JP2000332177A - 発熱素子の冷却装置 - Google Patents

発熱素子の冷却装置

Info

Publication number
JP2000332177A
JP2000332177A JP13718399A JP13718399A JP2000332177A JP 2000332177 A JP2000332177 A JP 2000332177A JP 13718399 A JP13718399 A JP 13718399A JP 13718399 A JP13718399 A JP 13718399A JP 2000332177 A JP2000332177 A JP 2000332177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat sink
heat
fan
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13718399A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Hiroi
信行 広井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP13718399A priority Critical patent/JP2000332177A/ja
Publication of JP2000332177A publication Critical patent/JP2000332177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィンに向けて空気を送風するときの空気抵抗
を小さくし、風量の低下を防いで放熱効率を高め、また
乱流の発生を抑えて騒音の小さな静かな環境を保つこと
ができる発熱素子の冷却装置を提供する。 【解決手段】MPUの熱を受けるヒートシンク1と、こ
のヒートシンク1に冷却用の空気を送風するファン装置
8と、このファン装置8により送風される空気の送風通
路12内に配置するように前記ヒートシンク1に一体的
に設けられた複数のフィン13とを具備し、前記各フィ
ン13の断面形状が送風通路12内を流通する空気の流
れの方向に沿って延びる翼形状となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPUのような
発熱素子を冷却する発熱素子の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック形やノート形のポータブル
コンピュータや移動式通信機器に代表される携帯形情報
機器においては、文字、音声および画像のような多様な
マルチメディヤ情報を処理するため、MPU(micropro
cessing unit)の処理速度が高まり、これに伴ってその
発熱量も増大する傾向にある。
【0003】このようなMPUに対しては冷却装置が設
けられ、この冷却装置はMPUの発熱部と熱的に接する
ヒートシンクと、このヒートシンクに向けて冷却用の空
気を送風する送風手段とで構成されている。
【0004】ヒートシンクはアルミニウム等の熱伝導性
に優れる金属材料からなり、このヒートシンクに放熱促
進部として複数の柱状のフィンが一体的に突設され、こ
れらフィンに向けて送風手段により冷却用の空気が送風
される。そしてこの空気とフィンと接触による熱交換で
ヒートシンクの放熱が促され、このヒートシンクと熱的
に接触するMPUの温度上昇が抑えられるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、ヒートシンクの
各フィンは、その断面の形状が円形か角形となってい
る。ところが、このように各フィンの断面形状が円形や
角形であると、送風手段によりこれらフィンに向けて空
気を送風したときの空気抵抗が大きく、この結果、風量
の低下を招き、放熱効率が低下し、またフィンの送風下
流側に乱流が生じ、この乱流により騒音が増大するとい
う問題がある。
【0006】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、フィンに向けて空
気を送風するときの空気抵抗を小さくし、風量の低下を
防いで放熱効率を高め、また乱流の発生を抑えて騒音の
小さな静かな環境を保つことができる発熱素子の冷却装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、発熱素子の熱を受けるヒートシン
クと、このヒートシンクに冷却用の空気を送風する送風
手段と、この送風手段により送風される空気の送風通路
内に配置するように前記ヒートシンクに一体的に設けら
れた複数のフィンとを具備する発熱素子の冷却装置にお
いて、前記各フィンの断面形状を送風通路内を流通する
空気の流れの方向に沿って延びる翼形状としたことを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0009】図1には冷却装置の平面図を、図2には冷
却装置の平面視の断面図を、図3には図1中のA―A線
に沿う断面図を、図4には図1中のB―B線に沿う断面
図をそれぞれ示してある。
【0010】この冷却装置は、図1ないし図4に示すよ
うに、アルミニウム等の熱伝導性に優れる金属で形成さ
れたヒートシンク1を備え、このヒートシンク1の下面
に図3および図4に示すように隆起部2が形成され、こ
の隆起部2の下面に発熱素子としてのMPU3が接触し
ている。MPU3に接する隆起部2の下面はほぼ平坦な
面となっている。
【0011】ヒートシンク1の上面には、端壁4および
この端壁4に連なる両側壁5が一体に形成され、これら
端壁4および両側壁5の上にヒートシンク1の上面を覆
うカバー6が取り付けられている。
【0012】カバー6の一部には円形の吸気口7が形成
されているとともに、この吸気口7に対向してカバー6
の内側のヒートシンク1の上に送風手段としてのファン
装置8が設けられている。このファン装置8は駆動源と
してのブラシレスモータ9およびこのブラシレスモータ
9による駆動で回転するファン10を備え、このファン
10の回転により吸気口7から空気を吸入するようにな
っている。
【0013】端壁4の反対側におけるヒートシンク1と
カバー6との間の空間部分は排気口11として開放し、
この排気口11とファン装置8との間の空間が送風通路
12となっている。そしてファン10の回転に応じて吸
気口7から吸入された空気が送風通路12を通って排気
口11から順次排出されるようになっている。
【0014】ヒートシンク1の上面には、前記送風通路
12内に位置するように複数のフィン13が一体的に突
出形成され、これらフィン13により放熱促進部14が
構成されている。これらフィン13はファン10による
空気の送風方向に対してほぼ直角の方向に延びる柱状を
なし、これらフィン13がヒートシンク1の上面に対し
て縦横に均等的に分布するように設けられている。
【0015】そしてこれらフィン13は、図2および図
5に示すように、それぞれその断面の形状が送風通路1
2内を流通する空気の流れの方向に沿って長く延びる翼
形状(流線形状)となっている。
【0016】次に、作用について説明する。MPU3は
その動作に応じて発熱し、この熱がヒートシンク1に伝
導する。そしてヒートシンク1の温度が一定以上に上昇
したときにファン装置8のブラシレスモータ9が駆動さ
れ、このブラシレスモータ9と一体にファン10が回転
する。
【0017】そしてファン10の回転により吸気口7か
ら空気が吸入され、この空気が排気口11側に向けて送
風される。送風された空気は送風通路12内を順次流通
して排気口11から流出する。
【0018】空気が送風通路12内を流通するときに
は、この空気がヒートシンク1の各フィン13と接触
し、この接触でヒートシンク1が冷却され、MPU3の
放熱が促され、その温度上昇が抑えられる。
【0019】このように、ファン10の回転に応じてフ
ィン13に向けて冷却用の空気が送風されるが、ここで
各フィン13の断面形状が空気の流れの方向に沿って長
く延びる翼形状をなしており、このため図5に示すよう
に、送風された空気がフィン13の両側面側に円滑に分
かれて円滑に流れ、このため空気抵抗が小さく、風量の
低下をほとんど招かず、したがって放熱効率を高めるこ
とができる。そして空気の流れが円滑であるからフィン
13の送風下流側にほとんど乱流が生じることがなく、
したがって乱流に起因する騒音を抑えて静かな使用環境
を保つことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
各フィンの断面形状を翼形状とするという簡単な手段に
より、そのフィンに向けて空気を送風するときの空気抵
抗を小さくし、風量の低下を防いで放熱効率を高め、ま
た乱流の発生を抑えて騒音の小さな静かな環境を保つこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る冷却装置を示す平
面図。
【図2】その冷却装置の平面視の断面図。
【図3】図1中のA―A線に沿う断面図。
【図4】図1中のB―B線に沿う断面図。
【図5】その冷却装置におけるフィンを拡大して示す断
面図。
【符号の説明】
1…ヒートシンク 3…MPU(発熱素子) 8…ファン装置(送風手段) 12…送風通路 13…フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱素子の熱を受けるヒートシンクと、こ
    のヒートシンクに冷却用の空気を送風する送風手段と、
    この送風手段により送風される空気の送風通路内に配置
    するように前記ヒートシンクに一体的に設けられた複数
    のフィンとを具備し、前記各フィンの断面形状が送風通
    路内を流通する空気の流れの方向に沿って延びる翼形状
    となっていることを特徴とする発熱素子の冷却装置。
JP13718399A 1999-05-18 1999-05-18 発熱素子の冷却装置 Pending JP2000332177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13718399A JP2000332177A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 発熱素子の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13718399A JP2000332177A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 発熱素子の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332177A true JP2000332177A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15192754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13718399A Pending JP2000332177A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 発熱素子の冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332177A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343016B1 (en) * 2000-12-20 2002-01-29 Enlight Corporation Heat sink
JP2005327795A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 放熱器
JP5949988B1 (ja) * 2015-03-20 2016-07-13 日本電気株式会社 電子装置
JP2018147997A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 ヒートシンク及びヒートシンクの製造方法
JP2021097190A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 東芝電波プロダクツ株式会社 放熱装置
CN113260237A (zh) * 2021-07-07 2021-08-13 武汉联特科技股份有限公司 一种光模块散热系统、光模块

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343016B1 (en) * 2000-12-20 2002-01-29 Enlight Corporation Heat sink
JP2005327795A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 放熱器
JP5949988B1 (ja) * 2015-03-20 2016-07-13 日本電気株式会社 電子装置
JP2016178212A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 日本電気株式会社 電子装置
US9781820B2 (en) 2015-03-20 2017-10-03 Nec Corporation Device and a cooling structure
JP2018147997A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 ヒートシンク及びヒートシンクの製造方法
JP2021097190A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 東芝電波プロダクツ株式会社 放熱装置
CN113260237A (zh) * 2021-07-07 2021-08-13 武汉联特科技股份有限公司 一种光模块散热系统、光模块
CN113260237B (zh) * 2021-07-07 2021-10-01 武汉联特科技股份有限公司 一种光模块散热系统、光模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7791875B2 (en) Cooling air intake structure and desk top computer
JP3087732U (ja) 改良式の横吹出し型冷却装置
JP5215728B2 (ja) モータ組立体およびポンプ装置
JP2000283089A (ja) ファンモータ
JP4793325B2 (ja) 遠心ファン装置及びそれを備えた電子機器
JP2002242895A (ja) ダクトフロー型ファン
JP2003023281A (ja) 発熱体を内蔵する電子機器および空冷式の冷却装置
JP5189891B2 (ja) モータ組立体およびポンプ装置
JPH09275288A (ja) ヒートシンク装置
JP2007247495A (ja) 遠心ファン装置及びそれを備えた電子機器
JP2001057493A (ja) ファンモータ
JP5373315B2 (ja) モータ組立体およびポンプ装置
CN1396507A (zh) 包括多个散热片和用于送风的风扇的冷却装置以及其上安装有该冷却装置的电子设备
JP2009156187A (ja) 遠心ファン装置を備えた電子機器
JP2000332177A (ja) 発熱素子の冷却装置
JP2007321562A (ja) 遠心ファン装置及びそれを備えた電子機器
JPH10303580A (ja) 冷却装置およびそれを用いた電子機器
JP4710389B2 (ja) ファンフィルターユニット
JP4618216B2 (ja) 送風ファン装置及びそれを備えた電子機器
JP4737067B2 (ja) 電子機器
TW201120320A (en) Fan module and heat disspation device incorporating the same
JP3081133B2 (ja) ファン付きヒートシンク装置
JP2008255865A (ja) 遠心ファン装置及びそれを備えた電子機器
JP2005240603A (ja) 横長ファンモータ
JPH11307969A (ja) 発熱部品の冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02