JP2000321175A - エンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法 - Google Patents

エンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法

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JP2000321175A JP11134302A JP13430299A JP2000321175A JP 2000321175 A JP2000321175 A JP 2000321175A JP 11134302 A JP11134302 A JP 11134302A JP 13430299 A JP13430299 A JP 13430299A JP 2000321175 A JP2000321175 A JP 2000321175A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シミュレーション精度を向上できるエンジン
試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法
を提供する。 【解決手段】 スロットルバルブ操作速度の変化から、
スロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバル
ブ閉方向の平均値を演算し、スロットルバルブ開方向の
平均値をモード運転におけるスロットルバルブ開方向の
バルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエン
ジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを開方
向に操作してトルク曲線30を描画することを複数の相
異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲
線30に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作成
する。同様にして得られたトルク曲線31に基づきスロ
ットルバルブ閉方向のマップを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン試験装
置または車両試験装置に用いるマップの作成方法に関す
るものであり、更に詳しくは、スロットルバルブを全閉
から全開まで一定速で変化させたときのトルク曲線と、
スロットルバルブを全開から全閉まで一定速で変化させ
たときのトルク曲線をデータとし、このデータから試験
対象エンジン制御における目標値のスロットル(アクセ
ル)開度を決定するための学習マップ、または、試験車
両制御における目標値のスロットル(アクセル)開度を
決定するための学習マップを求めるようにした新規な作
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の台上車両シミュレーションシステ
ムは、試験対象エンジン(以下、単にエンジンという)
を学習する機能を持っており、その学習データから学習
マップを作り、それをもとにエンジン制御を行う。
【0003】前記学習マップは、エンジンを任意の回転
数(例えば1500rpm)に一定に保ちながらスロッ
トルバルブを変化させ、そのときの出力トルクを記憶し
て得られる出力トルク曲線を学習データ60とし、これ
(図1参照)に基づき作成される。下記表1は従来法で
作成された学習マップである。
【0004】
【表1】
【0005】この学習マップにおいて、あるエンジン回
転数とあるスロットル開度に対して、一点の出力トルク
(以下、単にトルクという)が決まる。例えば、目標値
のエンジン回転数が1700rpmの場合、目標値のト
ルクNm として例えば30の値を希望する場合、表1の
学習マップを参照して329,464、435,563
の値から目標値のトルクNm を発生させるスロットル開
度の値を決定できる。
【0006】ところで、従来では、スロットルバルブを
全閉から全開まで変化させるだけでスロットル開度を制
御しており、しかも、このスロットル開度を階段状に例
えば5%毎に上昇させていた。そして、スロットル開度
を5%分上昇させるたびにトルクが安定するのを待ち、
安定したときのトルク値を記憶していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エンジンを一
定回転数に保持しているとき、同じスロットル開度で
も、スロットルバルブを開方向に操作する場合と、スロ
ットルバルブを閉方向に操作する場合では出力されるト
ルクが異なっている。一方、従来の学習データは、上述
したように、スロットルバルブを固定しトルクが安定し
たときのデータから得られるだけであるから、モード運
転の走行速度パターン中の速度変化に対応した学習マッ
プを得ることはできなかった。
【0008】例えば、図5から、モード運転の走行速度
パターンAに基づき作成されたシャシダイナモ上での実
車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データ
50と、従来法によりシミュレートされたデータ51が
複雑に交錯しているいることが分かる。なお、図5にお
いて、前記パターンAは、定速直線a,c,f,h,
k,n,o、加速直線b,e,g,j、減速直線d,
i,l,mで構成されるモード運転の走行速度パターン
Aで構成される。
【0009】すなわち、図5から、以下のことが分か
る。 (1)例えば加速直線eに対応する両データ50,51
は一致していない。すなわち、学習マップを参照して操
作されたスロットル開度に対する出力トルクと、加速す
るために必要なトルクとが一致していないため、前半で
はデータ51がデータ50から上へずれており、それに
よって引き起こされた車速のずれを修正するために後半
ではデータ51がデータ50から下へずれている。 (2)そして、前記加速直線eの場合のデータ50,5
1の上下関係と、減速直線iの場合のデータ51,50
の上下関係は逆になっている。 (3)同様のことが、加速直線bや減速直線lでも発生
している。
【0010】このようにシミュレーション精度が悪いか
ら、モード運転の走行速度パターンAに対し、エンジン
を精度よく運転するのは難しい。
【0011】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、シミュレーション精度を向上で
きるエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマッ
プの作成方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、スロットルバルブ操作速度の変化か
ら、スロットルバルブ操作速度の平均値を演算する工程
と、演算により得られたスロットルバルブ操作速度の平
均値をモード運転におけるスロットルバルブ操作に対応
する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定
にした状態でスロットルバルブを操作してトルク曲線を
描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて
行い、得られたトルク曲線に基づきスロットル開度を決
定するためのマップを作成する工程とを含むことを特徴
としている。
【0013】また、この発明は別の観点から、スロット
ルバルブ操作速度の変化から、スロットルバルブ開方向
の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値を演算
する工程と、演算により得られたスロットルバルブ開方
向の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ開方
向のバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にて
エンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを
開方向に操作してトルク曲線を描画することを複数の相
異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲
線に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作成する
工程と、同じく前記演算により得られたスロットルバル
ブ閉方向の平均値を前記モード運転におけるスロットル
バルブ閉方向のバルブ操作に対応する代表値とし、この
代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロット
ルバルブを閉方向に操作してトルク曲線を描画すること
を複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られ
たトルク曲線に基づきスロットルバルブ閉方向のマップ
を作成する工程とを含むことを特徴とするエンジン試験
装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法を提
供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、この発明の学習マップ作成に用い
られる学習データと従来の学習マップ作成に用いられる
学習データを示し、図2は、台上車両シミュレーション
システムを構成するエンジン試験装置1を示す。また、
図3は、図5で採用したモード運転の走行速度パターン
Aとは異なるモード運転の走行速度パターンBに基づき
シャシダイナモ上の実車走行から求めたスロットルバル
ブ操作速度の変化を示す。そして、図4は、シャシダイ
ナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示
す実車データ50とこの発明によりシミュレートされた
データ40の関係を示す。
【0016】図2において、試験対象エンジン(以下、
単にエンジンという)2の出力軸2aとダイナモメータ
3の駆動軸3aはクラッチ8を介して分離自在に接続さ
れている。ダイナモコントローラ4はダイナモメータ3
を制御する。スロットルアクチュエータ5はエンジン2
のスロットル開度を制御する。コンピュータ6はインタ
ーフェース7を介してダイナモコントローラ4およびス
ロットルアクチュエータ5を制御する。
【0017】なお、9および10は、それぞれ、トルク
計測器およびトルクアンプである。11はクラッチアク
チュエータである。
【0018】而して、学習マップを作成するための第1
段階として、シャシダイナモ上の実車走行から、アクセ
ルペダルと連動して開閉するスロットルバルブの操作速
度の変化を、モード運転の走行速度パターンA中の速度
変化に合わせて求める。
【0019】なお、便宜上、スロットルバルブ操作速度
の変化を求め、続いて、この変化からスロットルバルブ
開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値
を演算する方法を、図4、図5に示したモード運転の走
行速度パターンAからではなく、図3に示したような簡
略化したモード運転の走行速度パターンBから求める場
合について説明する。走行速度パターンAを採用した場
合でも、同様の方法で平均値を求めることができるから
である。
【0020】図3において、前記走行速度パターンB
を、定速(定常)直線20のアイドリング部Qから直線
的に変化する加速(過渡)直線21の過渡部Wを経て再
び定速直線22の定速部Eに至り、更に、定速部Eから
直線的に変化する減速(過渡)直線23の過渡部Rに至
るような目標値に設定してある。
【0021】そして、シャシダイナモ上の実車走行に
て、前記走行速度パターンB中の速度変化に合わせてス
ロットルバルブ操作速度の変化を得る。23は、得られ
たスロットルバルブ操作速度の変化データを示す。
【0022】続いて、前記変化データ23から、スロッ
トルバルブ開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方
向の平均値を演算する。
【0023】スロットルバルブ開方向の平均値Sは、横
軸Xより上側(Y>0)のデータF 1 …Fn の総和をそ
のデータ数(n)で割った算術平均値である。
【0024】また、スロットルバルブ閉方向の平均値G
は、横軸Xより下側(Y<0)のデータP1 …Pm の総
和をそのデータ数(m)で割った算術平均値である。
【0025】そして、前記代表値Sにてエンジン回転数
を一定にした状態(例えば1500rpm)でスロット
ルバルブを開方向に操作(スロットル開度を0→100
%と連続的に変化させる)してトルク曲線を求める。す
なわち、スロットルバルブを全閉から全開まで代表値S
で示される一定速で変化させて図1に示すトルク曲線3
0を得る。
【0026】更に、前記1500rpmとは異なる複数
の相異なるエンジン回転数を用いて同様の方法でトルク
曲線(図示せず)を得る。例えば、2000rpmに保
持しながら前記代表値Sにてスロットルバルブを開方向
に操作(スロットル開度を0→100%と連続的に変化
させる)してトルク曲線を求める。そして、得られたト
ルク曲線に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作
成する。下記表2は作成された学習マップである。
【0027】
【表2】
【0028】一方、前記代表値Gにてエンジン回転数を
一定にした状態(例えば1500rpm)でスロットル
バルブを閉方向に操作してトルク曲線を求める。すなわ
ち、スロットルバルブを全開から全閉まで代表値Gで示
される一定速で変化させて、つまり、スロットル開度を
100→0%と連続的に変化させて、図1に示すトルク
曲線31を得る。この場合も、前記1500rpmとは
異なる複数の相異なるエンジン回転数を用いて同様の方
法でトルク曲線(図示せず)を得る。
【0029】そして、得られたトルク曲線に基づきスロ
ットルバルブ閉方向のマップを作成する。下記表3は作
成された学習マップである。
【0030】
【表3】
【0031】このように、前記走行速度パターンBを走
行中にスロットルバルブ開方向時には、スロットルバル
ブ開方向の学習マップを、スロットルバルブ閉方向時に
は、スロットルバルブ閉方向の学習マップを使用してス
ロットル開度出力してエンジン2を制御することから、
従来生じていたスロットル開度のずれを緩和でき、高い
シミュレーション精度が得られる。
【0032】この方法を、図4に示す走行速度パターン
Aに適用すると、図4から、以下のことが分かる。な
お、図4において、図5に示した符号と同一のものは、
同一または相当物であり、50は、モード運転の走行速
度パターンAに基づき作成されたシャシダイナモ上での
実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車デー
タ、40はこの発明によりシミュレートされたデータで
ある。図4から、両者が殆ど一致しているいることが分
かる。
【0033】すなわち、 (1)例えば加速直線eに対応する両データ50,40
は一致している。これは、過渡部Hでエンジン状態の再
現性が向上したことを示す。 (2)同様に、例えば減速直線iに対応する両データ4
0,50も一致していいる。 (3)同様のことが、加速直線bや減速直線lでも発生
している。
【0034】そして、これらの学習マップから、エンジ
ン制御における精度の良い目標値のスロットル(アクセ
ル)開度を決定できる。例えば、目標値のエンジン回転
数が1700rpmの場合、目標値のトルクNm として
例えば30の値を希望する場合、スロットルバルブを開
方向に操作する場合では、下記表2の学習マップを参照
して329,464、435,563の値から目標値の
トルクNm を発生させるスロットル(アクセル)開度の
値を決定できる。一方、目標値のエンジン回転数が17
00rpmの場合で、目標値のトルクNm として例えば
30の値を希望する場合でも、スロットルバルブを閉方
向に操作する場合では、下記表2の学習マップではな
く、下記表3の学習マップを参照して319,454、
425,553という開方向に操作する場合とは異なる
値から目標値のトルクNm を発生させるスロットル(ア
クセル)開度の値を決定できる。
【0035】以上、上記各実施形態では、エンジン試験
装置1に用いる学習マップの作成方法について述べた
が、この発明は、シャーシダイナモメータを用いた車両
試験装置にも適用できる。
【0036】図6に、車両試験装置の一例を示す。図6
において、71は供試車両72の駆動車輪72aが載置
される回転ローラ、73はシャフト74を介して回転ロ
ーラ71に連動連結されたシャーシダイナモメータであ
る。このシャーシダイナモメータ73は、エンジン試験
装置1のダイナモメータ3に対応する。75はシャフト
74に設けられたフライホイール、76はシャフト74
に設けられた速度センサある。この速度センサ76は、
エンジン試験装置1を示す図2における回転計測値を出
力するセンサ(図示せず)に対応する。このセンサは、
エンジン試験装置1では図2のエンジン2に設けられて
いる。77はシャーシダイナモメータ73に設けられた
トルクセンサで、エンジン試験装置1のトルク計測器9
に対応する。78は速度センサ76から与えられる実走
行速度信号vに対応する目標走行抵抗信号Tを生成する
走行抵抗発生器である。また、79は、トルクセンサ7
7から与えられる実走行抵抗信号tと走行抵抗発生器7
8から与えられる目標走行抵抗信号Tとの差信号に基づ
いて、駆動車輪72aに対して実走行速度に対応する走
行抵抗(目標走行抵抗)与えるように、シャーシダイナ
モメータ73を駆動制御するシャーシダイナモコントロ
ーラである。このシャーシダイナモコントローラ79
は、エンジン試験装置1のダイナモコントローラ4に対
応する。そして、Xがドライバーズエイドディスプレイ
装置であって、設定目標運転パターンV 0 (図4、図5
における走行速度パターンAや図3における走行速度パ
ターンBに対応する)が表示されるとともに、実際の時
々刻々の運転状態を示すデータ位置Vの変化(速度セン
サ76から与えられる時々刻々の実走行速度信号v)が
運転者が視覚確認可能なようにに表示されるように構成
されている。
【0037】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、スロットルバ
ルブ操作速度の変化から、スロットルバルブ操作速度の
平均値を演算し、演算により得られたスロットルバルブ
操作速度の平均値をモード運転におけるスロットルバル
ブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン
回転数を一定にした状態でスロットルバルブを操作して
トルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回
転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロッ
トル開度を決定するためのマップを作成するので、スロ
ットルバルブ操作速度に対応したスロットルバルブ開度
にエンジンを制御でき、高いシミュレーション精度が得
られる。
【0038】特に、スロットルバルブの操作速度の代表
値にて、スロットルバルブを操作し、学習マップ作成用
のデータを、スロットルバルブを全閉から全開まで代表
値(一定速)で変化させたときのトルク曲線と、スロッ
トルバルブを全開から全閉まで代表値(一定速)で変化
させたときのトルク曲線を記憶することにより作成する
ので、スロットルバルブ開・閉方向それぞれに対応した
スロットルバルブ開度にエンジンを制御でき、高いシミ
ュレーション精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態において、この発明の学
習マップ作成に用いられる学習データと従来の学習マッ
プ作成に用いられる学習データを示す図である。
【図2】上記実施形態で用いるエンジン試験装置を示す
構成説明図である。
【図3】上記実施形態において、モード運転の走行速度
パターンに基づきシャシダイナモ上の実車走行から求め
たスロットルバルブ操作速度の変化を示す図である。
【図4】シャシダイナモ上での実車走行におけるスロッ
トル開度の変化を示す実車データとこの発明によりシミ
ュレートされたデータの関係を示す図である。
【図5】シャシダイナモ上での実車走行におけるスロッ
トル開度の変化を示す実車データと従来法によりシミュ
レートされたデータの関係を示す図である。
【図6】この発明を適用できる車両試験装置の一例を示
す構成説明図である。
【符号の説明】
2…エンジン、2a…出力軸、3…ダイナモメータ、4
…ダイナモコントローラ、5…スロットルアクチュエー
タ、6…コンピュータ、23…スロットルバルブ操作速
度の変化データ、30…スロットルバルブを全閉から全
開まで代表値で示される一定速で変化させて得たトルク
曲線、31…スロットルバルブを全開から全閉まで代表
値で示される一定速で変化させて得たトルク曲線、40
シミュレートされたデータ、S…スロットルバルブ開方
向の平均値(代表値)、G…スロットルバルブ閉方向の
平均値(代表値)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 恭広 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 Fターム(参考) 2G087 AA01 AA16 CC01 CC06 DD01 EE22 3G084 BA03 BA05 CA00 DA04 EA05 EA07 EB08 EB20 EB25 FA05 FA10 FA32 FA33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブ操作速度の変化から、
    スロットルバルブ操作速度の平均値を演算する工程と、
    演算により得られたスロットルバルブ操作速度の平均値
    をモード運転におけるスロットルバルブ操作に対応する
    代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にし
    た状態でスロットルバルブを操作してトルク曲線を描画
    することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行
    い、得られたトルク曲線に基づきスロットル開度を決定
    するためのマップを作成する工程とを含むことを特徴と
    するエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマッ
    プの作成方法。
  2. 【請求項2】 スロットルバルブ操作速度の変化から、
    スロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバル
    ブ閉方向の平均値を演算する工程と、演算により得られ
    たスロットルバルブ開方向の平均値をモード運転におけ
    るスロットルバルブ開方向のバルブ操作に対応する代表
    値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状
    態でスロットルバルブを開方向に操作してトルク曲線を
    描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて
    行い、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ開
    方向のマップを作成する工程と、同じく前記演算により
    得られたスロットルバルブ閉方向の平均値を前記モード
    運転におけるスロットルバルブ閉方向のバルブ操作に対
    応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一
    定にした状態でスロットルバルブを閉方向に操作してト
    ルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転
    数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロット
    ルバルブ閉方向のマップを作成する工程とを含むことを
    特徴とするエンジン試験装置または車両試験装置に用い
    るマップの作成方法。
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