JP3645743B2 - エンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法 - Google Patents

エンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法に関するものであり、更に詳しくは、スロットルバルブを全閉から全開まで一定速で変化させたときのトルク曲線と、スロットルバルブを全開から全閉まで一定速で変化させたときのトルク曲線をデータとし、このデータから試験対象エンジン制御における目標値のスロットル(アクセル)開度を決定するための学習マップ、または、試験車両制御における目標値のスロットル(アクセル)開度を決定するための学習マップを求めるようにした新規な作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の台上車両シミュレーションシステムは、試験対象エンジン(以下、単にエンジンという)を学習する機能を持っており、その学習データから学習マップを作り、それをもとにエンジン制御を行う。
【0003】
前記学習マップは、エンジンを任意の回転数(例えば1500rpm)に一定に保ちながらスロットルバルブを変化させ、そのときの出力トルクを記憶して得られる出力トルク曲線を学習データ60とし、これ(図1参照)に基づき作成される。下記表1は従来法で作成された学習マップである。
【0004】
【表1】
Figure 0003645743
【0005】
この学習マップにおいて、あるエンジン回転数とあるスロットル開度に対して、一点の出力トルク(以下、単にトルクという)が決まる。例えば、目標値のエンジン回転数が1700rpmの場合、目標値のトルクNm として例えば30の値を希望する場合、表1の学習マップを参照して329,464、435,563の値から目標値のトルクNm を発生させるスロットル開度の値を決定できる。
【0006】
ところで、従来では、スロットルバルブを全閉から全開まで変化させるだけでスロットル開度を制御しており、しかも、このスロットル開度を階段状に例えば5%毎に上昇させていた。そして、スロットル開度を5%分上昇させるたびにトルクが安定するのを待ち、安定したときのトルク値を記憶していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、エンジンを一定回転数に保持しているとき、同じスロットル開度でも、スロットルバルブを開方向に操作する場合と、スロットルバルブを閉方向に操作する場合では出力されるトルクが異なっている。一方、従来の学習データは、上述したように、スロットルバルブを固定しトルクが安定したときのデータから得られるだけであるから、モード運転の走行速度パターン中の速度変化に対応した学習マップを得ることはできなかった。
【0008】
例えば、図5から、モード運転の走行速度パターンAに基づき作成されたシャシダイナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データ50と、従来法によりシミュレートされたデータ51が複雑に交錯しているいることが分かる。なお、図5において、前記パターンAは、定速直線a,c,f,h,k,n,o、加速直線b,e,g,j、減速直線d,i,l,mで構成されるモード運転の走行速度パターンAで構成される。
【0009】
すなわち、図5から、以下のことが分かる。
(1)例えば加速直線eに対応する両データ50,51は一致していない。すなわち、学習マップを参照して操作されたスロットル開度に対する出力トルクと、加速するために必要なトルクとが一致していないため、前半ではデータ51がデータ50から上へずれており、それによって引き起こされた車速のずれを修正するために後半ではデータ51がデータ50から下へずれている。
(2)そして、前記加速直線eの場合のデータ50,51の上下関係と、減速直線iの場合のデータ51,50の上下関係は逆になっている。
(3)同様のことが、加速直線bや減速直線lでも発生している。
【0010】
このようにシミュレーション精度が悪いから、モード運転の走行速度パターンAに対し、エンジンを精度よく運転するのは難しい。
【0011】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、シミュレーション精度を向上できるエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、スロットルバルブ操作速度(%/秒)の変化データから、スロットルバルブ操作速度(%/秒)の平均値を演算する工程と、演算により得られたスロットルバルブ操作速度(%/秒)の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットル開度(%)を決定するためのマップを作成する工程とを含むことを特徴としている。
【0013】
また、この発明は別の観点から、スロットルバルブ操作速度(%/秒)の変化データから、スロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値を演算する工程と、演算により得られたスロットルバルブ開方向の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ開方向のバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを開方向に操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作成する工程と、同じく前記演算により得られたスロットルバルブ閉方向の平均値を前記モード運転におけるスロットルバルブ閉方向のバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを閉方向に操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ閉方向のマップを作成する工程とを含むことを特徴とするエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は、この発明の学習マップ作成に用いられる学習データと従来の学習マップ作成に用いられる学習データを示し、図2は、台上車両シミュレーションシステムを構成するエンジン試験装置1を示す。また、図3は、図5で採用したモード運転の走行速度パターンAとは異なるモード運転の走行速度パターンBに基づきシャシダイナモ上の実車走行から求めたスロットルバルブ操作速度の変化を示す。そして、図4は、シャシダイナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データ50とこの発明によりシミュレートされたデータ40の関係を示す。
【0016】
図2において、試験対象エンジン(以下、単にエンジンという)2の出力軸2aとダイナモメータ3の駆動軸3aはクラッチ8を介して分離自在に接続されている。ダイナモコントローラ4はダイナモメータ3を制御する。スロットルアクチュエータ5はエンジン2のスロットル開度を制御する。コンピュータ6はインターフェース7を介してダイナモコントローラ4およびスロットルアクチュエータ5を制御する。
【0017】
なお、9および10は、それぞれ、トルク計測器およびトルクアンプである。11はクラッチアクチュエータである。
【0018】
而して、学習マップを作成するための第1段階として、シャシダイナモ上の実車走行から、アクセルペダルと連動して開閉するスロットルバルブの操作速度の変化を、モード運転の走行速度パターンA中の速度変化に合わせて求める。
【0019】
なお、便宜上、スロットルバルブ操作速度の変化を求め、続いて、この変化からスロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値を演算する方法を、図4、図5に示したモード運転の走行速度パターンAからではなく、図3に示したような簡略化したモード運転の走行速度パターンBから求める場合について説明する。走行速度パターンAを採用した場合でも、同様の方法で平均値を求めることができるからである。
【0020】
図3において、前記走行速度パターンBを、定速(定常)直線20のアイドリング部Qから直線的に変化する加速(過渡)直線21の過渡部Wを経て再び定速直線22の定速部Eに至り、更に、定速部Eから直線的に変化する減速(過渡)直線23の過渡部Rに至るような目標値に設定してある。
【0021】
そして、シャシダイナモ上の実車走行にて、前記走行速度パターンB中の速度変化に合わせてスロットルバルブ操作速度の変化を得る。 1 …F n 、P 1 …P m は、得られたスロットルバルブ操作速度の変化データを示す。
【0022】
続いて、前記変化データ 1 …F n 、P 1 …P m から、スロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値を演算する。
【0023】
スロットルバルブ開方向の平均値Sは、横軸Xより上側(Y>0)のデータF1 …Fn の総和をそのデータ数(n)で割った算術平均値である。
【0024】
また、スロットルバルブ閉方向の平均値Gは、横軸Xより下側(Y<0)のデータP1 …Pm の総和をそのデータ数(m)で割った算術平均値である。
【0025】
そして、前記代表値Sにてエンジン回転数を一定にした状態(例えば1500rpm)でスロットルバルブを開方向に操作(スロットル開度を0→100%と連続的に変化させる)してトルク曲線を求める。すなわち、スロットルバルブを全閉から全開まで代表値Sで示される一定速で変化させて図1に示すトルク曲線30を得る。
【0026】
更に、前記1500rpmとは異なる複数の相異なるエンジン回転数を用いて同様の方法でトルク曲線(図示せず)を得る。例えば、2000rpmに保持しながら前記代表値Sにてスロットルバルブを開方向に操作(スロットル開度を0→100%と連続的に変化させる)してトルク曲線を求める。そして、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作成する。下記表2は作成された学習マップである。
【0027】
【表2】
Figure 0003645743
【0028】
一方、前記代表値Gにてエンジン回転数を一定にした状態(例えば1500rpm)でスロットルバルブを閉方向に操作してトルク曲線を求める。すなわち、スロットルバルブを全開から全閉まで代表値Gで示される一定速で変化させて、つまり、スロットル開度を100→0%と連続的に変化させて、図1に示すトルク曲線31を得る。この場合も、前記1500rpmとは異なる複数の相異なるエンジン回転数を用いて同様の方法でトルク曲線(図示せず)を得る。
【0029】
そして、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ閉方向のマップを作成する。下記表3は作成された学習マップである。
【0030】
【表3】
Figure 0003645743
【0031】
このように、前記走行速度パターンBを走行中にスロットルバルブ開方向時には、スロットルバルブ開方向の学習マップを、スロットルバルブ閉方向時には、スロットルバルブ閉方向の学習マップを使用してスロットル開度出力してエンジン2を制御することから、従来生じていたスロットル開度のずれを緩和でき、高いシミュレーション精度が得られる。
【0032】
この方法を、図4に示す走行速度パターンAに適用すると、図4から、以下のことが分かる。なお、図4において、図5に示した符号と同一のものは、同一または相当物であり、50は、モード運転の走行速度パターンAに基づき作成されたシャシダイナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データ、40はこの発明によりシミュレートされたデータである。図4から、両者が殆ど一致していることが分かる。
【0033】
すなわち、
(1)例えば加速直線eに対応する両データ50,40は一致している。これは、過渡部Hでエンジン状態の再現性が向上したことを示す。
(2)同様に、例えば減速直線iに対応する両データ40,50も一致していいる。
(3)同様のことが、加速直線bや減速直線lでも発生している。
【0034】
そして、これらの学習マップから、エンジン制御における精度の良い目標値のスロットル(アクセル)開度を決定できる。例えば、目標値のエンジン回転数が1700rpmの場合、目標値のトルクNm として例えば30の値を希望する場合、スロットルバルブを開方向に操作する場合では、下記表2の学習マップを参照して329,464、435,563の値から目標値のトルクNm を発生させるスロットル(アクセル)開度の値を決定できる。一方、目標値のエンジン回転数が1700rpmの場合で、目標値のトルクNm として例えば30の値を希望する場合でも、スロットルバルブを閉方向に操作する場合では、下記表2の学習マップではなく、下記表3の学習マップを参照して319,454、425,553という開方向に操作する場合とは異なる値から目標値のトルクNm を発生させるスロットル(アクセル)開度の値を決定できる。
【0035】
以上、上記各実施形態では、エンジン試験装置1に用いる学習マップの作成方法について述べたが、この発明は、シャーシダイナモメータを用いた車両試験装置にも適用できる。
【0036】
図6に、車両試験装置の一例を示す。図6において、71は供試車両72の駆動車輪72aが載置される回転ローラ、73はシャフト74を介して回転ローラ71に連動連結されたシャーシダイナモメータである。このシャーシダイナモメータ73は、エンジン試験装置1のダイナモメータ3に対応する。75はシャフト74に設けられたフライホイール、76はシャフト74に設けられた速度センサある。この速度センサ76は、エンジン試験装置1を示す図2における回転計測値を出力するセンサ(図示せず)に対応する。このセンサは、エンジン試験装置1では図2のエンジン2に設けられている。77はシャーシダイナモメータ73に設けられたトルクセンサで、エンジン試験装置1のトルク計測器9に対応する。78は速度センサ76から与えられる実走行速度信号vに対応する目標走行抵抗信号Tを生成する走行抵抗発生器である。また、79は、トルクセンサ77から与えられる実走行抵抗信号tと走行抵抗発生器78から与えられる目標走行抵抗信号Tとの差信号に基づいて、駆動車輪72aに対して実走行速度に対応する走行抵抗(目標走行抵抗)与えるように、シャーシダイナモメータ73を駆動制御するシャーシダイナモコントローラである。このシャーシダイナモコントローラ79は、エンジン試験装置1のダイナモコントローラ4に対応する。そして、Xがドライバーズエイドディスプレイ装置であって、設定目標運転パターンV0 (図4、図5における走行速度パターンAや図3における走行速度パターンBに対応する)が表示されるとともに、実際の時々刻々の運転状態を示すデータ位置Vの変化(速度センサ76から与えられる時々刻々の実走行速度信号v)が運転者が視覚確認可能なようにに表示されるように構成されている。
【0037】
【発明の効果】
以上のようにこの発明は、スロットルバルブ操作速度の変化から、スロットルバルブ操作速度の平均値を演算し、演算により得られたスロットルバルブ操作速度の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットル開度を決定するためのマップを作成するので、スロットルバルブ操作速度に対応したスロットルバルブ開度にエンジンを制御でき、高いシミュレーション精度が得られる。
【0038】
特に、スロットルバルブの操作速度の代表値にて、スロットルバルブを操作し、学習マップ作成用のデータを、スロットルバルブを全閉から全開まで代表値(一定速)で変化させたときのトルク曲線と、スロットルバルブを全開から全閉まで代表値(一定速)で変化させたときのトルク曲線を記憶することにより作成するので、スロットルバルブ開・閉方向それぞれに対応したスロットルバルブ開度にエンジンを制御でき、高いシミュレーション精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態において、この発明の学習マップ作成に用いられる学習データと従来の学習マップ作成に用いられる学習データを示す図である。
【図2】 上記実施形態で用いるエンジン試験装置を示す構成説明図である。
【図3】 上記実施形態において、モード運転の走行速度パターンに基づきシャシダイナモ上の実車走行から求めたスロットルバルブ操作速度の変化を示す図である。
【図4】 シャシダイナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データとこの発明によりシミュレートされたデータの関係を示す図である。
【図5】 シャシダイナモ上での実車走行におけるスロットル開度の変化を示す実車データと従来法によりシミュレートされたデータの関係を示す図である。
【図6】 この発明を適用できる車両試験装置の一例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
2…エンジン、2a…出力軸、3…ダイナモメータ、4…ダイナモコントローラ、5…スロットルアクチュエータ、6…コンピュータ、 1 …F n 、P 1 …P m …スロットルバルブ操作速度(%/秒)の変化データ、30…スロットルバルブを全閉から全開まで代表値で示される一定速で変化させて得たトルク曲線、31…スロットルバルブを全開から全閉まで代表値で示される一定速で変化させて得たトルク曲線、40シミュレートされたデータ、S…スロットルバルブ開方向の平均値(代表値)、G…スロットルバルブ閉方向の平均値(代表値)。

Claims (2)

  1. スロットルバルブ操作速度(%/秒)の変化データから、スロットルバルブ操作速度(%/秒)の平均値を演算する工程と、演算により得られたスロットルバルブ操作速度(%/秒)の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットル開度(%)を決定するためのマップを作成する工程とを含むことを特徴とするエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法。
  2. スロットルバルブ操作速度(%/秒)の変化データから、スロットルバルブ開方向の平均値およびスロットルバルブ閉方向の平均値を演算する工程と、演算により得られたスロットルバルブ開方向の平均値をモード運転におけるスロットルバルブ開方向のバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを開方向に操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ開方向のマップを作成する工程と、同じく前記演算により得られたスロットルバルブ閉方向の平均値を前記モード運転におけるスロットルバルブ閉方向のバルブ操作に対応する代表値とし、この代表値にてエンジン回転数を一定にした状態でスロットルバルブを閉方向に操作してトルク曲線を描画することを複数の相異なるエンジン回転数を用いて行い、得られたトルク曲線に基づきスロットルバルブ閉方向のマップを作成する工程とを含むことを特徴とするエンジン試験装置または車両試験装置に用いるマップの作成方法。
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