JP2000323432A - スパッタターゲット、配線膜および電子部品 - Google Patents

スパッタターゲット、配線膜および電子部品

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JP2000323432A JP11130228A JP13022899A JP2000323432A JP 2000323432 A JP2000323432 A JP 2000323432A JP 11130228 A JP11130228 A JP 11130228A JP 13022899 A JP13022899 A JP 13022899A JP 2000323432 A JP2000323432 A JP 2000323432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Cu配線のバリア層などとして用いられるT
aN膜において、面内均一性を例えば5%以下とすること
が望まれており、そのようなTaN膜を再現性よく得る
ことを可能にしたスパッタターゲットが求められてい
る。 【解決手段】 0.1〜2at%の範囲の窒素を含有する高純
度Taおよび高純度TaN、あるいは高純度TaNから
なるスパッタターゲットである。スパッタターゲット中
の窒素含有量のバラツキは、ターゲット全体として±30
% 以内とされている。ターゲット中の窒素は、Ta中に
固溶した状態であってもよいし、あるいはTaNとして
存在させてもよく、またこれらの混相状態であってもよ
い。配線膜はこのようなスパッタターゲットを用いて成
膜したTaN膜を具備し、具体的にはTaN膜からなる
バリア層とその上に形成されたCu膜とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Cu配線のバリア
材などの形成に好適なスパッタターゲットと、それを用
いた配線膜および電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIに代表される半導体工業は
急速に進捗しつつある。高速ロジックなどの半導体素子
においては、高集積化、高信頼性化、高機能化が進むに
つれて、微細加工技術に要求される精度も益々高まって
きている。このような集積回路の高密度化や高速化など
に伴って、AlやCuを主成分として形成される金属配
線の幅は 1/4μm 以下になりつつある。
【0003】一方、集積回路を高速で動作させるために
は、Al配線やCu配線の抵抗を低減することが必須と
なる。従来の配線構造では、配線の高さを厚くすること
で配線抵抗を低減することが一般的であった。しかし、
さらなる高集積化・高密度化された半導体デバイスなど
では、これまでの積層構造を用いた際に配線上に形成さ
れる絶縁膜のカバレッジ性が悪くなり、当然歩留まりも
低下するため、デバイスの配線技術そのものを改良する
ことが求められている。
【0004】そこで、従来の配線技術とは異なる、デュ
アルダマシン(DD)配線技術を適用することが検討さ
れている。DD技術とは、予め下地膜に形成した配線溝
上に、配線材となるAlやCuを主成分とする金属をス
パッタリング法やCVD法などを用いて成膜し、熱処理
(リフロー)によって溝へ流し込み、CMP(Chemical
Mechanical Polishing) 法などにより余剰の配線金属を
除去する技術である。
【0005】上述したような半導体デバイスなどに用い
られる配線材料としては、抵抗率がAlに比べて低いC
uが主流となりつつあり、ロジックなどの半導体デバイ
スではおおよそCu配線が使用されている。Cu配線が
有利な点としては、Al配線に比べて耐エレクトロマイ
グレーション性に優れていることも挙げられる。しかし
一方で、CuやAu、Feといった金属は、シリコン内
を格子拡散することから拡散速度が速く、シリコン内に
入ると少数キャリアの寿命を短くすることが懸念されて
いる。
【0006】このようなことから、Cu配線を適用する
場合には、CuのSi中への拡散防止を目的としたバリ
アメタル層を設けることが必須である。ここで、半導体
素子用のバリアメタルとしてはTiNが使用されてきた
が、最近Cu配線用のバリア材料としてTaNが提案さ
れ、CuのSi中への拡散防止に対してはTaNが有効
であることが明らかとなりつつある。
【0007】そこで、Cu配線用のバリア層にはTaN
を適用する方向に進んでいる。このようなバリア層とし
てのTaN膜の形成方法としては、従来のTiN膜と同
様に、Taターゲットを用いたArとN2 の混合ガスに
よる化相スパッタ、すなわちArと共にN2 + イオンで
Taターゲット表面を衝撃し、TaとN2 イオンの化合
物(TaN)として飛翔させる化学スパッタリングが主
に適用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
Taターゲットを用いた化相スパッタで得られるTaN
膜では、上述したようなDD配線を適用して、その際の
配線溝のアスペクト比も1/4以上になることが予想され
る次世代のロジックなどに求められる膜の均質性を満足
させることが非常に困難な状況にあり、既に限界となり
つつある。
【0009】例えば、 8インチサイズのSiウエハで膜
の面内均一性を5%以下に制御することが求められている
が、従来のTaターゲットを用いた化相スパッタでは、
そのような条件を満足するTaN膜を再現性よく得るこ
とはできない。
【0010】本発明はこのような課題に対処するために
なされたもので、半導体素子のバリア層などとして用い
られるTaN膜の面内均一性を例えば5%以下に再現性よ
く低減することを可能にしたスパッタターゲットを提供
することを目的としており、またそのようなスパッタタ
ーゲットを用いることによって、次世代のロジックなど
に求められる高精細および高信頼性を満足する配線膜、
およびそのような配線膜を用いた電子部品を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために、従来のTaN膜について調査した結
果、ウエハ上に形成されたTaN膜の抵抗率に大きな差
が生じていることが判明した。そこで、抵抗率が大きく
異なる部位についてXRD解析を行った結果、抵抗率が
低い部位ではTaNが形成されておらず、Taが存在し
ていることが判明した。また、抵抗率が低い部位と他の
部位の膜厚を調べたところ、5%以上の差が生じていた。
【0012】これらの原因は、スパッタ装置のチャンバ
内のN2 量の分布に、ガス導入口とガス出口とで大きな
差が生じているため、Arのみによるスパッタで形成さ
れた部分がウエハ上に存在し、結果的に膜中に取り込ま
れるN2 量にバラツキが生じることにあることが判明し
た。このような点に対して、予めTaターゲット中に適
当量の窒素を含有させておくことによって、従来達成す
ることができなかったTaN膜の面内均一性が実現可能
であることを見出した。
【0013】本発明はこのような知見に基づいて成され
たものであり、本発明のスパッタターゲットは、請求項
1に記載したように、 0.1〜2at%の範囲の窒素を含有す
る高純度Taおよび高純度TaN、あるいは高純度Ta
Nからなることを特徴としている(以下、総称してTa
と言う)。本発明のスパッタターゲットは、さらに請求
項2に記載したように、ターゲット全体の前記窒素の含
有量のバラツキが±30% 以内であることを特徴としてい
る。
【0014】本発明のスパッタターゲットにおいて、タ
ーゲット中の窒素は請求項3に記載したように、Ta中
に固溶した状態であってもよいし、あるいはTaNとし
て存在させてもよく、またこれらの混相状態であっても
よい。
【0015】本発明のスパッタターゲットは、例えば請
求項4に記載したように、バッキングプレートと接合し
て用いられる。この際のスパッタターゲットとバッキン
グプレートとの接合には、請求項5に記載したソルダー
接合、あるいは請求項6に記載した拡散接合などが用い
られる。
【0016】本発明の配線膜は、請求項7に記載したよ
うに、上記した本発明のスパッタターゲットを用いて成
膜してなるTaN膜を具備することを特徴としている。
本発明の配線膜において、例えば請求項8に記載したよ
うに、TaN膜はCu膜に対するバリア材として用いら
れる。
【0017】本発明の電子部品は、請求項9に記載した
ように、上記した本発明の配線膜を有することを特徴と
している。本発明の電子部品において、前記配線膜は例
えば請求項10に記載したように、TaN膜とその上に
存在するCu膜とを有することを特徴としている。本発
明の電子部品は、請求項11に記載したように、例えば
半導体素子である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。
【0019】本発明のスパッタターゲットは、 0.1〜2a
t%の範囲の窒素を含有する高純度Taと高純度TaN、
あるいは高純度TaN(以下、総称して高純度Taと言
う)からなるものである。ここで、Taターゲットに含
まれる窒素の存在形態は特に限定されるものではなく、
Ta中に固溶した状態であってもよいし、またTaNと
して存在していてもよい。また、一部はTa中に固溶し
た状態で存在し、他はTaNとして存在していてもよ
い。
【0020】このように、適当量の窒素を含有する高純
度Taからなるスパッタターゲットト(Taターゲッ
ト)を用いて、TaN膜をスパッタ成膜することによっ
て、チャンバ内のN2 量の分布に差が生じていたとして
も、得られるスパッタ膜中の窒素量にバラツキが生じる
ことを抑制することができる。言い換えると、Taター
ゲットを用いた化相スパッタによって、均一にTaNを
形成することができる。そして、TaN膜中の窒素量分
布を均一化することによって、膜特性や膜厚の面内均一
性を大幅に高めることが可能となる。
【0021】本発明のTaターゲット中に含有させる窒
素量は、上述したように 0.1〜2at%の範囲とする。Ta
ターゲット中の窒素含有が0.1at%未満であると、それを
用いてスパッタ成膜したTaN膜中の窒素量分布を均一
化する効果が十分に得られない。一方、Taターゲット
中の窒素含有が2at%を超えると、Cu系配線とのバリア
効果は向上するが、配線を形成した際にCu/TaNの
抵抗率が極めて高くなり、高速ロジックなどの配線規格
から大きく外れることになる。
【0022】このように、Taターゲット中の窒素含有
量を 0.1〜2at%の範囲に制御することによって、化相ス
パッタによりTaNを均質に形成することができ、さら
に得られるTaN膜の膜特性や膜厚の面内均一性を、再
現性よく例えば5%以下と低減することが可能となる。T
aターゲット中の窒素含有量は 0.5〜1at%の範囲とする
ことがさらに好ましい。
【0023】また、本発明のスパッタターゲット中の窒
素含有量のバラツキは、ターゲット全体として±30% 以
内とすることが好ましい。このように、ターゲット全体
の窒素含有量のバラツキを低く抑えることによって、そ
れを用いて形成したTaN膜全体として膜特性などを向
上させることができる。Taターゲット中の窒素含有量
のバラツキは、±15% 以内とすることがさらに好まし
い。
【0024】すなわち、Taターゲット全体としての窒
素含有量のバラツキが±30% の範囲を超えると、それを
用いて形成したTaN膜を使用した半導体デバイスなど
の均一性に悪影響を及ぼすことになる。現在の半導体デ
バイスは 8インチSiウエハから数万個単位で生産され
るため、Taターゲット内の窒素含有量のバラツキがそ
のままSiウエハの配線膜に影響を及ぼし、各半導体デ
バイスの信頼性にバラツキを生じさせる結果となる。例
えば、Siウエハの端部から生産したデバイスは信頼性
が良好であるが、中央から生産したデバイスは信頼性が
低いといった問題が発生してしまう。
【0025】なお、本発明のスパッタターゲットは、上
述した範囲の窒素を含有する高純度Taにより構成され
るものであるが、例えば一般的な高純度金属材のレベル
程度であれば多少の不純物元素を含んでいてもよい。た
だし、例えば配線抵抗の低減などを図る上で不純物元素
量は低減することが好ましい。
【0026】本発明のスパッタターゲットは、例えば以
下のようにして作製される。
【0027】例えば、所定量の窒素を含有する純度2N程
度のTa粉末を用いて、HIP法やホットプレス法(H
P法)などの公知の焼結法を適用して焼結体を作製す
る。焼結雰囲気はN2 雰囲気とすることが好ましい。焼
結体のサイズは直径 100〜 400mm程度とすることが好ま
しい。
【0028】ここで、所定量の窒素を含有するTa粉末
(TaN粉末)は、例えばN2 雰囲気中で熱処理した
り、NH3 +H2 雰囲気中で熱処理することにより得る
ことができる。また、窒素含有量の制御は、高純度Ta
粉末と高純度TaN粉末との混合粉末を出発原料として
用い、この混合比を適宜調整することによって実施して
もよい。
【0029】次に、上記した焼結体に対して再度真空中
で 500〜1300℃程度の温度で熱処理を施す。この熱処理
によって、ターゲット内の窒素含有量のバラツキを±30
% 以内に抑制する。このようにして得られる窒素含有の
高純度Ta素材を機械加工し、例えばCuやAlからな
るバッキングプレートと接合する。
【0030】ここで、バッキングプレートとの接合に
は、例えばソルダー接合や拡散接合を適用する。拡散接
合を適用する場合には、接合時の温度を 600℃以下とす
ることが好ましい。これはバッキングプレートの塑性変
形を防止するためである。ここで得られた素材を所定サ
イズに機械加工することによって、本発明のスパッタリ
ングターゲットが得られる。
【0031】本発明の配線膜は、前述した本発明のスパ
ッタターゲットを用いて、例えばArとN2 の混合ガス
による化相スパッタにより成膜してなるTaN膜を具備
するものである。このようにして得られるTaN膜は膜
特性や膜厚の均一性に優れ、例えば膜面内の均一性を5%
以下とすることができる。
【0032】このようなTaN膜は、例えばCu配線
(Cu膜またはCu合金膜)のバリア材に好適であり、
本発明の配線膜は例えば上記したTaN膜上にCu膜を
存在させて構成されるものである。このような配線膜
は、例えばDD配線技術を適用する際に、配線膜に求め
られる均質性を十分に満足するものである。
【0033】上記した本発明の配線膜は、半導体素子に
代表される各種の電子部品に使用することができる。具
体的には、本発明の配線膜を用いたULSIやVLSI
などの半導体素子、さらにはSAWデバイスやTPHな
どの電子部品が挙げられる。本発明の電子部品は、この
ような半導体素子、SAWデバイス、TPHなどを含む
ものである。
【0034】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例およびその評
価結果について述べる。
【0035】実施例1 まず、窒素含有量を変化させた 6種類のTa粉末を用意
し、これらをそれぞれボールミルで24時間混合した後、
ホットプレス(HP)法によりそれぞれ焼結体を作製し
た。HP処理条件は、温度1200℃、保持時間 5時間、面
圧 25MPaとした。これら各焼結体に1200℃×120minの条
件で熱処理を施した。
【0036】次いで、各焼結体を機械加工により直径 3
20mm×厚さ10mmに加工して、窒素含有量が異なる 6種類
のTa材を作製した。この後、これら各Ta材をCuバ
ッキングプレートとソルダー接合して、 6種類のTaス
パッタターゲットを得た。なお、窒素含有量について
は、通常使用されているICP(原子発光分光分析)に
よって分析した。
【0037】このようにして得た 6種類のTaスパッタ
ターゲットをそれぞれ用いて、スパッタ方式:LTSス
パッタ、背圧: 1×10-5Pa、スパッタガス:Ar+
2 、出力DC:15kW、スパッタ時間:1minの条件下
で、予め配線溝を形成したSiウエハ(8インチ)上にT
aN膜を成膜し、配線溝内を含めて厚さ 0.5μm のバリ
ア層を形成した。その後、Cuターゲットを用いて、上
記した条件と同様な条件下でスパッタを実施し、厚さ 1
μm 程度のCu膜を形成した。これをリフロー処理によ
って配線溝に充填した後、CMPによって配線を形成し
た。
【0038】これらの配線について、各バリア層の膜厚
の面内均一性を測定した。その結果をTaターゲット中
の窒素含有量およびそのバラツキと共に表1に示す。
【0039】
【表1】 表1から明らかなように、試料1 〜4 の本発明の窒素含
有Taターゲットを用いて成膜したTaN膜からなるバ
リア層は、膜の均一性に優れ、窒素含有量が本発明の範
囲を外れる試料5 〜6 のTaターゲットを用いて成膜し
たTaN膜と比べて、膜の均一性を5%以下と向上させる
ことが可能であることが判明した。このようなTaNバ
リア層を有する配線膜を適用することによって、製品歩
留まりも大幅に向上させることが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の窒素含有
Taスパッタターゲットによれば、膜特性や膜厚の均一
性に優れるTaN膜を得ることができる。従って、この
ようなスパッタターゲットを用いて成膜したTaN膜を
有する本発明の配線膜、およびそれを用いた電子部品に
よれば、信頼性や製品歩留まりを大幅に向上させること
が可能となる。
【0041】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 直美 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 石上 隆 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 高阪 泰郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4K029 BA08 BA58 BB02 BD02 DC05 DC22 DC24 4M104 BB32 DD40 HH20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.1〜2at%の範囲の窒素を含有する高純
    度Taおよび高純度TaN、あるいは高純度TaNから
    なることを特徴とするスパッタターゲット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスパッタターゲットおい
    て、 ターゲット全体の前記窒素の含有量のバラツキが±30%
    以内であることを特徴とするスパッタターゲット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のスパッタ
    ターゲットにおいて、 前記窒素は、前記Ta中に固溶した状態およびTaNの
    少なくとも一方として存在することを特徴とするスパッ
    タターゲット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載のスパッタターゲットにおいて、 前記スパッタターゲットはバッキングプレートと接合さ
    れていることを特徴とするスパッタターゲット。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスパッタターゲットにお
    いて、 前記スパッタターゲットと前記バッキングプレートと
    は、ソルダー接合により接合されていることを特徴とす
    るスパッタターゲット。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のスパッタターゲットにお
    いて、 前記スパッタターゲットと前記バッキングプレートと
    は、拡散接合により接合されていることを特徴とするス
    パッタターゲット。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のスパッタターゲットを用
    いて成膜してなるTaN膜を具備することを特徴とする
    配線膜。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の配線膜において、 前記TaN膜はCu膜に対するバリア材であることを特
    徴とする配線膜。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の配線膜を有することを特
    徴とする電子部品。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電子部品において、 前記配線膜は、前記TaN膜と、前記TaN膜上に存在
    するCu膜とを有することを特徴とする電子部品。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載の電子
    部品において、 半導体素子であることを特徴とする電子部品。
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