JP6027707B1 - 密封性検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、内部が気密に設けられるチャンバー内に密閉容器を収納し、チャンバー内の圧力を密閉容器内と異なる圧力に保持し、時間の経過とともに変化するチャンバー内の圧力を測定して密閉容器の密閉度を決定する密閉容器の漏れ検査方法が開示されている。
従来より、パイロ方式のインフレータのメーカー出荷時には密封性検査(気密性検査、リークチェック)が行われている。その検査方法は、インフレータの内部に予めヘリウムガスを充填しておき、検査用の密閉容器にインフレータを収容した後に、検査用の密閉容器の内部に負圧を印加し、インフレータ内のヘリウムガスの漏洩を検知器によって確認するというものである。
ヘリウムガスは不活性であるため火薬に悪影響を与えないことに加え、ヘリウムガスの分子は微細であるため僅かな隙間でも通過することから、ヘリウムガスは密封性検査用の充填ガスとして好適である。
ここで、メーカー出荷時にインフレータに充填されていたヘリウムガスは、出荷後の時間経過に伴ってほぼ全て排出されてしまうため、メーカー出荷時と同一の検査方法をとることができない。
そこで、メーカー出荷後におけるインフレータの密封性検査に特許文献1,2の技術を用いることが考えられる。
また、特許文献1の技術では、前記のように、圧力流体として圧縮空気を用いることから、検査装置が大がかりになるため、検査コストが増大するという問題がある。
また、特許文献2の技術では、前記のように、時間の経過とともに変化するチャンバー内の圧力を測定して密閉容器の密閉度を決定することから、検査方法が複雑であるため、検査コストが増大するという問題がある。
そして、メーカー出荷後におけるインフレータの密封性検査に限らず、密封容器であればどのような被検査物についても、その被検査物に影響を与えることなくその密封性を低コストに検査することが要求されている。
第1局面は、
被検査物である密封容器を収容するチャンバーと、
前記チャンバー内部の圧力を計測する圧力計と、
前記チャンバー内部を密封状態にする密封手段と、
前記チャンバー内部に流体を注入する注入手段と
を備え、
前記密封容器の体積に比べて前記チャンバーの内容積が僅かに大きく設定されており、
前記密封手段により前記チャンバー内部を密封状態にし、その状態で前記注入手段により前記チャンバー内部に一定量の流体を注入して前記チャンバー内部を加圧させ、所定時間後に前記圧力計により計測された前記チャンバー内部の圧力に基づいて、前記密封容器の密封性を検査する密封性検査装置。
第2局面は、第1局面において、前記圧力計により計測された前記チャンバー内部の圧力の時間変化に基づいて、前記密封容器の密封性を検査する。
第2局面では、チャンバー内部の圧力の時間変化に基づいて密封容器の密封性を検査するため、チャンバー内部を加圧させた時点におけるチャンバー内部の圧力を一定値にすることが困難な場合でも、密封容器の密封性を正確に検査することができる。
第3局面は、第1局面または第2局面において、前記チャンバーと前記密封容器との隙間の内容積に対する、前記チャンバーの内容積の比の範囲は4〜7である。
第3局面では、前記内容積の比を最適化することにより、第1局面の前記作用・効果を確実に得ることができる。
第4局面は、第1〜第3局面において、前記チャンバー内部への流体注入時点からの経過時間が異なる複数の計測時点について、前記圧力計により前記チャンバー内部の圧力を計測し、流体注入時点の圧力値と複数の計測時点の圧力値との差分を算出し、その差分が所定圧力値以上の計測時点が1つでもある場合には、前記密封容器に流体漏れがあり密封性が低下していると判定する。
第4局面では、複数の計測時点についてチャンバー内部の圧力を計測するため、1回の圧力計測だけで密封容器の密封性の低下を判定する場合に比べて、密封性検査の精度を高めることができる。
第5局面は、第1〜第4局面において、前記密封容器と共に前記チャンバーに収容されたスペーサーを備える。
第5局面は、体積が異なる複数種類の密封容器について密封性検査を行う場合に適用する。
すなわち、体積が異なるスペーサーを複数種類作製しておき、密封容器の体積に応じたスペーサーを選択して用いることにより、密封容器の体積とスペーサーの体積とを合わせた合計体積を、密封容器の種類に関係なく同一にする。
これにより、体積が異なる複数種類の密封容器の密封性検査を行う際に、同一のチャンバーを使用することが可能になるため、密封性検査装置に汎用性をもたせて低コスト化を図ることができる。
第6局面は、第1〜第5局面において、前記チャンバーに接続されたリリーフバルブを備え、前記チャンバー内部の圧力が前記圧力計を故障させるおそれのある過大な圧力値になった場合には、前記リリーフバルブを開かせて前記チャンバー内部の圧力を下げる。
第6局面では、加圧用シリンジを誤操作して過大量の流体をチャンバー内部に注入した場合でも、リリーフバルブにより圧力計の故障を確実に防止できる。
第7局面は、第1〜第6局面において、前記注入手段は加圧用シリンジであり、当該加圧用シリンジは一定量以上の流体の吸入を防止するストッパを備える。
第7局面では、加圧用シリンジにストッパを設けることにより、加圧用シリンジを誤操作して過大量の流体をチャンバー内部に注入するのを防止可能になるため、圧力計の故障を確実に防止できる。
第8局面は、第1〜第7局面において、前記密封容器は自動車エアバック用インフレータである。
第8局面では、メーカー出荷後のインフレータの密封性検査に適用することにより、自動車エアバックの安全性向上に寄与できる。
第9局面は、第1〜第8局面において、前記流体は空気である。
第9局面では、密封性検査装置を大気中に置いて密封性検査を行うことが可能であるため、空気以外の流体を用いる場合に比べて、密封性検査装置の低コスト化を図ることができる。
また、各図面では、説明を分かり易くするために、各実施形態の構成部材の寸法形状および配置箇所を誇張して模式的に図示してあり、各構成部材の寸法形状および配置箇所が実物とは必ずしも一致しないことがある。
図1に示すように、第1実施形態の密封性検査装置(気密性検査装置)10は、エアフィルタ11、大気開放バルブ12、チャンバー遮断バルブ13、加圧用シリンジ14(プランジャ14a)、圧力計15、ベース部材16、チャンバー17(本体部17a、蓋部17b、操作ノブ17c、ヒンジ17d、固定具17e)などを備え、自動車エアバック用インフレータ20の密封性検査を行う。
エアフィルタ11は吸入した空気の塵埃を濾過するため、塵埃を含まない清浄な空気がチャンバー17へ送られる。
各バルブ12,13は、検査員がコックを手動で操作することにより全閉と全開とが切り替えられる。各バルブ12,13には、流量調整を行う必要が無く、精密な密封保持(気密保持)が必要であるため、ボールバルブが好適である。
加圧用シリンジ14は各バルブ12,13の中間の管路に接続され、検査員がプランジャ14aを手動で操作することにより、吸入吐出口から空気を吸入または吐出する。加圧用シリンジ14には、1.0ml単位で空気量を調整可能なものが必要である。
圧力計15はチャンバー17内部の圧力を計測する。圧力計15には、±0.25%FSにて0.01kpa単位で圧力を計測可能なものが必要であり、高精度デジタル圧力計が好適である。
ベース部材16は、密封性検査装置10の他の部材(エアフィルタ11、各バルブ12,13、加圧用シリンジ14、圧力計15、チャンバー17)を載置する台座であり、ベース部材16上にはチャンバー17が直立した状態で取付固定されている。
本体部17aは有底円筒形状であり、本体部17aの上端開口部を平板状の蓋部17bによって覆うと、チャンバー17内部には本体部17aと蓋部17bとで囲まれた円柱状の空間が形成され、その空間は密封状態(気密状態)になる。
蓋部17bの上部には、検査員が蓋部17bの開閉を行う際に摘む操作ノブ17cが取付固定されている。
本体部17aに対して蓋部17bは、ヒンジ17dを用いて開閉可能に取り付けられている。
固定具17eはパッチン錠であり、蓋部17bを閉じた状態で本体部17aと蓋部17bとを固定する。
尚、ベース部材16およびチャンバー17の各部17a,17bの形成材料には、十分な強度と耐久性が要求されるため、ステンレス鋼が好適である。
尚、シリンダタイプのインフレータは、ディスクタイプに比べて大容量であるため、展開時の容量が大きな助手席エアバックに用いられる。
尚、ケース21を無底円筒形状にし、その開口された底部分を、蓋部22と同様の蓋によって閉じた構造にしてもよい。
蓋部22の外側にはコネクタ24が取付固定されており、コネクタ24にはエアバックの作動装置(図示略)のワイヤハーネスが接続される。
蓋部22の内側にはイニシエータ25が取付固定されており、イニシエータ25は蓋部22内部でコネクタ24に対して電気的に接続されている。
ケース21の外周壁面には、複数個(図示例では6個)の円形のオリフィス26が貫通形成されている。
ケース21の内周壁面には、帯状のシール材27a,27bが貼着固定されている。シール材27aは、ケース21の長手方向における蓋部22側に配置形成された各オリフィス26をケース21の内側から閉鎖する。シール材27bは、ケース21の長手方向における蓋部22の反対側に配置形成された各オリフィス26をケース21の内側から閉鎖する。
ケース21内部には、火薬から成るガス発生剤28が収容されている。
そのインフレータ20から噴出されたガスにより、エアバックが膨らんで展開される。
ここで、各シール材27a,27bは、インフレータ20の密封状態を保持しつつ、ガスによって容易に破られるように、テープ状のアルミニウム箔によって形成されている。
インフレータ20内部に外気が侵入すると、その外気中の湿気によりガス発生剤28が悪影響を受けるおそれがあるため、インフレータ20は密封構造(気密構造)になっている。
しかし、ケース21と蓋部22との僅かな隙間や、ケース21と各シール材27a,27bとの僅かな隙間から各オリフィス26を経由して、インフレータ20内部に外気が侵入するおそれがある。
そこで、検査員は以下の工程により、密封性検査装置10を使用してインフレータ20の密封性検査を行う。
工程2(図4(B)を参照):両バルブ12,13を開いた状態のまま、チャンバー17の本体部17aの上端開口部から、被検査物のインフレータ20を挿入する。
工程3(図5(A)を参照):両バルブ12,13を開いた状態のまま、蓋部17bを閉じて本体部17aの上端開口部を蓋部17bによって覆い、固定具17eによって本体部17aと蓋部17bとを固定し、チャンバー17内部にインフレータ20を収容する。
工程5(図6(A)を参照):チャンバー遮断バルブ13を開いた状態のまま、大気開放バルブ12を閉じた状態にして、加圧用シリンジ14のプランジャ14aを押すことにより、加圧用シリンジ14から空気を吐出させ、矢印α2に示すように、チャンバー遮断バルブ13を経由してチャンバー17内部に一定量の空気を注入する。
次に、所定時間t1経過後に、チャンバー17内部の圧力を圧力計15によって計測し、その計測値を「初期圧力値」として記録する。
続いて、所定時間t2経過後に、チャンバー17内部の圧力を圧力計15によって計測し、その計測値を「最終圧力値」として記録する。
このとき、インフレータ20内部に空気が侵入すると、チャンバー17内部の圧力が低下する。
そこで、初期圧力値または最終圧力値と空気注入時圧力値との差分を算出し、その差分が所定圧力値以上の場合(空気注入時圧力値から初期圧力値または最終圧力値が所定圧力値以上低下している場合)には、被検査物のインフレータ20に空気漏れがあり、密封性の低下した不良品であると判定する。
チャンバー17の温度とインフレータ20の温度とが異なると、その温度差によりチャンバー17内部の圧力が変化するため、チャンバー17とインフレータ20とを同一温度にする必要がある。
そこで、密封性検査装置10とインフレータ20とを、同一温度の環境下に十分な時間(例えば、24時間)だけ放置しておいた後に密封性検査を行う。
そこで、ケース21からシール材27a,27bが剥離しないチャンバー17内部の圧力値(以下「最大圧力値」と呼ぶ)を、インフレータ20の製造メーカーに問い合わせておき、その最大圧力値(例えば、50kpa)に対して十分なセーフティマージン(例えば、28kpa)をとった圧力値を、「目標圧力値」(例えば、22kpa)として設定する。
例えば、インフレータ20およびチャンバー17の寸法が下記条件の場合、目標圧力値:22kpaに対する注入空気量を20mlに設定する。
チャンバー17の本体部17aは、内径:53mm、内部の全長:187mm、内容積:約412347mlである。
チャンバー17とインフレータ20との隙間の内容積に対するチャンバー17の内容積の比Rは、下記数式により算出される。
尚、最大圧力値を50kpaとした場合におけるセーフティマージンの範囲は、15〜30kpaが適当であり、望ましくは20〜28kpa、特に望ましくは28kpaである。
セーフティマージンがこの範囲より小さくなると、ケース21からシール材27a,27bが剥離し易くなる傾向がある。
また、セーフティマージンがこの範囲より大きくなると、インフレータ20の密封性検査の精度が低下し易くなる傾向がある。
そのため、シール材27a,27bのケース21への貼着力と、シール材27a,27bをケース21へ貼着固定する際の加工のバラツキとを考慮して、マージンを適切に設定する必要がある。
インフレータ20の体積に対するチャンバー17の内容積の比がこの範囲より小さくなると、チャンバー17へのインフレータ20の挿入・抜去が困難になることに加えて、チャンバー17内部の圧力変動が敏感になるため、検査員の手の温度や、密封性検査装置10の周囲の雰囲気の温度変化により、チャンバー17内部の圧力が変動する可能性があり、密封性検査の精度が低下する傾向がある。
インフレータ20の体積に対するチャンバー17の内容積の比がこの範囲より大きくなると、インフレータ20の密封性検査の精度が低下することに加えて、チャンバー17内部の圧力変動が鈍感になるため、密封性検査の精度が低下する傾向がある。
尚、所定時間t1の範囲は、5〜15secが適当であり、望ましくは8〜12sec、特に望ましくは10secである。
所定時間t1がこの範囲より短くなると、インフレータ20に空気漏れがある場合でもチャンバー17内部の圧力がほとんど低下しないため、インフレータ20の密封性検査の精度が低下する傾向がある。
また、所定時間t2の範囲は、130〜250secが適当であり、望ましくは180〜200sec、特に望ましくは190secである。
所定時間t2がこの範囲より長くなると、密封性検査に要する時間が不要に長くなる傾向がある。
ここで、所定圧力値に対する空気注入時圧力値の比は、実験やシミュレーション等に基づいて最適値に設定すればよい。
そして、密封性検査装置10の測定条件を標準化すれば、密封性検査を行った多数個のインフレータ20について、その測定結果(初期圧力値および最終圧力値と空気注入時圧力値との差分)の相関関係や傾向を解析することにより、自動車エアバックの安全性向上に寄与できる。
第1実施形態の密封性検査装置10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
換言すれば、チャンバー17内部の圧力の時間変化に基づいてインフレータ20の密封性を検査すれば、空気注入時圧力値(チャンバー17内部を加圧させた時点におけるチャンバー内部の圧力)を一定値にすることが困難な場合でも、インフレータ20の密封性を正確に検査することができる。
そのため、1回の圧力計測だけでインフレータ20の密封性の低下を判定する場合に比べて、密封性検査の精度を高めることができる。
このようにすれば、密封性検査の効率化を図ることが可能になり、多数個のインフレータ20の密封性検査を短時間に行うことができる。
図7(A)に示すように、第1実施形態の第1変更例では、インフレータ20にワイヤハーネス31が接続されており、ワイヤハーネス31の先端にはコネクタ32が接続されている。コネクタ32はエアバックの作動装置に接続される。
図7(B)に示すように、チャンバー17内部にインフレータ20を収容した状態では、折り曲げられたワイヤハーネス31とコネクタ32とをチャンバー17の上部に収容する必要がある。
そのため、ワイヤハーネス31およびコネクタ32の収容に必要な容量分だけ、第1実施形態に比べて、チャンバー17の本体部17aの内部の全長を長くしておく。
図8に示すように、第1実施形態の第2変更例では、チャンバー17の下部にスペーサー41を予め収容しておき、チャンバー17内部にてスペーサー41上にインフレータ20を重ねて収容する。
図9に示すように、スペーサー41は、本体部42および六角ボルト43を備える。
本体部42はインフレータ20の外径と同一外径の円柱形状であり、本体部42の上面の略中央には円柱状の凹部42aが穿設されている。
凹部42aの底面には、六角ボルト43が螺着されている。六角ボルト43の頭部は、凹部42a内部に収容されており、本体部42の上面から突出していない。そのため、図8に示すように、チャンバー17内部では、六角ボルト43がインフレータ20に接触せず、インフレータ20の平坦な底面が、スペーサー41の本体部42の平坦な上面に安定して当接する。
六角ボルト43は、磁性材料(例えば、鉄、ステンレス鋼など)によって形成されている。
そして、図10(B)に示すように、磁石44を六角ボルト43に磁着させることにより、スペーサー41に治具45を固定一体化させた状態で、チャンバー17の本体部17aの上端開口部から治具45およびスペーサー41を抜去する。
すなわち、図9(B)に示す高さHが異なるスペーサー41を複数種類作製しておき、インフレータ20の全長に応じたスペーサー41を選択して用いることにより、インフレータ20の全長とスペーサー41の高さHとを合わせた合計長を、インフレータ20の種類に関係なく同一にする。
そして、第2変更例では、外径が同一で全長が異なる複数種類のインフレータ20の密封性検査を行う際に、チャンバー17の内容積を同一にすることが可能になるため、前記測定条件の標準化による前記作用・効果を得ることができる。
しかし、体積が異なる複数種類のインフレータ20の密封性検査に適用してもよい。
その場合には、体積が異なるスペーサーを複数種類作製しておき、インフレータ20の体積に応じたスペーサーを選択して用いることにより、インフレータ20の体積とスペーサーの体積とを合わせた合計体積を、インフレータ20の種類に関係なく同一にすればよい。
これにより、体積が異なる複数種類のインフレータ20の密封性検査を行う際に、同一のチャンバー17を使用することが可能になるため、密封性検査装置に汎用性をもたせて低コスト化を図ることができる。
図11に示すように、第1実施形態の第3変更例では、加圧用シリンジ14をスポイト球(ピペット球、手動式エアブロワー)51に置き換えている。
加圧用シリンジ14は、注入空気量(例えば、20ml)分の空気を吸入・吐出可能であれば、スポイト球51に限らずどのような器具に置き換えてもよい。
図12(A)に示すように、第1実施形態の第4変更例では、チャンバー17の本体部17aにリリーフバルブ(安全弁)61が接続されている。
そして、チャンバー17内部の圧力が圧力計15を故障させるおそれのある過大な圧力値になった場合には、リリーフバルブ61を開かせてチャンバー17内部の圧力を下げる。
従って、第4変更例では、加圧用シリンジ14を誤操作して過大量の空気をチャンバー17内部に注入した場合でも、リリーフバルブ61により圧力計15の故障を確実に防止できる。
尚、図12(B)に示すように、チャンバー17の蓋部17bにリリーフバルブ61を接続してもよい。
図13に示すように、第1実施形態の第5変更例では、一定量以上の空気の吸入を防止するストッパ(規制部材)14cが加圧用シリンジ14に設けられている。
ストッパ14cは、加圧用シリンジ14のプランジャ14aのストロークを一定量に制限するようにシリンジ筒14bに形成されている。
従って、第5変更例では、加圧用シリンジ14にストッパ14cを設けることにより、加圧用シリンジ14を誤操作して過大量の空気をチャンバー17内部に注入するのを防止可能になるため、圧力計15の故障を確実に防止できる。
図14に示すように、第2実施形態の密封性検査装置70は、エアフィルタ11、チャンバー遮断バルブ13、圧力計15、ベース部材16、チャンバー71(蓋部17b、操作ノブ17c、ヒンジ17d、固定具17e、本体部71a、底部71b)、駆動装置72などを備え、自動車エアバック用インフレータ20の密封性検査を行う。
[ア]チャンバー17がチャンバー71に置き換えられている。
[イ]加圧用シリンジ14および大気開放バルブ12が省かれている。
[ウ]駆動装置72を備える。
本体部71aは無底円筒形状であり、本体部71aの上端開口部を蓋部17bによって覆うと、チャンバー71内部には本体部71aと蓋部17bとで囲まれた円柱状の空間が形成され、その空間は密封状態になる。
本体部71aに対して蓋部17bは、ヒンジ17dを用いて開閉可能に取り付けられている。
固定具17eは、蓋部17bを閉じた状態で本体部71aと蓋部17bとを固定する。
本体部71aの下端開口部には、円板状の底部71bが嵌合されており、本体部71aと底部71bとの接続部分は密封状態になっている。
底部71bには駆動装置72が接続されており、駆動装置72によって底部71bが上下動される。
駆動装置72は、底部71bを上下動することが可能であれば、どのような構成(例えば、ラック・ピニオンとピニオンを駆動する電動モーターとを備えた構成、電磁ソレノイドを備えた構成など)によって具体化してもよい。
エアフィルタ11はチャンバー遮断バルブ13に直接接続されている。
検査員は以下の工程により、密封性検査装置70を使用してインフレータ20の密封性検査を行う。
工程2:チャンバー遮断バルブ13を開いた状態のまま、チャンバー71の本体部71aの上端開口部から、被検査物のインフレータ20を挿入する。
工程3:チャンバー遮断バルブ13を開いた状態のまま、蓋部17bを閉じて本体部71aの上端開口部を蓋部17bによって覆い、固定具17eによって本体部71aと蓋部17bとを固定し、チャンバー71内部にインフレータ20を収容する。
工程5(図14(B)を参照):チャンバー遮断バルブ13を閉じた状態にして、駆動装置72によって底部71bを上動させて工程3と同じ位置に戻すことにより、チャンバー71内部の空気を圧縮して加圧し、チャンバー71内部の圧力を圧力計15によって計測する。
そして、第1実施形態と同様に、空気注入時圧力値、初期圧力値、最終圧力値を順番に計測して記録する。
工程6:工程5の密封性検査が終了したら、チャンバー遮断バルブ13を開いた状態にして、チャンバー71の蓋部17bを開き、チャンバー71の本体部71aの上端開口部から、被検査物のインフレータ20を抜去する。
そして、第2実施形態では、第1実施形態の加圧用シリンジ14の機能をチャンバー71および駆動装置72に付与することにより、加圧用シリンジ14および大気開放バルブ12を省くことができる。
すなわち、第2実施形態において、チャンバー71内部に空気を注入する注入手段は、チャンバー71(本体部71a、底部71b)および駆動装置72から構成されている。
本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記各実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
このようにすれば、検査員の行う操作を、制御装置82が各バルブ12,13および駆動装置81を制御することによって自動化できる。
このようにすれば、検査員の行う操作を、制御装置82がチャンバー遮断バルブ13および駆動装置72を制御することによって自動化できる。
この場合、前記気体としてヘリウムガスを使用すれば、ヘリウムガスは不活性であるためインフレータ20内部のガス発生剤28に悪影響を与えないことに加え、ヘリウムガスの分子は微細であるため僅かな隙間でも通過することから、空気を用いる場合に比べて、密封性検査の精度を向上させることができる。
この場合、液体は気体のような圧縮性が無いため、気体を用いる場合に比べて、密封性検査の精度を向上させることができる。
また、本発明は、メーカー出荷後におけるインフレータの密封性検査に限らず、密封容器であればどのような被検査物の密封性を検査するための密封性検査装置に適用することもできる。
12…大気開放バルブ(密封手段)
13…チャンバー遮断バルブ(密封手段)
14…加圧用シリンジ(注入手段)
14a…プランジャ
14b…シリンジ筒
14c…ストッパ
15…圧力計
17…チャンバー
20…インフレータ(密封容器)
61…リリーフバルブ
71…チャンバー(注入手段)
71a…本体部(注入手段)
71b…底部(注入手段)
72…駆動装置(注入手段)
Claims (11)
- インフレータを収容するチャンバーであって、有底筒状の本体部と該本体部を密封す
る蓋部とを備えるチャンバーと、
前記チャンバー内部の圧力を計測する圧力計と、
前記チャンバーに連通する管路と、
前記管路に前記チャンバー側から順に取り付けられる、チャンバー遮断バルブ、加圧用シリンジ、大気開放バルブ、及びエアフィルタと、
前記チャンバー、前記チャンバー遮断バルブ、前記加圧用シリンジ、前記大気開放バルブ及び前記エアフィルタを載置するベース部材と、を備える密封性検査装置を用いた密封性検査方法であって、
前記インフレータの体積に比べて前記チャンバーの内容積が僅かに大きい状態で、前記インフレータを前記チャンバーへ挿入して前記蓋部を閉じ、
前記チャンバー遮断バルブ及び前記大気開放バルブをともに開放状態として前記加圧用シリンジのプランジャーを引くことにより、前記エアフィルタを介して、該加圧用シリンジ内に空気を吸入し、
前記大気開放バルブを閉じた後、前記プランジャーを押して前記加圧用シリンジ内の空気を前記チャンバー内へ注入してこれを加圧し、
その後、前記チャンバー遮断バルブを閉じて所定時間後に前記圧力計により計測された前記チャンバー内部の圧力に基づいて、前記インフレータの密封性を検査する、密封性検査方法。 - 前記圧力計により計測された前記チャンバー内部の圧力の時間変化に基づいて、前記インフレータの密封性を検査する、
請求項1に記載の密封性検査方法。 - 前記チャンバーと前記インフレータとの隙間の内容積に対する、前記チャンバーの内容積の比の範囲は4〜7である。
請求項1または請求項2に記載の密封性検査方法。 - 前記チャンバー内部への空気注入時点からの経過時間が異なる複数の計測時点について、前記圧力計により前記チャンバー内部の圧力を計測し、空気注入時点の圧力値と複数の計測時点の圧力値との差分を算出し、その差分が所定圧力値以上の計測時点が1つでもある場合には、前記インフレータに空気漏れがあり密封性が低下していると判定する、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の密封性検査方法。 - 前記インフレータと共に前記チャンバーに収容されたスペーサーを備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の密封性検査方法。
- 前記チャンバーに接続されたリリーフバルブを備え、
前記チャンバー内部の圧力が前記圧力計を故障させるおそれのある過大な圧力値になった場合には、前記リリーフバルブを開かせて前記チャンバー内部の圧力を下げる、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の密封性検査方法。 - 前記注入手段は加圧用シリンジであり、当該加圧用シリンジは一定量以上の空気の吸入を防止するストッパを備える、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の密封性検査方法。 - 前記インフレータは自動車エアバック用インフレータである、
請求項1〜7のいずれか一項に記載の密封性検査方法。 - 被検査物であるインフレータを収容するチャンバーであって、有底筒状の本体部と該本体部を密封する蓋部とを備えるチャンバーと、
前記チャンバー内部の圧力を計測する圧力計と、前記チャンバーに連通する管路と、
前記管路に前記チャンバー側から順に取り付けられる、チャンバー遮断バルブ、加圧用シリンジ、大気開放バルブ、及びエアフィルタと、
前記チャンバー、前記チャンバー遮断バルブ、前記加圧用シリンジ、前記大気開放バルブ及び前記エアフィルタを載置するベース部材と、を備え、
前記チャンバーはステンレス鋼であり、該チャンバー内へ挿入される樹脂製のスペーサーが更に備えられ、該スペーサーは前記インフレータの外径と同一外径であり、その上面に凹部を備え、該凹部の底面には磁性材料からなるボルトが螺着されて該ボルトの頭部は前記凹部内部に収納されて前記本体部の上面から突出していない密封性検査装置。 - 前記チャンバーに接続されたリリーフバルブを備え、
前記チャンバー内部の圧力が前記圧力計を故障させるおそれのある過大な圧力値になった場合には、前記リリーフバルブを開かせて前記チャンバー内部の圧力を下げる、
請求項9に記載の密封性検査装置。 - 前記加圧用シリンジは一定量以上の空気の吸入を防止するストッパを備える、請求項9又は10に記載の密封性検査装置。
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