JP2000322200A - ソフトウェア制御型キーボード装置 - Google Patents

ソフトウェア制御型キーボード装置

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JP2000322200A
JP2000322200A JP11131002A JP13100299A JP2000322200A JP 2000322200 A JP2000322200 A JP 2000322200A JP 11131002 A JP11131002 A JP 11131002A JP 13100299 A JP13100299 A JP 13100299A JP 2000322200 A JP2000322200 A JP 2000322200A
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JP
Japan
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key
keyboard
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image
application
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JP11131002A
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Daiki Matsushima
大輝 松島
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア制御によりキーボードを制御す
る。 【解決手段】 アプリケーションソフトA1がオペレー
ティングシステムA10を介して液晶表示キーボードA
8上に表示される文字を制御する。アプリケーションソ
フトA1は液晶表示キーボード上のキーを表示するイメ
ージデータの情報をあらかじめ記憶したイメージテーブ
ルA11,液晶表示キーボードA9上でキーが押下され
た場合、どのコードに対応しているかの情報をあらかじ
め記憶したキーテーブルA2を持ち、オペレーティング
システムA10内で液晶表示キーボードA8上に表示さ
れる文字を制御する。キーテーブルA2,オペレーティ
ングシステムA10は、アプリケーションに応じて内容
を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード装置に
関し、特に、ソフトウェア側からキーボードに表示する
文字を制御するソフトウェア制御型キーボード装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのキーボードは文字
を早く入力することに重点が置かれ、一定の規格に準じ
たキー配列となっていた。そのため不要なキーが多数存
在し、キーを制御することが不可能であり、その結果、
キー操作を明確にすることができず、またキーボードそ
のもののサイズが大きくなってしまった。
【0003】また、従来のキーボード上のキーは固定と
なっており、一つのキーに対して多くの文字を割り当て
ることは不可能であった。その結果、多くの種類の文字
を使用することは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のキーボードでは、キー配列やキーの種類が使用者のレ
ベルを考慮していないために、小学生等の教育や初心者
には不向きであるという問題があった。
【0005】また、規格が決められているので、常に必
ずしも必要でないキーが並んでいるため、サイズが大き
くなってしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
すべく、ソフトウェア側からキーボードに表示する文字
を制御するソフトウェア制御型キーボード装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のソフトウェア制御型キーボード装置は、キ
ーボード上で押下されたキーをオペレーティングシステ
ム(OS)で管理するキーボード装置において、キーボ
ード上に表示する文字を制御するアプリケーションソフ
トと、各ソフトウェアに適合したキー配列を表示する液
晶表示キーボードとを備えたことを特徴とする。
【0008】また、アプリケーションソフトは、液晶表
示キーボード上のキーを表示するイメージデータの情報
をあらかじめ記憶したイメージテーブルと、液晶表示キ
ーボード上でキーが押下された場合、どのコードに対応
しているかの情報をあらかじめ記憶したキーテーブルと
を備えるのが好ましい。
【0009】さらに、イメージテーブルおよびキーテー
ブルは、アプリケーションの状態により内容を変更でき
るのが好ましい。
【0010】またさらに、OSは、現在カレントとなっ
ているアプリケーションに定義されているイメージテー
ブル,キーテーブルを問い合わせるキーテーブル問い合
わせ装置を備えるのが好ましい。
【0011】また、OSは、カレントのアプリケーショ
ンが存在しない場合、およびアプリケーションがイメー
ジテーブル,キーテーブルを持たない場合に使用される
標準となるキーコード対応表をあらかじめ記憶した標準
キーテーブルと、液晶表示キーボードを制御するキー制
御装置とを備えるのが好ましい。
【0012】さらに、液晶表示キーボードは、キー制御
装置からのイメージ表示命令を受け取り表示可能なデー
タとして変換するキー表示装置と、液晶表示キーボード
上で押下されたキーをOSが認識可能なデータ形式に変
換してキー制御装置に通知するキー認識装置と、表示装
置からの命令で液晶表示キーボード上の液晶にイメージ
を表示するキーボード上液晶装置とを備えるのが好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施例について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明のソフトウェア制御型キー
ボード装置の実施例の構成を示すブロック図である。本
実施例は、アプリケーションソフトA1と、OS(オペ
レーティングシステム)A10と、液晶表示キーボード
A8とを備える。アプリケーションソフトA1は、イメ
ージテーブルA11とキーテーブルA2とを備えてい
る。イメージテーブルA11は、液晶キーボードA8上
のキーに表示するイメージデータの情報をあらかじめ記
憶してあり、アプリケーションの状態によりテーブルの
内容が変更される。キーテーブルA2は、液晶キーボー
ドA8上でキーが押された場合、どのコードに対応して
いるかの情報をあらかじめ記憶してあり、アプリケーシ
ョンの状態によりテーブルの内容が変更される。OS
(オペレーティングシステム)A10は、キーテーブル
問い合わせ装置A3,標準キーテーブルA4,キー制御
装置A6を備えている。キーテーブル問い合わせ装置A
3は、現在カレントとなっているアプリケーションに定
義されているイメージテーブルA11やキーテーブルA
2を問い合わせる。カレントになっているアプリケーシ
ョンにイメージテーブルA11およびキーテーブルA2
が存在しない場合は、標準キーテーブルA4を問い合わ
せる。標準キーテーブルA4は、カレントのアプリケー
ションA1が存在しない場合やアプリケーションA1が
イメージテーブルA11やキーテーブルを持たない場合
に使用されるOS(オペレーティングシステム)A10
の標準となるキーコード対応表をあらかじめ記憶してあ
る。
【0015】また、キー制御装置A6は、キー表示装置
A7に現在のキーボード上液晶装置A9に表示すべきイ
メージの表示命令とキーテーブル問い合わせ装置A3に
カレントとなっているキーテーブルA2(標準キーテー
ブルA4)とイメージテーブルA11の問い合わせ命令
発行と、液晶表示キーボードA8上のキーが押下された
場合のキー認識装置A5からの要求受付をアプリケーシ
ョンA1からへの要求受付を行う。
【0016】液晶表示キーボードA8は、キー表示装置
A7、キー認識装置A5とキーボード上液晶装置A9と
を備えている。キー表示装置A7は、キー制御装置A6
からイメージ表示命令を受け取りキーボード上液晶装置
A9に表示可能なデータとして変換する。キー認識装置
A5は、液晶表示キーボードA8上で押下されたキーを
OS(オペレーティングシステム)A10が認識可能な
データ形式に変換して、キー制御装置A6に通知する。
キーボード上液晶装置A9は、キー表示装置A7からの
命令でキーボード上の液晶にイメージを表示する。
【0017】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて詳細に説明する。
【0018】まず、OS(オペレーティングシステム)
A10起動時の動作について説明する。OS(オペレー
ティングシステム)A10起動時には、キー制御装置A
6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現状のキーテー
ブルを問い合わせる。キーテーブル問い合わせ装置A3
は、カレントとなっているアプリケーションA1を探す
がOS(オペレーティングシステム)A10起動時なの
で、アプリケーションA1は存在しないので、標準キー
テーブルA4に対して標準となるキーテーブルの返却要
求を行う。標準キーテーブルA4は、キーテーブル問い
合わせ装置A3に標準となっているキーテーブルを返却
する。標準キーテーブルA4から標準となるキーテーブ
ルを受け取ったキーテーブル問い合わせ装置A3は、標
準となるキーテーブルをキー制御装置A6に返却する。
キーテーブル問い合わせ装置A3から標準となるキーテ
ーブルを受け取ったキー制御装置A6は、受け取ったキ
ーテーブルでキー表示装置A7に表示命令を出す。キー
表示装置A7は、キー制御装置A6から渡されたキーテ
ーブルを元に、キーボード上液晶装置A9上にイメージ
表示命令を出す。キーボード上液晶装置A9は、キー表
示装置A7からの表示命令を受けイメージを表示する。
【0019】次に、アプリケーションA1起動時の動作
について説明する。
【0020】OS(オペレーティングシステム)A10
がアプリケーションA1の起動を感知すると、キー制御
装置A6に液晶表示キーボードA8の再表示命令を発行
する。液晶表示キーボードA8の再表示命令を受けたキ
ー制御装置A6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現
状のキーテーブルを問い合わせる。キーテーブル問い合
わせ装置A3は、カレントとなっているアプリケーショ
ンA1を探すアプリケーションA1が見つかると、アプ
リケーションA1に対してイメージテーブルA11,キ
ーテーブルA2の返却要求を行う。アプリケーションA
1は、キーテーブル問い合わせ装置A3にアプリケーシ
ョンに定義されているイメージテーブルA11,キーテ
ーブルA2を返却する。キーテーブル問い合わせ装置A
3は、アプリケーションA1からイメージテーブルA1
1,キーテーブルA2を受け取るとキー制御装置A6に
返却する。キーテーブル問い合わせ装置A3からイメー
ジテーブルA11,キーテーブルA2を受け取ったキー
制御装置A6は、受け取ったイメージテーブルA11,
キーテーブルA2でキー表示装置A7に表示命令を出
す。キー表示装置A7は、キー制御装置A6から渡され
たイメージテーブルA11,キーテーブルA2を元に、
キーボード上液晶装置A9上にイメージ表示命令を出
す。キーボード上液晶装置A9は、キー表示装置A7か
らの表示命令を受けイメージを表示する。
【0021】次に、アプリケーションA1切り替え時の
動作について説明する。
【0022】OS(オペレーティングシステム)A10
がアプリケーションA1の切り替え(新しいアプリケー
ションがカレントとなる)を感知すると、キー制御装置
A6に液晶表示キーボードA8の再表示命令を発行す
る。液晶表示キーボードA8の再表示命令を受けたキー
制御装置A6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現状
のキーテーブルを問い合わせる。キーテーブル問い合わ
せ装置A3は、新たにカレントとなったアプリケーショ
ンA1を探すアプリケーションA1が見つかると、アプ
リケーションA1に対してイメージテーブルA11,キ
ーテーブルA2の返却要求を行う。新たにカレントとな
ったアプリケーションA1は、キーテーブル問い合わせ
装置A3にアプリケーションに定義されているイメージ
テーブルA11,キーテーブルA2を返却する。キーテ
ーブル問い合わせ装置A3は、アプリケーションA1か
らイメージテーブルA11,キーテーブルA2を受け取
るとキー制御装置A6に返却する。キーテーブル問い合
わせ装置A3からイメージテーブルA11,キーテーブ
ルA2を受け取ったキー制御装置A6は、受け取ったイ
メージテーブルA11,キーテーブルA2でキー表示装
置A7に表示命令を出す。キー表示装置A7は、キー制
御装置A6から渡されたイメージテーブルA11,キー
テーブルA2を元に、キーボード上液晶装置A9上にイ
メージ表示命令を出す。キーボード上液晶装置A9は、
キー表示装置A7からの表示命令を受けイメージを表示
する。
【0023】次に、液晶表示キーボードA8押下時の動
作について説明する。
【0024】液晶表示キーボードA8が上のキーが押下
されると、キー認識装置A5が押下されたキーを識別
し、キー制御装置A6にキーの押下が実行されたという
情報を送る。キーの押下に関する情報をキー認識装置A
5から受けた、キー制御装置A6がキーテーブル問い合
わせ装置A3に現状のキーテーブルを問い合わせる。キ
ーテーブル問い合わせ装置A3は、カレントとなってい
るアプリケーションA1を探すアプリケーションA1が
見つかると、アプリケーションA1に対してキーテーブ
ルA2の返却要求を行う。アプリケーションA1は、キ
ーテーブル問い合わせ装置A3にアプリケーションに定
義されているキーテーブルA2を返却する。キーテーブ
ル問い合わせ装置A3は、アプリケーションA1からキ
ーテーブルA2を受け取るとキー制御装置A6に返却す
る。キー制御装置A6は、キー認識装置A5からの情報
とアプリケーションA1から受け取ったキーテーブルA
2とを元に、押下されたキーのキーコードを特定しアプ
リケーションA1に通知する。
【0025】次に、アプリケーションA1がイメージテ
ーブルA11,キーテーブルA2を変更時の動作につい
て説明する。
【0026】アプリケーションA1がイメージテーブル
A11,キーテーブルA2を変更し液晶表示キーボード
A8の表示を変更する必要がある場合、アプリケーショ
ンA1はキー制御装置A6に対して液晶キーボード再表
示要求を発行する。液晶表示キーボードA8の再表示命
令を受けたキー制御装置A6がキーテーブル問い合わせ
装置A3に現状のキーテーブルを問い合わせる。キーテ
ーブル問い合わせ装置A3は、カレントとなっているア
プリケーションA1を探すアプリケーションA1が見つ
かると、アプリケーションA1に対してイメージテーブ
ルA11,キーテーブルA2の返却要求を行う。アプリ
ケーションA1は、キーテーブル問い合わせ装置A3に
アプリケーションに定義されているイメージテーブルA
11,キーテーブルA2を返却する。キーテーブル問い
合わせ装置A3は、アプリケーションA1からイメージ
テーブルA11,キーテーブルA2を受け取るとキー制
御装置A3に返却する。キーテーブル問い合わせ装置A
3からイメージテーブルA11,キーテーブルA2を受
け取ったキー制御装置A6は、受け取ったイメージテー
ブルA11,キーテーブルA2でキー表示装置A7に表
示命令を出す。キー表示装置A7は、キー制御装置A6
から渡されたイメージテーブルA11,キーテーブルA
2を元に、キーボード上液晶装置A9上にイメージ表示
命令を出す。キーボード上液晶装置A9は、キー表示装
置A7からの表示命令を受けイメージを表示する。
【0027】次に、本発明の他の実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0028】図2は、本発明の他の実施例の構成を示す
ブロック図である。図2を参照すると、本実施例は、図
1に示された実施例におけるOS(オペレーティングシ
ステム)A10のキー制御装置A6にキーテーブルキャ
ッシュA12を有する点が異なる。キーテーブルキャッ
シュA12は、カレントとなっているキーテーブルを記
憶しておく領域である。
【0029】次に、図2を参照して、本発明の他の実施
例の動作について説明する。
【0030】まず、OS(オペレーティングシステム)
A10起動時の動作について説明する。OS(オペレー
ティングシステム)A10起動時には、キー制御装置A
6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現状のキーテー
ブルを問い合わせる。キーテーブル問い合わせ装置A3
は、カレントとなっているアプリケーションA1を探す
が、OS(オペレーティングシステム)A10起動時な
ので、アプリケーションA1は存在しないので、標準キ
ーテーブルA4に対して標準となるキーテーブルの返却
要求を行う。標準キーテーブルは、キーテーブル問い合
わせ装置A3に標準となっているキーテーブルを返却す
る。標準キーテーブルA4から標準となるキーテーブル
を受け取ったキーテーブル問い合わせ装置A3は、標準
となるキーテーブルをキー制御装置A3に返却する。キ
ーテーブル問い合わせ装置A3から標準となるキーテー
ブルを受け取ったキー制御装置A6は、受け取ったキー
テーブルでキー表示装置A7に表示命令を出す。同時に
キー制御装置A6は標準となるキーテーブルをキーテー
ブルキャッシュA12にコピーする。キー表示装置A7
は、キー制御装置A6から渡されたキーテーブルを元
に、キーボード上液晶装置A9上にイメージ表示命令を
出す。キーボード上液晶装置A9は、キー表示装置A7
からの表示命令を受けイメージを表示する。
【0031】次に、アプリケーションA1起動時の動作
について説明する。
【0032】OS(オペレーティングシステム)A10
がアプリケーションA1の起動を感知すると、キー制御
装置A6に液晶表示キーボードA8の再表示命令を発行
する。液晶表示キーボードA8の再表示命令を受けたキ
ー制御装置A6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現
状のキーテーブルを問い合わせる。キーテーブル問い合
わせ装置A3は、カレントとなっているアプリケーショ
ンA1を探すアプリケーションA1が見つかると、アプ
リケーションA1に対してイメージテーブルA11,キ
ーテーブルA2の返却要求を行う。アプリケーションA
1は、キーテーブル問い合わせ装置A3にアプリケーシ
ョンに定義されているイメージテーブルA11,キーテ
ーブルA2を返却する。キーテーブル問い合わせ装置A
3は、アプリケーションA1からイメージテーブルA1
1,キーテーブルA2を受け取るとキー制御装置A6に
返却する。キーテーブル問い合わせ装置A3からイメー
ジテーブルA11,キーテーブルA2を受け取ったキー
制御装置A6は、受け取ったイメージテーブルA11,
キーテーブルA2でキー表示装置A7に表示命令を出
す。同時にキー制御装置A6はキーテーブルA2をキー
テーブルキャッシュA12にコピーする。キー表示装置
A7は、キー制御装置A6から渡されたイメージテーブ
ルA11,キーテーブルA2を元に、キーボード上液晶
装置A9上にイメージ表示命令を出す。キーボード上液
晶装置A9は、キー表示装置A7からの表示命令を受け
イメージを表示する。
【0033】次に、アプリケーションA1切り替え時の
動作について説明する。
【0034】OS(オペレーティングシステム)A10
がアプリケーションA1の切り替え(新しいアプリケー
ションがカレントとなる)を感知すると、キー制御装置
A6に液晶表示キーボードA8の再表示命令を発行す
る。液晶表示キーボードA8の再表示命令を受けたキー
制御装置A6がキーテーブル問い合わせ装置A3に現状
のキーテーブルを問い合わせる。キーテーブル問い合わ
せ装置A3は、新たにカレントとなったアプリケーショ
ンA1を探すアプリケーションA1が見つかると、アプ
リケーションA1に対してイメージテーブルA11,キ
ーテーブルA2の返却要求を行う。新たにカレントとな
ったアプリケーションA1は、キーテーブル問い合わせ
装置A3にアプリケーションに定義されているイメージ
テーブルA11,キーテーブルA2を返却する。キーテ
ーブル問い合わせ装置A3は、アプリケーションA1か
らイメージテーブルA11,キーテーブルA2を受け取
るとキー制御装置A6に返却する。キーテーブル問い合
わせ装置A3からイメージテーブルA11,キーテーブ
ルA2を受け取ったキー制御装置A6は、受け取ったイ
メージテーブルA11,キーテーブルA2でキー表示装
置A7に表示命令を出す。同時にキー制御装置A6はキ
ーテーブルA2をキーテーブルキャッシュA12にコピ
ーする。キー表示装置A7は、キー制御装置A6から渡
されたイメージテーブルA11,キーテーブルA2を元
に、キーボード上液晶装置A9上にイメージ表示命令を
出す。キーボード上液晶装置A9は、キー表示装置A7
からの表示命令を受けイメージを表示する。
【0035】次に、液晶表示キーボードA8押下時の動
作について説明する。
【0036】液晶表示キーボードA8が上のキーが押下
されると、キー認識装置A5が押下されたキーを識別
し、キー制御装置A6にキーの押下が実行されたという
情報を送る。キーの押下に関する情報をキー認識装置A
5から受けた、キー認識装置A5からの情報とキーテー
ブルキャッシュA12を元に、押下されたキーのキーコ
ードを特定しアプリケーションA1に通知する。
【0037】次に、アプリケーションA1がイメージテ
ーブルA11,キーテーブルA2を変更時の動作につい
て説明する。
【0038】アプリケーションA1がイメージテーブル
A11、キーテーブルA2を変更し液晶表示キーボード
A8の表示を変更する必要がある場合、アプリケーショ
ンA1はキー制御装置A6に対して液晶キーボード再表
示要求を発行する。液晶表示キーボードA8の再表示命
令を受けたキー制御装置A6がキーテーブル問い合わせ
装置A3に現状のキーテーブルを問い合わせる。キーテ
ーブル問い合わせ装置A3は、カレントとなっているア
プリケーションA1を探すアプリケーションA1が見つ
かると、アプリケーションA1に対してイメージテーブ
ルA11,キーテーブルA2の返却要求を行う。アプリ
ケーションA1は、キーテーブル問い合わせ装置A3に
アプリケーションに定義されているイメージテーブルA
11,キーテーブルA2を返却する。キーテーブル問い
合わせ装置A3は、アプリケーションA1からイメージ
テーブルA11,キーテーブルA2を受け取るとキー制
御装置A6に返却する。キーテーブル問い合わせ装置A
3からイメージテーブルA11,キーテーブルA2を受
け取ったキー制御装置A6は、受け取ったイメージテー
ブルA11,キーテーブルA2でキー表示装置A7に表
示命令を出す。同時にキー制御装置A6はキーテーブル
A2をキーテーブルキャッシュA12にコピーする。キ
ー表示装置A7は、キー制御装置A6から渡されたイメ
ージテーブルA11,キーテーブルA2を元に、キーボ
ード上液晶装置A9上にイメージ表示命令を出す。キー
ボード上液晶装置A9は、キー表示装置A7からの表示
命令を受けイメージを表示する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、今
までアプリケーションの状態によっては不要なキーが多
数存在したが、アプリケーション側で必要なキーのみ表
示するようにした。従って、アプリケーションがキーボ
ードに表示するキーを制御することが可能となり、その
結果、キー操作を明確にすることができ、またキーボー
ドのサイズをより小さくすることができるという効果を
奏する。
【0040】また、今まで固定となっていたキーボード
上のキーを、変更可能としたため、一つのキーに対して
多くの文字を割り当てることが可能となった。その結
果、状況に応じて表示されるキー上の文字を変更するこ
とが可能となり、多くの種類の文字を使用可能とするこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
A1 アプリケーション A2 キーテーブル A3 キーテーブル問い合わせ装置 A4 標準キーテーブル A5 キー認識装置 A6 キー制御装置 A7 キー表示装置 A8 液晶表示キーボード A9 キーボード上液晶装置 A10 OS A11 イメージテーブル A12 キーテーブルキャッシュ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボード上で押下されたキーをオペレー
    ティングシステム(OS)で管理するキーボード装置に
    おいて、 前記キーボード上に表示する文字を制御するアプリケー
    ションソフトと、各ソフトウェアに適合したキー配列を
    表示する液晶表示キーボードとを備えたことを特徴とす
    るソフトウェア制御型キーボード装置。
  2. 【請求項2】前記アプリケーションソフトは、前記液晶
    表示キーボード上のキーを表示するイメージデータの情
    報をあらかじめ記憶したイメージテーブルと、前記液晶
    表示キーボード上でキーが押下された場合、どのコード
    に対応しているかの情報をあらかじめ記憶したキーテー
    ブルとを備えたことを特徴とする、請求項1に記載のソ
    フトフェア制御型キーボード装置。
  3. 【請求項3】前記イメージテーブルおよび前記キーテー
    ブルは、アプリケーションの状態により内容を変更でき
    ることを特徴とする、請求項2に記載のソフトウェア制
    御型キーボード装置。
  4. 【請求項4】前記OSは、現在カレントとなっているア
    プリケーションに定義されているイメージテーブル,キ
    ーテーブルを問い合わせるキーテーブル問い合わせ装置
    を備えたことを特徴とする、請求項3に記載のソフトウ
    ェア制御型キーボード装置。
  5. 【請求項5】前記OSは、前記カレントのアプリケーシ
    ョンが存在しない場合、およびアプリケーションがイメ
    ージテーブル,キーテーブルを持たない場合に使用され
    る標準となるキーコード対応表をあらかじめ記憶した標
    準キーテーブルと、前記液晶表示キーボードを制御する
    キー制御装置とを備えたことを特徴とする、請求項4に
    記載のソフトウェア制御型キーボード装置。
  6. 【請求項6】前記液晶表示キーボードは、前記キー制御
    装置からのイメージ表示命令を受け取り表示可能なデー
    タとして変換するキー表示装置と、前記液晶表示キーボ
    ード上で押下されたキーを前記OSが認識可能なデータ
    形式に変換して前記キー制御装置に通知するキー認識装
    置と、前記表示装置からの命令で前記液晶表示キーボー
    ド上の液晶にイメージを表示するキーボード上液晶装置
    とを備えたことを特徴とする、請求項5に記載のソフト
    ウェア制御型キーボード装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1677510A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Progress display for image processing in image processing apparatus
JP2010533337A (ja) * 2007-07-10 2010-10-21 アノト アクティエボラーク 電子ペンによる入力への応答を作成するシステム、ソフトウェアモジュールおよび方法
CN106294220A (zh) * 2015-06-12 2017-01-04 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法及电子设备

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