JP2000320489A - ツインファン - Google Patents
ツインファンInfo
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- JP2000320489A JP2000320489A JP11134932A JP13493299A JP2000320489A JP 2000320489 A JP2000320489 A JP 2000320489A JP 11134932 A JP11134932 A JP 11134932A JP 13493299 A JP13493299 A JP 13493299A JP 2000320489 A JP2000320489 A JP 2000320489A
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】制御ボックス内の温度上昇を抑制することによ
り、熱による電気機器の不具合の発生を防止すること。 【解決手段】電動ファン３は、非磁性体からなる仕切板
２に近接配置される駆動側永久磁石部９1 〜９5 を有す
る駆動側羽根車８を備える。従動ファン４は、従動側羽
根車１３と、この従動側羽根車１３に固着されるととも
に仕切板２に近接配置される従動側円板１４とを備え
る。円板１４は、磁性体部１５1 〜１５5 を有する非磁
性導電材料からなる。従動側羽根車１３は、駆動側羽根
車８の回転時に、円板１４の磁性体部１５1 〜１５5 が
駆動側永久磁石部９1 〜９5 から磁気吸引力を受けると
ともに、駆動側永久磁石部９1 〜９5 の移動に基づく電
磁誘導によって円板１４の非磁性導電体部１６に渦電流
が発生し、この渦電流が力を受けることにより、駆動側
羽根車８に追従して回転する。
り、熱による電気機器の不具合の発生を防止すること。 【解決手段】電動ファン３は、非磁性体からなる仕切板
２に近接配置される駆動側永久磁石部９1 〜９5 を有す
る駆動側羽根車８を備える。従動ファン４は、従動側羽
根車１３と、この従動側羽根車１３に固着されるととも
に仕切板２に近接配置される従動側円板１４とを備え
る。円板１４は、磁性体部１５1 〜１５5 を有する非磁
性導電材料からなる。従動側羽根車１３は、駆動側羽根
車８の回転時に、円板１４の磁性体部１５1 〜１５5 が
駆動側永久磁石部９1 〜９5 から磁気吸引力を受けると
ともに、駆動側永久磁石部９1 〜９5 の移動に基づく電
磁誘導によって円板１４の非磁性導電体部１６に渦電流
が発生し、この渦電流が力を受けることにより、駆動側
羽根車８に追従して回転する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御ボックスの冷
却装置等として好適なツインファンに関する。
却装置等として好適なツインファンに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、制御ボックス内に収容される電
気機器は、電源部、操作部、制御部などを構成する。な
お、電源部は、例えば、外部からの２００Ｖの交流電力
を１００Ｖの交流電圧に変圧するトランス（Ｔ）や、１
００Ｖの交流電圧を２４Ｖの直流電圧に降圧、整流する
ＡＣ／ＤＣコンバータや、電流路を開閉するブレーカ
（ＣＢ）、マグネットスイッチ、リレーなどからなる。
気機器は、電源部、操作部、制御部などを構成する。な
お、電源部は、例えば、外部からの２００Ｖの交流電力
を１００Ｖの交流電圧に変圧するトランス（Ｔ）や、１
００Ｖの交流電圧を２４Ｖの直流電圧に降圧、整流する
ＡＣ／ＤＣコンバータや、電流路を開閉するブレーカ
（ＣＢ）、マグネットスイッチ、リレーなどからなる。
【０００３】従来の制御ボックスは、大きな容積を有し
ており、電気機器は比較的小さな密度で収容されてい
た。このため、従来は、制御ボックス内部における熱対
策の必要性は殆ど無かった。
ており、電気機器は比較的小さな密度で収容されてい
た。このため、従来は、制御ボックス内部における熱対
策の必要性は殆ど無かった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
制御ボックス内の電気機器の占有容積率の大幅な向上の
要請があり、この要請に応じて、制御ボックスを小型化
するとともに部品、機器を比較的高密度で配置する必要
が生じるようになった。そして、電気機器の占有容積率
の向上を図ろうとすると、発熱部主に電源部で発生した
熱によって制御ボックス内の温度が上昇し、制御部など
半導体素子を構成要素としている他の電気機器が熱によ
って誤作動、動作不良、劣化等するおそれが強くなるた
め、高価な冷却機を備えることが必要とされていた。
制御ボックス内の電気機器の占有容積率の大幅な向上の
要請があり、この要請に応じて、制御ボックスを小型化
するとともに部品、機器を比較的高密度で配置する必要
が生じるようになった。そして、電気機器の占有容積率
の向上を図ろうとすると、発熱部主に電源部で発生した
熱によって制御ボックス内の温度が上昇し、制御部など
半導体素子を構成要素としている他の電気機器が熱によ
って誤作動、動作不良、劣化等するおそれが強くなるた
め、高価な冷却機を備えることが必要とされていた。
【０００５】本発明によるツインファンは、上記の点に
かんがみなされたものであり、制御ボックス内の温度上
昇を抑制することにより、熱による電気機器の不具合の
発生を防止することを主な目的としてなされたもので、
しかも、安価に構成できるものを提供するものである。
なお、本発明によるツインファンは、上記のような制御
ボックスのみに対象が限定されて適用されるものではな
い。
かんがみなされたものであり、制御ボックス内の温度上
昇を抑制することにより、熱による電気機器の不具合の
発生を防止することを主な目的としてなされたもので、
しかも、安価に構成できるものを提供するものである。
なお、本発明によるツインファンは、上記のような制御
ボックスのみに対象が限定されて適用されるものではな
い。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によるツインファ
ンは、非磁性非導電体からなる仕切板と、前記仕切板の
片面に取り付けられる電動ファンと、前記仕切板の他の
面に取り付けられる従動ファンとを備え、前記電動ファ
ンは、前記仕切板に近接配置される駆動側永久磁石部を
有する駆動側回転体を備えるとともに、前記従動ファン
は、従動側羽根車と、前記従動側羽根車に固着されると
ともに前記仕切板に近接配置される従動側円板とを備
え、前記従動側円板は、前記駆動側永久磁石部に対向配
置される磁性体部又は従動側永久磁石部を有する非磁性
導電体により構成され、前記従動ファンは、前記電動フ
ァンの回転時に、前記従動側円板の前記磁性体部又は前
記従動側永久磁石部が前記駆動側永久磁石部から磁気吸
引力を受けるとともに、前記駆動側永久磁石部の移動に
基づく電磁誘導によって前記従動側円板の非磁性導電体
部に渦電流が発生し、この渦電流が力を受けることによ
り、前記電動ファンに追従して回転することを特徴とす
る。
ンは、非磁性非導電体からなる仕切板と、前記仕切板の
片面に取り付けられる電動ファンと、前記仕切板の他の
面に取り付けられる従動ファンとを備え、前記電動ファ
ンは、前記仕切板に近接配置される駆動側永久磁石部を
有する駆動側回転体を備えるとともに、前記従動ファン
は、従動側羽根車と、前記従動側羽根車に固着されると
ともに前記仕切板に近接配置される従動側円板とを備
え、前記従動側円板は、前記駆動側永久磁石部に対向配
置される磁性体部又は従動側永久磁石部を有する非磁性
導電体により構成され、前記従動ファンは、前記電動フ
ァンの回転時に、前記従動側円板の前記磁性体部又は前
記従動側永久磁石部が前記駆動側永久磁石部から磁気吸
引力を受けるとともに、前記駆動側永久磁石部の移動に
基づく電磁誘導によって前記従動側円板の非磁性導電体
部に渦電流が発生し、この渦電流が力を受けることによ
り、前記電動ファンに追従して回転することを特徴とす
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
実施形態を説明する。
【０００８】図１は、一実施形態に係るツインファンの
断面図を示す。
断面図を示す。
【０００９】図１において、ツインファン１は、合成樹
脂材等非磁性非導電体からなる仕切板２と、電動ファン
３と、従動ファン４とを備える。
脂材等非磁性非導電体からなる仕切板２と、電動ファン
３と、従動ファン４とを備える。
【００１０】電動ファン３は、仕切板２の片面２ａに取
着される駆動側ブラケット５と、駆動側ブラケット５に
駆動側保持アーム６を介して固定されるモータ７例えば
交流モータと、モータ７の出力軸に固着される駆動側羽
根車（駆動側回転体）８とを備えて構成される。
着される駆動側ブラケット５と、駆動側ブラケット５に
駆動側保持アーム６を介して固定されるモータ７例えば
交流モータと、モータ７の出力軸に固着される駆動側羽
根車（駆動側回転体）８とを備えて構成される。
【００１１】駆動側羽根車８は、図２に示すように、各
羽根８1 〜８5 の一部に、駆動側永久磁石部９1 〜９5
が設けられている。各駆動側永久磁石部９1 〜９5 は、
仕切板２に近接して配置される。
羽根８1 〜８5 の一部に、駆動側永久磁石部９1 〜９5
が設けられている。各駆動側永久磁石部９1 〜９5 は、
仕切板２に近接して配置される。
【００１２】駆動側ブラケット５は、側面に通気口５ａ
を有している。
を有している。
【００１３】駆動側羽根車８は、モータ回転時に、仕切
板２と平行な方向から外部の空気を通気口５ａを介して
吸い込み、仕切板２に対し垂直方向に吹き出す動作、あ
るいは、このような動作とは反対に、仕切板２に対し垂
直方向から外部の空気を吸い込み、仕切板２と平行な方
向に通気口５ａを介して吹き出す動作を行うよう構成さ
れている。
板２と平行な方向から外部の空気を通気口５ａを介して
吸い込み、仕切板２に対し垂直方向に吹き出す動作、あ
るいは、このような動作とは反対に、仕切板２に対し垂
直方向から外部の空気を吸い込み、仕切板２と平行な方
向に通気口５ａを介して吹き出す動作を行うよう構成さ
れている。
【００１４】一方、従動ファン４は、仕切板２の片面２
ｂに取着される従動側ブラケット１０と、従動側ブラケ
ット１０に従動側保持アーム１１を介して固定される軸
受１２と、軸受１２に回転可能に保持される従動側羽根
車１３と、従動側羽根車１３に固着されるとともに仕切
板２に近接配置される従動側円板１４とを備える。
ｂに取着される従動側ブラケット１０と、従動側ブラケ
ット１０に従動側保持アーム１１を介して固定される軸
受１２と、軸受１２に回転可能に保持される従動側羽根
車１３と、従動側羽根車１３に固着されるとともに仕切
板２に近接配置される従動側円板１４とを備える。
【００１５】従動側円板１４は、図３に示すように、例
えば、母材として非磁性導電材料（例えばオーステナイ
ト系ステンレス）が使用され、かつ、非磁性導電材料に
局所的に機械的加工が施されて磁性化（マルテンサイト
変態）された磁性体部１５1〜１５5 を有する。また、
従動側円板１４は、Ａｌ板等の非磁性導電体に局所的に
磁性メッキ例えばＮｉメッキを施して磁性体部１５1 〜
１５5 を設けるよう構成してもよく、また、Ａｌ板等の
非磁性導電体に磁性メッキ例えばＮｉメッキを全体に施
してもよい。さらに、非磁性導電体の円板に局所的に従
動側永久磁石部１５1 〜１５5 を設けたものであっても
よい。なお、磁性体部又は従動側永久磁石部１５1 〜１
５5 は、駆動側永久磁石部９1 〜９5 に対向配置され
る。
えば、母材として非磁性導電材料（例えばオーステナイ
ト系ステンレス）が使用され、かつ、非磁性導電材料に
局所的に機械的加工が施されて磁性化（マルテンサイト
変態）された磁性体部１５1〜１５5 を有する。また、
従動側円板１４は、Ａｌ板等の非磁性導電体に局所的に
磁性メッキ例えばＮｉメッキを施して磁性体部１５1 〜
１５5 を設けるよう構成してもよく、また、Ａｌ板等の
非磁性導電体に磁性メッキ例えばＮｉメッキを全体に施
してもよい。さらに、非磁性導電体の円板に局所的に従
動側永久磁石部１５1 〜１５5 を設けたものであっても
よい。なお、磁性体部又は従動側永久磁石部１５1 〜１
５5 は、駆動側永久磁石部９1 〜９5 に対向配置され
る。
【００１６】従動側ブラケット１０は、側面に通気口１
０ａを有している。
０ａを有している。
【００１７】従動側羽根車１３は、駆動側羽根車８の回
転時に、従動側円板１４の磁性体部又は従動側永久磁石
部１５1 〜１５5 が駆動側永久磁石部９1 〜９5 から磁
気吸引力を受けるとともに、駆動側永久磁石部９1 〜９
5 の移動に基づく電磁誘導によって従動側円板１４の非
磁性導電体部１６に渦電流が発生し、この渦電流が力を
受けることにより、駆動側羽根車８に追従して回転す
る。この従動側羽根車１３は、回転時、仕切板２と平行
な方向から外部の空気を通気口１０ａを介して吸い込
み、仕切板２に対し垂直方向に吹き出す動作、あるい
は、このような動作とは反対に、仕切板２に対し垂直方
向から外部の空気を吸い込み、仕切板２と平行な方向に
通気口１０ａを介して吹き出す動作を行うよう構成され
ている。
転時に、従動側円板１４の磁性体部又は従動側永久磁石
部１５1 〜１５5 が駆動側永久磁石部９1 〜９5 から磁
気吸引力を受けるとともに、駆動側永久磁石部９1 〜９
5 の移動に基づく電磁誘導によって従動側円板１４の非
磁性導電体部１６に渦電流が発生し、この渦電流が力を
受けることにより、駆動側羽根車８に追従して回転す
る。この従動側羽根車１３は、回転時、仕切板２と平行
な方向から外部の空気を通気口１０ａを介して吸い込
み、仕切板２に対し垂直方向に吹き出す動作、あるい
は、このような動作とは反対に、仕切板２に対し垂直方
向から外部の空気を吸い込み、仕切板２と平行な方向に
通気口１０ａを介して吹き出す動作を行うよう構成され
ている。
【００１８】上記のように構成されたツインファン１に
おいて、電動ファン３に電源が投入されると、モータ７
が回転し、駆動側羽根車８が回転する。この駆動側羽根
車８の回転により、外部の空気は、仕切板２と平行な方
向から通気口５ａを介して吸い込まれ、仕切板２に対し
垂直方向に吹き出され、あるいは、仕切板２に対し垂直
方向から吸い込まれ、仕切板２と平行な方向に通気口５
ａを介して吹き出される。また、駆動側羽根車８が回転
すると、従動側羽根車１３は、従動側円板１４の磁性体
部又は従動側永久磁石部１５1 〜１５5 が駆動側永久磁
石部９1 〜９5から磁気吸引力を受けるとともに、駆動
側永久磁石部９1 〜９5 の移動に基づく電磁誘導によっ
て従動側円板１４の非磁性導電体部１６に渦電流が発生
し、この渦電流が力を受けることにより、駆動側羽根車
８に追従して回転する。この従動側羽根車１３の回転に
より、外部の空気は、仕切板２と平行な方向から通気口
１０ａを介して吸い込まれ、仕切板２に対し垂直方向に
吹き出され、あるいは、仕切板２に対し垂直方向から吸
い込まれ、仕切板２と平行な方向に通気口１０ａを介し
て吹き出される。
おいて、電動ファン３に電源が投入されると、モータ７
が回転し、駆動側羽根車８が回転する。この駆動側羽根
車８の回転により、外部の空気は、仕切板２と平行な方
向から通気口５ａを介して吸い込まれ、仕切板２に対し
垂直方向に吹き出され、あるいは、仕切板２に対し垂直
方向から吸い込まれ、仕切板２と平行な方向に通気口５
ａを介して吹き出される。また、駆動側羽根車８が回転
すると、従動側羽根車１３は、従動側円板１４の磁性体
部又は従動側永久磁石部１５1 〜１５5 が駆動側永久磁
石部９1 〜９5から磁気吸引力を受けるとともに、駆動
側永久磁石部９1 〜９5 の移動に基づく電磁誘導によっ
て従動側円板１４の非磁性導電体部１６に渦電流が発生
し、この渦電流が力を受けることにより、駆動側羽根車
８に追従して回転する。この従動側羽根車１３の回転に
より、外部の空気は、仕切板２と平行な方向から通気口
１０ａを介して吸い込まれ、仕切板２に対し垂直方向に
吹き出され、あるいは、仕切板２に対し垂直方向から吸
い込まれ、仕切板２と平行な方向に通気口１０ａを介し
て吹き出される。
【００１９】なお、電動ファン３は、図３に示した従動
ファン４と同様、駆動側永久磁石部９1 〜９5 を有して
いない通常の駆動側羽根車８に駆動側円板（駆動側回転
体）を固着し、駆動側円板に駆動側永久磁石部９1 〜９
5 を設ける構成としてもよい。
ファン４と同様、駆動側永久磁石部９1 〜９5 を有して
いない通常の駆動側羽根車８に駆動側円板（駆動側回転
体）を固着し、駆動側円板に駆動側永久磁石部９1 〜９
5 を設ける構成としてもよい。
【００２０】図４及び図５は、それぞれ、上述したツイ
ンファン１の使用例を示す。
ンファン１の使用例を示す。
【００２１】図４に示す使用例は、制御ボックス５０の
天井板５１にツインファン１を設置した場合を示し、天
井板５１に予め形成された取付孔５２に、制御ボックス
５０内部側からツインファン１を嵌め込み、仕切板２を
天井板５１に取付金具を用いて固着することによってツ
インファン１は制御ボックス５０に設置される。このと
き、電動ファン３は、制御ボックス５０内の電源部から
電力供給を受けられるよう、制御ボックス５０の内側に
配置され、一方、従動ファン４は、制御ボックス５０の
外側に配置され、従動ファン４に対し外部からの電力供
給は不要となり、メンテナンスが容易になる。
天井板５１にツインファン１を設置した場合を示し、天
井板５１に予め形成された取付孔５２に、制御ボックス
５０内部側からツインファン１を嵌め込み、仕切板２を
天井板５１に取付金具を用いて固着することによってツ
インファン１は制御ボックス５０に設置される。このと
き、電動ファン３は、制御ボックス５０内の電源部から
電力供給を受けられるよう、制御ボックス５０の内側に
配置され、一方、従動ファン４は、制御ボックス５０の
外側に配置され、従動ファン４に対し外部からの電力供
給は不要となり、メンテナンスが容易になる。
【００２２】ツインファン１を制御ボックス５０に使用
した場合、制御ボックス５０内部の発熱によって天井板
５１付近まで上昇してきた高温空気が電動ファン３によ
って攪拌され、これにより、制御ボックス５０内部の温
度分布の均一化が図れる。また、制御ボックス５０内部
の温度上昇に伴い高温化した天井板５１の上面付近の空
気が従動ファン４によって攪拌され、これにより、天井
板５１の上面付近に低温空気が流れ込むことにより、天
井板５１を介して制御ボックス５０内部が冷却される。
した場合、制御ボックス５０内部の発熱によって天井板
５１付近まで上昇してきた高温空気が電動ファン３によ
って攪拌され、これにより、制御ボックス５０内部の温
度分布の均一化が図れる。また、制御ボックス５０内部
の温度上昇に伴い高温化した天井板５１の上面付近の空
気が従動ファン４によって攪拌され、これにより、天井
板５１の上面付近に低温空気が流れ込むことにより、天
井板５１を介して制御ボックス５０内部が冷却される。
【００２３】図５に示す使用例は、放熱面積の増大化を
図るべく冷却フィン５３を設けた天井板５１に、ツイン
ファン１を設置した場合を示す。このツインファン１の
取付方法は、図４に示した例と同様である。この場合、
冷却フィン５３により制御ボックス５０内部をより効果
的に冷却することができる。
図るべく冷却フィン５３を設けた天井板５１に、ツイン
ファン１を設置した場合を示す。このツインファン１の
取付方法は、図４に示した例と同様である。この場合、
冷却フィン５３により制御ボックス５０内部をより効果
的に冷却することができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明のツインファンによると、電動フ
ァンの回転と同時に従動ファンを電動ファンに追従させ
て回転させるよう構成したため、従動ファンの電源及び
配線が不要になる。また、仕切板の両側でファンが回転
するため、制御ボックスのように内部に発熱部をもつも
のにツインファンを使用することにより、効果的な冷却
を行うことができる。また、従動側円板に磁性体部又は
従動側永久磁石部と非磁性導電体部を形成したため、磁
気吸引力と渦電流に作用する力の両方を従動ファンの動
力として利用できるため、従動ファンの追従性を向上さ
せることができる。
ァンの回転と同時に従動ファンを電動ファンに追従させ
て回転させるよう構成したため、従動ファンの電源及び
配線が不要になる。また、仕切板の両側でファンが回転
するため、制御ボックスのように内部に発熱部をもつも
のにツインファンを使用することにより、効果的な冷却
を行うことができる。また、従動側円板に磁性体部又は
従動側永久磁石部と非磁性導電体部を形成したため、磁
気吸引力と渦電流に作用する力の両方を従動ファンの動
力として利用できるため、従動ファンの追従性を向上さ
せることができる。
【図１】本発明の一実施形態に係るツインファンの断面
図である。
図である。
【図２】駆動側羽根車の正面図である。
【図３】従動ファンの要部の正面図である。
【図４】ツインファンの使用例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図５】ツインファンの他の使用例を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １ ツインファン ２ 仕切板 ３ 電動ファン ４ 従動ファン ８ 駆動側羽根車（駆動側回転体） ９1 〜９5 駆動側永久磁石部 １３ 従動側羽根車 １４ 従動側円板 １５1 〜１５5 磁性体部又は従動側永久磁石部 １６ 非磁性導電体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3H022 AA02 AA03 BA03 BA04 CA06 CA48 CA50 DA00 DA09 DA12 DA16 DA20 3H032 NA02 NA05 3H033 AA02 AA11 AA18 BB02 BB06 BB08 BB20 CC01 CC05 DD01 DD06 DD21 DD24 DD26 DD29 DD30 EE00 EE14 EE16 EE17
Claims (1)
- 【請求項１】 非磁性非導電体からなる仕切板と、前記
仕切板の片面に取り付けられる電動ファンと、前記仕切
板の他の面に取り付けられる従動ファンとを備え、 前記電動ファンは、前記仕切板に近接配置される駆動側
永久磁石部を有する駆動側回転体を備えるとともに、前
記従動ファンは、従動側羽根車と、前記従動側羽根車に
固着されるとともに前記仕切板に近接配置される従動側
円板とを備え、 前記従動側円板は、前記駆動側永久磁石部に対向配置さ
れる磁性体部又は従動側永久磁石部を有する非磁性導電
体により構成され、 前記従動ファンは、前記電動ファンの回転時に、前記従
動側円板の前記磁性体部又は前記従動側永久磁石部が前
記駆動側永久磁石部から磁気吸引力を受けるとともに、
前記駆動側永久磁石部の移動に基づく電磁誘導によって
前記従動側円板の非磁性導電体部に渦電流が発生し、こ
の渦電流が力を受けることにより、前記電動ファンに追
従して回転することを特徴とするツインファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11134932A JP2000320489A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | ツインファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11134932A JP2000320489A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | ツインファン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320489A true JP2000320489A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15139940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11134932A Pending JP2000320489A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | ツインファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320489A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100406744C (zh) * | 2005-01-13 | 2008-07-30 | 郑宗殷 | 电风扇 |
| EP2587647A3 (en) * | 2011-10-24 | 2014-02-19 | Sueharu Maenosono | Driving device |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11134932A patent/JP2000320489A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100406744C (zh) * | 2005-01-13 | 2008-07-30 | 郑宗殷 | 电风扇 |
| EP2587647A3 (en) * | 2011-10-24 | 2014-02-19 | Sueharu Maenosono | Driving device |
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