JP2000326699A - 絵柄転写紙の製法及びその製法で用いるリボン - Google Patents

絵柄転写紙の製法及びその製法で用いるリボン

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JP2000326699A
JP2000326699A JP11136821A JP13682199A JP2000326699A JP 2000326699 A JP2000326699 A JP 2000326699A JP 11136821 A JP11136821 A JP 11136821A JP 13682199 A JP13682199 A JP 13682199A JP 2000326699 A JP2000326699 A JP 2000326699A
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Kenzo Ariyama
賢三 有山
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Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
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Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その製造で用いるインク用リボンが、リボン
としての十分な可撓性を有し、得られる製品の着色濃度
が高く、光沢があり、また窯業品への接着性もよい絵柄
転写紙を歩留まりよく得る。 【解決手段】 たとえば支持体31の表面に塗布した水
可溶性重合体32の表面に、無機顔料を主成分とするイ
ンク層を有するインク用リボンを用いてそのインク層を
熱転写して、その熱転写したインク層部20aで絵柄7
を形成し、その後、ガラス成分を主成分とする上薬層3
3を有する上薬用リボンを用いてその上薬層33を熱転
写して、前記インク層部20aを前記上薬層33で被覆
し、さらに、薄膜用リボンを用いてその薄膜層34を熱
転写して、インク層部20a上に薄膜層34を設けて、
絵柄転写紙3を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陶磁器、ガラ
ス、ほうろう等の窯業品に絵柄を形成するために用いら
れる絵柄転写紙の製法、並びにその製法で用いるインク
用リボン及び上薬用リボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、陶磁器、ガラス、ほうろう等の窯
業品の絵付は、絵柄を形成した転写紙(絵柄転写紙と称
する)を水に湿潤させ、剥離した絵柄を窯業品の表面に
貼着し、これを焼成する転写法により行われている。
【0003】この絵柄転写紙としては、たとえば、支持
体の表面に水可溶性重合体を塗布し、この水可溶性重合
体の表面に、インク用リボンのインク層を絵柄として熱
転写したものが知られる。この際、用いられるインク用
リボンは、基材と、その表面に塗布したインク層を有し
てなり、また、このインク層としては、バインダー(メ
タクリル酸低級アルキルエステル系重合体とワックスと
の混合物)、ガラス成分及び無機顔料からなるものが用
いられている(特開平7ー237349号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
絵柄転写紙の製造で用いるインク用リボンにおいては、
熱転写式プリンタで使用可能な可撓性を維持するには、
総厚に自ずと限界があり、したがって、無機顔料及びガ
ラス成分の、それぞれの絶対量にも限界がある。
【0005】そして、無機顔料が少ないと、得られる製
品の着色が薄くなり、一方、ガラス成分が少ないと、窯
業品への接着性が不十分となり、光沢がなくなってしま
う。
【0006】そこで、この発明の目的は、その製造で用
いるインク用リボンが、リボンとしての十分な可撓性を
有し、得られる製品の着色濃度が高く、光沢があり、ま
た窯業品への接着性もよい絵柄転写紙を歩留まりよく得
ることができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、無機顔料を主成分とするインク層を有するインク用
リボンと、ガラス成分を主成分とする上薬層を有する上
薬用リボンとの2個のリボンに分けて、各々熱転写する
ことにより、前記目的を達成したものである。
【0008】請求項1に記載の発明は、支持体の表面に
水可溶性重合体を塗布し、その水可溶性重合体上に、イ
ンク用リボンのインク層を熱転写してその熱転写したイ
ンク層部で絵柄を形成し、その後その上に、前記インク
層部を一体化する薄膜層を設ける絵柄転写紙の製法にお
いて、前記インク用リボンのインク層を無機顔料を主成
分とするものとし、そのインク用リボンのインク層を熱
転写してその熱転写したインク層部で絵柄を形成し、そ
の後、ガラス成分を主成分とする上薬層を有する上薬用
リボンを用いてその上薬層を熱転写して、前記インク層
部を前記上薬層で被覆することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の絵柄転写紙の製法において、無機顔料を主成分とする
インク層を有する前記インク用リボンを複数用いて、そ
のインク層を前記水可溶性重合体上に順に熱転写するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の絵柄転写紙の製法において、前記インク層部の
みに前記上薬層を熱転写することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の絵柄転写紙の製法において、少なくとも前記イ
ンク層部のすべてを含む前記水可溶性重合体上の任意の
範囲を指定して、前記上薬層を熱転写することを特徴と
する。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に
記載の絵柄転写紙の製法において、前記水可溶性重合体
上に、まず上薬用リボンを用いてその上薬層を熱転写し
て後、その上に前記インク用リボンのインク層を熱転写
することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に
記載の絵柄転写紙の製法において、薄膜用リボンを用い
てその薄膜層を熱転写して、前記インク層部上に前記薄
膜層を設けることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載のインク用リボンは、請求
項1〜6に記載の絵柄転写紙の製法で用いられ、基材の
表面に、無機顔料及びバインダーからなるインク層を有
することを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の上薬用リボンは、請求項
1〜6に記載の絵柄転写紙の製法で用いられ、基材の表
面に、ガラス成分を主成分とする上薬層を有することを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1は、この発明を用
いて製造される絵柄7が形成されている絵柄転写紙3の
平面図である。
【0017】この絵柄転写紙3は、たとえば図2に示す
ように、支持体31と、この支持体31の表面に塗布し
た水可溶性重合体32と、この水可溶性重合体32上に
形成されたインク層部20aと、このインク層部20a
の上に被覆された上薬層33と、この上薬層33を含む
水可溶性重合体32全体を被覆する薄膜層34とよりな
る。インク層20aは、絵柄7を形成している。
【0018】そして、この絵柄転写紙3は、図3に示す
ように、陶磁器70の表面に絵柄7を形成するために使
用される。
【0019】この絵柄転写紙3は、たとえば、次のよう
にして製造される。まず、図4に示す、基材21の表面
に、無機顔料を主成分とするインク層20を有するイン
ク用リボン2を調製する。
【0020】すなわち、基材21としての厚み6μmの
ポリエステルフィルム片の表面に、接着層22としての
メタクリル酸低級アルキルエステル系重合物を塗布す
る。
【0021】さらに、その表面に、インクを塗布し、乾
燥してインクからトルエンを除去して、インク層20と
し、インク用リボン2を得る。
【0022】この際、接着層22は、必ずしも必要では
ないが、基材21とインク層20とのなじみを向上させ
るためには用いることが好ましい。
【0023】ここで、インク層20は、無機顔料を主成
分とするものであり、無機顔料とバインダーの他、ガラ
ス成分も含んでいてもよい。
【0024】そして、無機顔料としては、たとえば、
鉄、コバルト、ニッケル、銅、セレン、チタン、モリブ
デン、クロム、マンガン等の酸化物、金、ロジウム等の
貴金属コロイド、カドミウム・セレン等を用いることが
できる。
【0025】バインダーとしては、メタクリル酸低級ア
ルキルエステル系重合体(ME重合体)とワックス類と
の混合物が用いられる。
【0026】ワックスとしては、パラフィン系ワックス
等の炭化水素系ワックス、脂肪酸エステル系ワックス等
が用いられる。
【0027】ガラス成分は、無機顔料を窯業品に固着さ
せるためのものであり、たとえば、珪素、アルミニウ
ム、カルシウム、マグネシウム、ほう素、アルカリ金
属、鉛、亜鉛、ジルコニウム等の酸化物などが用いられ
る。
【0028】また、図5に示す、基材21の表面に、ガ
ラス成分を主成分とする上薬層33を有する上薬用リボ
ン4を調製する。
【0029】すなわち、基材21としての厚み6μmの
ポリエステルフィルム片の表面に、接着層22としての
メタクリル酸低級アルキルエステル系重合物を塗布す
る。
【0030】さらに、その表面に、ガラス成分を主成分
とする上薬層33を塗布し、上薬用リボン4を得る。
【0031】この際、接着層22は、必ずしも必要では
ないが、基材21と上薬層33とのなじみを向上させる
ためには用いることが好ましい。
【0032】ここで、上薬層33は、ガラス成分を主成
分とするものであり、たとえば、ガラス成分とバインダ
ーからなる。
【0033】ガラス成分は、インク用リボン2のガラス
成分と同様のものが用いられる。
【0034】バインダーとしては、インク用リボン2の
バインダーと同様のものが用いられる。
【0035】さらに、図6に示す、基材21の表面に、
メタクリル酸系樹脂を主成分とする薄膜層34を有する
薄膜用リボン5を調製する。
【0036】すなわち、基材21としての厚み6μmの
ポリエステルフィルム片の表面に、接着層22としての
メタクリル酸低級アルキルエステル系重合物を塗布す
る。
【0037】さらに、その表面に、メタクリル酸系樹脂
を主成分とする薄膜層34を塗布し、薄膜用リボン5を
得る。
【0038】この際、接着層22は、必ずしも必要では
ないが、基材21と薄膜層34とのなじみを向上させる
ためには用いることが好ましい。
【0039】別に、図7に示すように、支持体31の表
面に水可溶性重合体32を塗布して、絵柄を転写する転
写紙を調製する。
【0040】ここで、支持体31としては、たとえば、
紙、合成紙、ポリビニールアルコール等の水溶性フィル
ムなどが用いられる。
【0041】水可溶性重合体32としては、ポリビニル
アルコール、澱粉、デキストリン等が用いられる。
【0042】次に、図8及び図9に示すように、この水
可溶性重合体32上に、前記インク用リボン2のインク
層20を熱転写式プリンタにより熱転写して、その熱転
写したインク層部20aで絵柄7を形成する。
【0043】次に、図10及び図11に示すように、前
記上薬用リボン4を用いてその上薬層33を熱転写し
て、前記インク層部20aを、上薬層33で被覆する。
ここで、上薬層33を熱転写するに際しては、少なくと
前記インク層部20aのすべてを含む前記水可溶性重合
体32上の任意の範囲を指定する。
【0044】さらに、図12及び図2に示すように、前
記薄膜用リボン5を用いてその薄膜層34を熱転写し
て、前記インク層部20a上に、このインク層部を一体
化する前記薄膜層34を設けると、図2に示す絵柄転写
紙3が得られる。
【0045】上記例では、前記インク層部20aの上
を、前記上薬層33で被覆するが、図13に示すよう
に、前記インク層部20aの下にも、前記上薬層33を
設けてもよい。
【0046】この場合には、前記水可溶性重合体32上
に、まず、上薬用リボン4を用いてその上薬層33を熱
転写して後、その上に、前記インク用リボン2のインク
層20を熱転写して、インク層部20aで絵柄7を形成
する。
【0047】この際、その後に形成する、少なくともイ
ンク層部20aのすべてを含む前記水可溶性重合体32
上の任意の範囲に、予め上薬層33を熱転写する。
【0048】このように、上記2例では、少なくともイ
ンク層部20aのすべてを含む前記水可溶性重合体32
上の任意の範囲を指定して上薬層33を熱転写するが、
前記インク層部20aのみに上薬層33を熱転写しても
よい。
【0049】たとえば、図14に示すように、インク層
部20aのみの上に、上薬層33を熱転写してもよい
し、また、図15に示すように、インク層部20aのみ
の上と下に、上薬層33を熱転写してもよい。
【0050】また、上記例では、1個のインク用リボン
を用いる例であるが、複数のインク用リボンを用い、各
インク用リボンのインク層を前記水可溶性重合体32上
に順に熱転写して、絵柄を形成してもよい。
【0051】たとえば、イエロー、マゼンター、シア
ン、ブラックの各色の無機顔料を用いて、それぞれのイ
ンク用リボンを調製し、これを順次用いて各インク層を
熱転写すれば、カラーの絵柄を形成することもできる。
【0052】上記例では、その薄膜層34を、薄膜用リ
ボン5を用いて熱転写により設けるが、従来のように、
薄膜として、メタクリル酸系樹脂を、単に手作業で塗布
したり、スプレイ塗布したりして設けてもよい。
【0053】前記例のように、薄膜用リボン5を使用し
て熱転写により設けることにより、熱転写式プリンタに
より自動的に設けることもできる。
【0054】この発明により製造される絵柄転写紙3を
使用して、陶磁器70に転写するには、上記のようにし
て得られる絵柄転写紙3を、水に湿潤させて、インク層
部20a、上薬層33及び薄膜層34からなる絵柄を、
水可溶性重合体32の溶解により、支持体31から剥離
し、これらを陶磁器70の表面に貼着して、転写し、温
度600〜1000℃で焼成する。
【0055】これにより、薄膜層34が焼失し、インク
層部20aと上薬層33の着色材料のみが残留して、図
3に示すように、陶磁器70の表面に絵柄7が形成され
る。この絵柄7は、陶磁器70に美麗な絵柄として完全
に固着する。
【0056】この発明においては、コンピュータにより
絵柄を製作し、この絵柄を、インク用リボンを装填した
熱転写式プリンタにより、転写紙に印刷して絵柄転写紙
を得ることができる。
【0057】また、コンピュータに、手書きの絵柄をス
キャナ入力したり、デジタルカメラによる撮影映像を入
力したり、その他の記録媒体からデータを入力し、得ら
れる絵柄を、インク用リボンを装填したプリンタにより
転写紙に印刷して絵柄転写紙を得ることもできる。
【0058】これらの場合には、窯業用の絵柄転写紙が
机上で簡易に得られ、製作時間も極めて短くなる。ま
た、絵柄を画像データとして送信できるので、遠隔地間
で同時に絵柄転写紙を製造することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、その製
造で用いるインク用リボンが、リボンとしての十分な可
撓性を有し、得られる製品の着色濃度が高く、光沢があ
り、また窯業品への接着性もよい絵柄転写紙を歩留まり
よく得ることができる。
【0060】熱転写式印刷を行うものであるから、小ロ
ットの場合にも対応でき、多品種の生産にも適合する。
また、スクリーン印刷に比して、製造工程を大幅に短縮
することができるから、個々の要求に応じた製品を短時
間で仕上げることができる。
【0061】また、熱転写式を採用し、デジタル画像で
あるため、絵柄の中間調の表現が可能で、地肌汚れを防
ぐことができる。
【0062】さらに、熱転写式なので、溶媒を使用せ
ず、作業環境上優れている。また、この発明はリボン類
を用いるものであるから、システムの信頼性が高く、価
格も安価にできる。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、複数のイ
ンク用リボンを用いるから、その各リボンにそれぞれ各
色の無機顔料を用いて、そのインク層を水可溶性重合体
上に順に熱転写して、カラーの絵柄を効率よく形成する
ことができる。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、インク層
部のみに上薬層を熱転写するから、上薬層の使用量が少
なくてすみ、簡単に必要部分のみを被覆でき、焼成後は
表面に艶のある立体文字及びや写真画像の美麗な窯業品
が得られる。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、少なくと
もインク層部のすべてを含む水可溶性重合体上の任意の
範囲を指定して、上薬層を熱転写するから、ベタ状に被
覆され、写真画像等は表面に艶が出て美麗な窯業品が得
られる。
【0066】請求項5に記載の発明によれば、絵柄転写
紙を使用して窯業品に転写する際に、窯業品に接着させ
る側にも、ガラス成分を主成分とする上薬層を設けるも
のであるから、窯業品への接着性をより高めることがで
きる。
【0067】請求項6に記載の発明によれば、従来手作
業で薄膜塗布又はスプレイ塗布していたものを、薄膜用
リボンを用いて、熱転写式プリンタで自動的に設けるこ
とができる。
【0068】請求項7に記載のインク用リボンによれ
ば、前記請求項1の効果を達成することができる。
【0069】請求項8に記載の上薬用リボンによれば、
前記請求項1の効果を達成することができる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を用いて製造される絵柄転写紙の平面
図である。
【図2】その絵柄転写紙の構造説明図である。
【図3】その絵柄を施した陶磁器の斜視図である。
【図4】絵柄転写紙の製造に用いるインク用リボンの構
造説明図である。
【図5】絵柄転写紙の製造に用いる上薬用リボンの構造
説明図である。
【図6】絵柄転写紙の製造に用いる薄膜用リボンの構造
説明図である。
【図7】絵柄転写紙の製造に用いる転写紙の構造説明図
である。
【図8】インク用リボンのインク層の転写工程を示す説
明図である。
【図9】転写後の説明図である。
【図10】その上薬層の転写工程を示す説明図である。
【図11】転写後の説明図である。
【図12】その薄膜層の転写工程を示す説明図である。
【図13】他の絵柄転写紙の構造説明図である。
【図14】さらに、他の絵柄転写紙の構造説明図であ
る。
【図15】またさらに、他の絵柄転写紙の構造説明図で
ある。
【符号の説明】
2 インク用リボン 3 絵柄転写紙 4 上薬用リボン 5 薄膜用リボン 7 絵柄 20 インク層 20a インク層部 21 基材 22 接着層 31 支持体 32 水可溶性重合体 33 上薬層 34 薄膜層 70 陶磁器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H111 AA05 AA06 AA26 AA33 BA32 BA33 CA23 3B005 EB03 EB05 FA02 FA03 FB13 FB25 FB33 FB37 4J004 CA02 CA03 CB02 CC02 FA01 GA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の表面に水可溶性重合体を塗布
    し、その水可溶性重合体上に、インク用リボンのインク
    層を熱転写してその熱転写したインク層部で絵柄を形成
    し、その後その上に、前記インク層部を一体化する薄膜
    層を設ける絵柄転写紙の製法において、 前記インク用リボンのインク層を無機顔料を主成分とす
    るものとし、そのインク用リボンのインク層を熱転写し
    てその熱転写したインク層部で絵柄を形成し、その後、
    ガラス成分を主成分とする上薬層を有する上薬用リボン
    を用いてその上薬層を熱転写して、前記インク層部を前
    記上薬層で被覆することを特徴とする、絵柄転写紙の製
    法。
  2. 【請求項2】 無機顔料を主成分とするインク層を有す
    る前記インク用リボンを複数用いて、そのインク層を前
    記水可溶性重合体上に順に熱転写することを特徴とす
    る、請求項1に記載の絵柄転写紙の製法。
  3. 【請求項3】 前記インク層部のみに前記上薬層を熱転
    写することを特徴とする、請求項1又は2に記載の絵柄
    転写紙の製法。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記インク層部のすべてを含
    む前記水可溶性重合体上の任意の範囲を指定して、前記
    上薬層を熱転写することを特徴とする、請求項1又は2
    に記載の絵柄転写紙の製法。
  5. 【請求項5】 前記水可溶性重合体上に、まず上薬用リ
    ボンを用いてその上薬層を熱転写して後、その上に前記
    インク用リボンのインク層を熱転写することを特徴とす
    る、請求項1〜4に記載の絵柄転写紙の製法。
  6. 【請求項6】 薄膜用リボンを用いてその薄膜層を熱転
    写して、前記インク層部上に前記薄膜層を設けることを
    特徴とする、請求項1〜5に記載の絵柄転写紙の製法。
  7. 【請求項7】 基材の表面に、無機顔料及びバインダー
    からなるインク層を有する、請求項1〜6に記載の絵柄
    転写紙の製法で用いる、インク用リボン。
  8. 【請求項8】 基材の表面に、ガラス成分を主成分とす
    る上薬層を有する、請求項1〜6に記載の絵柄転写紙の
    製法で用いる、上薬用リボン。
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