JP2000324276A - 画像処理装置及びそのプログラム更新/追加方法 - Google Patents

画像処理装置及びそのプログラム更新/追加方法

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JP2000324276A
JP2000324276A JP11127730A JP12773099A JP2000324276A JP 2000324276 A JP2000324276 A JP 2000324276A JP 11127730 A JP11127730 A JP 11127730A JP 12773099 A JP12773099 A JP 12773099A JP 2000324276 A JP2000324276 A JP 2000324276A
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program
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育夫 祖父江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に制御プログラムの入れ替え及び追加の
できる画像処理装置及びその制御プログラムの更新/追
加方法を提供すること。 【解決手段】 プログラムデータを可視画像として印字
しておき、その画像データを読み取る(ステップS10
2)。読み取った画像データを画像化した際の方法に従
って復号化し(ステップS104)、画像処理装置内部
の制御プログラムRAMに転送する(ステップS10
7)。従来必要だったROMの交換やフロッピーディス
クドライブ等のプログラム読み込み装置が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
ファクシミリ装置等の、画像読取り手段を有する画像処
理装置に関し、特に、原稿画像を符号化し、その符号化
データを装置内外の記憶装置等に蓄積する画像処理装置
及び画像処理装置のプログラム更新/追加方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理装置の従来構成は以下
に説明するような構成を有している。 <第一の形態>図7は、従来の画像処理装置としてのフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0003】図において、21はCPU、22は制御プ
ログラムROM、23は操作部、24は読み取り制御回
路、25は記録制御回路、26は画像RAM、27は変
復調器(MODEM)、28は回線制御回路(NCU)
である。
【0004】各要素はデータバス、アドレスバス、コン
トロールバスからなるバス(BUS)20に接続されて
おり、22のROMに格納された制御プログラムが21
のCPUにより読み込まれて、各回路ブロックの制御を
行う。22の制御プログラムROMは、装置に実装され
る半導体ROMで、EPROM、マスクROM等であ
る。従ってプログラムの変更は、ROMを差し替えて行
う。
【0005】<第二の形態>また、従来の画像処理装置
としてのデジタル複写機は、読取りユニット、記録ユニ
ット、制御ユニット等にブロック化され、原稿の複写機
能を有する。デジタル複写機においては、読み取った原
稿画像を蓄積メモリに蓄積してから出力する。その際、
蓄積メモリを節約するために、画像データを符号化して
そのデータ量を圧縮した後蓄積するのが一般的である。
圧縮された符号化データは、記録ユニットで復号化され
印字データとして記録紙に印字される。
【0006】また、ファクシミリユニットを付加して圧
縮された符号化データを公衆回線を通じて伝送し、受信
側で復号化して印字を行うことも可能である。
【0007】制御ユニットの機能オプションを付加した
り、またはバージョンアップや、各国別言語対応や、仕
様対応等々については、外部RAM又はROM(磁気記
録媒体、光学記録媒体、メモリカードを含む)等のメモ
リを用意し、制御ユニット内のメモリと交換するか、あ
らかじめメモリソケットを用意しておきそこに外部メモ
リを追加実装するといった方法があった。
【0008】一方、従来、OCR機能を持った画像読取
り機能と画像処理装置とが組み合わされた画像処理装置
も存在した。
【0009】このような画像処理装置においては、原稿
に印字してある文字を画像として読取った後、任意のブ
ロックサイズに切分けドット分布に従って文字コードを
判別するものである。
【0010】その応用例としてバーコードリーダ等が有
り、簡易な構成で実用化されている。さらには大容量デ
ータを扱えるように2次元バーコードが実用化されつつ
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、バージョンアップなどのプログラム変更を行
う際に以下の様な問題があった。
【0012】特に上述の第1及び第2の形態を有する画
像処理装置においては、バージョンアップ時にマスクR
OMをEPROMに交換する事が多く、コストアップと
なり、またサービスマンでないと交換できないというわ
ずらわしいものであった。また、フロッピーディスク等
の外部ROMを用いる場合には、記録メディア以外にド
ライバやソケットといったハード部品を画像処理装置本
体に常備しなければならず、装置コストをアップさせ、
システムを複雑な構成にせざるを得ないという問題があ
った。
【0013】さらにEPROMは紫外線により、フロッ
ピーディスクは周囲の磁気により、メモリカードは外来
ノイズによりそれぞれ記録したデータが消去される事が
あるため、それらの装置を用いた場合には保持データを
電磁気的に保護しなければならないといった問題もあっ
た。そしてさらにメディアを複製するにも別のパソコン
等の高価な治具が必要であった。
【0014】本願に係る発明の目的は、簡易に制御プロ
グラムの入れ替え及び追加のできる画像処理装置及びそ
の制御プログラムの更新/追加方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、記録媒体上に画像データとして表された、画像処理
装置が実行可能なプログラムデータと、プログラムデー
タの画像データを読み取る手段と、読み取った画像デー
タを所定領域毎に分割する手段と、所定領域毎の画像デ
ータをプログラムデータに変換する復号化手段と、変換
したプログラムデータを記憶するメモリ手段と、メモリ
手段に記憶されたプログラムデータを実行する手段とを
有することを特徴とする画像処理装置に存する。
【0016】また、本発明の別の要旨は、原稿画像を光
学的に読取る手段と、読取った画像データを所定の復号
化方法を用いてプログラムデータに変換する復号化手段
と、復号化したプログラムデータを記憶するメモリ手段
と、メモリ手段に記憶されたプログラムデータを実行す
る実行手段とを有することを特徴とする画像処理装置に
存する。
【0017】さらに本発明の別の要旨は、本発明の画像
処理装置を用いて、当画像処理装置が使用するプログラ
ムデータの更新及び/又は追加を行うことを特徴とする
プログラムの更新/追加方法に存する。
【0018】加えて本発明の別の要旨は、装置が実行可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、プログラ
ムを実行した装置を、本発明の画像処理装置として機能
させることを特徴とする記憶媒体に存する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる実施形態を説明する。 [第1の実施形態]図1は、本発明にかかる画像形成装
置としてのファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、11はCPU、12は標準ROM、
13は不揮発性メモリ素子から構成される制御プログラ
ムRAM、14は操作部、15は読み取り制御回路、1
6は記録制御回路、17は画像RAM、18は変復調器
MODEM、19は回線制御回路NCUである。
【0020】各要素はデータバス、アドレスバス、コン
トロールバスからなるバス10に接続され、標準ROM
12に格納された制御プログラムを用いて、印字された
プログラム画像の読取り及び符号化を行い、その結果を
制御プログラムRAM13へ格納するといった最低限の
機能が実現できる。また、制御プログラムRAM13に
格納された制御プログラムがCPU11により読み込ま
れて、より複雑な機能の実現を行うこともできる。例え
ば、ファクシミリの送受信、画像データの圧縮、伸長、
記録の制御、ユーザデータの登録オペレーション、その
他のオプション機能といったような機能の実現である。
【0021】図2(a)は、コード化された符号データ
の印字レイアウト例で、A4サイズ用紙に対する印字レ
イアウトを示している。
【0022】A4サイズの短辺210mmのうち208
mmに2mm角を1ブロックとする符号データが横方向
に104ブロック並んでいる。一方A4サイズの長辺2
97mmのうち292mmに104のブロック行が14
6行並んでいる。
【0023】図2(b)にそのブロック構成を示す。1
ブロックは縦2mm横2mmのサイズで、それぞれ縦横
とも4ドットのマトリクスで構成され、1ブロック16
ドットの白黒で情報が印字されている。
【0024】図3にその情報印字の例を示す。横4ドッ
トで4ビットのデータを印字する。例えば、16進数F
H(2進数の1111)は黒を1白を0とすると、黒の
4連続、同様に0は白の4連続、5は白黒白黒、2は白
白黒白となるので、図の様に白黒の配列ができる。これ
をブロック毎につなぐ事によって、1行ができる。
【0025】このように白黒のパターンで情報を示す
と、図2(a)に示した印字レイアウトを用いれば1頁
当たりの記憶データ量は242,944ビットとなる。
従って例えば、8MビットのROMに相当する印字プロ
グラム枚数は33頁となる。
【0026】制御プログラムをRAMへのロードする際
には、RAMに転送したいプログラムコードを図2
(a)に示したようなレイアウトで予め印字しておく。
【0027】図4は、プログラムの印字処理を示すフロ
ーチャートである。この動作は汎用のパーソナルコンピ
ュータとプリンタとを有するシステムで実行しても良い
し、あるいは後述するように本発明による画像処理装置
の出力ユニットで行っても良い。
【0028】まず、ハードディスク、フロッピーディス
ク等の磁気記録媒体や、CD−ROM、光磁気ディス
ク、DVD等の光(磁気)記録媒体、ネットワーク上あ
るいは装置内部のメモリからプログラムデータの読み込
みを行う(ステップS301)。
【0029】次に、プログラムデータの先頭から、その
ビット値に応じたパターンの作成を行う(ステップS3
02)。例えば、図2(a)のレイアウトであれば4×
4のパターンを作成する必要があるため、まず4列分
(104×4=416文字分)のパターンを作成する。
次に、この4列分のデータを整列して4×4のパターン
を作成する(ステップS303)。
【0030】4×4のパターンができたら、それを図2
(a)のレイアウトになるように割り付ける(ステップ
S304)。割り付けされたデータが1頁分たまった
ら、プリンタ又は出力ユニットで出力する(ステップS
305)。
【0031】図2(a)のレイアウトの場合、横一列に
は104文字分のデータが並ぶことになるので、まずプ
ログラムデータを104バイト毎に4行分並べ、次に頭
から順に4ビット毎にパターンを作成するようにステッ
プS302〜S303を構成しても良い。
【0032】(プログラムの転送動作)次に、プログラ
ムの転送動作について説明する。図5は、本実施形態に
おけるプログラム転送処理を示すフローチャートであ
る。この動作は、例えば原稿台に原稿がセットされた状
態でスタートキー等の読み込み開始処理が指示された場
合に開始する。
【0033】まず、プログラムの読み取りモードである
かどうかを確認する(ステップS101)。モード設定
は例えば画像処理装置が通常有する操作キーやタッチパ
ネルなどを用いて行うことができる。プログラムの読み
取りモードでなければ、通常のファクシミリ送信用の原
稿読み取りと判断し、通常の原稿読み取り、データ蓄積
動作を行い(ステップS108)、指定された宛先に蓄
積データを送信する(ステップS109)。
【0034】一方、プログラムの読み取りモードであれ
ば、原稿フィーダにセットされた、図2(a)に示すレ
イアウトで印字されたプログラム印字シートの読み込み
を開始する(ステップS102)。読み取りは読取り制
御ブロック15を用い、光電変換等により行う。本実施
形態においては読取り解像度16ドット/mm×15.
4ライン/mmとする。よって1情報を有する白黒の領
域は8ドット×7.7ラインであり、また白か黒のいず
れかであることを判断できれば良いので充分実用に耐え
る解像度である。
【0035】読み取った1頁分の画像データは画像RA
M17にいったん蓄積され、復号化単位(符号化単位)
であるブロック毎に分割される(ステップS103)。
ブロック毎に分割されたデータは、白黒領域の判定によ
り1、0のビットに復号化され、プログラムデータを構
築する(ステップS104)。復号化されたプログラム
データは順次制御プログラムRAM13の所定領域に転
送される(ステップS105)。1頁分の復号データが
転送されると、原稿の残りがあるかどうかをチェックし
(ステップS106)、残りの原稿があればステップS
102へ戻って次ページの読み込みを行う。
【0036】残った原稿全てに対してデータの転送が終
了したら、制御プログラムRAM13の所定フラグ領域
に、プログラムの転送が行われたことを示すデータを書
き込み(ステップS107)、処理を終了する。
【0037】次回の装置起動時には、標準ROM12に
記憶されたイニシャルプログラムが制御プログラムRA
M13の所定フラグ領域の内容をチェックし、内容に応
じてその後の動作モードを変更する等の処理を行う。
【0038】(出力機能の付加)また、記録制御部16
に、制御プログラムRAM13に記憶されたプログラム
を図2(a)に示したレイアウトによって出力するため
の機能を付加することができる。
【0039】このような構成とすることにより、サービ
スマン等がプログラムデータを他の装置にもロードする
際に、既に同じプログラムをロード済みの装置が近くに
あれば、記録制御部16が有する機能を用いて制御プロ
グラムRAM13にロードしたプログラムデータをその
場で図2(a)の形式で印字することができる。その印
字シートを他の設置する装置に読み込ませれば、もう一
台プログラムをロードする事が容易にできる。
【0040】図6は、既にプログラムがロードされた装
置からプログラムシートを出力する場合の処理を示すフ
ローチャートである。この処理は、例えば装置のメニュ
ー画面から出力機能が選択された場合に開始する。
【0041】まず、サービスモードであるかどうかをチ
ェックする(ステップS201)。このチェックは、出
力機能は通常装置のユーザではなくメーカのサービスマ
ンによって使用されることが一般的であるために行われ
る。
【0042】サービスモードであれば、どの形式で出力
するかの選択を促す(ステップS202)。この処理
は、装置の表示パネルなどに出力可能な形式をリストと
して表示する等によって行う。本実施形態においては、
図2(a)の形式での出力が指示されたものとして以下
の説明を行う。
【0043】出力モードが選択されると、制御プログラ
ムRAM13の所定領域からロード済みプログラムを読
み出す(ステップS203)。読み出しは、例えば前述
したフラグ領域にプログラムの開始番地を書き込んでお
き、その情報を元に読み出すなど任意の方法で行うこと
ができる。
【0044】読み出されたプログラムは順次指定モード
によって符号化される(ステップS204)。本実施形
態においては図2(a)の形式であるので、プログラム
を先頭から4ビット毎に区切り、ビットの1、0に対応
して前述した白黒パターンのブロックを順次構成する。
パターンブロックは上述のレイアウトとなるように配置
され(ステップS205)たのち、図示しない出力ブロ
ックから出力される(ステップS206)。
【0045】このように、本実施形態によれば、ロード
させたいプログラムのコードを所定のパターンで印刷
し、その印刷物を読み取ってコードに復号化することに
より、装置に特別なハードウェアを負荷することなく内
部のプログラムを更新、変更あるいは追加することが可
能となる。
【0046】さらに、プログラムを印字した紙を細かく
裁断したり燃やしたりすることにより、機密性のあるプ
ログラムの保護を行うことができるという効果もある。
【0047】[第2の実施形態]第1の実施形態におい
ては、1ビット毎に白又は黒の領域を割り当て、4×4
ドットのブロックで16ビットのデータを表すように印
刷したシートを用いていたが、他の方法を用いてプログ
ラムを表現することも可能である。
【0048】本実施形態においては、コードをビットで
表現せずに、文字で印刷したシートを用いることを特徴
とする。すなわち、図3のブロック上部に記載された1
6進数の連続をそのまま文字として出力し、その文字を
認識してプログラムデータを作成し、制御プログラムR
AM13へ書き込むことを特徴とする。
【0049】文字認識のプログラムは第1の実施形態に
おけるドットの白黒認識プログラムに比べて複雑になる
が、通常プログラムデータは16進数で表記されている
ため、数字及びA〜Fの文字が認識できればよく、また
印字位置も限定されるので、日本語及び英語の認識を行
う通常のOCRソフトウェアよりはずっと小さなプログ
ラム容量でよい。本実施形態における文字認識及びプロ
グラムの転送処理プログラムはいずれも標準ROM12
に記憶しておけばよい。
【0050】本実施形態におけるプログラム読み込み処
理は、第1の実施形態における処理を説明した図5のフ
ローチャートにおいて、ステップS102から直接ステ
ップS104へ移行するようにし、復号化処理を1文字
ずつの文字認識処理とすればよい。
【0051】[第3の実施形態]上述の実施形態におい
ては、いずれもプログラムコードの情報を可視化するさ
いに、情報そのものを反映した画像として印刷してい
た。すなわち、第1の実施形態ではビットを白黒で表
し、第2の実施形態ではプログラムダンプをそのまま用
いた。
【0052】本実施形態においては、プログラムコード
を画像データに変換する際に、2次元コードデータに変
換することを特徴とする。すなわち、プログラムコード
の所定単位毎に2次元バーコードなど公知のコーディン
グを行い、そのパターンを図2(a)に示したレイアウ
トで印字する。
【0053】第1〜第3実施形態では本発明にかかる画
像処理装置としてファクシミリ装置を説明したが、この
ように他の装置と通信が可能な画像処理装置において
は、プログラムの送受信を行うことが可能であるので、
読み取ったプログラムを他の装置に送信し、その装置に
実行させることもできる。よって、遠隔地にある装置の
診断(リモート診断)作業やメンテナンス(リモートメ
ンテナンス)作業に応用することもできる。
【0054】本実施形態におけるプログラム読み込み処
理は、第1の実施形態における処理を説明した図5のフ
ローチャートにおいて、ステップS102から直接ステ
ップS104へ移行するようにし、復号化処理を2次元
コードの復号化処理とすればよい。
【0055】
【他の実施形態】なお、上述の実施形態ではファクシミ
リ装置について説明したが、画像読み取り機能を有する
装置であれば、複写機、スキャナ等にも本発明を適用す
ることができる。ただし、複写機のような出力機能を有
する装置であれば、ロードされているプログラムを図2
(a)の形式で出力することが可能となるので、好まし
い。
【0056】また、印刷レイアウトは図2(a)の形式
でなくてもよく、装置にあわせて用紙の大きさやマージ
ンの大きさを変更したり、ブロック当たりの面積、ドッ
ト当たりの面積を変更することもできる。
【0057】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0058】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0060】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4〜図6のいずれか
に示す)フローチャートに対応するプログラムコードが
格納されることになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、装置内部で使用するプログラムを更新あ
るいは追加する場合に、装置が有する読み取り手段を使
用してプログラムを内部に転送することにより、ハード
ウェアの追加を行うことなく更新あるいは追加処理が可
能となる。そのため、従来必要であったROMの交換や
記録媒体の読み取り装置を画像処理装置に追加するとい
った作業が不要になり、作業効率の向上及びコストの低
減が可能となる。
【0062】また、プログラムを電子データではない形
式とすることで、違法コピーや機密の漏洩といった問題
にも容易に対処できる。さらに、本発明の画像処理装置
が複数台設置されている場合には、ある1台にプログラ
ムがロードされていれば、その装置を用いてプログラム
を出力し、他の装置へのロードに利用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】プログラムデータを変換した可視画像データの
印字レイアウト例を示す図である。
【図3】プログラムデータを変換した可視画像データの
例を示す図である。
【図4】可視画像化したプログラムデータの出力処理を
示すフローチャートである。
【図5】プログラムデータの読み込み・転送処理を示す
フローチャートである。
【図6】ロード済みのプログラムデータを出力する際の
処理を示すフローチャートである。
【図7】従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 CPU 12 標準ROM 13 制御プログラムRAM 14 操作部 15 読み取り制御回路 16 記録制御回路 17 画像RAM 18 変復調器MODEM 19 回線制御回路NCU

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に画像データとして表され
    た、画像処理装置が実行可能なプログラムデータと、 前記プログラムデータの画像データを読み取る手段と、 読み取った前記画像データを所定領域毎に分割する手段
    と、 前記所定領域毎の画像データを前記プログラムデータに
    変換する復号化手段と、 前記変換したプログラムデータを記憶するメモリ手段
    と、 前記メモリ手段に記憶されたプログラムデータを実行す
    る手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データが2色で構成され、前記
    復号化手段が、前記所定領域毎の画像データが前記2色
    のいずれであるかを判定して対応する1ビットデータに
    変換する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データがプログラムダンプリス
    トであり、前記復号化手段が、前記所定領域毎に文字認
    識を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データが2色で構成され、前記
    復号化手段が前記所定領域内の画像データを2次元コー
    ドデータとして復号化する手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリ手段に記憶されたプログラム
    データを、可視画像データとして記録媒体上に出力する
    出力手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段が、前記プログラムデータ
    を構成するバイナリデータを1ビットずつ所定のパター
    ンに変換した可視画像データを出力することを特徴とす
    る請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段が、前記プログラムデータ
    を16進数の列で表現した可視画像データを出力するこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段が、前記プログラムデータ
    を構成するバイナリデータを2次元コードの列に変換し
    た可視画像データを出力することを特徴とする請求項5
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 原稿画像を光学的に読取る手段と、 読取った画像データを所定の復号化方法を用いてプログ
    ラムデータに変換する復号化手段と、 前記復号化したプログラムデータを記憶するメモリ手段
    と、 前記メモリ手段に記憶されたプログラムデータを実行す
    る実行手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記復号化手段が、読み取った前記原
    稿画像を所定領域毎に分割し、前記所定領域内の濃度に
    応じて2値データに変換する手段を有することを特徴と
    する請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記復号化手段が、読み取った前記原
    稿画像を所定領域毎に分割し、前記所定領域毎の画像デ
    ータを文字コードに変換する手段を有することを特徴と
    する請求項9記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記復号化手段が、読み取った前記原
    稿画像を所定領域毎に分割し、前記所定領域毎の画像デ
    ータを2次元コードと見なして復号化する手段を有する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
    画像処理装置を用いて、当該画像処理装置が使用するプ
    ログラムデータの更新及び/又は追加を行うことを特徴
    とするプログラムの更新/追加方法。
  14. 【請求項14】 装置が実行可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、前記プログラムを実行した装置
    を、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の画像処
    理装置として機能させることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010148123A (ja) * 2010-01-12 2010-07-01 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法

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