JP2000329812A - 電力系統事故点評定装置 - Google Patents

電力系統事故点評定装置

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JP2000329812A
JP2000329812A JP11140932A JP14093299A JP2000329812A JP 2000329812 A JP2000329812 A JP 2000329812A JP 11140932 A JP11140932 A JP 11140932A JP 14093299 A JP14093299 A JP 14093299A JP 2000329812 A JP2000329812 A JP 2000329812A
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Yoshikazu Fukuyama
良和 福山
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来においては分析が困難であった多様な事故
に対応し、事故を詳細に分析して事故点を評定する装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】複数のニューラルネットワークを用いて、
電力系統事故発生時の事故種別、事故副種別、概略事故
点および詳細事故種別を分析し、事故点を評定する装置
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統における
事故の内容を分析し、事故点を評定する電力系統事故点
評定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電力系統における地絡・短絡と
いう事故の分析が行われている。事故の分析は、以下の
ような手順であった。3相電力系統のある相における地
絡・短絡という事故を想定して電力系統の回路網モデル
を作成し、この回路網モデルについての回路網解析を予
め行っておく。
【0003】この回路網解析の結果求められた数式を用
いて事故発生時における送電線の各端子における各相の
電圧や電流という電気量(以下、単に電気量という。)
を算出する。この電気量は、起こりうる全ての事故につ
いて求めておく。そして、実際の事故が起きた場合にお
ける実際の送電線の各端子における各相の電気量を計測
し、回路網解析により予め求めておいた事故時の電気量
のどれに近いかを判定し、電気量が最も近い事故が発生
したと推定していた。事故の分析はこのように行われて
いた。
【0004】しかしながら、このような回路網解析は複
雑な計算を必要とし、また、想定する事故の数だけ解析
を行わなければならず、労力を要するものであった。ま
た、電力系統が複雑になると回路網解析が困難になり、
解析可能な事故しか取り扱うことができず、実際に起こ
る多様な事故に対処できなかった。
【0005】また、電力系統で発生する事故とは、事故
点が1カ所という単純事故に加え、異地点異相地絡とい
うような多重事故がある。例えば、2線地絡・3線地絡
の場合に事故点が2カ所あるような場合である。従来の
回路網解析による事故分析では、単純事故の解析はおお
むね可能であるが、多重事故の解析は、その複雑さのた
め、困難なものであった。単純事故に限らず多重事故に
おいても事故を分析したいという要請があった。
【0006】さらに、従来の方法では多重事故における
事故点を精度良く求めるのは困難であるという欠点があ
った。これは、長距離に渡り敷設される2端子間の送電
線において多重事故おのおの事故点を特定して事故点抵
抗を算出して回路網解析を行うのは、実質的に無限数の
計算を行うに等しいため、多重事故では代表点(例えば
送電線端子近傍や中央点のうち1点など)を事故点と仮
定した事故抵抗を用いて回路網解析を行うためである。
多重事故においても精度を高めて事故発生時の事故点を
評定したいという要請があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
を解決するものであり、従来においては分析が困難であ
った多様な事故に対応し、事故を詳細に分析し、最終的
には事故点を評定する電力系統事故点評定装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ニューラルネットワーク
における1線地絡・2線短絡・2線地絡・3線短絡・3
線地絡という事故の種類および事故が発生した相の組み
合わせにより事故種別を分類し、かつ、2線地絡・3線
地絡について単純事故または多重事故という事故副種別
を分類し、さらにすべての事故種別および事故副種別に
ついて概略事故点および詳細事故種別を分類し、事故発
生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類される事
故種別とを学習データとして学習させた第1ニューラル
ネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の電圧・
電流および零相電圧を入力してこの第1ニューラルネッ
トワークから事故種別を判定出力させ、第1ニューラル
ネットワークにより判定出力された事故種別が2線地絡
または3線地絡である場合には、事故発生時の3相各相
の電圧・電流とこの事故が分類される事故副種別とを学
習データとして学習させた第2ニューラルネットワーク
に、実際の事故発生時の3相各相の電圧・電流および零
相電圧を入力してこの第2ニューラルネットワークから
事故副種別を判定出力させ、すべての事故種別および事
故副種別について、事故発生時の3相各相の電圧・電流
ならびに概略事故点を学習データとして学習させた第3
ニューラルネットワークに、実際の事故発生時の3相各
相の電圧・電流および零相電圧を入力してこの第3ニュ
ーラルネットワークから概略事故点を判定出力させ、前
記概略事故点を用いて多重回帰分析により事故点までの
距離を近似補間して事故点を標定することを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、ニューラ
ルネットワークにおける1線地絡・2線短絡・2線地絡
・3線短絡・3線地絡という事故の種類および事故が発
生した相の組み合わせにより事故種別を分類し、かつ、
2線地絡・3線地絡について単純事故または多重事故と
いう事故副種別を分類し、さらにすべての事故種別およ
び事故副種別について概略事故点および詳細事故種別を
分類し、事故発生時の3相各相の電圧・電流とこの事故
が分類される事故種別とを学習データとして学習させた
第1ニューラルネットワークに、実際の事故発生時の3
相各相の電圧・電流および零相電圧を入力してこの第1
ニューラルネットワークから事故種別を判定出力させ、
第1ニューラルネットワークにより判定出力された事故
種別が2線地絡または3線地絡である場合には、事故発
生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類される事
故副種別とを学習データとして学習させた第2ニューラ
ルネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の電圧
・電流および零相電圧を入力してこの第2ニューラルネ
ットワークから事故副種別を判定出力させ、すべての事
故種別および事故副種別について、事故発生時の3相各
相の電圧・電流ならびに概略事故点を学習データとして
学習させた第3ニューラルネットワークに、実際の事故
発生時の3相各相の電圧・電流および零相電圧を入力し
てこの第3ニューラルネットワークから概略事故点を判
定出力させ、第3ニューラルネットワークの出力と事故
点までの距離とを学習データとして学習させた第4ニュ
ーラルネットワークに、第3のニューラルネットワーク
から出力された概略事故点を入力し、その出力である事
故点までの距離を近似補間して事故点を標定することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態について説明する。本実施形態では、マルチレイヤー
パーセプトロン等のニューラルネットワークまたは多重
回帰分析を用いてコンピュータにより電力系統事故を分
析する。
【0011】本実施形態の電力系統事故点評定装置は、
まず、1線地絡、2線短絡、2線地絡、3線地絡および
事故が発生した相を組み合わせて分類した事故種別につ
いて分析する。そして、分析した事故種別が2線地絡ま
たは3線地絡に分類される場合、電力系統事故点評定装
置は、さらに、単純事故または多重事故という事故副種
別について分析する。そして、事故種別および事故副種
別が判明した場合、さらに、電力系統事故点評定装置
は、概略事故点とこの概略事故点における詳細事故種別
(ただし詳細事故種別は後述の特別な場合に限られる)
について分析する。最後に、判明した概略事故点や詳細
事故種別に応じて用意された判定手法により事故点を評
定する。
【0012】まず、このような電力系統事故点評定装置
が分析対象とする電力系統について説明する。図1は、
本実施形態の電力系統事故点評定装置が分析対象とする
電力系統モデル図である。分析対象の電力系統モデル
は、高圧母線1(BUS1)と高圧母線2(BUS2)との2端子間
を結ぶ3相2回線の電力系統であり、白星は事故点候補
を表し、また、黒丸は遮断器を表している。
【0013】なお、事故点について、図1では、第1回
線(L1)でL01〜L81の9点および第2回線(L2)でL02〜L82
の9点について図示されているが、本実施形態の電力系
統事故点評定装置ではニューラルネットワークの出力を
単純にするため、第1回線でL01、L41、L81の3点、ま
た、第2回線でL02、L42、L82の3点、計6点のみ判定
できるように限定し、この6点についてのみ分析するも
のとする。このような事故点を、以下、概略事故点とい
う。概略事故点を用いると、例えば、L31が実際の事故
点のような場合であっても、電力系統事故点評定装置
は、近似的にL41が概略事故点であると分析する。
【0014】続いて、事故種別を分析する電力系統事故
点評定装置について説明する。本実施形態の電力系統事
故点評定装置は、第1分析部、第2分析部、第3分析部
および第4分析部に分けることができる。ここで、第1
分析部、第2分析部、第3分析部および第4分析部に分
ける理由としては、1つのニューラルネットワークに多
くのことを学習させると分析能力が低下するためであ
る。1つのニューラルネットワークが分析する事項を特
化し、確実な分析を行うように配慮してある。
【0015】まず、第1分析部について説明する。第1
分析部は、事故種別について分析する。図2は、本実施
形態の電力系統事故点評定装置の第1分析部であって事
故種別を分析する第1ニューラルネットワークのモデル
図である。第1ニューラルネットワークは、入力端子
(1)〜(10)を備えており、これら入力端子へ入力
される入力データの詳細は、 (1)a相の電圧波高値の正規化値(Va) (2)b相の電圧波高値の正規化値(Vb) (3)c相の電圧波高値の正規化値(Vc) (4)零相の電圧波高値の正規化値(V0) (5)第1回線a相の電流波高値の正規化値(Ia(#L1)) (6)第1回線b相の電流波高値の正規化値(Ib(#L1)) (7)第1回線c相の電流波高値の正規化値(Ic(#L1)) (8)第2回線a相の電流波高値の正規化値(Ia(#L2)) (9)第2回線b相の電流波高値の正規化値(Ib(#L2)) (10)第2回線c相の電流波高値の正規化値(Ic(#L2)) である。
【0016】また、第1ニューラルネットワークは、出
力端子(1)〜(10)を備えており、これら出力端子
から出力される出力データの詳細は、 (1)a相1線地絡発生の判定値(1LG(a)) (2)b相1線地絡発生の判定値(1LG(b)) (3)c相1線地絡発生の判定値(1LG(c)) (4)ab相2線短絡発生の判定値(2LS(ab)) (5)bc相2線短絡発生の判定値(2LS(bc)) (6)ca相2線短絡発生の判定値(2LS(ca)) (7)ab相2線地絡発生の判定値(2LG(ab)) (8)bc相2線地絡発生の判定値(2LG(bc)) (9)ca相2線地絡発生の判定値(2LG(ca)) (10)abc相3線地絡発生の判定値(3LG(abc)) である。この出力データにより事故種別を判定すること
ができる。なお、電力系統事故点評定装置は、該当する
事故種別の出力端子から0〜1の範囲の判定値を出力す
るように学習されている。
【0017】この第1ニューラルネットワークは、上記
(1)〜(10)という10種類の事故種別発生時にお
ける電流・電圧を、学習アルゴリズムとしてバックプロ
パゲーションを用いて予め学習している。事故発生時に
第1ニューラルネットワークの入力端子に事故時の電流
・電圧という入力データを入力すれば、ただちに、事故
種別を判定し、その事故種別に対応する出力データが
(1)〜(10)の端子から出力される。
【0018】なお、学習時において、事故種別発生時に
おける電流・電圧の実測値がある場合は、その実測値を
利用することができるが、実測値がないような場合は、
EMTP(Electro-Magnetic Transients Program)等
による解析手法を用いてコンピュータにより算出した電
流・電圧を用いる。このように、本実施形態の電力系統
事故点評定装置の第1分析部によれば、どのような事故
が発生したかという事故種別を確実に分析することがで
きる。
【0019】続いて、第2分析部について説明する。第
2分析部は、事故副種別について分析する。ここに事故
副種別とは単純事故であるか多重事故であるかを分類し
ている。図3は、本実施形態の電力系統事故点評定装置
の第2分析部であって事故副種別を分析する第2ニュー
ラルネットワークのモデル図である。
【0020】第2ニューラルネットワークは、入力端子
(1)〜(10)を備えており、これら入力端子へ入力
される入力データの詳細は、第1ニューラルネットワー
クと同様に、 (1)Va (2)Vb (3)Vc (4)V0 (5)Ia(#L1) (6)Ib(#L1) (7)Ic(#L1) (8)Ia(#L2) (9)Ib(#L2) (10)Ic(#L2) である。
【0021】また、第2ニューラルネットワークは、出
力端子(1)および(2)を備えており、これら出力端
子から出力される出力データの詳細は、 (1)単純事故発生の判定値 (2)多重事故発生の判定値 である。この出力データにより事故副種別を判定するこ
とができる。
【0022】この場合、第2分析部の分析能力を高める
ため、事故種別のうち多重事故が起こる可能性がある (1)ab相2線地絡(2LG(ab)) (2)bc相2線地絡(2LG(bc)) (3)ca相2線地絡(2LG(ca)) (4)abc相3線地絡(3LG(abc)) という4個の事故種別に対し、それぞれ1個づつ合計4
個の第2ニューラルネットワークを準備しており、分析
能力を高めている。
【0023】これら第2ニューラルネットワークは、事
故種別を限定して単純事故の場合の全ての各点の電流・
電圧を予め学習している。これら第2ニューラルネット
ワークが判定を行う場合、実際には、単純事故であるか
否かを判定しており、単純事故に該当しない場合は全て
多重事故であると判定している。
【0024】このように、本実施形態の電力系統事故点
評定装置の第2分析部によれば、電力系統に事故が起こ
った場合において、単純事故か多重事故かという事故副
種別が判定され、その事故副種別に対応する(1)、
(2)の端子から出力データが出力される。このように
単純事故と多重事故という事故副種別を確実に分析する
ことができる。
【0025】続いて、第3分析部について説明する。第
3分析部は、概略事故点およびこの概略事故点における
詳細事故種別について分析する。詳細事故種別とは、多
重に発生した複数の事故を単純事故の組み合わせとして
表現することである。例えば、多重abc相3線地絡(3
LG(abc))を、1LG(a)と2LG(bc)の組み合わせとするよう
な場合である。なお、単純事故の場合は詳細事故種別を
出力させるまでもなく、事故種別がわかるため、詳細事
故種別の出力は行わない。このようにどの事故種別・事
故副種別に属するかによって第3ニューラルネットワー
クの形態は異なる。図4は、本実施形態の電力系統事故
点評定装置の第3分析部であって概略事故点および詳細
事故種別を分析する第3ニューラルネットワークのモデ
ル図である。
【0026】この第3ニューラルネットワークは、説明
上、各事故種別・事故副種別に対応するように一般化し
てある。第3ニューラルネットワークは、入力端子
(1)〜(10)を備えており、これら入力端子へ入力
される入力データの詳細は、第1ニューラルネットワー
クと同様に、 (1)Va (2)Vb (3)Vc (4)V0 (5)Ia(#L1) (6)Ib(#L1) (7)Ic(#L1) (8)Ia(#L2) (9)Ib(#L2) (10)Ic(#L2) である。
【0027】また、第3ニューラルネットワークは、出
力端子(1)〜(12)を備えており、これら出力端子
から出力される出力データの詳細は、 (1)概略事故点の判定値(L01)、 (2)詳細事故種別の判定値(L01)、 (3)概略事故点の判定値(L41)、 (4)詳細事故種別の判定値(L41)、 (5)概略事故点の判定値(L81)、 (6)詳細事故種別の判定値(L81)、 (7)概略事故点の判定値(L02)、 (8)詳細事故種別の判定値(L02)、 (9)概略事故点の判定値(L42)、 (10)詳細事故種別の判定値(L42)、 (11)概略事故点の判定値(L82)、 (12)詳細事故種別の判定値(L82)、 が出力データとなる。
【0028】この場合、第3分析部の分析能力を高める
ため、事故種別・事故副種別毎に分類した (1)1LG(a) (2)1LG(b) (3)1LG(c) (4)2LS(ab) (5)2LS(bc) (6)2LS(ca) (7)単純2LG(ab) (8)単純2LG(bc) (9)単純2LG(ca) (10)多重2LG(ab) (11)多重2LG(bc) (12)多重2LG(ca) (13)単純3LG(abc) (14)多重3LG(abc) という14個の事故種別・事故副種別に対し、それぞれ
1個づつ合計14個の第3ニューラルネットワークを準
備しており、分析能力を高めている。
【0029】これら第3ニューラルネットワークは、事
故種別・事故副種別を限定して実際の事故点およびこの
実際のこと故点における詳細事故種別が相違する全ての
組み合わせについての各点の電流・電圧を予め学習して
いる。これら第3ニューラルネットワークが判定を行う
場合、概略事故点とその概略事故点における詳細事故種
別の判定値が該当する出力端子から出力される。
【0030】このように、本実施形態の電力系統事故点
評定装置の第3分析部によれば、電力系統に事故が起こ
った場合に、概略事故点および必要な場合にあっては詳
細事故種別を判定する。このように概略事故点・詳細事
故種別を確実に分析することができる。
【0031】続いて事故点を分析する第4分析部につい
て説明する。先の第3分析部では、事故点をL01、L
41、L81、L02、L42、L82というように限
定した概略事故点のみを判定するため、L11、L2
1、L31、L51、L61、L71、L12、L2
2、L32、L52、L62、L72で起こる事故につ
いては判定ができない。
【0032】第3ニューラルネットワーク1個が判定す
る概略事故点を増やすようにしてもよいが、多くのこと
を判定させると反比例して分析能力が低下する。そこ
で、減少していくL02プロット特性、増大後減少する
L42プロット特性、一定値を保った後増大するL82
プロット特性を用い、第3分析部からの出力である概略
事故点の値から実際の事故点を推定分析する第4分析部
を設ける。このような第4分析部は、多重回帰解析部ま
たは第4のニューラルネットワークである。なお、単純
事故の場合は従来の判定手法を用いて事故点を評定して
もよい。
【0033】図5は、本実施形態の電力系統事故点評定
装置の第4分析部であって事故点を分析する第4ニュー
ラルネットワーク(多重回帰分析部)のモデル図であ
る。第4ニューラルネットワーク(多重回帰分析部)
は、入力端子(1)〜(3)を備えており、これら入力
端子へ入力される入力データの詳細は、(1)概略事故
点L01の値(L02の値)、(2)概略事故点L41の値(L4
2の値)、(3)概略事故点L81の値(L82の値)、であ
る。
【0034】また、第4ニューラルネットワークは、出
力端子(1)を備えており、この出力端子から出力され
る出力データの詳細は、 (1)CB11(CB21)から実際の事故点までの距離 である。
【0035】ここで、第4ニューラルネットワークは、
入力層3、中間層3、出力層1のマルチレイヤーパーセ
プトロンにより構成されており、第3ニューラルネット
ワークの出力値を入力とし、かつ、CB11(CB21)から事
故点L01(L02)〜L81(L82)までの距離を出力として学
習済みのものである。
【0036】この場合、第4分析部の分析能力を高める
ため、第1回線(L1)用と第2回線(L2)用という2個の第
4ニューラルネットワークを準備している。このように
ある基準点(CB11やCB21)から事故点までの距
離を出力することで事故の位置を評定している。
【0037】続いて分析手順について概略説明する。図
6は、第1,第2,第3,第4分析部を用いる分析手順
を説明する説明図である。第1分析部は、第1ニューラ
ルネットワークを用いて事故種別を判定する。第1ニュ
ーラルネットワークを用いて事故が起こった相と事故種
別とを判定する。判定の結果10種類の事故種別の何れ
かに分類される。判定終了後、第2分析部へ進む。
【0038】第2分析部は、第1分析部による判定に続
いて事故副種別を判定する。多重事故か単純事故かとい
う事故副種別が必要になる場合とは、第1分析部におい
て事故種別が、 2LG(ab)、2LG(bc)、2LG(ca)、3LG(abc) の何れかに判定された場合のみである。
【0039】この場合は、単純事故か多重事故かを判定
するため、第2分析部で準備されている4個の第2ニュ
ーラルネットワークのうち該当する事故種別の第2ニュ
ーラルネットワークを用いて事故副種別を判定する。判
定終了後、第3分析部へ進む。なお、事故副種別を判定
する必要がない 1LG(a)、1LG(b)、1LG(c)、2LS(ab)、2LS(bc)、2LS(ca) については第2分析部を通過して第3分析部へ進む。
【0040】第3分析部は、第1、第2分析部による判
定に続いて概略事故点およびこの概略事故点における詳
細事故種別を判定する。ここに第1分析部により事故副
種別を判定する必要がないと判定された 1LG(a)、1LG(b)、1LG(c)、2LS(ab)、2LS(bc)、2LS(ca) や、第2分析部により事故副種別が単純事故と判定され
た 単純2LG(ab)、単純2LG(bc)、単純2LG(ca)、単純3LG(ab
c) については、第3分析部のそれぞれの第3ニューラルネ
ットワークでは詳細事故種別を出力する必要がないた
め、事故点用の出力端子のみが存在する。
【0041】第1、第2分析部により事故副種別が多重
事故と判定された 多重2LG(ab)、多重2LG(bc)、多重2LG(ca)、多重3LG(ab
c) についての第3分析部のそれぞれの第3ニューラルネッ
トワークでは詳細事故種別を出力する必要があるため、
概略事故点および詳細事故種別用の出力端子が存在す
る。
【0042】例えば、多重3LG(abc)用第3ニューラルネ
ットワークの詳細事故種別の出力端子は図4では1つの
出力端子として図示したが、実際は6つの出力端子1LG
(a)、1LG(b)、1LG(c)、2LG(ab)、2LG(bc)、2LG(ca)を備
え、出力できるようになされている。これにより多重3L
G(abc)用第3NNの出力データは、例えば、事故点(L0
1)の詳細事故種別が1LG(a)であり、また、事故点(L81)
の詳細事故種別が2LG(bc)ということが判定できるよう
になる。
【0043】このようにして電力系統の事故を分析す
る。図7は、本実施形態の電力系統事故点評定装置の第
3分析部の出力を用いて事故点についてプロットした特
性図である。この特性図では、実際のL02〜L82そ
れぞれの事故点で事故が発生したものとして入力データ
を入力し、第3分析部による出力データを検討してい
る。
【0044】グラフの横軸は実際の事故点であり、縦軸
はその時の第3ニューラルネットワークからの出力デー
タ値、各プロットは概略事故点別の第3ニューラルネッ
トワークの出力端子それぞれからの出力値である。横
軸、つまり、事故点がL02、L42、L82の場合
は、概略事故点L02、L42、L82のプロットは値
が何れもほぼ1.0となり分析が良好になされている。
第3分析部終了後、第4分析部へ進む。
【0045】第4分析部は、第3分析部で得られた概略
事故点を用いて事故点を評定する。ここに、図6では、
多重事故の場合は、多重回帰分析または第4ニューラル
ネットワークを用いて評定するのに対し、単純事故の場
合は、従来判定手法(図6では回路網解析)としてあ
る。単純事故の判定手法は、従来から開発・蓄積されて
おり、多数の判定手法が存在する。これら判定手法を用
いて精度の高い事故点の評定を目指すためである。な
お、従来判定手法を用いずに、第4分析部全てを多重回
帰分析または第4ニューラルネットワークとしても良
い。
【0046】なお、本実施形態において分析対象の電力
系統モデルは3相2回線であるとして説明した。しかし
ながら、相数や回線数はこの値に限定されるものではな
い。電力系統の相数と回線数に応じてニューラルネット
ワークの入力端子数や出力端子数を変更して学習させれ
ば良く、分析対象となる電力系統の相数や回線数に応じ
た電力系統事故点評定装置とすることができる。
【0047】
【実施例】以下、本実施形態を適用した電力系統事故点
評定装置を用いる分析の具体的な実施例について説明す
る。本実施例は、図1で示した電力系統モデルにおい
て、第1回線(L1)において事故点L01で1LG(a)が、ま
た、第2回線(L2)の事故点L82で2LG(bc)という多重事故
が起こり、全体として多重3LG(abc)に至った場合につい
て考える。
【0048】この場合、入力データとなる電流・電圧に
ついては実際の事故例がないため、多重3LG(abc)が発生
した場合の電力系統の各端子の電流・電圧については前
述のEMTP(Electro-Magnetic Transients Progra
m)による解析手法を用いてコンピュータにより算出し
た値を用いる。
【0049】EMTPにより算出した入力データを第1
のニューラルネットワークに入力して得た出力データ
は、 となる。この出力結果から3LG(abc)が発生していると判
定できる。
【0050】続いて第2分析部の3LG(abc)用第2ニュー
ラルネットワークを用いて事故副種別を判定する。EM
TPにより算出した入力データを第2のニューラルネッ
トワークに入力して得た出力データ値は、 となる。この出力結果から多重3LG(abc)が発生している
と判定できる。
【0051】続いて、第3分析部の多重3LG(abc)用第3
ニューラルネットワークを用いて概略事故点および詳細
事故種別を判定する。EMTPにより算出した入力デー
タを第3のニューラルネットワークに入力して得た値は
以下のようになる。なお、出力データが判定に関係する
ような大きな値のみ記し、出力データ0若しくは0に近
い値については記載を省略する。 この出力結果から多重3LG(abc)であって、第1回線のL0
1近傍で1LG(a)が、また、第2回線のL82で2LG(bc)が発
生していると判定できる。
【0052】続いて、第4分析部の第4ニューラルネッ
トワークを用いて事故点距離を判定する。説明の簡略化
のため第2回線の事故点についてのみ説明する。第3ニ
ューラルネットワークから出力されたL02、L42、L82
それぞれの値を第2回線用の第4ニューラルネットワー
クに入力して事故点距離を求める。
【0053】ここで、検討のため、第1回線の事故点L0
1で1LG(a)が発生し、第2回線L2の事故点をL02からL82
まで変化させた場合について考える。この第4分析部に
よる分析結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】ここに、表1は、重回帰分析による予測値
と実際の事故点との残差を示す表である。このように、
残差にばらつきがあるがおおむね事故点に近い値を得て
おり、良好な分析を得ることができた。また、表2は第
4ニューラルネットワークによる予測値と実際の事故点
との残差を示す表である。
【0056】
【表2】
【0057】重回帰分析による予測よりも残差のばらつ
きがさらに減少しており、より良好な予測値を得ること
ができた。
【0058】
【発明の効果】以上、本発明によれば、従来においては
分析が困難であった多様な事故に対応し、事故を詳細に
分析し、最終的には事故点を評定する電力系統事故点評
定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電力系統事故点評定装置が
分析対象とする電力系統モデル図である。
【図2】本発明の実施形態の電力系統事故点評定装置の
第1分析部であって事故種別を分析する第1ニューラル
ネットワークのモデル図である。
【図3】本実施形態の電力系統事故点評定装置の第2分
析部であって事故副種別を分析する第2ニューラルネッ
トワークのモデル図である。
【図4】本発明の実施形態の電力系統事故点評定装置の
第3分析部であって概略事故点および詳細事故種別を分
析する第3ニューラルネットワークのモデル図である。
【図5】本実施形態の電力系統事故点評定装置の第4分
析部であって事故点を分析する第4ニューラルネットワ
ーク(多重回帰分析部)のモデル図である。
【図6】第1,第2,第3,第4分析部を用いる分析手
順を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施形態の電力系統事故点評定装置の
第3分析部の出力を用いて概略事故点についてプロット
した特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02H 7/26 H02H 7/26 K B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニューラルネットワークにおける1線地絡
    ・2線短絡・2線地絡・3線短絡・3線地絡という事故
    の種類および事故が発生した相の組み合わせにより事故
    種別を分類し、かつ、2線地絡・3線地絡について単純
    事故または多重事故という事故副種別を分類し、さらに
    すべての事故種別および事故副種別について概略事故点
    および詳細事故種別を分類し、 事故発生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類さ
    れる事故種別とを学習データとして学習させた第1ニュ
    ーラルネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の
    電圧・電流および零相電圧を入力してこの第1ニューラ
    ルネットワークから事故種別を判定出力させ、 第1ニューラルネットワークにより判定出力された事故
    種別が2線地絡または3線地絡である場合には、事故発
    生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類される事
    故副種別とを学習データとして学習させた第2ニューラ
    ルネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の電圧
    ・電流および零相電圧を入力してこの第2ニューラルネ
    ットワークから事故副種別を判定出力させ、 すべての事故種別および事故副種別について、事故発生
    時の3相各相の電圧・電流ならびに概略事故点を学習デ
    ータとして学習させた第3ニューラルネットワークに、
    実際の事故発生時の3相各相の電圧・電流および零相電
    圧を入力してこの第3ニューラルネットワークから概略
    事故点を判定出力させ、 前記概略事故点を用いて多重回帰分析により事故点まで
    の距離を近似補間して事故点を標定することを特徴とす
    る電力系統事故点評定装置。
  2. 【請求項2】ニューラルネットワークにおける1線地絡
    ・2線短絡・2線地絡・3線短絡・3線地絡という事故
    の種類および事故が発生した相の組み合わせにより事故
    種別を分類し、かつ、2線地絡・3線地絡について単純
    事故または多重事故という事故副種別を分類し、さらに
    すべての事故種別および事故副種別について概略事故点
    および詳細事故種別を分類し、 事故発生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類さ
    れる事故種別とを学習データとして学習させた第1ニュ
    ーラルネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の
    電圧・電流および零相電圧を入力してこの第1ニューラ
    ルネットワークから事故種別を判定出力させ、 第1ニューラルネットワークにより判定出力された事故
    種別が2線地絡または3線地絡である場合には、事故発
    生時の3相各相の電圧・電流とこの事故が分類される事
    故副種別とを学習データとして学習させた第2ニューラ
    ルネットワークに、実際の事故発生時の3相各相の電圧
    ・電流および零相電圧を入力してこの第2ニューラルネ
    ットワークから事故副種別を判定出力させ、 すべての事故種別および事故副種別について、事故発生
    時の3相各相の電圧・電流ならびに概略事故点を学習デ
    ータとして学習させた第3ニューラルネットワークに、
    実際の事故発生時の3相各相の電圧・電流および零相電
    圧を入力してこの第3ニューラルネットワークから概略
    事故点を判定出力させ、 第3ニューラルネットワークの出力と事故点までの距離
    とを学習データとして学習させた第4ニューラルネット
    ワークに、第3のニューラルネットワークから出力され
    た概略事故点を入力し、その出力である事故点までの距
    離を近似補間して事故点を標定することを特徴とする電
    力系統事故点評定装置。
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