JP2000320538A - 回転体およびその製造方法並びに製造装置 - Google Patents

回転体およびその製造方法並びに製造装置

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JP2000320538A JP11130756A JP13075699A JP2000320538A JP 2000320538 A JP2000320538 A JP 2000320538A JP 11130756 A JP11130756 A JP 11130756A JP 13075699 A JP13075699 A JP 13075699A JP 2000320538 A JP2000320538 A JP 2000320538A
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Nariyuki Takaoka
成幸 高岡
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    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/087Propellers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形時に回転バランス調整が可能なプロペラ
ファン等の回転体構造およびその製造方法、製造装置を
提供する。 【解決手段】 プロペラファン1等の回転体のハブ2部
分に成形時において重量調整可能な重量調整部8,8・
・・を設け、成形時に該重量調整部8,8・・・の重量
を任意に調整設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、回転体および回
転体の製造方法並びに製造装置の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばプロペラファンのような回転バラ
ンスが必要な回転体を樹脂成形により製造する場合、一
般に成形時の最終工程において、バランス調整が行われ
ている。
【0003】このバランス調整には、従来例として例え
ばバランスの取れる場所に金属製のクリップ等所定のウ
エイトを接着剤により付着させて取り付けるか、又は試
作調整作業によって予じめウエイト取付位置を明確に特
定できるような場合には成形金型の一部分を予じめ切削
加工によって必要なウエイト量に見合うように削って置
き、成形時に肉付けを行うなどの構成が採用されてい
る。後者の場合、成形後のウエイト取付作業が不要にな
るメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
構成の場合、後工程としてのバランス調整作業が必要で
あり(前者の場合)、またウエイト取付位置を特定する
ための試作調整作業に手間がかかる(後者の場合)、な
どの問題がある。
【0005】本願発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、成形型から成形品を取り出すの
に使用されているエジェクタピンを利用してウエイト調
整を行うことが可能な回転体および回転体の製造方法並
びに製造装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
【0007】(1) 請求項1の発明 この発明の回転体は、そのハブ2部分に、成形時におい
て軸方向の長さLを可変することにより重量調整できる
重量調整部8,8・・・が設けられていることを特徴と
している。
【0008】すなわち、この発明の回転体における回転
バランスの調整は、成形時において、上記重量調整部
8,8・・・の軸方向の長さLを基準長さに対して短か
くして重量を軽くしたり、逆に長くして重量を重くする
ことによって行われている。
【0009】したがって、このような構成の回転体によ
れば、同回転体の成形時において上記重量調整部8,8
・・・の軸方向長さを適切に設定して成形するのみの簡
単な方法と構造で、適正なバランス設定を実現すること
ができ、試作調整作業の効率化が図られるとともに後工
程でのバランス調整作業(錘りの取付け等)が不要にな
る。
【0010】(2) 請求項2の発明 この発明の回転体は、上記請求項1の発明の重量調整部
8,8・・・が、ボス部構造となっていることを特徴と
している。
【0011】したがって、該ボス部構造となった周辺よ
りも相対的に質量の大きな重量調整部8,8・・・の軸
方向の長さLを変えることにより、有効に回転バランス
の調整を行うことができる。
【0012】(3) 請求項3の発明 この発明の回転体は、上記請求項1又は2の発明の回転
体が、プロペラファン1であることを特徴としている。
【0013】したがって、該構成では、例えばプロペラ
ファン1のような高精度な回転バランスが必要な回転体
を成形する場合において、容易に良好なバランス調整が
行われる。
【0014】(4) 請求項4の発明 この発明の回転体の製造方法は、ハブ2部分に設けられ
た重量調整部8,8・・・の軸方向の長さLを成形時に
おいて所望の値に可変することにより、重量調整した上
で成形できるようにしたことを特徴としている。
【0015】すなわち、この発明の回転体の製造方法で
は、成形時に上記重量調整部8,8・・・の軸方向の長
さLを基準長さに対して短かくして重量を軽くしたり、
逆に長くして重量を重くすることができる。
【0016】したがって、このような構成の回転体の製
造方法によれば、同回転体の成形時において上記重量調
整部8,8・・・の軸方向長さを適切に設定して成形す
るのみの簡単な製造方法で、予じめ適正なバランス設定
を実現することができ、試作調整作業の効率化が図られ
るとともに後工程でのバランス調整作業(錘りの取付け
等)が不要になる。
【0017】(5) 請求項5の発明 この発明の回転体の製造装置は、離型時に使用されるエ
ジェクタピン16を、成形後ハブ2部分に設けられるボ
ス部構造の重量調整部8,8・・・に対応させて軸方向
移動可能に設け、該エジェクタピン16の軸方向位置を
所望の位置に調整設定することにより、成形される上記
ボス部構造の重量調整部8,8・・・の軸方向の長さL
を所望の長さに調整できるようにしたことを特徴として
いる。
【0018】したがって、この発明の回転体の製造装置
では、成形時において、上記エジェクタピン16の軸方
向位置を所望の位置に調整設定することにより、上記重
量調整部8,8・・・の軸方向の長さLを基準長さに対
して短かくして重量を軽くしたり、逆に長くして重量を
重くすることによって、容易に適正な回転バランスを設
定することができる。
【0019】その結果、試作調整作業の効率化が図られ
るとともに後工程でのバランス調整作業(錘りの取付け
等)が不要になる。
【0020】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の回転体およびそ
の製造方法並びに製造装置によれば、同回転体の成形時
において上記重量調整部8,8・・・の軸方向長さを適
切に設定して成形するのみの簡単な方法と構造で、予じ
め適正なバランス設定を実現することができ、試作調整
作業の効率化が図られるとともに後工程でのバランス調
整作業(錘りの取付け等)が不要になる。
【0021】また、従来のように成形型を切削加工する
と、逆の場合の復元が不可能であるが、本願発明の場合
には容易に復元が可能となり、微調整を行ない易いメリ
ットがある。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、本願発明の実施の
形態に係る回転体の構造およびその製造方法を実施する
製造装置の構成を示している。
【0023】この実施の形態では、例えば回転体の一例
として従来例の場合と同じプロペラファンが採用されて
いる。
【0024】(プロペラファンの構造)先ず図1は、例
えば合成樹脂により一体成形されて本願発明の実施の形
態に係るプロペラファン1の構造を示している。
【0025】図中、符号2は同プロペラファン1の円筒
形のハブであり、該ハブ2の外周には複数枚(3枚)の
例えばエアフォイル構造の翼3a,3b,3cが送風方
向に所定の傾斜角を有して所定の翼間ピッチで設けられ
ている。
【0026】該翼3a,3b,3cは、それぞれその外
周側の翼弦長が大きく、かつ前縁が回転方向に前進した
前進翼形状となっている。
【0027】そして、該翼3a,3b,3cは、その後
縁部分において、鋸歯状部4a,4b,4cが形成され
ている。
【0028】一方、上記筒状のハブ2内中央部には、フ
ァンモータの駆動軸が嵌合される駆動軸嵌合孔5を有す
る駆動軸嵌合部6が設けられ、該駆動軸嵌合部6とハブ
2の筒壁部2aとは相互に等間隔で放射方向に延びる複
数枚の補強用のリブ(接続壁)7,7・・・によって相
互に連結一体化されている。
【0029】そして、これら複数枚のリブ7,7・・・
には、それらの共通する途中位置に置いて各々軸方向に
延びる所定直径の重量バランス調整用ボス部(離型時に
おけるエジェクタピン突き当て部としても機能する)
8,8・・・が設けられている。この重量バランス調整
用ボス部8,8・・・は、その軸方向の長さが成形時に
おいて任意に調整されるようになっており、それらの内
の何れか1つ、又は必要な場合にはそれらの内の複数の
ものの軸方向の長さが、回転バランスが適切になるよう
に可変調整されて成形されている。
【0030】すなわち、この重量バランス調整用ボス部
8,8・・・の長さ変更によるプロペラファン回転バラ
ンスの調整は、例えば図2の(A)〜(C)の各々に示
すように、上記重量バランス調整用ボス部8,8・・・
の長さLを基準となる長さL 1(図2の(A))に対し
て、それよりも短かくして重量を軽くしたり(図2の
(B)のL2を参照)、また上記基準長さL1よりも長く
して重量を重くしたり(図2の(C)のL3を参照)し
てリブ7,7・・・部分の重量を変えることによって行
われる。
【0031】したがって、このような構成のプロペラフ
ァン等の回転体の構造によれば、同回転体の成形時にお
いて上記リブ7,7・・・の重量バランス調整用ボス部
8,8・・・部分の軸方向長さを適切に設定して成形す
るのみの簡単な成形方法と成形構造で、成形過程におい
て適正なバランス設定を実現することができ、試作調整
作業の効率化が図られるとともに後工程でのバランス調
整作業(錘りの取付け等)が不要になる。
【0032】(プロペラファンの製造装置および製造方
法)ところで、上記のような重量バランス調整用ボス部
8,8・・・を備え、その軸方向の長さが回転バランス
が良くなるように適切に調整設定された合成樹脂製のプ
ロペラファン1は、例えば図3のようなプロペラファン
射出成形装置10によって一体に射出成形されて製造さ
れる。
【0033】この射出成形装置10は、コア入れ子11
を介して図示しない固定金型との間にワークとしてのプ
ロペラファン1を支持したコア本体12と、該コア本体
12を図示しない受け板を介して支持した第1,第2の
エジェクタプレート13,14と、該第1,第2のエジ
ェクタプレート13,14を支持したコア側取付板15
とからなるコア側可動金型20を有して構成されてい
る。そして、同コア側可動金型20の上記コア入れ子1
1、コア本体12、受け板、第1のエジェクタプレート
13上部には、それぞれエジェクタピン16の軸体部分
が遊嵌状態で貫挿されたエジェクタピン貫挿孔11a,
12a,17aが、それぞれ上記プロペラファン1のハ
ブ2のリブ7部分に設けられるバランス調整用ボス部8
に対応して同軸状態で形成されている。
【0034】また上記第1のエジェクタプレート13の
下部と第2のエジェクタプレート14、コア側取付板1
5には、それに対応して上記エジェクタピン16の大径
の固定ヘッド16b部分を貫挿するための上記エジェク
タピン貫挿孔11a,12a,17aよりも大径のヘッ
ド部貫挿孔17b,19,20がそれぞれ同軸状態で形
成されている。そして、上記第2のエジェクタプレート
14のヘッド部貫挿孔19は、螺状溝を有するネジ溝に
形成され、該ヘッド部貫挿孔19には、図示のように貫
挿されたエジェクタピン16の下部側ヘッド部16bを
下方側から高さ調整可能な状態で支持する、その外周面
に対応するネジ溝を有するキャップボルト18が螺合さ
れている。このキャップボルト18は、その下面側内部
には例えば六角レンチ等のレンチ先端が嵌合されるレン
チ穴18aを有しており、六角レンチ等のレンチで右又
は左方向に回転させることにより、その高さ位置を調整
することができるようになっている。そして、それによ
って上記エジェクタピン16の先端16aのコア入れ子
11部分における設定高さを調節し、成形されるリブ部
分7の重量バランス調整用ボス部8,8・・・の軸方向
長さを前述した図2の(A)〜(C)のように所望の長
さ可変することによって適正な回転バランスを実現した
プロペラファン1の射出成形を行う。
【0035】すなわち、上記のようなプロペラファンの
射出成形装置10を用いてプロペラファン1を製造する
ようにすると、その回転バランスの調整は、上記キャッ
プボルト18を回動操作して本来具備されているエジェ
クタピン16の先端16a位置を可変するだけで、例え
ば図2の(A)〜(C)の各々に示すように、上記重量
バランス調整用ボス部8,8・・・の長さLを基準長さ
1(図2の(a))に対して短かくして重量を軽くし
たり(図2の(b)のL2参照)、反対に長くして重量
を重くしたり(図2の(c)のL3参照)することによ
って、簡単に実現することができる。
【0036】したがって、このような構成のプロペラフ
ァン等回転体の製造方法および製造装置によれば、同プ
ロペラファン等回転体の成形時において上記ハブ2部分
に設けられているリブ7,7・・・の重量バランス調整
用ボス部8,8・・・の軸方向長さLを適切に設定して
成形するのみの簡単な製造方法と製造装置で、成形過程
において適正なバランス設定を実現することができ、試
作調整作業の効率化が図られるとともに後工程でのバラ
ンス調整作業(錘りの取付け等)が不要になる。また、
上記エジェクタピン16の軸方向位置の調整は、キャッ
プボルト18の回動操作のみで容易に実現できるので、
面倒な型バラシ、組付け等の必要もない。
【0037】これに対し、従来の射出成形装置は、例え
ば図6のように構成されており、エジェクタピン16の
軸方向位置の可変調整は行えない。従って、該従来の射
出成形装置では、重量バランス調整用ボス部8,8・・
・の軸方向長さLの変更は不可能である。
【0038】また、従来のように成形金型を切削加工し
た場合、逆の場合の復元が不可能であるが、上記本願発
明の構成の場合には、容易に復元が可能となり、微調整
を行ない易いメリットがある。
【0039】(変形例)次に図5は、上記図3のプロペ
ラファン射出成形装置10の変形例の構成を示してい
る。
【0040】上記のようにして射出成形されたプロペラ
ファン1は、成形終了後、固定金型を外して最終的にコ
ア側可動金型20を上昇させ、上記エジェクタピン16
を突き上げて離型するが、その場合、例えば図4に例示
するように、翼部3a〜3cの正圧面側が金型側に密着
していると、当該離型時に所定量ΔSの変形を生じる可
能性がある。
【0041】そこで、該問題に対する対策として、例え
ば必要に応じて図5に示すような第2のエジェクタピン
21(先端21a,ヘッド部21b)を追加する。
【0042】そして、該第2のエジェクタピン21の先
端21aを上記プロペラファン1の翼部3a,3b,3
cのハブ2側基部に対応させて設置し、2つのエジェク
タピン16,21でエジェクトすることにより、エジェ
クタピン1本当りの荷重負担量(座屈荷重量)を軽減す
るとともに図4のような変形を防止する。
【0043】この場合、第2のエジェクタピン21の先
端21aの翼部3a,3b,3cとの当接面は、翼部3
a,3b,3c側当接面の3次元形状に合わせた3次元
形状とすることにより、翼部側の座屈変形を防止するよ
うにする。
【0044】また、このようにすると、ハブ2部分と各
翼部3a,3b,3c部分を同時に効率良く離形するこ
とができるようになるので、成形工程のサイクルタイム
の短縮にも有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る回転体の一例であ
るプロペラファンの斜視図である。
【図2】同プロペラファンの重量バランスに応じた調整
例の要部の断面図である。
【図3】同プロペラファンの射出成形装置の断面図であ
る。
【図4】同プロペラファン離型時の現象例を示す要部の
断面図である。
【図5】本願発明の実施の形態の変形例に係るプロペラ
ファン射出成形装置の要部の断面図である。
【図6】従来のプロペラファン射出成形装置を使用して
上記本願発明の実施の形態に係るプロペラファンを射出
成形しようとする場合の問題点を説明するための断面図
である。
【符号の説明】
1はプロペラファン、2はハブ、3a〜3cは翼部、7
はリブ、8は重量バランス調整用ボス部、10は射出成
形装置、11はコア入れ子、12はコア本体、14は第
1のエジェクタプレート、15は第2のエジェクタプレ
ート、16はエジェクタピン、18はキャップボルト、
21は第2のエジェクタピンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29C 45/40 B29C 45/40 B29L 31:08 Fターム(参考) 3H033 AA02 AA11 BB02 BB08 CC01 DD12 DD25 DD26 EE10 EE12 EE19 3J103 AA02 AA27 EA02 FA15 FA30 GA02 GA52 4F202 AH04 CA11 CB01 CK17 CK52 CM03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(2)部分に、成形時において軸方
    向の長さ(L)を可変することにより重量調整できる重
    量調整部(8),(8)・・・が設けられていることを
    特徴とする回転体。
  2. 【請求項2】 重量調整部(8),(8)・・・は、ボ
    ス部構造となっていることを特徴とする請求項1記載の
    回転体。
  3. 【請求項3】 回転体が、プロペラファン(1)である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の回転体。
  4. 【請求項4】 ハブ(2)部分に設けられた重量調整部
    (8),(8)・・・の軸方向の長さ(L)を成形時に
    おいて可変することにより、重量調整できるようにした
    ことを特徴とする回転体の製造方法。
  5. 【請求項5】 離型時に使用されるエジェクタピン(1
    6)を、成形後ハブ(2)部分に設けられるボス部構造
    の重量調整部(8),(8)・・・に対応させて軸方向
    移動可能に設け、該エジェクタピン(16)の軸方向位
    置を所望の位置に調整設定することにより、成形される
    上記ボス部構造の重量調整部(8),(8)・・・の軸
    方向の長さ(L)を所望の長さに調整できるようにした
    ことを特徴とする回転体の製造装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289304A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Matsushita Electric Works Ltd コンセント
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CN102371660A (zh) * 2010-08-23 2012-03-14 昆山广兴电子有限公司 扇轮的成型脱模方法
JP7348158B2 (ja) 2020-11-30 2023-09-20 株式会社日立産機システム 射出成形金型

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