JP2000324744A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
- Publication number
- JP2000324744A JP2000324744A JP11125927A JP12592799A JP2000324744A JP 2000324744 A JP2000324744 A JP 2000324744A JP 11125927 A JP11125927 A JP 11125927A JP 12592799 A JP12592799 A JP 12592799A JP 2000324744 A JP2000324744 A JP 2000324744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- pump
- cap
- case
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータの固定構造の部品点数を少なくして構
造の簡略化を図り、組み立て工数の削減を可能にするこ
とができるポンプを提供する。 【解決手段】 ケーシング１のポンプ室２に羽根車３を
設け、この羽根車３をモータ５で回転させることによ
り、吸引口６より吸引した水を吐出口に圧送するポンプ
において、モータケース４内でモータ５の端部に配置す
るモータエンドキャップ２１と、モータケース４の端部
に取り付けるモータキャップ２２の相対向する面に、一
方に円弧状突起２７と、同他方にこの円弧状突起２７内
へ弾力的に嵌合する球状突起２８を設け、これにより、
モータエンドキャップ２１とモータキャップ２２だけで
モータ５の軸方向と径方向の固定を行うことができる。
造の簡略化を図り、組み立て工数の削減を可能にするこ
とができるポンプを提供する。 【解決手段】 ケーシング１のポンプ室２に羽根車３を
設け、この羽根車３をモータ５で回転させることによ
り、吸引口６より吸引した水を吐出口に圧送するポンプ
において、モータケース４内でモータ５の端部に配置す
るモータエンドキャップ２１と、モータケース４の端部
に取り付けるモータキャップ２２の相対向する面に、一
方に円弧状突起２７と、同他方にこの円弧状突起２７内
へ弾力的に嵌合する球状突起２８を設け、これにより、
モータエンドキャップ２１とモータキャップ２２だけで
モータ５の軸方向と径方向の固定を行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポンプ、更に詳
しくは、電気洗濯機などに付設するポンプのモータの固
定構造に関する。
しくは、電気洗濯機などに付設するポンプのモータの固
定構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、家庭用電気洗濯機に付設され、
風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプを示し、ポン
プケーシング１のポンプ室２に羽根車３を設け、ポンプ
ケーシング１に連ねて設けたモータケース４内にモータ
５を収納し、該モータ５で羽根車３を回転させることに
より、吸引口６より逆止弁７を介してポンプ室２に吸引
した水を吐出口に圧送するようになっている。
風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプを示し、ポン
プケーシング１のポンプ室２に羽根車３を設け、ポンプ
ケーシング１に連ねて設けたモータケース４内にモータ
５を収納し、該モータ５で羽根車３を回転させることに
より、吸引口６より逆止弁７を介してポンプ室２に吸引
した水を吐出口に圧送するようになっている。
【０００３】上記のようなポンプにおいて、モータケー
ス４内へのモータ５の固定には、該モータ５を軸方向の
ガタツキがないようにすると共に、径方向にはモータケ
ース４との同軸度を出す必要がある。
ス４内へのモータ５の固定には、該モータ５を軸方向の
ガタツキがないようにすると共に、径方向にはモータケ
ース４との同軸度を出す必要がある。
【０００４】従来のモータ固定方法は、モータ５の端部
を保持するモータエンドキャップ８をモータケース４内
にインローで嵌め合わせ、モータケース４との同軸度を
出すと共に、モータケース４の端部に取り付けたモータ
キャップ９と上記モータエンドキャップ８の間にゴム等
の弾性体１０を組み込み、モータ５を出力軸側に押圧し
てモータ５を軸方向のガタツキがないようにしている。
を保持するモータエンドキャップ８をモータケース４内
にインローで嵌め合わせ、モータケース４との同軸度を
出すと共に、モータケース４の端部に取り付けたモータ
キャップ９と上記モータエンドキャップ８の間にゴム等
の弾性体１０を組み込み、モータ５を出力軸側に押圧し
てモータ５を軸方向のガタツキがないようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のモータ固定方法は、弾性体１０を使用する必要があ
るため、その分だけ部品数が多く構造も複雑になり、組
み立て工数の削減とコストダウンの障害になっている。
来のモータ固定方法は、弾性体１０を使用する必要があ
るため、その分だけ部品数が多く構造も複雑になり、組
み立て工数の削減とコストダウンの障害になっている。
【０００６】そこで、この発明の課題は、モータの固定
構造の部品点数を少なくして構造の簡略化を図り、組み
立て工数の削減を可能にすることができるポンプを提供
することにある。
構造の部品点数を少なくして構造の簡略化を図り、組み
立て工数の削減を可能にすることができるポンプを提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項１の発明は、ケーシングのポンプ室に
羽根車を設け、この羽根車をモータケース内に収納した
モータで回転させることにより、吸引口より吸引した液
体を吐出口に圧送するポンプにおいて、モータケース内
でモータの端部に配置するモータエンドキャップと、モ
ータケースの端部に取り付けるモータキャップの相対向
する面に、一方に円弧状突起と、同他方にこの円弧状突
起内へ弾力的に嵌合する球状突起を設け、モータの軸方
向と径方向の固定を行うようにした構成を採用したもの
である。
するため、請求項１の発明は、ケーシングのポンプ室に
羽根車を設け、この羽根車をモータケース内に収納した
モータで回転させることにより、吸引口より吸引した液
体を吐出口に圧送するポンプにおいて、モータケース内
でモータの端部に配置するモータエンドキャップと、モ
ータケースの端部に取り付けるモータキャップの相対向
する面に、一方に円弧状突起と、同他方にこの円弧状突
起内へ弾力的に嵌合する球状突起を設け、モータの軸方
向と径方向の固定を行うようにした構成を採用したもの
である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【０００９】図１に示すように、家庭用電気洗濯機に付
設され、風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプの基
本的な構造は、図３に示した通りであり、ポンプケーシ
ング１のポンプ室２に羽根車３を設け、ポンプケーシン
グ１に連ねて水密状に設けたモータケース４内にモータ
５を収納し、モータ５のシャフトに上記羽根車３を取り
付け、シャフトの部分にポンプ室２とモータ５を遮水す
るシール機構を設け、上記モータ５で羽根車３を回転さ
せることにより、ポンプケーシング１の吸引口６より逆
止弁７を介してポンプ室２に吸引した水を吐出口に圧送
するようになっている。
設され、風呂の残り湯を洗濯槽にくみ上げるポンプの基
本的な構造は、図３に示した通りであり、ポンプケーシ
ング１のポンプ室２に羽根車３を設け、ポンプケーシン
グ１に連ねて水密状に設けたモータケース４内にモータ
５を収納し、モータ５のシャフトに上記羽根車３を取り
付け、シャフトの部分にポンプ室２とモータ５を遮水す
るシール機構を設け、上記モータ５で羽根車３を回転さ
せることにより、ポンプケーシング１の吸引口６より逆
止弁７を介してポンプ室２に吸引した水を吐出口に圧送
するようになっている。
【００１０】図１のように、上記モータケース４内でモ
ータ５の端部にモータエンドキャップ２１を配置すると
共に、モータケース４の後端に該モータケース４の後端
を閉鎖するモータキャップ２２が取り付けられ、モータ
エンドキャップ２１は、モータケース４内に軸方向への
移動が可能となるよう嵌合し、モータ５におけるシャフ
ト２３の後端を支持する軸受２４を保持している。
ータ５の端部にモータエンドキャップ２１を配置すると
共に、モータケース４の後端に該モータケース４の後端
を閉鎖するモータキャップ２２が取り付けられ、モータ
エンドキャップ２１は、モータケース４内に軸方向への
移動が可能となるよう嵌合し、モータ５におけるシャフ
ト２３の後端を支持する軸受２４を保持している。
【００１１】また、モータキャップ２２は、モータケー
ス４に対して内側に嵌合し、複数の弾性係合片２５をモ
ータケース４に設けた係合孔２６に係止することによ
り、モータケース４に対して固定化される。
ス４に対して内側に嵌合し、複数の弾性係合片２５をモ
ータケース４に設けた係合孔２６に係止することによ
り、モータケース４に対して固定化される。
【００１２】前記モータエンドキャップ２１とモータキ
ャップ２２の対向面において、モータキャップ２２に円
弧状突起２７と、モータエンドキャップ２１に円弧状突
起２７内へ弾力的に嵌合する球状突起２８がそれぞれモ
ータケース４と同軸心状の配置で設けられている。
ャップ２２の対向面において、モータキャップ２２に円
弧状突起２７と、モータエンドキャップ２１に円弧状突
起２７内へ弾力的に嵌合する球状突起２８がそれぞれモ
ータケース４と同軸心状の配置で設けられている。
【００１３】円弧状突起２７は、図２に示すように、モ
ータキャップ２２と同軸心となる環状壁を切れ目２９で
複数に分割し、各分割片２７ａに弾性を付与した構造を
有し、また、モータエンドキャップ２１の球状突起２８
は、円弧状突起２７内へ各分割片２７ａを押し広げ状に
嵌合する外径に形成され、モータエンドキャップ２１と
モータキャップ２２を軸方向に接近させることにより、
円弧状突起２７と球状突起２８を弾力的に嵌合すること
になる。
ータキャップ２２と同軸心となる環状壁を切れ目２９で
複数に分割し、各分割片２７ａに弾性を付与した構造を
有し、また、モータエンドキャップ２１の球状突起２８
は、円弧状突起２７内へ各分割片２７ａを押し広げ状に
嵌合する外径に形成され、モータエンドキャップ２１と
モータキャップ２２を軸方向に接近させることにより、
円弧状突起２７と球状突起２８を弾力的に嵌合すること
になる。
【００１４】この発明のポンプは上記のような構成であ
り、モータケース４内にモータ５を収納した状態で、モ
ータエンドキャップ２１をモータケース４内に組み込
み、モータ５におけるシャフト２３の後端を支える軸受
２４を保持し、この後、モータケース４の端部にモータ
キャップ２２を嵌着する。
り、モータケース４内にモータ５を収納した状態で、モ
ータエンドキャップ２１をモータケース４内に組み込
み、モータ５におけるシャフト２３の後端を支える軸受
２４を保持し、この後、モータケース４の端部にモータ
キャップ２２を嵌着する。
【００１５】上記モータキャップ２２の嵌着時に、モー
タキャップ２２の円弧状突起２７と、モータエンドキャ
ップ２１の球状突起２８を軸方向に圧入嵌合し、円弧状
突起２７を拡径状に変形させた状態で、モータキャップ
２２をモータケース４に固定化する。
タキャップ２２の円弧状突起２７と、モータエンドキャ
ップ２１の球状突起２８を軸方向に圧入嵌合し、円弧状
突起２７を拡径状に変形させた状態で、モータキャップ
２２をモータケース４に固定化する。
【００１６】この円弧状突起２７の拡径による弾性で、
モータエンドキャップ２１は軸方向に押されることにな
り、モータケース４に対してモータ５を軸方向に押圧
し、軸方向の固定化を行う。
モータエンドキャップ２１は軸方向に押されることにな
り、モータケース４に対してモータ５を軸方向に押圧
し、軸方向の固定化を行う。
【００１７】これと同時に円弧状突起２７と球状突起２
８の圧入嵌合による求心作用で、モータケース４に対し
てモータエンドキャップ２１とモータキャップ２２は同
軸心状となり、これによってモータ５はモータケース４
に対して同軸心状の配置に保持されることになる。
８の圧入嵌合による求心作用で、モータケース４に対し
てモータエンドキャップ２１とモータキャップ２２は同
軸心状となり、これによってモータ５はモータケース４
に対して同軸心状の配置に保持されることになる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、モータケース内でモータ
の端部に配置するモータエンドキャップと、モータケー
スの端部に取り付けるモータキャップの相対向する面
に、一方に円弧状突起と、同他方にこの円弧状突起内へ
弾力的に嵌合する球状突起を設け、モータの軸方向と径
方向の固定を行うようにしたので、モータエンドキャッ
プとモータキャップだけでモータの軸方向と径方向の固
定が行え、モータの固定構造の部品点数を少なくして構
造の簡略化を図り、組み立て工数の削減を可能にするこ
とができる。
の端部に配置するモータエンドキャップと、モータケー
スの端部に取り付けるモータキャップの相対向する面
に、一方に円弧状突起と、同他方にこの円弧状突起内へ
弾力的に嵌合する球状突起を設け、モータの軸方向と径
方向の固定を行うようにしたので、モータエンドキャッ
プとモータキャップだけでモータの軸方向と径方向の固
定が行え、モータの固定構造の部品点数を少なくして構
造の簡略化を図り、組み立て工数の削減を可能にするこ
とができる。
【図１】この発明のポンプを示す要部の縦断正面図
【図２】同上の要部を示す分解斜視図
【図３】従来のポンプを示す縦断正面図
１ ポンプケーシング ２ ポンプ室 ３ 羽根車 ４ モータケース ５ モータ ６ 吐出口 ７ 逆止弁 ２１ モータエンドキャップ ２２ モータキャップ ２７ 円弧状突起 ２８ 球状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3H034 AA01 AA13 BB01 BB06 CC03 DD01 DD21 EE05 EE12 5H605 AA07 AA08 BB06 CC01 CC02 CC04 CC05 DD03 DD09 EA09 EB01 GG04 5H607 BB01 CC05 DD03 DD08 DD09 DD16 DD19 FF06 GG01 JJ08
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシングのポンプ室に羽根車を設け、
この羽根車をモータケース内に収納したモータで回転さ
せることにより、吸引口より吸引した液体を吐出口に圧
送するポンプにおいて、モータケース内でモータの端部
に配置するモータエンドキャップと、モータケースの端
部に取り付けるモータキャップの相対向する面に、一方
に円弧状突起と、同他方にこの円弧状突起内へ弾力的に
嵌合する球状突起を設け、モータの軸方向と径方向の固
定を行うようにしたことを特徴とするポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125927A JP2000324744A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125927A JP2000324744A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324744A true JP2000324744A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14922407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11125927A Pending JP2000324744A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000324744A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10312869A1 (de) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Minebea Co., Ltd. | Elektromotor |
| FR2898437A1 (fr) * | 2006-03-07 | 2007-09-14 | Leroy Somer Moteurs | Machine electrique tournante |
| JP2017192268A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
| CN117424382A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-01-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壳体、电机及电动叉车 |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11125927A patent/JP2000324744A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10312869A1 (de) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Minebea Co., Ltd. | Elektromotor |
| FR2898437A1 (fr) * | 2006-03-07 | 2007-09-14 | Leroy Somer Moteurs | Machine electrique tournante |
| JP2017192268A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
| US10651704B2 (en) | 2016-04-15 | 2020-05-12 | Minebea Mitsumi Inc. | Rotating device |
| CN117424382A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-01-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壳体、电机及电动叉车 |
| CN117424382B (zh) * | 2023-12-19 | 2024-03-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壳体、电机及电动叉车 |
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