JP3061381B1 - ノズル - Google Patents

ノズル

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JP3061381B1
JP3061381B1 JP10370570A JP37057098A JP3061381B1 JP 3061381 B1 JP3061381 B1 JP 3061381B1 JP 10370570 A JP10370570 A JP 10370570A JP 37057098 A JP37057098 A JP 37057098A JP 3061381 B1 JP3061381 B1 JP 3061381B1
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Abstract

【要約】 【課題】 弁体と弁座との間の水密性を向上させて、流
路を閉止した場合のホースから放出する流体の漏れを防
止する。 【解決手段】 ホース34の先端部に装着され、ホース
34から流体を放出するノズルであって、内部には、流
路14を形成する内壁16に当接又は離間することによ
り流体の流路14を閉止又は流路14を形成することに
より流体の流出を制御する弁体13を有する弁41が設
けられたノズルにおいて、上記弁体13の内壁16への
当接部15は、内壁j16に当接した際に内壁16の形
状に沿った形状に弾性変形しやすいように形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルに係り、特
に、消火用ホースの先端部に装着されるノズルの改良に
関する。
【0002】
【従来技術】一般に、消防自動車に装着された消火用ホ
ースの先端部にはノズルが固定され、このノズルの操作
により放水の制御及び放水状態を変更しうるように構成
されている。
【0003】図5に示すように、このようなノズル20
は、全体略円筒状に形成され、円筒状に形成された内方
側筒部11と、この内方側筒部11の内方において、内
方側筒部にリブ12を介して固定して配置される弁体1
3と、上記内方側筒部11の軸方向に沿って移動しうる
ように係合して固定されると共に内方側筒部11と共に
放水流路14を形成し、上記弁体13が当接しうる弁座
16が形成された外方側筒部17とを備え、上記弁対1
3と弁座16とにより構成される弁41を構成し、上記
外方側筒部17を内方側筒部11の軸方向に沿って移動
させることにより、上記弁座16を弁体13に当接又は
離間させることにより、放水流路14を閉止又は形成す
るように構成されている。
【0004】上記弁体13の弁部15は、断面截頭円錐
台形に形成され、先端側へ向かって収斂する所定角度の
テーパが付された周面により形成されており、一方、上
記弁座16は、上記弁体13の側面部の形状に合致さ
せ、同一のテーパ角が付されて形成されており、弁座1
6の内側面部18に弁体13の弁部15の周面部19が
当接するように形成されている。
【0005】また、上記弁体13の先端部には、全体略
ラッパ状に形成されたガイド部32が形成されている。
従って、上記外方側筒部11を操作し、外方側筒部11
を螺合を解除して前出又は後退させることによりこのガ
イド部32を、相対的に、外方側筒部11内において前
出位置又は後退位置に配置させ、外方側筒部11の内側
面40と上記ガイド部32との間の間隔寸法、及び上記
ガイド部32のテーパ部23の配置位置を適宜変更する
ことにより、形成される放水流路14の先端部21の形
状、幅寸法を適宜変更することができ、その結果、火事
の状況に応じて消火用水の放水形状を変更させて対応す
ることができるように構成されている。
【0006】このように構成されたノズル10が消火用
ホース34の先端部に装着され、放水時にあっては、例
えば、放水車のポンプが形成する圧力により所定レベル
まで加圧された放水用の水が、消火用ホース34を介し
て上記放水流路14内を流通し、ガイド部32により水
流がガイドされてノズル口22から外部へ放出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成されたノズル10にあっては、上記弁体13は金属
製の円筒状部材に硬質ゴムにより形成された弁部15を
固定して形成されている。その結果、上記外方側筒部1
7を操作することにより弁座16を弁体13の弁部15
に当接させた場合であっても、上記弁部15は弁座16
の内側面部18に当接はするものの押圧変形しにくく、
弁体13の弁部15と弁座16との間における適切な密
接状態を形成保持しにくい、という不具合があった。
【0008】従って、このように弁体13の弁部15と
弁座16との間の密接状態を形成しにくい場合、又は維
持しにくい場合には、上述のように、消火用水は相当程
度の水圧により放水されるため、例えば、放水後に消火
用水の放水を停止させようとした際に、外方側筒部11
を操作して弁座16を弁体13の弁部15に押圧させた
場合であっても、弁体13と弁座16との間にわずかな
間隙が形成されていたような場合には、消火用水が漏れ
てしまう場合があった。
【0009】この場合、漏水を防ぐためには、消防士は
水圧に対抗しうるだけの非常に大きな力を以て、弁座1
6を弁体13の弁部15に圧接させ、かつ圧接状態を保
持しうるように、外方側筒部17を握持しつつ消火用ホ
ース34を保持しなければならない。消防士にとって
は、高圧の消火用水を噴出する消火用ホースそのものを
全身で保持しなければならない上に、上記のようなノズ
ル操作を行うことは、作業上の大変な負担となり、結果
的に、消火用ホース34を利用した消火作業を困難なも
のとする場合があった。
【0010】また、このような消火用ホース34の保持
及び操作は、特に、高所等の、足許の不安定な場所での
消火作業等においては、場合によっては、確保した身体
のバランスを崩してしまう危険な状態も発生する可能性
もあり、火災現場の多様な状況下で消火作業を行う消防
士にとっては大変な負担となっていた。
【0011】また、このように弁部15に弁座16が密
着せず、弁部15と弁座16との間にわずかながらも間
隙が形成されていたような場合には、放水車のポンプを
駆動させて放水準備をした段階で、当該間隙から高圧水
が噴出しはじめ、その結果、消防士が自らが外方側筒部
17の開操作を未だ行っていないにもかかわらず、水の
圧力により外方側筒部11の弁座16が押されて弁部4
1が開状態となり、放水が始まってしまう場合もあっ
た。
【0012】このようにして、当該消防士の意思に拘わ
らず放水が開始された場合には、放水は、消火用水を所
定程度に加圧して行われるため、消火用ホースを保持し
ている消防士が消火用ホースを充分に保持しきれない場
合もあり、場合によっては、消防士が消火用ホースの打
撃により倒れ、けがをする場合や、高所における消火作
業においては、放水する消火用ホースを取り押さえるこ
とができず、持ち場から落下してしまう危険性も存して
いた。そこで、請求項1記載の発明の課題は、弁体と弁
座の当接面部との間に、より緊密な接合を可能にしその
水密性を向上させることによって、流路を閉止した場合
のホースから放出する流体の漏れを防止する点にある。
請求項2及び3記載の発明にあっては、請求項1記載の
発明の課題に加えて、放水停止時には放水用の水が漏れ
ることがなく、消火作業における放水停止操作を容易に
行うことができ、放水停止状態における消火用水の漏れ
により発生する事故発生を防止する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題解
決のため、請求項1記載の発明にあっては、ホース34
の先端部に装着され、ホース34から流体を放出するノ
ズルであって、内部には、流路14を形成する内壁16
に当接又は離間することにより流体の流路14を閉止又
は流路14を形成することにより流体の流出を制御する
弁体13を有する弁41が設けられたノズルにおいて、
上記弁体13の内壁16への当接部15は、内壁16に
当接した際に内壁16の形状に沿った形状に弾性変形し
やすいように形成され、全体略円柱状に形成されると共
に上記弁座16は流路内方14へ突設して形成されてお
り、かつこの弁座16に当接する弁部15は硬質ゴムに
より形成されており、この弁部15には上記弁体13の
軸方向に対して直交して形成された溝部25,25が設
けられていることを特徴とする。
【0014】従って、請求項1記載の発明にあっては、
上記弁体13が流路14を形成する内壁に当接し、弁4
1が開状態となった場合には、内壁16の形状に沿った
形状に弾性変形するため、弁体13の内壁16への当接
時における弁体13と内壁16との間の水密性を向上さ
せることができ、また、弁体13が弁座16に当接した
場合には、上記弁部には溝部25,25が設けられてい
ることから、上記弁部15が弾性変形することにより、
上記弁部15が上記弁座16に変形して、より確実に当
接する。
【0015】その結果、請求項1記載の発明にあって
は、弁体13を内壁16に当接させ、弁41が開状態と
なった場合には、流路14内を流通する流体の弁体13
と内壁16との間には間隙は形成されず、漏水を防止す
ることができる。
【0016】請求項2記載の発明にあっては、上記ホー
スは、消火作業に使用される消火用ホース34であっ
て、上記ノズル10はこの消火用ホース34の先端部に
装着されており、上記ノズル10は、全体円筒状に形成
された内方側筒部11と、この内方側筒部11の内方に
おいて、内方側筒部11に固定して配置される弁体13
と、上記内方側筒部11の軸方向に沿って移動しうるよ
うに螺合して固定されると共に内方側筒部11と共に放
水流路14を形成し、上記弁体13が当接しうる弁座1
6が形成された外方側筒部17とを備え、上記外方側筒
部17を内方側筒部11の軸方向に沿って移動させるこ
とにより、上記弁座16を弁体13に当接又は離間させ
ることにより、弁41を開閉させ、放水流路14を閉止
又は形成するように構成されていることを特徴とする。
従って、請求項2記載の発明にあっては、消防士が上記
消火用ホース34を保持して、ノズル10の外方側筒部
17を内方側筒部11の軸方向に沿って一方向へ移動さ
せることにより弁座を上記内方側筒部11に固定された
弁体13に当接した場合には、放水流路14を閉止す
る。一方、放水流路14を形成する場合には、上記外方
側筒部17を上記とは他方向へ移動させ、上記弁座16
を弁体13から離間させる。
【0017】その結果、請求項2記載の発明にあって
は、弁体13を弁座16に当接させた場合には、放水流
路14内を流通する流体の弁体13と弁座16との間に
は間隙は形成されず、漏水を防止することができる。
【0018】請求項3記載の発明にあっては、上記弁座
16は、流路下方へ至るに従って収斂するテーパ状が付
された当接面部31を有していると共に上記弁体13は
上記弁座16の当接面部31に当接しうるように、上記
当接面部と同一角度のテーパ面を有する截頭円錐台形状
に形成され、上記溝部25,25は所定間隔を置いて2
本設けられ、これら2本の溝25,25により画成され
る部位37が弾性変形して弁座16に圧接して放水流路
14を閉止するように構成されていることを特徴とす
る。
【0019】従って、請求項3記載の発明にあっては、
外方側筒部17を操作した場合には、截頭円錐台形状に
形成された弁体は、流路下方へ至るに従って収斂するテ
ーパ状が付された当接面部31を有している弁座16へ
当接した場合には、上記2本の溝25,25が弁部15
に設けられていることから、上記2本の溝25,25に
より画成された部位37が弾性変形し、弁部15は弁座
16に対して、より密着した状態で当接する。
【0020】その結果、請求項3記載の発明にあって
は、請求項1記載の効果に加えて、より確実に漏水を防
止しうるノズルを提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づき、本発明に係るノズルを詳細に説明する。な
お、従来と同一の構成部材に関しては同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0022】本実施の形態にあっては、図1に示すよう
に、本発明に係るノズルを消火用ホースの先端部に装着
される放水ノズルに適用した場合を例に説明する。本実
施の形態に係る放水ノズル10は、全体円筒状に形成さ
れた内方側筒部11と、この内方側筒部11の内方にお
いて、内方側筒部11に固定して配置される弁体13
と、上記内方側筒部11の軸方向に沿って移動しうるよ
うに螺合して固定されると共に内方側筒部11と共に放
水流路14を形成し、上記弁体13が当接しうると共に
弁41を構成する弁座16が形成された外方側筒部17
とを備えている。
【0023】上記内方側筒部11の基端部35には一部
径大に形成された把持部24が形成されており、消防士
がノズル10を保持しやすいように形成されている。こ
の内方側筒部11の外部には上記外方側筒部17が螺合
するネジ部28が刻設されている。 一方、内部にはリ
ブ12により支持固定されて弁体13が配置されてい
る。この弁体13は全体略円柱状に形成され、流路形成
部38と、この流路形成38部に連設された弁部15
と、この弁部15に連設されたガイド部32とを備えて
いる。上記流路形成部38及びガイド部32は金属製で
あって、この弁部15は、上記流路形成部38の基端部
において外方へ向かって拡開するテーパ状に次第に径大
になるように形成された弁基部26と、この弁基部26
に連設する外方へ向かって収縮するテーパ状に次第に径
小になるように形成された弁本体部27とを有する。本
実施の形態にあっては、上記弁本体部27は硬質ゴムか
らなり截頭円錐台形状に形成され、この弁本体部27の
周面部19は、放水流路14の閉止時には後述の弁座1
6に密接しうるように、弁座16と同一の傾斜角度を以
て形成されている。また、この弁本体部27には、弁体
13の軸方向に直交するように、所定間隔をおいて2本
の溝部25a,25bが設けられている。
【0024】また、上記ガイド部32は上述のように、
ラッパ状に形成され、先端部に形成されたテーパ部23
の放水流路14内の配置により放水形状を適宜変更しう
るように形成されている。
【0025】一方、外方側筒部17は、上述のように、
上記内方側筒部11のネジ部28に螺合されており、係
合部29が上記内方側筒部11の部28に係合した状態
で内方側筒部11に固定されている。従って、上記外方
側筒部17を回転させることにより内方側筒部11に形
成されたネジ部28上を内方側筒部11の軸方向に沿っ
て前出又は後退させうるように形成されている。
【0026】この外方側筒部17には内方側筒部11同
様に、軸方向中間の部位には把持部30が形成され、消
防士はこの把持部30を把持して外方側筒部17を回転
操作しうるように構成されている。外方側筒部17の先
端部よりの部位には側面略V字状に形成され、放水流路
14内方へ突設された弁座16が形成されている。この
弁座16は、上記弁座16は、放水流路14下方へ至る
に従って収斂するテーパ状となる当接面部31を有して
おり、上述のように、放水流路14の閉止時には上記弁
本体部27が圧接しうるように、弁座16の当接面部3
1は、上記弁体13の周面部19と同一の傾斜角に形成
されている。また、この外方側筒部17の先端部にはリ
ング状のゴム製の保護部材33が固定されている。
【0027】以下、このように構成されたノズル10が
装着された消火用ホース34を使用して放水し、放水を
停止する場合について説明する。放水時には、図1に示
すように、上記外方側筒部17は内方側筒部11上にお
いて最前進位置にある。この場合、上記弁座16の当接
面部31は弁体13の弁部15の周面部19からは完全
に離間し、バルブ41は開状態にあり、内方側筒部11
内において、基端部35から外方側筒部17の先端部3
6へ至る放水流路14が形成され、消火用ホース34か
らの高圧の消火用水はこの放水流路14を流通して、上
記弁体13に設けられたガイド部32にガイドされて、
ノズル口22からやや拡開しながら外方へ放出される。
また、放水形状を変更する場合には、上記外方側筒部1
7を回転操作して、外方側筒部17を内方側筒部11の
基端部35寄りに位置させることにより、弁体13と外
方側筒部17との相対位置関係を変更し、放水流路14
の幅を変更することにより可能となる。次に、放水を停
止する際には、図2に示すように、上記内方側筒部11
の外側面部の溝28に螺合している外方側筒部17を回
転操作して、外方側筒部17を内方側筒部11上の最後
退位置に移動させる。
【0028】この外方側筒部17の移動により、図3に
示すように、上記弁座16は、弁体13の弁部15に圧
接する。この場合、上述のように、弁部15には、弁体
軸方向に直交するようにして2本の溝部25a,25b
が設けられていることから、図4に示すように、これら
の溝25a,25bにより形成される中間部37は、弾
性変形して弁座16の当接面部31に圧接する。
【0029】その結果、本実施例に係るノズル10にあ
っては、弁部15は、弁座16の当接面部31によく追
随して弁座16に密接するため、弁部15と弁座16と
の間の圧接状態がより強固に形成される。
【0030】その結果、弁部15と弁座16との間の水
密性ははるかに向上し、高圧の放水用の消火水が放水さ
れている場合であっても、弁部15と弁座16との間に
全く間隙を形成することなく完全に放水流路14を閉止
遮断することができる。
【0031】従って、本実施の形態にあっては、閉止時
には従来のように、弁部15を弁座16に圧接させ、圧
接状態を維持させるべく大きな力で外方側筒部17を握
時している必要はなく、上記中間部37の弾性力が弁座
16に作用することにより、操作者は従来よりもより小
さな力で弁部15の弁座16への圧接状態を維持でき、
放水流路14を閉止することができる。
【0032】なお、本実施の形態にあっては、弁部15
が硬質ゴムにより形成されている場合を例に説明した
が、上記実施の形態に限定されず、例えば、合成樹脂製
であってもよく、複数本の溝を形成した場合、各溝によ
り画成される部位が弾性変形して弁座16に圧接しうる
ように形成されていればよい。また、弁体及び弁座の具
体的構成に関しても上記実施の形態に限定されない。
【0033】また、上記実施の形態にあっては、本発明
に係るノズルを消火用ホースの先端部に装着されるノズ
ルに適用した場合を例に説明したが、上記実施の形態に
限定されず、所定の圧力下において放水される際に使用
されるノズルであれば広く適用することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、弁体と
弁座との当接の際にして、弁体が弁座の当接面部に対し
て弾性変形することにより緊密に接合密着することがで
き、弁体と弁座との間の水密性を向上させて、流路を閉
止した場合のホースから放出する流体の漏れを防止する
ことが可能となる。請求項2及び3記載の発明にあって
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、放水停止時に
は放水用の水が漏れることがなく、消火作業における放
水停止操作を容易に行うことができ、放水停止状態にお
ける消火用水の漏れにより発生する事故発生を防止し、
安全な消火作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノズルの一実施の形態を示す半截
断面図であって、放水している状態を示す図である。
【図2】本発明に係るノズルの一実施の形態を示す半截
断面図であって、放水が停止している状態を示す図であ
る。
【図3】本発明に係るノズルの一実施の形態を示す半截
断面図であって、弁体の弁部が弁座に当接し放水が停止
する状態を拡大して示す図である。
【図4】本発明に係るノズルの一実施の形態を示す半截
断面図であって、弁体の弁部が弁座に完全に圧接し放水
が停止している状態を拡大して示す図である。
【図5】従来の消火用ホースの先端部に装着されるノズ
ルの一例を示す半截断面図であって、放水している状態
を示す図である。
【図6】従来の消火用ホースの先端部に装着されるノズ
ル一例を示す半截断面図であって、放水が停止している
状態を示す図である。
【図7】従来の消火用ホースの先端部に装着されるノズ
ルの一例を示す半截断面図であって、弁体の弁部が弁座
に当接し放水が停止する状態を拡大して示す図である。
【符号の説明】
10 ノズル(放水ノズル) 11 内方側筒部 12 リブ 13 弁体 14 放水流路(流路) 15 弁部 (当接面
部) 16 弁座(内壁) 17 外方側筒部 18 内側面部 19 周面部 20 ノズル 21 先端部 22 ノズル口 23 テーパ部 24 把持部 25 溝部 26 弁基部 27 弁本体部 28 ネジ溝 29 係合部 30 把持部 31 当接面部 33 保護部材 32 ガイド部 34 消火用ホース(ホース) 35 基端部 36 先端部 37 中間部 38 流路形成部 39 ノズル 40 内側面 41 弁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 31/00 - 31/28 B05B 1/00 - 1/36 F16K 1/34 - 1/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースの先端部に装着され、ホースから
    流体を放出するノズルであって、内部には、流路を形成
    する内壁に当接又は離間することにより流体の流路を閉
    止又は流路を形成することにより流体の流出を制御する
    弁体を有する弁が設けられたノズルにおいて、 上記弁体の内壁への当接部は、内壁に当接した際に内壁
    の形状に沿った形状に弾性変形しやすいように形成さ
    れ、全体略円柱状に形成されると共にこの弁座は流路内
    方へ突設して形成されており、かつこの弁座に当接する
    弁部は硬質ゴムにより形成されており、この弁部には上
    記弁体の軸方向に対して直交して形成された溝部が設け
    られていることを特徴とするノズル。
  2. 【請求項2】 上記ホースは、消火作業に使用される消
    火用ホースであって、上記ノズルはこの消火用ホースの
    先端部に装着されており、 上記ノズルは、全体円筒状に形成された内方側筒部と、
    この内方側筒部内方において、内方側筒部に固定して配
    置される弁体と、上記内方側筒部の軸方向に沿って移動
    しうるように螺合して固定されると共に内方側筒部と共
    に放水流路を形成し、上記弁体が当接しうる弁座が形成
    された外方側筒部とを備え、 上記外方側筒部を内方側筒部の軸方向に沿って移動させ
    ることにより、上記弁座を弁体に当接又は離間させるこ
    とにより弁を開閉させ、放水流路を閉止又は形成するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のノ
    ズル。
  3. 【請求項3】 上記弁座は、流路下方へ至るに従って収
    斂するテーパが付された当接面部を有していると共に上
    記弁体は上記弁座の当接面部に当接しうるように、上記
    当接面部と同一角度のテーパ面を有する截頭円錐台形状
    に形成され、上記溝部は所定間隔を置いて2本設けら
    れ、これら2本の溝により画成される部位が弾性変形し
    て弁座に圧接して放水流路を閉止するように構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のノズル。
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