JP2000328834A - 平行出窓アーム - Google Patents

平行出窓アーム

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JP2000328834A
JP2000328834A JP11143182A JP14318299A JP2000328834A JP 2000328834 A JP2000328834 A JP 2000328834A JP 11143182 A JP11143182 A JP 11143182A JP 14318299 A JP14318299 A JP 14318299A JP 2000328834 A JP2000328834 A JP 2000328834A
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JP
Japan
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arm
frame
shoji
bracket
slide member
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Pending
Application number
JP11143182A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kanda
隆一 神田
Tsunaki Murakami
綱樹 村上
Yasumasa Sakurai
泰雅 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Publication date
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 障子を垂直の状態を保って開閉することがで
きる部品点数の少ない平行出窓アームを提供することで
ある。 【解決手段】 窓枠1のたて枠3に取付けられる枠ブラ
ケット32と障子2の側面に取付けられる障子ブラケッ
ト33をアーム31の両端部と連結する。アーム31に
は障子2の閉鎖状態において、たて枠3のガイド溝4に
沿って昇降されるスライド部材5の移動方向に対して斜
交するガイド溝34を形成し、そのガイド溝34にスラ
イド部材5に設けられた突出部7を挿入する。スライド
部材5の昇降により、突出部7をガイド溝34に沿って
移動させてアーム31を枠ブラケット32に対する連結
部を中心に揺動させて障子2を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、窓枠の内側に設
けられた障子を屋外に向けて平行移動させる際に使用さ
れる平行出窓アームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】窓枠内に障子を設け、その障子を屋外に
向けて平行移動をさせるようにした平行出窓において
は、障子の両側上下に設けられた平行出窓アームによっ
て障子を支持し、各平行出窓アームを同時に開閉させて
障子を平行移動させるようにしている。
【0003】上記平行出窓アームとして、窓枠のたて枠
に取付ける枠ブラケットの上部に第1アームを回動自在
に連結し、その第1アームの先端部に連結された第2ア
ームの中途と枠ブラケットの下端部とを第3アームで連
結し、第2アームの下端部に障子ブラケットを取付け、
上記第3アームに設けられたガイド溝を直線路の上端に
傾斜路を形成した構成とし、そのガイド溝内に挿入され
た突出部をガイド溝と斜交する上下方向に直線的に移動
させて第1アーム乃至第3アームを連動して開閉させる
ようにしたものが従来から知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
平行出窓アームにおいては、部品点数が多く、また、第
1アームおよびガイド溝を有する第3アームが特殊な形
状をしているため、左右両勝手に使用することができ
ず、左勝手用の平行出窓アームと右勝手用の平行出窓ア
ームの両方を必要とし、きわめて不経済であった。
【0005】この発明の課題は、部品点数の少ない簡単
な構成の平行出窓アームを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、窓枠のたて枠内面に形成さ
れた上下方向に長いガイド溝に沿ってスライド部材をス
ライド自在に支持し、このスライド部材の昇降動によっ
て窓枠内に設けられた障子を垂直状態を保って開閉させ
る平行出窓アームにおいて、前記たて枠に取付けられる
枠ブラケットと、前記障子の側面に取付けられる障子ブ
ラケットと、前記枠ブラケットおよび障子ブラケットに
端部が回動自在に連結されたアームとから成り、前記ア
ームには、障子の閉鎖状態において、前記スライド部材
の移動方向に対して斜交する方向に長く延びるガイド溝
を設け、そのガイド溝に沿って前記スライド部材に設け
られた突出部を移動自在とした構成を採用したのであ
る。
【0007】上記の構成から成る平行出窓アームは、窓
枠の左右のたて枠と、窓枠内に組込みまれた障子の両側
面間における上下に組込んで、枠ブラケットを前記たて
枠に取付け、障子ブラケットを障子の側面に取付けて障
子を支持し、スライド部材の昇降動により、そのスライ
ド部材に設けられた突出部をアームのガイド溝に沿って
移動させてアームを揺動させ、各アームの揺動によって
障子を垂直な状態を保って開閉させる。
【0008】この発明に係る平行出窓アームは上記のよ
うに、枠ブラケットと障子ブラケットにアームの両端部
を連結した部品点数の少ない構成であるため、平行出窓
アームのコストの低減と組立ての容易化を図ることがで
きる。
【0009】ここで、前記ガイド溝を相反する方向に傾
斜する第1直線溝部と第2直線溝部で形成し、その第1
直線溝部と第2直線溝部とをアームの長さ方向中央を境
にして上下対称に形成すると、アームを左勝手および右
勝手のいずれにも使用することができ、経済性に優れた
平行出窓アームを提供することができる。
【0010】また、前記第1直線溝部と前記第2直線溝
部の一側面における交差部に、障子の閉鎖状態におい
て、前記スライド部材の移動方向に平行して前記突出部
が係合可能なストッパ面を設けておくと、そのストッパ
面と突出部の係合によって障子が外方向に移動するのを
防止することができるため、屋外から障子が開放される
のを防止することができ、安全性の向上を図ることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、窓枠1の内
部には障子2が組込まれている。
【0012】図7に示すように、窓枠1の左右のたて枠
3の内面には上下方向に長く延びるガイド溝4が形成さ
れ、そのガイド溝4に沿ってスライド部材5がスライド
自在に設けられている。
【0013】図5に示すように、スライド部材5は2枚
のピンプレート6を上下端部に有し、各ピンプレート6
の上部にガイドローラから成る突出部7が設けられてい
る。
【0014】また、ピンプレート6の下部にはロックピ
ン8が設けられている。
【0015】上記スライド部材5は、図3および図4に
示す操作機構10によって昇降動される。操作機構10
は窓枠1のたて枠3における屋内面にギヤケース11を
取付け、そのギヤケース11に回転自在に支持されたハ
ンドル12のハンドル軸13にねじ歯車14を設け、そ
のねじ歯車14の回転をギヤケース11内に組込まれた
セクタギヤ15に伝えるようにしている。
【0016】また、セクタギヤ15のギヤ軸16にレバ
ー17を取付け、一方、窓枠1の下枠9内に軸受18を
設け、その軸受18によって回転自在に支持された連動
軸19の両端部に、図1に示すように、一対のアーム2
0a、20bを取付け、一方のアーム20bと前記レバ
ー17とをリンク21で連結して、セクタギヤ15の回
転を連動軸19に伝えるようにしている。
【0017】さらに、一対のアーム20a、20bの先
端部と前記スライド部材5の下端部に取付けたブラケッ
ト22とをリンク23で連結し、前記連動軸19の回転
によってスライド部材5を昇降動させるようにしてい
る。
【0018】図1および図2に示すように、前記障子2
の両側面と窓枠1における左右のたて枠3間の上下部に
は平行出窓アーム30が設けられ、各平行出窓アーム3
0によって障子2が支持されている。
【0019】図6に示すように、平行出窓アーム30
は、アーム31と、そのアーム31の一端部に連結され
た枠ブラケット32と、アーム31の他端部に連結され
た障子ブラケット33とから成り、枠ブラケット32は
窓枠1のたて枠3に取付けられ、一方、障子ブラケット
33は障子2の側面に取付けられている。枠ブラケット
32および障子ブラケット33の取付けにはねじ止めに
よる手段を採用することができる。
【0020】アーム31にはガイド溝34が形成され、
そのガイド溝34にピンプレート6に設けられた前記突
出部7がスライド自在に挿入されている。ガイド溝34
は、相対的に傾斜する第1直線溝部34aと第2直線溝
部34bとを有し、この第1直線溝部34aと第2直線
溝部34bはアーム31の長さ方向中央を境にして上下
対称とされている。
【0021】上記アーム31は、障子2の閉鎖状態にお
いて、図3に示すように、第1直線溝部34aと第2直
線溝部34bがスライド部材5の移動方向に対して斜交
する取付けとされ、下側の第1直線溝部34aに沿って
ピンプレート6に設けられた突出部7がスライド自在と
されている。
【0022】第1直線溝部34aと第2直線溝部34b
の屋内側の一側面における交差部には、図3に示す障子
2の閉鎖状態において、スライド部材5の移動方向と平
行するストッパ面35が設けられ、このストッパ面35
に対する突出部7の係合によって障子2が屋外側へ移動
するのが防止される。
【0023】図6に示すように、障子2の側面には障子
ブラケット33の下方の位置にロック板36が取付けら
れている。ロック板36は一側にストッパ片37を有
し、そのストッパ片37の上下に折曲片37aが設けら
れている。
【0024】ロック板36は、図3に示すように、ピン
プレート6の突出部7がアーム31のストッパ面35と
係合する状態において、そのピンプレート6の下部に設
けたロックピン8がストッパ片37と係合する位置に設
けられ、そのストッパ片37とロックピン8の係合によ
って障子2は閉鎖状態に保持される。
【0025】図1および図3は、障子2の閉鎖状態を示
し、スライド部材5と一体に昇降動するピンプレート6
の突出部7はアーム31のストッパ面35と係合し、ま
た、ピンプレート6の下部のロックピン8はロック板3
6のストッパ片37と係合して、障子2を閉鎖状態にロ
ックしている。
【0026】上記のような障子2の閉鎖状態において、
ハンドル12を回転し、そのハンドル12の回転と連動
する連動軸19を図3の矢印方向に回転してスライド部
材5を下降させると、突出部7はストッパ面35に沿っ
て移動すると共に、ロックピン8はストッパ片37の側
面に沿って移動する。
【0027】ロックピン8がストッパ片37の下端を通
過する状態において、突出部7はストッパ面35と係合
する状態にあり、それよりスライド部材5がさらに下降
すると、突出部7が第1直線溝部34aに侵入して、そ
の第1直線溝部34aの屋外側の側面を押圧し、その押
圧によってアーム31は枠ブラケット32に対する連結
部を中心にして屋外側に揺動することになり、障子2は
垂直の状態を保って屋外側に移動する。図5乃至図7は
スライド部材5を下限位置まで下降させた状態を示し、
障子2は全開状態とされている。
【0028】なお、ハンドル12の回転によってスライ
ド部材5を逆に上昇させると、突出部7はアーム31の
第1直線溝部34aに沿って上昇するため、アーム31
は枠ブラケット32に対する連結部を中心に屋内側に向
けて揺動し、障子2は垂直の状態を保って閉じる方向に
移動する。
【0029】障子2が完全に閉じると、突出部7は第1
直線溝部34aから外れてストッパ面35に沿って移動
する。突出部7がストッパ面35に沿って移動し始める
とき、障子2の側面に取付けられたロック板36のスト
ッパ片37はロックピン8の屋内側の一側上面に臨んで
おり、上記ロックピン8の上昇によってそのロックピン
8はストッパ片37と係合し、その係合と、ストッパ面
35に対する突出部7の係合とによって障子2は図1お
よび図3に示す閉鎖状態にロックされる。
【0030】実施の形態では、突出部7をアーム31の
第1直線溝部34aに沿って移動させて障子2を開閉さ
せるようにしたが、スライド部材5の上昇時に突出部7
を第2直線溝部34bに沿って移動させて障子2を開放
させるようにしてもよい。また、アーム31の取付けを
上下逆とし、かつ枠ブラケット32および障子ブラケッ
ト33を180°回転してたて枠3および障子2のそれ
ぞれに各ブラケット32、33を取付け、下方に配置さ
れた第2直線溝部34bに沿って突出部7を移動させて
障子2を開閉させるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、障
子の両側上下に平行出窓アームを設けて障子を支持し、
各アームのガイド溝に沿って突出部を移動させることに
より、障子を垂直な状態を保って開閉させることができ
る。
【0032】また、平行出窓アームはアームの両端部に
枠ブラケットと障子ブラケットを連結した部品点数の少
ない構成であるため、平行出窓アームのコストの低減と
組立ての容易化を図ることができる。
【0033】さらに、アームに形成されたガイド溝を相
対的に傾斜する第1直線溝部と第2直線溝部とで形成
し、この第1直線溝部と第2直線溝部とをアームの長さ
方向中央を境として上下対称としたことにより、平行出
窓アームを左勝手および右勝手のいずれにも使用するこ
とができ、きわめて経済的である。
【0034】また、第1直線溝部と第2直線溝部の一側
面における交差部にストッパ面を形成したことにより、
そのストッパ面と突出部との係合によって障子を閉鎖状
態にロックすることができ、安全性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る平行出窓アームの使用状態を示
す縦断側面図
【図2】図1の下部を拡大して示す一部切欠正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1に示す障子の開放状態を示す縦断側面図
【図6】図5の下部を拡大して示す一部切欠側面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【符号の説明】
1 窓枠 2 障子 3 たて枠 5 スライド部材 7 突出部 31 アーム 32 枠ブラケット 33 障子ブラケット 34 ガイド溝 34a 第1直線溝部 34b 第2直線溝部 35 ストッパ面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠のたて枠内面に形成された上下方向
    に長いガイド溝に沿ってスライド部材をスライド自在に
    支持し、このスライド部材の昇降動によって窓枠内に設
    けられた障子を垂直状態を保って開閉させる平行出窓ア
    ームにおいて、前記たて枠に取付けられる枠ブラケット
    と、前記障子の側面に取付けられる障子ブラケットと、
    前記枠ブラケットおよび障子ブラケットに端部が回動自
    在に連結されたアームとから成り、前記アームには、障
    子の閉鎖状態において、前記スライド部材の移動方向に
    対して斜交する方向に長く延びるガイド溝を設け、その
    ガイド溝に沿って前記スライド部材に設けられた突出部
    を移動自在としたことを特徴とする平行出窓アーム。
  2. 【請求項2】 前記ガイド溝が、相対的に傾斜する第1
    直線溝部と第2直線溝部とから成り、その第1直線溝部
    と第2直線溝部とがアームの長さ方向中央を境として上
    下対称に形成された請求項1に記載の平行出窓アーム。
  3. 【請求項3】 前記第1直線溝部と前記第2直線溝部の
    一側面の交差部に障子の閉鎖状態で前記スライド部材の
    移動方向と平行し、前記突出部との係合によって障子を
    閉鎖状態に保持するストッパ面を設けた請求項2に記載
    の平行出窓アーム。
JP11143182A 1999-05-24 1999-05-24 平行出窓アーム Pending JP2000328834A (ja)

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