JP2000331179A - 画像処理装置の表示画像変倍方法 - Google Patents

画像処理装置の表示画像変倍方法

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JP2000331179A
JP2000331179A JP13626399A JP13626399A JP2000331179A JP 2000331179 A JP2000331179 A JP 2000331179A JP 13626399 A JP13626399 A JP 13626399A JP 13626399 A JP13626399 A JP 13626399A JP 2000331179 A JP2000331179 A JP 2000331179A
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Masatake Sugimoto
征剛 杉本
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な操作で表示画像の倍率を変更すること
ができ、かつ、1回の操作中の中間的な変更倍率に対し
ても表示画像に反映させる。 【解決手段】 対象画像処理画像表示画面116に表示
される画像の倍率を変更するための作業バー190を常
時表示状態としておき、かつこの作業バー190にスラ
イダーバー192を設け、このスライダーバー192の
スライド部194のスライド操作によって、連続的に倍
率を変更することができると共に、この連続的な倍率変
更に追従して表示画像の表示倍率を変更させるようにし
たため、1回の操作で所望の倍率にすることができ、倍
率変更操作性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を取り込ん
で、当該画像を表示した状態で、様々な画像処理を実行
し、その画像処理結果を、前記表示した画像に反映させ
る画像処理装置に用いられる表示画像変倍方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
画像処理装置における画像処理は、対象となる画像を画
面上に表示した状態で所定の画像を処理を実行すること
により、この画像処理が表示画像に反映され、オペレー
タはこの表示画像を目視することにより画像処理状態を
把握することができるようになっている。
【0003】画像処理には、画像全体を対象としたもの
や、画像の一部を対象としたものがあり、必要に応じて
表示画像の倍率を変更することができるようになってい
る。
【0004】従来の表示画像の倍率の変更は、プルダウ
ンメユーから画像の倍率変更設定項目を選択して、当該
倍率変更設定ウィンドウを開いた状態で、操作する。倍
率変更設定ウィンドウには、予め定められた倍率が羅列
表示されており、オペレータはこの羅列表示された倍率
から所望の倍率を選択する。選択が完了すると、倍率変
更設定ウィンドウは自動的に閉じられ、これと同時に表
示画像の倍率が変更される。なお、所望の倍率の選択時
に表示画像の倍率が変更される場合もある。
【0005】ここで、上記のような倍率変更方法では、
オペレータは最適な倍率を決めるために、何度か倍率の
指定を繰り返さなければならない。すなわち、数字で倍
率が表示されていても、感覚的にどの程度になるかが分
かりにくい。このため、ある程度予測した上で倍率を選
択し、表示画像を見てさらに調整する、といった作業と
なり、同じ作業の繰り返しが多く、操作が煩雑となる。
【0006】なお、倍率設定のための表示として、プラ
ス及びマイナスのボタンが具備されたものがある。この
場合の操作は、プラス側のボタンを操作することによ
り、現在の表示状態を基準として予め定められた段階的
な拡大倍率側へ移行し、マイナス側のボタンを操作する
ことにより、現在の表示状態を基準として予め定められ
た段階的な縮小倍率側へ移行するようになっている。
【0007】しかしながら、従来の倍率変更操作は、ウ
ィンドウを開いたり、所望の倍率となるまで、同じ操作
を何度も繰り返さなければならず、操作性が悪い、とい
う問題があった。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、簡便な操作で
表示画像の倍率を変更することができ、かつ、1回の操
作中の中間的な変更倍率に対しても表示画像に反映させ
ることができる画像処理装置の表示画像変倍方法を得る
ことが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像を取り込んで、当該画像を表示した状態で、様々な
画像処理を実行し、その画像処理結果を、前記表示した
画像に反映させる画像処理装置に用いられ、前記表示画
像の表示と共に前記表示画像の倍率を変更するための作
業ウィンドウを常時表示し、前記作業ウィンドウに設け
られたユーザインターフェース機能の1回の操作で所望
の倍率を設定し、かつ倍率設定と同時に前記表示画像の
倍率を変更させる、ことを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、表示画像
の倍率を変更する場合に、常時表示されている作業バー
に設けられたユーザインターフェースを操作する。この
操作によって連続的に指定倍率が変更されるが、この移
動中の中間的な倍率を表示画像に反映させて当該倍率で
表示させることができるため、オペレータは、ユーザイ
ンターフェース機能を操作しながら所望の倍率を目視に
よって判断することができる。表示画像が目標とする所
望の倍率となった時点で、ユーザインターフェース機能
の操作を終了することにより、表示画像は、そのときの
指定倍率で表示される。
【0011】このように、常時表示されている作業バー
内のユーザインターフェース機能の1回の操作で所望の
倍率を選択することができるため、倍率変更作業が非常
に簡単となり、操作性を向上することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記ユーザインターフェース機能
が、指針と指標であり、指針を指標に沿って移動させる
ことにより、指針が示す指標に対応する倍率が設定され
る、ことを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、指針と指
標として代表されるスライダーバーを例にとり説明する
と、スライダーバーのスライド部が指針であり、このス
ライド部の移動方向に沿って指標としての目盛が設けら
れている。
【0014】オペレータは例えばマウスを使用して、ス
ライド部をドラッグし、目盛に沿って移動させる。これ
により、指定倍率を1回の操作で連続的に設定すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(基本構成)図1には、デジタル
カメラ用画像処理ソフト(商品名称「デジカメ色一番」
/富士写真フィルム株式会社製、以下、単に画像処理ソ
フトという)の初期画面100が示されている。初期画
面100の左端には、縦帯状の機能選択バー101が設
けられ、縦列に「画像入力」と表示されたアイコン11
4、「色一番」と表示されたアイコン120、「画像修
正」と表示されたアイコン118、「印刷」と表示され
たアイコン150、「保存」と表示されたアイコン15
2が配置されている。また、初期画面100の上端には
横帯状のメニューバー122が設けられ、横列に「開
く」と表示されたアイコン111、「TWAIN」と表示さ
れたアイコン112が配置されている。
【0016】この画像処理ソフトでは、図2に示される
如く、画像を開き(ステップA)、仕上がりサイズを決
め(ステップB)、画像を修正し(ステップC)、印刷
して(ステップD)、保存する(ステップE)という基
本的な操作フローに基づいて画像処理していくものであ
る。
【0017】ステップAは、画像を開く操作ステップで
あり、取り扱える画像の形式としては、「開く」と表示
されたアイコン111のクリック操作により取り込み可
能なbmp(ビットマップ)、JPEG、TIFF、Photo CD、FUJ
IFILM Flash Pix CD等の他、TWAIN機器からの入力も可
能となっている。
【0018】また、前記図1の初期画面100におけ
る、「TWAIN」と表示されたアイコン112をクリック操
作することによって、各TWAIN機器にそれぞれ装備され
ている画像取込用のソフトを自動的に立ち上げることが
できる。ここで、各種記録媒体(CD、FD、MO等)、ハー
ドディスクのファイルTWAIN機器から画像を取り込む場
合には、初期画面100の「画像入力」と表示されたア
イコン114が明色となっている状態で行うようになっ
ている。
【0019】各種記録媒体(CD、FD、MO等)、ハードデ
ィスクのファイル、TWAIN機器から取り込まれた画像
は、初期画面100の中央に位置する処理対象画像表示
画面116に表示されるようになっている。この状態
で、次のステップB(仕上がりサイズの決定ステップ)
での操作が可能となる。この操作を行うには、初期画面
100の「画像修正」のアイコン118をクリック操作
することで可能となる。なお、このアイコン118は、
次のステップCの画像の修正と共通となっており、その
なかの項目で分けられている。
【0020】ステップBは、画像の修正前に仕上がりサ
イズを決めておくための操作を行うステップであり、表
示される作業バー(図示省略)の項目を指定すること
で、画像の回転、左右反転、上下反転ができ、さらに必
要に応じて2点を指定して、水平又は垂直に微調整する
ことや、別の作業バー(図示省略)を表示させ、画像の
サイズ、トリミング、F-DI調整も可能となっている。
【0021】上記ステップBでの処理(画像のレイアウ
ト等)が終了した後は、次のステップC(画像修正ステ
ップ)での操作を行う。なお、上記仕上がりサイズを決
めるステップBは、必要なければ操作しなくてもこの画
像の修正ステップの処理を行うことも可能である。
【0022】画像修正ステップCには、大きく分けて2
つの処理操作が可能となっている。1つは、オリジナル
画像(処理対象画像)の色調(明度、彩度、色相)の強
調に重点をおいた処理(以下、色一番処理という)であ
り、他の1つはオリジナル画像(対象画像)に基づいて
加工を施す処理(以下、画像加工処理という)である。
なお、両者の間で処理項目が重複するものもあるが、基
本的に色一番処理は自動であり、画像加工処理は手動操
作である。すなわち、色一番処理は、予め設定された写
真技術の経験と知識によって作成された演算処理によっ
て自動的に処理がなされ、画像加工処理は操作者の趣味
等によって好みの状態にする、という大きな違いがあ
る。
【0023】色一番処理を実行するためには、初期画面
100の「色一番」と表示されたアイコン120をクリ
ック操作することによって、その詳細機能項目が、図3
に示すようにメニューバー122上に表示されるように
なっている。
【0024】このときのメニューバー122には、黒色
アイコン124、空色アイコン126、肌色アイコン1
28、白色アイコン130、緑色アイコン132、選択
アイコン134、削除アイコン136、全て削除アイコ
ン138、カメラアイコン140、用紙タイプアイコン
142、フォーカスアイコン144、明るさアイコン1
46、色補正アイコン148が設けられている。
【0025】ここで、黒色アイコン124、空色アイコ
ン126、肌色アイコン128、白色アイコン130、
緑色アイコン132は、そのアイコン内に表示された画
像がパノラマ画像の如く、1つの画像として表現されて
いる。すなわち、地平線の左の方に暗雲がたちこめ、こ
の雲が右方向にいくに従い白い雲となり、右側の緑の木
々に覆われた山の左側には青空が広がり、さらにモデル
がこの景色の中央に立っているところがパノラマ画像と
して適用されており、前記5個のアイコンに示した色が
全て入っており、各色が各アイコン領域内に位置してい
る。これにより、単純にアイコンに文字が示す色を付け
るよりも、見栄えがよく、この5個の色アイコンを使用
する上での色画像の一例として分かり易くなっている。
【0026】なお、各アイコンをクリック操作すること
により操作内容は、以下の表1に示すとおりである。
【0027】
【表1】
【0028】一方、画像加工処理は、前記「画像修正」
と表示されたアイコン118のクリック操作で、解像
度、フォーカス、明るさ、鮮やかさ、色、特殊、RG
B、切り抜きの各項目がプルダウンされ、何れかを選択
指示することにより、対応する項目が初期画面100の
メニューバー122位置に表示されるようになってい
る。この画像加工処理は、市販されている画像処理ソフ
ト(例えば、Photo shop/adobe社製)と同様の処理であ
り、詳細の説明は省略する。
【0029】上記画像修正のステップCが終了すると、
今度は印刷を行うステップDで印刷処理を実行する。印
刷処理ステップを実行するためには、まず、初期画面1
00の「印刷」と表示されたアイコン150をクリック
操作することで、メニューバー122に印刷作業バー
(図示省略)が表示されるようになっている。この印刷
作業バーの項目は、設定、プレビュー、印刷、F-DI注文
の4種類である。この印刷処理ステップDは、広く知ら
れているオペレーションシステムとほぼ同じであるた
め、詳細な説明は省略する。
【0030】最後の保存処理ステップEは、仕上げた画
像をファイル等に保存するためのステップであり、初期
画面100の「保存」と表示されたアイコン152をク
リック操作することによって、メニューバー122に保
存作業バー(図示省略)が表示されるようになってい
る。この保存作業バーの項目は、上書保存と新規保存の
2種類であり、印刷処理ステップDと同様に広く知られ
ている処理であるため、詳細な説明は省略する。
【0031】上記が本実施の形態に適用される画像処理
ソフトの概略であり、主となる特徴は、前記画像加工処
理として説明した一般的な画像処理に加え、色一番処理
という写真技術を駆使した色調自動補正モードが備わっ
ていることである。これにより、デジタルカメラ等で撮
影した画像をプロ並のレベルまで補正することができ、
画質の向上に大きく貢献している。
【0032】本実施の形態に係る画像処理ソフトには、
オプションツールとして画像エクスプローラが具備され
ている。
【0033】画像エクスプローラの起動は、初期画面1
00のプルダウンメニューバーから「ツール」を選択
し、プルダウンされたメニューの中から「画像エクスプ
ローラ」を選択することにより、図4の画面158が立
ち上がるようになっている。
【0034】この画像エクスプローラ画面158には、
実際に画像処理した画像の縮小版がアイコン化されてフ
ァイル名と共に表示されており、オペレータは画像を選
択する場合に、画像アイコン160の画像そのものを目
視することによって、所望の画像を選択することができ
るようになっている。
【0035】なお、画像エクスプローラ画面158のメ
ニューバーには、ファイルメニュー、編集メニュー、表
示メニュー、データベースメニュー、ツールメニュー、
オプションメニュー、ヘルプメニューの7項目がある。
【0036】また、本実施の形態に係る画像処理ソフト
には、第2のオプションツールとしてピクセルエディタ
ーが具備されている。
【0037】ピクセルエディターの起動は、初期画面1
00のプルダウンメニューバーから「ツール」を選択
し、プルダウンされたメニューの中から「ピクセルエデ
ィター」を選択することにより、図5の画面162が立
ち上がるようになっている。
【0038】このピクセルエディター画面162には、
ペイント、コピー、消しゴム、ぼかしの4種類の機能が
具備されており、それぞれアイコン化されて表示されて
いる。また、各機能を適用(消しゴムは除く)する場合
に色の指定は、色指定メニューを選択してマトリクス状
に配列表示された色枠からの指定と、スポイトメニュー
を選択して、処理対象画面ピクセルエディター画面16
2上に表示されている画像の任意の位置を指示すること
による指定と、2種類がある。また、ブラシ形状メニュ
ーをクリック操作することにより、四角形、円、エアブ
ラシの3種類の内から選択できるようになっている。オ
ペレータは、所望の色を選択し、所望のブラシ形状を選
択し、パウスポインタを使って、処理したい位置を指定
することによって(連続する場合には、初期ポインタ位
置でドラッグして移動)、処理対象画像の加工が可能と
なる。また、消しごむは、加工したものだけが消去さ
れ、基の処理対象画面には何ら影響機用を与えるもので
はない。
【0039】なお、前記4種類の機能アイコンに併設し
て、取り消し及びやり直しをし指定するアイコンが設け
られ、処理対象画像の加工を取り消したり、やり直すこ
とが可能である。
【0040】さらに、処理対象画像表示画面162上に
重なるように(処理対象表示画面)が面面162に対し
て極めて小さい領域)、ブラシサイズを指定するウィン
ドウ164が常時開いている。このウィンドウ164に
はスライダーバー166が設けられ、右にスライドする
ことによりブラシサイズを大きくし、左にスライドする
ことによりブラシサイズを小さくすることができる。な
お、ブラシサイズは数値としても表示される。 (本発明の特徴となる部分の詳細構成)図6に示される
如く、対象画像処理画像表示画面116の左下には、当
該対象画像処理画像表示画面116に表示される画像の
倍率を変更するための作業バー190が表示されてい
る。この作業バー190は、常時表示されている。
【0041】作業バー190の中央には、ユーザインタ
ーフェースの1つとしてのスライダーバー192が設け
られている。このスライダーバー192は、指針として
スライド部194と、図6の左右方向が長手方向となる
帯状の案内レール部196とで構成されており、スライ
ド部194は、図示しないマウスによってポインタを合
わせドラッグすることによって、この案内レール部19
6に沿って図6の左右方向に移動可能となっている。案
内レール部196には、指標としての目盛198が設け
られ、予め定められた倍率の単位となっている。
【0042】従って、スライド部194が図6の左右に
移動することによって、連続的に倍率の変更が可能とな
っている。
【0043】スライダーバー192の左右には、それぞ
れマイナスボタン200(左側)とプラスボタン202
(右側)が設けられている。これらのボタン200、2
02は、1回のクリック操作によってそれぞれの方向に
スライド部194を1目盛ずつ移動させることができる
ようになっている。すなわち、図示しないキーボードか
らの操作によって倍率を変更するような場合や、1目盛
だけ倍率を変更すればよいとき等に適用される。
【0044】プラスボタン202の図6の右側には、現
在指定されている倍率が数字によって表示可能な表示部
206が設けられている(図6では、「25%」と表
示)。これにより、オペレータは現在の倍率を認識する
ことができる。
【0045】また、本実施の形態では、スライド部19
4の位置に応じた倍率に対して、対象画像処理画像表示
画面116の画像がリアルタイムで反映するようになっ
ている。すなわち、オペレータは、表示画像を目視しな
がらスライド部194をスライドすることによって、最
適な倍率を数字ではなく、感覚的に判断することが可能
となっている。
【0046】例えば、対象画像処理画像表示画面116
に図7のような画像が表示されている状態で、スライド
部194を図6の右方向に移動させると、表示画像は徐
々に拡大されていき、、図8に示されるような画像とな
った時点で、オペレータがこの大きさでよいと判断し、
スライド部194のスライドを終了する。このときの倍
率が表示部206に表示される「図8では、「200
%」と表示)。
【0047】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0048】画像入力モードにおいて、各種記録媒体
(CD、FD、MO等)、ハードディスクのファイル、TWAIN機
器から取り込まれた画像は、初期画面100の中央に位
置する処理対象画像表示画面116に表示される。
【0049】この処理対象画像表示画面116に表示さ
れた画像を対象とし「色一番」と表示されたアイコン1
20又は「画像修正」と表示されたアイコン118をク
リック操作することによって、それぞれの機能に応じた
画像処理が行える。
【0050】ここで、画像処理を施す場合、全体の画像
に対して特定の色(例えば、背景の白色等)を強調した
いときは、画像全体が表示されていることが好ましい。
従って、図7に示されるような画像の倍率として画像処
理を施す。一方、画像の中央に位置する人物の肌色を強
調したい場合には、この人物をズームアップする必要が
ある。この場合、従来では、図7の表示状態から図8の
表示状態に倍率を変更するための作業として、プルダウ
ンメニューから倍率変更項目を選択し、この倍率変更項
目に表示された倍率数値の羅列表から予想される倍率を
指定したり、プラス・マイナスボタンを操作して段階的
に倍率を変更する必要があったため、倍率変更操作が煩
雑となっていた。
【0051】しかし本実施の形態では、倍率変更のため
の作業バー190を対象画像処理画像表示画面116の
左下に常時表示させているため、倍率変更の度にプルダ
ウンメニューから倍率変更項目を選択するといった作業
が不要となる。
【0052】また、この作業バー190には、スライダ
ーバー192が設けられており、マウスによってスライ
ド部194にポインタを合わせ、ドラッグ操作によって
案内レール部196に沿って移動させることにより、連
続的に倍率の変更を行うことができる。この連続的な倍
率変更時の中間的な倍率も、表示画像に反映されるた
め、オペレータは表示画像を見ながらスライド部194
を操作することよって、1回の操作で所望の大きさ(図
8に示される画像の大きさ)に到達できる。この時点で
スライド部194の移動操作を中止することにより、対
象画像処理画像表示画面116の表示画像をこの倍率で
保持することができる。
【0053】このように本実施の形態では、対象画像処
理画像表示画面116に表示される画像の倍率を変更す
るための作業バー190を常時表示状態としておき、か
つこの作業バー190にスライダーバー192を設け、
このスライダーバー192のスライド部194のスライ
ド操作によって、連続的に倍率を変更することができる
と共に、この連続的な倍率変更に追従して表示画像の表
示倍率を変更させるようにしたため、1回の操作で所望
の倍率にすることができ、倍率変更操作性を向上するこ
とができる。
【0054】また、本実施の形態では、スライダーバー
192の他にマイナスボタン200及びプラスボタン2
02を作業バー190内に設けたため、キーボード操作
による倍率変更にも対応でき、また、倍率を1段上下さ
せる程度の変更時の操作性も向上している。また、作業
バー190には表示部206が設けられ、設定した倍率
が数字で表示されるため、現在の倍率を再現する時等に
最適である。
【0055】なお、本実施の形態では、ユーザインター
フェースとして指針と指標を持つスライダーバー192
を例にとり説明したが、トラックバー等、連続的に倍率
を変更することができるものであれば他のユーザインタ
ーフェースであってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像処理
装置の表示画像変倍方法は、簡便な操作で表示画像の倍
率を変更することができ、かつ、1回の操作中の中間的
な変更倍率に対しても表示画像に反映させることができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像処理ソフトの初期画面
の正面図である。
【図2】本実施の形態に係る画像処理ソフトの基本的操
作フローチャートである。
【図3】本実施の形態に係る画像処理ソフトの作業画面
の正面図である。
【図4】本実施の形態に係る画像処理ソフトのオプショ
ンツールの1つである画像エクスプローラを示すウィン
ドウ画面の正面図である。
【図5】本実施の形態に係る画像処理ソフトのオプショ
ンツールの1つであるピクセルエディターの作業画面の
正面図である。
【図6】本実施の形態に係る倍率変更のための作業バー
の拡大図である。
【図7】図6の倍率で表示された作業画面の正面図であ
る。
【図8】図7の状態から倍率変更したときの作業画面の
正面図である。
【符号の説明】
ステップA 画像を開くステップ ステップB 仕上がりサイズを決めるステップ ステップC 画像を修正するステップ ステップD 印刷するステップ ステップE 保存するステップ 100 初期画面 114 画像入力アイコン 116 処理対象画像表示画面 118 画像修正アイコン 120 色一番アイコン 122 メニューバー 150 印刷アイコン 152 保存アイコン 190 作業バー 192 スライダーバー 194 スライド部(指針) 196 案内レール部 198 目盛(指標)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA06 BA10 CA04 CA07 DA10 EA06 EA12 FA02 FA09 FA12 FA13 FA14 FA16 5B057 BA24 BA25 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CC03 CD05 CE03 CE04 CE05 CE17 CH11 CH12 CH18 DA16 DA17 DB02 DB06 DB09 DC04 DC36 5E501 AA20 BA05 CA02 EA05 EA11 EB01 EB05 EB13 EB14 EB17 FA04 FA05 FA09 FB04 FB22 FB24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を取り込んで、当該画像を表示した
    状態で、様々な画像処理を実行し、その画像処理結果
    を、前記表示した画像に反映させる画像処理装置に用い
    られ、 前記表示画像の表示と共に前記表示画像の倍率を変更す
    るための作業ウィンドウを常時表示し、 前記作業ウィンドウに設けられたユーザインターフェー
    ス機能の1回の操作で所望の倍率を設定し、かつ倍率設
    定と同時に前記表示画像の倍率を変更させる、ことを特
    徴とする画像処理装置の表示画像変倍方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザインターフェース機能が、指
    針と指標であり、指針を指標に沿って移動させることに
    より、指針が示す指標に対応する倍率が設定される、こ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の表示画像
    変倍方法。
JP13626399A 1999-05-17 1999-05-17 画像処理装置の表示画像変倍方法 Pending JP2000331179A (ja)

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