JP2000322287A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JP2000322287A
JP2000322287A JP11131279A JP13127999A JP2000322287A JP 2000322287 A JP2000322287 A JP 2000322287A JP 11131279 A JP11131279 A JP 11131279A JP 13127999 A JP13127999 A JP 13127999A JP 2000322287 A JP2000322287 A JP 2000322287A
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Takashi Mineshita
孝 峯下
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NEC Software Kyushu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、短時間で原因究明を行うために必
要な情報を少ないメモリ容量で採取可能にし、障害復旧
と障害原因の究明に係る時間を短縮することができる情
報処理装置および情報処理方法を提供することを課題と
する。。 【解決手段】 プログラムが動作してモジュールが呼び
出されると、呼び出されたモジュールのモジュール識別
子を採取して情報記憶部21に記録するモジュール識別
子採取手段11と、モジュール内での判断時の分岐の有
無を採取し、情報記憶部21に記録されているモジュー
ル識別子の後ろにon又はoffの1ビットで記録する
詳細情報採取手段12とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のモジュール
に分割されたプログラムを実行する情報処理装置および
情報処理方法に関し、特に複数のモジュールに分割され
たプログラムの実行に際して障害解析情報を取得する情
報処理装置および情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置における、信頼性の
向上は重要な課題となっており、障害によってシステム
の運用が停止した場合、障害復旧と障害原因の究明に多
大な時間を要すれば、信頼性の大幅な低下を招く。そこ
で、一刻も早く障害原因を究明するため、障害発生時に
障害解析情報の採取および保持が行われている。障害を
解析する情報は、発生した障害に関して、必要な情報を
全て採取することが最も有効である。しかし、ネットワ
ークの障害は、障害発生時点ではなく、障害発生前の動
作に問題がある場合が多く、ネッワーク障害が発生した
場合、障害発生に至るまでの通信装置の動作の流れと必
要な情報の全てを採取する必要があるが、障害解析情報
エリアには限りがあるため繰り返して利用しており、障
害解析に本当に必要な情報がその後の障害解析情報の作
成により消失してしまう可能性がある。
【0003】従来技術では、このような事態を回避する
ため、特開平04−190432号公報に記載されてい
るように、プログラム内の各モジュールが呼び出される
順序をトレースとしてメモリに残すことにより、少ない
メモリ容量で通信装置の動作の流れを採取し、プログラ
ム全体の流れを把握可能にするという方法が提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、メモリに残された各モジュールの呼び出される順
序のトレースだけでは、短時間で原因究明を行うための
情報としては不十分であり、問題となるモジュールを特
定できたとしても、そのモジュール内のどの箇所が問題
であるかを解析するために、障害解析情報をもとにモジ
ュール内の動作を確認する必要があるため、障害復旧と
障害原因の究明に多大な時間を要してしまうという問題
点があった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、短時間で原因究明
を行うために必要な情報を少ないメモリ容量で採取可能
にし、障害復旧と障害原因の究明に係る時間を短縮する
ことができる情報処理装置および情報処理方法を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、複数のモジュールに分割されたプログラムを
実行する情報処理装置であって、呼び出された前記モジ
ュールのモジュール識別子を採取するモジュール識別子
採取手段と、前記モジュール内の判断毎に分岐が行われ
たか否かの分岐情報を採取する詳細情報採取手段と、前
記モジュール識別子採取手段により採取した前記モジュ
ール識別子と、前記詳細情報採取手段により採取した前
記判断毎の前記分岐情報とを判断情報として記憶する判
断情報記憶手段とを具備することを特徴とする情報処理
装置に存する。また請求項2記載の発明の要旨は、前記
判断情報記憶手段は、前記判断毎の前記分岐情報を1ビ
ットのON/OFFで記憶させることを特徴とする請求
項1記載の情報処理装置に存する。また請求項3記載の
発明の要旨は、前記プログラムに対応して前記モジュー
ル内の前記判断が障害処理への分岐を選択する前記判断
か否かを示す障害情報を予め記憶する障害情報記憶手段
と、前記判断情報記憶手段に記憶された前記分岐情報と
前記障害情報記憶手段に記憶されている前記障害情報と
から前記モジュール内で前記障害処理に分岐した前記判
断があったか否かを判別する障害判別手段と、該障害判
別手段で前記モジュール内で前記障害処理に分岐した前
記判断があったと判別されたとき、前記判断情報記憶手
段に記憶されている前記判断情報を出力する判断情報出
力手段とを具備することを特徴とする請求項1又は2記
載の情報処理装置に存する。また請求項4記載の発明の
要旨は、前記障害情報記憶手段に予め記憶されている前
記障害情報は、前記判断情報記憶手段に記憶されている
前記判断情報と同一の形式で記憶させることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置に存
する。また請求項5記載の発明の要旨は、前記障害情報
記憶手段に予め記憶されている前記障害情報は、前記プ
ログラムのロード時に記憶させることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置に存する。
また請求項6記載の発明の要旨は、複数のモジュールに
分割されたプログラムを実行する情報処理方法であっ
て、呼び出された前記モジュールのモジュール識別子を
採取し、前記モジュール内の判断毎に分岐が行われたか
否かの分岐情報を採取し、前記採取した前記モジュール
識別子と、前記採取した前記判断毎の前記分岐情報とを
判断情報として記憶することを特徴とする情報処理方法
に存する。また請求項7記載の発明の要旨は、前記判断
毎の前記分岐情報を1ビットのON/OFFで記憶する
ことを特徴とする請求項6記載の情報処理方法に存す
る。また請求項8記載の発明の要旨は、前記プログラム
に対応して前記モジュール内の前記判断が障害処理への
分岐を選択する前記判断か否かを示す障害情報を予め記
憶し、前記記憶された前記分岐情報と前記記憶されてい
る前記障害情報とから前記モジュール内で前記障害処理
に分岐した前記判断があったか否かを判別し、前記モジ
ュール内で前記障害処理に分岐した前記判断があったと
判別されたとき、前記判断情報を出力することを特徴と
する請求項6又は7記載の情報処理方法に存する。また
請求項9記載の発明の要旨は、前記障害情報を前記判断
情報と同一の形式で記憶することを特徴とする請求項6
乃至8のいずれかに記載の情報処理方法に存する。また
請求項10記載の発明の要旨は、前記障害情報を前記プ
ログラムのロード時に記憶することを特徴とする請求項
6乃至9のいずれかに記載の情報処理方法に存する。ま
た請求項11記載の発明の要旨は、請求項6乃至10の
いずれかに記載の情報処理方法を実行可能なプログラム
が記憶されている記憶媒体に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0008】(第1実施形態)図1は、本発明に係る情
報処理装置の第1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0009】第1実施形態のコンピュータは、複数のモ
ジュールにより階層化されたプログラム100を実行す
るもので、障害解析情報を採取する情報採取装置1と、
障害解析情報を記録する情報記憶装置2と、障害解析情
報をファイル等に出力する出力装置3とを有し、情報採
取装置1は、モジュール識別子採取手段11と、詳細情
報採取手段12と、障害解析手段13とで構成され、情
報記憶装置2は、情報記憶部21と、障害判断情報記憶
部22とで構成される。
【0010】モジュール識別子採取手段11は、プログ
ラムの動作を監視しており、プログラムが動作してモジ
ュールが呼び出されると、呼び出されたモジュールのモ
ジュール識別子を採取して情報記憶部21に記録する。
【0011】詳細情報採取手段12は、モジュールの動
作を監視しており、モジュール内での判断時の分岐の有
無を採取し、情報記憶部21に記録されているモジュー
ル識別子の後ろにon又はoffの1ビットで記録する
もので、判断が行われる度に、分岐の有無を前の情報の
後ろに1ビットで記録する。ここで判断とは、分岐指示
のことであり、分岐指示とは真偽を判定して分岐をする
かしないか指示するもので、真偽を判定するプログラム
のソース毎に行われる。
【0012】情報記憶部21は、呼び出されたモジュー
ルのモジュール識別子とモジュール識別子に続くビット
情報とで構成される判断情報テーブル31を記憶する。
判断情報テーブル31には、モジュール識別子採取手段
11により採取された呼び出されたモジュールのモジュ
ール識別子が記録されるとともに、ビット情報として詳
細情報採取手段12により採取したモジュール内での判
断時の分岐の有無が判断毎にモジュール識別子の後ろに
1ビットで記録される。
【0013】障害判断情報記憶部22は、全てのモジュ
ールのモジュール識別子と全てのモジュール内の判断毎
に障害処理への分岐であるかないかを表すビット情報と
で構成される障害判断情報テーブル32を記憶する。障
害判断情報テーブル32は、プログラム毎に設定される
もので、プログラム内の全てのモジュールのモジュール
識別子が予め記録されているとともに、ビット情報とし
てモジュール内の判断毎に障害処理への分岐であるかな
いかが全てのモジュール識別子の後ろに1ビットで予め
記録されている。なお、障害判断情報テーブル32のビ
ット情報は、判断情報テーブル31に記録されるビット
情報と同じ形式で、モジュール内の障害処理への分岐の
判断をonにしたビット情報が予め記憶されている。こ
こで、障害処理とは、プログラム固有の障害処理のこと
で、例えばファイルのオープン失敗のメッセージ出力、
プログラムの終了処理等があり、判断により障害として
判断された場合に障害処理に分岐する。また、障害判断
情報テーブル32は、プログラムソースで定義され、プ
ログラムの開始時、すなわちプログラムを実行するオペ
レーティングシステムがプログラムをメモリ上にロード
したときに障害判断情報記憶部22に書き込まれる。
【0014】障害解析手段13は、モジュールの終了時
に、情報記憶部21に記憶されている判断情報テーブル
31と、障害判断情報記憶部22に記憶されている障害
判断情報テーブル32とを比較し、障害処理が行われた
か否かを解析する。具体的には、終了したモジュールの
モジュール識別子の後ろに記録されている判断情報テー
ブル31のビット情報と障害判断情報テーブル32のビ
ット情報との論理積をとり、それが0でなければ障害処
理へ分岐したと判断して情報記憶部21に記憶されてい
る判断情報テーブル31の全ての内容を障害解析情報と
して出力装置3に出力し、論理積が0の場合は正常と判
断し、モジュールは終了する。
【0015】次に、第1実施形態の動作について図2に
基づいて詳細に説明する。図2は、本発明に係る情報処
理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0016】プログラムが動作し、あるモジュール呼び
出されると、モジュール識別子採取手段11は、呼び出
されたモジュールのモジュール識別子を採取し、採取し
たモジュール識別子を情報記憶部21の判断情報テーブ
ル31に記録する(ステップA1)。呼び出されたモジ
ュールでは、モジュール本体処理が行われる(ステップ
A2)。
【0017】次に、1番目の判断1が行われ(ステップ
A3)、判断1で分岐が行われない場合には、モジュー
ルでは、引き続きモジュール本体処理が行われる(ステ
ップA4)。判断1で分岐が行われた場合には、詳細情
報採取手段12は、情報記憶部21に記憶されている判
断情報テーブル31のモジュール識別子の後の判断1の
欄のビット情報をonにして(ステップA5)、モジュ
ールでは、引き続きモジュール本体処理が行われる(ス
テップA6)。その後動作するn(n=1〜n)番目の
判断nに対しては、同様に判断nが行われ(ステップA
7)、判断nで分岐が行われない場合には、モジュール
では、引き続きモジュール本体処理が行われる(ステッ
プA8)。判断nで分岐が行われた場合には、詳細情報
採取手段12は、情報記憶部21に記憶されている判断
情報テーブル31のモジュール識別子の後の判断nの欄
のビット情報をonにして(ステップA9)、モジュー
ルでは、引き続きモジュール本体処理が行われる(ステ
ップA10)。
【0018】次にモジュールの終了後、障害解析手段1
3は、情報記憶部21に記憶されている判断情報テーブ
ル31のビット情報と障害判断情報記憶部22に記憶さ
れている障害判断情報テーブル32のビット情報との論
理積をとることにより障害処理が行われたかどうかを判
断する(ステップA11)。論理積の結果が0の場合、
障害処理なしと判断し、モジュールを終了する。論理積
が0でない場合、障害解析手段13は、情報記憶部21
に記憶されている判断情報テーブル31の全ての内容を
障害解析情報として出力装置3に出力し、出力装置3
は、判断情報テーブル31の全ての内容を障害解析情報
としてファイル等に出力する(ステップA12)。
【0019】次に、第1実施形態の動作の具体例を図3
に基づいて更に詳細に説明する。図3は、本発明に係る
障害解析情報採取装置の動作の具体例を説明するための
説明図である。
【0020】プログラムの一連の動作として、プログラ
ム内のモジュール1が呼び出され、次にプログラム内の
モジュール2が呼び出されたとし、モジュール1は判断
1で分岐してその後の判断nでは分岐しない動作とし、
モジュール2は判断1では分岐せずにその後の判断nで
分岐する動作とする。なお、以下に示すステップ番号
は、図2に示すフローチャートに対応する。
【0021】まず、モジュール1が呼び出されると、モ
ジュール識別子採取手段11は、モジュール1のモジュ
ール識別子である「M001」を、情報記憶部21の判
断情報テーブル31に記録する(ステップA1)。モジ
ュール1の判断1で分岐が行われると、詳細情報採取手
段12は判断情報テーブル31の判断1の欄の情報ビッ
トをonにする(ステップA5)。モジュール1の分岐
nでは分岐しないため、判断nの情報ビットはoffの
ままとなる。モジュール1の終了時、情報記憶部21の
判断情報テーブル31に記録したモジュール1のビット
情報と、予め障害判断情報記憶部22に記憶されている
障害判断情報テーブル32のモジュール1のビット情報
との論理積をとる。論理積の結果は0となるため、障害
処理への分岐なしと判断し(ステップA11)、モジュ
ール1を終了する。
【0022】次に、モジュール2が呼び出されると、モ
ジュール識別子採取手段11は、モジュール2のモジュ
ール識別子である「M002」を、情報記憶部21の判
断情報テーブル31に記録する(ステップA1)。モジ
ュール2の判断1では分岐しないため、判断1のビット
情報はoffのままとなる。モジュール2の判断nで分
岐が行われると、詳細情報採取手段12は判断情報テー
ブル31の判断nの欄の情報ビットをonにする(ステ
ップA9)。モジュール2の終了時、情報記憶部21の
判断情報テーブル31に記録したモジュール2のビット
情報と、予め障害判断情報記憶部22に記憶されている
障害判断情報テーブル32のモジュール2のビット情報
との論理積をとる。論理積の結果は0とはならないた
め、障害解析手段13は、障害処理への分岐があったと
判断し、情報記憶部21に記憶されている判断情報テー
ブル31の全ての内容すなわち判断情報テーブル31に
記録されているモジュール1およびモジュール2のモジ
ュール識別子およびビット情報を障害解析情報として出
力装置3に出力する(ステップA11、ステップA1
2)。
【0023】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、呼び出されたモジュールのモジュール識別子
とモジュールでの判断毎の分岐の有無を1ビットで判別
するビット情報とを障害解析情報として記録するため、
短時間で原因究明を行うための必要な情報を少ないメモ
リ容量で採取でき、障害復旧と障害原因の究明にかかる
時間を短縮することができるという効果を奏する。
【0024】また、モジュール終了時に、予め障害判断
情報記憶部22に記憶しているプログラム毎の障害判断
情報テーブル32と判断情報テーブル31との論理積を
とって障害の有無を判断しているため、モジュール終了
時に障害発生時点までの障害判断情報を確実に出力装置
に出力でき、情報記憶装置2の記憶エリアを繰り返して
使用した場合にも障害情報を消失することなく、確実に
採取できるという効果を奏する。
【0025】(第2実施形態)図4は、本発明に係る情
報処理装置の第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0026】第2実施形態は、プログラムを記憶した記
憶媒体7を備え、その他の構成は、第1実施形態と同様
である。記憶媒体7は磁気ディスク、半導体メモリ等の
記憶媒体であり、その種類は問わない。
【0027】記憶媒体7に記憶されたプログラムは、コ
ンピュータに読み込まれ、プログラム内の各モジュール
が情報採取装置1の動作を制御する。プログラム内の各
モジュールには、呼び出された場合に自モジュールのモ
ジュール識別子をモジュール識別子採取手段11に通知
する指示が組み込まれており、モジュール識別子採取手
段11は、通知されたモジュール識別子を情報記憶部2
1の判断情報テーブル31に記録する。また、プログラ
ム内の各モジュールには、判断毎に分岐の有無を詳細情
報採取手段12に通知する指示が組み込まれており、詳
細情報採取手段12は、通知された判断毎の分岐の有無
を障害判断情報記憶部22の障害判断情報テーブル32
に記録する。その他の動作は、第1実施形態の動作と同
様である。
【0028】第2実施形態では、プログラムの各モジュ
ール内で障害判断情報を採取するため、プログラム実行
に係る性能の劣化が少なくなるという効果を奏する。ま
た、プログラム内の各モジュールに呼び出された場合に
自モジュールのモジュール識別子を情報記憶部21の判
断情報テーブル31に記録する指示と、判断毎に分岐の
有無を障害判断情報記憶部22の障害判断情報テーブル
32に記録する指示とを組み込んだ場合には、モジュー
ル識別子採取手段11と詳細情報採取手段12とが各モ
ジュール内に存在することになり、プログラム実行に係
る性能の劣化がより少なくなるという効果を奏する。
【0029】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0030】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および情報処理方
法は、呼び出されたモジュールのモジュール識別子とモ
ジュールでの判断毎の分岐の有無を1ビットで判別する
ビット情報とを障害解析情報として記録するため、短時
間で原因究明を行うための必要な情報を少ないメモリ容
量で採取でき、障害復旧と障害原因の究明にかかる時間
を短縮することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の第1実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る情報処理装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】本発明に係る障害解析情報採取装置の動作の具
体例を説明するための説明図である。
【図4】本発明に係る情報処理装置の第2実施形態の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プログラム 1 情報採取装置 2 情報記憶装置 3 出力装置 7 記録媒体 11 モジュール識別子採取手段 12 詳細情報採取手段 13 障害解析手段 21 情報記憶部 22 障害判断情報記憶部 31 判断情報テーブル 32 障害判断情報テーブル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモジュールに分割されたプログラ
    ムを実行する情報処理装置であって、 呼び出された前記モジュールのモジュール識別子を採取
    するモジュール識別子採取手段と、 前記モジュール内の判断毎に分岐が行われたか否かの分
    岐情報を採取する詳細情報採取手段と、 前記モジュール識別子採取手段により採取した前記モジ
    ュール識別子と、前記詳細情報採取手段により採取した
    前記判断毎の前記分岐情報とを判断情報として記憶する
    判断情報記憶手段とを具備することを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記判断情報記憶手段は、前記判断毎の
    前記分岐情報を1ビットのON/OFFで記憶させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラムに対応して前記モジュー
    ル内の前記判断が障害処理への分岐を選択する前記判断
    か否かを示す障害情報を予め記憶する障害情報記憶手段
    と、 前記判断情報記憶手段に記憶された前記分岐情報と前記
    障害情報記憶手段に記憶されている前記障害情報とから
    前記モジュール内で前記障害処理に分岐した前記判断が
    あったか否かを判別する障害判別手段と、 該障害判別手段で前記モジュール内で前記障害処理に分
    岐した前記判断があったと判別されたとき、前記判断情
    報記憶手段に記憶されている前記判断情報を出力する判
    断情報出力手段とを具備することを特徴とする請求項1
    又は2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記障害情報記憶手段に予め記憶されて
    いる前記障害情報は、前記判断情報記憶手段に記憶され
    ている前記判断情報と同一の形式で記憶させることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記障害情報記憶手段に予め記憶されて
    いる前記障害情報は、前記プログラムのロード時に記憶
    させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 複数のモジュールに分割されたプログラ
    ムを実行する情報処理方法であって、 呼び出された前記モジュールのモジュール識別子を採取
    し、 前記モジュール内の判断毎に分岐が行われたか否かの分
    岐情報を採取し、 前記採取した前記モジュール識別子と、前記採取した前
    記判断毎の前記分岐情報とを判断情報として記憶するこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記判断毎の前記分岐情報を1ビットの
    ON/OFFで記憶することを特徴とする請求項6記載
    の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記プログラムに対応して前記モジュー
    ル内の前記判断が障害処理への分岐を選択する前記判断
    か否かを示す障害情報を予め記憶し、 前記記憶された前記分岐情報と前記記憶されている前記
    障害情報とから前記モジュール内で前記障害処理に分岐
    した前記判断があったか否かを判別し、 前記モジュール内で前記障害処理に分岐した前記判断が
    あったと判別されたとき、前記判断情報を出力すること
    を特徴とする請求項6又は7記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記障害情報を前記判断情報と同一の形
    式で記憶することを特徴とする請求項6乃至8のいずれ
    かに記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記障害情報を前記プログラムのロー
    ド時に記憶することを特徴とする請求項6乃至9のいず
    れかに記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10のいずれかに記載の
    情報処理方法を実行可能なプログラムが記憶されている
    記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211555A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Meidensha Corp プログラマブルコントローラのデータトレース方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211555A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Meidensha Corp プログラマブルコントローラのデータトレース方法

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