JP2000319881A - リーダーレスオーガ機による連続ラップ削孔方法及び該方法に使用する装置 - Google Patents

リーダーレスオーガ機による連続ラップ削孔方法及び該方法に使用する装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のリーダーレスオーガ機によって連続ラ
ップ削孔を可能にする。 【解決手段】 オーガスクリュー3によって、該オーガ
スクリュー3の外径より小さな一定間隔を置いて間隔削
孔a1 〜a4 群をまず削孔し、次いで該間隔削孔の中間
に、両側の間隔削孔に両側が一部ラップする形態で削孔
ケーシング4を削孔打込みb1 〜b4 し、次いで該打込
形態の削孔ケーシング内をオーガスクリュー3でラップ
削孔c1 〜c4 する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土砂崩壊を防止す
るための山留めの連続壁造成や、軟岩等の地層に鋼矢板
を打込みやすくするための連続ラップ削孔に関するもの
であり、土木基礎工事の分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】山留めの連続壁造成や、硬い地層への鋼
矢板打込みのためには連続ラップ削孔、即ちオーガスク
リューで削孔した穴に、次の削孔穴を一部重複して形成
し、それぞれの削孔穴が一部重複しながら連続した削
孔、が必要であるが、リーダーレスオーガ機での削孔に
あっては、既削孔穴に次の削孔穴が重複するように削孔
作業を遂行しても、作業中のオーガスクリューは進行す
るにしたがって抵抗の少ない既削孔穴の方へずれ込んで
行き、所期の平行なラップ削孔は不可能であった。
【0003】従って、連続ラップ削孔を実施するには、
オーガスクリューの地中への進行を既削孔穴側へずれな
いように強制的に方向付けるためにリーダーを用いてオ
ーガスクリューを案内する大型機械、即ち三点式オーガ
機と呼ばれるリーダー式オーガ機を用いたり、2軸(2
本のオーガスクリュー)、3軸(3本のオーガスクリュ
ー)等多軸のオーガ削孔機を用いたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、3点式オーガ
機や多軸オーガ削孔機は、リーダーレスオーガ機と比べ
てはるかに大型の機械であり、機械の足場の広さ、及び
大きな作業スペースが必要であり、狭い場所では連壁工
法や連続ラップ削孔の実施が不可能であり、また、場所
的条件は充分であっても作業量の小さな現場では、三点
式オーガ機や多軸オーガ削孔機の運搬、組立、解体等の
準備作業費が極めて割高となり、経済的観点からこれら
大型機械が使用出来ない場合もある。本発明は、機動性
に富む小型建設機械であるリーダーレスオーガ機での連
続ラップ削孔を可能とし、上述の如き従来の連続ラップ
削孔や連壁工法での問題点を解決するものである。
【0005】
【課題を解決する手段及び作用】例えば図1及び図2に
示す如く、オーガスクリュー3による複数の間隔削孔a
1 ,a2 ,a3 ,a4 を、オーガスクリュー3の外径よ
り小さな一定間隔を置いて順次削孔し、次いで各オーガ
スクリュー間隔削孔a1 ,a2 ,a3 ,a4 の中間に、
オーガ機に取付けた先端に削孔刃43を有する円筒の削
孔ケーシング4を回転しながら削孔打込みb1 し、該打
込済の削孔ケーシング4内をオーガスクリュー3にてラ
ップ削孔c1 し、一定間隔のオーガスクリュー間隔削孔
1 ,a2,a3 ,a4 間にオーガスクリューラップ削
孔c1 ,c2 ,c3 ,c4 を形成して連続ラップ削孔を
実施する。
【0006】オーガスクリュー3による間隔削孔a1
2 ,a3 ,a4 のそれぞれはお互いに重複部分の存在
しない独立削孔であるため、リーダーレスオーガ機によ
っても所定の垂直削孔が可能であり、削孔ケーシング4
の削孔打込みはケーシング4が両側で均等に間隔削孔a
1 ,a2 ,a3 ,a4 と重複すると共に中央部に自立し
た地山を抱いての円筒体の削孔打込みであることが相俟
って間隔削孔a1 ,a 2 ,a3 ,a4 と平行且つ垂直に
削孔打込みb1 ,b2 ,b3 ,b4 が出来、オーガスク
リュー3によるラップ削孔c1 ,c2 ,c3 ,c4 は打
込ケーシング4内の削孔であるためオーガスクリュー3
もケーシング4の内面に案内されて所定の垂直削孔進行
が可能となり、オーガスクリュー3及び削孔ケーシング
4を引抜いた跡には間隔削孔a1 ,a2 ,a3 ,a4
両側がラップしたラップ削孔c1,c2 ,c3 ,c4
得られ、結局、間隔削孔a1 〜a4 とラップ削孔c1
4 とで連続ラップ削孔が得られる。
【0007】また、オーガスクリュー3の間隔削孔
1 ,a2 ,a3 ,a4 及び削孔ケーシング4の削孔打
込みb1 ,b2 ,b3 ,b4 を、地面に固定したガイド
定規の円筒形態のオーガスクリューガイド15及び円筒
形態のケーシングガイド16を介して実施するため、間
隔削孔のためのオーガスクリュー3の位置決めも、削孔
ケーシングの削孔打込みの位置決めも簡単であり、しか
もオーガスクリュー3も削孔ケーシング4も削孔進行中
はそれぞれのガイドによって案内されるため削孔作業中
の姿勢制御が容易となる。
【0008】また、ケーシング削孔打込みb1 ,b2
3 ,b4 を、外周にはスパイラル羽根Sを備え、先端
には削孔刃43を備えた削孔ケーシング4を用い、削孔
刃43の近接位置のエアーノズルNから高圧空気を噴射
しながら実施するため、高圧空気は各削孔刃43の堀削
抵抗を軽減すると共に、粘性土等が削孔刃43にだんご
状にこびり付くのを防止出来、スパイラル羽根Sは土砂
の上方への押し上げを容易とすると共にケーシング4の
外周の地山に対する摩擦抵抗をも軽減し、更にエアーノ
ズルNから噴出された空気のケーシング4の内外面に沿
った上昇流もケーシングの地山に対する摩擦抵抗の軽減
作用を生じ、削孔ケーシング4の削孔能力が向上する。
【0009】また、ガイド定規1として、1半にはオー
ガスクリューガイド15の複数本を等間隔L2 で配置
し、他半にはケーシングガイド16の複数本を等間隔L
2 で配置した長尺のガイド定規1を用い、オーガスクリ
ュー3によるオーガスクリューガイド15を介した間隔
削孔a1 ,a2 ,a3 ,a4 の完了後、ガイド定規の固
定を解除して各ケーシングガイド16が各間隔削孔
1 ,a2 ,a3 ,a4 の中間に位置するようにガイド
定規1を半回転して再固定し、削孔ケーシング4の削孔
打込みb1 及びオーガスクリュー3による打込みケーシ
ング内でのラップ削孔c1 を実施する。
【0010】従って、ガイド定規1の最初の固定によっ
て各間隔削孔a1 ,a2 ,a3 ,a 4 の全ての作業が遂
行出来、次のガイド定規の半回転しての再固定によって
削孔ケーシング4の削孔打込みb1 〜b4 を介してのオ
ーガスクリュー3によるラップ削孔c1 〜c4 の全てが
遂行出来、次の間隔削孔のためのガイド定規1の設置は
再度ガイド定規1の固定を解除して半回転し、定規1を
半身分だけ次の場所の方に進めて再固定する仕方で実施
出来、ガイド定規1の操作及び間隔削孔とラップ削孔と
の作業が合理的に遂行出来、作業計画も容易となる。
【0011】本発明の削孔方法に採用するガイド定規と
しては、例えば図3、図4に示す如く、両側に長尺の側
枠11を備え、両側枠11間を連結板12群で固定する
と共に、各連結板12群で形成された空間E群の一半に
は立設円筒形態のオーガスクリューガイド15群を等間
隔L2 で、空間E群の他半には立設円筒形態のケーシン
グガイド16群を等間隔L2 で、且つオーガスクリュー
ガイド15とケーシングガイド16との間も各ガイド間
と同一間隔L2 で配置し、両側枠11には固定杭(2)
に嵌合するための案内筒14を等間隔L1 で、且つガイ
ド定規1を同一位置で半回転して固定杭2に再固定した
時、各ケーシングガイド16が各オーガスクリューガイ
ド15の中間に位置する関係に案内筒14を配置した。
【0012】従って、ガイド定規の地面への固定はガイ
ド筒14に固定杭2を打込むことにより強固に実施出来
ると共に、オーガスクリュー3による間隔削孔a1 ,a
2 ,a3 ,a4 の終了後の削孔ケーシング4の削孔打込
み準備は、ガイド定規1をクレーンで上方に引上げてガ
イド筒14を固定杭2から抜いた後にガイド定規1を平
面視で同一位置で半回転(180°回転)して再度各ガ
イド筒14を固定杭2に嵌合垂下して地面に載置するだ
けで、各ケーシングガイド16が各オーガスクリューガ
イド15の中間、即ち各ケーシングガイド16が各間隔
削孔a1 ,a2,a3 ,a4 の中間に自動的に設置出
来、間隔削孔の位置決め及びケーシングの削孔打込みの
位置決めが迅速、正確に実施出来る。
【0013】また、ガイド定規1の各側枠11は、垂直
形態の側板F1 を備え、案内筒14は側板F1 から突出
させた2枚の突出板F2 と該2枚の突出板F2 の先端に
固定した端板F3 とで四角筒を構成し、案内筒14の上
部は、突出板F2 の上端が側板F1 の上端より上方に突
出し、端板F3 の上端が側板F1 の上端より低い形態と
した。
【0014】従って、案内筒14への固定杭2の打込み
に際しては、クレーンで吊下げた固定杭2の下端は、最
初に両側の突出板F2 の上端部でガイド定規長手方向の
位置が案内され、次いで固定杭2を側板F1 に当接垂下
させることにより容易にガイド筒14内に垂下出来、打
込用の長尺の固定杭2のクレーンによる操作が容易とな
る。
【0015】また、ガイド定規1へのケーシングガイド
16の取付構造は、ケーシングガイド16が空間Eの隅
部で側方に膨出した突出ガイド16′を備えた形態とし
た。従って、削孔ケーシング4のケーシングガイド16
への嵌入に際しては、削孔ケーシング4の先端の各削孔
刃43を突出ガイド16′に嵌合垂下出来、突出ガイド
16′を空間Eの隅部としたため、オーガスクリューガ
イド15の間隔L2との関連で決定する各ケーシングガ
イド16の間隔設定に際して突出ガイド16′による径
の増大の影響が無視出来る。
【0016】本発明の削孔方法に採用する削孔ケーシン
グとしては、例えば図6に示す如く、鋼管40の外周面
にはスパイラル羽根Sを備え、鋼管40の上端にはキヤ
ップ41を着脱自在に備え、キヤップ41は上端にオー
ガ機M1 のオーガスイベル部M2 への接続部J、及び内
面上面に接続部Jに開通する空気室Rを有し、鋼管40
下端にはヘッド42を備え、ヘッド42は先端に複数個
の削孔刃43と少くとも1個のエアーノズルNとを有
し、キヤップ41の空気室Rに連通した接続パイプP1
の下端と、鋼管40外周のスパイラル羽根Sの下面に添
着してエアーノズルNへと連なる供給パイプP2 の上端
とを着脱可能に接続した構成とした。
【0017】従って、削孔ケーシング4の打込作業中
は、スパイラル羽根Sが土砂の上方への排出を行うと共
に地山との摩擦力を軽減し、削孔刃の作用域への高圧空
気噴射により削孔刃への土砂の付着を排除して刃の削孔
能力低下が阻止出来、しかも噴出空気の地上への排出が
削孔ケーシング4と地山との摩擦力軽減にも助力するた
め、硬質土質から粘性土質までのあらゆる地層に対して
も削孔可能となる。また、削孔ケーシング4の削孔打込
中は、スパイラル羽根Sは上面が下面よりも大きな摩擦
力を受ける(スパイラル羽根は切削土の上昇排出作用を
行う)が、供給パイプP2 はスパイラル羽根Sの下面に
付着しているため、切削土との摩擦損壊が最少限とな
る。
【0018】更に、接続パイプP1 と供給パイプP2
が脱着可能でありキヤップ41が鋼管40と着脱自在で
あるため、削孔ケーシング4の打込b1 後のオーガスク
リュー3によるラップ削孔c1 への切換えは、キヤップ
41を接続パイプP1 と共に鋼管40から取り外して、
オーガスイベル部M2 にオーガスクリュー3を取付ける
作業により、迅速、且つ容易に実施出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】〔ガイド定規(図3、図4)〕4
00mm幅の鋼矢板打込用のラップ削孔に用いるガイド定
規として、両側枠11に250mmH型鋼をそれぞれ両側
板F1 を垂直形態に配置し、両側枠11間に9mm厚の鉄
板から成る連結板12を溶接して平面梯子状の枠組を形
成し、一半には4個のオーガスクリューガイド15用空
間を、他半には4個のケーシングガイド16用の空間を
形成した。オーガスクリューガイド15は、外径558
mm、内径(d1 )540mm、長さ500mmの鋼管とし、
ケーシングガイド16は、外径700mm、肉厚6.4m
m、長さ350mmの鋼管を4分割し、各切開位置に円弧
長さ150mmの突出ガイド16′を溶接して内径
(d2 )730mm、突出ガイド16′部の内径(d3
770mmの鋼管とした。
【0020】オーガスクリューガイド15は径が小であ
るため、空間Eの両側板F1 側にも9mm厚の当接板13
を連結板12間に溶接して、オーガスクリューガイド1
5の外面をそれぞれ四周の連結板12及び当接板13に
溶接固定した、ケーシングガイド16は突出ガイド1
6′が空間Eの隅部に位置するようにしてその外面を四
周の側板F1 及び連結板12に溶接固定した。また、両
側枠11の外側には、長手方向の両端と中間に案内筒1
4を、それぞれ内側の一辺が270mmの四角筒となるよ
うに、肉厚9mm鉄板で高さh2 が300mmの突出板F2
の2枚と、高さh3 が200mmの端板F3 とH型鋼の高
さh1が250mmの側板F1 とで形成した。
【0021】寸法関係は、各オーガスクリューガイド1
5及びケーシングガイド16相互の中心間隔L2 が全て
800mm(鋼矢板400mm幅の2枚分)であり、各ガイ
ド筒14中心間距離(固定杭2中心間距離)L1 が3,
200mmであり、ガイド定規1を固定杭2から抜いて1
80°回転して再度ガイド筒14を固定杭2に嵌合固定
した場合に各ケーシングガイド16の中心が、ガイド定
規180°回転前の各オーガスクリューガイド15の中
間に位置するように各ガイド筒14を配置した。また、
図3(B)に示す如く、ガイド定規1の下面は各ガイド
15,16、ガイド筒14及び両側枠11が全て面一と
した。
【0022】〔削孔ケーシング(図6)〕外径d4 が6
09mm、肉厚9mm、長さ8mの鋼管40の先端に、同径
で0.5m長のヘッド42を溶接固定した。ヘッド42
の先端には4個の切削刃43を、切削刃43間の最大外
径d6 が739mmに溶接固定した。また、鋼管40から
ヘッド42に亘って、肉厚10mm、幅50mmの板金のス
パイラル羽根Sを上端のキヤップ41冠着部を除いて6
00mmピッチで巻付け、スパイラル羽根の下面に内径1
5mmの金属製供給パイプP2 を溶着し、供給パイプP2
の先端は切削刃43の1つの基部に溶着された噴出口径
12mmの逆止弁付エアーノズルNへと連通している。
【0023】キヤップ41は上端に接続部Jを有する円
筒蓋形状であって、内側上面には接続部中心部から供給
される高圧空気用の空気室Rを有し、該空気室Rからキ
ヤップ上面を経て接続パイプP1 が延出し、キヤップ4
1の鋼管40への冠着時には接続パイプP1 下端をカプ
ラーKを介して供給パイプP2 上端に接続可能となって
いる。また、キヤップ41は鋼管40上端内面に溶着し
たナット(図示せず)にキヤップ外面からボルトねじを
螺合することにより着脱自在に冠着する構造である。ま
た、接続部Jは、オーガ機M1 のオーガスイベル部M2
(図5)に嵌着すればコンプレッサー(図示せず)から
のパイプP0 を経た高圧空気が空気室Rに供給される構
造である。
【0024】〔連続ラップ削孔作業(図1、図2)〕硬
い地層(N値50〜60)の地面をやゝ水平にした平場
に鋼矢板を打込む位置を決め、それに基づいてガイド定
規をオーガスクリューガイド15側が先頭になるように
クレーンで設置し、次いで7tクラスの杭打機に油圧バ
イブ口を取付け、250H型鋼の2.5m長の固定杭2
を6本のガイド筒14中に、固定杭2を、抜き上げ時の
把持用の300mmをガイド筒14から突出した状態に垂
直に打込み、ガイド定規を固定した(図1(A))。
【0025】次いで、図5(A)の如く、機械本体M0
の先端のオーガ機M1 のオーガスイベル部M2 にφ50
0のオーガスクリュー3を取付けて、各オーガスクリュ
ーガイド15(4本)を介してオーガ中心間隔L2 、8
00mmピッチで正確に深度5.5mの間隔削孔a1 ,a
2 ,a3 ,a4 を4本削孔した(図1(B))。次にク
レーンでガイド定規1を吊り上げて固定杭から各ガイド
筒14を抜き上げ、ガイド定規1を180°回転した状
態で再度垂下して各ガイド筒14を各打込済の固定杭2
に嵌合し、ガイド定規1の各ケーシングガイド16が間
隔削孔a 1 ,a2 ,a3 ,a4 の中間に位置する状態に
再固定した(図2(A))。
【0026】次に、図5(B)に示す如くオーガスクリ
ュー3を削孔ケーシング4に取換えた後、削孔ケーシン
グ4の4個の削孔刃43をケーシングガイド16の突出
ガイド16′に合わせて削孔ケーシング4をケーシング
ガイド16内に垂下し、削孔ケーシング4を地面に押し
付けて各削孔刃43をケーシングガイド16の下端より
下方に位置させた後、削孔ケーシング4をオーガ機M1
で回転させて削孔進行させながら途中から7kg/cm2
高圧空気をエアーノズルNから噴射させて深度5mに削
孔打込み(図2(B)b1 )した。
【0027】次いで削孔ケーシング4はそのまゝとし、
キヤップ41をケーシング4から外して再度キヤップ4
1とオーガスクリュー3とを取換え(図5(A))、削
孔ケーシング4内をラップ削孔c1 (図2(B))し
た。第1のラップ削孔c1 の完了後、オーガ機M1 を持
上げてオーガスクリュー3をキヤップ41と取換えてオ
ーガ機M1 を垂下してキヤップ41を削孔ケーシング4
の鋼管40と連結して削孔ケーシング4を第1削孔打込
みb1 (図2(B))から抜き去った後、次のケーシン
グガイド16に嵌合し、第2の削孔打込みb 2 及びオー
ガスクリュー3による第2のラップ削孔c2 を行い、以
下同様の工程で全削孔打込みb1 〜b4 及びラップ削孔
1 〜c4 を完了した(図2(B))。
【0028】次に、ガイド定規1を半回転した状態で半
身長だけ次の場所へ後退してガイド定規1の中央及び前
端のガイド筒14を後方及び中間の既設固定杭に嵌合
し、前方の固定杭2本を引抜いてガイド定規1の後端の
ガイド筒14内に打込んでガイド定規1を再固定し、前
半部に位置する各オーガスクリューガイド15を介して
オーガスクリュー3によって次の4本の間隔削孔を完了
後、再びガイド定規1を持上げて半回転して既設固定杭
2群に嵌合固定し、削孔ケーシング4を削孔打込む。以
上の工程を繰返して各間隔削孔、削孔ケーシング打込
み、及びラップ削孔とを行ない連続ラップ削孔を所定距
離実施した。
【0029】作業の遂行に関しては、ガイド定規の再配
置作業、特に固定杭2のガイド筒14への嵌合作業が比
較的手間がかかるが、ガイド筒14の両突出板F2 が突
出しているため、杭2の前後方向の規則が容易となり、
端板F3 が低いために、続く左右方向規制も杭2を両突
出板F2 内で単に側板F1 へ当接すれば良く、従ってガ
イド筒14の前後左右板F1 ,F2 ,F3 の高さの異な
る構造のために固定杭2の再打込みが迅速且つ容易に遂
行出来るようになった。得られた連続ラップ削孔はN値
5前後の山砂様の土砂となったため、400mm幅の鋼矢
板Yの打設がリーダーレス機械のバイブ口であまり振動
を与えなくとも容易に実施出来た。
【0030】本工法の実施にあっては、従来は70t〜
100tクラスのリーダー式大型機械ですら垂直削孔が
困難で大型の多軸オーガ機を採用せざるを得ない様な地
層に対しても、機動性に富む20t〜30tクラスの小
型リーダーレスオーガ機で連続ラップ削孔が可能とな
り、大型機械の搬入設置不可能な場所でも大型機械と同
等かそれ以上の作業が可能となった。即ち、削孔ケーシ
ング4はスクリュー羽根Sによって切削土の持上げと共
に地層との摩擦力を軽減し、削孔刃の作用域への高圧空
気噴射によって削孔刃への粘性土等のこびり付きも防止
出来、切削能力低下が阻止出来、更には噴出空気の地上
への流出が削孔ケーシング4の地層(地山)に対する摩
擦軽減に助力するため、各種鋼矢板打込みに必要な程度
の深度削孔では削孔能力の低下が殆んど見られなかっ
た。
【0031】また、ガイド定規1が、オーガスクリュー
3や削孔ケーシング4を削孔初期段階で強制的に位置規
制するため正確な連続ラップ削孔が可能となり、特に削
孔ケーシング4は両側に既削孔の軟らかい土質があるに
もかかわらず、中央部の未削孔の地山を抱えての、円周
形態の削孔であるため片方への偏寄進行なく、従って設
計段階で想定した通りか、それ以上の顕著な効果が得ら
れた。
【0032】〔本件工法の比較検討〕比較的地層条件の
良い場所で、しかも5〜6m位の比較的深度の浅い削孔
にあっては、削孔ケーシング4は、スクリュー羽根S及
び高圧空気噴射が無くとも円周形態削孔のためにリーダ
ーレスオーガ機での所期の連続ラップ削孔が得られる
が、ガイド定規で姿勢制御しながら作業すれば、かなり
の範囲まで連続ラップ削孔が可能となった。しかし、深
度が大になれば地層の摩擦抵抗が急激に大となって削孔
にかなりのパワーが必要であった。また、特に粘性土質
にあっては地層の摩擦抵抗の増大と削孔刃への切削土の
付着によって深度の増加と共に急速に削孔能力が低下し
た。また、スパイラル羽根のピッチは、60cm位があら
ゆる地層に有効であり、該事実は種々の試行テストの結
果見出した。即ち、スパイラル羽根のピッチを1m又は
1m20cmとすると切削土砂の押し上げ能力が低下し、
反対に300mm位のピッチとすれば羽根と羽根との間へ
の粘性土の付着が多くなり、羽根間で圧着粘土がつなが
って各羽根が付着粘土に埋まる現象が生じ、羽根の摩擦
軽減作用及び切削土持ち上げ作用が無くなった。しか
も、300mm位のピッチであれば、砂礫地層にあっては
大きな石が羽根間に入らずに同一礫の表面をこするだけ
で羽根が下方への反力を生じなくなった。
【0033】噴出高圧空気は、ケーシングの羽根に沿っ
てらせん状に上方へ排出するためケーシング外周の土砂
とケーシングとの土圧、摩擦抵抗の軽減に非常に有効で
あり、土質によっては噴射エアー無しの場合での削孔ケ
ーシングの抵抗の1/5乃至1/10位にまで軽減出来
た。
【0034】〔噴出高圧空気の効果〕回転トルクが4t
−fmのオーガモータで噴出エアー無しで割合硬い粘性土
を削孔すると深度と比例して先端削進力が急速に減退
し、回転抵抗の増大と共に回転が止まったが、回転トル
クが2.5t−fmのオーガモータのもので最初からエア
ー噴出で削孔すると同じ土質条件下でも何ら抵抗なく削
孔も回転もスムーズに機能した。従って、機械への負担
と作用時間から見て、エアーノズルNを適用すれば約1
0倍位の能力アップを招来したと評価出来た。
【0035】〔その他〕削孔ケーシング4の先端のエア
ーノズルNは、噴射高圧空気が削孔ケーシング4の内面
側へも流れるようにノズルNの先端を少し内向きに設定
すればケーシング内面の摩擦力低下も期待出来てケーシ
ングの摩擦抵抗軽減に特に有効であり、この場合にはケ
ーシングの長さ方向の所々に機械的強度を低下しない程
度の空気孔を設ける事が有効であった。また、削孔ケー
シングの土砂に対する摩擦抵抗を軽減するために、ケー
シング内面に、棒片を傾斜溶接した形態の突起片等の突
片を形成すれば有効であり、発明者はケーシングの鋼管
40に設けた空気孔の近傍に棒片を溶接してケーシング
の摩擦抵抗軽減の効果を確認した。
【0036】また、エアーノズルNは噴出休止中は土砂
が入り込んで逆止弁を構成する球の摩耗が激しいため、
ノズルN先端は取換え容易な螺合ナットとし、弁球の取
換えを容易として稼動率が向上出来た。尚、ラップ削孔
に際しては、削孔ケーシング4を複数本準備し、各ケー
シングガイド16群に全て削孔ケーシングを削孔打込み
してから、オーガスクリュー3で連続的にラップ削孔C
1 〜C4 すれば、削孔ケーシングとオーガスクリューと
の取換え作業が合理化出来る。また、ガイド定規の側枠
は、H型鋼以外の例えばI型鋼や角筒管、鋼管の使用も
可能であり、垂直板を備えたものが角筒形態のガイド筒
の溶接に有利であるが、ガイド筒14も固定杭2との関
係で、同筒形すら可能である。また、ガイド筒14の形
態及び取付場所は、固定杭2と共に、例えばH型鋼側枠
11の水平ウエブに穴を開けて側枠から突出させない様
に取付ける等、製造面、使用面から適当に選択決定すれ
ば良い。
【0037】
【発明の効果】間隔削孔a1 〜a4 は、隣の削孔の影響
を受けないためリーダーレスオーガ機でも垂直削孔出
来、削孔ケーシング4の削孔打込みb1 〜b4 は両側の
間隔削孔にまたがるが中央に地山を抱いての円周形態削
孔であるため垂直に削孔打込み出来、オーガスクリュー
3によるラップ削孔c1 〜c4 は打込んだ削孔ケーシン
グ4内での削孔であるためリーダーレスオーガ機でも垂
直削孔可能となり、結局、小型のリーダーレスオーガ機
であっても連続ラップ削孔が可能である。
【0038】また、間隔削孔a1 〜a4 を行うオーガス
クリュー3も削孔ケーシング3の削孔打込みも共にガイ
ド定規のオーガスクリューガイド15及びケーシングガ
イド16を介して実施するため、オーガスクリュー3及
び削孔ケーシング4の位置規制及び削孔作業中の姿勢規
制によって、正確な削孔進行が可能となり、作業の円滑
遂行が可能となる。
【0039】また、削孔ケーシングの外周にスパイラル
羽根Sを設け、先端に削孔刃とエアーノズルNを設け
て、高圧空気をノズルNから噴射しながら削孔ケーシン
グ4を打込むため、削孔ケーシング4の土砂との摩擦が
軽減出来、削孔刃43への切削土の付着も防止出来て削
孔能力の低下が防止出来、どのような地層での深度の大
な削孔も、削孔力の比較的小さなリーダーレスオーガ機
で正確且つスムーズに達成出来、小型のリーダーレスオ
ーガ機でありながら、従来のリーダー式削孔機(大型機
械)と同等かそれ以上の作業能力を発揮し、しかも大型
機械の使用不可能な立地条件下でも連続ラップ削孔が可
能である。
【0040】また、一半にはオーガスクリューガイド1
5群を、他半にはケーシングガイド16群を各ガイド1
5,16群の間隔を同一に配置したガイド定規を用い
て、間隔削孔a1 〜a4 及び削孔ケーシング4の削孔打
込みb1 〜b4 を行うため、間隔削孔終了後にガイド定
規1を半回転して再固定すれば各ケーシングガイド16
が各間隔削孔間に自動的に位置決定出来、作業が正確且
つ迅速に遂行出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工説明図であって、(A)はガイド
定規1に対するオーガスクリュー作用状態を、(B)は
間隔削孔a1 〜a4 の位置関係を示す図である。
【図2】本発明の施工説明図であって、(A)はガイド
定規への削孔ケーシングの適用形態を、(B)は間隔削
孔と削孔ケーシングの打込みと、ラップ削孔との位置関
係を、(C)は鋼矢板Yの打込状態を示す図である。
【図3】ガイド定規の図であって、(A)は平面図、
(B)は側面図である。
【図4】ガイド定規の斜視図である。
【図5】リーダーレスオーガ機の概略側面図であって、
(A)はオーガスクリュー装着状態を、(B)は削孔ケ
ーシング装着状態を示す図である。
【図6】削孔ケーシングの側面図である。
【符号の説明】
1…ガイド定規 2…固定杭 3…オーガスクリュー 4…削孔ケーシング 11…側枠 12…連結板 13…当接板 14…室内筒 15…オーガスクリューガイド 16…ケーシングガイド 16′…突出ガイド 40…鋼管 41…キヤップ 42…ヘッド 43…削孔刃 E…空間 F1 …側板 F2 …突出板 F3 …端板 J…接続部 K…カプラー M0 …機械本体 M1 …オーガ機 M2 …オーガスイベル部 N…エアーノズル P1 …接続パイプ P2 …供給パイプ R…空気室

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーガスクリュー(3)による複数の間
    隔削孔(a1 ,a2,a3 ,a4 )を、オーガスクリュ
    ー(3)の外径より小さな一定間隔を置いて順次削孔
    し、次いで各オーガスクリュー間隔削孔(a1 ,a2
    3 ,a4 )の中間に、オーガ機に取付けた先端に削孔
    刃(43)を有する円筒の削孔ケーシング(4)を回転
    しながら削孔打込み(b1 )し、該打込済の削孔ケーシ
    ング(4)内をオーガスクリュー(3)にてラップ削孔
    (c1 )し、一定間隔のオーガスクリュー間隔削孔(a
    1 ,a2 ,a3 ,a4 )間にオーガスクリューラップ削
    孔(c1 ,c2 ,c3 ,c4 )を形成して連続ラップ削
    孔を行う、リーダーレスオーガ機による連続ラップ削孔
    方法。
  2. 【請求項2】 オーガスクリュー(3)の間隔削孔(a
    1 ,a2 ,a3 ,a 4 )及び削孔ケーシング(4)の削
    孔打込み(b1 ,b2 ,b3 ,b4 )を、地面に固定し
    たガイド定規の円筒形態のオーガスクリューガイド(1
    5)及び円筒形態のケーシングガイド(16)を介して
    実施する請求項1の連続ラップ削孔方法。
  3. 【請求項3】 ケーシング削孔打込み(b1 ,b2 ,b
    3 ,b4 )を、外周にはスパイラル羽根(S)を備え、
    先端には削孔刃(43)を備えた削孔ケーシング(4)
    を用い、削孔刃(43)の近接位置のエアーノズル
    (N)から高圧空気を噴射しながら実施する請求項1又
    は2の連続ラップ削孔方法。
  4. 【請求項4】 ガイド定規(1)として、1半にはオー
    ガスクリューガイド(15)の複数本を等間隔(L2
    で配置し、他半にはケーシングガイド(16)の複数本
    を等間隔(L2 )で配置した長尺のガイド定規(1)を
    用い、オーガスクリュー(3)によるオーガスクリュー
    ガイド(15)を介した間隔削孔(a 1 ,a2 ,a3
    4 )の完了後、ガイド定規(1)の固定を解除して各
    ケーシングガイド(16)が各間隔削孔(a1 ,a2
    3 ,a4 )の中間に位置するようにガイド定規(1)
    を半回転して再固定し、削孔ケーシング(4)の削孔打
    込み(b1 )及びオーガスクリュー(3)による打込み
    ケーシング(4)内でのラップ削孔(c1 )を実施する
    請求項2又は3の連続ラップ削孔方法。
  5. 【請求項5】 両側に長尺の側枠(11)を備え、両側
    枠(11)間を連結板(12)群で固定すると共に、各
    連結板(12)群で形成された空間(E)群の一半には
    立設円筒形態のオーガスクリューガイド(15)群を等
    間隔(L2 )で、空間(E)群の他半には立設円筒形態
    のケーシングガイド(16)群を等間隔(L2 )で、且
    つオーガスクリューガイド(15)とケーシングガイド
    (16)との間も各ガイド(15,16)間と同一間隔
    (L2 )で配置し、両側枠(11)には固定杭(2)に
    嵌合するための案内筒(14)を等間隔(L1 )で、且
    つガイド定規を同一位置で半回転して固定杭(2)に再
    固定した時、各ケーシングガイド(16)が各オーガス
    クリューガイド(15)の中間に位置する関係に案内筒
    (14)を配置した連続ラップ削孔用ガイド定規。
  6. 【請求項6】 各側枠(11)が垂直形態の側板
    (F1 )を備え、案内筒(14)は側板(F1 )から突
    出させた2枚の突出板(F2 )と該2枚の突出板
    (F2 )の先端に固定した端板(F3 )とで四角筒を構
    成し、案内筒(14)の上部は突出板(F2 )の上端が
    側板(F1 )上端より上方に突出し、端板(F3 )の上
    端が側板(F1 )の上端より低い形態である請求項5の
    ガイド定規。
  7. 【請求項7】 ケーシングガイド(16)が空間(E)
    の隅部で側方に膨出した突出ガイド(16′)を備えて
    いる請求項5又は6のガイド定規。
  8. 【請求項8】 鋼管(40)の外周面にはスパイラル羽
    根(S)を備え、鋼管(40)の上端にはキヤップ(4
    1)を着脱自在に備え、キヤップ(41)は、上端にオ
    ーガ機(M1 )のオーガスイベル部(M2 )への接続部
    (J)、及び内部上面に接続部(J)に開通する空気室
    (R)を有し、鋼管(40)下端にはヘッド(42)を
    備え、ヘッド(42)は先端に複数個の削孔刃(43)
    と少くとも1個のエアーノズル(N)とを有し、キヤッ
    プ(41)の空気室(R)に連通した接続パイプ
    (P1 )の下端と、鋼管(40)外周のスパイラル羽根
    (S)の下面に添着してエアーノズル(N)へと連なる
    供給パイプ(P2 )の上端とを着脱可能に接続した連続
    ラップ削孔用の削孔ケーシング。
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