JP2000324571A - リモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の複雑化を伴うことなく、かつ、容易な
操作でユニークコードの設定を行うことができる。 【解決手段】 リモコン装置１１０の制御用マイコン１
１１は、特定操作ボタンによる指示に基づいて、乱数発
生部で乱数を発生させ、当該乱数をユニークコードとし
てユニークコード記憶部に記憶する。また、当該乱数に
特定リモコンコード記憶部から読み出した特定リモコン
コードに付加してリモコン信号送信部１１４に出力し、
電気機器１２０に無線伝送する。電気機器１２０の制御
用マイコン１２１では、リモコン信号受信部１２４から
特定リモコンコードを含むリモコン信号を受信した場
合、この特定リモコンコードに続いて受信したユニーク
コードをユニークコード記憶部に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば赤外線や電
波を用いて各種電気機器をリモコン操作するためのリモ
コン装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のリモコン装置において、近接して
設置された複数の電気機器を操作するための複数のリモ
コン装置が併用される場合に、各リモコン装置による各
電気機器相互の誤動作を防止するため、各リモコン装置
毎に個別のユニークコードを設定してリモコン信号を送
受するようにしたシステムが提供されている。図５は、
このような従来のシステム構成を説明する図であり、図
５（Ａ）はリモコン装置と電気機器のハードウエアの一
部を示すブロック図、図５（Ｂ）はリモコン信号の構成
を示す説明図である。また、図６は、従来のシステムに
おける動作を示すフローチャートであり、図６（Ａ）は
リモコン装置側の動作を示し、図６（Ｂ）は電気機器側
の動作を示している。

【０００３】図５（Ａ）において、リモコン装置１０
は、制御用マイコン１１と、リモコン操作ボタン１２
と、ユニークコード設定スイッチ１３と、リモコン信号
送信部１４とを有する。一方、電気機器２０は、制御用
マイコン２１と、制御用出力端子２２と、ユニークコー
ド設定スイッチ２３と、リモコン信号受信部２４とを有
する。図６（Ａ）において、制御用マイコン１１は、リ
モコン操作ボタン１２が押されたかどうか監視しており
（Ｓ１）、リモコン操作ボタン１２が押されると、ユニ
ークコード設定スイッチ１３の状態を読み取る（Ｓ
２）。そして、リモコン操作ボタン１２で押されたボタ
ンの種類に対応するリモコンコードに、スイッチ１３の
オン／オフ状態をユニークコードとして付加したリモコ
ン信号を構成し、リモコン信号送信部１４に出力する
（Ｓ３）。これにより、図５（Ｂ）に示すようなリモコ
ンコード（Ｒ１〜Ｒｎ）とユニークコード（Ｕ１〜Ｕ
ｍ）とを含むリモコン信号がリモコン信号送信部１４よ
り電気機器側に送出される。なお、リモコン信号の無線
送信方式としては、赤外線を用いたものや電波を用いた
ものがあるが、いずれの方式であってもよい。

【０００４】一方、図６（Ｂ）において、電気機器２０
の制御用マイコン２１では、リモコン信号受信部２４に
よるリモコン信号の受信を監視しており（Ｓ１１）、リ
モコン信号が受信されると、そのリモコン信号に含まれ
るリモコンコード（Ｒ１〜Ｒｎ）を判定する（Ｓ１
２）。そして、有効コードと判断した場合には、ユニー
クコード設定スイッチ２３のオン／オフ状態を読み取り
（Ｓ１３）、このスイッチ２３から読み取ったユニーク
コードとリモコン信号に含まれるユニークコード（Ｕ１
〜Ｕｍ）とを比較する（Ｓ１４）。そして、両者が一致
した場合には、リモコン信号を有効と判断し、リモコン
コードに対応した制御出力を制御用出力端子２２より出
力し、電気機器２０の制御を実行する（Ｓ１５）。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリモコンシステムでは、リモコン装置１０と電気機
器２０の両方にユニークコード設定スイッチ１３、２３
を設ける構成であるため、ユニークコード設定スイッチ
１３、２３自体の部品コストに加えて、このユニークコ
ード設定スイッチ１３、２３を設置するためのスペース
や構造が必要となり、部品点数の増加や構造の複雑化を
招き、装置のコストが増大するという問題がある。ま
た、リモコン装置１０と電気機器２０の両方のユニーク
コード設定スイッチ１３、２３に対してユニークコード
を設定する作業が必要となり、作業が煩雑であるという
問題がある。

【０００６】そこで、このようなユニークコード設定ス
イッチ１３、２３を設ける代わりに、リモコン装置側で
乱数によるユニークコードを自動的に生成し、このユニ
ークコードを電気機器に送って記憶させ、以後の動作に
おいてユニークコードを用いてリモコン操作を行えるよ
うにしたシステムが提案されている（特開平５−２５２
５７６号公報参照）。しかしながら、このシステムにお
いても、リモコン装置側で生成したユニークコードを電
気機器側に記憶させる際に、電気機器側で特別なモード
設定操作を行う必要があり、作業が煩雑であるという問
題がある。また、電気機器側に操作スイッチのない構成
のシステムでは、モード設定のためだけに電気機器側に
特別に操作スイッチを設けることになり、無駄の多い構
成となってしまう。

【０００７】そこで本発明の目的は、構成の複雑化を伴
うことなく、かつ、容易な操作でユニークコードの設定
を行うことができるリモコン装置を提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、電気機器にリモコン信号を無線伝送すること
により、前記電気機器をリモコン操作するリモコン装置
において、ユニークコードを発生するユニークコード発
生手段と、前記ユニークコード発生手段から発生された
ユニークコードを記憶するユニークコード記憶手段と、
特定リモコンコードを記憶した特定リモコンコード記憶
手段と、前記ユニークコードの設定を指示する操作手段
と、前記操作手段による指示に基づいて、前記ユニーク
コード発生手段でユニークコードを発生させ、当該ユニ
ークコードを前記ユニークコード記憶手段に記憶すると
ともに、当該ユニークコードを前記特定リモコンコード
記憶手段から読み出した特定リモコンコードに付加して
前記電気機器に無線伝送し、前記電気機器にユニークコ
ードの登録を実行させる制御手段とを有することを特徴
とする。

【０００９】本発明のリモコン装置において、ユニーク
コード発生手段では、操作手段による指示に基づいてユ
ニークコードを発生する。また、特定リモコンコード記
憶手段には、予め特定リモコンコードが記憶されてい
る。また、操作手段による指示があると、制御手段は、
ユニークコード発生手段からユニークコードが発生さ
せ、当該ユニークコードをユニークコード記憶手段に記
憶するとともに、当該ユニークコードを特定リモコンコ
ード記憶手段から読み出した特定リモコンコードに付加
して電気機器に無線伝送し、電気機器にユニークコード
の登録を実行させる。

【００１０】したがって、電気機器側にユニークコード
設定スイッチを設けることなく、また、電気機器側での
モード設定作業等を行うことなく、リモコン装置側にお
ける操作手段のワンタッチ操作により、容易にユニーク
コードの設定を行うことができる。また、このようにユ
ニークコードを設定した後は、ユニークコード記憶手段
に記憶したユニークコードを用いてリモコン操作を行
う。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明によるリモコン装置
の実施の形態について説明する。図１は、本発明の実施
の形態によるリモコン装置を用いたシステム構成を説明
する図であり、図１（Ａ）はリモコン装置と電気機器の
ハードウエアの一部を示すブロック図、図１（Ｂ）はリ
モコン信号の構成を示す説明図である。また、図２は、
本例のシステムにおける動作を示すフローチャートであ
り、図２（Ａ）はリモコン装置側の動作を示し、図２
（Ｂ）は電気機器側の動作を示している。

【００１２】図１（Ａ）において、リモコン装置１１０
は、制御用マイコン１１１と、リモコン操作ボタン１１
２と、リモコン信号送信部１１４とを有する。一方、電
気機器１２０は、制御用マイコン１２１と、制御用出力
端子１２２と、リモコン信号受信部１２４とを有する。
すなわち、本例のシステム構成は、図５に示す従来のシ
ステム構成から、ユニークコード設定スイッチ１３、２
３を排除したものである。

【００１３】リモコン装置１１０において、リモコン操
作ボタン１１２には、ユニークコードの設定を指示する
特定操作ボタンが含まれている。また、制御用マイコン
１１１には、ユニークコードを発生する乱数発生部（ユ
ニークコード発生手段）と、この乱数発生部から発生さ
れたユニークコードを記憶するＲＡＭ等のユニークコー
ド記憶部（ユニークコード記憶手段）と、予め特定リモ
コンコードを記憶したＲＯＭ等の特定リモコンコード記
憶部（特定リモコンコード記憶手段）とを有する。な
お、特定リモコンコード記憶部は、例えば他のリモコン
コードを一括して記憶したＲＯＭテーブルの一部として
構成されている。

【００１４】そして、この制御用マイコン１１１は、特
定操作ボタンによる指示に基づいて、乱数発生部で乱数
を発生させ、当該乱数をユニークコードとしてユニーク
コード記憶部に記憶するとともに、当該乱数に特定リモ
コンコード記憶部から読み出した特定リモコンコードに
付加してリモコン信号送信部１１４に出力し、電気機器
１２０に無線伝送する。このようにして図１（Ｂ）に示
すような特定リモコンコード（Ｒ１〜Ｒｎ）と乱数によ
るユニークコード（Ｕ１〜Ｕｍ）とを含むリモコン信号
がリモコン信号送信部１４より電気機器側に送出され
る。なお、リモコン信号の無線送信方式としては、赤外
線等の光を用いたものや電波を用いたものがあるが、い
ずれの方式であってもよい。

【００１５】これに対し、電気機器１２０の制御用マイ
コン１２１では、リモコン信号受信部１２４からのリモ
コン信号の入力を監視し、リモコン信号受信部１２４か
らリモコン信号を入力すると、このリモコン信号に特定
リモコンコードが含まれるか否か判断する。そして、特
定リモコンコードが含まれている場合には、この特定リ
モコンコードに続いて受信したコードを新たに設定する
ユニークコード（乱数）であると判断し、制御用マイコ
ン１２１内に設けられたユニークコード記憶部にユニー
クコードを登録する。

【００１６】以上のような動作により、リモコン装置１
１０と電気機器１２０の双方で共通のユニークコードを
設定する。そして、これ以降は、リモコン装置１１０か
らリモコン信号を送出する度にユニークコード記憶部に
登録したユニークコードを付加して送信し、電気機器側
１２０では、リモコン信号を受信する度に、受信したリ
モコン信号に含まれるユニークコードとユニークコード
記憶部に登録したユニークコードと照合し、一致したと
きに、そのリモコン信号の内容に応じた制御を実行す
る。なお、上述のようなユニークコードの設定を行う場
合に、目的の電気機器以外の電気機器が周囲に存在する
場合に、その周囲の電気機器の電源を落として目的の電
気機器にリモコン信号を送信するようにすれば、仮に異
なる製造会社の電気機器間で特定リモコンコードが重複
するような可能性がある場合についても、確実にユニー
クコードを設定することが可能となる。

【００１７】次に、図２に示すフローチャートに基づい
て説明する。図２（Ａ）において、リモコン装置１１０
の制御用マイコン１１１は、リモコン操作ボタン１１２
が押されたかどうか監視しており（Ｓ２１）、リモコン
操作ボタン１１２が押されると、このリモコン操作ボタ
ン１１２がユニークコードの設定を指示する特定操作ボ
タンであるか否か判断する（Ｓ２２）。そして、特定操
作ボタンである場合には、乱数発生部から所定桁の乱数
を発生させ、これをユニークコードとしてユニークコー
ド記憶部に記憶する（Ｓ２３）。また、この乱数による
ユニークコードを特定リモコンコード記憶部から読み出
した特定リモコンコードに付加し、リモコン信号送信部
１１４から電気機器１２０に送信する。

【００１８】一方、図２（Ｂ）において、電気機器１２
０の制御用マイコン１２１では、リモコン信号受信部１
２４によるリモコン信号の受信を監視しており（Ｓ３
１）、リモコン信号が受信されると、上述したリモコン
コードのＲＯＭテーブルを参照し、受信したリモコン信
号に含まれるリモコンコード（Ｒ１〜Ｒｎ）を判定する
（Ｓ３２）。そして、特定リモコンコードと判断した場
合には、この特定リモコンコードに付加されたユニーク
コード（Ｕ１〜Ｕｍ）をユニークコード記憶部に記憶す
る（Ｓ３３）。

【００１９】また、特定リモコンコード以外の有効コー
ドと判断した場合には、既にユニークコード記憶部に記
憶されているユニークコードを読み取り、このユニーク
コードとリモコン信号に含まれるユニークコード（Ｕ１
〜Ｕｍ）とを比較する（Ｓ３４）。そして、両者が一致
した場合には、リモコン信号を有効と判断し、リモコン
コードに対応した制御出力を制御用出力端子１２２より
出力し、電気機器１２０の制御を実行する（Ｓ３５）。

【００２０】図３は、本発明の第２の実施の形態による
リモコン装置を用いたシステム構成を説明する図であ
り、図３（Ａ）はリモコン装置と電気機器のハードウエ
アの一部を示すブロック図、図３（Ｂ）はリモコン信号
の構成を示す説明図である。本例のシステムは、リモコ
ン信号の無線伝送手段として、赤外線と電波の２種類の
手段を用いることにより、通常のリモコン操作とユニー
クコードの設定とを異なるリモコン伝送手段によって行
うようにしたものである。図３（Ａ）に示すように、リ
モコン装置１１０には、電波によるリモコン信号送信部
１１５と、赤外線によるリモコン信号送信部１１６が設
けられ、電気機器１２０には、電波によるリモコン信号
受信部１２５と、赤外線によるリモコン信号受信部１２
６が設けられている。

【００２１】例えば、赤外線によるリモコン信号送信部
１１６では、上述した特定リモコンコードとユニークコ
ードを送信し、これを赤外線によるリモコン信号受信部
１２６で受信することにより、電気機器１２０側でユニ
ークモードの設定を行う。また、通常のリモコン操作時
には、電波によるリモコン信号送信部１１５からリモコ
ンコードとユニークコードを送信し、これを電波による
リモコン信号送信部１１５で受信してリモコン動作を行
う。このようにユニークコード設定時の無線通信手段を
通常操作時の無線通信手段と分けることにより、例え
ば、本来の利用者以外の善意の第３者が、誤った操作に
よってユニークコードの設定操作を行ってしまうような
ことを防止できる。なお、その他の構成は、図１、図２
に示した形態と同様であるので、説明は省略する。

【００２２】図４は、本発明の第３の実施の形態による
リモコン装置の外観を示す正面図である。このリモコン
装置は、上述したユニークコード設定を指示する複数
（４つ）の特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄを設けたもの
である。各特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄは、長く押し
た場合には、上述したユニークコード設定を指示するボ
タンとして機能し、短く押した場合には、設定済みのユ
ニークコードを読み出すためのボタンとして機能する。
また、制御用マイコンは、各特定操作ボタン３０Ａ〜３
０Ｄに対応する４つのユニークコード記憶部を有してい
る。

【００２３】そして、特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄを
長く押してユニークコードの設定を指示すると、制御用
マイコンは、乱数発生部を起動して乱数によるユニーク
コードを生成し、各特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄに対
応するユニークコード記憶部に記憶するとともに、特定
リモコンコードを読み出し、これにユニークコードを付
加して電気機器（図示の例ではＣＤプレーヤ１〜４）に
送信する。この動作は、上述した例と同様である。ま
た、特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄを短く押した場合に
は、該当するユニークコード記憶部からユニークコード
を読み出し、次いで押されたリモコン操作ボタン（ＰＬ
ＡＹ、ＳＴＯＰ、ＰＡＵＳＥ等）３２に対応するリモコ
ンコードに付加して電気機器に送信し、電気機器のリモ
コン操作を実行する。このようにして、複数の電気機器
に対してユニークコードを登録し、それぞれのユニーク
コードを用いて有効なリモコン操作を行うことができ
る。特に、ユニークコードの設定とユニークコードの選
択を共通の特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄを兼用して行
う構成により、部品点数を少なくでき、また、操作面の
ボタン配置スペースを小さくすることが可能である。

【００２４】なお、本例において、特定リモコンコード
としては、４つの特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄに共通
の１つの特定リモコンコードを用いるようにしてもよい
し、４つの特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄ毎に個別の特
定リモコンコードを用いるようにしてもよい。例えば、
１つの特定リモコンコードを用いて４つのユニークコー
ドの設定を行う場合には、対象となる電気機器だけの電
源をオンし、隣接する電気機器の電源はオフした状態で
設定作業を行うものとする。また、各特定操作ボタン３
０Ａ〜３０Ｄに対応して４つの特定リモコンコードを設
けて使い分けるようにした場合には、隣接する電気機器
の電源をオフすることなく、対象となる電気機器に対し
て固有の特定リモコンコードを用いて有効な設定作業を
行うことが可能となる。

【００２５】また、特定操作ボタン３０Ａ〜３０Ｄの操
作態様としては、押す時間の長短で機能を切り換えるも
のに限らず、例えば１回の操作と２回の操作で機能を切
り換えるようにしてもよい。また、以上の例では、リモ
コン操作の際にユニークコードを一般のリモコンコード
に付加して送信するものとして説明したが、比較的単純
な動作を行う電気機器（例えば証明機器等）を操作する
リモコン装置においては、特定リモコンコード以外のリ
モコンコードをもたず、ユニークコードだけを送信して
電気機器のオンオフ等を行う構成であってもよい。ま
た、ユニークコードを発生する手段としては、上述のよ
うな乱数発生部に限らず、例えば年月日時分等の重複し
ないデータでユニークコードを生成するようなものであ
ってもよい。

【００２６】

【発明の効果】以上説明したように本発明のリモコン装
置では、ユニークコードの設定を指示する操作手段の操
作に基づいて、ユニークコード発生手段でユニークコー
ドを発生させ、当該ユニークコードをユニークコード記
憶手段に記憶するとともに、当該ユニークコードを特定
リモコンコード記憶手段から読み出した特定リモコンコ
ードに付加して電気機器に無線伝送し、電気機器にユニ
ークコードの登録を実行させるようにした。

【００２７】このため、電気機器側にユニークコード設
定スイッチを設けることなく、また、電気機器側でのモ
ード設定作業等を行うことなく、リモコン装置側におけ
る操作手段のワンタッチ操作により、容易にユニークコ
ードの設定を行うことができる。したがって、構成の複
雑化を伴うことなく、かつ、容易な操作でユニークコー
ドの設定を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態によるリモコン装置
を用いたシステム構成を示す説明図である。

【図２】図１に示すシステムの動作を示すフローチャー
トである。

【図３】本発明の第２の実施の形態によるリモコン装置
を用いたシステム構成を示す説明図である。

【図４】本発明の第３の実施の形態によるリモコン装置
の外観を示す正面図である。

【図５】従来のリモコン装置を用いたシステム構成を示
す説明図である。

【図６】図５に示す従来のシステムにおける動作を示す
フローチャートである。

【符号の説明】

１１０……リモコン装置、１１１……制御用マイコン、
１１２……リモコン操作ボタン、１１４、１１５、１１
６……リモコン信号送信部、１２０……電気機器、１２
１……制御用マイコン、１２２……制御用出力端子、１
２４、１２５、１２６……リモコン受信部。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気機器にリモコン信号を無線伝送する
   ことにより、前記電気機器をリモコン操作するリモコン
   装置において、 ユニークコードを発生するユニークコード発生手段と、 前記ユニークコード発生手段から発生されたユニークコ
   ードを記憶するユニークコード記憶手段と、 特定リモコンコードを記憶した特定リモコンコード記憶
   手段と、 前記ユニークコードの設定を指示する操作手段と、 前記操作手段による指示に基づいて、前記ユニークコー
   ド発生手段でユニークコードを発生させ、当該ユニーク
   コードを前記ユニークコード記憶手段に記憶するととも
   に、当該ユニークコードを前記特定リモコンコード記憶
   手段から読み出した特定リモコンコードに付加して前記
   電気機器に無線伝送し、前記電気機器にユニークコード
   の登録を実行させる制御手段と、 を有することを特徴とするリモコン装置。
2. 【請求項２】 前記ユニークコード発生手段は、乱数を
   発生する手段であることを特徴とする請求項１記載のリ
   モコン装置。
3. 【請求項３】 前記特定リモコンコードを送信しない場
   合には、前記特定リモコンコード以外のリモコンコード
   と前記ユニークコードを無線伝送によって電気機器に送
   信することにより、前記電気機器に所定の動作を実行さ
   せることを特徴とする請求項１記載のリモコン装置。
4. 【請求項４】 前記特定リモコンコード以外のリモコン
   コードをもたず、前記特定リモコンコードを送信しない
   場合には、前記ユニークコードを無線伝送によって電気
   機器に送信することにより、前記電気機器に所定の動作
   を実行させることを特徴とする請求項１記載のリモコン
   装置。
5. 【請求項５】 前記ユニークコード記憶手段及び前記操
   作手段を複数有し、前記制御手段は、複数の操作手段の
   操作に応じて複数のユニークコード記憶手段を選択して
   記憶するとともに、当該ユニークコードを前記特定リモ
   コンコード記憶手段から読み出した特定リモコンコード
   に付加して前記電気機器に無線伝送し、前記電気機器に
   ユニークコードの登録を実行させることを特徴とする請
   求項１記載のリモコン装置。
6. 【請求項６】 前記複数の操作手段は、前記電気機器の
   リモコン操作時に、前記複数のユニークコード記憶手段
   に記憶されたユニークコードを選択してリモコン操作を
   行うための選択手段を兼用したことを特徴とする請求項
   ５記載のリモコン装置。
7. 【請求項７】 前記操作手段の操作形態に応じて、前記
   ユニークコードを設定するための操作と、前記ユニーク
   コード記憶手段に記憶されたユニークコードを選択する
   ための操作とを切り換えることを特徴とする請求項６記
   載のリモコン装置。
8. 【請求項８】 前記無線伝送を行う光伝送手段または電
   波伝送手段を有することを特徴とする請求項１記載のリ
   モコン装置。
9. 【請求項９】 前記無線伝送を行う光伝送手段と電波伝
   送手段の双方を有するとともに、前記特定リモコンコー
   ドを前記光伝送手段だけで伝送することを特徴とする請
   求項１記載のリモコン装置。