JP2000324653A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JP2000324653A JP2000324653A JP11135357A JP13535799A JP2000324653A JP 2000324653 A JP2000324653 A JP 2000324653A JP 11135357 A JP11135357 A JP 11135357A JP 13535799 A JP13535799 A JP 13535799A JP 2000324653 A JP2000324653 A JP 2000324653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- nylon
- relay
- connector
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースの軽量化と低コスト化を図るととも
に、短絡を容易に行えるようにする。 【解決手段】 リレー、ヒューズ、短絡子からなる発熱
部品の収容部材20、22および慣性ロック部を備える
コネクタ収容部材21をケース11と別体に設ける一
方、ケースには上記発熱部品の収容部材およびコネクタ
収容部材の取付用開口を設けておき、これら開口に上記
発熱部品の収容部材およびコネクタ収容部材を着脱自在
に嵌合してロック結合し、上記発熱部品の収容部材は6
6ナイロンあるいはナイロンアロイで形成するととも
に、上記コネクタ収容部材は、ポリブチレンテレフタレ
ート、66ナイロンあるいはナイロンアロイで形成する
一方、上記ケースはポリプロピレンで形成している。
に、短絡を容易に行えるようにする。 【解決手段】 リレー、ヒューズ、短絡子からなる発熱
部品の収容部材20、22および慣性ロック部を備える
コネクタ収容部材21をケース11と別体に設ける一
方、ケースには上記発熱部品の収容部材およびコネクタ
収容部材の取付用開口を設けておき、これら開口に上記
発熱部品の収容部材およびコネクタ収容部材を着脱自在
に嵌合してロック結合し、上記発熱部品の収容部材は6
6ナイロンあるいはナイロンアロイで形成するととも
に、上記コネクタ収容部材は、ポリブチレンテレフタレ
ート、66ナイロンあるいはナイロンアロイで形成する
一方、上記ケースはポリプロピレンで形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に搭載する電
気接続箱に関し、特に、電気接続箱のケースを発熱部を
収容して耐熱性を有する部分およびロック部を備えて強
度を有する部分を、他の部分と形成材料を分けて形成
し、ケースの軽量化、低コスト等を図るものである。
気接続箱に関し、特に、電気接続箱のケースを発熱部を
収容して耐熱性を有する部分およびロック部を備えて強
度を有する部分を、他の部分と形成材料を分けて形成
し、ケースの軽量化、低コスト等を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続箱では、図3に
示すように、ケース1の外面にリレー収容部2、短絡子
収容部3、ヒューズ収容部(図示せず)等の発熱部品を
搭載する部分を有する場合、最も高い発熱体に合わせた
耐熱材料でケースを形成し、上記リレー収容部等の発熱
部品収容部を一体的に成形している。また、強度面にお
いても同様で、コネクタ収容部4でロック部4aが慣性
ロック構造としている場合等、局部的に応力が集中する
箇所がある場合にも、高強度の材料でケースを形成して
いる。
示すように、ケース1の外面にリレー収容部2、短絡子
収容部3、ヒューズ収容部(図示せず)等の発熱部品を
搭載する部分を有する場合、最も高い発熱体に合わせた
耐熱材料でケースを形成し、上記リレー収容部等の発熱
部品収容部を一体的に成形している。また、強度面にお
いても同様で、コネクタ収容部4でロック部4aが慣性
ロック構造としている場合等、局部的に応力が集中する
箇所がある場合にも、高強度の材料でケースを形成して
いる。
【0003】上記要求される耐熱性と高強度の材料とし
て、66ナイロン系統の材料が好適に用いられる。よっ
て、耐熱性および高強度の材料でケース1を形成する必
要がある場合、ケース1を66ナイロン系統の材料で形
成している場合が多い。
て、66ナイロン系統の材料が好適に用いられる。よっ
て、耐熱性および高強度の材料でケース1を形成する必
要がある場合、ケース1を66ナイロン系統の材料で形
成している場合が多い。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】上記のように、ケース
全体を66ナイロン系統の材料で成形した場合、ケース
重量が大となり、かつ、66ナイロン系統の材料は高価
であるため、コスト高になる問題がある。
全体を66ナイロン系統の材料で成形した場合、ケース
重量が大となり、かつ、66ナイロン系統の材料は高価
であるため、コスト高になる問題がある。
【0005】また、回路変更があった場合、ケースと一
体に設けたリレー収容部、ヒューズ収容部、短絡子収容
部のいずれかは空きとなる場合がある。一方、短絡子の
収容部が不足する場合があり、この場合には、別に電気
接続箱を設計して作成するか、あるいは、短絡子の収容
ボックスをを付設する必要がある。このように、ケース
にリレー収容部、ヒューズ収容部、短絡子収容部等を一
体に設けておくと、回路変更に対応しにくい問題があ
る。
体に設けたリレー収容部、ヒューズ収容部、短絡子収容
部のいずれかは空きとなる場合がある。一方、短絡子の
収容部が不足する場合があり、この場合には、別に電気
接続箱を設計して作成するか、あるいは、短絡子の収容
ボックスをを付設する必要がある。このように、ケース
にリレー収容部、ヒューズ収容部、短絡子収容部等を一
体に設けておくと、回路変更に対応しにくい問題があ
る。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、電気接続箱の軽量化、コスト低下および回路変更
に容易に対応できるようにすることを課題としている。
ので、電気接続箱の軽量化、コスト低下および回路変更
に容易に対応できるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、リレー、ヒューズ、短絡子からなる発熱
部品の収容部材および慣性ロック部を備えるコネクタ収
容部材を、ケースと別体に設ける一方、ケースには上記
発熱部品の収容部材およびコネクタ収容部材の取付用開
口を設けておき、これら開口に上記発熱部品の収容部材
およびコネクタ収容部材を着脱自在に嵌合してロック結
合し、上記発熱部品の収容部材は66ナイロンあるいは
ナイロンアロイで形成するとともに、上記コネクタ収容
部材は、ポリブチレンテレフタレート、66ナイロンあ
るいはナイロンアロイで形成する一方、上記ケースはポ
リプロピレンで形成していることを特徴とする電気接続
箱を提供するものである。
め、本発明は、リレー、ヒューズ、短絡子からなる発熱
部品の収容部材および慣性ロック部を備えるコネクタ収
容部材を、ケースと別体に設ける一方、ケースには上記
発熱部品の収容部材およびコネクタ収容部材の取付用開
口を設けておき、これら開口に上記発熱部品の収容部材
およびコネクタ収容部材を着脱自在に嵌合してロック結
合し、上記発熱部品の収容部材は66ナイロンあるいは
ナイロンアロイで形成するとともに、上記コネクタ収容
部材は、ポリブチレンテレフタレート、66ナイロンあ
るいはナイロンアロイで形成する一方、上記ケースはポ
リプロピレンで形成していることを特徴とする電気接続
箱を提供するものである。
【0008】上記のように、発熱部品の収容部材は耐熱
性材料の66ナイロンあるいはナイロンアロイし、高強
度を必要とする慣性ロック部を備えたコネクタ収容部材
は高強度材料のポリブチレンテレフタレート、66ナイ
ロンあるいはナイロンアロイで形成すると、それぞれ所
要の特性を満たすことができる。一方、ケース自体はポ
リプロピレンで形成すると、ポリプロピレンは軽量で且
つ安価であるため、ケース全体の重量を軽減できるとと
もに、コスト低下を図ることができる。
性材料の66ナイロンあるいはナイロンアロイし、高強
度を必要とする慣性ロック部を備えたコネクタ収容部材
は高強度材料のポリブチレンテレフタレート、66ナイ
ロンあるいはナイロンアロイで形成すると、それぞれ所
要の特性を満たすことができる。一方、ケース自体はポ
リプロピレンで形成すると、ポリプロピレンは軽量で且
つ安価であるため、ケース全体の重量を軽減できるとと
もに、コスト低下を図ることができる。
【0009】また、上記リレー収容部材、ヒューズ収容
部材、短絡子収容部材をケースと別体で設けておくと、
回路変更に応じて、ケース本体の取付用開口に、リレー
収容部材やヒューズ収容部材の代わりに、短絡子を収容
部材を取り付けること等ができ、別回路として使用する
ことが容易にできる。このように、回路変更に容易に対
応するケースとすることができる。
部材、短絡子収容部材をケースと別体で設けておくと、
回路変更に応じて、ケース本体の取付用開口に、リレー
収容部材やヒューズ収容部材の代わりに、短絡子を収容
部材を取り付けること等ができ、別回路として使用する
ことが容易にできる。このように、回路変更に容易に対
応するケースとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。電気接続箱10はアッパーケース1
1とロアケース12とからなるケース内部にバスバー1
3と絶縁板14とを積層配置して収容している。上記ロ
アケース12にはリレー、ヒューズおよびコネクタ等の
接続部は設けておらず、上面開口のボックス状としてい
る。アッパーケース11側にはリレー、ヒューズ、コネ
クタとの接続部を設けている。
参照して説明する。電気接続箱10はアッパーケース1
1とロアケース12とからなるケース内部にバスバー1
3と絶縁板14とを積層配置して収容している。上記ロ
アケース12にはリレー、ヒューズおよびコネクタ等の
接続部は設けておらず、上面開口のボックス状としてい
る。アッパーケース11側にはリレー、ヒューズ、コネ
クタとの接続部を設けている。
【0011】上記アッパーケース11の所要箇所にはリ
レー、ヒューズ、短絡子および慣性ロック部を有するコ
ネクタの収容部材を配置する位置に、取付用開口15を
設け、これら取付用開口15の周縁にガイドリブ16を
突設している。図中、15Aはリレー収容部材20の取
付用開口、15Bは慣性ロック部21aを設けたコネク
タ収容部材21の取付用開口、15Cは短絡子収容部材
22の取付用開口である。なお、ヒューズ収容部材およ
びその取付用開口は図示していない。
レー、ヒューズ、短絡子および慣性ロック部を有するコ
ネクタの収容部材を配置する位置に、取付用開口15を
設け、これら取付用開口15の周縁にガイドリブ16を
突設している。図中、15Aはリレー収容部材20の取
付用開口、15Bは慣性ロック部21aを設けたコネク
タ収容部材21の取付用開口、15Cは短絡子収容部材
22の取付用開口である。なお、ヒューズ収容部材およ
びその取付用開口は図示していない。
【0012】上記アッパーケース11に設ける慣性ロッ
ク部を設けていないコネクタ収容部17は別体で形成せ
ずに、アッパーケース11と一体に成形している。該ア
ッパーケース11およびロアケース12は、汎用プラス
チックのポリプロピレンで成形している。
ク部を設けていないコネクタ収容部17は別体で形成せ
ずに、アッパーケース11と一体に成形している。該ア
ッパーケース11およびロアケース12は、汎用プラス
チックのポリプロピレンで成形している。
【0013】アッパーケース11の取付用開口15に
は、別体で成形したリレー収容部材20、コネクタ収容
部材21、短絡子収容部材22を着脱自在に嵌合して、
ロック結合させている。
は、別体で成形したリレー収容部材20、コネクタ収容
部材21、短絡子収容部材22を着脱自在に嵌合して、
ロック結合させている。
【0014】上記リレー収容部材20および短絡子収容
部材22は66ナイロンで成形し、コネクタ収容部材2
1はポリブチレンテレフタレート(PBT)で成形して
いる。
部材22は66ナイロンで成形し、コネクタ収容部材2
1はポリブチレンテレフタレート(PBT)で成形して
いる。
【0015】上記リレー収容部材20は上下両端開口の
ボックス形状で、内部に仕切壁20aを備えとともに、
周壁20bの外面にロック爪20cを突設している。該
リレー収容部材20はアッパーケース11の取付用開口
15Aに上方より挿入し、ロック爪20cを撓ませて押
し込み、ロック爪20cが取付用開口15Aを通過後に
原状復帰させてロック爪20cを取付用開口15Aの周
縁に係止させてアッパーケース11と結合している。
ボックス形状で、内部に仕切壁20aを備えとともに、
周壁20bの外面にロック爪20cを突設している。該
リレー収容部材20はアッパーケース11の取付用開口
15Aに上方より挿入し、ロック爪20cを撓ませて押
し込み、ロック爪20cが取付用開口15Aを通過後に
原状復帰させてロック爪20cを取付用開口15Aの周
縁に係止させてアッパーケース11と結合している。
【0016】上記リレー収容部材20には、リレー30
のベース部30aをボックスの上端に搭載し、ベース部
30aより突出した端子30b、30cを仕切壁20a
を仕切られた収容室20d、20eにそれぞれ挿入して
いる。これら収容部20d、20e内に収容した中継端
子31A、31Bの上部にリレーの端子30b、30c
を挿入する一方、中継端子31A、31Bの下部にバス
バー13から突出させたタブ13A、13Bを挿入し、
中継端子を介してリレーとバスバーとを電気接続させて
いる。
のベース部30aをボックスの上端に搭載し、ベース部
30aより突出した端子30b、30cを仕切壁20a
を仕切られた収容室20d、20eにそれぞれ挿入して
いる。これら収容部20d、20e内に収容した中継端
子31A、31Bの上部にリレーの端子30b、30c
を挿入する一方、中継端子31A、31Bの下部にバス
バー13から突出させたタブ13A、13Bを挿入し、
中継端子を介してリレーとバスバーとを電気接続させて
いる。
【0017】短絡子収容部材22は下面開口のボックス
形状で、周壁22aの外面よりロック爪22bを突設し
ている。該短絡子収容部材22はアッパーケース11の
取付用開口15Cに上方より挿入し、ロック爪22bを
撓ませて押し込み、ロック爪22bが取付用開口15C
を通過後に原状復帰させてロック爪22bを取付用開口
15Cの周縁に係止させてアッパーケース11と結合し
ている。
形状で、周壁22aの外面よりロック爪22bを突設し
ている。該短絡子収容部材22はアッパーケース11の
取付用開口15Cに上方より挿入し、ロック爪22bを
撓ませて押し込み、ロック爪22bが取付用開口15C
を通過後に原状復帰させてロック爪22bを取付用開口
15Cの周縁に係止させてアッパーケース11と結合し
ている。
【0018】上記短絡子収容部材22には、逆U形状の
導電材より形成した短絡子33を収容し、バスバー13
より突設したタブ13C、13Dを下部に内嵌した中継
端子34A、34Bの上部に一対の端子部33a、33
bを挿入して中継端子を介してタブ13Cと13Dとを
短絡している。
導電材より形成した短絡子33を収容し、バスバー13
より突設したタブ13C、13Dを下部に内嵌した中継
端子34A、34Bの上部に一対の端子部33a、33
bを挿入して中継端子を介してタブ13Cと13Dとを
短絡している。
【0019】上記コネクタ収容部材21は上面開口のボ
ックス形状で、周壁21bの内面の上端より内向きに慣
性ロック爪21aを突設する一方、周壁21bの外面よ
りロック爪21cを突設し、かつ、底壁21dにタブ挿
入孔21eを設けている。該コネクタ収容部材21はア
ッパーケース11の取付用開口15Bに上方より挿入
し、ロック爪21cを撓ませて押し込み、ロック爪21
cが取付用開口15Bを通過後に原状復帰させてロック
爪21cを取付用開口15Bの周縁に係止させてアッパ
ーケース11と結合している。
ックス形状で、周壁21bの内面の上端より内向きに慣
性ロック爪21aを突設する一方、周壁21bの外面よ
りロック爪21cを突設し、かつ、底壁21dにタブ挿
入孔21eを設けている。該コネクタ収容部材21はア
ッパーケース11の取付用開口15Bに上方より挿入
し、ロック爪21cを撓ませて押し込み、ロック爪21
cが取付用開口15Bを通過後に原状復帰させてロック
爪21cを取付用開口15Bの周縁に係止させてアッパ
ーケース11と結合している。
【0020】上記コネクタ収容部材21には、そのタブ
挿入孔21eを通してバスバー13のタブ13Eを突出
している。また、電気接続箱として組み立てた後、ワイ
ヤハーネスの端末に接続されたコネクタ36をコネクタ
収容部材21に挿入し、慣性ロック爪21bを外方に撓
ませて挿入した後、慣性ロック爪21bでコネクタ36
のケース端面を係止してコネクタ36をロックするよう
にしている。
挿入孔21eを通してバスバー13のタブ13Eを突出
している。また、電気接続箱として組み立てた後、ワイ
ヤハーネスの端末に接続されたコネクタ36をコネクタ
収容部材21に挿入し、慣性ロック爪21bを外方に撓
ませて挿入した後、慣性ロック爪21bでコネクタ36
のケース端面を係止してコネクタ36をロックするよう
にしている。
【0021】なお、ヒューズ収容部材は図示していない
が、リレー収容部材20と同様に66ナイロンで成形
し、アッパーケースに設けた取付用開口に着脱自在に挿
入して取り付けるようにしている。
が、リレー収容部材20と同様に66ナイロンで成形
し、アッパーケースに設けた取付用開口に着脱自在に挿
入して取り付けるようにしている。
【0022】上記のように、従来はアッパーケース11
と一体に成形していたリレー収容部、短絡子収容部およ
びヒューズ収容部を別体とし、66ナイロンで成形する
とともに、慣性ロック爪を備えたコネクタ収容部も別体
とし、ポリブチレンテレフタレートで成形し、アッパー
ケース11自体はポリプロピレンで成形しているため、
ケース重量を軽減し、かつ、製作費を安価とすることが
できる。
と一体に成形していたリレー収容部、短絡子収容部およ
びヒューズ収容部を別体とし、66ナイロンで成形する
とともに、慣性ロック爪を備えたコネクタ収容部も別体
とし、ポリブチレンテレフタレートで成形し、アッパー
ケース11自体はポリプロピレンで成形しているため、
ケース重量を軽減し、かつ、製作費を安価とすることが
できる。
【0023】また、回路変更で、例えば、リレーに変え
て短絡子を設ける場合には、図2に示すように、リレー
収容部材の取付用開口15Aに短絡子収容部材22を取
り付けることができる。なお、この場合、取付用開口1
5Aに取り付けられる短絡子収容部材22の外形を、リ
レー収容部材20の外形と同一としている。
て短絡子を設ける場合には、図2に示すように、リレー
収容部材の取付用開口15Aに短絡子収容部材22を取
り付けることができる。なお、この場合、取付用開口1
5Aに取り付けられる短絡子収容部材22の外形を、リ
レー収容部材20の外形と同一としている。
【0024】上記のように、アッパーケース11に設け
た取付用開口には他のリレー収容部材、ヒューズ収容部
材、短絡子収容部材、コネクタ収容部材等を外形を同一
としておけば、取り替え自在に取り付けることができる
ため、回路変更に容易に対応させることができる。
た取付用開口には他のリレー収容部材、ヒューズ収容部
材、短絡子収容部材、コネクタ収容部材等を外形を同一
としておけば、取り替え自在に取り付けることができる
ため、回路変更に容易に対応させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、リレー、ヒューズ、短絡子等の発熱部品を収
容するために、耐熱性材料で形成する必要がある部分は
別体として66ナイロン、ナイロンアロイ等の耐熱性樹
脂で成形し、また、慣性ロック爪を有するコネクタ収容
部等の高強度の材料で形成する必要がある部分も別体と
して、ポリブチレンテレフタレート、66ナイロン、ナ
イロンアロイ等の高強度材料で成形し、ケース自体は軽
量で安価なポリプロピレンで成形しているため、全体の
重量を軽量化でき、かつ、製作費を安価とすることがで
きる。
によれば、リレー、ヒューズ、短絡子等の発熱部品を収
容するために、耐熱性材料で形成する必要がある部分は
別体として66ナイロン、ナイロンアロイ等の耐熱性樹
脂で成形し、また、慣性ロック爪を有するコネクタ収容
部等の高強度の材料で形成する必要がある部分も別体と
して、ポリブチレンテレフタレート、66ナイロン、ナ
イロンアロイ等の高強度材料で成形し、ケース自体は軽
量で安価なポリプロピレンで成形しているため、全体の
重量を軽量化でき、かつ、製作費を安価とすることがで
きる。
【0026】また、上記別体とした部材を、ケースに取
付用開口に着脱自在に取り付けているため、回路変更が
あれば、変更された回路に対応した部材をケースに取り
付けることができ、よって、回路変更にも容易に対応さ
せることができる。
付用開口に着脱自在に取り付けているため、回路変更が
あれば、変更された回路に対応した部材をケースに取り
付けることができ、よって、回路変更にも容易に対応さ
せることができる。
【図1】 本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】 回路変更した場合の断面図である。
【図3】 従来例の断面図である。
10 電気接続箱 11 アッパーケース 12 ロアケース 13 バスバー 14 絶縁板 15(15A、15B、15C)取付用開口 20 リレー収容部材 21 コネクタ収容部材 21c 慣性ロック爪 22 短絡子収容部材 30 リレー 33 短絡子 36 コネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 リレー、ヒューズ、短絡子からなる発熱
部品の収容部材および慣性ロック部を備えるコネクタ収
容部材をケースと別体に設ける一方、ケースには上記発
熱部品の収容部材およびコネクタ収容部材の取付用開口
を設けておき、これら開口に上記発熱部品の収容部材お
よびコネクタ収容部材を着脱自在に嵌合してロック結合
し、 上記発熱部品の収容部材は66ナイロンあるいはナイロ
ンアロイで形成するとともに、上記コネクタ収容部材
は、ポリブチレンテレフタレート、66ナイロンあるい
はナイロンアロイで形成する一方、上記ケースはポリプ
ロピレンで形成していることを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11135357A JP2000324653A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11135357A JP2000324653A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324653A true JP2000324653A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15149868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11135357A Withdrawn JP2000324653A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000324653A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014193073A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
CN109921249A (zh) * | 2017-11-30 | 2019-06-21 | 矢崎总业株式会社 | 电路体部件、电连接箱以及线束 |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP11135357A patent/JP2000324653A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014193073A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
CN109921249A (zh) * | 2017-11-30 | 2019-06-21 | 矢崎总业株式会社 | 电路体部件、电连接箱以及线束 |
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