JP2000320488A - ツインファン - Google Patents

ツインファン

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JP2000320488A
JP2000320488A JP11134931A JP13493199A JP2000320488A JP 2000320488 A JP2000320488 A JP 2000320488A JP 11134931 A JP11134931 A JP 11134931A JP 13493199 A JP13493199 A JP 13493199A JP 2000320488 A JP2000320488 A JP 2000320488A
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JP
Japan
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driven
fan
partition plate
impeller
permanent magnet
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Pending
Application number
JP11134931A
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English (en)
Inventor
Takesuke Kondo
雄亮 近藤
Koji Sawai
康二 沢井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanmei Electric Co Ltd filed Critical Sanmei Electric Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】制御ボックス内の温度上昇を抑制することによ
り、熱による電気機器の不具合の発生を防止すること。 【解決手段】ツインファン1は、非磁性体からなる仕切
板2と、仕切板2の片面2aに取り付けられる電動ファ
ン3と、仕切板2の他の面2bに取り付けられる従動フ
ァン4とを備える。電動ファン3は、永久磁石部91
5 を有する駆動側羽根車8を備えるとともに、従動フ
ァン4は、非磁性導電体部141 〜145を有する従動
側羽根車13を備える。従動側羽根車13は、駆動側羽
根車8の回転時に、永久磁石部91 〜95 の移動に基づ
く電磁誘導によって非磁性導電体部141 〜145 に渦
電流が発生し、この渦電流が力を受けることにより、駆
動側羽根車8に追従して回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御ボックスの冷
却装置等として好適なツインファンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、制御ボックス内に収容される電
気機器は、電源部、操作部、制御部などを構成する。な
お、電源部は、例えば、外部からの200Vの交流電力
を100Vの交流電圧に変圧するトランス(T)や、1
00Vの交流電圧を24Vの直流電圧に降圧、整流する
AC/DCコンバータや、電流路を開閉するブレーカ
(CB)、マグネットスイッチ、リレーなどからなる。
【0003】従来の制御ボックスは、大きな容積を有し
ており、電気機器は比較的小さな密度で収容されてい
た。このため、従来は、制御ボックス内部における熱対
策の必要性は殆ど無かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
制御ボックス内の電気機器の占有容積率の大幅な向上の
要請があり、この要請に応じて、制御ボックスを小型化
するとともに部品、機器を比較的高密度で配置する必要
が生じるようになった。そして、電気機器の占有容積率
の向上を図ろうとすると、発熱部主に電源部で発生した
熱によって制御ボックス内の温度が上昇し、制御部など
半導体素子を構成要素としている他の電気機器が熱によ
って誤作動、動作不良、劣化等するおそれが強くなるた
め、高価な冷却機を備えることが必要とされていた。
【0005】本発明によるツインファンは、上記の点に
かんがみなされたものであり、制御ボックス内の温度上
昇を抑制することにより、熱による電気機器の不具合の
発生を防止することを主な目的としてなされたもので、
しかも、安価に構成できるものを提供するものである。
なお、本発明によるツインファンは、上記のような制御
ボックスのみに対象が限定されて適用されるものではな
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるツインファ
ンは、非磁性非導電体からなる仕切板と、前記仕切板の
片面に取り付けられる電動ファンと、前記仕切板の他の
面に取り付けられる従動ファンとを備え、前記電動ファ
ンは、前記仕切板に近接配置される永久磁石部を有する
駆動側回転体を備えるとともに、前記従動ファンは、前
記仕切板に近接配置されかつ前記永久磁石部に対向配置
される非磁性導電体部を有する従動側回転体を備え、前
記従動ファンは、前記電動ファンの回転時に、前記永久
磁石部の移動に基づく電磁誘導によって前記非磁性導電
体部に渦電流が発生し、この渦電流が力を受けることに
より、前記電動ファンに追従して回転することを特徴と
する。
【0007】ここで、前記従動側回転体は、銅メッキが
施されたAl板であることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0009】図1は、一実施形態に係るツインファンの
断面図を示す。
【0010】図1において、ツインファン1は、合成樹
脂材等非磁性非導電体からなる仕切板2と、電動ファン
3と、従動ファン4とを備える。
【0011】電動ファン3は、仕切板2の片面2aに取
着される駆動側ブラケット5と、駆動側ブラケット5に
駆動側保持アーム6を介して固定されるモータ7例えば
交流モータと、モータ7の出力軸に固着される駆動側羽
根車(駆動側回転体)8とを備えて構成される。
【0012】駆動側羽根車8は、図2に示すように、各
羽根81 〜85 の一部に、永久磁石部91 〜95 が設け
られている。各永久磁石部91 〜95 は、仕切板2に近
接して配置される。
【0013】駆動側ブラケット5は、側面に通気口5a
を有している。
【0014】駆動側羽根車8は、モータ回転時に、仕切
板2と平行な方向から外部の空気を通気口5aを介して
吸い込み、仕切板2に対し垂直方向に吹き出す動作、あ
るいは、このような動作とは反対に、仕切板2に対し垂
直方向から外部の空気を吸い込み、仕切板2と平行な方
向に通気口5aを介して吹き出す動作を行うよう構成さ
れている。
【0015】一方、従動ファン4は、仕切板2の片面2
bに取着される従動側ブラケット10と、従動側ブラケ
ット10に従動側保持アーム11を介して固定される軸
受12と、軸受12に回転可能に保持される従動側羽根
車(従動側回転体)13とを備えて構成される。
【0016】従動側羽根車13は、図3に示すように、
各羽根131 〜135 の一部に、Al板等の非磁性導電
体部141 〜145 が設けられている。各非磁性導電体
部141 〜145 は、仕切板2に近接して配置され、か
つ、永久磁石部91 〜95 に対し対向して配置される。
【0017】従動側ブラケット10は、側面に通気口1
0aを有している。
【0018】従動側羽根車13は、駆動側羽根車8の回
転時に、永久磁石部91 〜95 の移動に基づく電磁誘導
によって非磁性導電体部141 〜145 に渦電流が発生
し、この渦電流が力を受けることにより、駆動側羽根車
8に追従して回転する。この従動側羽根車13は、回転
時、仕切板2と平行な方向から外部の空気を通気口10
aを介して吸い込み、仕切板2に対し垂直方向に吹き出
す動作、あるいは、このような動作とは反対に、仕切板
2に対し垂直方向から外部の空気を吸い込み、仕切板2
と平行な方向に通気口10aを介して吹き出す動作を行
うよう構成されている。
【0019】上記のように構成されたツインファン1に
おいて、電動ファン3に電源が投入されると、モータ7
が回転し、駆動側羽根車8が回転する。この駆動側羽根
車8の回転により、外部の空気は、仕切板2と平行な方
向から通気口5aを介して吸い込まれ、仕切板2に対し
垂直方向に吹き出され、あるいは、仕切板2に対し垂直
方向から吸い込まれ、仕切板2と平行な方向に通気口5
aを介して吹き出される。また、駆動側羽根車8が回転
すると、従動側羽根車13は、永久磁石部91〜95
移動に基づく電磁誘導によって非磁性導電体部141
145 に渦電流が発生し、この渦電流が力を受けること
により、駆動側羽根車8に追従して回転する。この従動
側羽根車13の回転により、外部の空気は、仕切板2と
平行な方向から通気口10aを介して吸い込まれ、仕切
板2に対し垂直方向に吹き出され、あるいは、仕切板2
に対し垂直方向から吸い込まれ、仕切板2と平行な方向
に通気口10aを介して吹き出される。
【0020】図4は、電動ファン及び従動ファンの変形
例の要部の正面図を示す。この電動ファン3は、永久磁
石部91 〜95 を有していない通常の駆動側羽根車8の
回転軸に駆動側円板(駆動側回転体)15を固着し、駆
動側円板15に局所的に永久磁石部91 〜95 を設けて
構成される。また、この従動ファン4は、非磁性導電体
部141 〜145 を有していない通常の従動側羽根車1
3の回転軸に従動側円板(従動側回転体)16を固着し
て構成され、従動側円板16は、Al板又は銅メッキが
施されたAl板など非磁性導電体で構成される。ここ
で、従動側円板16を銅メッキが施されたAl板で構成
した場合、単にAl板で構成した場合に比べ導電率が向
上し、渦電流に作用する力の増大を図ることができる。
【0021】図5及び図6は、それぞれ、上述したツイ
ンファン1の使用例を示す。
【0022】図5に示す使用例は、制御ボックス50の
天井板51にツインファン1を設置した場合を示し、天
井板51に予め形成された取付孔52に、制御ボックス
50内部側からツインファン1を嵌め込み、仕切板2を
天井板51に取付金具を用いて固着することによってツ
インファン1は制御ボックス50に設置される。このと
き、電動ファン3は、制御ボックス50内の電源部から
電力供給を受けられるよう、制御ボックス50の内側に
配置され、一方、従動ファン4は、制御ボックス50の
外側に配置され、従動ファン4に対し外部からの電力供
給は不要となり、メンテナンスが容易になる。
【0023】ツインファン1を制御ボックス50に使用
した場合、制御ボックス50内部の発熱によって天井板
51付近まで上昇してきた高温空気が電動ファン3によ
って攪拌され、これにより、制御ボックス50内部の温
度分布の均一化が図れる。また、制御ボックス50内部
の温度上昇に伴い高温化した天井板51の上面付近の空
気が従動ファン4によって攪拌され、これにより、天井
板51の上面付近に低温空気が流れ込むことにより、天
井板51を介して制御ボックス50内部が冷却される。
【0024】図6に示す使用例は、放熱面積の増大化を
図るべく冷却フィン53を設けた天井板51に、ツイン
ファン1を設置した場合を示す。このツインファン1の
取付方法は、図5に示した例と同様である。この場合、
冷却フィン53により制御ボックス50内部をより効果
的に冷却することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のツインファンによると、電動フ
ァンの回転と同時に従動ファンを電動ファンに追従して
回転させるよう構成したため、従動ファンの電源及び配
線が不要になる。また、仕切板の両側でファンが回転す
るため、制御ボックスのように内部に発熱部をもつもの
にツインファンを使用することにより、効果的な冷却を
行うことができる。また、従動側回転体を銅メッキが施
されたAl板で構成すると、渦電流に作用する力の増大
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るツインファンの断面
図である。
【図2】駆動側羽根車の正面図である。
【図3】従動側羽根車の正面図である。
【図4】電動ファン及び従動ファンの変形例の要部の正
面図である。
【図5】ツインファンの使用例を示す要部斜視図であ
る。
【図6】ツインファンの他の使用例を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ツインファン 2 仕切板 3 電動ファン 4 従動ファン 8 駆動側羽根車(駆動側回転体) 91 〜95 永久磁石部 13 従動側羽根車(従動側回転体) 141 〜145 非磁性導電体部 15 駆動側円板(駆動側回転体) 16 従動側円板(従動側回転体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA02 AA03 BA03 BA04 BA07 CA06 CA48 CA50 CA55 CA56 DA00 DA02 DA09 DA12 DA16 DA20 3H032 NA02 NA05 3H033 AA02 AA11 AA18 BB02 BB06 BB08 BB16 BB20 CC01 CC05 CC07 DD01 DD06 DD22 DD25 DD26 DD29 DD30 EE00 EE03 EE15 EE16 EE19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性非導電体からなる仕切板と、前記
    仕切板の片面に取り付けられる電動ファンと、前記仕切
    板の他の面に取り付けられる従動ファンとを備え、 前記電動ファンは、前記仕切板に近接配置される永久磁
    石部を有する駆動側回転体を備えるとともに、前記従動
    ファンは、前記仕切板に近接配置されかつ前記永久磁石
    部に対向配置される非磁性導電体部を有する従動側回転
    体を備え、 前記従動ファンは、前記電動ファンの回転時に、前記永
    久磁石部の移動に基づく電磁誘導によって前記非磁性導
    電体部に渦電流が発生し、この渦電流が力を受けること
    により、前記電動ファンに追従して回転することを特徴
    とするツインファン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記従動側回転体
    は、銅メッキが施されたAl板であることを特徴とする
    ツインファン。
JP11134931A 1999-05-14 1999-05-14 ツインファン Pending JP2000320488A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120