JP2000331579A - 傾斜及び振動センサとその基板実装 - Google Patents

傾斜及び振動センサとその基板実装

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JP2000331579A
JP2000331579A JP11178807A JP17880799A JP2000331579A JP 2000331579 A JP2000331579 A JP 2000331579A JP 11178807 A JP11178807 A JP 11178807A JP 17880799 A JP17880799 A JP 17880799A JP 2000331579 A JP2000331579 A JP 2000331579A
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sensor
electrode
shaped
conductive
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JP11178807A
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Fumio Nakajima
文雄 中嶋
Takami Kuwabara
堂示 桑原
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Koshin Ltd
Original Assignee
Koshin Ltd
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜及び振動センサを、平衡姿勢を正しく、
垂直水平に基板に容易にはんだ付けする方法。 【解決手段】 センサの組立構成方法や電極や絶縁ケー
スを円筒形に形成してその中心線上に電極端子を出した
センサ本体を造る。基板にセンサの外形が挿入し出来る
穴を開け、本体を電極端子が基板のパターンに接するま
で挿入しはんだ付けする。基板や基板のはいる商品に、
姿勢正しく容易に固定できる。斜め基板に対しても水平
垂直に取り付ける方法もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傾斜振動検出センサ
スイッチに関し、特願平9−168153、特願平8−
320960、のセンサの延長線上にあり、この発明に
加え、新しい用途、商品に合った機能と構造とを発明し
たものである。
【0002】
【従来の技術】先願の特願平8−320968及び特願
平9−168153の商品は、用途も多様化し、認知も
されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】傾斜、振動を導電球の
転がりにより検知するセンサも、ニーズも多様化し、特
に小型化、基板表面実装化、多機種少量の量産化等の、
採用商品の特徴に合わせた機能や性能、仕様が要求され
てきている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1は、従来のセン
サは傾斜の検知方向は、1方向と360度水平全方向の
2種類が多いが、このセンサは1個の導電球で東西の2
方向に順次傾斜させることにより機能するもので、1個
のセンサでセットとリセットのスイッチにする事もでき
るし、そのほかの用途は広い。
【0005】請求項2は、任意角度を傾斜する事によ
り、導電球は途中の電極に接触しながらいくつかの信号
をとることが出来るセンサである。センサを回転させれ
ば一定の順序でON,OFFを繰り返す。一定の動作を
する商品、例えば携帯電話機やリモートコントロール機
などの設置の数に限度のあるプッシュボタンの代わりを
する。
【0006】請求項3は、4方向の傾斜振動を検知する
センサである。任意角を小さく設計すれば水準器機能を
持たせることができるセンサで、商品に内蔵すると、例
えば壁掛け型の商品であれば容易に垂直水平に設置出来
るし、またその商品の地震感知センサとして、壁に対し
て直角方向の転倒、振動を検知し電源を切る機能で必要
十分である。
【0007】請求項4は請求項3のセンサをノーマルオ
ープン型に設計した物である。導電球は真下部分に有る
ときはOFF状態である。
【0008】請求項5は、上下に動く振動を検知するも
ので、いつでも電極A12に接触している振動子C5は
振動でクッションの上で小さくジャンプし電極A13に
接触し電極A12と瞬間的に導通する。一定の縦の振動
回数を信号として積算できる。クッションはばね類でも
効果は同じである。単純構造であるため小型に設計でき
る。
【0009】請求項6は、歩数計に使われるセンサで、
身体のどこにセンサが付いても、歩くときの振動は上下
に動く縦振動のみでなく左右前後の振動も混合する。不
安定な導電球C6はいかなる振動でも電極A14の内部
の半球形の器の坂を転がり電極A15に接触する。瞬間
的に電極A14と電極A15は導電球を通して導通す
る。導通信号の積算が歩数合計のデータとなる。
【0010】請求項7は図7に示す様に、請求項1から
6までのセンサや同様のセンサに有効で、プリント基板
にセンサ本体の大きさの穴を開けてセンサを埋め込みは
んだ付けする。商品や回路基板に水平垂直の平衡姿勢を
正しくして設置できるものである。図8はこの方法で、
類型的にある、斜め基板にも容易に正しくハンダ付け出
来るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施例を図面をもって説明しま
す。いずれの図も煩雑さを避けるため一部線を省略して
いる。図1は請求項1のセンサの横円筒形の中心線上を
垂直断面にした図である。センサを図の右に任意角度以
上傾けると任意角度付いたVの字溝にある導電球C1は
電極A2に接触し電極A3と導通する。左に傾けても電
極A1に接触する。2方向傾斜振動センサである。
【0012】図2は、請求項2のセンサの円筒形の中心
線上を垂直断面にした図である。図の右方に傾けていく
と、常時OFF状態であった導電球C2は任意の数の電
極に接触し、図2の場合は3つのON信号が出せる。そ
の傾斜方向はセンサの周囲水平360度全ての方向で検
知できるもので、傾斜していく過程でいくつかの信号を
発するセンサで、用途は広い。
【0013】図3は横円筒形の外観を中心線上を縦断面
にした図と、中心線に直角に縦断面にして導電球を取り
除いたところの図である。導電球C3は真下部分で電極
A8と電極A9に接触し導通し、それ以外の導電球C3
が転がる部分では絶縁体の1部が突起していて邪魔をし
ていて接触導通しない。常時ONしているからノーマル
クローズ型のセンサである。
【0012】図4では、図3の反対で、真下部分では接
触導通せず、それ以外の部分では接触導通する常時OF
F状態のノマルオープン型のセンサである。
【0013】図5では、砲弾型の振動子C5が、円筒形
の電極A12の筒に常時接触しながら上下に動けるよう
にクッションD1を敷いて落とし込まれ、振動子C5と
隙間を造って蓋をするように絶縁体B6を挟んで電極A
13がある。上下方向の縦振動がセンサに加わるとクッ
ションD1上の振動子C5は慣性も加わって上下し一定
の強さの振動の数だけ電極A13に接触し電極A12と
振動子C5を介して導通しその回数を積算する。身近な
用途例として歩数計のセンサである。クッション材は金
属やプラスチックのバネでも良い。
【0014】図6は、歩く振動は縦振動だけではないの
で身体のどこに付けても検知させようとしたもので、導
電球C6は不安定な半球形の器の電極A14の中であら
ゆる方向からの振動を検知し、動き回り一定以上の強さ
の振動のみ上部の電極A15に接触する。
【0015】図7は、傾斜振動を検知するセンサは、商
品又はその基板に対し垂直水平に平衡姿勢をただして取
り付ける必要がある。従来の様に基板にハンダ付けする
時に傾いてしまうことはない。プリント基板にセンサの
半分ほど埋め込んで、電極端子とパターンをはんだ付け
するものである。
【0016】図8は、請求項7の延長線上にある考え方
で、斜めの基板に対し、センサを垂直に取り付けたとこ
ろの図である。
【0017】
【発明の効果】請求項1のセンサは、電子腕時計のバッ
クライトの自動スイッチやリモートコントロール機にセ
ット、リセットボタンの代わりに使われる。請求項2
は、コストの高いプッシュボタンの代わりに使われ、リ
モートコントロール機とか携帯電話機に自動スイッチと
して使われる。請求項3はX軸方向の振動をY軸方向は
水準器として1個で2役のセンサである。特に壁取り付
け機器の感震装置と水準器の機能が内蔵されている。請
求項4は請求項3のノーマルクローズ型である。請求項
5、6は構造が単純で従来のセンサより小型に設計でき
るので使用商品の範囲も広がり、腕時計の歩数計やマイ
コンと相まって設定により速度計にもなります。
【図面の簡単な説明】
【図1】いずれの図も煩雑さを避ける為一部線を省略し
ている。請求項1のセンサの説明図である。 A1,A2,A3 電極 B1,B2 絶縁体 C1 導電球
【図2】請求項2のセンサの説明図である。 A4,A5,A6,A7 電極 B3 絶縁体 C2 導電球
【図3】請求項3のセンサの説明図である。 A8,A9 電極 B4 絶縁体 C3 導電球
【図4】請求項4のセンサの説明図である。 A10,A11 電極 B5 絶縁体 C4 導電球
【図5】請求項5のセンサの説明図である。 A12,A13 電極 B6 絶縁体 C5 導電棒 D1 クッション
【図6】請求項6のセンサの説明図である。 A14,A15 電極 B7 絶縁体 C6 導電球
【図7】請求項7の電極端子の説明図である。 1 プリント基板 2 パターン 3 はんだ 4 センサ 5、6、7 電極
【図8】請求項7の発明を、斜め基板に応用したところ
の説明図である。 8 プリント基板 9 パターン 10 はんだ 12 センサ 13、14 電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図1に示す様に、2つの電極A1,A2
    の間に、リング状の内側に任意角度のVの字状の溝をも
    った電極A3を、左右に絶縁体B1,B2を介して1個
    装着させ、内部に導電球C1を入れたノーマルオープン
    型の2方向傾斜センサ。
  2. 【請求項2】 図2に示す様に、任意角度をもった逆さ
    円錐形の容器の中の底辺と頂点の2つの電極A4,A5
    の間に、絶縁体B3を介してリング状の電極を複数個A
    6,A7等を設け、内部に導電球C2を入れたノーマル
    オープン傾斜センサ。
  3. 【請求項3】 図3に示す様に、皿器状の2枚の電極A
    8,A9を、隙間を保って絶縁体B4を挟んで導電球C
    3を包み込み、拝み合わせて固定し、2枚の皿器状の、
    任意傾斜角度をもった周囲の壁の真下部分にのみ導電球
    C3は電極A8,A9に接触し、絶縁体B4の、導電球
    C3が入いる貫通孔の最下部分以外の周囲は導電球C3
    が転がり上がっても2つの電極A8,A9に接触しない
    ように絶縁体B4の突起を設けている。貫通孔の形状は
    図3に示す様に、逆さ水滴形になるノーマルクローズ型
    傾斜振動センサ。
  4. 【請求項4】 図4に示す様に、請求項3と同様な2枚
    の皿器状の電極A10,A11が絶縁体B5を挟んで導
    電球C4を包み、拝み合わせて固定し、絶縁体B5の貫
    通孔の形状は請求項3と反対の、導電球C4が真下部分
    では電極A10,A11のどちらかに接触しないように
    任意角度をもった突起を形成し、それ以外の周囲は導電
    球C4が転がり上がっても2つの電極A10,A11に
    接触する、ノーマルオープン型傾斜振動センサ。
  5. 【請求項5】 図5に示す様に、器状の電極A12と、
    それに内接している砲弾型の円筒形の導電棒C5があ
    り、その底面に軟質発泡のゴム状のクッションD1を介
    在させ、導電棒C5と接触しないように任意寸法の隙間
    を設け蓋状の電極A13を絶縁体B6を介して設けた、
    縦方向の振動センサ。
  6. 【請求項6】 図5に示す様に、半球形の器状の電極A
    14の中に、その内寸より任意寸法の隙間が左右上に設
    けられるほどの大きさの導電球C6を内在させ、絶縁体
    B7を介して蓋状の電極A15を設けた振動センサ。
  7. 【請求項7】 図7に示す様に、請求項1、2、3、
    4、5、6、等の2つの電極の中央から外部に突起して
    いる端子をもった傾斜及び振動センサ。
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