JP2000328060A - 液晶化合物 - Google Patents

液晶化合物

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JP2000328060A
JP2000328060A JP2000102915A JP2000102915A JP2000328060A JP 2000328060 A JP2000328060 A JP 2000328060A JP 2000102915 A JP2000102915 A JP 2000102915A JP 2000102915 A JP2000102915 A JP 2000102915A JP 2000328060 A JP2000328060 A JP 2000328060A
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デイヴィッド コーツ,
Simon Greenfield
サイモン グリーンフィールド,
Bernhard Scheuble
ベルンハルト ショイブレ,
Andreas Waechtler
アンドレアス ヴェヒトラー,
Reinhard Hittich
ラインハルト ヒティヒ,
Bernhard Rieger
ベルンハルト リーガー,
Herbert Plach
ヘルベルト プラハ,
Ekkehard Bartmann
エケハルト バルトマン,
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Merck Patent GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高い比抵抗および低いしきい電圧を同時に有す
るMLCディスプレイ用液晶媒体の提供。 【解決手段】式Ia、IbおよびIcの化合物からなる
群から選択される1種又はそれ以上の化合物を含有す
る。 (式中、基Eはそれぞれ単結合であるか、または基Eの
1つは−CHCH−であり、L及びLは水素で
あるか、または基L、Lの1つは弗素である。環B
は式IIであり、 1、R2は、それぞれ互いに独立して、1つのCH
を−O−、−CHHal−、−CHal−または−C
H=CH−によって置換されてもよいn−アルキル基で
あり、XおよびYは、式Ib、式Icの分子中に存在す
る基XおよびYの少くとも1つは弗素であるという前提
の下に独立して水素または弗素である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶媒体、電気光
学的目的へのその使用および本媒体を含有するディスプ
レイに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶は、電圧を印加することによってそ
れらの物質の光学特性を左右することができるので、特
にディスプレイデバイス中の誘電体として使用されてい
る。液晶に基づく電気光学デバイスは当業者に極めてよ
く知られており、種々の効果に基礎を置くことができ
る。この種のデバイスは、例えば動的散乱効果を有する
セル、DAP[配列相の変形(deformation of aligned
phases)]セル、ゲスト−ホストセル、捩じれネマチ
ック構造を有するTNセル、STN[超捩じれネマチッ
ク(super-twisted nematic)]セル、SBE[超複屈
折効果(super-birefringence effect)]セルおよびO
MI[光学的モード干渉(optical mode interferenc
e)]セルである。最も一般的なディスプレイデバイス
はシャット−ヘルフリッヒ(Schadt-Helfrich)効果に
基づき、捩じれネマチック構造を有するものである。
【0003】液晶材料は良好な化学および熱安定性、お
よび電界および電磁放射線に対する良好な安定性を有し
ていなければならない。さらに、液晶材料は低粘度であ
り、かつセル中において短いアドレス時間、低いしきい
電圧および高いコントラストを与えるべきである。さら
に、液晶材料は通常の作用温度、すなわち室温以上およ
び以下のできるだけ広い範囲において適切なメソ相、例
えば上述のセル用のネマチックまたはコレステリックメ
ソ相を有するべきである。液晶は一種以上の成分の混合
物として一般に使用されるので、それらの成分が互いに
容易に混和できることが重要である。電導性、誘電的異
方性および光学的異方性のようなさらに他の特性がセル
の種類および用途分野に依存して種々の要件を満たさね
ばならない。例えば、捩じれネマチック構造を有するセ
ル用の材料は正の誘電的異方性および低い電導性を有す
るべきである。
【0004】例えば、個々の像点を切り替えるための集
積非線形素子を含んでいるマトリックス液晶ディスプレ
イ(MLCディスプレイ)用の媒体は大きな正の誘電的
異方性、広いネマチック相、比較的低い複屈折、非常に
高い比抵抗、抵抗の良好なUVおよび温度安定性および
低い蒸気圧を有しているのが望ましい。
【0005】前記前置きに従うマトリックス液晶ディス
プレイは公知である。個々の像点をそれぞれ切り替える
非線形素子は、例えば能動素子(すなわち、トランジス
タ)で有りうる。この場合、2タイプ、すなわち 1.基板としてのシリコンウェハ上のMOS(金属酸化
物半導体) 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスタ(TF
T) に区別される「アクティブマトリックス」が言及され
る。
【0006】基板材料として単結晶シリコンを使用する
と、別個のサブディスプレイのモジュール状構成でさえ
結合部に問題が生じるので、ディスプレイの大きさが制
限される。
【0007】好ましい、より有望なタイプ2の場合、T
N効果が電気光学効果として標準的に使用される。二つ
の技術、すなわち、例えばCdSeのような接続半導体
(connecting semiconductor)から成るTFTと多結晶
またはアモルファスシリコンに基づくTFTとに区別さ
れる。後者の技術は猛烈な激しさで世界中で研究されて
いる。
【0008】TFTマトリックスをディスプレイの一方
のガラス板の内側に付け、他方のガラス板はその内側に
透明な対向電極を支持している。像点電極の大きさと比
べて、TFTは非常に小さく、像に実質的に悪影響を及
ぼさない。この技術は、切り替え可能な画像素子が各フ
ィルター素子と対向して位置するようにモザイク状の
赤、緑および青フィルターを配設するフルカラー可能な
画像表示に拡げることもできる。
【0009】TFTディスプレイは交差する偏光子と共
に透過型のTNセルとして標準的に作用し、背後から照
明される。
【0010】本明細書においてMLCディスプレイと言
う用語は集積非線形素子を有するいかなるマトリックス
ディスプレイ、すなわちアクティブマトリックスに加え
てバリスタまたはダイオード(MIM=金属−絶縁体−
金属)等の受動素子を有するディスプレイも包含するも
のである。
【0011】この種のMLCディスプレイは、特にTV
用途(例えば、ポケットテレビ受像機)またはコンピュ
ーター用[ラップトップ(laptop)]のおよび自動車も
しくは航空機構造における高い情報量のディスプレイに
適している。MLCディスプレイの場合、コントラスト
の角度依存性および切り替え時間に関する問題以外に、
液晶混合物の比抵抗が十分高くないために種々の問題が
生じる[トガシ、エス(TOGASHI, S.)、セキグチ、ケ
ー(SEKIGUCHI, K.)、タナベ、エッチ(TANABE,
H.)、ヤマモト、イー(YAMAMOTO E.)、ソリマチ、ケ
ー(SORIMACHI, K.)、タジマ、イー(TAJIMA, E.)、
ワタナベ、エッチ(WATANABE, H.)、シミズ、エッチ
(SHIMIZU, H.)、Proc. Eurodisplay 84 (1984年
9月):「二段ダイオードリングによって制御されるA
210〜288マトリックスLCD(A 210-288 Matrix
LCD Controlled by Double Stage Diode Rings)」、
141頁、パリ; ストロマー、エム(STROMER,
M.)、Proc. Eurodisplay 84 (1984年9月):「テ
レビ用液晶ディスプレイのマトリックスをアドレスする
ための薄膜トランジスタの設計(Design of Thin Film
Transistors for Matrix Addressing of Television Li
quid Crystal Displays)」、145頁、パリ]。抵抗
が低下するほど、MLCディスプレイのコントラストが
劣化し、「残像消去」の問題が生じうる。一般に、液晶
混合物の比抵抗はMLCディスプレイの内面との相互作
用のためにディスプレイの生涯に亘って低下するので、
容認できる運用寿命を得るために高い(初期)抵抗が非
常に重要である。特に低電圧混合物の場合に、非常に高
い比抵抗を達成することはこれまでのところ不可能であ
った。さらに、比抵抗が温度の上昇に連れておよび加熱
および/またはUV照射後に、できるだけ少ない上昇を
示すことが重要である。従来技術によるMLCディスプ
レイはこれらの要件を満たしていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、同時に大
きな作用温度範囲、短い切り替え時間および低いしきい
電圧を伴う非常に高い比抵抗を有する、これらの不都合
を示さないか、またはほんの僅かしか示さないMLCデ
ィスプレイをなお大いに必要としている。
【0013】本発明の目的は、特に上記の不都合を有せ
ず、またはほんの僅かしか有せず、同時に非常に高い比
抵抗および低いしきい電圧を有するMLCディスプレイ
用の媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に従う媒体をこれ
らのMLCディスプレイに使用する場合に、この目的を
達成することができることをここに見出した。
【0015】したがって、本発明は、+1.5より高い
誘電的異方性を有する極性化合物の混合物を基礎とする
高い比抵抗を有する液晶媒体であって、式Ia、Ibお
よびIc:
【0016】
【化11】 (式中、基Eはそれぞれ単結合であるか、あるいはまた
基Eの1つは−CH2CH2−であり、そしてL1および
2はHであるか、あるいはまた基L1およびL2の1つ
は弗素であり、環Bは
【0017】
【化12】 であり、R1およびR2は、それぞれ互いに独立して、さ
らに、1つのCH2基を−O−、−CH Hal−、−C
Hal2−または−CH=CH−によって置き換えても
よいn−アルキルであり、そしてXおよびYは、式1b
およびIcの分子中に存在する基XおよびYの少なくと
も1つはFであるという前提の下に、独立してHまたは
Fである)の化合物から成る群から選択される1種又は
それ以上の化合物を含有することを特徴とする液晶媒体
に関する。
【0018】本発明は、この種の媒体を含有する電気光
学的ディスプレイ(特に、フレームと共にセルを形成す
る2枚の平行平面外板、外板上の個々の像点を切り替え
るための集積非線形素子およびセル中に存在する正の誘
電的異方性および高い比抵抗を有するネマチック液晶混
合物とを有するMLCディスプレイ)および電気光学的
目的にこれらの媒体を使用することに関する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の液晶混合物は、好ましく
は≦1.65ボルトのしきい電圧、60°以上、好まし
くは65°以上の透明点および/または比抵抗の高い値
と同時に低い粘度を達成することを可能とするので、優
れたMLCディスプレイを得ることができる。本発明に
よる混合物の成分を適切に選択することによって、他の
好都合の特性を保持しながら高いしきい電圧(Vth
2.2ボルト)でより高い透明点(例えば、90°以
上)を達成することが可能と成ることはもちろんのこと
である。本発明のMLCディスプレイはグーチ(Gooc
h)およびタリー(Tarry)[シー・エッチ・グーチおよ
びエッチ・エー・タリー、Electron. Lett.、10、2〜
4頁(1974年);およびシー・エッチ・グーチおよ
びエッチ・エー・タリー、Appl. Phys.、、1575
〜1584頁(1975年)]によって提案された第一
の透過極小(first transmission minimum)で操作する
のが好ましい。例えば、第二の極小におけるアナログデ
ィスプレイにおけると同様なしきい電圧と共に傾斜がき
ついことおよびコントラストの低い角度依存性(ドイツ
特許明細書第30 22 818号)等の特に好ましい
電気光学特性以外に、この場合はより小さな誘電的異方
性で十分である。この結果、第一の極小において本発明
の混合物を用いて、著しく高い比抵抗を得ることができ
る。当業者は通常の方法を単に用いて個々の成分および
それらの重量割合を適切に選択することによってMLC
ディスプレイの予め特定したセル厚さに必要な複屈折を
生じさせることができる。
【0020】20℃における粘度は≦25mPa.sで
あるのが好ましい。ネマチック相領域は少なくとも70
°、特に少なくとも80°であるのが好ましい。この領
域は少なくとも−20°から+70°に及ぶのが好まし
い。
【0021】「最大保持容量(Capacity Holding rati
o)」(HR)[エス・マツモト(S. Matsumoto)等、Liq
uid Crystals、、1320頁(1989年);ケイ・
ニワ(K. Niwa)等、SID会議録(Proc. SID Confere
nce)、サンフランシスコ、1984年6月、304頁
(1984年);ジー・ウェーバー(G. Weber)等、Li
quid Crystals、、1381頁(1989年)]を測
定することによって、式Iの化合物を含んでいる本発明
の混合物は式Iの化合物を式:
【0022】
【化13】 のシアノフェニルシクロヘキサンと置き換えた類似混合
物より温度の上昇に伴うHRの低下が著しく小さいこと
が示された。本発明の混合物のUV安定性もかなり良好
である、すなわち、それらはUV照射下で著しく小さい
HRの低下を示す。
【0023】20℃における粘度は≦25mPa.sで
あるのが好ましい。ネマチック相領域は少なくとも70
°、特に少なくとも80°であるのが好ましい。この領
域は少なくとも−20°から+70°に及ぶのが好まし
い。
【0024】本発明のMLCディスプレイに使用するこ
とができる式I〜XIIおよびそれらの下位式の個々の化
合物は公知であるか、または公知化合物に準じて製造す
ることができる。
【0025】好ましい実施態様を以下に示す。
【0026】− 一般式II、IIIおよびIV:
【0027】
【化14】 (式中、R、X′およびY′は、それぞれ互いに独立し
て請求項2に示す意味の1つである)から成る群から選
択される1種又はそれ以上の化合物をさらに含有する媒
体。
【0028】− 一般式V〜VIII:
【0029】
【化15】 [式中、R、XおよびYは、それぞれ互いに独立して請
求項2に示す意味の1つである]から成る群から選択さ
れる1種又はそれ以上の化合物をさらに含有する媒体。
【0030】− 一般式IX〜XII:
【0031】
【化16】 (式中、R、X′およびY′は、それぞれ互いに独立し
て請求項2に示す意味の1つである)から成る群から選
択される1種又はそれ以上の化合物をさらに含有する媒
体。
【0032】− 式II〜IVの化合物の割合は共に全混合
物の少なくとも50重量%である。
【0033】− 式Ia、IbおよびIcの化合物の割
合は全混合物の少なくとも10重量%である。
【0034】− 式II〜IVの化合物の割合は全混合物の
50〜70重量%である。
【0035】− 式IにおけるYはHである。
【0036】−
【0037】
【化17】
【0038】
【化18】 である。
【0039】− 媒体は式IIおよびIIIまたはIVの化合
物を含有する。
【0040】− Rは2〜7個の炭素原子を有する直鎖
アルキルまたはアルケニルである。
【0041】− 媒体は以下の群:
【0042】
【化19】 から選択されるのが好ましいさらに別の化合物を含有す
る。
【0043】− I:(II+III+IV)の重量比は好ま
しくは1:4〜1:1である。
【0044】− 媒体は一般式I〜XIIから成る群から
選択される化合物から実質的に成る。
【0045】特に式II、IIIおよび/またはIVの1種又
はそれ以上の化合物と混合した式Iの化合物の割合が低
い場合でさえ、メソ相が顕著に拡げられ、かつ広いネマ
チック相が低いスメクチック−ネマチック転移温度で同
時に認められる。式I〜IVの化合物は無色、安定であり
かつ互いにおよび他の液晶材料と容易に混和する。
【0046】「アルキル」と言う用語は1〜7個の炭素
原子を有する直鎖および枝分れ鎖アルキル基、特に直鎖
基であるメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシルおよびヘプチル包含するものである。2〜
5個の炭素原子を有する基が一般に好ましい。
【0047】「アルケニル」と言う用語は2〜7個の炭
素原子を有する直鎖および枝分れ鎖アルケニル基、特に
直鎖基を包含するものである。特にアルケニル基はC2
〜C7−1E−アルケニル、C4〜C7−3E−アルケニ
ル、C5〜C7−4−アルケニル、C6〜C7−5−アルケ
ニルおよびC7−6−アルケニルであり、特にC2〜C7
−1E−アルケニル、C4〜C7−3E−アルケニルおよ
びC5〜C7−4−アルケニルである。好ましいアルケニ
ル基の例はビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニ
ル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプ
テニル、3−ブテニル、3E−ペンテニル、3E−ヘキ
セニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘ
キセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−
ヘキセニル、6−ヘプテニル等である。5個までの炭素
原子を有する基が一般に好ましい。
【0048】「フルオロアルキル」と言う用語は好まし
くは末端弗素を有する直鎖基、すなわちフルオロメチ
ル、2−フルオロエチル、3−フルオロプロピル、4−
フルオロブチル、5−フルオロペンチル、6−フルオロ
ヘキシルおよび7−フルオロヘプチルを包含するもので
ある。しかしながら、他の位置の弗素を排除するもので
はない。
【0049】「オキサアルキル」と言う用語は、nおよ
びmがそれぞれ互いに独立して1〜6である式 CnH2n+1
-O-(CH2)m の直鎖基を包含するものである。nは1であ
るのが好ましく、そしてmは1〜6であるのが好まし
い。
【0050】R、XおよびYの意味を適切に選択するこ
とによって、アドレス時間、しきい電圧、透過特性の傾
斜等を望むように変更することができる。例えば、1E
−アルケニル基、3E−アルケニル基、2E−アルケニ
ルオキシ基等は一般に短いアドレス時間、改善されたネ
マチック傾向性およびアルキルまたはアルコキシ基と比
較して高い弾性定数k33(曲げ)とk11(広がり)との
比を与えることになる。4−アルケニル基、3−アルケ
ニル基等はアルキルまたはアルコキシ基と比較して一般
に低しきい電圧および低いk33/k11値を与える。Z1
またはZ2中の−CH2CH2−基は単純な共有結合と比
べて高いk33/k11値を与えることになる。高いk33
11値は、例えば90°捩じらせたTNセル[グレイシ
ェード(gray shade)を達成するため]における平坦な
透過特性傾斜およびSTN、SBEおよびOMIセル
(マルチプレックス性が大きい)において逆に鋭い透過
特性傾斜を促進する。
【0051】式IとII+III+IVの化合物の最適な混合
比はどのような特性を所望するか、式I、II、IIIおよ
び/またはIVの成分をどのように選択するか並びに存在
させる他の成分をどのように選択するかによって実質的
に決まる。上記範囲内の適切な混合比を場合次第で容易
に決定することができる。
【0052】本発明の混合物中の式I〜XIIの化合物の
合計量はあまり重要ではない。したがって、混合物は種
々の特性を最適にするために1種またはそれ以上の他の
成分を含みうる。しかしながら、アドレス時間およびし
きい電圧に対して認められる効果は、式I〜XIIの化合
物の全濃度が高い程一般に大きい。
【0053】本発明の媒体は−1.5〜+1.5の誘電
的異方性を有する一般式I′:
【0054】
【化20】 (式中、R1およびR2は、それぞれ互いに独立して9個
までの炭素原子を有するn−アルキル、ω−フルオロア
ルキルまたはn−アルケニルであり、環A1、A2および
3は、それぞれ互いに独立して1,4−フェニレン、
2−もしくは3−フロオロ−1,4−フェニレン、トラ
ンス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−シクロ
ヘキセニレンであり、Z1およびZ2は、それぞれ互いに
独立して、−CH2CH2−または単結合であり、および
mは0、1または2である)の1種またはそれ以上の化
合物から成る成分Aをさらに含有してもよい。
【0055】成分Aは式II1〜II7:
【0056】
【化21】 (式中、R1およびR2は式I′において定義した通りで
ある)から成る群から選択される1種またはそれ以上の
化合物を含んでいるのが好ましい。
【0057】成分Aは式II8〜II20:
【0058】
【化22】
【0059】
【化23】 (式中、R1およびR2は式I′において定義した通りで
あり、式II8〜II17の1,4−フェニレン基は、
それぞれ互いに独立して、弗素でモノまたはポリ置換さ
れていてもよい)から成る群から選択される1種または
それ以上の化合物をさらに含んでいるのが好ましい。
【0060】さらに、成分Aは式II21〜II25:
【0061】
【化24】 (式中、R1およびR2は、式I′において定義した通り
であり、式II21〜II125の1,4−フェニレン
基は、それぞれ互いに独立して、弗素でモノまたはポリ
置換されていてもよい)から成る群から選択される1種
またはそれ以上の化合物をなおさらに含んでいるのが好
ましい。
【0062】最後に、好ましい混合物は、成分Aが式I
I26およびII27:
【0063】
【化25】 (式中、Cr2r+1 は7個までの炭素原子を有する直鎖
アルキル基である)から成る群から選択される1種また
はそれ以上の化合物を含んでいるものである。
【0064】ある場合に、式
【0065】
【化26】 (式中、R1およびR2は式I′において定義した通りで
あり、およびZ0は単結合、
【0066】
【化27】 である)の化合物を追加すると、比抵抗は低下するが、
スメクティック相を抑制するのに有利になる。そのよう
にする場合、用途に対するパラメーターの最適な組合わ
せを達成するために、当業者はこれらの化合物をどのよ
うな量で添加しうるかを容易に決定することができる。
通常、15%未満、特に5〜10%を使用する。
【0067】式III′およびIV′:
【0068】
【化28】 (式中、R1およびR2は式I′において定義した通りで
ある)から成る群から選択される1種またはそれ以上の
化合物を含んでいる液晶混合物がさらに好ましい。
【0069】偏光子、電極ベース板および表面処理した
電極からの本発明のMLCディスプレイの構造はこの種
のディスプレイに関する普通の構造と一致する。普通の
構造と言う用語は、この場合広範に解釈され、MLCデ
ィスプレイの全ての変更および改質、特に、ポリ−Si
TFTまたはMIMに基づくマトリックスディスプレイ
も包含するものである。
【0070】しかしながら、本発明のディスプレイと捩
じれネマチックセルに基づく従来の普通のディスプレイ
との本質的な相違は液晶層の液晶パラメーターの選択で
ある。
【0071】本発明に従って使用可能な液晶混合物はそ
れ自体普通の方法で製造される。一般に、所望の量の少
量成分を適宜高温で主構成要素形成成分に溶解する。有
機溶媒、例えばアセトン、クロロホルムまたはメタノー
ルに各成分の溶液を混合し、混合後、例えば蒸留によっ
て溶媒を除去することも可能である。
【0072】本発明の媒体は、 a) +1.5より高い誘電的異方性を有する1種また
はそれ以上の化合物から成る少なくとも10重量%の液
成分B; b) −1.5〜+1.5の誘電的異方性を有する一般
式I:
【0073】
【化29】 (式中、R1およびR2は、それぞれ互いに独立して、9
個までの炭素原子を有するn−アルキル、ω−フルオロ
アルキルまたはn−アルケニルであり、環A1、A2およ
びA3は、それぞれ互いに独立して、1,4−フェニレ
ン、2−もしくは3−フルオロ−1,4−フェニレン、
トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−シ
クロヘキセニレンであり、Z1およびZ2は、それぞれ互
いに独立して、−CH2CH2−または単結合であり、お
よびmは0、1または2である)の1種またはそれ以上
の化合物から成る90重量%までの液晶成分A;および c) −1.5より低い誘電的異方性を有する1種また
はそれ以上の化合物から成る0〜20重量%の液晶成分
を含んでいるのが好ましく、成分Aは好ましくは下位
式Ia:
【0074】
【化30】 (式中、基Eはそれぞれ単結合であるか、あるいはまた
基Eの1つは−CH2CH2−であり、そしてL1および
2はHであるか、あるいはまた基L1およびL2の1つ
は弗素である)の1種またはそれ以上の化合物を含んで
おり、そして前記ネマチック液晶混合物は少なくとも6
0℃のネマチック相領域、20℃で30mPa.s以下
の粘度およびε≦8の平均誘電率を有するものである。
【0075】したがって、本発明は、 − フレームと共にセルを形成する2枚の平行平面外
板; − 前記外板上の個々の像点を切り替えるための集積非
線形素子;および − 前記セル中に収容された、正の誘電的異方性および
高い比抵抗を有するネマチック液晶混合物を有するML
Cディスプレイであって、前記液晶混合物が、 a) +1.5より高い誘電率異方性を有する1種また
はそれ以上の化合物から成る少なくとも10重量%の液
成分B; b) −1.5〜+1.5の誘電的異方性を有する一般
式I:
【0076】
【化31】 (式中、R1およびR2は、それぞれ互いに独立して、9
個までの炭素原子を有するn−アルキル、ω−フルオロ
アルキルまたはn−アルケニルであり、環A1、A2およ
びA3は、それぞれ互いに独立して、1,4−フェニレ
ン、2−もしくは3−フルオロ−1,4−フェニレン、
トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−シ
クロヘキセニレンであり、Z1およびZ2は、それぞれ互
いに独立して、−CH2CH2−または単結合であり、お
よびmは0、1または2である)の1種またはそれ以上
の化合物から成る90重量%までの液晶成分A;および c) −1.5より低い誘電的異方性を有する1種また
はそれ以上の化合物から成る0〜20重量%の液晶成分
を基礎として構成され、成分Aが好ましくは下位式I
a:
【0077】
【化32】 (式中、基Eはそれぞれ単結合であるか、あるいはまた
基Eの1つは−CH2CH2−であり、そしてL1および
2はHであるか、あるいはまた基L1およびL2の1つ
は弗素である)の1種またはそれ以上の化合物を含んで
おり、および前記ネマチック液晶混合物が少なくとも6
0℃のネマチック相領域、20℃で30mPa.s以下
の粘度およびε≦8の平均誘電率を有するものであるこ
とを特徴とするディスプレイにも関する。
【0078】本発明は、特にMLCディスプレイに使用
するための相当する液晶混合物にも関する。しかしなが
ら、これらの混合物は、例えばTN、STNまたはOM
I等の多くの他の用途にも適している。
【0079】高Δεを有する混合物中に存在する極性成
分がイオンに対する安定化作用を有しており、したがっ
て高導電性または低抵抗を生じるので、誘電的異方性が
低い場合、液晶混合物の比抵抗は一般に高い。驚くべき
ことに、平均誘電率ε[=1/3(2ε⊥+ε
‖)]が低く、同時に液晶混合物の誘電的に中性(+
1.5から−1.5までのΔε)の成分が、例えば芳香
族環に結合したアルコキシまたはエステル官能基のよう
な官能基を含んでいない場合、比抵抗が特に高くなるこ
とをここに見出した。誘電的に正(Δε≧1.5)の成
分は通常末端シアノ基を有している。しかしながら、本
発明の混合物は末端シアノ基を有する化合物以外に末端
基−NCS、F、Cl、−CF3、−CHF2、−OCF
3、−OCHF2、−OCF2CF2Hまたは−OC25
有するものも含んでいるのが好ましい。
【0080】しかしながら、成分Bは、X=CNである
式IIa〜IIfの化合物であるのが好ましいニトリル
基含有化合物だけから本質的に構成されてもよい。この
場合、液晶混合物は本質的に成分A、BおよびC、また
は成分AおよびBから成るものである。
【0081】ニトリル基含有化合物およびXがF、C
l、−CF3、−CHF2、−OCF3、−O−CHF2
−OCF2CF2Hまたは−OC25である式IIa〜I
Ifに相当するニトリル基を含まない弗素化化合物を含
んでいる液晶混合物が特に好ましい。
【0082】成分Bのニトリル基を含まない化合物とニ
トリル基を含有する化合物との比は好ましくは>1:
1、特に>2:1である。特に好ましい範囲は2.5:
1〜6:1である。
【0083】しかしながら、成分Bがニトリル基を含ま
ない弗素化化合物から本質的に成る液晶混合物が特に非
常に好ましい。式IIa〜IIfの上述の好ましい化合
物を使用するのが好ましい。
【0084】「本質的に」とは、当該成分中の追加化合
物の割合が≦20%、特に≦10%であることを意味す
るものである。
【0085】成分Bが末端塩素化化合物を含んでいる液
晶混合物も好ましい。この種の化合物は当業者に知られ
ており、好ましくはX=Clの式IIa〜IIfの化合
物に相当する。特に好ましい実施態様において、混合物
は、A2−XまたはA3−Xが
【0086】
【化33】 [X=CF3、−OCF3、−COHF2またはCl]で
ある式IIa〜IIfの1種またはそれ以上の化合物を
含んでいる。成分Bは、例えば環X1〜A3の1つが重複
して存在する式IIc〜IIfに相当する4核化合物を
さらに含んでいてもよい。
【0087】特に好ましい実施態様において、混合物は
成分B中に0〜50重量%の割合で末端ニトリル基を有
する化合物を含んでいる。末端ニトリル基を有する化合
物を含んでいない混合物が特に好ましい。驚くべきこと
に、−OCF3、−OCHF2、−OCF2CF2Hまたは
−OC25等の基は−OCH3または−OC25よりか
なり低い程度にしかディスプレイ中のイオンを安定化さ
せないことを見出した。脂肪族的に結合されたアルコキ
シ(式IIIおよびIVの化合物)も同様である。
【0088】本発明の混合物は20℃において≧1012
Ω・cm、特に好ましくは>1013Ω・cmの比抵抗を
有するのが好ましい。平均εは好ましくは≦7、特に好
ましくは≦5である。
【0089】成分A〜Cの個々の化合物の誘電的異方性
値は、20℃において、測定すべき化合物が分子長軸中
に双極子を含んでいる場合は、極性混合物[24%のp
−トランス−4−プロピルシクロヘキシルベンゾニトリ
ル、36%のp−トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ルベンゾニトリル、25%のp−トランス−4−ヘプチ
ルシクロヘキシルベンゾニトリルおよび15%の4−シ
アノ−4′−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)ビフェニルを含む]から、また中性化合物の場合
は、中性混合物[22%のトランス−1−p−エチルフ
ェニル−4−プロピルシクロヘキサン、20%のトラン
ス−1−p−メトキシフェニル−1−プロピルシクロヘ
キサン、15%のトランス−1−p−エトキシフェニル
−4−プロピルシクロヘキサン、19%の4−エチル−
4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ビフェ
ニル、14%の4−エチル−4′−(トランス−4−ペ
ンチルシクロヘキシル)ビフェニル、5%の4,4′−
ビス(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ビフェ
ニルおよび5%の4−(トランス−4−ペンチルシクロ
ヘキシル)−4′−(トランス−4−プロピルシクロヘ
キシル)ビフェニルを含む]から外挿法によって決定さ
れる。
【0090】本発明の液晶混合物は同時に低粘度を有す
ると共に比抵抗に関し高い値を得ることを可能とし、そ
の結果優れたMLCディスプレイを得ることができる。
本発明のMLCディスプレイはグーチ(Gooch)および
タリー(Tarry)[シー・エッチ・グーチおよびエッチ
・エー・タリー、Electron. Lett.、10、2〜4頁(1
974年);およびシー・エッチ・グーチおよびエッチ
・エー・タリー、Appl.Phys.、、1575〜1584
頁(1975年)]によって提案された第一の透過極小
で操作するのが好ましい。例えば、第二の極小における
アナログディスプレイにおけると同様なしきい電圧と共
に傾斜がきついことおよびコントラストの低い角度依存
性(ドイツ特許明細書第3,022,818号)等の特
に好ましい電気光学特性以外に、この場合はより小さな
誘電的異方性で十分である。この結果、第一の極小にお
いて本発明の混合物を用いて、著しく高い比抵抗を得る
ことができる。
【0091】20℃における粘度は≦25mPa.sで
あるのが好ましい。ネマチック相領域は少なくとも70
°、特に少なくとも80°であるのが好ましい。この領
域は少なくとも−20°から+70°に及ぶのが好まし
い。
【0092】本発明のMLCディスプレイに使用するこ
とができる式I〜IVおよびそれらの下位式の個々の化合
物は公知であるか、公知の化合物に準じて製造すること
ができるかのいずれかである。
【0093】本発明の好ましい使用可能な液晶混合物
は、合計で好ましくは10%〜90%、特に20%〜9
0%の式Iの化合物類を含んでいる。成分Bが強い誘電
的に正のニトリル化合物から主として構成されるのでは
なく、例えば、以下に示した弗素化合物のような弱い誘
電的に正の化合物だけを主として含んでいる場合、ある
状況下に成分Aを完全に省略して、この特定の実施態様
においては、本発明の混合物を成分Bだけを、またこと
によると成分BとCを基礎として構成しうる。成分Bが
式IIa〜IIf:
【0094】
【化34】 (式中、Rは9個までの炭素原子を有するn−アルキル
またはn−アルケニルであり、Xはシアノ、−NCS、
F、Cl、−CF3、−CHF2、−OCF3、−OCH
2、−OCF2CF2Hまたは−OC25であり、およ
び環A1、A2およびA3は、それぞれ互いに独立して、
1,4−フェニレン、2−もしくは3−フルオロ−1,
4−フェニレン、2,3−ジフルオロ−1,4−フェニ
レン、トランス−1,4−シクロシクロヘキシレンまた
は1,4−シクロヘキセニレンである)の化合物から成
る群から選択される1種またはそれ以上の化合物を含ん
でいる液晶混合物が特に好ましい。
【0095】成分Bが、Xがシアノである式IIa〜I
Ifの化合物およびXが−NCS、F、Cl、−C
3、−CHF2、−O−CF3、−OCHF2、−O−C
2CF2Hまたは−OC25である式IIa〜IIfの
化合物を含んでおり、成分B中のシアノ化合物の割合が
0〜50重量%であるのが好ましい。
【0096】特に好ましい実施態様において、成分Bは
Xがシアノである式IIa〜IIfの化合物を含んでい
ない。
【0097】下位式IIa〜IIfの化合物において、
XはF、Cl、−CF3、−OCF3、−OCHF2また
は−CHF2であるのが好ましい。
【0098】環A1、A2およびA3は、それぞれ互いに
独立してトランス−1,4−シクロシクロヘキシレンま
たは1,4−フェニレンであるのが好ましい。好ましい
実施態様において、環A1、A2およびA3の1つは2−
もしくは3−フルオロ−1,4−フェニレンまたは2,
3−ジフルオロ−1,4−フェニレンである。Xに結合
した環(すなわち、式IIaおよびIIbにおけるA2
または式IIc〜IIfにおけるA3)は必要に応じて
弗素でモノまたはジ置換されてもよい1,4−フェニレ
ンであるのが好ましい。A2−XまたはA3−Xは式
(a)〜(h)
【0099】
【化35】 から選択される基であるのが好ましく、(a)、
(b)、(d)、(f)、(g)または(h)であるの
が特に好ましい。
【0100】特に好ましい小群の化合物を以下に明示す
る。
【0101】
【化36】
【0102】
【化37】 下位式IIa1〜IIf3において、Rは、それぞれの
場合に、9個までの炭素原子を有するn−アルキルまた
はn−アルケニルである。YおよびZは、それぞれ互い
に独立して、HまたはFであるが、基YおよびZの一方
または両方が弗素であるのが好ましい。しかしながら、
XはF、Cl、−CF3、−OCF3または−OCHF2
であるのが好ましい。
【0103】成分Bは本発明の混合物の10%〜100
%、特に20%〜80%を構成するのが好ましい。
【0104】成分Aは式II1〜II7
【0105】
【化38】 (式中、R1およびR2は請求項1において定義した通り
である)から成る群から選択される1種またはそれ以上
の化合物を含んでいるのが好ましい。
【0106】成分Aは式II8〜II20:
【0107】
【化39】
【0108】
【化40】 (式中、R1およびR2は請求項1において定義した通り
であり、式II8〜II17の1,4−フェニレン基
は、それぞれ互いに独立して、弗素でモノまたはポリ置
換されていてもよい)から成る群から選択される1種ま
たはそれ以上の化合物をさらに含んでいるのが好まし
い。
【0109】さらに、成分Aは式II21〜II25:
【0110】
【化41】 (式中、R1およびR2は請求項1において定義した通り
であり、式II21〜II125の1,4−フェニレン
基は、それぞれ互いに独立して、弗素でモノまたはポリ
置換されていてもよい)から成る群から選択される1種
またはそれ以上の化合物をなおさらに含んでいるのが好
ましい。
【0111】最後に、この種の好ましい混合物は、成分
Aが式II26およびII27:
【0112】
【化42】 (式中、Cr2r+1は7個までの炭素原子を有する直鎖
アルキル基である)から成る群から選択される1種また
はそれ以上の化合物を含んでいるものである。
【0113】ある場合に、式
【0114】
【化43】 (式中、R1およびR2は請求項1において定義した通り
であり、およびZ0は単結合、
【0115】
【化44】 である)の化合物を追加すると、比抵抗は低下するが、
スメクティック相を抑制するのに有利になる。そのよう
にする場合、用途に対するパラメーターの最適な組合わ
せを達成するために、当業者はこれらの化合物をどのよ
うな量で添加しうるかを容易に決定することができる。
通常、15%未満、特に5〜10%を使用する。
【0116】成分A、BおよびC以外に、式III′およ
びIV′:
【0117】
【化45】 (式中、R1およびR2は上記において定義した通りであ
る)から成る群から選択される1種またはそれ以上の化
合物および/または式V′およびVI′:
【0118】
【化46】 (式中、R1およびR2は上記において定義した通りであ
る)から成る群から選択される1種またはそれ以上の化
合物および/または式VII′〜XI′
【0119】
【化47】 (式中、R1およびR2は上記において定義した通りであ
り、およびsは0または1である)から成る群から選択
される1種またはそれ以上の化合物をさらに含んでいる
混合物がさらに好ましい。
【0120】本発明の混合物中の式III′〜XI′の化合
物の割合(好ましい範囲)を以下の表に示す。
【0121】化合物III′およびIV′の合計:0%〜4
0%、好ましくは10%〜30% 化合物V′およびVI′の合計:0%〜40%、好ましく
は5%〜20% 化合物VII′〜XI′の合計:0%〜20%、好ましくは
5%〜15% 下位式Iaの化合物の割合は好ましくは3〜15%、特
に好ましくは5〜10%である。
【0122】成分Aは式Iaa〜Iad:
【0123】
【化48】 から成る群から選択される1種またはそれ以上の化合物
および/または式Iae〜Iah:
【0124】
【化49】 から成る群から選択される1種またはそれ以上の化合物
および/または式Iaj〜Iam:
【0125】
【化50】 から成る群から選択される1種またはそれ以上の化合物
を含んでいるのが好ましい。
【0126】式Iaの化合物のある物は公知であるが、
知られていないものもある。例えば、下位式Iaaの化
合物はEP 0 084 974から公知であり、下位
式Iacの化合物は米国特許第4,684,478号か
ら公知であり、そして下位式Iabの化合物はEP 0
125 563から公知である。下位式Iad〜Ia
mの化合物は新規であり、同様に本発明の主題である。
これらの化合物は以下の合成図式に従って標準方法によ
って製造することができる。図式1
【0127】
【化51】 図式2
【0128】
【化52】 図式3
【0129】
【化53】 図式4
【0130】
【化54】 図式5
【0131】
【化55】 図式6
【0132】
【化56】 図式7
【0133】
【化57】 (式中、R1およびR2は、それぞれ互いに独立して、9
個までの炭素原子を有し、さらに1つのCH2基はOで
置き換えてもよいアルキルであり、環Aはトランス−
1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−フェニレンで
あり、環Bはトランス−1,4−シクロヘキシレンまた
【0134】
【化58】 であり、rは0または1であり、XおよびYは、式I′
の分子中に存在する基XおよびYの少なくとも1つはF
であるという前提の下に、それぞれ独立してHまたはF
である)の化合物も同様に新規であり、本発明の主題で
ある。
【0135】式I′の化合物は、特に捩じれセル(ST
N、SBE、OMI等の高捩じれセルを含む)の原理、
ゲスト−ホスト効果、DAP効果または動的散乱効果に
基づくディスプレイにおける液晶媒体成分として使用す
ることができる。
【0136】同様な化合物がEP−A−0 125 5
63から公知である。そこに記載された4核化合物は、
特に低温においてスメクチック相および/または不十分
な安定性を生じさせがちである。例えば、トランス,ト
ランス−4−[2−p−(トランス−4−プロピルシク
ロヘキシル)フェニルエチル]−4′−プロピルビシク
ロヘキシルは次の相順:C 60 S 233 N 2
61 Iを有している。
【0137】本発明の目的は、好ましくはMLCディス
プレイに適し、従来技術の化合物の不都合を有しない
か、僅かしか有しない新規の安定液晶化合物を見出すこ
とである。
【0138】驚くべきことに、式I′の化合物がこの目
的を非常に良好に解決しかつ非常に高い比抵抗および同
時に有利な電気光学特性を有する液晶媒体を製造するこ
とを可能とすることを見出した。まったく驚くべきこと
に、式I′の化合物は−20℃においてさえ非常に広範
な種々の物質からなる多くの液晶基材に対して優れた溶
解性を有している。したがって、式I′の化合物は電気
光学用途用の液晶媒体の非常に魅力的な化合物であり、
次のような特に有利な点を強調することができる: (a)低溶融媒体を製造することを可能とする低い融
点; (b)高い透明点および広いネマチック領域を有する媒
体を製造することを可能とする極めて広いネマチック領
域; (c)正の誘電的異方性を有するネマチック材料と組合
せてスメクチック相を形成する傾向が小さいこと; (d)正の誘電的異方性を有するネマチック材料への優
れた溶解性; (e)誘電的に正のネマチック材料および高透明点成分
と混合した場合に透明点をさらに上昇させる性質; (f)同様な熱および粘度特性を有する公知物質より高
い複屈折性; (g)しきい電圧の非常に低い温度依存性; (h)良好な化学および光化学安定性。
【0139】これらの特性の魅力のある組合せが従来技
術から得られるものより優れた液晶媒体を製造すること
を可能とする。
【0140】さらに、式I′の化合物を提供することは
ネマチック媒体を製造する種々の技術的観点から利用し
うる化合物の範囲を拡げることになる。
【0141】式I′の化合物は広範な用途を有してい
る。それらは他の関連した物性に悪影響を及ぼすことな
く透明点を上昇させるために他の種類の物質から成る基
材に添加するのが好ましい。
【0142】式Iの化合物は無色であり、そして電気光
学的に使用するために都合よく配設される温度範囲でネ
マチックメソ相を形成する。これらは化学的に、および
熱および光に対して非常に安定である。
【0143】従って、本発明は、式I′の化合物および
それらの液晶媒体成分としての使用にも関する。本発明
は、式I′の1種またはそれ以上の化合物を含有する液
晶媒体およびこの種の媒体を含有する液晶ディスプレ
イ、特に電気光学ディスプレイにも関する。
【0144】式Iの化合物は好ましい下位式Ibおよび
Ic:
【0145】
【化59】 およびI'a〜I'f:
【0146】
【化60】 これらの式の化合物において、R1およびR2はアルキル
または1つのCH2基をOによって置き換えたアルキル
基(オキサアルキルまたはアルコキシ)であるのが好ま
しい。
【0147】R1および/またはR2がアルキルおよび/
またはアルコキシである場合、これらの基は直鎖または
枝分れ鎖である。これらの基は直鎖であり、2、3、
4、5、6または7個のC原子を有するのが好ましい。
したがって、それらの基はエチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、ベントキシ、ヘキソシキまたはヘプトキ
シであるのが好ましく、さらにメチル、オクチル、ノニ
ル、メトキシ、オクトキシまたはノノキシでもある。
【0148】オキサアルキルは直鎖2−オキサプロピル
(=メトキシメチル)、2−オキシブチル(=エトキシ
メチル)または3−オキシブチル(=2−メトキシエチ
ル)、2−、3−または4−オキサペンチル、2−、3
−、4−または5−オキサヘキシル、2−、3−、4
−、5−または6−オキサヘプチルまたは2−、3−、
4−、5−、6−または7−オキサオクチルであるのが
好ましい。
【0149】環Aはトランス−1,4−シクロヘキシレ
ンであるのが好ましい。
【0150】
【化61】 は環系1〜4:
【0151】
【化62】 の1つであるのが好ましい。
【0152】系1、2および3、特に1が好ましい。
【0153】式I′の化合物は公知の標準方法によって
製造することができる。好ましい合成例を以下に示す。図式A
【0154】
【化63】 図式B
【0155】
【化64】 図式C
【0156】
【化65】 図式D
【0157】
【化66】 図式E
【0158】
【化67】 図式F
【0159】
【化68】 図式G
【0160】
【化69】 反応化合物と同様に全ての方法が当業者に公知である。
出発物質は公知[例えば、独国特許公開公報第33 1
7 597号、E.ポエチ(Poetsch)、「Kontakte」
(ダルムシュタット)、1988(2)15〜28頁]
であるか、または公知物質に準じて製造することができ
る。
【0161】成分A〜Cに関して指摘した好ましい化合
物から本質的に成るのが好ましい本発明の混合物がここ
では明示的に列挙しないさらに他の化合物も必要に応じ
て含みうることは言うまでもない。しかしながら、多く
の場合、不利な特性となる。当業者は、適用できる場合
に、さらに追加の化合物をどのような量で使用しうるか
を容易に決定することができる。
【0162】偏光子、電極ベース板および表面処理した
電極からの本発明のMLCディスプレイの構造はこの種
のディスプレイに関する普通の構造と一致する。普通の
構造と言う用語は、この場合広範に解釈され、MLCデ
ィスプレイの全ての変更および改質、特に、ポリ−Si
TFTまたはMIMに基づくマトリックスディスプレイ
も包含するものである。
【0163】しかしながら、本発明のディスプレイと捩
じれネマチックセルに基づく従来の普通のディスプレイ
との本質的な相違は液晶層の液晶パラメーターの選択で
ある。
【0164】これらの誘電体は当業者に公知であり、文
献に記載されている添加剤をさらに含んでもよい。例え
ば、0〜15%の多色染料またはキラルドーピング剤を
添加することができる。
【0165】Cは結晶相を、Sはスメクチック相を、S
BはスメクチックB相を、Nはネマチック相をそしてI
は等方性相を表わす。V10は10%透過率(板表面に垂
直な方向から見て)に対する電圧を表わす。tonはV10
の2.5倍に相当する操作電圧におけるスイッチオン時
間を表わしおよびtoffはスイッチオフ時間を表わす。
Δnは光学的異方性を表わし、n0は屈折率を表わす。
Δεは誘電異方性[Δε=ε‖−ε⊥(但し、ε
‖は分子長軸に平行な誘電率を示しおよびε⊥はそ
れに垂直な誘電率を表わす)]を示す。電気光学的デー
タは、別に特別に示さないかぎり20℃において一次極
小で(すなわち、0.5のd・Δn値で)TNセル中で
測定した。光学的データは、別に特別に示さないかぎり
20℃において測定した。
【0166】以下の実施例は本発明を説明するものであ
り、本発明を限定するものではない。上記および下記に
おいて、温度は全て℃表示であり、パーセントは重量%
である。
【0167】本願においておよび以下の実施例におい
て、液晶化合物の構造は頭字語によって示す。したがっ
て、化学式への変換は以下の表AおよびBに従って行わ
れる。基Cn2n+1またはCm2m+1は全てnまたはm個
の炭素原子を有する直鎖アルキル基である。表Bにおけ
る符号化は自明である。表A−1、表A−2において、
母構造に関する頭字語だけを示す。それぞれの場合に、
スラッシュは母構造の頭字語を置換基R1、R2、L1
よびL2に関する符号から切り離すものである。
【0168】
【表1】 表 A−1
【0169】
【化70】 表 A−2
【0170】
【化71】 表 B
【0171】
【化72】
【0172】
【化73】
【0173】
【化74】
【0174】
【化75】 表AおよびBに挙げた化合物は本発明の媒体の好ましい
成分である。R2=F、Cl、CF3、OCF3またはO
−CHF2の化合物が特に好ましい。L2がHまたはFで
あり、Fであるのが好ましい。L1はHであるのが好ま
しい。 実施例1 以下の化合物:9.1%の1−(トランス−4−プロピ
ルシクロヘキシル)−2−(4′−エチル−2′−フル
オロビフェニル)エタン;9.1%の1−(トランス−
4−プロピルシクロヘキシル)−2−(4′−ペンチル
−2′−フルオロビフェニル)エタン;9.1%の1−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−2−
(4′−エチル−2′−フルオロビフェニル)エタン;
14.95%のトランス,トランス−4−プロピル−
4′−プロポキシシクロヘキシルシクロヘキサン;2
2.59%の1−(トランス−4−プロピルシクロヘキ
シル)−2−(p−シアノフェニル)エタン;5、21
%の2−p−シアノフェニル−5−プロピル−1,3−
ジオキサン;4.99%のp−プロピル安息香酸4−シ
アノ−3−フルオロフェニル;9.93%のトランス,
トランス−4−ペンチルシクロヘキシルシクロヘキサン
4′カルボン酸4−ペンチル−2−フルオロフェニル;
4.97%の4,4′−ビス(トランス−4−プロピル
シクロヘキシル)−2−フルオロビフェニル;5.04
%の4,4′−ビス(トランス−4−ペンチルシクロヘ
キシル)−2−フルオロビフェニル;5.01%の4−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4′−
(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−2−フル
オロビフェニルから成るネマチック液晶混合物Aは次の
パラメーターを有している: N−I:93.4℃ η20:24.6mPa.s Vth:2.12v(180℃捩じれ7μmセル)。
【0175】5%の1−[トランス−4−(トランス−
4−n−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−[p−(トランス−4−n−プロピルシクロヘキシ
ル)フェニル]エタン[C 60 S 233 N 2
61 I]をこの混合物Aに添加すると、以下のパラメ
ーターを有する本発明の混合物Bが得られる: N−I:103.2℃ η20:24.5mPa.s この混合物はSTNディスプレイに非常に適している。
【0176】実施例2〜11の混合物組成を個々の成分
を次のように符号化して以下に詳述する。 PCH−301: トランス−1−p−メトキシフェ
ニル−4−プロピルシクロヘキサン CCH−301: トランス,トランス−4−メトキ
シ−4′−プロピルシクロヘキシルシクロヘキサン CBC−33F: 4,4′−ビス(トランス−4−
プロピルシクロヘキシル)−2−フルオロビフェニル CBE−55F: 4,4′−ビス(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)−2−フルオロビフェニル CBC−53F: 4−(トランス−4−ペンチルシ
クロヘキシル)−4′−(トランス−4−プロピルシク
ロヘキシル)−2−フルオロビフェニル CBC−33: 4,4′−ビス(トランス−4−
プロピルシクロヘキシル)ビフェニル CBC−55: 4,4′−ビス(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル CBC−53: 4−(トランス−4−ペンチルシ
クロヘキシル)−4′−(トランス−4−プロピルシク
ロヘキシル)ビフェニル ECCP−33: 1−[トランス−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−2
−(p−プロピルフェニル)エタン CCH−51F: トランス,トランス−4−フルオ
ロメチル−4′−ペンチルシクロヘキシルシクロヘキサ
ン CCH−31F: トランス,トランス−4−フルオ
ロメチル−4′−プロピルシクロヘキシルシクロヘキサ
ン PTP−102: 4−メチル−4′−エトキシトラ
ン PTP−201: 4−メトキシ−4′−エチルトラ
ン CPTP−301: 4−(トランス−4−プロピルシ
クロヘキシル)−4′−メトキシトラン CPTP−302: 4−(トランス−4−プロピルシ
クロヘキシル)−4′−エトキシトラン CPTP−303: 4−(トランス−4−プロピルシ
クロヘキシル)−4′−プロポキシトラン PCH−5F: トランス−1−p−フルオロフェ
ニル−4−ペンチルシクロヘキサン PCH−6F: トランス−1−p−フルオロフェ
ニル−4−ヘキシルシクロヘキサン PCH−7F: トランス−1−p−フルオロフェ
ニル−4−ヘプチルシクロヘキサン EPCH−20CF3:1−(トランス−4−エチルシ
クロヘキシル)−2−(p−トリフルオロメトキシフェ
ニル)エタン EPCH−30CF3:1−(トランス−4−プロピル
シクロヘキシル)−2−(p−トリフルオロメトキシフ
ェニル)エタン EPCH−50CF3:1−(トランス−4−ペンチル
シクロヘキシル)−2−(p−トリフルオロメトキシフ
ェニル)エタン EPCH−70CF3:1−(トランス−4−ヘプチル
シクロヘキシル)−2−(p−トリフルオロメトキシフ
ェニル)エタン PCH−30CF3: トランス−1−p−トリフルオ
ロメトキシフェニル−4−プロピルシクロヘキサン PCH−50CF3: トランス−1−p−トリフルオ
ロメトキシフェニル−4−ペンチルシクロヘキサン ECCP−30CF3:1−[トランス−4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(p−トリフルオロメトキシフェニル)エタン ECCP−50CF3:1−[トランス−4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(p−トリフルオロメトキシフェニル)エタン CCP−20CF3: p−[トランス−4−(トラン
ス−4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]トリ
フルオロメトキシベンゼン CCP−30CF3: p−[トランス−4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ト
リフルオロメトキシベンゼン CCP−40CF3: p−[トランス−4−(トラン
ス−4−ブチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]トリ
フルオロメトキシベンゼン CCP−50CF3: p−[トランス−4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ト
リフルオロメトキシベンゼン BCH−30CF3: 4−トリフルオロメトキシ−
4′−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ビフ
ェニル ECCP−3F,F: 1−[トランス−4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(3,4−ジフルオロフェニル)エタン ECCP−5F,F: 1−[トランス−4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(3,4−ジフルオロフェニル)エタン CCP−3F,F: 4−[トランス−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
1,2−ジフルオロベンゼン CCP−5F,F: 4−[トランス−4−(トランス
−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
1,2−ジフルオロベンゼン CCP−3F: 4−[トランス−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]フル
オロベンゼン ECCP−3F: 1−[トランス−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−2
−(p−フルオロフェニル)エタン ECCP−5F: 1−[トランス−4−(トランス
−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−2
−(p−フルオロフェニル)エタン CP−3F: トランス−4−(トランス−4−
プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸p
−フルオロフェニル CP−5F: トランス−4−(トランス−4−
プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸p
−フルオロフェニル PYP−5F: 2−p−フルオロフェニル−5−
ペンチルピリミジン PYP−6F: 2−p−フルオロフェニル−5−
ヘキシルピリミジン PYP−7F: 2−p−フルオロフェニル−5−
ヘプチルピリミジン PYP−30CF3: 2−p−トリフルオロメトキシ
フェニル−5−プロピルピリミジン PYP−50CF3: 2−p−トリフルオロメトキシ
フェニル−5−ペンチルピリミジン PYP−70CF3: 2−p−トリフルオロメトキシ
フェニル−5−ヘプチルピリミジン PCH−3: p−トランス−4−プロピルシク
ロヘキシルベンゾニトリル PCH−4: p−トランス−4−ブチルシクロ
ヘキシルベンゾニトリル PCH−5: p−トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシルベンゾニトリル ECCP−3: 1−[トランス−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−2
−(p−シアノフェニル)エタン ECCP−3CF3: 1−[トランス−4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(p−トリフルオロメチルフェニル)エタン ECCP−5CF3: 1−[トランス−4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−
2−(p−トリフルオロメチルフェニル)エタン PYP−5N,F: 2−(3−フルオロ−4−シアノ
フェニル)−5−ペンチルピリミジン PYP−7N,F: 2−(3−フルオロ−4−シアノ
フェニル)−5−ヘプチルピリミジン PCH−30CF2: トランス−1−p−ジフルオロ
メトキシフェニル−4−プロピルシクロヘキサン PCH−50CF2: トランス−1−p−ジフルオロ
メトキシフェニル−4−ペンチルシクロヘキサン PCH−3−OCF2:トランス−1−p−ジフルオロ
メトキシフェニル−4−プロピルシクロヘキサン CCEPC−33: 1−[トランス−4−(トランス
−4−n−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]
−2−[p−(トランス−4−n−プロピルシクロヘキ
シル)フェニル]エタン CCEPC−33F: 1−[トランス−4−(トラン
ス−4−n−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシ
ル]−2−[4−(トランス−4−n−プロピルシクロ
ヘキシル)−2−フルオロフェニル]エタン CCPC−33: 1−[トランス−4−(トランス
−4−n−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]
−4−(トランス−4−n−プロピルシクロヘキシル)
べンゼン CCPC−23: 1−[トランス−4−(トランス
−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−4−(ト
ランス−4−n−プロピルシクロヘキシル)ベンゼン CCPEC−33: 1−[トランス−4−(トランス
−4−n−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル]
−4−[2−(トランス−4−n−プロピルシクロヘキ
シルエチル)ベンゼン CCPEC−23: 1−[トランス−4−(トランス
−エチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]−4−[2
−(トランス−4−n−プロピルシクロヘキシルエチ
ル)ベンゼン CECPC−33: 1−[トランス−4−(2−トラ
ンス−4−n−プロピルシクロヘキシルエチル)シクロ
ヘキシル]−4−(トランス−4−n−プロピルシクロ
ヘキシル)ベンゼン 実施例2 PCH−301 10.00 PCH−7F 4.00 EPCH−30CF3 9.00 EPCH−70CF3 5.00 CCP−30CF3 13.00 CCP−50CF3 12.00 ECCP−30CF3 12.00 ECCP−50CF3 8.00 ECCP−3F.F 12.00 ECCP−3F 8.00 CCEPC−33 5.00 CCEPC−33F 2.00 実施例3 PCH−30CF2 9.00 PCH−50CF2 8.00 PCH−50CF2 9.00 CCH−301 7.00 CCP−30CF3 13.00 CCP−50CF3 12.00 ECCP−30CF3 8.00 ECCP−50CF3 6.00 ECCP−3F.F 9.00 ECCP−3F 6.00 CCEPC−33F 5.00 CCPEC−33 4.00 CCPEC−23 4.00 実施例4 CCH−301 7.00 PCH−5F 12.00 PCH−7F 9.00 CCP−30CF3 13.00 CCP−50CF3 12.00 ECCP−30CF3 11.00 ECCP−50CF3 8.00 ECCP−3F.F 12.00 ECCP−3F 7.00 CCEPC−33 6.00 CECPC−33 3.00 実施例5 PCH−5F 13.0 PCH−7F 10.0 CCP−30CF3 13.0 CCP−40CF3 11.0 CCP−50CF3 12.0 ECCP−30CF3 11.0 ECCP−50CF3 8.0 ECCP−3F.F 9.0 ECCP−5F.F 6.0 CCEPC−33 3.0 CCPC−33 2.0 CCPC−23 2.0 実施例6 PCH−5F 11.0 PCH−6F 4.0 PCH−7F 10.0 CCP−20CF3 9.0 CCP−30CF3 13.0 CCP−40CF3 7.0 CCP−50CF3 11.0 ECCP−30CF3 10.0 ECCP−50CF3 8.0 ECCP−3F.F 8.0 CBC−33F 3.0 CCEPC−33 3.0 CBC−55F 3.0 実施例7 PCH−3 16.00 PCH−301 8.00 CCP−30CF3 9.00 CCP−50CF3 8.00 ECCP−30CF3 8.00 ECCP−50CF3 7.00 ECCP−3F.F 7.00 ECCP−3F 6.00 ECCP−3CF3 7.00 BCH−30CF3 5.00 PTP−102 4.00 PTP−201 4.00 CPTP−301 2.00 CPTP−302 2.00 CPTP−303 3.00 CCEPC−33 2.00 実施例8 PCH−5F 13.0 PCH−7F 10.0 CCP−30CF3 13.0 CCP−40CF3 11.0 CCP−50CF3 12.0 ECCP−30CF3 11.0 ECCP−50CF3 8.0 CCP−3F.F 9.0 CCP−5F.F 6.0 CBC−33F 3.0 CCEPC−33F 2.0 CBC−55F 2.0 実施例9 PCH−5F 11.0 PCH−6F 4.0 PCH−7F 10.0 CCP−20CF3 9.0 CCP−30CF3 13.0 CCP−40CF3 7.0 CCP−50CF3 11.0 CCP−3F.F 10.0 CCP−5F.F 8.0 CCP−3F 8.0 CBC−33F 3.0 CCEPC−33 3.0 CBC−55F 3.0 実施例10 PCH−3 16.00 PCH−301 8.00 CCP−30CF3 9.00 CCP−50CF3 8.00 CCP−3F.F 8.00 CCP−5F.F 7.00 ECCP−3F.F 7.00 CCP−3F 6.00 ECCP−3CF3 7.00 BCH−30CF3 5.00 PTP−102 4.00 PTP−201 4.00 CPTP−301 2.00 CPTP−302 2.00 CPTP−303 3.00 CCEPC−33 2.00 実施例11 PCH−3 10.00 PCH−5F 18.00 PCH−6F 14.00 PCH−7F 10.00 CCP−3F.F 9.00 CCP−5F.F 7.00 CBC−33 5.00 CBC−53 6.00 CBC−55 5.00 CBC−33F 5.00 CCEPC−33 6.00 CBC−55F 5.00 実施例12 図式3に従って得た1−(トランス,トランス−4−n
−プロピルビシクロヘキシル)−2−[4−(トランス
−4−n−プロピルシクロヘキシル)−3−フルオロフ
ェニル]エテンを大気圧下にPd/C上で水素化する。
通常の操作を行って1−(トランス,トランス−4−n
−プロピルビシクロヘキシル)−2−[4−(トランス
−4−n−プロピルシクロヘキシル)−3−フルオロフ
ェニル]エタンを得る。 実施例13〜27 上述の合成図式に従って式1′の以下の化合物を得る。
【0177】
【化76】
【0178】
【化77】
【0179】
【化78】 実施例28 D−3CL.F 7.87% D−5CL.F 7.87% CP−3CL.F 10.58% N−I 89℃ CP−5CL.F 8.68% Δn 0.133 K6 8% η20 23.4cSt K9 5% Δε 6.48 PCH302 12% Δε/ε⊥ 1.25 CCEPC 33 8% CCEPC 35 8%
【0180】
【化79】 D−302FF 9
【0181】
【化80】 R R′ C3737 C 45 S 235 N 264 I C37511 C 50 S 249 N 259 I C51137 C 37 S 254 N 259 I 実施例29 液晶化合物とその物性値を次式(アクロニム)および表
2に示す。
【0182】
【化81】
【0183】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 コーツ, デイヴィッド 英国 ビーエイチ21 3エスダブリュ ド ーセット ウィンボーン マーリー ソプ ウィス クレセント 87 (72)発明者 グリーンフィールド, サイモン 英国 ビーエイチ17 7ワイエー プール クリークモー ブラックバード クロー ズ 2 (72)発明者 ショイブレ, ベルンハルト ドイツ連邦共和国 6104 ゼーハイム−ユ ーゲンハイム グルントヴェーク 3 (72)発明者 ヴェヒトラー, アンドレアス ドイツ連邦共和国 6103 グリースハイム ゲーテシュトラーセ 34 (72)発明者 ヒティヒ, ラインハルト ドイツ連邦共和国 6101 モダウタール 1 アム キルヒベルク 11 (72)発明者 リーガー, ベルンハルト 日本国 神奈川県 227 横浜市 緑区 奈良町 大田平 2834 ワコーレ玉川学園 (72)発明者 プラハ, ヘルベルト ドイツ連邦共和国 6100 ダルムシュタッ ト ウィンゲルツベルクシュトラーセ 5 (72)発明者 バルトマン, エケハルト ドイツ連邦共和国 6106 エルツハウゼン デイーブルガー ヴェーク 12アー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式IadないしIam,I'aない
    しI'f,IbおよびIcで表わされる化合物を少くと
    も一つ含む液晶媒体。 【化1】 【化2】 【化3】 ここにR1およびR2はそれぞれ互いに独立して、アルキ
    ル、オキサアルキル、またはアルコキシであり、Eは単
    結合または−CH2CH2−であり、環Bは 【化4】 であり、R1'およびR2'は、それぞれ互いに独立して、
    n−アルキル(但し1つのCH2基は−O−,−CH H
    al−,−C Hal2−または−CH=CH−によって
    置き換えてもよい)であり、XおよびYはそのうち1つ
    はFで、他の1つはHまたはFである。
  2. 【請求項2】 I'aからI'fまでの式中、R1および
    2がアルキルまたはアルコキシである化合物を含む請
    求項1に記載の液晶媒体。
  3. 【請求項3】 I'aからI'fまでの式中、R1および
    2が直鎖である化合物を含む請求項1に記載の液晶媒
    体。
  4. 【請求項4】 I'aからI'fまでの式中、R1および
    2が2,3,4,5,6または7ヶの炭素原子を有す
    る化合物を含む請求項1に記載の液晶媒体。
  5. 【請求項5】 式Ib中、 【化5】 が 【化6】 である化合物を含む請求項1に記載の液晶媒体。
  6. 【請求項6】 式Ib中、 【化7】 が 【化8】 である化合物を含む請求項1に記載の液晶媒体。
  7. 【請求項7】 式1b中、 【化9】 が 【化10】 である化合物を含む請求項1に記載の液晶媒体。
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