時点31でフィードバック・シフトレジスタは再び時点
0と同じ状態を受信し、そのサイクルが再び開始され
る。説明されたフィードバック・シフトレジスタは、例
えば長い拡散符号を生成するために使用される。例え
ば、I分岐(I branch)の241−1のゴールド
符号が、41要素の2つのフィードバック・シフトレジ
スタによって生成されるが、この2つのフィードバック
・シフトレジスタの生成多項式はx41+x3+1とx41
+x20+1であり、その出力の間では、やはり符号チッ
プを得るためにXOR演算が行われる。
【0049】図7は、符号生成器の線形フィードバック
・シフトレジスタを、単位状態から既知のオフセットに
位置する目標状態に更新する本発明の方法を示す。本方
法の実現を示す図11及び図12を同時に検討しよう。
本方法の実現は最初のブロック300で開始され、既知
のオフセットが得られる。図11の右から2番目の列
は、単位状態UNIT STATEからの既知のオフセ
ットOFFSETに、未知の目標状態TARGET S
TATEがあることを示す。既知のオフセットOFFS
ETは21である。
【0050】ブロック302ではオフセット、すなわち
図12に示されるOFFSETを示す二進オフセット数
が生成されるが、その値は10101である。ブロック
304では二進オフセット数のビットの数を示すカウン
タが生成されるが、図12に示される例ではカウンタは
値5を受け取る。ブロック306では、単位状態を使用
して一時的状態が初期化される、すなわち、一時的状態
の値が00001に設定される。
【0051】次に、ブロック308ではカウンタ値が0
より大きい限りブロック310、312、314の動作
が反復される。別言すれば、ブロック308ではカウン
タの値が0より大きいかが検査される。カウンタ値が0
の値に達するとルーチンはブロック316に進むが、そ
うでない場合はブロック310に進む。ブロック308
では、以下さらに詳細に説明されるガロア体乗算を適用
することで一時的状態がそれ自体によって乗算される。
一時的状態は単位状態を使用することで初期化されてい
るため、単位状態は第1サイクルで2の累乗に上げられ
ており、ガロア体乗算のニュートラル要素が関連してい
るので、その値は変化しない。別言すれば、結果はやは
り序数0を伴う単位状態である。図12の表の第2行が
これを表している。
【0052】ブロック310では、カウンタによって示
される二進オフセット数のビットの値が1である場合、
一時的状態は現在の一時的状態から1状態先にシフトさ
れる。カウンタ値は5であり、即ち二進オフセット数O
FFSETでは、その数0101の右から5番目のビ
ット、即ち一番左のビット1を示す。図12の表の第3
行に従ってシフトが行われ(SHIFT)、一時的状態
は状態00010にシフトされる。
【0053】ブロック312ではカウンタ値が1だけ減
らされ、カウンタ値4が得られる。第2の反復では、内
容00010を有する一時的状態がブロック310でそ
れ自体によって乗算され(SQUARE)、行4に示さ
れる状態00100が得られる。カウンタ値は4である
ので、二進オフセット数OFFSETでは、その数10
101の右から4番目のビット、すなわちビット0を示
す。図12の表の第4行に従って、ブロック312では
シフトは行われない(NO SHIFT)。ブロック3
12ではカウンタ値が1だけ減らされ、カウンタ値3が
得られる。
【0054】第3の反復では、一時的状態は再び、ガロ
ア体乗算を使用することでそれ自体によって乗算され
る。すなわち、ガロア体乗算SQUAREは行4の一時
的状態00100から行6の新しい状態10000を生
じる。カウンタは、二進オフセット数1001で、値
1を有する第3ビットを示すので、行6の一時的状態は
1状態先、すなわち行7に示される状態00101にシ
フトされる(SHIFT)。カウンタは値2を受け取
る。
【0055】第4の反復では、一時的状態は再び、ガロ
ア体乗算を使用することでそれ自体によって乗算され
る。ガロア体乗算SQUAREによって乗算された行7
の一時的状態は、行8に示される新しい一時的状態10
001を生じる。カウンタは、二進オフセット数101
1で、値0を有する第2ビットを示すので、表の行9
に従って、一時的状態はシフトされない(NO SHI
FT)。カウンタは値1を受け取る。
【0056】第5の反復では、一時的状態は再び、ガロ
ア体乗算を使用することでそれ自体によって乗算され
る。行8の一時的状態10001をガロア体乗算SQU
AREによって乗算することで、行10の新しい一時的
状態01100が生じる。カウンタは、二進オフセット
数1010で、値1を有する第1ビットを示すので、
行10の一時的状態は1状態先、すなわち行11の状態
11000にシフトされる(SHIFT)。カウンタは
値0を受け取る。
【0057】カウンタが値0に達したので、反復はこれ
以上行われない。従って処理は一時的状態を目標状態と
して設定することでブロック316で完了する。別言す
れば、目標状態は、図12の表の行11に示される一時
的状態11000である。図7に関連して、既知の距離
にある目標状態のフィードバック・シフトレジスタの状
態を単位状態から生成する方法が説明された。図8に示
される方法は、図7に示される方法を使用して、符号生
成器の線形フィードバック・シフトレジスタを既知の現
在の状態から既知のオフセットにある新しい状態に更新
する。図11の表の一番右の列は、「単位状態」、「現
在の状態」及び「新しい状態」という概念間の関係を示
す。単位状態UNIT STATEの意味は図7の方法
におけるものと同じである。現在の状態CURRENT
STATEという術語は、フィードバック・シフトレ
ジスタの現在の既知の状態を意味する。新しい状態NE
W STATEという術語は、現在の状態から既知のオ
フセットOFFSETにある未知の状態を指す。
【0058】2つの状態とそれらの序数がガロア体にお
いて既知である時、ガロア体乗算を適用することで状態
を乗算することによって、序数の加算に一致する状態が
得られることは周知である。本発明では、状態が以下説
明される方法で単位状態に関して検査されることが必須
である。図11の一番右の列に示される例によれば、現
在の状態CURRENT STATEの序数は9であ
る。既知のオフセットOFFSETの長さは18であ
る。図11で点線で書かれた矢印によって示されるよう
に、現在の状態と新しい状態の間の既知のオフセットO
FFSETは、単位状態と未知の状態TEMP STA
TEの間でシフトできる。その時未知の状態TEMP
STATEは単位状態から既知のオフセットOFFSE
Tにあるので、この例の未知の状態TEMPSTATE
は序数18を有する。現在の状態CURRENT ST
ATEと未知の状態TEMP STATEの序数の加算
は9+18=27を生じる。従って、状態27のフィー
ドバック・シフトレジスタの要素の値を知る必要がある
場合、状態9と18の間でガロア体乗算を行わなければ
ならない。
【0059】図8に示されるように、本方法はまずブロ
ック350の現在の状態CURRENT STATE
と、現在の状態CURRENT STATEからこれま
で未知の新しい状態NEW STATEへの既知のオフ
セットOFFSETを作る。図8のブロック352、3
54、356、358、360、362、364の意味
は、図7のブロック302、304、306、308、
310、312、314と同じである。従ってこれらは
この文脈では再び説明されない。当該ブロックが使用さ
れ、単位状態UNIT STATEから既知のオフセッ
トOFFSETにある上記で説明された未知の状態TE
MP STATEを生成する。ルーチンがブロック36
4からブロック366に進む時、一時的状態は図7で説
明された値TEMP STATEを受け取る。
【0060】ブロック366では、カウンタが値0を得
た後、一時的状態TEMP STATEと現在の状態C
URRENT STATEがガロア体乗算を適用するこ
とで乗算される。すなわち、この例では一時的状態TE
MP STATEが状態18で、現在の状態CURRE
NT STATEが状態9である。ブロック368で
は、乗算の結果として得られた状態が新しい状態NEW
STATE、すなわちこの例では状態27として設定
される。
【0061】図9は、ガロア体乗算を行う方法を示す。
図13は、ブロック366で実行された図8の方法の演
算、すなわち2つの既知の状態間のガロア体乗算がどの
ように行われるかを示す。第1状態は状態18で第2状
態は状態9である。第1状態と第2状態の間のガロア体
乗算は次のように実行される。第1状態と第2状態がブ
ロック380で得られる。ブロック382では、第1状
態の最下位ビットに対応する要素の値が1である場合、
ルーチンはブロック384に進み、そこでは第2状態が
結果状態に配置されるが、そうでない場合、ルーチンは
ブロック386に進み、そこでは0が結果状態に配置さ
れる。図13では、第1状態は、要素値00011のフ
ィードバック・シフトレジスタを有する18番目の状態
THE 18TH STATEである。最下位ビットは
一番右のビットであるので、18番目の状態THE 1
8TH STATEの最下位ビットに対応する要素の値
は1であり、ルーチンはブロック384に進み、そこで
9番目の状態が結果状態に配置される。すなわち、値1
1010を有する表の第1行である。
【0062】ブロック392は、最下位ビットに対応す
る要素に続く要素から始まる、第1状態要素の各々につ
いてブロック388及び390の操作を交互に反復する
ために使用される。これは、図13に示される例では、
ブロック388、390の操作が4回実行されることを
意味する。ブロック388では、第2状態のフィードバ
ック・シフトレジスタが1状態先、すなわち、図13に
示される例では表の第2行の、値10001を有する状
態10にシフトされる。
【0063】ブロック390では、処理対象の第1状態
要素の値が1である場合、結果状態と第2状態がガロア
体乗算を適用することで乗算される。乗算の結果として
得られた状態は結果状態に配置される。図13の例で
は、第1状態の右から2番目の要素の値は1である。前
に述べたように、この場合出力状態と第2状態のガロア
体加算が行われる。ガロア体加算は、XOR演算を適用
することで実行される。値11010を有する結果状態
と値10001を有する第2状態の間のXOR演算によ
って状態01011が提供され、これは結果状態として
配置される。
【0064】ステップ390及び392は図13に示さ
れるように3回以上繰り返されるが、右から3番目、4
番目、5番目の要素は全て0の値を有するので、それら
は結果状態の値に何ら影響しない。その結果、結果状態
の最終値は01011である。これは、27番目の状態
のフィードバック・シフトレジスタの値が実際に010
11であることを示す図11から検査できる。
【0065】図5で説明されるガロア形線形フィードバ
ック・シフトレジスタによって生成されるm系列は、図
6に示されるフィボナッチ形線形フィードバック・シフ
トレジスタによっても生成できる。図6で使用される参
照番号は図5のものと同じ意味を有するので、それらは
この文脈では繰り返されない。しかし、要素間の接続が
異なっていることに注意すべきである。すなわち、第5
要素280の出力は第4要素278の入力に接続され、
第4要素278の出力は第3要素276の入力に接続さ
れ、第3要素276の出力は第2要素274の入力に接
続され、第2要素274の出力は第1要素272の入力
に接続される。フィードバック結合も異なっており、第
1要素272からは加算器284へのフィードバック結
合294が存在し、第3要素からは加算器284へのフ
ィードバック結合294が存在し、加算器284の出力
からは第5要素280へのフィードバック結合296が
存在する。
【0066】生成多項式x5 +x2 +1について表され
るガロア形とフィボナッチ形の線形フィードバック・シ
フトレジスタは等価である。等価とは、初期状態の序数
が同じであれば、フィードバック・シフトレジスタの出
力290は結果として同じm系列を提供するという意味
である。状態の序数は、単位状態を初期状態、すなわち
この例では状態00001として、当該状態と同じフィ
ードバック・シフトレジスタの内容を提供するためには
フィードバック・シフトレジスタを何回反復しなければ
ならないかを示す。
【0067】乗算される状態の一方がフィボナッチ形状
態で、もう一方がガロア形状態であり、得られる結果が
フィボナッチ形状態であるような形でガロア体乗算を実
行することもできる。すなわち、状態の序数は特に加算
される、別言すれば、結果状態の序数は乗算すべき序数
の加算である。すなわち、符号生成器のガロア形線形フ
ィードバック・シフトレジスタを既知の現在の状態から
既知のオフセットにある新しい状態に更新する図8に示
される方法は、符号生成器のフィボナッチ形線形フィー
ドバック・シフトレジスタを既知の現在の状態から既知
のオフセットにある新しい状態に更新する方法に変換す
ることができる。本発明は、ガロア形フィードバック・
シフトレジスタを処理することでフィボナッチ形フィー
ドバック・シフトレジスタを更新することも可能にする
という利点を提供する。
【0068】図14は、図5のガロア形線形フィードバ
ック・シフトレジスタの状態と図6のフィボナッチ形線
形フィードバック・シフトレジスタの状態の両方を示
す。この実施形態の本質的な特徴は、どちらのフィード
バック・シフトレジスタでも、序数1を有する状態は、
ガロア体乗算におけるニュートラル要素、すなわち単位
状態でなければならないということである。
【0069】ガロア形とフィボナッチ形のフィードバッ
ク・シフトレジスタは異なった系列で、ガロア体要素を
経由して進む、すなわち、フィボナッチ形では序数10
に対応する状態は1001であり、ガロア形では10
00であるが、どちらの形でも状態の一番右の要素、
すなわち、フィードバック・シフトレジスタの出力は同
じ、すなわち1であるので、それでもやはり手順は妥当
である。
【0070】図8に示される方法は、フィボナッチ形の
既知の現在の状態と、現在の状態から既知のオフセット
にある新しい状態とが得られるようなやり方でフィボナ
ッチ形フィードバック・シフトレジスタを処理するため
に使用される。本方法はこの場合、図8と全く同様に実
行される。すなわち、ブロック352、354、35
6、358、360、362及び364が実行される。
適用される一時的状態がガロア形であることに注意のこ
と。最後に、カウンタが0の値に達すると、ブロック3
66でガロア形一時的状態とフィボナッチ形現在の状態
の間でガロア体乗算が実行され、ブロック368で乗算
の結果として得られた状態が、フィボナッチ形の新しい
状態として設定される。
【0071】ガロア形状態とフィボナッチ形状態の間の
ガロア体乗算は図10に示されるように実行され、図1
5の例は乗算を示す。図15の例で与えられた表中の序
数が示すところによれば、ガロア形状態は18番目のガ
ロア形状態であって値00011を有し、フィボナッチ
形状態は9番目のフィボナッチ形状態であって、値00
110を有する。
【0072】ブロック332では、一時的状態はガロア
形状態を適用することで初期化されるので、この例では
値00011が一時的状態に配置される。ブロック33
4では、一時的状態とフィボナッチ形状態の間のAND
演算が行われる。すなわち、AND演算の結果として受
信された全てのビットの間でXOR演算が実行され、X
OR演算の結果として得られたビットが、一番右のまだ
計算されていない要素として結果状態に配置される。A
ND演算とは、次の真理値表を有する「論理積」演算を
指す。
【0073】
【表2】
【0074】この例では、図15の表の第1行のフィボ
ナッチ状態と第2行の一時的状態の間でAND演算が実
行されるが、演算の結果は表の第3行に示される状態0
0010である。AND演算の結果として得られた状態
の全てのビットの間で上記で説明されたXOR演算が実
行されるが、演算の結果は値1を有する1つのビットで
あり、それが一番右のまだ計算されていない要素として
結果状態に配置される。結果状態は計算済みのビットを
含んでいないので、XOR演算によって得られたビット
は結果状態の右から1番目のビットとして配置される。
【0075】ブロック336では試験が実行される。全
ての結果状態要素が計算済みである場合、ルーチンはブ
ロック340に進み、そこで乗算処理は終了するが、そ
うでない場合、ルーチンはブロック338に進み、そこ
で一時的状態が1状態先にシフトされ、第2処理ステッ
プ、すなわちブロック334から乗算が継続される。こ
の例では第1結果状態要素だけが計算済みなので、ルー
チンはブロック338に進み、そこで一時的状態が1状
態先にシフトされる、すなわち序数18を有するガロア
形状態が序数19を有するガロア形状態にシフトされ
る。次にブロック334の操作が実行され、その結果、
結果状態の右から2番目のビットが得られる。次に、結
果状態中の全てのビットが計算されるまで、すなわち、
この例では結果状態について5つのビットが計算される
まで、ブロック336、338及び334の操作が反復
される。次にルーチンはブロック340に進み、そこで
乗算処理は終了する。こうして得られた結果は序数27
と値10101を有するフィボナッチ形状態である。こ
れは図14の表から検査され、正しいことが確認され
る。
【0076】この例は本発明のソフトウェアによる実現
を示す。拡散符号生成器はASIC(特定用途向け集積
回路)としても実現できる。当業者には、説明された反
復型ソリューション(iterative solut
ion)、またはアンロール型ソリューション(unr
olled solution)がASICによる実現
で使用できることが明らかである。実現は独立した個別
部品を使用する従来のHWによる実現としても実行でき
る。ソフトウェアだけに基づく実現も可能であるが、そ
の場合、必要時に関連するチップの期間中に当該の拡散
符号のチップの値を計算できるようにするため、十分に
効率的なプロセッサが必要である。図4は、ソフトウェ
アによる実現で使用される部分を示す。すなわち、基本
的に、符号生成器260Aは、ソフトウェア264、ソ
フトウェアを実行するプロセッサ266、及び必要なデ
ータを保存するメモリ268を備えている。部分26
4、266、268は、ガロア形線形フィードバック・
シフトレジスタの単位状態から目標状態への既知のオフ
セットを表す二進オフセット数を生成する図7の方法で
必要な手段と、二進オフセット数のビットの数を示すカ
ウンタを生成する手段と、単位状態によって一時的状態
を初期化する手段と、カウンタの値が0より大きい限り
以下の手段、(1)ガロア体乗算を適用することで一時
的状態をそれ自体で乗算する手段、(2)カウンタによ
って示される二進オフセット数のビットの値が1である
場合一時的状態を1状態先にシフトする手段、および
(3)カウンタ値を1減らす手段の動作を反復する手段
と、最後に、カウンタが0の値に達した時一時的状態を
目標状態として設定する手段とを実現するために使用さ
れる。ガロア体乗算を行う図8による手段及び図9によ
る手段と、さらにはフィボナッチ形線形フィードバック
・シフトレジスタを処理する手段が対応して実現され
る。
【0077】本発明は上記で添付の図面による例に関連
して説明されたが、本発明はそれに制限されるものでは
なく、請求項で開示された本発明の概念の範囲内で様々
に変化することが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、移動電話システムの例を示す図(その
1)である。
【図2】図2は、移動電話システムの例を示す図(その
2)である。
【図3】図3は、移動電話システムにおける送信機及び
受信機構造の例を示す図である。
【図4】図4は、送信機及び受信機における拡散符号の
処理を示す図である。
【図5】図5は、簡単なガロア形線形フィードバック・
シフトレジスタの例を示す図である。
【図6】図6は、簡単なフィボナッチ形線形フィードバ
ック・シフトレジスタの例を示す図である。
【図7】図7は、符号生成器の線形フィードバック・シ
フトレジスタを単位状態から目標状態に更新する方法を
示す流れ図である。
【図8】図8は、符号生成器の線形フィードバック・シ
フトレジスタを現在の状態から新しい状態に更新する方
法を示す流れ図である。
【図9】図9は、ガロア体乗算の例を示す流れ図であ
る。
【図10】図10は、フィボナッチ形状態とガロア形状
態の間のガロア体乗算を示す流れ図である。
【図11】図11は、図5のフィードバック・シフトレ
ジスタの可能な状態を示す図である。
【図12】図12は、図7の方法を実現する例を示す図
である。
【図13】図13は、図9で説明されたガロア形乗算を
利用することで図8の方法を実現する例を示す図であ
る。
【図14】図14は、図5のガロア形線形フィードバッ
ク・シフトレジスタと図6のフィボナッチ形線形フィー
ドバック・シフトレジスタ両方の状態を示す図である。
【図15】図15は、フィボナッチ形及びガロア形の状
態間のガロア形乗算の例を示す図である。
【符号の説明】
252A、252B…拡散符号 260A、260B…拡散符号生成器 262A、262B…制御データ 264…ソフトウェア 266…ソフトウェアを実行するプロセッサ 268…データを保持するメモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号生成器のガロア形線形フィードバッ
    ク・シフトレジスタを、単位状態から既知のオフセット
    にある目標状態に更新する方法であって、 前記オフセットを示す二進オフセット数を生成するステ
    ップ(302)と、 前記二進オフセット数のビットの数を示すカウンタを生
    成するステップ(304)と、 前記単位状態によって一時的状態を初期化するステップ
    (306)と、 前記カウンタ値が0より大きい限り、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用するステップ(310)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    ビットの値が1である場合前記一時的状態を前記現在の
    一時的状態から1状態先にシフトするステップ(31
    2)、および前記カウンタ値を1減らすステップ(31
    4)を反復するステップ(308)と、 最後に、前記カウンタが0の値に達した時、前記一時的
    状態を前記目標状態として設定するステップ(316)
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 符号生成器のガロア形線形フィードバッ
    ク・シフトレジスタを、既知の現在の状態から既知のオ
    フセットにある新しい状態に更新する方法であって、 前記オフセットを示す二進オフセット数を生成するステ
    ップ(352)と、 前記二進オフセット数中のビットの数を示すカウンタを
    生成するステップ(354)と、 単位状態によって一時的状態を初期化するステップ(3
    56)と、 前記カウンタの値が0より大きい限り、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用するステップ(306)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    ビットの値が1である場合前記一時的状態を前記現在の
    一時的状態から1状態先にシフトするステップ(36
    2)、および前記カウンタ値を1だけ減らすステップ
    (364)を反復するステップ(358)と、 最後に、前記カウンタが0の値に達した時、前記一時的
    状態と前記現在の状態の間でガロア体乗算を行うステッ
    プ(366)と、前記乗算の結果として得られた状態を
    前記新しい状態として設定するステップ(368)とを
    特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 符号生成器のフィボナッチ形線形フィー
    ドバック・シフトレジスタを、既知の現在の状態から既
    知のオフセットにある新しい状態に更新する方法であっ
    て、 前記オフセットを示す二進オフセット数を生成するステ
    ップ(352)と、 前記二進オフセット数中のビットの数を示すカウンタを
    生成するステップ(354)と、 単位状態によってガロア形一時的状態を初期化するステ
    ップ(356)と、 前記カウンタの値が0より大きい限り、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用するステップ(360)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    ビットの値が1である場合前記一時的状態を前記現在の
    一時的状態から1状態先にシフトするステップ(36
    2)、および前記カウンタ値を1だけ減らすステップ
    (362)を反復するステップ(358)と、 最後に、前記カウンタが0の値に達した時、前記ガロア
    形一時的状態と前記フィボナッチ形現在の状態の間でガ
    ロア体乗算を行うステップ(366)と、前記乗算の結
    果として得られた状態を前記フィボナッチ形の前記新し
    い状態として設定するステップ(368)とを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 第1状態と第2状態の間の前記ガロア体
    乗算が、 前記第1状態の最下位ビットに対応する要素の値が1で
    ある場合(382)、前記第2状態が結果状態に配置さ
    れ(384)、そうでない場合0が前記結果状態に配置
    される(386)ステップと、 前記最下位ビットに対応する要素に続く要素から開始し
    て、 前記第2状態のフィードバック・シフトレジスタを1状
    態先にシフトするステップ(388)、および処理すべ
    き前記第1状態要素の値が1である場合、前記結果状態
    と前記第2状態の間でガロア体加算を行い、前記加算の
    結果として得られた状態を前記結果状態として配置する
    ステップ(390)を各第1状態要素に対して順に反復
    するステップ(392)とによって行われることを特徴
    とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ガロア体加算がXOR演算を適用す
    ることで実行されることを特徴とする、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記ガロア形状態と前記フィボナッチ形
    状態の間の前記ガロア体乗算が、 前記ガロア形状態によって前記一時的状態を初期化する
    ステップ(332)と、 前記一時的状態と前記フィボナッチ状態の間でAND演
    算を行い、前記AND演算の結果として得られた全ての
    ビットの間でXOR演算を行い、前記XOR演算の結果
    として得られたビットを一番右の、まだ計算されていな
    い要素として前記結果状態に配置するステップ(33
    4)と、 前記結果状態中の全ての要素が計算済みである場合(3
    36)、前記乗算処理を完了し(340)、そうでない
    場合前記一時的状態を次のガロア形状態にシフトし(3
    38)、前記第2処理ステップ(334)から前記乗算
    を継続するステップとによって行われることを特徴とす
    る、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記線形フィードバック・シフトレジス
    タによって生成される符号が、符号分割多元接続を利用
    する無線システムの符号であることを特徴とする、請求
    項1、請求項2または請求項3の何れか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 無線システムにおける符号生成器であっ
    て、 符号生成器のガロア形線形フィードバック・シフトレジ
    スタの単位状態から目標状態への既知のオフセットを示
    す二進オフセット数を生成する手段(264、266、
    268)と、 前記二進オフセット数のビットの数を示すカウンタを生
    成する手段(264、266、268)と、 前記単位状態によって一時的状態を初期化する手段(2
    64、266、268)と、 前記カウンタ値が0より大きい限り以下の手段、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用する手段(264、266、268)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    ビットの値が1である場合前記一時的状態を前記現在の
    一時的状態から1状態先にシフトする手段(264、2
    66、268)、および前記カウンタ値を1だけ減らす
    手段(264、266、268)の動作を反復する手段
    (264、266、268)と、 最後に、前記カウンタが0の値に達した時前記一時的状
    態を前記目標状態として設定する手段(264、26
    6、268)とを備えることを特徴とする符号生成器。
  9. 【請求項9】 無線システムにおける符号生成器であっ
    て、 ガロア形線形フィードバック・シフトレジスタの既知の
    現在の状態から新しい状態への既知のオフセットを示す
    二進オフセット数を生成する手段(264、266、2
    68)と、 前記二進オフセット数のビットの数を示すカウンタを生
    成する手段(264、266、268)と、 単位状態によって一時的状態を初期化する手段(26
    4、266、268)と、 前記カウンタ値が0より大きい限り以下の手段、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用する手段(264、266、268)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    ビットの値が1である場合前記一時的状態を前記現在の
    一時的状態から1状態先にシフトする手段(264、2
    66、268)、および前記カウンタ値を1だけ減らす
    手段(264、266、268)の動作を反復する手段
    (264、266、268)と、 前記カウンタが0の値に達した時、前記ガロア体乗算を
    適用することで前記一時的状態と前記現在の状態を乗算
    し、前記乗算の結果として得られた状態を前記新しい状
    態として設定する手段(264、266、268)とを
    備えることを特徴とする符号生成器。
  10. 【請求項10】 無線システムにおける符号生成器であ
    って、 フィボナッチ形線形フィードバック・シフトレジスタの
    既知の現在の状態から新しい状態への既知のオフセット
    を示す二進オフセット数を生成する手段(264、26
    6、268)と、 前記二進オフセット数のビットの数を示すカウンタを生
    成する手段(264、266、268)と、 単位状態によってガロア形一時的状態を初期化する手段
    (264、266、268)と、 前記カウンタ値が0より大きい限り以下の手段、 前記一時的状態をそれ自体で乗算するためガロア体乗算
    を適用する手段(264、266、268)、 前記カウンタによって示される前記二進オフセット数の
    値が1である場合前記一時的状態を前記現在の一時的状
    態から1状態先にシフトする手段(264、266、2
    68)、および前記カウンタ値を1だけ減らす手段(2
    64、266、268)の動作を反復する手段(26
    4、266、268)と、 前記カウンタが0の値に達した時、前記ガロア体乗算を
    適用することで前記ガロア形一時的状態と前記フィボナ
    ッチ形現在の状態を乗算し、前記乗算の結果として得ら
    れた状態を前記フィボナッチ形の前記新しい状態として
    設定する手段(264、266、268)とを備えるこ
    とを特徴とする符号生成器。
  11. 【請求項11】 第1状態と第2状態の間で前記ガロア
    体乗算を行う前記手段(264、266、268)が、 前記第1状態の最下位ビットに対応する要素の値が1で
    ある場合前記第2状態を結果状態に配置し、そうでない
    場合0を前記結果状態に配置する手段(264、26
    6、268)と、 前記最下位ビットに対応する要素に続く要素から開始さ
    れる各第1状態要素について以下の手段、 前記第2状態のフィードバック・シフトレジスタを1状
    態先にシフトする手段(264、266、268)、お
    よび処理すべき前記第1状態要素の値が1である場合、
    前記結果状態と前記第2状態の間でガロア体加算を行
    い、前記加算の結果として得られた状態を前記結果状態
    に配置する手段(264、266、268)の動作を反
    復する手段(264、266、268)とを含むことを
    特徴とする、請求項8または請求項9に記載の符号生成
    器。
  12. 【請求項12】 ガロア体加算を行う前記手段(26
    4、266、268)がXOR演算を使用することを特
    徴とする、請求項11に記載の符号生成器。
  13. 【請求項13】 ガロア形状態とフィボナッチ形状態の
    間でガロア体乗算を行う前記手段(264、266、2
    68)が、 ガロア形状態によって一時的状態を初期化する手段(2
    64、266、268)と、 前記一時的状態と前記フィボナッチ形状態の間でAND
    演算を行い、前記AND演算の結果として得られた全て
    のビットの間でXOR演算を行い、前記XOR演算の結
    果として得られたビットを一番右の、まだ計算されてい
    ない要素として前記結果状態に配置する計算手段(26
    4、266、268)と、 全ての結果状態要素が計算済みである場合前記乗算処理
    (336)を完了する手段(264、266、268)
    と、 全ての結果状態要素が計算済みでない場合、前記一時的
    状態を次のガロア形状態にシフトし、前記計算手段(2
    64、266、268)を利用することで前記乗算処理
    を継続する手段(264、266、268)とを備える
    ことを特徴とする、請求項10に記載の符号生成器。
  14. 【請求項14】 前記無線システムが、符号分割多元接
    続を利用する無線システムであることを特徴とする、請
    求項8、請求項9または請求項10の何れか1項に記載
    の符号生成器。
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