JP2000326155A - 部品の締結装置 - Google Patents

部品の締結装置

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Publication number
JP2000326155A
JP2000326155A JP11175886A JP17588699A JP2000326155A JP 2000326155 A JP2000326155 A JP 2000326155A JP 11175886 A JP11175886 A JP 11175886A JP 17588699 A JP17588699 A JP 17588699A JP 2000326155 A JP2000326155 A JP 2000326155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
tightening
bit
receiving table
fastening device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11175886A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Niimi
達矢 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付トルクの大きな自動締結装置における回
転工具の締付ビットと、ネジ部品との間の食付きを解消
して、ネジ部品および回転工具の損傷を防ぐとともに、
作業性の低下を防止する。 【解決手段】 製品4を載せる受け台2を回転できるよ
うにして基盤1上に載せ、締付ビット6aと受け台2の
回転中心とを一致させるように製品4を受け台2に載
せ、受け台2を締付ビット6aの回転方向にバネ7で付
勢し、締付中は受け台2の回転を規制する係止部80を
設け、締付終了時に係止部80を移動してこの規制を解
除することにより、受け台2すなわちユニオンニップル
3を締付ビット6a回転方向に所定角度回転させ、締付
ビット6aとユニオンニップル3との食付きを解消す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品の締結装置に関
し、詳しくは、部品と締付ビットの食付きを防止するた
めの締結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータやエアードライバ等の
自動締結装置でネジ部品を締め付ける場合、図2に示す
ように、締付終了時点において、回転工具26の締付ビ
ット26aがユニオンニップル23の係合部23aに食
付くことがあり、回転工具26をそのまま上昇復帰させ
ると回転工具26が製品24を持ち上げたり、ユニオン
ニップル23の頭部23bを破損したり、あるいは回転
工具26を破損したりする場合がある。この食付きを解
除する技術としては、電動モータによる自動締結装置に
関しては、特開平2−180531号公報で公知であ
る。前記公報によれば、締付完了時点において回転工具
の逆転方向の回転トルクを検出して、このトルク値が回
転工具とネジ部品との間の食付きを解除する値に達する
とモータへの逆転電圧の印加を直ちに停止させて食付き
を解除するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアー
ドライバによる締付トルクの大きな(例えば、300K
g・cm)締結装置の場合は、上述のようにモータへの
逆転電圧印加による方法のような精度の高い電気的コン
トロールは難しく、逆回転により食付きを解除しようと
すると、過大な逆回転力によりにネジの締結を誤って解
除してしまうおそれがある。なお、締付トルクの比較的
小さな締結の場合は、手持ちのエアードライバで締付作
業をするため、締付完了時、トルクの急増大による反動
で逆回転方向にエアードライバが動き、回転工具とネジ
部品との間の食付きは生じない。そこで本発明は、締付
トルクの大きなエアードライバを利用する自動締結装置
における回転工具の締付ビットとネジ部品との間の食付
きによる作業性の低下を、簡単な構成で防止することを
課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、基盤上に締付ビットの
回転中心を中心にして回動可能に載置された受け台と、
該受け台を締付ビットの締付方向に回転するよう付勢す
る弾性部材と、前記締付ビットの締付中に前記受け台の
回転を規制する係止部と、前記係止部の規制を所定の角
度において解除する解除手段とにより構成されるととも
に、締付終了時に前記係止部の回転規制を解除すること
を特徴とする。また、請求項2の発明は、前記解除手段
が、空気圧または油圧により駆動されることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の一実
施形態に係る締結装置の上面図、図1(b)は正面断面
図である。図1において、基盤1上に受け台2が載置さ
れ、受け台2上にユニオンニップル3が締め付けられる
製品4が載置されている。製品4は、取付穴4a、4b
が受け台2に植設された2本のピン2a、2bにはめ込
まれて左右の移動を規制されている。受け台2は下面に
円柱状の突起部2cが設けられ、基盤1に孔設された孔
1aに嵌合されたブッシュ5の円筒状内面5aに遊嵌さ
れ、突起部2cを中心に回動可能に載置されている。ユ
ニオンニップル3と突起部2cの中心とは一致するよう
構成されている。すなわち、回転工具6の締付ビット6
aの回転中心と受け台2の回転中心とが一致するよう構
成されている。
【0006】基盤1上には支持部1b、1cが立設さ
れ、一方の支持部1bには、受け台2を締付ビット6a
の締付方向(矢印B)に付勢するバネ7の一端が当接
し、バネ7の他端が受け台2に当接している。他方の支
持部1cには、楔型の固定プレート8を介して受け台2
に設けられた調整ネジ2dの頭部が当接し、受け台2の
締付ビット6aの締付方向への回転を規制する係止部8
0が構成されている。調整ネジ2dを適宜回転すること
により、バネ7の付勢力を調整することができる。固定
プレート8は基盤1上に固定されたエアーシリンダ9に
連結され、エアーシリンダ9の作動にともなって図1
(a)における上下方向(矢印C)に移動できるよう構
成される。固定プレート8の調整ネジ2dとの関係位置
は調整ナット8aにより調整することができる。エアー
シリンダ9は、締付ビット6aの締付トルクの急増大を
検知する図示しない検知装置により締付の終了を検知
し、その終了信号に従って、固定プレート8を図1
(a)における上方向に移動させるよう作動するよう構
成されている。
【0007】次に、本実施形態に係る締結装置の作用に
ついて詳しく説明する。図1において、受け台2上に製
品4が載せられた後、ユニオンニップル3が仮締めされ
ると回転工具6が降下し、締付ビット6aがユニオンニ
ップル3を回転させ締め付ける。締付中、受け台2は螺
設された調整ネジ2dの頭部が固定プレート8に当接し
ているので、締付方向への回転が規制されている。締付
が完了した時点で締付トルクが急に増大するため、締付
ビット6aとユニオンニップル3との間に食付きが生ず
る。この時、図示しない締付トルク検知装置が急増大し
た締付トルクを検知し、検知信号を受けてエアーシリン
ダ9に図示しない経路を通して駆動エアーが送られ、固
定プレート8は図1(a)の上方向の二点鎖線で示す位
置まで移動される。そのため、受け台2はバネ7の押圧
力により締付方向に回転され、二点鎖線の位置まで回転
するので、締付ビット6aとユニオンニップル3との間
に生じた食付きが解除される。
【0008】その後、回転工具6が上昇するとともに、
エアーシリンダ9が作動し固定プレート8を基の実線位
置に戻す。この時、固定プレート8の楔型の傾斜部8b
に沿って調整ネジ2dの頭部が締付方向とは逆方向に押
されるので、受け台2はバネ7に抗して基の実線位置に
復帰される。その後、ワーク(製品4)が受け台2から
取り外される。なお、受け台2の、食付き解除のための
回転角度は、調整ネジ2dおよび調整ナット8aならび
に固定プレート8の形状により適宜調整することができ
る。なお、本実施形態においては、固定プレートの移動
はエアーシリンダによって、すなわち、空気圧を駆動源
としたが、本発明は空気圧のみに限定するものではな
く、油圧あるいは電磁力を用いても同様の効果を生ず
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。すなわち、要求締付トルクの大
きな締付をエアードライバを利用して行う自動締結装置
の、回転工具とネジ部品との間の食付きを、簡単な構成
で解除することができるので、部品の締付作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施形態に係る締結装
置の上面図である。図1(b)は本発明の一実施形態に
係る締結装置の正面図で部分断面A−Aを示す。
【図2】図2(a)は従来技術を示す締結装置の上面図
である。図2(b)は従来技術を示す締結装置の正面部
分断面図である。
【符号の説明】
1 基盤 2 受け台 2d 調整ネジ 6a 締付ビット 7 バネ 8 固定プレート 9 エアーシリンダ 80 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤上に締付ビットの回転中心を中心に
    して回動可能に載置された受け台と、該受け台を締付ビ
    ットの締付方向に回転するよう付勢する弾性部材と、前
    記締付ビットの締付中に前記受け台の回転を規制する係
    止部と、前記係止部の規制を所定の角度において解除す
    る解除手段とにより構成されるとともに、締付終了時に
    前記係止部の回転規制を解除することを特徴とする部品
    の締結装置。
  2. 【請求項2】 前記解除手段が、空気圧または油圧によ
    り駆動されることを特徴とする請求項1記載の部品の締
    結装置。
JP11175886A 1999-05-19 1999-05-19 部品の締結装置 Pending JP2000326155A (ja)

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JP11175886A Pending JP2000326155A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 部品の締結装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103692180A (zh) * 2013-12-10 2014-04-02 济南玫德铸造有限公司 活接装配机活接大头上料装置

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