JP2000323326A - インダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子

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JP2000323326A
JP2000323326A JP11127637A JP12763799A JP2000323326A JP 2000323326 A JP2000323326 A JP 2000323326A JP 11127637 A JP11127637 A JP 11127637A JP 12763799 A JP12763799 A JP 12763799A JP 2000323326 A JP2000323326 A JP 2000323326A
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inductance element
conductor line
inductance
electrode
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Kunio Tochi
邦生 土地
Kiyoshi Mizushima
清 水島
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 大容量インダクタンスとして取り扱う
ことが可能であり、かつ、実効抵抗が小さく安価な製造
コストで製造可能な小型インダクタンス素子の提供。 【解決手段】 絶縁体基板上に導体線路を設けてなる
インダクタンス素子において、前記絶縁体を挟んで前記
導体線路とは反対側の面に該面のほぼ全面を覆うように
導体層を設け、該導体層を前記導体線路の端部と接続し
て端子電極とした構造を含むことを特徴とするインダク
タンス素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクタンス素子、
特に小型で実効抵抗が小さく、かつ、大きなインダクタ
ンスが要求される無線アンテナ等に好適に用いることが
できるインダクタンス素子に関する。
【0002】
【従来技術】最近、非接触型ICカード、デジタルマイ
ク、小型DC−DCコンバータ用インダクタなどにおい
て、数百nH以上のインダクタンス値を有し、かつ、小
型で厚みも小さいインダクタが求められている。上記の
条件を満たすインダクタとしては、図1に模式的に示す
ように、絶縁体基板1上に例えば螺旋状の導体線路2を
設けてなる平面インダクタが挙げられる。インダクタの
螺旋の巻き数を増やし、あるいは導体線路構造等を改良
することにより数百nH程度 のインダクタンス値は実
現可能である。
【0003】しかし、一般にインダクタにおいては、図
2の等価回路に示すように自己容量Csが存在し、これ
により並列共振回路が形成される。この結果、インダク
タンスは、図3に概略を示すような周波数依存性を示
す。すなわち、比較的低周波では設計値通りのインダク
タンス(L0)を示すが、共振周波数F0ではインダクタ
ンス(誘導性リアクタンス)は無限大となる。しかし、
0付近においては誘導性インピーダンスの実効抵抗
(実数部)が増大するため、一般にF0付近での使用は
実用的でないと考えられている。一方、共振周波数F0
は自己容量Cs等の関数であり、Csを小さくすること
により高周波数側にシフトさせることが可能である。こ
のため、従来は、自己容量Csを小さくして共振周波数
0を使用周波数よりも高周波側に離し、図3のaで示
す領域で用いることを前提としてインダクタンス
(L0)を増大させる設計手法が採られている。
【0004】しかしながら、図1に示す従来構造では、
自己容量Csは主として導体線路間の電磁界結合による
(図1のCs1)。後述のように入出力電極もCsに関わ
り、自己容量Csを小さくするためには、1)隣接する
導体線路間の間隔を広げる、2)導体膜厚を薄くする、
3)媒質誘電率を小さくする、等の手法が考えられる。
しかし、導体線路間隔の増加は小型化の要求に反する。
導体膜厚を小さくすると内部抵抗が増大する。また、一
般に導体線路間の誘電体媒質は空気であるので比誘電率
は1と小さく、これをさらに低減することはできない。
【0005】また、図1に示す螺旋インダクタにおいて
そのインダクタンスを増加させるためには、単純には巻
き数を増やせばよい。しかし、巻き数を増やすと螺旋面
の占有面積が増大するため小型化の障害となる。さら
に、導体線路の全長が増加する結果、内部抵抗(図2の
R)が増大するという問題も生じる。導体線路の構造を
含めインダクタの構造を改良して内部抵抗の増加を防ぎ
つつインダクタンスを増加させる試みもなされている
が、一般に複雑な構造あるいは製造方法を採るものであ
り、製造コストの増大を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術によるインダクタンス素子における問題点を解消
を目的とするものであり、大容量インダクタンスとして
取り扱うことが可能であり、かつ、実効抵抗を実用的な
範囲に保ちつつ安価な製造コストで製造可能な小型イン
ダクタンス素子を提供することを課題とする。
【0007】
【課題解決の手段】本発明者らは、自己容量Csを小さ
くし、図3のaで示す領域で用いることを前提としてイ
ンダクタンス(L0)を増すという従来技術のアプロー
チとは全く異なる手法、具体的には、従来、抑圧すべき
ものと考えられてきた自己容量Csを増大させ図3のb
で示す領域で用いることにより、上記の課題が達成され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は以下のインダクタンス素子を提供する。
【0008】(1) 絶縁体基板上に導体線路を設けて
なるインダクタンス素子において、前記絶縁体を挟んで
前記導体線路とは反対側の面に該面のほぼ全面を覆うよ
うに導体層を設け、該導体層を前記導体線路の端部と接
続して端子電極とした構造を含むことを特徴とするイン
ダクタンス素子。 (2) 前記導体層が前記面上に形成された1つの連続
的な導体面であり、該導体面をインダクタンス素子を構
成する導体線路の一方の端部と接続して端子電極とした
前記1に記載のインダクタンス素子。 (3) 前記導体層が前記面上に並設された2つの導体
面であり、各導体面をインダクタンス素子を構成する導
体線路の各端部と接続して端子電極とした前記1に記載
のインダクタンス素子。 (4) 前記導体線路が螺旋状の線路である前記1乃至
3のいずれかに記載のインダクタンス素子。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、簡単に言えば、インダ
クタンス素子、特に平面型のインダクタンス素子におい
て、自己容量Csを抑圧するのではなく増大させた点、
及びCsを増大させるために誘電体基板と電極構造を利
用した点に特徴がある。具体的には、本発明では、図4
に模式的に示すように、インダクタの端子電極を大きく
して、誘電体基板11を挟んで電極13(この図では電
極13a)と導体線路パターン12とが相対するような
構造とし、導体線路と電極との電磁界結合による容量C
s2を利用する。
【0010】後述の実施例に示すように、かかる構造を
とり、容量Cs2、従って、自己容量Csを増大させたイ
ンダクタンス素子では、共振周波数付近で誘導性リアク
タンスが実質上無限大になる点は従来構造と同様である
が、共振周波数における実効抵抗の増大は抑えられると
いう実用上極めて有利な特徴を有する。この構造では、
自己容量Csには容量Cs1と導体線路と電極との電磁界
結合による容量Cs2がともに寄与するが、入出力電極も
インダクタにおける導体線路パターンの一部をなすもの
であるから、誘電体基板を薄く、導体線路の幅を大き
く、誘電体基板の誘電率を大きくすることにより容量C
sを大きくすることが可能である。
【0011】図4では、電極が誘電体基板の裏面上に形
成された一つの連続的な導体面であり、該導体面をイン
ダクタンス素子を構成する導体線路の一方の端部(螺旋
の中心部)と接続している構造を示したが、容量Cs2を
利用するためには、絶縁体基板上に導体線路を設けてな
るインダクタンス素子において、絶縁体基板を挟んで導
体線路とは反対側の面に該面のほぼ全面を覆うように導
体層を設け、該導体層を前記導体線路の端部と接続して
端子電極とした構造を含むものであればよい。
【0012】このようなインダクタンス素子には、図4
に示す態様のほか、図5〜6(各図とも(a)が断面図、
(b)が電極構造を示す裏面図である。)に模式的に示す
ように、導体層が前記面上に並設された2つの導体面で
あり、各導体面をインダクタンス素子を構成する導体線
路の各端部と接続して端子電極としたインダクタンス素
子も含まれる。図5は、螺旋状導体線路22の両端を裏
面の導体層23a及び23bにそれぞれ接続して導体層
を入出力電極としたものである。図6は、螺旋状導体線
路32の両端を裏面のほぼ同面積の導体層33a及び3
3bにそれぞれ接続して導体層を入出力電極としたもの
である。これらの電極(導体層)は、両者を併せて裏面
のほぼ全面(導電線路の占める部分とほぼ対応する部分
でよい。)を覆い、かつ、両者が互いに電気的に絶縁さ
れていればよく、各電極の形状や面積比は特に限定され
ない。
【0013】また、図7に示すように、誘電体基板41
b上の導体線路42上にさらに誘電体層41aを設けて
各誘電体基板41aと41bの表面に導体層43aと4
3bを設けて電極としてもよい。なお、これらの図で
は、インダクタンスの導体線路の端部と導体層とを絶縁
体層を貫く導体(例えば、充填スルーホールなど)によ
り接続しているが、側面に接続線を設けてもよい。
【0014】本発明において、インダクタを構成する導
体線路の形状は、螺旋状(円形螺旋、矩形螺旋そのほか
の螺旋形状)、クランク状、ジクザク状のいずれでもよ
い。また、共振周波数付近では実質上無限大のインダク
タンス(誘導性リアクタンス)が得られるため、従来は
インダクタンス素子として現実的ではなかった程度のイ
ンダクタンス値(設計値)を有する形状や巻き数、膜厚
でも使用できる。導体線路は厚膜印刷、細線(ワイ
ヤ)、導体層のエッチング等各種の方法で形成したもの
が利用できる。
【0015】誘電体基板の材料も特に限定されない。通
常の96アルミナ基板(誘電率:9.2)でも十分に実
用的な効果が得られることは後述の実施例に示す通りで
あるが、実効抵抗値はL0/RCs(Rはインダクタの
内部抵抗)にほぼ従っているので、より大きな誘電率の
誘電体材料を用いることが好ましい。例えば、誘電率1
00以上の誘電体材料を用いることにより、実効抵抗率
を2桁程度にまで低減でき極めて有利である。現在最も
高い誘電率を示す材料を用いてもよい。
【0016】寸法は数ミリ角程度から数センチ角程度が
実際的であるが、この範囲以外でもよい。誘電体基板の
厚みが薄い程、Cs2は大きくなる。従って、用いる材料
の機械的強度や導体線路の構成にもよるが、通常は1mm
以下が好ましい。導体層(電極)を付設する上、一般に
は表面実装されるので0.6mm程度以下で十分に使用で
き、さらに薄くしてもよい。
【0017】電極として用いる導体層は、高導電性であ
ればよく、厚膜印刷、薄膜形成、金属箔の積層、メッキ
等の方法により形成できる。厚膜材料(導体ペースト)
の例としては、Ag、Ag−Pt、Ag−Pd、Au、
Cu、Ni等が挙げられる。薄膜形成では、スパッタリ
ングに代表される各種の方法が用いられ、Au、Cu、
Al、Ni等が用いられる。金属箔の例としてはCu、
Au、Ni等の材料からなるものが挙げられる。金属箔
を積層する方法は特に限定されないが、導体線路端子と
の電気的接続を損なわないかたちで、接着剤等を用いて
貼り付けることができる。特に導電性・加工性に優れた
銅箔等の金属箔の利用が好ましい。
【0018】本発明のインダクタンス素子によれば、使
用周波数帯域は数GHz以下(主に数百MHz程度)
で、使用目的に合わせて数百nHから数μH程度までの
インダクタンス値が実現できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明する。実施例1 厚さ0.64mmの96アルミナ基板上に厚膜印刷により
円形螺旋導体線路を形成することにより、表1に示す5
種類の螺旋インダクタ(試料1〜5)を製造し、さら
に、それぞれについて、図8(構造R)、図5(構造
A)及び図6(構造B)となるように電極を設けた。な
お、構造Rでは、各電極は裏面の5%程度の占有面積を
有するものであり、構造Aでは一方の電極が裏面の3%
程度、他方の電極が97%程度の占有面積を有するもの
である。構造Bはそれぞれ裏面の半分程度の占有面積を
有する。これらの構造における自己容量Cs、Q値、内
部抵抗R及びL0(50MHzでの測定値)を表2〜6
にまとめて示す。
【0020】なお、上記の電極はAg−Ptからなり、
厚膜印刷法により誘電体基板上に形成した。
【0021】
【表1】表1:螺旋インダクタの仕様 *設計値
【0022】
【表2】表2:入出力電極構造による螺旋インダクタの
特性(試料1) *50[MHz]における値(以下、表3〜6において
同じ。)
【0023】
【表3】表3:入出力電極構造による螺旋インダクタの
特性 (試料2)
【0024】
【表4】表4:入出力電極構造による螺旋インダクタの
特性 (試料3)
【0025】
【表5】表5:入出力電極構造による螺旋インダクタの
特性 (試料4)
【0026】
【表6】表6:入出力電極構造による螺旋インダクタの
特性 (試料5)
【0027】これらの螺旋インダクタ試料1〜5につい
て透過波特性を測定した結果を図9〜13に示す。図
中、破線が構造Rを示し、太実線が構造Aを、細実線が
構造Bを示す。測定した螺旋インダクタのSパラメータ
から等価回路における誘導性インピーダンスを計算し、
リアクタンスを角周波数で割ることによりインダクタン
スを求めたところ、いずれの試料及び構造においても図
3と同様の周波数特性を示すことが確認された。共振周
波数におけるインダクタンス値はいずれも10μH程度
以上の値が確認されている。
【0028】一方、共振周波数F0における実効抵抗値
の実測値は表7に示す通りであった。この結果に示され
るように、試料1〜5のいずれについても、本発明によ
る構造(構造A及びB)では、従来技術に相当する構造
(構造R)と比較して共振周波数における実効抵抗値が
低減されている。なお、表7には計算値[誘導性インピ
ーダンスの実部L0/(R・Cs)]も併せて示すが、
両者は良く一致していることが確認できる。表2〜6に
示されるように各試料においてL0とRとはほぼ比例し
ており、本発明によれば、実効抵抗値がCsにほぼ反比
例することが確認できた。
【0029】
【表7】表7:共振周波数F0 における実効抵抗値と計
算値
【0030】実施例2 96アルミナに替えて高周波誘電体(誘電率:180)
を用いた他は実施例1と同様にして構造A及びBの各種
螺旋インダクタを製造した。実施例1と同様に測定・算
出した誘導リアクタンスの周波数特性は図3と同様であ
り、一方、共振周波数における実効抵抗値は、実施例1
の構造Rに比較して実施例2の構造A及びBでほぼ1〜
2桁小さい値が得られた。従って、本発明によるインダ
クタンス素子は、特に図3のb領域で用いる場合、低抵
抗で、インダクタンスの大きな素子として極めて有効で
あることが確認できた。なお、実施例1と同様にQ値の
劣化は数割程度であり、実質上問題のない範囲であっ
た。
【0031】
【発明の効果】本発明のインダクタンス素子は、共振周
波数付近においても実効抵抗値が低い。このため、低抵
抗でインダクタンスを有する素子として用いることがで
きる。また、共振周波数付近では、インダクタンスが実
質上無限大となることから、設計値L0が小さいもので
も、実用に適したインダクタンス素子として利用でき
る。さらに、本発明のインダクタンス素子における実効
抵抗値は、導体線路−電極間の容量に依存するため、誘
電体基板に高誘電体材料を用い、あるいは、誘電体基板
の厚みを減らすことにより低減できる。またさらに、本
発明のインダクタンス素子は、構造も簡単であり、低い
材料コストで容易に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 螺旋インダクタンス素子の基本的構造を模式
的に表した斜視図。
【図2】 インダクタンス素子の等価回路図。
【図3】 インダクタンス素子のインダクタンスの周波
数依存性を模式的に表したグラフ。
【図4】 本発明によるインダクタンス素子の一態様の
構造を模式的に表した断面図。
【図5】 本発明によるインダクタンス素子の他の態様
を模式的に表した断面図及び裏面図。
【図6】 本発明によるインダクタンス素子の他の態様
を模式的に表した断面図及び裏面図。
【図7】 本発明によるインダクタンス素子の他の態様
を模式的に表した断面図及び裏面図。
【図8】 従来技術に類する構造のインダクタンス素子
の構造を模式的に表した断面図及び裏面図。
【図9】 試料1の各螺旋インダクタンス素子の透過波
特性。
【図10】 試料2の各螺旋インダクタンス素子の透過
波特性。
【図11】 試料3の各螺旋インダクタンス素子の透過
波特性。
【図12】 試料4の各螺旋インダクタンス素子の透過
波特性。
【図13】 試料5の各螺旋インダクタンス素子の透過
波特性。
【符号の説明】
1 誘電体基板 2 導体線路 11 誘電体基板 12 導体線路 13a、13b 電極 21 誘電体基板 22 導体線路 23a、23b 電極 31 誘電体基板 32 導体線路 33a、33b 電極 41a、41b 誘電体基板 42 導体線路 43a、43b 電極 51 誘電体基板 52 導体線路 53a、53b 電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体基板上に導体線路を設けてなるイ
    ンダクタンス素子において、前記絶縁体を挟んで前記導
    体線路とは反対側の面に該面のほぼ全面を覆うように導
    体層を設け、該導体層を前記導体線路の端部と接続して
    端子電極とした構造を含むことを特徴とするインダクタ
    ンス素子。
  2. 【請求項2】 前記導体層が前記面上に形成された1つ
    の連続的な導体面であり、該導体面をインダクタンス素
    子を構成する導体線路の一方の端部と接続して端子電極
    とした請求項1に記載のインダクタンス素子。
  3. 【請求項3】 前記導体層が前記面上に並設された2つ
    の導体面であり、各導体面をインダクタンス素子を構成
    する導体線路の各端部と接続して端子電極とした請求項
    1に記載のインダクタンス素子。
  4. 【請求項4】 前記導体線路が螺旋状の線路である請求
    項1乃至3のいずれかに記載のインダクタンス素子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005236070A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Jfe Steel Kk 平面磁気素子
WO2007066406A1 (ja) * 2005-12-08 2007-06-14 The University Of Tokyo 通信装置

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