JP2000325459A - パーティション - Google Patents

パーティション

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JP2000325459A
JP2000325459A JP11137833A JP13783399A JP2000325459A JP 2000325459 A JP2000325459 A JP 2000325459A JP 11137833 A JP11137833 A JP 11137833A JP 13783399 A JP13783399 A JP 13783399A JP 2000325459 A JP2000325459 A JP 2000325459A
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JP11137833A
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English (en)
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Kihachiro Nakagawa
喜八郎 中川
Kentaro Asakura
健太郎 朝倉
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NIKKO SOHONSHA KK
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NIKKO SOHONSHA KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 レナード効果を利用し、塵、臭い、菌を除
去すると共に、負イオンを発生するパーティション。 【解決手段】 空気を供給する部分の略真下に設けられ
たノズルからは、真下に向かって水が噴射される。ノズ
ルから噴射された水は、真下に設けられた衝突部材に衝
突し、微細化されて粒子の小さい塵、臭い、菌等が付着
され易くなる。塵、臭い、菌等が付着した水は、洗い流
される。衝突部材に水が衝突する際に発生した負イオン
を含んだ空気は、狭い間隔の偏平筒状体を上昇する際
に、水分が側壁に付着することによって、気液が分離さ
れる。そして、空気送出部から負イオンを含む綺麗で臭
いのない空気が送出される。パーティションは、上記の
ような空気清浄装置が組み込まれているため、これらを
組み立てることにより、喫煙室、休憩室、リラクゼーシ
ョン室等になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード効果を利
用した薄いフラット型の空気清浄装置を組み込んだパー
ティションおよび家具に関するものである。本明細書に
おいていう「パーティション」とは、部屋の間仕切り、
隣の机等の間に置かれる衝立等の薄型のもの、あるいは
禁煙席と喫煙席とを仕切る低いスペーサ的な置物を含む
広い意味に解釈される。
【0002】本発明は、塵、臭い、あるいは菌等を除去
する以外に、負イオンによって、身体の各器官を正常に
働かすと共に、自律神経が鎮静化する清楚な空気を放出
する空気清浄装置を組み込んだパーティションに関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】レナード効果を利用した空気清浄装置
は、たとえば、特開平4−141179号公報に原理お
よび効果等が詳細に記載されている。その他に、レナー
ド効果を利用した空気清浄装置は、特公昭62−578
95号公報、特公平1−54614号公報、特公平3−
9376号公報、特公平3−21831号公報、特公平
5−58755号公報、特公平7−64719号公報が
ある。上記レナード効果を利用した空気清浄装置は、
塵、臭い、菌等を除去するだけでなく、人体によい効果
を与えるというものである。
【0004】上記各公報に記載された発明は、水を微細
化して空気と接触させる気液接触部と、高圧気流の旋回
による遠心力を利用するサイクロンからなる気液分離部
とから構成され、いずれも大型であり、病院等の大型建
築物や工場のように設置される場所が限られていた。
【0005】上記サイクロンのような大型の気液分離部
を改良し、比較的小型にした空気清浄装置は、たとえ
ば、特開平8−215309号公報に記載されている。
以下、上記公報に記載された空気清浄装置を従来例とし
て説明する。図9は従来の空気清浄装置を説明するため
の概念断面図である。図9において、ケーシング61
は、水噴射部62と、気液分離部63と、水槽64とか
ら構成されている。水噴射部62と気液分離部63と
は、水槽64の上部に気液の進行方向を反転する反転部
611が設けられるように、隔壁612がケーシング6
1の上部から取り付けられている。また、隔壁612の
下部には、堤613が水噴射部62側に突出するように
設けられている。さらに、気液分離部63の上部には、
負イオンを含む空気を放出する空気放出口614が設け
られている。
【0006】水噴射部62の内部には、隔壁612およ
び衝突板663の方向に水を衝突させるように噴射する
向きの異なる複数のノズル661が設けられた水供給管
66が配置されている。水供給管66の上部には、空気
取入れ口67があり、この部分から空気が導入される。
気液分離部63は、水分と負イオンを充分に含んだ空気
が反転部611において、方向を反転して上昇する。気
液分離部63には、その側方に鈍角または鋭角に取り付
けられた分離板631、632、633が設けられてい
る。
【0007】上記空気清浄装置は、図示されていないポ
ンプにより水槽64から水を汲み上げると共に、水供給
管66のノズル661から水を噴射する。ノズル661
から噴射した水は、隔壁612および衝突板663に衝
突して四方に飛び散り、その粒子が微細化されると同時
に、負イオンを有する微粒子が発生する。一方、空気取
入れ口67から導入された空気は、ノズル661から噴
出する微細化された水と接触した後、反転部611を通
過し気液分離部63を上昇する。
【0008】水分を充分に含んだ空気は、気液分離部6
3を上昇する際に、大きい粒子からなる正イオンに帯電
されている重い水が落下し、排水口643を介して水槽
64に達する。そして、小さい粒子からなる負イオンに
帯電された比較的軽い空気は、空気放出口614から放
出される。微細化された水は、気液接触部62におい
て、空気中の塵、臭い、菌等の不要物質に付着する。同
時に、塵、臭い、菌等が付着した重い正イオンに帯電し
た微細水滴は、水槽64に落下する。
【0009】残りの上記微細水滴混合空気は、空気取入
れ口67からの空気圧に押されて気液分離部63を上昇
する。上記微細水滴混合空気の内比較的大きい粒子で正
イオンに帯電されている水滴は、気液分離部63に設け
られた各分離板633、632、631と次々に衝突す
る。これらに衝突した上記水滴は、分離板633、63
2、631、隔壁612、ケーシング61の表面を伝わ
って水槽64に落下する。すなわち、比較的粒子の大き
い水滴は、塵、臭い、菌等を一部付着しているが、気液
分離部63を通過する間に、これらの水分の多くが除去
され、負イオンに帯電された粒径の比較的小さい超微細
水滴混合空気が空気放出口614から放出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記空気清浄装置は、
水噴射部として回転部や気液分離部63としてサイクロ
ンを使用しないため、小型化がある程度達成された。し
かし、上記水噴射部は、水をノズル661から真下、斜
め、横方向と四方に飛散するように噴射している。ま
た、気液分離部63は、鋭角あるいは鈍角に取り付けら
れた分離板633、632、631が突出している。こ
れらのため、上記空気清浄装置は、厚さ方向を薄くする
ことができず、小型化に限度があった。
【0011】上記空気清浄装置は、上方に負イオンを含
んだ空気を放出するため、上方に物を配置することがで
きず、狭い部屋等に設置する場合、厚さ方向に厚いとス
ペースファクターが悪くなる。また、近年、煙草に対す
る弊害が問題になってきた。特に、事務所あるいは食堂
等は、分煙すべきであるという主張がなされるようにな
ってきた。しかし、仮ビルの事務所や食堂等は、本格的
に間仕切りすることができずパーティションによって行
う程度であった。従来のパーティションによる間仕切り
程度では、本格的な分煙にならないという問題があっ
た。
【0012】また、従来のエアコンディションは、分煙
を行うための喫煙室を設けても、そこで吸引した煙をフ
ィルタによって除去し、また、建物内に循環している。
フィルタは、煙および煙草の臭いを完全に除去できるも
のであると仮定しても、建物をはりめぐっているダクト
に煙や臭いの粒子が付着する。そして、ダクトにおける
煙や臭いの粒子は、建物の各部屋中に飛び出すことにな
る。
【0013】本出願人は、できるだけ煙草を吸った近傍
において、煙や臭いを除去すべきであることを提案する
ものである。そのため、本出願人は、レナード効果の作
用に着目した。すなわち、レナード効果は、煙のような
微粒子、臭いの粒子、雑菌等、を除去すると共に、負イ
オンによる人間の精神を安定化するものである。本出願
人は、以上のことに着目して、職場や人の集まる場所に
レナード効果を有するパーティションを設置することを
提案するものである。
【0014】以上のことにより、本発明は、厚さ方向を
薄くすることにより、狭い場所であっても、スペースフ
ァクターの良い空気清浄装置を組み込んだパーティショ
ンを提供することを目的とする。本発明は、従来の発想
と全く異なるもので、レナード効果の原点である滝が岩
に当たる際に負イオンを発生するメカニズムと同じよう
にした空気清浄装置を組み込んだパーティションを提供
することを目的とする。
【0015】本発明は、気液分離をサイクロンのような
大型のものを使用せずに、狭い偏平な筒状空間を通過す
る際に、水分が両側壁に接触して水滴とする新しい分離
方法による空気清浄装置を組み込んだパーティションを
提供することを目的とする。本発明は、上記空気清浄装
置を組み込んだパーティションを家具と共に一体化する
ことにより、スペースを有効に使用できるパーティショ
ンを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
パーティションは、空気取入部および空気放出部を有
し、上下方向が長く厚さの薄いフラット型であるケーシ
ングと、上記ケーシングの下部に設けられた水槽と、水
槽の上部に気体と液体との進行方向が反転する反転部と
なるように形成された隔壁と、上記隔壁によって形成さ
れ、取り入れた空気を供給するために最上部に設けられ
た空気送風部と、当該空気送風部の直下に設けられ、水
を略直下に噴射させて噴射水を生成するノズルが設けら
れた水噴射部と、上記水槽の上に設けられ、前記噴射水
を衝突させる衝突部材とからなる気液接触部と、上記気
液接触部によって発生した正イオンに帯電した微細水滴
とこの微細水滴の周囲で負に帯電した空気イオンとから
なる微細水滴混合空気が上記反転部を通過して、狭い間
隔の偏平筒状体を上昇しながら気体と液体とを分離し
て、比較的粒径の小さい負イオンを多く含んだ超微細水
滴混合空気を放出する気液分離部と、を収納して表裏面
を美装し、空気中の塵、臭い、菌等を除去すると共に、
負イオンを含む空気を放出することを特徴とする。
【0017】(第2発明)第2発明のパーティションに
おける空気取入部および空気放出部は、前方向および上
方向の内の少なくとも一方であることを特徴とする。
【0018】(第3発明)第3発明のパーティションに
おける気液分離部の厚さは、上記気液接触部の厚さより
薄く形成されていることを特徴とする。
【0019】(第4発明)第4発明のパーティションに
おける空気送風部において、空気を取り入れるファンの
直径は、上記ケーシングの厚さと略同じであることを特
徴とする。
【0020】(第5発明)第5発明のパーティションに
おける水槽の内部には、殺菌灯が設けられ、水噴射部の
手前には、水フィルタが設けられていることを特徴とす
る。
【0021】(第6発明)第6発明のパーティションに
おけるケーシングは、複数が横方向に連結できる構造に
なっており、一つのパーティションに組み込まれている
ことを特徴とする。
【0022】(第7発明)第7発明のパーティションに
おけるケーシングおよび衝突部材は、静電気を発生しな
い部材によって作製されるか、またはその表面が静電気
を発生しない部材によってコーティングされていること
を特徴とする。
【0023】(第8発明)第8発明のパーティションに
おけるケーシングは、少なくとも一方がパーティション
の前面または後面を兼ねていることを特徴とする。
【0024】(第9発明)第9発明は、ケーシングがパ
ーティションであることを特徴とする。
【0025】(第10発明)第10発明におけるパーテ
ィションは、天井から床まで仕切られていることを特徴
とする。
【0026】(第11発明)第11発明のパーティショ
ンは、ケーシングの厚さ方向に空気取入部があることを
特徴とする。
【0027】(第12発明)第12発明のパーティショ
ンは、長椅子、ソファー、机、ベッド、ラック等の家具
の一部に取り付けていることを特徴とする。
【0028】(第13発明)第13発明のパーティショ
ンは、喫茶室、食堂、喫煙室、休憩室、待合室、リラク
ゼーション室、瞑想室等の内の一つを構成するように間
仕切られていることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1発明)第1発明のパーティ
ションには、下記の空気清浄装置が組み込まれている。
この空気清浄装置は、水を、たとえば、1μmないし
0.5μm以下に微細化して、空気と接触させることに
よって、正イオンに帯電した微細水滴と、当該微細水滴
の周囲で負に帯電した空気イオンとからなる微細水滴混
合空気を発生している。空気を供給する部分の略真下に
設けられたノズルからは、真下に向かって水が噴射され
る。この真下に向かう水の噴射は、滝において、水が落
下するのと同じ効果を奏する。すなわち、水は、真下に
噴射される際に、上方からの空気と接触する。
【0030】一方、ノズルから噴射された水は、真下に
設けられた衝突部材に衝突する。これは、滝の水が下方
の岩に衝突するのと同じである。水が衝突部材に衝突す
る際の速度は、たとえば、0.5m/secないし50
m/secである。上記微細水滴混合空気における水滴
の直径は、1μmないし0.5μm以下である。
【0031】上記微細水滴混合空気における正イオンに
帯電した微細水滴は、粒径の小さい塵、臭い、菌等が付
着し、水と共に洗い流される。比較的粒径の小さい負イ
オンを含んだ超微細水滴混合空気は、狭い間隔の偏平筒
状体を上昇する際に、比較的大きい正イオンに帯電した
水滴が側壁に付着することによって、気液が分離され
る。そして、空気放出部から負イオンを含む綺麗な超微
細水滴混合空気が放出される。また、その時の負イオン
の数は、約1.25×109 /m3 であった。
【0032】第1発明は、狭い間隔の偏平筒状体で気液
接触を行っているため、気体と液体との接触面積が大き
くなり、空気だけが気液接触部を通過することがない。
また、同様に、微細水滴混合空気は、さらに間隔の狭い
気液分離部を比較的長い時間をかけてゆっくり通過する
ため、サイクロンや分離板等を設けなくとも気液の分離
が可能である。
【0033】第1発明は、塵、臭い、菌等を除去するだ
けでなく、滝の周辺に発生する負イオンと同じ負イオン
が多く発生して、人体を初め生物の育成、精神作用に良
好な結果を及ぼすものであると、同時に小型でスペース
ファクターの良いものとなった。さらに、水は、衝突部
材に衝突する際に、微細化されて空気と共に気化された
状態になる。この時に発生する潜熱は、ケーシングを介
して外部と接触する広い面積の気液接触部から外気の熱
を奪うことになる。すなわち、本発明は、上記熱を利用
して設置した部屋の温度を下げることもできる。
【0034】上記空気清浄装置を構成するケーシングの
下部には、水槽が設けられており、この中の水が汲み上
げられて上部から噴射される。上記ケーシングには、水
槽の上部に気体と液体との進行方向が反転する反転部と
なるように隔壁が設けられて、気液接触部と気液分離部
とを構成している。上記気液接触部は、上記隔壁とケー
シングとによって形成されており、室内から取り入れら
れた空気を供給するために最上部に設けられた空気送風
部、たとえば、シロッコファンと、当該シロッコファン
の直下に設けられ、水を略直下に噴出するノズルと、上
記水槽の直前に設けられ水を衝突させる衝突部材とから
構成されている。
【0035】第1発明は、実際の滝効果に、より近づけ
るために、たとえば、衝突部材の表面に火成岩、堆積
岩、変成岩の内の少なくとも一つが取り付けられる。ま
た、衝突部材は、これらの岩自体、あるいはこれらの複
合したものでも良い。さらに、衝突部材は、岩の代わり
にセラミック系、金属系、あるいはプラスチック系の部
材とすることもできる。
【0036】このような構成にした衝突部材は、ノズル
から真下に噴射される水と衝突して、滝近傍で発生する
負イオンを含む空気と同じものを発生することができ
る。上記気液接触部は、上記ノズルから噴射した水が真
下に落下して、衝突部材に衝突することにより微細化さ
れると同時に負イオンが発生する。また、微細化された
水は、微細化された水の粒子と略同じ程度の小さい粒子
からなる塵、臭い、菌等に付着して水槽に落下する。
【0037】塵、臭い、菌等の除去された湿った負イオ
ンを含む空気は、上記反転部によって方向を上方に反転
し、狭い間隔の偏平筒状体を上昇しながら空気放出部か
ら放出される。湿った負イオンを含む空気は、薄く偏平
筒状体からなる気液分離部をゆっくり通過する際に、水
の重力と側壁に接触することにより、水滴となって、下
方に落下する。このように薄く偏平筒状体からなる気液
分離部は、比較的上下方向が高く作製されているため、
従来設けられていたような、サイクロンや分離板を設け
る必要がない。
【0038】しかし、気液分離部の側部表面に突起部を
設けることにより、気液の分離をさらにより良くするこ
とができる。上記気液分離部の側部表面に分離突起を設
けると、その突起部に水垢が付着し易い。そのため、分
離突起を有する板部材は、ケーシングの厚さ方向からス
ライドさせることによって、着脱自在とする。上記気液
分離部における表面部分は、着脱自在であるため、常に
清掃ができ、塵、臭い、菌等を除去し、清潔な負イオン
を含む空気を放出することができる。第1発明のパーテ
ィションは、上下方向の高さを高く、また、薄いフラッ
ト型であるため、場所を取らずに設置することができ、
多方面に応用される。
【0039】(第2発明)第2発明は、ケーシングが上
下方向が高く、厚さの薄いフラット型であるため、空気
取入部および空気放出部を、前方向および上方向の内の
少なくとも一方にする。パーティションは、その配置場
所やその大きさ等によって空気の取り入れ口を任意の場
所にすることができる。特に、パーティションを家具等
に取り付けた場合、空気を後方から取り入れ、前方に負
イオンを含む空気を放出することも可能である。
【0040】(第3発明)第3発明は、空気送風部に、
たとえば、シロッコファンを使用した場合、気液接触部
に空気を送風する必要があるため、気液接触部の厚さ
は、シロッコファンの直径の大きさによって制限され易
い。そのため、上記気液分離部の厚さは、上記気液接触
部の厚さより薄く形成しておいた方が全体として薄く作
製できる。また、気液分離部は、高さを高くして、液体
の接触する面積を広くした薄い偏平筒状体にすると、気
体と液体との分離が良好にできる。
【0041】(第4発明)第4発明は、空気を取り入れ
る空気送風部にシロッコファンを採用した場合、その直
径をケーシングの厚さと略同じにすることによって、さ
らに、直径の大きいシロッコファンを採用することがで
きる。このため、空気の放出部は、シロッコファンの取
り付け位置より下部に配置される。第4発明の形状は、
ケーシングの厚さを薄くすることができるわりに、空気
量を充分に吸い込むことができる。
【0042】空気清浄装置は、厚さを薄くした偏平型に
できるようになったため、ケーシングをパーティション
の中に収納できる。すなわち、パーティションは、断
熱、防音、電気配線等のために、或る程度の厚さを有す
るようなものがある。本発明は、この厚さを利用して、
パーティションの内部に空気清浄装置のケーシングを収
納するというものである。このような構成にしたパーテ
ィションは、できるだけメンテナンスを少なくするよう
な構造と、水の交換、あるいは点検を可能にしておくと
良い。上記構成のパーティションは、空気清浄装置を設
置する場所が不要となるため、美観上も優れている。
【0043】本発明は、空気送風ポンプ、汲み上げポン
プ、水槽、タンク、制御部等を、気液接触部と気液分離
部とから構成されるケーシングあるいはパーティション
と、別体に設けることもできる。たとえば、上記各部品
が収納された制御ボックスは、部屋の外部、廊下、ある
いは部屋のデッドスペースに設置して、管によってそれ
ぞれが接続されるようにする。そして、上記制御ボック
スは、水、フィルタ等の交換を人目の付かない所で行う
ことができる。
【0044】本発明は、空気送風ポンプ、汲み上げポン
プ、水槽、タンク、制御部等を、気液接触部と気液分離
部等をパーティションに収納し、その他の機器を別体と
した制御ボックスとしたため、当該制御ボックスに冷暖
房装置あるいは除湿装置を組み込むことができるように
なった。したがって、本発明のパーティションは、部屋
を間仕切りするだけでなく、所望の温度、湿度を有し、
かつ塵、臭い、菌等が除去された清潔な負イオンを含む
空気を放出することができる。
【0045】(第5発明)第5発明は、水槽の内部に防
水用の殺菌灯を設け、水噴射部の手前である水供給管に
中空糸等からなるフィルタを設ける。上記殺菌灯は、た
とえば、300nmないし700nmからなる紫外線を
発射する。このようなパーティションは、上記殺菌灯お
よびフィルタを設けることにより、水を交換する回数を
少なくすることができる。また、第5発明は、殺菌灯お
よびフィルタの交換、ケーシング内の清掃、制御機器の
点検は、定期的なメンテナンスとして専門の業者が行う
こともできる。
【0046】(第6発明)第6発明は、一つの大型パー
ティション内に複数の空気清浄装置を横方向に連結する
ことによって、空気清浄能力を増加させることができ
る。上記パーティションは、たとえば、パーティション
またはケーシング内に設けられている水槽あるいは水供
給管をそれぞれ接続するようにする。このような構造
は、ファン、水供給管、隔壁、水槽、殺菌灯を予めケー
シングの厚さ方向から着脱ができるような構造にしてお
くと都合が良い。
【0047】また、ケーシングの内部は、水の微細化に
より、塵、臭い、菌等が除去されるため、汚物が付着す
る。この汚物を定期的に清掃できるように、ケーシング
の厚さ方向から交換できるようにすると便利である。ま
た、上記パーティションは、空気取入口を目立たないよ
うにして、負イオンを含む空気を放出させ、塵、臭い、
特に煙草の臭いや煙を除去すると共に、美観上優れたも
のである。
【0048】(第7発明)第7発明は、パーティション
またはパーティション内に収納されるケーシングを構成
する部材に静電気を発生しないものとするか、または静
電気を発生しない部材でその表面をコーティングする。
第7発明は、滝効果によって発生した負イオンを静電気
によって発生した正イオンで打ち消されないようにして
いる。静電気を発生しない部材としては、たとえば、塩
化ビニル系樹脂、あるいはアクリロニトリル、ブタジエ
ン、スチレン樹脂(ABS樹脂)、さらに、アルミニウ
ム、銅、これらの合金、あるいは錆びない金属部材等を
全部または一部に使用することができる。
【0049】(第8発明)第8発明は、パーティション
の内部に空気清浄装置のケーシングを収納せずに、パー
ティションの内部に直接各部品を収納する。空気清浄装
置のケーシングがパーティションの前面または後面を兼
ねるようにする。そして、第8発明のパーティション
は、人目に付き難い部分を開閉して水の交換や点検を行
うようにする。第8発明は、パーティションの内部に空
気清浄装置のケーシングを収納するものと比較して、軽
量でかつ安価なものとなる。
【0050】(第9発明)第9発明は、空気清浄装置の
ケーシングがパーティションになっている。そして、上
記パーティションは、ケーシングの前後面を壁紙または
クロスを貼り付けることにより、美観上優れたものを安
価に作製することができる。
【0051】(第10発明)第10発明のパーティショ
ンは、天井から床まで連続していたため、外部と完全に
遮蔽される。このように、第10発明は、建物の一部を
遮蔽した部屋としても、塵、臭い、菌等を除去すると同
時に負イオンを含む空気を放出できるため、喫煙室等に
最適である。
【0052】(第11発明)第11発明は、パーティシ
ョンの取り付ける家具あるいは場所によって、ケーシン
グの厚さ方向に空気取入部を設けると都合がよい。たと
えば、家具の側部に空気パーティションを取り付けた場
合、その領域に煙草の煙が行き易く、空気清浄と間仕切
りとが一致する。
【0053】(第12発明)第12発明は、パーティシ
ョンを家具の一部に取り付けることにより、間仕切りと
空気清浄装置の作用を同時に得られるというものであ
る。たとえば、長椅子の寄り掛かる部分の後ろに、同じ
高さか、やや高いパーティションが取り付けられる。長
椅子で休息している者は、リラックスした状態で負イオ
ンを含む空気を知らずに吸うことにより、いい気分にな
れる。また、第12発明は、コンピュータ等を置くラッ
クや机の側部、または後部に本発明のパーティションを
取り付けることにより、パーティションと空気清浄装置
の役目を同時に達成すると共に、特別の場所を占有して
いない。
【0054】(第13発明)第13発明は、喫茶室、食
堂、喫煙室、休憩室、待合室、リラクゼーション室、瞑
想室等をパーティションによって間仕切ることにより、
分煙が可能である。すなわち、本発明のパーティション
は、塵、臭い、菌等を除去すると共に、負イオンを含む
空気を放出できるようになっているため、上記各室の間
仕切りには好都合である。
【0055】
【実 施 例】図1は本発明の第一実施例で、厚さの薄
いフラット型空気清浄装置の外観を説明するための概念
図である。図2は本発明の第一実施例で、厚さの薄いフ
ラット型空気清浄装置の原理を説明するための概念図で
ある。図3および図4は本発明の第一実施例で、厚さの
薄いフラット型空気清浄装置の側部から見た概念図であ
る。図1ないし図4は、説明に重点をおいた概念図であ
るため、寸法関係が正確でない。
【0056】図1ないし図4において、空気清浄装置
は、ケーシング11と、気液接触部12と、気液分離部
13と、水槽14と、モータ15と、水供給管16と、
汲み上げポンプ17と、殺菌灯18と、水が衝突する衝
突部材19とから構成されている。ケーシング11の形
状は、厚さが薄く、高さ方向が特に高く構成されている
例が示されているが、その他各種形状を変更することが
できる。ケーシング11の高さおよび幅方向の長さは、
負イオンを含む空気を出す容量によって異なる。また、
ケーシング11の内部には、厚さ方向に略二分すると共
に、上記水槽14と間隔を置いて気体および液体との進
行方向を反転させる反転部111(図3参照)を構成す
る隔壁112が設けられている。
【0057】ケーシング11は、その前方の気液分離部
13側に空気放出口113(図1参照)、また、気液接
触部12側の上方に空気取入口114が設けられてい
る。空気取入口114には、フィルタ115(図3参
照)を取り付けて、塵等が内部に侵入しないようにす
る。また、ケーシング11および隔壁112は、静電気
を発生しない部材で構成するか、あるいは静電気を発生
しない部材でコーティングされている。上記静電気を発
生しない部材としては、たとえば、塩化ビニル系樹脂、
あるいはアクリロニトリル、ブタジエン、スチレン樹脂
(ABS樹脂)、さらに、アルミニウム、銅、これらの
合金、あるいは錆びない金属部材等を全部または一部に
使用することができる。
【0058】気液接触部12は、上部に設けられている
空気取入口114の近傍に、モータ15によって回転す
る回転軸151を有するシロッコファン152が図示さ
れていない複数の軸受けによって取り付けられている。
上記シロッコファン152は、ケーシング11の幅方向
の長さに略等しくなっている。上記シロッコファン15
2の直下には、汲み上げポンプ17によって水槽14の
水を汲み上げた後、真下に向けて噴射する多数のノズル
が水供給管16を介して設けられている。
【0059】ノズル161の水噴射方向は、略真下を向
いており、汲み上げポンプ17の容量で決まる圧力によ
る噴射水162(図3参照)となって、滝のように落下
する。ノズル161から落下する噴射水162の速度
は、たとえば、0.5m/secないし50m/sec
である。また、ノズル161から噴射する圧力は、その
近傍において、0.3kg/cm2 ないし5.5kg/
cm2 である。
【0060】ノズル161から真下に噴射する噴射水1
62は、衝突部材19(図3参照)に叩き付けられると
同時に、水の粒子どうしも互いに衝突する。これらの衝
突によるエネルギーは、水を微細化すると同時にイオン
化する。この衝突部材19に叩き付けられた噴射水16
2の粒子は、たとえば、その直径が1μmないし0.5
μm以下となる。この微細粒子の内比較的大きい粒子に
は、シロッコファン152によって導入された汚れた外
気に含まれた塵、臭い、菌等が付着する。
【0061】特に、臭いおよび菌類の大きさは、0.1
μmないし100μmである。微細化された水の粒子の
大きさと、上記臭いおよび菌類の大きさが接近している
ため、これらの付着が容易になる。また、ノズル161
から噴射された水は、高さ方向を長くすると、空気と水
との接触が充分にできるため、塵、臭い、菌等が付着し
易い。
【0062】衝突部材19は、静電気を発生しない部材
であれば如何なる部材でも良い。静電気の持つ正イオン
は、水が衝突部材19に衝突する際のエネルギーによっ
て得られた負イオンと中和する恐れがある。したがっ
て、衝突部材19は、たとえば、プラスチック系部材な
ら、塩化ビニル系樹脂、あるいはアクリロニトリル、ブ
タジエン、スチレン樹脂(ABS樹脂)、金属系であれ
ば、アルミニウム、銅、これらの合金、あるいは金属部
材等を使用することができる。
【0063】また、衝突部材19またはその表面は、火
成岩、堆積岩、変成岩の内の少なくとも一つとすること
ができる。また、衝突部材19は、これらの岩石が混合
したものでもよい。さらに、衝突部材19は、全体およ
び表面をセラミック系部材とすることもできる。岩の表
面が凹凸している場合、噴射水162は、岩に衝突する
際に、方向を変えることにより、水と水とが衝突するた
め、さらに、負イオンを多く発生する。
【0064】衝突部材19を上記のようにすることは、
真下に落下する噴射水162と共に滝と同じ構成とな
り、滝近傍で発生する負イオンと同じ負イオンを発生す
る。気液分離部13は、たとえば、高さが高く、かつ薄
い偏平な筒状体を構成している。気液接触部12におい
て、一緒になった空気と水は、反転部111を通過して
進行方向を上方に変えた後、気液分離部13から空気放
出口113に向かう。
【0065】気液分離部13において、微細水滴混合空
気中の比較的大きい粒径で、正イオンに帯電されている
水滴は、塵、臭い、菌等に付着し、その重力により水槽
14に落下する。また、上記微細水滴混合空気の内、比
較的粒径の大きい水滴は、気液分離部13の側壁と隔壁
112に接触することにより水滴となって水槽14に落
下し、比較的粒径の小さい負イオンを多く含んだ超微細
水滴混合空気が外部に放出される。
【0066】水槽14は、ケーシング11の下部に設け
られていると共に、その内部に、たとえば、図示されて
いないソケットによって支持された殺菌灯18が設けら
れている。殺菌灯18は、電源等が省略されているが、
防水型のもので、300nmないし700nmの紫外線
を発生することにより、水槽14の水を殺菌する。水槽
14内の水は、小まめに交換すれば、殺菌灯18を省略
することができる。
【0067】水槽14内の水は、汲み上げポンプ17に
よって、汲み上げられると共に、水供給管16を介して
ノズル161から略真下に噴射され、噴射水162とな
る。一方、シロッコファン152により、室内の空気が
空気取入口114から取り入れられ、気液接触部12内
で、噴射水162と接触する。空気と噴射水162とが
接触した混合体は、衝突部材19に叩き付けられると共
に、混合体どうしも衝突する。これらの衝突は、水を微
細化させると共に、負イオンを発生させる。
【0068】微細化された水の粒子は、細かい塵、臭
い、菌等を付着させて水と共に水槽14に落下する。残
りの水と負イオンを含む微細水滴混合空気は、反転部1
11および気液分離部13を通過し、最終的に超微細水
滴混合空気20となって、空気放出口113から外部に
放出される。気液分離部13において、水分は、側壁お
よび隔壁112に接触することにより水滴となり水槽1
4に落下する。気液分離部13は、高さが高く、かつ狭
い偏平な筒状体であるため、水がこの中を通過する際に
重力により落下する。
【0069】したがって、超微細水滴混合空気が空気放
出口113から放出する。この時の超微細水滴混合空気
20に含まれる負イオンの数は、約1.25×109
3であった。また、放出される超微細水滴混合空気2
0は、湿気が多少残されているが、衝突部材19に衝突
する際に微細化されているため、皮膚に接触してもべた
つきが感じられない。すなわち、本発明の空気清浄装置
から放出される超微細水滴混合空気20は、湿度が60
%ないし70%であっても、べたつきを感じさせないと
共に、殺菌されているため、部屋に黴が生えない。ま
た、水供給管16には、中空糸を使用した水フィルタや
酸化チタン等を設けておくと、水槽14の水の取り替え
忘れがあっても、細菌類を部屋にばらまかないで済む。
【0070】図3に示す空気清浄装置は、空気を上方向
から取り入れ、清浄な空気を上部前方向から放出するも
のである。図4は本発明の他の第一実施例で、厚さの薄
いフラット型空気清浄装置の側部から見た概念図であ
る。図4に示す空気清浄装置は、直径の大きいシロッコ
ファン152を採用できるようなケーシング11の構造
をしている。すなわち、シロッコファン152を収納す
る部分は、ケーシング11の厚さと略同じにしている。
【0071】図5は本発明の第一実施例で、空気清浄装
置をパーティションの内部に収納した例を説明するため
の概念図である。図5は、図1ないし図4と同様に概念
を説明するためのものであり、寸法関係が正確でない。
図5において、パーティション51の内部には、たとえ
ば、ケーシング11が電源・制御ボックス52およびス
ペーサ53の上部に載置されている。また、ケーシング
11の排水口172の下部には、排水タンク54が載置
できるようになっている。排水タンク54は、水槽内の
水を交換し、ケーシング11の図示されていない注水口
から新鮮な水を供給する。
【0072】ケーシング11は、側部に扉55が蝶番5
51、551′によって開閉自在に取り付けられてい
る。そして、この扉55を開けて、排水タンク54の
水、あるいはフィルタ171は、交換される。また、パ
ーティション51の表面または裏面は、壁紙あるいはク
ロスを貼ることにより、空気清浄装置を組み込んだパー
ティションとなる。空気取入口114は、パーティショ
ン51の側方の扉55の略全面に設けるようにする。ま
た、パーティション51の側方には、汲み上げポンプ1
7、送風ポンプ(モータ15)と、水供給管16等が集
中して設けられている。上記パーティション51は、取
り付ける家具等によって有効である。
【0073】図6(イ)および(ロ)はパーティション
の側面から見た断面概念図である。図6(イ)および
(ロ)において、両者は、空気放出口113および空気
取入口114の方向が異なっている。図7は本発明の空
気清浄装置におけるケーシングの側面から見た断面概念
図である。図7は他の実施例と同様に概念を説明するた
めのものであり、寸法関係が正確でない。図7に示す空
気清浄装置は、空気の出入り口が図6(イ)と同じもの
である。本実施例は、気液分離部13に気液分離板33
が両側に設けられている。そして、上記気液分離板33
は、上下の取付け部31、31′、あるいは32、3
2′によって、スライド方向に着脱自在に取り付けられ
ている。
【0074】したがって、上記気液分離板33は、その
表面に汚物が付着しても、洗浄することができるため、
水槽14の水を汚染させるのを防止することができる。
また、上記気液分離板33は、分離突起34を設けるこ
とによって、水分に含まれる汚物を除去することができ
る。そして、上記分離突起34の形状は、水分を含む空
気が上昇する際に、直角な面、または鋭角な面に衝突す
るようにすると気液分離が効率的である。
【0075】図7に示す空気清浄装置は、分離水槽35
(図では明瞭に示されていない)が着脱自在に設けられ
ている。上記分離水槽35は、殺菌灯18を備えたもの
であるならば、着脱に際し電源のコンセントが簡単に切
離しあるいは取り付けができるようにすることが望まし
い。また、ケーシング11に装着されているシロッコフ
ァン152、水供給管16、衝突部材19、および隔壁
112は、側部方向に着脱可能として、洗浄を可能にし
ておくと良い。特に板状の部材は、スライド式にし、筒
状の部材は、回転式にして着脱自在とすることが簡単に
できる。
【0076】図8は本発明の他の実施例で、空気清浄装
置の設置例を説明するための観念図である。図8におい
て、ケーシング11、11′は、横方向に排水パイプ5
7および水供給パイプ58によってパイプ継手59、5
9′を介して接続されている。また、各ケーシング1
1、11′には、上部に注水口60、60′が設けられ
ている。さらに、少なくとも一方のケーシングには、水
槽14の水レベルが判るように水レベル計173が取り
付けられている。水レベル計173は、浮き子のような
機械式、あるいは電気的な検出器であり、水位を自動的
に検出して水切れを表示するようにすることもできる。
【0077】このような複数の空気清浄装置は、一つの
大型パーティション内に収容して、間仕切られた空間の
塵、臭い、菌等を除去することができる。本発明の空気
清浄装置を組み込んだパーティションは、たとえば、長
椅子やソファーの寄り掛かる部分の後ろに、同じ高さ
か、あるいはやや高いものが取り付けられる。長椅子や
ソファーで休息している者は、リラックスした状態で負
イオンを含む空気を知らずに吸うことにより、いい気分
になれる。机の後あるいは側部に上記パーティションを
設けた場合、前あるいは隣の人と間仕切りされると共
に、負イオンを含む空気が吸える。また、上記間仕切り
の仕方は、自分の席で煙草を吸っても、隣の席の者に対
する影響を少なくすることができる。
【0078】コンピュータ等を置くラックや棚等の側部
に本発明のパーティションを取り付けた場合、同じ占有
面積で、間仕切りと空気清浄装置を設置することができ
る。以上のように、家具類に本発明のパーティションを
取り付けることにより、パーティションと空気清浄装置
の役目を同時に達成すると共に、特別の場所を占有しな
いため、狭い場所を有効に使用することができる。
【0079】本発明の空気清浄装置を組み込んだパーテ
ィションは、喫茶室、食堂、喫煙室、休憩室、待合室、
リラクゼーション室、瞑想室等を間仕切ることにより、
分煙ができると同時に、禁煙領域に煙草の臭いが漂わな
い。本発明の空気清浄装置におけるデータは、ケーシン
グの高さ700mm、幅1500mm、厚さ50mm
(その内、気液接触部の厚さ30mm、気液分離部の厚
さ20mm)として実験したものである。
【0080】ケーシング11の幅方向の長さは、空気清
浄装置を配置する場所等に合わせて大きくしたり、同じ
ものを複数接続あるいは並列に設置することができる。
また、ケーシング11の高さは、上記より高い方が気液
接触の面積、および気液分離の距離を長くできるため良
好である。さらに、気液接触部および気液分離部の厚さ
は、薄い方が負イオンの発生および気液分離が良好であ
る。
【0081】本発明のパーティションに組み込まれた空
気清浄装置は、塵、臭い、菌等を除去するだけでなく、
身体の各器官を正常に働かすと共に、自律神経の鎮静
化、発育の促進等に有効である。本発明のパーティショ
ンに組み込まれた空気清浄装置は、水の微細化された粒
子が臭いの粒子と接近しているため、吸着し易いため、
脱臭効果が大きいものである。本発明のパーティション
に組み込まれた空気清浄装置から発生する負イオンは、
血管を拡張し、血液をアルカリ傾向にすると共に、血
圧、血沈を正常な状態で安定させる。
【0082】本発明のパーティションに組み込まれた空
気清浄装置から発生する負イオンは、血液における血清
(Ca、K)、血糖値、血液凝固能、白血球等を正常に
する。本発明のパーティションに組み込まれた空気清浄
装置から発生する負イオンは、肺や心臓機能を良好にす
るため、機能の安定化あるいは疲労の回復になる。本発
明のパーティションに組み込まれた空気清浄装置から発
生する負イオンは、骨を丈夫にしたり、あるいは利尿作
用、便秘の解消を促進するという効果がある。
【0083】本発明のパーティションに組み込まれた空
気清浄装置から発生する負イオンは、上記作用の他に自
律神経の安定および発育の促進作用がある。特に、発育
の促進は、人体に限らず、植物および動物に当てはま
る。本発明のパーティションに組み込まれた空気清浄装
置は、上記のような作用を有するため、たとえば、事務
室、研究室、家庭の室、あるいは喫煙室等に設置するこ
とができる。
【0084】本発明のパーティションは、上記のような
作用を有するため、読書室、リラクゼーション室、休憩
室、喫茶室、瞑想室等に設置すると良い。さらに、本発
明のパーティションは、イライラが発生し易い場所に設
置しておくと、その場の雰囲気を和らげるのに役立つ。
特に、本発明のパーティションは、フィルタを交換する
ことなく、臭いを除去できるため、喫煙室等に設置する
と効果が高い。
【0085】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱する
ことがなければ、種々の設計変更を行うことが可能であ
る。本実施例における各部品、材質、およびこれらの取
り付け構造については、詳述していないが、周知または
公知のもの、あるいは手段を採用することができる。
【0086】また、本実施例におけるモータ、電源、お
よび制御回路は、詳述していないが、従来から使用され
ているものを採用することができると共に、異常警報、
水切れランプ等を付加することができる。本実施例にお
けるケーシングの形状は、負イオンの発生および気液分
離が可能な薄さおよび高さを有する場合、多少変形でき
ることはいうまでもない。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、水の噴射を真下に設け
た衝突部材に叩き付けているため、特別な装置を用いる
ことなく、水の粒子を微細化することができると共に、
滝の近傍で発生するものと略同じ負イオンを発生させる
パーティションとすることができる。
【0088】本発明によれば、気液接触部を高さが高く
薄い空間で行うため、水と空気との接触面積を大きく取
れるだけでなく、小型で薄型の空気清浄装置が組み込ま
れたパーティションとなる。
【0089】本発明によれば、気液分離部を高さが高く
薄い筒状体内で行うため、特別の装置が不要であり、安
価でかつ小型、薄型の空気清浄装置が組み込まれたパー
ティションとなる。
【0090】本発明によれば、気液接触部および気液分
離部を薄型にしたため、設置する場所を取らず、スペー
スファクターが良い。
【0091】本発明によれば、気液接触部および気液分
離部の形状を単純な薄い筒状体とし、構造を簡単にした
ため、薄く小型で安価な空気清浄装置が組み込まれたパ
ーティションを提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例で、厚さの薄いフラット型
空気清浄装置の外観を説明するための概念図である。
【図2】本発明の第一実施例で、厚さの薄いフラット型
空気清浄装置の原理を説明するための概念図である。
【図3】本発明の第一実施例で、厚さの薄いフラット型
空気清浄装置の側部から見た概念図である。
【図4】本発明の第一実施例で、厚さの薄い他のフラッ
ト型空気清浄装置の側部から見た概念図である。
【図5】本発明の第一実施例で、空気清浄装置をパーテ
ィションの内部に収納した例を説明するための概念図で
ある。
【図6】(イ)および(ロ)はパーティションの側面か
ら見た断面概念図である。
【図7】本発明の空気清浄装置におけるケーシングの側
面から見た断面概念図である。
【図8】本発明の他の実施例で、空気清浄装置の設置例
を説明するための観念図である。
【図9】従来の空気清浄装置を説明するための概念断面
図である。
【符号の説明】
11・・・ケーシング 111・・反転部 112・・隔壁 113・・空気放出口 114・・空気取入口 115・・フィルタ 12・・・気液接触部 13・・・気液分離部 14・・・水槽 141・・水 142・・水汲み上げ孔 15・・・モータ 151・・回転軸 152・・シロッコファン 16・・・水供給管 161・・ノズル 162・・噴射水 17・・・汲み上げポンプ 18・・・殺菌灯 19・・・衝突部材 20・・・超微細水滴混合空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/18 B01D 53/18 E 4D037 C02F 1/32 C02F 1/32 1/44 1/44 B E04B 1/92 E04B 1/92 2/74 541 2/74 541M 541Z Fターム(参考) 2E001 DB02 DH11 DH21 FA07 GA01 GA08 GA09 GA12 NA01 4C080 AA09 BB02 BB05 CC01 MM01 MM02 NN01 NN22 NN26 NN27 4D006 GA44 HA01 KA31 KB04 MA01 PB17 PC73 4D020 AA09 AA10 BA23 BB03 BC06 CB27 CC05 CC11 CC21 CD01 CD10 4D032 AC08 BA03 BB01 4D037 AA11 AB03 AB04 BA18 CA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気取入部および空気放出部を有し、上
    下方向が長く厚さの薄いフラット型であるケーシング
    と、 上記ケーシングの下部に設けられた水槽と、 水槽の上部に気体と液体との進行方向が反転する反転部
    となるように形成された隔壁と、 上記隔壁によって形成され、取り入れた空気を供給する
    ために最上部に設けられた空気送風部と、当該空気送風
    部の直下に設けられ、水を略直下に噴射させて噴射水を
    生成するノズルが設けられた水噴射部と、上記水槽の上
    に設けられ、前記噴射水を衝突させる衝突部材とからな
    る気液接触部と、 上記気液接触部によって発生した正イオンに帯電した微
    細水滴とこの微細水滴の周囲で負に帯電した空気イオン
    とからなる微細水滴混合空気が上記反転部を通過して、
    狭い間隔の偏平筒状体を上昇しながら気体と液体とを分
    離して、比較的粒径の小さい負イオンを多く含んだ超微
    細水滴混合空気を放出する気液分離部と、 を収納して表裏面を美装し、空気中の塵、臭い、菌等を
    除去すると共に、負イオンを含む空気を放出することを
    特徴とするパーティション。
  2. 【請求項2】 上記空気取入部および空気放出部は、前
    方向および上方向の内の少なくとも一方であることを特
    徴とする請求項1記載のパーティション。
  3. 【請求項3】 上記気液分離部の厚さは、上記気液接触
    部の厚さより薄く形成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のパーティション。
  4. 【請求項4】 上記空気送風部において、空気を取り入
    れるファンの直径は、上記ケーシングの厚さと略同じで
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のパ
    ーティション。
  5. 【請求項5】 上記水槽の内部には、殺菌灯が設けら
    れ、水噴射部の手前には、水フィルタが設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のパーテ
    ィション。
  6. 【請求項6】 上記ケーシングは、複数が横方向に連結
    できる構造になっており、一つのパーティションに組み
    込まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    記載のパーティション。
  7. 【請求項7】 上記ケーシングおよび衝突部材は、静電
    気を発生しない部材によって作製されるか、またはその
    表面が静電気を発生しない部材によってコーティングさ
    れていることを特徴とする請求項1ないし請求項6記載
    のパーティション。
  8. 【請求項8】 上記ケーシングは、少なくとも一方がパ
    ーティションの前面または後面を兼ねていることを特徴
    とする請求項1ないし請求項7記載のパーティション。
  9. 【請求項9】 上記ケーシングがパーティションである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8記載のパーテ
    ィション。
  10. 【請求項10】 上記パーティションは、天井から床ま
    で仕切られていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項9記載のパーティション。
  11. 【請求項11】 上記ケーシングの厚さ方向に空気取入
    部があることを特徴とする請求項1ないし請求項10記
    載のパーティション。
  12. 【請求項12】 長椅子、ソファー、机、ベッド、ラッ
    ク等の家具の一部に取り付けていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項11記載のパーティション。
  13. 【請求項13】 喫茶室、食堂、喫煙室、休憩室、待合
    室、リラクゼーション室、瞑想室等の内の一つを構成す
    るように間仕切られていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項12記載のパーティション。
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JP2007507259A (ja) * 2003-10-01 2007-03-29 アルセロール フランス 空気浄化ウォール
JP2015121375A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 株式会社クボタ 空気清浄機
JP2017110397A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社アクシス 空気浄化室を備えた喫煙ブース
CN111594891A (zh) * 2019-10-30 2020-08-28 杭州九阳生活电器有限公司 一种结构紧凑的升降集成灶
JP2022061139A (ja) * 2020-10-06 2022-04-18 日本エアーテック株式会社 表示機能付き空気清浄機およびパーティション

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