JP2000329640A - 漏れ測定方法及び漏れ測定装置 - Google Patents

漏れ測定方法及び漏れ測定装置

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JP2000329640A
JP2000329640A JP11139422A JP13942299A JP2000329640A JP 2000329640 A JP2000329640 A JP 2000329640A JP 11139422 A JP11139422 A JP 11139422A JP 13942299 A JP13942299 A JP 13942299A JP 2000329640 A JP2000329640 A JP 2000329640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れ測定時にワーク2の変形を抑えることで
微少漏れを測定できる漏れ測定方法及び漏れ測定装置1
を提供すること。 【解決手段】 漏れ測定装置1は、接続ジョイント22
をワーク2の流入口7に接続させた後、移動ブロック2
5と共に保持治具9を降下させることでワーク2の下端
面(噴孔3)を接続プレート31に接続させる構成であ
る。つまり、接続ジョイント22がワーク2の流入口7
に接続された後、移動ブロック25が降下しても保持治
具9に保持されているワーク2も降下するため、移動ブ
ロック25が降下する移動量に応じてワーク2に掛かる
取付け荷重(スプリング30の弾力)が増大することは
なく、ワーク2の取付け荷重を所定値に制限することが
できる。その結果、ワーク2の変形を抑制できるため、
ワーク2からの微少な燃料漏れを正確に計測することが
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物から漏れ
出る液体の漏れ量を測定するための漏れ測定方法及び漏
れ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車に使用されるイ
ンジェクタの燃料漏れを測定する方法が公知である。こ
の測定方法の一例としては、測定装置にインジェクタを
セットして、インジェクタの噴孔を閉じた状態(ニード
ルをボディのシート面に密着させた状態)で、インジェ
クタの燃料流入口に接続された接続ジョイントを通じて
インジェクタの内部に加圧燃料を供給し、所定時間後に
噴孔から漏れ出た燃料量を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の測定
方法では、インジェクタに加わる外圧(接続ジョイント
を介してインジェクタに加わる取付け荷重)が大きいた
め、その外圧によってインジェクタが変形し、正確な漏
れ量を測定できないという問題があった。特に近年、法
規制により燃料漏れの規格が厳しくなっている(7mm
3 /分→0.8mm3 /分)ため、従来の測定方法で
は、新たな規格である0.8mm3/分の微少漏れを正
確に測定することができない。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、漏れ測定時に被測
定物の変形を抑えることで微少漏れを測定できる漏れ測
定方法及び漏れ測定装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)被測
定物に対し、弁手段が液通路を閉じている状態で、流入
口に接続される接続ジョイントを介して流入口より加圧
された液体を供給した時に、流出口より漏れ出る液体の
漏れ量を測定する方法であって、接続ジョイントを介し
て被測定物に加わる取付け荷重を制限した状態で漏れ量
の測定を行うことを特徴とする。この測定方法によれ
ば、被測定物に加わる取付け荷重を制限することで被測
定物の変形を抑制できるため、被測定物からの微少漏れ
を正確に測定することが可能である。
【0005】(請求項2の手段)請求項1に記載した漏
れ測定方法において、流出口が開口する被測定物の先端
面を受ける接続プレートを有し、この接続プレートに流
出口と連通する漏れ通路が設けられ、流出口から漏れ通
路を通って漏れ出た液体の漏れ量を測定する方法であっ
て、被測定物に加わる取付け荷重により、被測定物の先
端面が液中でシール部材を介して接続プレートに押し当
てられていることを特徴とする。この場合、被測定物の
流出口から空気が流入することを防止できるので、空気
による漏れ量への影響を排除できる。
【0006】(請求項3の手段)請求項1または2に記
載した漏れ測定方法に使用する漏れ測定装置であって、
接続ジョイントと、被測定物を保持する保持手段と、こ
の保持手段に保持されている被測定物に対し、接続ジョ
イントに加圧力を付与して流入口に接続させる加圧力発
生手段と、この加圧力発生手段より接続ジョイントを介
して被測定物に加わる取付け荷重を規制する荷重規制手
段とを備えている。この測定装置によれば、荷重規制手
段によって被測定物に加わる取付け荷重を規制できるの
で、被測定物の変形を抑制でき、被測定物からの微少漏
れを正確に測定することが可能である。
【0007】(請求項4の手段)請求項3に記載した漏
れ測定装置において、加圧力発生手段は、保持手段に保
持されている被測定物に対して移動可能に設けられた移
動部と、この移動部と接続ジョイントとの間で弾力を保
持する弾力保持部材とを有し、接続ジョイントが流入口
に接続された状態で弾力保持部材の弾力が接続ジョイン
トに付与され、荷重規制手段は、接続ジョイントに付与
される弾力保持部材の弾力の大きさが所定値となるよう
に被測定物に対する移動部の移動量を規制している。こ
の構成では、弾力保持部材の発生する弾力だけが接続ジ
ョイントを介して被測定物に加わるため、弾力保持部材
の発生する弾力の大きさを所定値に保つことで、被測定
物に加わる取り付け荷重を制限することができる。
【0008】(請求項5の手段)請求項2に記載した漏
れ測定方法に使用する請求項3及び4に記載した漏れ測
定装置において、保持手段は、接続ジョイントを介して
被測定物に加わる取付け荷重を受け止める受け部を有
し、接続ジョイントが流入口に接続されてから被測定物
の先端面が接続プレートに当接するまでの間、受け部で
被測定物に加わる取付け荷重を受けながら被測定物を保
持したまま移動部に連動して移動し、その後、更に移動
部に連動して移動することにより、受け部が被測定物か
ら離脱する。この構成によれば、被測定物の先端面が接
続プレートに当接した後、受け部が被測定物から離脱す
ることで、被測定物に加わる取付け荷重を接続プレート
で受けることができる。これにより、被測定物の先端面
と接続プレートとの間に介在されたシール部材を均一に
変形させることができ、被測定物の流出口と接続プレー
トの漏れ通路との間を気密にシールすることができる。
【0009】(請求項6の手段)請求項5に記載した漏
れ測定装置において、接続プレートは、請求項2に記載
したシール部材を配置する取付け溝を有し、シール部材
が被測定部材の先端面に押圧された時に、被測定部材の
先端面が接続プレートに当接するまでシール部材が変形
して取付け溝に収納される。この構成によれば、シール
部材が被測定部材の先端面に押圧された時に、変形した
シール部材が取付け溝に収納されるので、被測定部材の
先端面を接続プレートに当接させることができる。その
結果、シール部材の変形による測定誤差の影響を排除で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は漏れ測定装置1の全体構成図で
ある。本実施例では、図1に示す漏れ測定装置1を使用
して被測定物(以下ワーク2と呼ぶ)の液体漏れ量を測
定する一例を説明する。この測定対象となるワーク2
は、エンジンの燃焼室に燃料を供給するインジェクタで
ある。
【0011】インジェクタ(ワーク2)の構成は極めて
周知であるので、ここでは主要な構成部品のみ簡単に説
明する。このインジェクタは、先端に噴孔3(図3参照
/本発明の流出口)を有するボディ4、このボディ4の
内部に摺動可能に収納されたニードル5、このニードル
5を駆動するソレノイド6等より構成され、ソレノイド
6の上端部に開口する流入口7より加圧燃料が供給され
る。インジェクタの作動は、ニードル5のシート部がボ
ディ4のシート面から離れることで噴孔3とインジェク
タ内部の燃料通路8とが連通し、流入口7より燃料通路
8へ供給された高圧燃料が噴孔3よりエンジンの燃焼室
へ噴射される。また、ニードル5のシート部がボディ4
のシート面に密着すると、噴孔3と燃料通路8との間が
遮断されることにより、噴孔3からの燃料噴射が停止さ
れる。
【0012】次に、図1を参照して漏れ測定装置1の構
成を説明する。漏れ測定装置1は、ワーク2を保持する
保持治具9、ワーク2に加圧燃料を供給するための加圧
燃料供給用治具10、この加圧燃料供給用治具10を介
してワーク2に取付け荷重を付与する加圧力発生手段1
1、ワーク2に加わる取付け荷重を規制するためのスト
ッパー12(本発明の荷重規制手段)、及びワーク2の
漏れ量を計測する計測手段13等より構成される。
【0013】a)保持治具9は、スタンド14に固定さ
れたガイドバー15に嵌合するスライドブロック9A
と、このスライドブロック9Aと一体に設けられた保持
プレート9Bとを有する。スライドブロック9Aは、ガ
イドバー15に沿って上下移動可能に設けられ、スライ
ドブロック9Aとスタンド14との間に介在された圧縮
バネ16に支持されている。また、スライドブロック9
Aには、ストッパー12に対向してスライドブロック9
Aの上方へ延びる棒状の対向部材17が固定されてい
る。保持プレート9Bは、ワーク2の外周をガイドして
ワーク2を直立した姿勢(図1に示す姿勢)で保持する
とともに、ワーク2のボディ4に設けられた段差部4a
(図3参照)を下側から受け止める受け部9aを有し、
この受け部9aで保持プレート9Bに対するワーク2の
取付け位置を規制している。
【0014】b)加圧燃料供給用治具10は、加圧燃料
を供給する加圧燃料供給手段18に接続される接続ブロ
ック19、この接続ブロック19に結合される中間プレ
ート20、この中間プレート20の下部に設けられる液
体開閉バルブ21、この液体開閉バルブ21の下部に設
けられる接続ジョイント22等より構成され、各部材に
加圧燃料が流れる燃料通路23が形成されている。接続
ブロック19は、2本のスライドバー24に固定され、
このスライドバー24と共に加圧力発生手段11の移動
ブロック25に支持されている。スライドバー24は、
移動ブロック25に保持された軸受26に対して上下方
向に摺動可能に設けられている。
【0015】中間プレート20は、接続ブロック19に
Oリング27を介して組み付けられている。液体開閉バ
ルブ21は、燃料通路23を開閉するもので、漏れ計測
開始時に所定時間だけ開くことにより、燃料通路23内
のエア抜きを行うことができる。接続ジョイント22
は、ワーク2の上端部に嵌合してワーク2の流入口7に
パッキン28を介して接続される。
【0016】c)加圧力発生手段11は、上下方向に移
動可能に設けられた前述の移動ブロック25と、この移
動ブロック25を上下移動させるための駆動力を発生す
る駆動力発生装置29と、移動ブロック25と接続ブロ
ック19との間に介在されたスプリング30等より構成
される。 d)ストッパー12は、移動ブロック25と一体に上下
移動可能に設けられ、移動ブロック25と共に降下する
途中でスライドブロック9Aに固定された対向部材17
の上端面に当接し、その後、更に対向部材17を介して
保持治具9を押し下げながら降下する。
【0017】但し、ストッパー12は、移動ブロック2
5の降下によって接続ジョイント22がワーク2の流入
口7に接続された時点では未だ対向部材17の上端面に
当接していない。従って、接続ジョイント22がワーク
2の流入口7に接続されてからストッパー12が対向部
材17に当接するまでの間は、移動ブロック25と接続
ブロック19との間に介在されているスプリング30が
圧縮されることにより、そのスプリング30の弾力が接
続ジョイント22に加わることになる。
【0018】e)計測手段13は、ワーク2の噴孔3に
接続される接続プレート31と、この接続プレート31
と細管32によって接続される計測器33とから成る。
接続プレート31は、図2(a)に示すように、ワーク
2に供給される加圧燃料と同種の燃料を貯留する液溜室
34の底部に設けられ、その上面に細管32に通じる漏
れ通路31aが開口している。また、漏れ通路31aが
開口する接続プレート31の上面には、円形に窪む取付
け溝31bが形成され、この取付け溝31bにワーク2
と接続プレート31との間をシールするためのOリング
35が配されている。
【0019】Oリング35を配置する取付け溝31b
は、図2(b)に示すように、その壁面31cが内側へ
傾斜して設けられている。これは、Oリング35の抜け
防止とシール時にOリング35の変形容積を確保するも
のである。つまり、接続プレート31にワーク2がセッ
トされていない状態では、接続プレート31の上端面3
1dからOリング35の上部が若干出ているが、接続プ
レート31にワーク2をセットした状態では、図3に示
すように、Oリング35が取付け溝31bの中に収まる
ように形成されている。計測器33は、ワーク2からの
微少漏れを計測できる構成を有するもので、例えば特開
平8−15076号公報に開示されているように、ワー
ク2からの燃料漏れを容積変化として捕らえ、その容積
変化に鋭敏に感応するダイヤフラム(図示しない)の変
位量によってワーク2の漏れ量を計測することができ
る。
【0020】次に、本実施例の作動を説明する。ます、
ワーク2を保持治具9にセットする。続いて、駆動力発
生装置29により移動ブロック25を降下させる。この
移動ブロック25が降下する途中で接続ジョイント22
がワーク2の流入口7に接続され、その後、スプリング
30が圧縮されてストッパー12が対向部材17に当接
する。更に、圧縮バネ16を押し縮めながら保持治具9
が押し下げられると、ワーク2の下端面が接続プレート
31に当接した後、保持治具9の保持プレート9Bがワ
ーク2の段差部4aから離脱する。これにより、接続ジ
ョイント22を介してワーク2に加わる荷重(スプリン
グ30の荷重)が接続プレート31に掛かるため、接続
プレート31に具備されたOリング35が押圧されて、
ワーク2の噴孔3と接続プレート31の漏れ通路31a
とが気密に連通する。
【0021】この状態で、液体開閉バルブ21を開くこ
とにより、加圧燃料供給手段18から加圧燃料供給用治
具10を介して供給される加圧燃料がワーク2の内部に
充填加圧される。この時、ワーク2は閉弁状態(ニード
ル5のシート部がボディ4のシート面に着座している状
態)であるが、ニードル5のシート部とボディ4のシー
ト面との隙間から微少な燃料漏れを生じる。そこで、ワ
ーク2の噴孔3から漏れ出る燃料を接続プレート31の
漏れ通路31a及び細管32を通じて計測器33へ導入
し、計測器33で漏れ出た燃料の量を計測する。計測終
了後、駆動力発生装置29により移動ブロック25を上
昇させ、保持治具9及び加圧燃料供給用治具10を初期
位置へ戻して1サイクルを終了する。
【0022】(本実施例の効果)本実施例の漏れ測定装
置1は、接続ジョイント22をワーク2の流入口7に接
続させた後、移動ブロック25と共に保持治具9を降下
させることでワーク2の下端面(噴孔3)を接続プレー
ト31に接続させる構成である。つまり、接続ジョイン
ト22がワーク2の流入口7に接続された後、移動ブロ
ック25が降下しても保持治具9に保持されているワー
ク2も降下するため、移動ブロック25が降下する移動
量に応じてワーク2に掛かる取付け荷重(スプリング3
0の弾力)が増大することはなく、ワーク2の取付け荷
重を所定値に制限することができる。その結果、ワーク
2の変形を抑制できるため、ワーク2からの微少な燃料
漏れを正確に計測することが可能である。
【0023】また、接続プレート31が設けられた液溜
室34でワーク2の噴孔3を接続プレート31に接続さ
せているため、噴孔3からワーク2の内部へ空気が流入
することを防止できる。これにより、ワーク2の内部へ
空気が流入することによる漏れ量への影響を排除でき
る。更に、接続プレート31において、Oリング35を
配置する取付け溝31bの壁面31cを内側へ傾斜して
設けているので、Oリング35の抜け防止を行うことが
でき、且つ接続プレート31にワーク2がセットされた
時(シール時)にOリング35の変形容積を確保するこ
とができる。つまり、接続プレート31にワーク2がセ
ットされていない状態では、接続プレート31の上端面
31dからOリング35の上部が若干出ているが、接続
プレート31にワーク2がセットされた状態では、Oリ
ング35が取付け溝31bの中に収納され、ワーク2の
先端面を接続プレート31の上端面31dに当接させる
ことができる(図3参照)。その結果、Oリング35の
変形(容積変化)による測定誤差の影響を排除できるた
め、0.8mm3 /分程度の微少な燃料漏れでも正確に
計測することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】漏れ測定装置の全体構成図である。
【図2】(a)接続プレートを有する液溜室の断面図、
(b)接続プレートの要部拡大断面図である。
【図3】ワークと接続プレートとの接続状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 漏れ測定装置 2 ワーク(被測定物) 3 噴孔(流出口) 5 ニードル(弁手段) 7 流入口 8 燃料通路(液通路) 9 保持治具(保持手段) 9a 受け部 11 加圧力発生手段 12 ストッパー(荷重規制手段) 22 接続ジョイント 25 移動ブロック(移動部) 30 スプリング(弾力保持部材) 31 接続プレート 31a 漏れ通路 31b 取付け溝 35 Oリング(シール部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体が流入する流入口と、液体を流出させ
    る流出口と、前記流入口と流出口とを連通する液通路
    と、この液通路を開閉する弁手段とを具備した被測定物
    に対し、前記弁手段が前記液通路を閉じている状態で、
    前記流入口に接続される接続ジョイントを介して前記流
    入口より加圧された液体を供給した時に、前記流出口よ
    り漏れ出る液体の漏れ量を測定する方法であって、 前記接続ジョイントを介して前記被測定物に加わる取付
    け荷重を制限した状態で漏れ量の測定を行うことを特徴
    とする漏れ測定方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した漏れ測定方法におい
    て、 前記流出口が開口する前記被測定物の先端面を受ける接
    続プレートを有し、この接続プレートに前記流出口と連
    通する漏れ通路が設けられ、前記流出口から前記漏れ通
    路を通って漏れ出た液体の漏れ量を測定する方法であっ
    て、 前記被測定物に加わる取付け荷重により、前記被測定物
    の先端面が液中でシール部材を介して前記接続プレート
    に押し当てられていることを特徴とする漏れ測定方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載した漏れ測定方法
    に使用する漏れ測定装置であって、前記接続ジョイント
    と、 前記被測定物を保持する保持手段と、 この保持手段に保持されている前記被測定物に対し、前
    記接続ジョイントに加圧力を付与して前記流入口に接続
    させる加圧力発生手段と、 この加圧力発生手段より前記接続ジョイントを介して前
    記被測定物に加わる取付け荷重を規制する荷重規制手段
    とを備えていることを特徴とする漏れ測定装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した漏れ測定装置におい
    て、 前記加圧力発生手段は、前記保持手段に保持されている
    前記被測定物に対して移動可能に設けられた移動部と、
    この移動部と前記接続ジョイントとの間で弾力を保持す
    る弾力保持部材とを有し、前記接続ジョイントが前記流
    入口に接続された状態で前記弾力保持部材の弾力が前記
    接続ジョイントに付与され、 前記荷重規制手段は、前記接続ジョイントに付与される
    前記弾力保持部材の弾力の大きさが所定値となるように
    前記被測定物に対する前記移動部の移動量を規制してい
    ることを特徴とする漏れ測定装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載した漏れ測定方法に使用す
    る請求項3及び4に記載した漏れ測定装置において、 前記保持手段は、前記接続ジョイントを介して前記被測
    定物に加わる取付け荷重を受け止める受け部を有し、前
    記接続ジョイントが前記流入口に接続されてから前記被
    測定物の先端面が前記接続プレートに当接するまでの
    間、前記受け部で前記被測定物に加わる取付け荷重を受
    けながら前記被測定物を保持したまま前記移動部に連動
    して移動し、その後、更に前記移動部に連動して移動す
    ることにより、前記受け部が前記被測定物から離脱する
    ことを特徴とする漏れ測定装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載した漏れ測定装置におい
    て、 前記接続プレートは、請求項2に記載したシール部材を
    配置する取付け溝を有し、前記シール部材が前記被測定
    物の先端面に押圧された時に、前記被測定物の先端面が
    前記接続プレートに当接するまで前記シール部材が変形
    して前記取付け溝に収納されることを特徴とする漏れ測
    定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058920A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Kirin Techno-System Co Ltd ペットボトルのリーク検査装置

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