JP2000325491A - 消防用放水口装置 - Google Patents
消防用放水口装置Info
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- JP2000325491A JP2000325491A JP11135615A JP13561599A JP2000325491A JP 2000325491 A JP2000325491 A JP 2000325491A JP 11135615 A JP11135615 A JP 11135615A JP 13561599 A JP13561599 A JP 13561599A JP 2000325491 A JP2000325491 A JP 2000325491A
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- fighting
- connection
- hose
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- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 種々の消防ホース径に対応する違径の接続用
口金を備えていること、複数の消防用ホースが同時に接
続できること、消火活動における展開方向に順応できる
放水口であることを備える消防用放水口装置の提供。 【解決手段】 消火栓開閉弁の排出口部に水平回動可能
に装設された分配管と、この分配管に並設された同一水
平方向を指向する複数の消防用ホースの接続用口金から
構成され、分配管は、消防用ホース径に対応する違径の
接続用口金を備えていると共に接続用口金のうちの大径
の消防用ホースに対応する接続用口金には、水圧水量調
整機構が配設されている消防用放水口装置。
口金を備えていること、複数の消防用ホースが同時に接
続できること、消火活動における展開方向に順応できる
放水口であることを備える消防用放水口装置の提供。 【解決手段】 消火栓開閉弁の排出口部に水平回動可能
に装設された分配管と、この分配管に並設された同一水
平方向を指向する複数の消防用ホースの接続用口金から
構成され、分配管は、消防用ホース径に対応する違径の
接続用口金を備えていると共に接続用口金のうちの大径
の消防用ホースに対応する接続用口金には、水圧水量調
整機構が配設されている消防用放水口装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は消火栓箱や放水口格
納箱に装備される消防隊専用の放水口装置に関するもの
である。
納箱に装備される消防隊専用の放水口装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】特開平１０−１５１０７号公報記載の発
明。
明。
【０００３】この発明は、消防用ホース径に対応する違
径の接続用口金を複数列設した袋状筒体の開口部を、消
火栓開閉弁の排水口部に取付けたものである。
径の接続用口金を複数列設した袋状筒体の開口部を、消
火栓開閉弁の排水口部に取付けたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】放水口とは消防隊専用
の消防用ホースを接続するための接続口を言うが、消防
用ホースは径別の呼称である６５Ａ，５０Ａ及び４０Ａ
等の種類があり、放水口の接続用口金径と消防隊が持参
したホース径が違うと緊急を要する消火活動に支障を来
すことと、この装置は放水口専用の放水口格納箱内のほ
か、消火栓箱内に装備されるもので、しかも放水口格納
箱は縦５００ｍｍ、横４００ｍｍ、奥行き２２０ｍｍの
大きさが一般的とされ、消火栓箱は初期消火器具が装備
されていることから、設置スペースや消火栓開閉弁の開
栓操作上小型であることが望まれ、またこれら装備箱は
建物の廊下や前方が狭い場所に設置されていることが多
いことから、出火時における給水によるホースの直伸作
用に抗して無理にホースを曲げることとなるためにキン
クを生じることがあり消火活動におけるホースの広範囲
な展開操作ができないなどの課題がある。
の消防用ホースを接続するための接続口を言うが、消防
用ホースは径別の呼称である６５Ａ，５０Ａ及び４０Ａ
等の種類があり、放水口の接続用口金径と消防隊が持参
したホース径が違うと緊急を要する消火活動に支障を来
すことと、この装置は放水口専用の放水口格納箱内のほ
か、消火栓箱内に装備されるもので、しかも放水口格納
箱は縦５００ｍｍ、横４００ｍｍ、奥行き２２０ｍｍの
大きさが一般的とされ、消火栓箱は初期消火器具が装備
されていることから、設置スペースや消火栓開閉弁の開
栓操作上小型であることが望まれ、またこれら装備箱は
建物の廊下や前方が狭い場所に設置されていることが多
いことから、出火時における給水によるホースの直伸作
用に抗して無理にホースを曲げることとなるためにキン
クを生じることがあり消火活動におけるホースの広範囲
な展開操作ができないなどの課題がある。
【０００５】上記従来技術における放水口装置は、消防
ホース径に対応する違径の接続用口金を複数備えること
により、消防隊が持参する消防ホースに対処するもので
あるが、接続用口金が縦に列設されていることから大型
となり、また接続用口金を有する袋筒と消火栓開閉弁が
固定形式で取付けられる手段を採ることから、前記展開
操作について懸念される。
ホース径に対応する違径の接続用口金を複数備えること
により、消防隊が持参する消防ホースに対処するもので
あるが、接続用口金が縦に列設されていることから大型
となり、また接続用口金を有する袋筒と消火栓開閉弁が
固定形式で取付けられる手段を採ることから、前記展開
操作について懸念される。
【０００６】本発明の目的は前記課題に対処し得る消防
用放水口装置を提供するにある。
用放水口装置を提供するにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する消防
用放水口装置の第１の手段は、消火栓開閉弁の排出口部
に水平回動可能に装設された分配管と、この分配管に並
設された同一水平方向を指向する複数の消防用ホースの
接続用口金から構成されたものであり、第２の手段は、
前記分配管には、消防用ホース径に対応する違径の接続
用口金が水平並設されているもので、第３の手段は、前
記違径の接続用口金のうちの大径の消防用ホースに対応
する接続用口金には、水圧水量調整機構が配設されてい
るものである。
用放水口装置の第１の手段は、消火栓開閉弁の排出口部
に水平回動可能に装設された分配管と、この分配管に並
設された同一水平方向を指向する複数の消防用ホースの
接続用口金から構成されたものであり、第２の手段は、
前記分配管には、消防用ホース径に対応する違径の接続
用口金が水平並設されているもので、第３の手段は、前
記違径の接続用口金のうちの大径の消防用ホースに対応
する接続用口金には、水圧水量調整機構が配設されてい
るものである。
【０００８】
【発明の効果】分配管に並設された複数の接続用口金が
消火栓開閉弁に対して水平回動可能に装設され、同一方
向を指向するから、両方に同時に消防用ホースを接続す
ることができると共に、接続された消防用ホースを接続
用口金の水平回動にともなって水平揺動可能となること
から、廊下などの装備箱の前方が狭い場所などにあって
も、給水によるホースの直伸作用に抗して無理にホース
を曲げることがなくなるのでキンクを心配せずに左右方
向への展開操作ができ、また違径の接続用口金が並設さ
れているから、消防隊の持参ホース径に即応でき消火活
動に益する。
消火栓開閉弁に対して水平回動可能に装設され、同一方
向を指向するから、両方に同時に消防用ホースを接続す
ることができると共に、接続された消防用ホースを接続
用口金の水平回動にともなって水平揺動可能となること
から、廊下などの装備箱の前方が狭い場所などにあって
も、給水によるホースの直伸作用に抗して無理にホース
を曲げることがなくなるのでキンクを心配せずに左右方
向への展開操作ができ、また違径の接続用口金が並設さ
れているから、消防隊の持参ホース径に即応でき消火活
動に益する。
【０００９】
【実施例】図は本発明に係る消防用放水口装置の一実施
例を示し、図１は放水口格納箱内に放水口装置が装備さ
れた状態を示す正面図、図２は放水口装置の側面図、図
３は図２のｘ−ｘ線断面図で以下各図に基づき説明す
る。
例を示し、図１は放水口格納箱内に放水口装置が装備さ
れた状態を示す正面図、図２は放水口装置の側面図、図
３は図２のｘ−ｘ線断面図で以下各図に基づき説明す
る。
【００１０】図中符号Ａは消防用の放水口装置を示し、
この放水口装置Ａは、建物の正面口付近に設置された送
水口から消火栓箱や放水口格納箱Ｂ内に配管された消火
用水供給用の鋼管１の管端に螺着される消火栓開閉弁２
と、この消火栓開閉弁２に装設された分配管３と、分配
管３に複数並設された消防用ホースの接続用口金４から
構成されている。
この放水口装置Ａは、建物の正面口付近に設置された送
水口から消火栓箱や放水口格納箱Ｂ内に配管された消火
用水供給用の鋼管１の管端に螺着される消火栓開閉弁２
と、この消火栓開閉弁２に装設された分配管３と、分配
管３に複数並設された消防用ホースの接続用口金４から
構成されている。
【００１１】前記消火栓開閉弁２は、消火用水供給用の
鋼管１の管端に螺着するための給水口部２ａと、回動ハ
ンドル２ｂに連なる弁棒２ｃの先端に固着された弁体２
ｄと、回動ハンドル２ｂの回動により弁体２ｄに接離す
る弁座２ｅと、給水口部２ａと直角方向位置に開口され
た排出口部２ｆを備え、前記分配管３は垂直管部３ａと
水平管部３ｂからなるＴ字状に形成されているもので、
この分配管３は、消火栓開閉弁２の排出口部２ｆに螺着
された接続短管５の外側からＯリング６を介して垂直管
部３ａの開口部を嵌込んで開口端部に止め環７を螺合す
ることにより消火栓開閉弁２の下向きの排出口部２ｆに
対して水平回動可能に装設され、更にこの分配管３の水
平管部３ｂには、両端位置にそれぞれが同一水平方向を
指向する開口部３ｃ，３ｃが開設されており、この各開
口部３ｃ，３ｃのそれぞれに、消防用ホース径呼称に適
応する５０Ａと４０Ａなどのそれぞれが違径の消防用ホ
ース接続用口金４，４ａが装着され、またこの水平管部
３ｂの中央下側には、エア抜き用のコック８が設けられ
ている。
鋼管１の管端に螺着するための給水口部２ａと、回動ハ
ンドル２ｂに連なる弁棒２ｃの先端に固着された弁体２
ｄと、回動ハンドル２ｂの回動により弁体２ｄに接離す
る弁座２ｅと、給水口部２ａと直角方向位置に開口され
た排出口部２ｆを備え、前記分配管３は垂直管部３ａと
水平管部３ｂからなるＴ字状に形成されているもので、
この分配管３は、消火栓開閉弁２の排出口部２ｆに螺着
された接続短管５の外側からＯリング６を介して垂直管
部３ａの開口部を嵌込んで開口端部に止め環７を螺合す
ることにより消火栓開閉弁２の下向きの排出口部２ｆに
対して水平回動可能に装設され、更にこの分配管３の水
平管部３ｂには、両端位置にそれぞれが同一水平方向を
指向する開口部３ｃ，３ｃが開設されており、この各開
口部３ｃ，３ｃのそれぞれに、消防用ホース径呼称に適
応する５０Ａと４０Ａなどのそれぞれが違径の消防用ホ
ース接続用口金４，４ａが装着され、またこの水平管部
３ｂの中央下側には、エア抜き用のコック８が設けられ
ている。
【００１２】前記違径の接続用口金４，４ａのうちの大
径の接続用口金４には、違径であることにより一方の接
続用口金に偏する消火水の水圧、水量を適切に配分させ
るための水圧水量調整機構９が配設されていると望まし
く、この水圧水量調整機構９は、弾性ゴム形式など多種
があり、その構成にこだわるものではないが、実施例で
は、接続用口金４の中空内の先端部位に止着された固定
調整管体９ａと、基部方向位置に進退動可能に遊嵌され
た可動調整弁管９ｂの間にコイルスプリング９ｃが縮設
された構成である。
径の接続用口金４には、違径であることにより一方の接
続用口金に偏する消火水の水圧、水量を適切に配分させ
るための水圧水量調整機構９が配設されていると望まし
く、この水圧水量調整機構９は、弾性ゴム形式など多種
があり、その構成にこだわるものではないが、実施例で
は、接続用口金４の中空内の先端部位に止着された固定
調整管体９ａと、基部方向位置に進退動可能に遊嵌され
た可動調整弁管９ｂの間にコイルスプリング９ｃが縮設
された構成である。
【００１３】前記各接続用口金４，４ａは常態において
キャップ１０によって閉塞され、使用時にはこのキャッ
プ１０を外して消防用ホース端の接続金具により接続操
作するもので、この違径の接続用口金４，４ａは、消防
用ホース径称呼６５Ａ，５０Ａ，４０Ａ等その組合せを
限定するものでないばかりか、用途によっては同径の接
続用口金を並設すること及び２個以上の口金を並設する
ことも考えられ、更にこの実施例においては押し輪４ｂ
を備えた差込み式口金であるが、捻子式口金であるこ
と、また並設された各接続用口金４，４ａが必ずしも同
一水平方向であることを要せず多少の変向があっても差
障えない。
キャップ１０によって閉塞され、使用時にはこのキャッ
プ１０を外して消防用ホース端の接続金具により接続操
作するもので、この違径の接続用口金４，４ａは、消防
用ホース径称呼６５Ａ，５０Ａ，４０Ａ等その組合せを
限定するものでないばかりか、用途によっては同径の接
続用口金を並設すること及び２個以上の口金を並設する
ことも考えられ、更にこの実施例においては押し輪４ｂ
を備えた差込み式口金であるが、捻子式口金であるこ
と、また並設された各接続用口金４，４ａが必ずしも同
一水平方向であることを要せず多少の変向があっても差
障えない。
【００１４】この放水口装置Ａは、消火栓箱にも装備さ
れるが、図１に示すごとく、建物の壁面などに埋め込ま
れた放水口格納箱Ｂの背面板Ｂ１から突出した消火用水
供給用の鋼管１の管端に（裏給水）消火栓開閉弁２の給
水口部２ａを螺着して分配管３に並設された接続用口金
４，４ａが開口面Ｂ２方向に水平並列となるように装備
されるもので、分配管３に並設された接続用口金４，４
ａが消火栓開閉弁２に対して水平回動可能に装設され、
放水口格納箱Ｂ等の装備箱の開口面Ｂ２方向に水平並列
されるから、接続用口金４，４ａの両方に同時に消防用
ホースを接続することができると共に、接続された消防
用ホースを接続用口金４，４ａの水平回動にともなって
水平揺動可能となることから、廊下などの装備箱の前方
が狭い場所などにあっても、給水によるホースの直伸作
用に抗して無理にホースを曲げることがなくなるのでキ
ンクを心配せずに左右方向への展開操作ができ、また鋼
管１が横給水配管であっても接続用口金４，４ａを水平
並列の状態で装備することができ、更に違径の接続用口
金４，４ａが並設されているから、消防隊の持参ホース
径に即応でき消火活動に益するほか、この放水口装置Ａ
は、正面全体視がほぼ三角形状に構成され小型化されて
いるので設置スペースの課題にも対処できる。
れるが、図１に示すごとく、建物の壁面などに埋め込ま
れた放水口格納箱Ｂの背面板Ｂ１から突出した消火用水
供給用の鋼管１の管端に（裏給水）消火栓開閉弁２の給
水口部２ａを螺着して分配管３に並設された接続用口金
４，４ａが開口面Ｂ２方向に水平並列となるように装備
されるもので、分配管３に並設された接続用口金４，４
ａが消火栓開閉弁２に対して水平回動可能に装設され、
放水口格納箱Ｂ等の装備箱の開口面Ｂ２方向に水平並列
されるから、接続用口金４，４ａの両方に同時に消防用
ホースを接続することができると共に、接続された消防
用ホースを接続用口金４，４ａの水平回動にともなって
水平揺動可能となることから、廊下などの装備箱の前方
が狭い場所などにあっても、給水によるホースの直伸作
用に抗して無理にホースを曲げることがなくなるのでキ
ンクを心配せずに左右方向への展開操作ができ、また鋼
管１が横給水配管であっても接続用口金４，４ａを水平
並列の状態で装備することができ、更に違径の接続用口
金４，４ａが並設されているから、消防隊の持参ホース
径に即応でき消火活動に益するほか、この放水口装置Ａ
は、正面全体視がほぼ三角形状に構成され小型化されて
いるので設置スペースの課題にも対処できる。
【図１】放水口格納箱内に放水口装置が装備された状態
を示す正面図。
を示す正面図。
【図２】放水口装置の側面図。
【図３】図２のｘ−ｘ線断面図。
Ａ 放水口装置 Ｂ 放水口格納箱 Ｂ２ 開口面 ２ 消火栓開閉弁 ２ａ 給水口部 ２ｆ 排出口部 ３ 分配管 ３ａ 垂直管部 ３ｂ 水平管部 ３ｃ 開口部 ４，４ 接続用口金 ５ 接続短管 ９ 水圧水量調整機構 １０ キャップ
Claims (3)
- 【請求項１】 消火栓開閉弁の排出口部に水平回動可能
に装設された分配管と、この分配管に並設された複数の
消防用ホースの接続用口金から構成された消防用放水口
装置。 - 【請求項２】 分配管は、消防用ホース径に対応する違
径の接続用口金を備えている請求項１に記載の消防用放
水口装置。 - 【請求項３】 接続用口金のうちの大径の消防用ホース
に対応する接続用口金には、水圧水量調整機構が配設さ
れている請求項２に記載の消防用放水口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11135615A JP2000325491A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 消防用放水口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11135615A JP2000325491A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 消防用放水口装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000325491A true JP2000325491A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15155959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11135615A Pending JP2000325491A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 消防用放水口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000325491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003079757A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Koguma Kikai Kk | 消火ホース用分岐装置 |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP11135615A patent/JP2000325491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003079757A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Koguma Kikai Kk | 消火ホース用分岐装置 |
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