JP2000320301A - 内燃機関の廃熱回収装置 - Google Patents

内燃機関の廃熱回収装置

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JP2000320301A
JP2000320301A JP2000061849A JP2000061849A JP2000320301A JP 2000320301 A JP2000320301 A JP 2000320301A JP 2000061849 A JP2000061849 A JP 2000061849A JP 2000061849 A JP2000061849 A JP 2000061849A JP 2000320301 A JP2000320301 A JP 2000320301A
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vane
rotor
rotor chamber
expander
internal combustion
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JP2000061849A
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Tsuneo Endo
恒雄 遠藤
Kensuke Honma
健介 本間
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストン式のものが持つ利点とベーン式のも
のが持つ利点とを兼備する膨脹器を備えた内燃機関の廃
熱回収装置を提供する。 【解決手段】 内燃機関の廃熱回収装置は、その機関の
廃熱を熱源として高圧蒸気を発生する蒸発器と、高圧蒸
気の膨脹によって出力を発生する膨脹器4と、その膨脹
器4から排出された低圧蒸気を液化する凝縮器とを有す
る。膨脹器4は、ケーシング7と、ロータ31と、ロー
タ31に放射状に配置された複数のベーンピストンユニ
ットU1〜U12とを備える。各ベーンピストンユニッ
トU1〜U12は、ロータチャンバ14内を摺動するベ
ーン42およびベーン42の非摺動側に当接するピスト
ン41とよりなる。高圧蒸気の膨脹によりピストン41
を作動させてベーン42を介しロータ31を回転させる
と共に高圧ガスの圧力降下による低圧ガスの膨脹により
ベーン42を介しロータ31を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の廃熱回収
装置、特に、内燃機関の廃熱を熱源として高圧蒸気を発
生する蒸発器と、前記高圧蒸気の膨脹によって出力を発
生する膨脹器と、その膨脹器から排出された低圧蒸気を
液化する凝縮器とを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃熱回収装置としては、
例えば特開平6−88523号公報に開示されたものが
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは膨脹器について難点があり、この点の改良が望ま
れている。つまり、ピストン式膨脹器はシリンダおよび
ピストン間のシール性が良く高圧下での効率が高い、と
いった利点を持つ反面、クランク機構、斜板機構等の回
転変換機構が必要であって構造が複雑化する、といった
欠点を有し、一方ベーン式膨脹器は構造が簡単で大流量
を処理し得る、といった利点を持つ反面、リーク損失が
大きく高圧下での効率が低い、といった欠点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピストン式の
ものが持つ利点とベーン式のものが持つ利点とを兼備す
る膨脹器を備えた前記内燃機関の廃熱回収装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】前記目的を達成するため本発明によれば、
内燃機関の廃熱を熱源として高圧蒸気を発生する蒸発器
と、前記高圧蒸気の膨脹によって出力を発生する膨脹器
と、その膨脹器から排出された低圧蒸気を液化する凝縮
器とを有する内燃機関の廃熱回収装置において、前記膨
脹器は、ロータチャンバを有するケーシングと、そのロ
ータチャンバ内に収容されたロータと、前記ロータに、
その回転軸線回りに放射状に配置されて放射方向に往復
動自在である複数のベーンピストンユニットとを備え、
各ベーンピストンユニットは、前記ロータチャンバ内を
摺動するベーンと、そのベーンの非摺動側に当接するピ
ストンとよりなり、前記高圧蒸気の膨脹により前記ピス
トンを作動させて前記ベーンを介し前記ロータを回転さ
せると共に前記高圧ガスの圧力降下による低圧ガスの膨
脹により前記ベーンを介し前記ロータを回転させるよう
にした、内燃機関の廃熱回収装置が提供される。
【0006】膨脹器において、前記のように高圧側の仕
事をピストンに担当させると、リーク損失を抑制して効
率を高めることができ、一方、低圧側の仕事をベーンに
担当させると、大流量の処理を能率良く行うことができ
る。これにより内燃機関の廃熱から高い出力を取出すこ
とが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1において、内燃機関1の廃熱
回収装置2は、内燃機関1の廃熱、例えば排気ガスを熱
源として、高圧状態の液体、例えば水から温度上昇を図
られた高圧状態の蒸気、つまり高温高圧蒸気を発生する
蒸発器3と、その高温高圧蒸気の膨脹によって出力を発
生する膨脹器4と、その膨脹器4から排出される、前記
膨脹後の、温度および圧力が降下した蒸気、つまり降温
降圧蒸気を液化する凝縮器5と、凝縮器5からの液体、
例えば水を蒸発器3に加圧供給する供給ポンプ6とを有
する。
【0008】膨脹器4は特殊な構造を有するもので、次
のように構成される。
【0009】図2〜図5において、ケーシング7は金属
製第1、第2半体8,9より構成される。両半体8,9
は、略楕円形の凹部10を有する主体11と、それら主
体11と一体の円形フランジ12とよりなり、両円形フ
ランジ12を金属ガスケット13を介し重ね合せること
によって略楕円形のロータチャンバ14が形成される。
また第1半体8の主体11外面は、シェル形部材15の
深い鉢形をなす主体16により覆われており、その主体
16と一体の円形フランジ17が第1半体8の円形フラ
ンジ12にガスケット18を介して重ね合せられ、3つ
の円形フランジ12,12,17は、それらの円周方向
複数箇所においてボルト19によって締結される。これ
により、シェル形部材15および第1半体8の両主体1
1,16間には中継チャンバ20が形成される。
【0010】両半体8,9の主体11は、それらの外面
に外方へ突出する中空軸受筒21,22を有し、それら
中空軸受筒21,22に、ロータチャンバ14を貫通す
る中空の出力軸23の大径部24が軸受メタル(または
樹脂製軸受)25を介して回転可能に支持される。これ
により出力軸23の軸線Lは略楕円形をなすロータチャ
ンバ14における長径と短径との交点を通る。また出力
軸23の小径部26は、第2半体9の中空軸受筒22に
存する孔部27から外部に突出して伝動軸28とスプラ
イン結合29を介して連結される。小径部26および孔
部27間は2つのシールリング30によりシールされ
る。
【0011】ロータチャンバ14内に円形のロータ31
が収容され、その中心の軸取付孔32と出力軸23の大
径部24とが嵌合関係にあって、両者31,24間には
かみ合い結合部33が設けられている。これによりロー
タ31の回転軸線は出力軸23の軸線Lと合致するの
で、その回転軸線の符号として「L」を共用する。
【0012】ロータ31に、その回転軸線Lを中心に軸
取付孔32から放射状に延びる複数、この実施例では1
2個のスロット状空間34が円周上等間隔に形成されて
いる。各空間34は、円周方向幅が狭く、且つロータ3
1の両端面35および外周面36に一連に開口するよう
に、両端面35に直交する仮想平面内において略U字形
をなす。
【0013】各スロット状空間34内に、同一構造の第
1〜第12ベーンピストンユニットU1〜U12が、次
のように放射方向に往復動自在に装着される。略U字形
の空間34において、その内周側を区画する部分37に
段付孔38が形成され、その段付孔38に、セラミック
(またはカーボン)よりなる段付形シリンダ部材39が
嵌入される。シリンダ部材39の小径部a端面は出力軸
23の大径部24外周面に当接し、その小径孔bが大径
部24外周面に開口する通孔cに連通する。またシリン
ダ部材39の外側に、その部材39と同軸上に位置する
ようにガイド筒40が配置される。そのガイド筒40の
外端部は、ロータ31外周面に存する空間34の開口部
に係止され、また内端部は段付孔38の大径孔dに嵌入
されてシリンダ部材39に当接する。またガイド筒40
は、その外端部から内端部近傍まで相対向して延びる一
対の長溝eを有し、両長溝eは空間34に面する。シリ
ンダ部材39の大径シリンダ孔f内にセラミックよりな
るピストン41が摺動自在に嵌合され、そのピストン4
1の先端部側は常時ガイド筒40内に位置する。
【0014】図2および図6に示すように、ロータ31
の回転軸線Lを含む仮想平面A内におけるロータチャン
バ14の断面Bは、直径gを相互に対向させた一対の半
円形断面部B1と、両半円形断面部B1の両直径gの一
方の対向端相互および他方の対向端相互をそれぞれ結ん
で形成される四角形断面部B2とよりなり、略競技用ト
ラック形をなす。図6において、実線示の部分が長径を
含む最大断面を示し、一方、一部を2点鎖線で示した部
分が短径を含む最小断面を示す。ロータ31は、図6に
点線で示したように、ロータチャンバ14の短径を含む
最小断面よりも若干小さな断面Dを有する。
【0015】図2および図7〜図10に明示するよう
に、ベーン42は略U字板形(馬蹄形)をなすベーン本
体43と、そのベーン本体43に装着された略U字板形
をなすシール部材44と、ベーンスプリング58とより
構成される。
【0016】ベーン本体43は、ロータチャンバ14の
半円形断面部B1による内周面45に対応した半円弧状
部46と、四角形断面部B2による対向内端面47に対
応した一対の平行部48とを有する。各平行部48の端
部側にコ字形の切欠き49と、それらの底面に開口する
四角形の盲孔50と、各切欠き49よりも、さらに端部
側に在って外方へ突出する短軸51とが設けられる。ま
た半円弧状部46および両平行部48の外周部分に、外
方に向って開口するU字溝52が一連に形成され、その
U字溝52の両端部は両切欠き49にそれぞれ連通す
る。さらに半円弧状部46の両平面部分にそれぞれ欠円
形断面の一対の突条53が設けられている。両突条53
は、それらによる仮想円柱の軸線L1が、両平行部48
間の間隔を2等分し、且つ半円弧状部46を周方向に2
等分する直線に一致するように配置されている。また両
突条53の内端部は両平行部48間の空間に僅か突出し
ている。
【0017】シール部材44は、例えばPTFEより構
成されたもので、ロータチャンバ14の半円形断面部B
1による内周面45を摺動する半円弧状部55と、四角
形断面部B2による対向内端面47を摺動する一対の平
行部56とを有する。また半円弧状部55の内周面側に
一対の弾性爪57が、内方へ反るように設けられてい
る。
【0018】ベーン本体43のU字溝52にシール部材
44が装着され、また各盲孔50にベーンスプリング5
8が嵌め込まれ、さらに各短軸51にボールベアリング
構造のローラ59が取付けられる。各ベーン42はロー
タ31の各スロット状空間34に摺動自在に収められて
おり、その際、ベーン本体43の両突条53はガイド筒
40内に、また両突条53の両側部分はガイド筒40の
両長溝e内にそれぞれ位置し、これにより両突条53の
内端面がピストン41の外端面と当接することができ
る。両ローラ59は第1、第2半体8,9の対向内端面
47に形成された略楕円形の環状溝60にそれぞれ転動
自在に係合される。これら環状溝60およびロータチャ
ンバ14間の距離はそれらの全周に亘り一定である。ま
たピストン41の前進運動をベーン42を介してローラ
59と環状溝60との係合によりロータ31の回転運動
に変換する。
【0019】このローラ59と環状溝60との協働で、
図5に明示するように、ベーン本体43の半円弧状部4
6における半円弧状先端面61はロータチャンバ14の
内周面45から、また両平行部48はロータチャンバ1
4の対向内端面47からそれぞれ常時離間し、これによ
りフリクションロスの軽減が図られている。そして、2
条一対で構成されている環状溝60により軌道を規制さ
れるため、左右の軌道誤差によりローラ59を介してベ
ーン42は軸方向に微小変位角の回転を生じ、ロータチ
ャンバ14の内周面45との接触圧力を増大させる。こ
のとき、略U字板形(馬蹄形)をなすベーン本体43で
は、方形(長方形)ベーンに比べてケーシング7との接
触部の径方向長さが短いので、その変位量を大幅に小さ
くできる。また図2に明示するように、シール部材44
において、その両平行部56は各ベーンスプリング58
の弾発力によりロータチャンバ14の対向内端面47に
密着し、特に両平行部56の端部とベーン42間を通し
ての環状溝60へのシール作用を行う。また半円弧状部
55は、両弾性爪57がベーン本体43およびロータチ
ャンバ14内の内周面45間で押圧されることによっ
て、その内周面45に密着する。即ち、方形(長方形)
ベーンに対し略U字板形のベーン42の方が変曲点を持
たないので、密着が良好となる。方形ベーンは角部があ
り、シール性維持は困難となる。これによりベーン42
およびロータチャンバ14間のシール性が良好となる。
さらに熱膨脹にともない、ベーン42とロータチャンバ
14は変形する。このとき方形ベーンに対し略U字形の
ベーン42は、より均一に相似形を持って変形するた
め、ベーン42とロータチャンバ14とのクリアランス
のバラツキが少なく、シール性も良好に維持可能とな
る。
【0020】図2および図3において、出力軸23の大
径部24は第2半体9の軸受メタル25に支持された厚
肉部分62と、その厚肉部分62から延びて第1半体8
の軸受メタル25に支持された薄肉部分63とを有す
る。その薄肉部分63内にセラミック(または金属)よ
りなる中空軸64が、出力軸23と一体に回転し得るよ
うに嵌着される。その中空軸64の内側に固定軸65が
配置され、その固定軸65は、ロータ31の軸線方向厚
さ内に収まるように中空軸64に嵌合された大径中実部
66と、出力軸23の厚肉部分62に存する孔部67に
2つのシールリング68を介して嵌合された小径中実部
69と、大径中実部66から延びて中空軸64内に嵌合
された薄肉の中空部70とよりなる。その中空部70の
端部外周面と第1半体8の中空軸受筒21内周面との間
にシールリング71が介在される。
【0021】シェル形部材15の主体16において、そ
の中心部内面に、出力軸23と同軸上に在る中空筒体7
2の端壁73がシールリング74を介して取付けられ
る。その端壁73の外周部から内方へ延びる短い外筒部
75の内端側は第1半体8の中空軸受筒21に連結筒7
6を介して連結される。端壁73に、それを貫通するよ
うに小径で、且つ長い内管部77が設けられ、その内管
部77の内端側は、そこから突出する短い中空接続管7
8と共に固定軸65の大径中実部66に存する段付孔h
に嵌着される。内管部77の外端部分はシェル形部材1
5の孔部79から外方へ突出し、その外端部分から内管
部77内に挿通された第1の高温高圧蒸気用導入管80
の内端側が中空接続管78内に嵌着される。内管部77
の外端部分にはキャップ部材81が螺着され、そのキャ
ップ部材81によって、導入管80を保持するホルダ筒
82のフランジ83が内管部77の外端面にシールリン
グ84を介して圧着される。
【0022】図2〜図4および図11に示すように、固
定軸65の大径中実部66に、第1〜第12ベーンピス
トンユニットU1〜U12のシリンダ部材39に、中空
軸64および出力軸23に一連に形成された複数、この
実施例では12個の通孔cを介して高温高圧蒸気を供給
し、またシリンダ部材39から膨脹後の第1の降温降圧
蒸気を通孔cを介して排出する回転バルブVが次のよう
に設けられている。
【0023】図11には膨張器4の各シリンダ部材39
に所定のタイミングで蒸気を供給・排出する回転バルブ
Vの構造が示される。大径中実部66内において、中空
接続管78に連通する空間85から互に反対方向に延び
る第1、第2孔部86,87が形成され、第1、第2孔
部86,87は大径中実部66の外周面に開口する第
1、第2凹部88,89の底面に開口する。第1、第2
凹部88,89に、供給口90,91を有するカーボン
製第1、第2シールブロック92,93が装着され、そ
れらの外周面は中空軸64内周面に摺擦する。第1、第
2孔部86,87内には同軸上に在る短い第1、第2供
給管94,95が遊挿され、第1、第2供給管94,9
5の先端側外周面に嵌合した第1、第2シール筒96,
97のテーパ外周面i,jが第1、第2シールブロック
92,93の供給口90,91よりも内側に在ってそれ
に連なるテーパ孔k,m内周面に嵌合する。また大径中
実部66に、第1、第2供給管94,95を囲繞する第
1、第2環状凹部n,oと、それに隣接する第1、第2
盲孔状凹部p,qとが第1、第2シールブロック92,
93に臨むように形成され、第1、第2環状凹部n,o
には一端側を第1、第2シール筒96,97外周面に嵌
着した第1、第2ベローズ状弾性体98,99が、また
第1、第2盲孔状凹部p,qには第1、第2コイルスプ
リング100,101がそれぞれ収められ、第1、第2
ベローズ状弾性体98,99および第1、第2コイルス
プリング100,101の弾発力で第1、第2シールブ
ロック92,93を中空軸64内周面に押圧する。
【0024】また大径中実部66において、第1コイル
スプリング100および第2ベローズ状弾性体99間な
らび第2コイルスプリング101および第1ベローズ状
弾性体98間に、常時2つの通孔cに連通する第1、第
2凹状排出部102,103と、それら排出部102,
103から導入管80と平行に延びて固定軸65の中空
部r内に開口する第1、第2排出孔104,105とが
形成されている。
【0025】これら第1シールブロック92と第2シー
ルブロック93といったように、同種部材であって、
「第1」の文字を付されたものと「第2」の文字を付さ
れたものとは、固定軸65の軸線に関して点対称の関係
にある。
【0026】固定軸65の中空部r内および中空筒体7
2の外筒部75内は第1の降温降圧蒸気の通路sであ
り、その通路sは、外筒部75の周壁を貫通する複数の
通孔tを介して中継チャンバ20に連通する。
【0027】図2および図5に示すように、第1半体8
の主体11外周部において、ロータチャンバ14の短径
の両端部近傍に、半径方向に並ぶ複数の導入孔106よ
りなる第1、第2導入孔群107,108が形成され、
中継チャンバ20内の第1の降温降圧蒸気がそれら導入
孔群107,108を経てロータチャンバ14内に導入
される。また第2半体9の主体11外周部において、ロ
ータチャンバ14の長径の一端部と第2導入孔群108
との間に、半径方向および周方向に並ぶ複数の導出孔1
09よりなる第1導出孔群110が形成され、また長径
の他端部と第1導入孔群107との間に、半径方向およ
び周方向に並ぶ複数の導出孔109よりなる第2導出孔
群111が形成される。これら第1、第2導出孔群11
0,111からは、相隣る両ベーン42間での膨脹によ
り、さらに温度および圧力が降下した第2の降温降圧蒸
気が外部に排出される。
【0028】出力軸23等は水により潤滑されるように
なっており、その潤滑水路は次のように構成される。即
ち、図2および図3に示すように第2半体9の中空軸受
筒22に形成された給水孔112に給水管113が接続
される。給水孔112は、第2半体9側の軸受メタル2
5が臨むハウジング114に、またそのハウジング11
4は出力軸23の厚肉部分62に形成された通水孔u
に、さらにその通水孔uは中空軸64の外周面母線方向
に延びる複数の通水溝v(図11も参照)に、さらにま
た各通水溝vは第2半体8側の軸受メタル25が臨むハ
ウジング115にそれぞれ連通する。また出力軸23の
厚肉部分62内端面に、通水孔uと、中空軸64および
固定軸65の大径中実部66間の摺動部分とを連通する
環状凹部wが設けられている。
【0029】これにより、各軸受メタル25および出力
軸23間ならびに中空軸64および固定軸65間が水に
より潤滑され、また両軸受メタル25および出力軸23
間の間隙からロータチャンバ14内に進入した水によっ
て、ケーシング7と、シール部材44および各ローラ5
9との間の潤滑が行われる。
【0030】図4において、ロータ31の回転軸線Lに
関して点対称の関係にある第1および第7ベーンピスト
ンユニットU1,U7は同様の動作を行う。これは、点
対称の関係にある第2、第8ベーンピストンユニットU
2,U8等についても同じである。
【0031】例えば、図11も参照して、第1供給管9
4の軸線がロータチャンバ14の短径位置Eよりも図4
において反時計方向側に僅かずれており、また第1ベー
ンピストンユニットU1が前記短径位置Eに在って、そ
の大径シリンダ孔fには高温高圧蒸気は供給されておら
ず、したがってピストン41およびベーン42は後退位
置に在るとする。
【0032】この状態からロータ31を僅かに、図4反
時計方向に回転させると、第1シールブロック92の供
給口90と通孔cとが連通して導入管80からの高温高
圧蒸気が小径孔bを通じて大径シリンダ孔fに導入され
る。これによりピストン41が前進し、その前進運動は
ベーン42がロータチャンバ14の長径位置F側へ摺動
することによって、ベーン42を介して該ベーン42と
一体のローラ59と環状溝60との係合によりロータ3
1の回転運動に変換される。通孔cが供給口90からず
れると、高温高圧蒸気は大径シリンダ孔f内で膨脹して
ピストン41をなおも前進させ、これによりロータ31
の回転が続行される。この高温高圧蒸気の膨脹は第1ベ
ーンピストンユニットU1がロータチャンバ14の長径
位置Fに至ると終了する。その後は、ロータ31の回転
に伴い大径シリンダ孔f内の第1の降温降圧蒸気は、ベ
ーン42によりピストン41が後退させられることによ
って、小径孔b、通孔c、第1凹状排出部102、第1
排出孔104、通路s(図3参照)および各通孔tを経
て中継チャンバ20に排出され、次いで図2および図5
に示すように、第1導入孔群107を通じてロータチャ
ンバ14内に導入され、相隣る両ベーン42間でさらに
膨脹してロータ31を回転させ、その後第2の降温降圧
蒸気が第1導出孔群110より外部に排出される。
【0033】このように、高温高圧蒸気の膨脹によりピ
ストン41を作動させてベーン42を介しロータ31を
回転させ、また高温高圧蒸気の圧力降下による降温降圧
蒸気の膨脹によりベーン42を介しロータ31を回転さ
せることによって出力軸23より出力が得られる。
【0034】尚、実施例以外にも、ピストン41の前進
運動をロータ31の回転運動に変換する構成として、ベ
ーン42を介さず、ピストン41の前進運動を直接ロー
ラ59で受け、環状溝60との係合で回転運動に変換す
ることもできる。またベーン42もローラ59と環状溝
60との協働により、前述の如くロータチャンバ14の
内周面45および対向内端面47から略一定間隔で常時
離間していればよく、ピストン41とローラ59、およ
びベーン42とローラ59との各々が格別に環状溝60
と協働しても良い。
【0035】前記各種構成要素を用いて、図5から明ら
かなように、リーク損失が小さく高圧下での効率が高い
ベーン式膨脹器を構成することが可能である。即ち、そ
のベーン式膨脹器は、ロータチャンバ14を有するケー
シング7と、そのロータチャンバ14内に収容されたロ
ータ31と、ロータ31に、その回転軸線L回りに放射
状に配置されて放射方向に往復動自在である複数のベー
ン42とを備え、ロータ31の回転軸線Lを含む仮想平
面Aにおけるロータチャンバ14の断面Bは、直径gを
相互に対向させた一対の半円形断面部B1と、両直径g
の一方の対向端相互および他方の対向端相互をそれぞれ
結んで形成される四角形断面部B2とよりなり、各ベー
ン42はベーン本体43と、そのベーン本体43に装着
されてロータチャンバ14にばね力、遠心力および蒸気
圧を以て押圧されるシール部材44とよりなり、そのシ
ール部材44は、ロータチャンバ14の半円形断面部B
1による内周面45を摺動する半円弧状部55と、四角
形断面部B2による対向内端面47をそれぞれ摺動する
一対の平行部56とを有する。この場合、各ベーン本体
43は、シール部材44の両平行部56に対応する一対
の平行部48を有し、各ベーン本体43の先端面をロー
タチャンバ14の内周面45から常時離間すべく、両平
行部48に設けられたローラ59を、ケーシング7の対
向内端面47に形成された両環状溝60にそれぞれ転動
自在に係合させる。
【0036】従って、ベーン本体43とロータチャンバ
14の内周面との間のシール作用は、シール部材44自
体のばね力と、シール部材44自体に作用する遠心力
と、高圧側のロータチャンバ14からベーン本体43の
U字溝52に浸入した蒸気がシール部材44を押し上げ
る蒸気圧とにより発生する。このように、前記シール作
用は、ロータ31の回転数に応じてベーン本体43に作
用する過度の遠心力の影響を受けないので、シール面圧
はベーン本体43に加わる遠心力に依存せず、常に良好
なシール性と低フリクション性とを両立させることがで
きる。
【0037】而して、本実施例では内燃機関1の排気ガ
スの熱エネルギーで水を加熱して高温高圧蒸気を発生す
る蒸発器3と、蒸発器3から供給された高温高圧蒸気を
一定トルクの軸出力に変換する膨張器4と、膨張器4が
排出した降温降圧蒸気を液化する凝縮器5と、凝縮器5
で液化された水を蒸発器3に供給する供給ポンプ6とか
ら構成されるランキンサイクルにおいて、その膨張器4
として容積型のものを採用している。この容積型の膨張
器4は、タービンのような非容積型の膨張器に比べて、
低速から高速までの広い回転数領域において高い効率で
エネルギー回収を行うことが可能であるばかりか、内燃
機関1の回転数の増減に伴う排気ガスの熱エネルギーの
変化(排気ガスの温度変化や流量変化)に対する追従性
や応答性にも優れている。しかも膨張器4を、シリンダ
部材39およびピストン41から構成される第1エネル
ギー変換手段と、ベーン42から構成される第2エネル
ギー変換手段とを直列に接続して半径方向内外に配置し
た二重膨張型としたので、膨張器4を小型軽量化してス
ペース効率の向上を図りながらランキンサイクルによる
熱エネルギーの回収効率を更に向上させることができ
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、膨脹器に
おいて、前記のように高圧側の仕事をピストンに担当さ
せるようにしたので、リーク損失を抑制して効率を高め
ることができ、一方、低圧側の仕事をベーンに担当させ
るようにしたので、大流量の処理を能率良く行うことが
できる。これにより内燃機関の廃熱から高い出力を取出
すことが可能である。
【0039】また請求項2記載の発明によれば、前記効
果に加え、膨脹器において、ロータチャンバおよびベー
ン間のシール性を大いに高めることができる。
【0040】さらに請求項3記載の発明によれば、前記
効果に加え、膨脹器において、ロータチャンバに対する
ベーンの摺動に伴うフリクションロスを軽減することが
できる。また従来のものは、遠心力により各ベーンをロ
ータチャンバ内周面に押付けてシールを行う、つまりシ
ール面圧がロータ回転数に依存するが、請求項3記載の
発明においては、各ベーンの遠心力を各ローラによって
受けるためシール面圧はロータ回転数に依存せず、その
結果、常に良好なシール性と低フリクションとを両立さ
せることができる。
【0041】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
ベーン式膨脹器において、ロータチャンバおよびベーン
間のシール性を十分に高めて、高圧下での効率を大いに
向上させることができる。
【0042】また請求項5記載の発明によれば、前記効
果に加え、ベーン式膨脹器において、ロータチャンバに
対するベーンの摺動に伴うフリクションロスを軽減する
ことができる。また従来のものは、遠心力により各ベー
ンをロータチャンバ内周面に押付けてシールを行う、つ
まりシール面圧がロータ回転数に依存するが、請求項5
記載の発明においては、各ベーンの遠心力を各ローラに
よって受けるためシール面圧はロータ回転数に依存せ
ず、その結果、常に良好なシール性と低フリクションと
を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の廃熱回収装置の概略図である。
【図2】膨脹器の縦断面図で、図5の2−2線断面に相
当する。
【図3】図2の回転軸線周りの拡大断面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】要部を拡大した図2の5−5線断面図である。
【図6】ロータチャンバおよびロータの断面形状を示す
説明図である。
【図7】ベーン本体の正面図である。
【図8】ベーン本体の側面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】シール部材の正面図である。
【図11】図4の回転軸線周りの拡大図である。
【符号の説明】
1………内燃機関 3………蒸発器 4………膨脹器 5………凝縮器 7………ケーシング 14……ロータチャンバ 31……ロータ 41……ピストン 42……ベーン 43……ベーン本体 44……シール部材 45……内周面 47……対向内端面 48……平行部 55……半円弧状部 56……平行部 60……環状溝 A………仮想平面 B………断面 B1 ……半円形断面部 B2 ……四角形断面部 L………ロータ31の回転軸線、出力軸23の軸線 g………直径
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F22B 1/18 F22B 1/18 R

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関(1)の廃熱を熱源として高圧
    蒸気を発生する蒸発器(3)と、前記高圧蒸気の膨脹に
    よって出力を発生する膨脹器(4)と、その膨脹器
    (4)から排出された低圧蒸気を液化する凝縮器(5)
    とを有する内燃機関の廃熱回収装置において、前記膨脹
    器(4)は、ロータチャンバ(14)を有するケーシン
    グ(7)と、そのロータチャンバ(14)内に収容され
    たロータ(31)と、前記ロータ(31)に、その回転
    軸線(L)回りに放射状に配置されて放射方向に往復動
    自在である複数のベーンピストンユニット(U1〜U1
    2)とを備え、各ベーンピストンユニット(U1〜U1
    2)は、前記ロータチャンバ(14)内を摺動するベー
    ン(42)と、そのベーン(42)の非摺動側に当接す
    るピストン(41)とよりなり、前記高圧蒸気の膨脹に
    より前記ピストン(41)を作動させて前記前記ベーン
    (42)を介し前記ロータ(31)を回転させると共に
    前記高圧ガスの圧力降下による低圧ガスの膨脹により前
    記ベーン(42)を介し前記ロータ(31)を回転させ
    るようにしたことを特徴とする内燃機関の廃熱回収装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロータ(31)の回転軸線(L)を
    含む仮想平面(A)における前記ロータチャンバ(1
    4)の断面(B)は、直径(g)を相互に対向させた一
    対の半円形断面部(B1)と、両直径(g)の一方の対
    向端相互および他方の対向端相互をそれぞれ結んで形成
    される四角形断面部(B2)とよりなり、各ベーン(4
    2)はベーン本体(43)と、そのベーン本体(43)
    に装着されて前記ロータチャンバ(14)にばね力を以
    て押圧されるシール部材(44)とよりなり、そのシー
    ル部材(44)は、前記ロータチャンバ(14)の前記
    半円形断面部(B1)による内周面(45)を摺動する
    半円弧状部(55)と、前記四角形断面部(B2)によ
    る対向内端面(47)をそれぞれ摺動する一対の平行部
    (56)とを有する、請求項1記載の内燃機関の廃熱回
    収装置。
  3. 【請求項3】 各ベーン本体(43)は、前記シール部
    材(44)の両平行部(56)に対応する一対の平行部
    (48)を有し、各ベーン本体(43)の先端面を前記
    ロータチャンバ(14)の前記内周面(45)から常時
    離間すべく、両平行部(48)に設けられたローラ(5
    9)を、前記ケーシング(7)の前記対向内端面(4
    7)に形成された両環状溝(60)にそれぞれ転動自在
    に係合させた、請求項2記載の内燃機関の廃熱回収装
    置。
  4. 【請求項4】 内燃機関(1)の廃熱を熱源として高圧
    蒸気を発生する蒸発器(3)と、前記高圧蒸気の膨脹に
    よって出力を発生する膨脹器(4)と、その膨脹器
    (4)から排出された低圧蒸気を液化する凝縮器(5)
    とを有する内燃機関の廃熱回収装置において、前記膨脹
    器(4)は、ロータチャンバ(14)を有するケーシン
    グ(7)と、そのロータチャンバ(14)内に収容され
    たロータ(31)と、前記ロータ(31)に、その回転
    軸線(L)回りに放射状に配置されて放射方向に往復動
    自在である複数のベーン(42)とを備え、前記ロータ
    (31)の回転軸線(L)を含む仮想平面(A)におけ
    る前記ロータチャンバ(14)の断面(B)は、直径
    (g)を相互に対向させた一対の半円形断面部(B1)
    と、両直径(g)の一方の対向端相互および他方の対向
    端相互をそれぞれ結んで形成される四角形断面部(B
    2)とよりなり、各ベーン(42)はベーン本体(4
    3)と、そのベーン本体(43)に装着されて前記ロー
    タチャンバ(14)にばね力を以て押圧されるシール部
    材(44)とよりなり、そのシール部材(44)は、前
    記ロータチャンバ(14)の前記半円形断面部(B1)
    による内周面(45)を摺動する半円弧状部(55)
    と、前記四角形断面部(B2)による対向内端面(4
    7)をそれぞれ摺動する一対の平行部(56)とを有す
    ることを特徴とする内燃機関の廃熱回収装置。
  5. 【請求項5】 各ベーン本体(43)は、前記シール部
    材(44)の両平行部(56)に対応する一対の平行部
    (48)を有し、各ベーン本体(43)の先端面を前記
    ロータチャンバ(14)の前記内周面(45)から常時
    離間すべく、両平行部(48)に設けられたローラ(5
    9)を、前記ケーシング(7)の前記対向内端面(4
    7)に形成された両環状溝(60)にそれぞれ転動自在
    に係合させた、請求項4記載の内燃機関の廃熱回収装
    置。
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US6513482B1 (en) * 1999-03-05 2003-02-04 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Rotary fluid machinery, vane fluid machinery, and waste heat recovery device of internal combustion engine

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US6681738B2 (en) 1999-03-05 2004-01-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Rotary type fluid machine, vane type fluid machine, and waste heat recovering device for internal combustion engine

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