JP2000326376A - プリプラ式射出装置 - Google Patents

プリプラ式射出装置

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JP2000326376A
JP2000326376A JP11136357A JP13635799A JP2000326376A JP 2000326376 A JP2000326376 A JP 2000326376A JP 11136357 A JP11136357 A JP 11136357A JP 13635799 A JP13635799 A JP 13635799A JP 2000326376 A JP2000326376 A JP 2000326376A
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plunger
injection
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injection device
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Katsuyuki Suzuki
木 克 之 鈴
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 螺旋溝を形成したプランジャのねじポンプ作
用を利用して、射出シリンダとプランジャの隙間からの
樹脂漏れを効果的に防止する。 【解決手段】 加熱シリンダ17内でスクリュ18を回
転させて樹脂原料を可塑化する可塑化部12と、この可
塑化部12から送られる溶融樹脂を射出シリンダ23内
のプランジャ28前方に導き、このプランジャ28を軸
方向に前後動させて樹脂の計量および射出を行う射出部
14と、が独立して設けられたプリプラ式射出装置にお
いて、プランジャ28に直進運動をさせる直進駆動機構
33に加えて、軸方向に前後直進運動をする前記プラン
ジャに回転運動を付加するプランジャ回転駆動機構を設
け、プランジャ28の外周部に当該プランジャの回転方
向と順方向ねじれの螺旋溝40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリプラ式射出装
置に係り、特に、プランジャと射出シリンダとの隙間か
らの樹脂漏れを効果的に防止できるようにしたプリプラ
式射出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の射出装置には、大きく分け
てインラインスクリュ式射出装置と、プリプラ式射出装
置がある。インラインスクリュ式射出装置は、樹脂材料
の溶融をスクリュで行い、このスクリュが前進して溶融
樹脂を射出する。
【0003】インラインスクリュ式の射出装置では、計
量の進行に伴いスクリュの有効長が減少するため、バレ
ル内に蓄積された溶融樹脂の温度や混練度が軸方向に異
なった分布になる。このような温度、混練度のばらつき
は、成形品のむら等の成形不良につながるケースがあ
る。
【0004】これに対して、樹脂を溶融する可塑化部
と、射出部とを分離独立させたプリプラ式射出装置で
は、可塑化部で溶融した樹脂を射出部に送って、射出プ
ランジャにより射出するようになっている。
【0005】プリプラ式射出装置は、計量が進行しても
可塑化部のスクリュ有効長が一定であるため、溶融樹脂
の温度や混練度が射出時の1ショット内で安定する。ま
た、スクリュとは別個にプランジャの直径およびストロ
ークを変えることができるので、インライン式射出装置
に較べて、射出容量や射出圧力を大きくとることができ
る利点がある。プリプラ式射出装置では、上記の特徴を
活かして溶融樹脂の均一性が要求される精密成形分野で
多く使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリプラ式射出装置においては、射出部の構造上、射出
時にプランジャとシリンダとの間の隙間から溶融樹脂が
外部にもれるのを避けることができない。溶融樹脂が外
部に漏れた場合、定期的に樹脂の除去を必要とし、しか
も相当煩瑣な作業となる。
【0007】従来、プリプラ式射出装置における樹脂漏
れ対策としては、プランジャとシリンダの隙間を製作可
能な最少にしたり、プランジャとシリンダを線熱膨張係
数が等しい材質にして昇温時のすきま増大を防止する
等、いろいろ試みられているが、樹脂漏れを完全に防止
できていないのが現状である。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、螺旋溝を形成したプランジャの
ねじポンプ作用を利用して樹脂漏れを効果的に防止する
ことができるようにしたプリプラ式射出装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、加熱シリンダ内でスクリ
ュを回転させて樹脂原料を可塑化する可塑化部と、この
可塑化部から送られる溶融樹脂を射出シリンダ内のプラ
ンジャ前方に導き、前記プランジャを軸方向に前後動さ
せて樹脂の計量および射出を行う射出部と、が独立して
設けられたプリプラ式射出装置において、前記プランジ
ャに直進運動をさせる直進駆動機構に加えて、軸方向に
前後直進運動をする前記プランジャに回転運動を付加す
るプランジャ回転駆動機構を設け、前記プランジャの外
周部に当該プランジャの回転方向と順方向ねじれの螺旋
溝を設けたことを特徴とするものである。
【0010】この発明によれば、プランジャ回転駆動機
構を設けるとともに、プランジャは、その外周部に回転
方向と順方向にねじれている螺旋溝をもつため、プラン
ジャ回転駆動機構がプランジャに回転を与えると、プラ
ンジャと射出シリンダとの隙間から外に漏れようとする
樹脂にねじポンプ作用を及ぼし、樹脂をメルト溜りの方
に強制的に還流させることができる。
【0011】また、請求項2に係る発明のように、前記
プランジャ回転駆動機構は、モータと、前記プランジャ
に連結されるスプライン軸と、前記スプライン軸を回転
が許容されるように直進駆動機構に連結する継手と、前
記スプライン軸に嵌合するスプラインを有し、前記モー
タの回転力を前記スプラインに伝達する伝動機構と、と
から構成することができる。
【0012】また、請求項3に係る発明のように、前記
プランジャ回転駆動機構は、前記プランジャの軸方向直
進運動を回転運動を伴った運動に変換する機構であって
もよい。
【0013】この前記変換機構としては、請求項4に記
載したように、前記プランジャに連結されるボールねじ
と、前記ボールねじの回転が許容されるように直進駆動
機構に連結する継手と、射出シリンダに軸受を介して回
転自在に取り付けられ、前記ボールねじに螺合するボー
ルナットと、前記ボールナットの一方向の回転に対して
前記ボールナットを空転させる一方向クラッチと、から
構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるプリプラ式射
出装置の一実施形態について、添付の図面を参照しなが
ら説明する。 第1実施形態 図1は、第1実施形態によるプリプラ式射出装置の縦断
面図である。このプリプラ式射出装置10は、樹脂原料
を可塑化する可塑化部12と、溶融樹脂を図示しない金
型内に射出する射出部14と、計量工程、射出工程、保
圧工程を行うために各装置の動作を統合的に制御する制
御装置16などから構成されている。
【0015】可塑化部12の加熱シリンダ17の内部に
は、スクリュ18が挿入されている。このスクリュ18
には、軸受19によって回転自在に支持されたシャフト
20が連結されており、このシャフト20は図示しない
モータによって駆動される。ホッパ21から加熱シリン
ダ17内に投入された樹脂原料は、このスクリュ18の
回転により溶融して可塑化される。
【0016】加熱シリンダ17の先端部の連結部22
は、射出部14の備える射出シリンダ23の側面部に接
合されている。この連結部22の内部には、樹脂供給通
路24が形成されている。この樹脂供給通路24は、逆
止弁25を介して射出シリンダ23の側部に開口する樹
脂供給口26に接続され、溶融樹脂はスクリュ18の回
転とともに、この樹脂供給通路24、樹脂供給口26か
ら射出シリンダ23内に導かれるようになっている。
【0017】次に、射出装置14の構成について説明す
る。射出装置14の射出シリンダ23には、その内径部
に対して微小隙間δを与えられてプランジャ28が射出
シリンダ23内を軸方向、回転方向とも摺動自在に嵌め
合わされている。射出シリンダ23の前方の内径部とプ
ランジャ28の先端部との間にできる空間は、計量時に
溶融樹脂が溜まっていくメルト溜り29になっている。
また、射出シリンダ23の前端部には、ノズル30が設
けられており、このノズル30は、プリプラ式射出装置
10の全体が前進したときに、図示しない金型にノズル
タッチ機構を介して接続されるようになっている。
【0018】ここで、プランジャ28を軸方向に前後動
させるための直進駆動機構について説明する。プランジ
ャ28の後端部からは連結軸31が後方に延びている。
この連結軸31は、継手32を介して油圧シリンダなど
からなる射出アクチュエータ33と連結されている。な
お、継手32は、スラストベアリングとラジアルベアリ
ングとが一体的にユニット化された継手であって、プラ
ンジャ28の前後動によるスラスト荷重を支えるととも
に、次に説明するプランジャ回転駆動機構による連結軸
31の回転をも許容することができるようになってい
る。
【0019】前記プランジャ回転駆動機構は、回転アク
チュエータ34を駆動源として、前後動しているプラン
ジャ28に回転運動を与えるための機構である。この第
1実施形態では、連結軸31はキー溝31aを有するス
プライン軸として構成されている。回転アクチュエータ
34の回転力を連結軸31に伝達する機構としては、ス
プラインを有するベルト伝動機構が用いられている。す
なわち、回転アクチュエータ34の出力軸には、小プー
リ35が取り付けられ、連結軸31と摺動嵌め合いする
スプラインをボス部に有する大プーリ36が軸受37を
介して射出シリンダ23の末端部に取り付けられてい
る。これら小プーリ35と大プーリ36には、ベルト3
8が巻き掛けられている。
【0020】次に、図2は、プランジャ28の詳細を示
す。このプランジャ28では、その円柱部分の外周面に
進み角Φの螺旋溝40が形成されている。その螺旋溝4
0のねじれ方向は、プランジャ28の回転方向と順方向
であって、すなわち、螺旋溝40はプランジャ28の回
転方向に一周するときプランジャ28の前進方向に進む
ようになっている。図3は、螺旋溝40の断面を示す図
で、幅W〔数mm程度〕、深さh〔0.1〜0.3mm
程度〕のごく小さい断面の浅い溝である。
【0021】次に、以上のように構成されるプリプラ式
射出装置の作用について説明する。まず、計量工程で
は、スクリュ18が回転して樹脂を溶融するとともに、
溶融樹脂を樹脂供給通路24、樹脂供給口26から射出
シリンダ23内のメルト溜り29に送り出す。そして、
メルト溜り29に溜まっていく樹脂の圧力でプランジャ
28は後退し、樹脂の計量が行われる。この間、射出ア
クチュエータ33は後退するプランジャ28に背圧をか
ける。また、回転アクチュエータ34はその回転力をベ
ルト37、大プーリ36を介してスプライン軸である連
結軸31に伝えるので、プランジャ28は、回転させら
れながら後退する。このプランジャ28は、その外周部
に回転方向と順方向にねじれている螺旋溝40をもつた
め、プランジャ28と射出シリンダ23との隙間から外
に漏れようとする樹脂にねじポンプ作用を及ぼし、樹脂
をメルト溜り29の方に強制的に還流させることができ
る。このねじポンプ作用は、計量工程の間つづき、した
がって、プランジャ28と射出シリンダ23との隙間か
らの樹脂の漏れを効果的に防止することができる。
【0022】また、射出工程でも同様に、射出アクチュ
エータ33がプランジャ28を前進させ、メルト溜り2
9に溜まっている樹脂を射出すると同時に、回転アクチ
ュエータ34がプランジャ28を回転させるので、ねじ
ポンプ作用によって、プランジャ28と射出シリンダ2
3との隙間から外に漏れようとする樹脂をメルト溜り2
9に還流させることができる。
【0023】以上のようなプランジャ28のねじポンプ
作用による樹脂漏れ防止効果について、次に、漏れ出す
樹脂量とねじポンプ作用により還流する樹脂量とを比較
して定量的に説明する。 A.漏れ出す樹脂量 射出時において、プランジャ28と射出シリンダ23の
隙間からの1秒あたりの樹脂漏れ量Qp1は、プランジャ
28の円柱部の外周面と射出シリンダ23の内周面との
平行平面間の漏れ量で次の式で近似することができる。
【数1】 ここで、D:プランジャ直径 30mm δ:プランジャと射出シリンダの隙間 0.01mm P:射出圧力 20kgf/mm2 L:プランジャの円筒部長さ 150mm η:溶融樹脂粘土 0.0001kgf/mm2・s とすると、
【数2】 射出時間が10秒とすれば、その間の樹脂漏れ量は、
0.105mm3となる。
【0024】B.プランジャの回転による樹脂の還流量 プランジャ28の螺旋溝40の溝幅W、溝深さhは、ご
く小さいが、プランジャ28が回転するときに螺旋溝4
0を流れる樹脂に作用する力は、通常の可塑化スクリュ
における場合と同じなので、樹脂の還流量の計算には、
一般に使用されているスクリュの理論式を適用すること
ができる。
【0025】
【数3】 ここで、D:プランジャ直径 30mm N:プランジャ回転速度 0.1rpm〔10秒間で1回
転〕 W:螺旋溝幅 2mm h:螺旋溝深さ 0.1mm Φ:螺旋溝の進み角 15deg k:効率〔圧力流によるロス〕 0.8 とすると、
【数4】 射出時間を10秒とすると、その間の樹脂還流量は、
7.28mm3となる。これは、先にA項で求めた樹脂
漏れ量0.105mm3に比べて十分大きな値である。
したがって、本計算で仮定したようなごく小さい断面の
螺旋溝40をプランジャ28に設け、非常にゆっくりと
回転させるだけで、樹脂が漏れないように確実に樹脂を
メルト溜り29に還流させることができる。
【0026】第2実施形態 次に、本発明によるプリプラ式射出装置の他の実施形態
について、図4を参照して説明する。この第2実施形態
によるプリプラ式射出装置は、第1実施形態とは異なっ
て、プランジャ28に回転を与える機構を直進駆動機構
とは別々に設けずに、直進駆動機構の直進運動を利用
し、これを回転運動を伴った運動に変換するようにした
機構を設けたものである。その他の部分は第1実施形態
と同一であり、同一部分には同一の参照符号を付してそ
の説明は省略する。
【0027】この第2実施形態では、直進駆動機構を構
成する射出アクチュエータ33には、スプライン軸に替
えてボールねじ42が継手32を介して連結されてい
る。継手32は、第1実施形態と同様にスラストベアリ
ングとラジアルベアリングとが一体的にユニット化され
た継手であって、プランジャ28の前後動によるスラス
ト荷重を支えるとともに、ボールねじ42の回転をも許
容することができる。ボールねじ42の先端はプランジ
ャ28に連結されている。ボールねじ42に螺合するボ
ールナット43は、軸受44を介して射出シリンダ23
に回転自在に取り付けられている。また、ボールナット
43は、一方向クラッチ45を用いて軸受44に接続さ
れている。この場合、ボールねじ42を前進させる方向
にボールナット43が回転しようとするときには、一方
向クラッチ45と軸受44の接続が切れてボールナット
43は回転せずに固定され、ボールねじ42を後退する
方向にボールナット43が回転しようとするときには一
方向クラッチ45と軸受44が接続してボールナット4
3は空転するようになっている。
【0028】次に、以上の第2実施形態によるプリプラ
式射出装置におけるプランジャのねじポンプ作用につい
て説明する。射出工程では、射出アクチュエータ33が
プランジャ28を前進させ、メルト溜り29に溜まって
いる樹脂を射出する。これと同時に、ボールねじ42
は、前進しながらボールナット43を回転させようとす
る。この回転方向に対しては、一方向クラッチ44はボ
ールナット43を軸受44に接続させないので、ボール
ナット43は回転せずそのかわりにボールねじ42の直
進運動を回転運動に換える。したがって、プランジャ2
8は前進しながら回転するので、第1実施形態と同様の
ねじポンプ作用によって、プランジャ28と射出シリン
ダ28との隙間から外に漏れようとする樹脂をメルト溜
り29に還流させることができる。
【0029】計量工程では、メルト溜り29に溜まって
いく樹脂の圧力でプランジャ28は後退し、樹脂の計量
が行われる。この間、ボールねじ42は後退しながらボ
ールナット43を射出時と逆方向に回転させようとし、
ボールナット43は一方向クラッチ45によって軸受4
4と接続し、またこの方向への回転抵抗はプランジャ2
8と射出シリンダ23の間の粘性抵抗よりもはるかに小
さいので、ボールナット43は空転する。このため、ボ
ールねじ42とプランジャ28は回転することなく後退
する。
【0030】この第2実施形態では、射出工程でのみプ
ランジャ28を回転させるようにして樹脂を還流させる
ようにしているが、第1実施形態で説明した通り、プラ
ンジャ28をゆっくり回すだけで、樹脂漏れ量に比べて
十分に大きな還流能力を与えるのは容易であるから、高
圧になって樹脂漏れがし易い射出工程においてプランジ
ャ28を回転させることで、十分な樹脂漏れ防止の機能
を果たすことが可能である。しかも、第1実施形態に比
べて、プランジャ28に回転運動を与える機構を簡素化
できる利点も挙げることができる。
【0031】なお、以上、プランジャ28の射出工程で
回転運動を与える例を説明したが、プランジャ28の計
量行程で回転運動を与えるようにしても、同様の樹脂漏
れ効果を果たすことは可能である。また、プランジャ2
8の直進運動を利用してこれを回転運動に変換する機械
要素としてボールねじ機構を挙げて説明したが、他の機
械要素の組み合せによる変換機構を適用してプランジャ
に回転運動を与えることでも同様な樹脂漏れ防止効果を
得ることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プランジャは、その外周部に回転方向と順方
向にねじれている螺旋溝をもつため、プランジャ回転駆
動機構がプランジャに回転を与えると、プランジャと射
出シリンダとの隙間から外に漏れようとする樹脂にねじ
ポンプ作用を及ぼし、樹脂をメルト溜りの方に強制的に
還流させ、樹脂漏れを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリプラ式射出装置の第1の実施
形態を示す断面図。
【図2】同実施形態によるプリプラ式射出装置のプラン
ジャを詳細に示す断面図。
【図3】図2におけるA−A断面を示す図。
【図4】本発明によるプリプラ式射出装置の第2の実施
形態を示す断面図。
【符号の説明】
10 プリプラ式射出装置 12 可塑化部 14 射出部 16 制御装置 17 加熱シリンダ 18 スクリュ 21 ホッパ 23 射出シリンダ 28 プランジャ 30 ノズル 31 連結軸 32 継手 33 射出アクチュエータ 34 回転アクチュエータ 40 螺旋溝 42 ボールねじ 43 ボールナット 45 一方向クラッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱シリンダ内でスクリュを回転させて樹
    脂原料を可塑化する可塑化部と、この可塑化部から送ら
    れる溶融樹脂を射出シリンダ内のプランジャ前方に導
    き、前記プランジャを軸方向に前後動させて樹脂の計量
    および射出を行う射出部と、が独立して設けられたプリ
    プラ式射出装置において、 前記プランジャに直進運動をさせる直進駆動機構に加え
    て、軸方向に前後直進運動をする前記プランジャに回転
    運動を付加するプランジャ回転駆動機構を設け、前記プ
    ランジャの外周部に当該プランジャの回転方向と順方向
    ねじれの螺旋溝を設けたことを特徴とするプリプラ式射
    出装置。
  2. 【請求項2】前記プランジャ回転駆動機構は、 モータと、 前記プランジャに連結されるスプライン軸と、 前記スプライン軸を回転が許容されるように直進駆動機
    構に連結する継手と、 前記スプライン軸に嵌合するスプラインを有し、前記モ
    ータの回転力を前記スプラインに伝達する伝動機構と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリプラ式
    射出装置。
  3. 【請求項3】前記プランジャ回転駆動機構は、前記プラ
    ンジャの軸方向直進運動を回転運動を伴った運動に変換
    する機構からなることを特徴とする請求項1に記載のプ
    リプラ式射出装置。
  4. 【請求項4】前記変換機構は、 前記プランジャに連結されるボールねじと、 前記ボールねじの回転が許容されるように直進駆動機構
    に連結する継手と、 射出シリンダに軸受を介して回転自在に取り付けられ、
    前記ボールねじに螺合するボールナットと、 前記ボールナットの一方向の回転に対して前記ボールナ
    ットを空転させる一方向クラッチと、を備えることを特
    徴とする請求項3に記載のプリプラ式射出装置。
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