JP2000329823A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000329823A
JP2000329823A JP11136874A JP13687499A JP2000329823A JP 2000329823 A JP2000329823 A JP 2000329823A JP 11136874 A JP11136874 A JP 11136874A JP 13687499 A JP13687499 A JP 13687499A JP 2000329823 A JP2000329823 A JP 2000329823A
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circuit
signal
voltage
power supply
supply voltage
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Tsutomu Takahagi
努 高萩
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、減電圧検出回路が各回路ブロックに
与える信号を正常なタイミングで送出しているか否か
を、一回のテストで測定することが可能な半導体集積回
路装置を提供することを目的とする。 【解決手段】減電圧検出回路6よりコントローラ3及び
ライト・イレーズ回路5のそれぞれに送出される信号L
1,L2と、コントローラ3より送出されるテスト信号
T1,T2及び結果信号Aとを測定結果出力回路11に
送出し、この測定結果出力回路11より測定結果信号を
モニター端子9を介して出力する。このような半導体集
積回路装置1の減電圧検出回路6をテストするとき、テ
スト信号がテスト信号入力端子8に入力されて、Hiの
テスト信号T1及びLowのテスト信号T2が測定結果
出力回路11に入力され、信号L1,L2が測定結果出
力回路11で論理演算されて時系列的にモニター端子9
より出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクなど
のメディアの書き込みなどを行うためのフロッピーディ
スクドライバ(FDD)、ハードディスクドライバ(H
DD)、ZIPといったドライバに用いられる半導体集
積回路装置に関するもので、特に内部にアナログ回路と
デジタル回路とを有する半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクといったメディアの書き込
みなどに使用されるドライバに用いられる半導体集積回
路装置の内部構造のブロック図を、図7に示す。図7に
おける半導体集積回路装置1’は、装置外部に接続され
たモータなどの機器に大電流を供給するためのパワート
ランジスタ2と、半導体集積回路装置1’が組み込まれ
るドライバの制御及びデジタルデータの処理を行うため
のデジタル回路であるコントローラ3と、コントローラ
3からのデジタルデータに基づいてアナログ信号の処理
を行うアナログ回路4と、前記アナログデータをヘッド
7に出力してメディアへの書き込み又はメディア上のデ
ータの消去を行うライト・イレーズ回路5と、所定の電
圧よりも高い電源電圧が供給されなければコントローラ
3の一部及びライト・イレーズ回路5の動作を行わない
ようにする減電圧検出回路6と、コントローラ3をテス
トモードで使用するための信号を入力するテスト信号が
入力されるテスト信号入力端子8と、コントローラ3か
らの信号を検出するためのモニター端子9とを有する。
【0003】このような半導体集積回路装置1’内の減
電圧検出回路6は、装置内のデジタル回路やアナログ回
路が正常に動作する電源電圧に差があるのが普通なの
で、回路によって充分な電圧が供給されていないような
状態で動作を行わないようにするために、設けられる。
即ち、装置に充分な電圧が与えられていないため、ライ
ト・イレーズ回路5によって誤ったデータがメディアに
書き込まれたり、コントローラ3の一部が動作しないと
いったことが起こることを防ぐために、減電圧検出回路
6が設けられる。
【0004】又、ライト・イレーズ回路5は、ヘッド7
と、端子50,51,52,53,54,55を介して
接続される。この端子50,51,52,53がデータ
の書き込みを行うためのヘッド7のライト側に接続され
るとともに、端子54,55がデータの消去を行うため
のヘッド7のイレーズ側に接続される。更に、パワート
ランジスタ2、コントローラ3、アナログ回路4、ライ
ト・イレーズ回路5、及び減電圧検出回路6は、それぞ
れ電源電圧VCCが、それぞれ供給されている。
【0005】このような半導体集積回路装置1’内の減
電圧検出回路6をテストする方法を、以下に示す。ま
ず、デジタル回路用の減電圧検出動作のテストについて
説明する。デジタル回路用の減電圧検出動作のためのテ
ストモードになるように、テスト信号入力端子8を介し
てコントローラ3にデジタル回路用テスト信号を入力す
る。コントローラ3は、デジタル回路の減電圧検出動作
の確認テストを行うことを認識し、アナログ回路4及び
ライト・イレーズ回路5の動作を停止させる。このよう
に、アナログ回路4及びライト・イレーズ回路5の動作
が停止させた後に、図8(a)のように電源電圧VCC
変化させる。
【0006】このとき、発振回路10より入力されるク
ロックをコントローラ3で分周したクロックをモニター
端子9から出力するようにして、電源電圧VCCを高くす
る際に閾値電圧VTH1+以上の電圧値になったとき、モニ
ター端子9からクロックが出力されるかどうかを調べる
とともに、電源電圧VCCを低くする際に閾値電圧VTH1-
以下の電圧値になったとき、モニター端子9からのクロ
ックが出力されなくなったかどうかを調べる。即ち、図
8(b)のように、電源電圧VCCがVTH1+以上となった
ときにクロックが出力され始めるとともにVTH1-以下と
なったときにクロックが出力されなくなると、減電圧検
出回路6が正常に動作していると判断される。
【0007】次に、アナログ回路の減電圧検出動作のテ
ストについて説明する。アナログ回路用の減電圧検出動
作のためのテストモードになるように、テスト信号入力
端子8を介してコントローラ3にアナログ回路用テスト
信号を入力する。コントローラ3は、アナログ回路の減
電圧検出動作の確認テストを行うことを認識し、ライト
・イレーズ回路5をヘッド7がメディアに書き込み動作
を行うためのライトモードにするとともに、コントロー
ラ3内におけるライト・イレーズ回路5を動作させるた
めの機能を持った回路以外の動作を停止させる。そし
て、ライト・イレーズ回路5をライトモードにした後
に、図9(a)のように電源電圧VCCを変化させる。
【0008】このとき、ヘッド7のライト側に接続され
る端子50〜53のいずれか2端子に電流計と負荷を接
続する。このように電流計及び負荷を接続して、電源電
圧VCCを高くする際に閾値電圧VTH2+以上の電圧値にな
ったとき、ライト・イレーズ回路5に電流が流れるかど
うかを調べるとともに、電源電圧VCCを低くする際に閾
値電圧VTH2-以下の電圧値になったとき、ライト・イレ
ーズ回路5に電流が流れなくなったかどうかを調べる。
このとき、図9(b)のように、電源電圧VCCがV
TH2+以上となったときに電流が流れ始めるとともに
TH2-以下となったときに電流が流れなくなると、減電
圧検出回路6が正常に動作していると判断される。
【0009】尚、アナログ回路及びデジタル回路をそれ
ぞれ動作させるための閾値電圧が2種類ずつあるのは、
前記閾値電圧が1種類のとき、半導体集積回路装置を一
旦動作させた後に供給する電源電圧の値が振れたときに
前記アナログ回路及び前記デジタル回路が動作したり停
止したりして、半導体集積回路装置の動作が不安定な状
態にならないようにするためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、半
導体集積回路装置1’内の減電圧検出回路6がアナログ
回路及びデジタル回路に与える信号を正常なタイミング
で送出するか否かをテストするとき、アナログ回路及び
デジタル回路がそれぞれの回路の影響を受けないように
するために別々に動作させてテストを行う必要があり、
テストに要する時間が長くなってしまう。そのため生産
性が低下し、この半導体集積回路装置の生産にかかるコ
ストが増す。又、減電圧検出回路6の動作を、アナログ
回路及びデジタル回路を介して間接的にテストを行うた
め、減電圧検出回路6が正常に動作しているか否かを正
確に判断することができない。
【0011】このような問題を鑑みて、本発明は、減電
圧検出回路が各回路ブロックに与える信号を正常なタイ
ミングで送出しているか否かを、一回のテストで測定す
ることが可能な半導体集積回路装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明における半導体集
積回路装置は、第1の電源電圧以上の電圧で動作する第
1の回路ブロックと、前記第1の電源電圧よりも高い第
2の電源電圧以上の電圧で動作する第2の回路ブロック
と、電源電圧の変動に応じて前記第1の電源電圧及び前
記第2の電源電圧を検出し電圧検出信号を出力する電圧
検出回路と、前記第1の回路ブロック及び前記第2の回
路ブロックを評価するためのテスト制御信号を出力する
前記第1の電源電圧よりも低い電圧で動作可能な制御回
路とを有する半導体集積回路装置であって、前記第1の
回路ブロックを評価した結果の出力と前記第2の回路ブ
ロックを評価した結果の出力を電源電圧の変動に応じた
前記電圧検出信号の変化及び前記テスト制御信号に基づ
いて共通の端子から切り換え出力することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態で使
用する半導体集積回路装置のブロック図である。図2
は、図1の半導体集積回路装置内に使用される測定結果
出力回路の回路図である。図3は、減電圧検出回路のテ
ストを行う際のタイムチャートである。図1における半
導体集積回路装置において、図7における半導体集積回
路装置内におけるブロックと同一の目的で使用されるブ
ロックには、同一の記号を付してその詳細な説明は省略
する。
【0014】図1の半導体集積回路装置1は、図7に示
す半導体集積回路装置1’に測定結果信号出力回路11
が付加されたものである。この測定結果出力回路11
は、コントローラ3からテスト信号T1,T2が入力さ
れるとともに、減電圧検出回路6からコントローラ3を
ON/OFFするための信号L1及びライト・イレーズ
回路5をON/OFFするための信号L2が入力される
とともに、その測定した結果となる測定結果信号をモニ
ター端子9より出力するように構成されている。又、測
定結果出力回路11は、電源電圧VCC(例えば5V)が
供給される。尚、前記信号L1,L2がHiとなると
き、コントローラ3、ライト・イレーズ回路5がそれぞ
れONとなる。
【0015】又、テスト信号T1は、減電圧検出回路6
をテストするためのテスト信号がテスト信号入力端子8
に入力されたとき、コントローラ3から測定結果出力回
路11に送出される。又、テスト信号T2は、減電圧検
出回路6のテスト以外の回路のテストを行うためのテス
ト信号がテスト信号入力端子8に入力されたとき、結果
信号Aとともにコントローラ3から測定結果出力回路1
1に送出される。尚、結果信号Aは減電圧検出回路6以
外の回路のテストを行ったときのテスト結果を示す信号
である。
【0016】この測定結果出力回路11について、図2
を使用して説明する。図2に示す測定結果出力回路11
は、減電圧検出回路6から送出される信号L2を反転す
るNOT回路21と、減電圧検出回路6から送出される
テスト信号L1とテスト信号L2をNOT回路21で反
転した信号とが入力されるNAND回路22と、NAN
D回路22から送出される信号とコントローラ3から送
出されるテスト信号T1が入力されるAND回路23
と、コントローラ3から送出されるテスト信号T2及び
結果信号Aが入力されるAND回路24と、AND回路
23,24から送出される信号が入力されるNOR回路
25と、NOR回路25から送出される信号を反転する
NOT回路26とから構成される。
【0017】このような構成の測定結果出力回路11
は、減電圧検出回路6をテストするとき、Hiのテスト
信号T1が入力されるとともにLowのテスト信号T2
が入力されている。従って、信号L1,L2がともにL
owのときは、Hiの信号が出力され、その後、信号L
1,L2がHi、LowとなるとLowの信号をモニタ
ー端子9に送出し、次に、信号L1,L2がどちらもH
iとなるとHiの信号をモニター端子9に送出する。
又、減電圧検出回路6以外の回路のテストを行うとき
は、テスト信号T1をLowとするとともにテスト信号
T2をHiにし、入力される結果信号Aをモニター端子
9に送出する。
【0018】このような測定結果出力回路11を有する
半導体集積回路装置1内の減電圧検出回路6をテストし
たときに、この減電圧検出回路6が正常に動作した場合
の動作について、以下に説明する。まず、コントローラ
3が動作可能な電源電圧(例えば、2.5V)が印加さ
れた後、テスト信号入力端子8にテスト信号が入力さ
れ、コントローラ3で減電圧検出回路6のテストを行う
ことを認識する。次に、測定結果出力回路11にHiの
テスト信号T1とLowのテスト信号T2を送出すると
ともに、図3(a)のように電源電圧VCCを変化させな
がら半導体集積回路装置1に印加される。このように、
測定結果出力回路11にHiのテスト信号T1とLow
のテスト信号T2が入力されるので、信号L1,L2を
NOT回路21及びNAND回路22で演算した結果が
測定結果出力回路11より出力される。
【0019】半導体集積回路装置1に図3(a)のよう
な電源電圧VCCが印加されると、その電源電圧VCCがコ
ントローラ3を動作させる閾値電圧VTH1+になるまで、
減電圧検出回路6から送出される信号L1,L2が両方
ともLowの信号となるため、モニター端子9よりHi
の信号が出力される。電源電圧VCCが閾値電圧VTH1+
越えると、電源電圧VCCがライト・イレーズ回路5を動
作させる閾値電圧VTH2+になるまで、減電圧検出回路6
から送出される信号L1,L2がそれぞれHi,Low
の信号となるので、モニター端子9よりLowの信号が
出力される。
【0020】次に、電源電圧VCCが閾値電圧VTH2+を越
えると、電源電圧VCCがライト・イレーズ回路5を停止
させる閾値電圧VTH2-まで下がるまで、減電圧検出回路
6から送出される信号L1,L2が両方ともHiの信号
となるため、モニター端子9よりHiの信号が出力され
る。電源電圧VCCが閾値電圧VTH2-まで下がると、電源
電圧VCCがコントローラ3を停止させる閾値電圧VTH1-
まで下がるまで、減電圧検出回路6から送出される信号
L1,L2がそれぞれHi,Lowの信号となるので、
モニター端子9よりLowの信号が出力される。
【0021】更に、電源電圧VCCが閾値電圧VTH1-まで
下がると、減電圧検出回路から送出される信号L1,L
2が両方ともLowの信号となるため、モニター端子9
よりHiの信号が出力される。尚、このようなテストを
行っている間、アナログ回路4及びライト・イレーズ回
路5はOFFの状態としても良い。又、前記閾値電圧V
TH1+,VTH2+,VTH1-,VTF2-の関係は下のようにな
る。 VTH1+<VTH2+TH1-<VTH2-TH1+>VTH1-TH2+>VTH2-
【0022】本発明の第2の実施形態について、図面を
参照して説明する。図4は、本実施形態で使用する半導
体集積回路装置の内部構造を示すブロック図である。図
5は、図4に示す半導体集積回路装置内に使用される測
定結果出力回路の回路図である。図6は、減電圧検出回
路のテストを行う際のタイムチャートである。
【0023】本実施形態において、半導体集積回路装置
30内にコントローラ31と2つの回路32,33があ
り、それぞれ、別々の閾値で動作させる必要があるもの
とする。更に、半導体集積回路装置30は、供給される
電源電圧の大きさによりコントローラ31及び回路3
2,33をON/OFFする減電圧検出回路34と、テ
スト信号が入力されるテスト信号入力端子35と、減電
圧検出回路34からの信号L1,L2,L3と、コント
ローラ31からのテスト信号T1,T2及び結果信号A
とが入力される測定結果出力回路36と、測定結果出力
回路36から送出される測定結果信号を出力するモニタ
ー端子37とを有する。又、それぞれのブロックを接続
する線は信号L1,L2,L3、テスト信号T1,T2
及び結果信号Aが流れる信号線を表す。
【0024】尚、コントローラ31は装置全体を制御す
るような制御回路であり、コントローラ31、回路3
2,33、減電圧検出回路34、及び測定結果出力回路
36はそれぞれ、第1の実施形態と同様に電源電圧が供
給される。又、本実施形態では、減電圧検出回路34と
測定結果出力回路36についてを主に言及するので、回
路32,33については、その動作が限定されるもので
なく任意の回路で良い。又、電源電圧を立ち上げる際、
コントローラ31及び回路32,33を動作させるため
の閾値電圧は、それぞれ、VTH1+,VTH2+,VTH3+とな
り、電源電圧を下げる際、コントローラ31及び回路3
2,33を停止させるための閾値電圧は、それぞれ、V
TH1ー,VTH2ー,VTH3ーとなる。
【0025】このような半導体集積回路装置30の測定
結果出力回路36について、図5を使用して説明する。
図5に示す測定結果出力回路36は、減電圧検出回路3
4から送出される信号L2を反転するNOT回路40
と、テスト信号L2をNOT回路41で反転した信号と
減電圧検出回路34から送出されるテスト信号L3が入
力されるOR回路41と、減電圧検出回路34から送出
されるテスト信号L1とOR回路41から送出される信
号が入力されるAND回路42と、AND回路42から
送出される信号とコントローラ31から送出されるテス
ト信号T1が入力されるAND回路43と、コントロー
ラ31から送出されるテスト信号T2及び結果信号Aが
入力されるAND回路44と、AND回路43,44か
ら送出される信号が入力されるNOR回路45と、NO
R回路45から送出される信号を反転するNOT回路4
6とから構成される。
【0026】このような構成の測定結果出力回路36
は、減電圧検出回路34をテストするとき、Hiのテス
ト信号T1が入力されるとともにLowのテスト信号T
2が入力されている。従って、信号L1,L2,L3が
全てLowのときはLowの信号が出力され、その後、
信号L1,L2,L3がHi,Low,Lowとなると
Hiの信号をモニター端子37に送出し、次に、信号L
1,L2,L3がHi,Hi,LowとなるとLowの
信号をモニター端子37に送出する。更に、信号L1,
L2,L3がどれもHiとなるとHiの信号をモニター
端子37に送出する。又、減電圧検出回路34以外の回
路のテストを行うときは、テスト信号T1をLowとす
るとともにテスト信号T2をHiにし、入力される結果
信号Aをモニター端子37に送出する。
【0027】このような構成の測定結果出力回路36を
有する半導体集積回路装置30において、減電圧検出回
路34をテストしたときに、この減電圧検出回路34が
正常に動作した場合の動作について、以下に説明する。
まず、テスト信号入力端子35にテスト信号が入力さ
れ、コントローラ31で減電圧検出回路34のテストを
行うことを認識する。次に、測定結果出力回路36にH
iのテスト信号T1とLowのテスト信号T2を送出す
るとともに、図6(a)のような電源電圧が半導体集積
回路装置30に印加される。このように、測定結果出力
回路36にHiのテスト信号T1とLowのテスト信号
T2が入力されるので、信号L1,L2,L3をNOT
回路40、OR回路41、AND回路42で演算された
結果が測定結果出力回路36より出力される。
【0028】半導体集積回路装置30に図6(a)のよ
うな電源電圧が印加されると、その電源電圧がコントロ
ーラ31を動作させる閾値電圧VTH1+になるまで、減電
圧検出回路34から送出される信号L1,L2,L3が
どれもLowの信号となるため、モニター端子37より
Lowの信号が出力される。電源電圧が閾値電圧VTH1+
を越えると、電源電圧が回路32を動作させる閾値電圧
TH2+になるまで、減電圧検出回路34から送出される
信号L1,L2,L3がそれぞれHi,Low,Low
の信号となるので、モニター端子37よりHiの信号が
出力される。更に、電源電圧が閾値電圧VTH2+を越える
と、電源電圧が回路33を動作させる閾値電圧VTH3+
なるまで、減電圧検出回路34から送出される信号L
1,L2,L3がそれぞれHi,Hi,Lowの信号と
なるので、モニター端子37よりLowの信号が出力さ
れる。
【0029】次に、電源電圧が閾値電圧VTH3+を越える
と、電源電圧が回路33を停止させる閾値電圧VTH3-
で下がるまで、減電圧検出回路34から送出される信号
L1,L2,L3がどれもHiの信号となるため、モニ
ター端子37よりHiの信号が出力される。電源電圧が
閾値電圧VTH3-まで下がると、その電圧が回路32を停
止させる閾値電圧VTH2-まで下がるまで、減電圧検出回
路34から送出される信号L1,L2,L3がそれぞれ
Hi,Hi,Lowの信号となるので、モニター端子3
7よりLowの信号が出力される。更に、電源電圧が閾
値電圧VTH2-まで下がると、その電圧がコントローラ3
1を停止させる閾値電圧VTH1-まで下がるまで、減電圧
検出回路34から送出される信号L1,L2,L3がそ
れぞれHi,Low,Lowの信号となるので、モニタ
ー端子37よりHiの信号が出力される。
【0030】又、電源電圧が閾値電圧VTH1-まで下がる
と、減電圧検出回路34から送出される信号L1,L
2,L3がどれもLowの信号となるため、モニター端
子9よりLowの信号が出力される。尚、このようなテ
ストを行っている間、回路32,33はOFFの状態と
しても良い。又、前記閾値電圧VTH1+,VTH2+
TH3+,VTH1-,VTF2-,VTF3-の関係は下のようにな
る。 VTH1+<VTH2+<VTH3+TH1-<VTH2-<VTH3-TH1+>VTH1-TH2+>VTH2-TH3+>VTH3-
【0031】尚、第1及び第2の実施形態において、測
定結果出力回路をコントローラの外部に設けたが、この
コントローラ内部に測定結果出力回路を設けても良い。
又、従来と同様に、各ブロックへの電源端子を個別に設
けるようにしても構わない。又、モニター端子は1つに
限定されるものでなく、複数個の端子の出力により測定
するようにしても構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路装置によると、
減電圧検出回路が送出する第1の信号及び第2の信号を
測定結果出力回路を介して、測定結果信号として端子よ
り出力することができるとともに、減電圧検出回路の動
作のテストを行ったときに、前記端子より時系列的に前
記第1及び第2の信号が送出されているか否かを確認す
ることができる。よって、減電圧検出回路が各回路ブロ
ックに信号を与えているか否かを別々にテストする必要
がなく、一度にテストすることができるので、測定効率
が向上し、生産性が向上する。又測定結果端子の数が少
なくてすむので、半導体集積回路装置の小型化も可能に
なる。
【0033】又、減電圧検出回路から送出される第1及
び第2の信号を直接測定結果出力回路に入力して、前記
端子より測定結果信号を出力するので、減電圧検出回路
を動作させるための回路のみを動作させてテストするこ
とができる。よって、減電圧検出回路の動作を行うため
の回路以外のものは、停止させることができるので、他
の回路による影響を抑えることができるとともに、他の
回路の異常に影響されずに減電圧検出回路を直接テスト
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態で使用する半導体集積回路装置
の内部構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す半導体集積回路装置内の測定結果出
力回路の内部構成を示す回路図。
【図3】第1の実施形態における減電圧検出回路のテス
トを行う際のタイムチャート。
【図4】第2の実施形態で使用する半導体集積回路装置
の内部構成を示すブロック図。
【図5】図4に示す半導体集積回路装置内に設けられる
測定結果出力回路の内部構成を示す回路図。
【図6】第2の実施形態における減電圧検出回路のテス
トを行う際のタイムチャート。
【図7】従来の半導体集積回路装置の内部構成を示すブ
ロック図。
【図8】従来の減電圧検出回路のテストを行う際のタイ
ムチャート。
【図9】従来の減電圧検出回路のテストを行う際のタイ
ムチャート。
【符号の説明】
1,30 半導体集積回路装置 2 パワートランジスタ 3,31 コントローラ 4 アナログ回路 5 ライト・イレーズ回路 6,34 減電圧検出回路 7 ヘッド 8,36 テスト信号入力端子 9,37 モニター端子 10 発振回路 11,35 測定結果出力回路 21,26,40,46 NOT回路 22 NAND回路 23,24,42,43,44 AND回路 25,45 NOR回路 32,33 回路 41 OR回路 50,51,52,53,54,55 端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧以上の電圧で動作する第
    1の回路ブロックと、前記第1の電源電圧よりも高い第
    2の電源電圧以上の電圧で動作する第2の回路ブロック
    と、電源電圧の変動に応じて前記第1の電源電圧及び前
    記第2の電源電圧を検出し電圧検出信号を出力する電圧
    検出回路と、前記第1の回路ブロック及び前記第2の回
    路ブロックを評価するためのテスト制御信号を出力する
    前記第1の電源電圧よりも低い電圧で動作可能な制御回
    路とを有する半導体集積回路装置であって、 前記第1の回路ブロックを評価した結果の出力と前記第
    2の回路ブロックを評価した結果の出力を電源電圧の変
    動に応じた前記電圧検出信号の変化及び前記テスト制御
    信号に基づいて共通の端子から切り換え出力することを
    特徴とする半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257897A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Mitsumi Electric Co Ltd タイマーを内蔵した半導体集積回路

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