JP2000318500A - 脱着の容易なチャイルドシート - Google Patents

脱着の容易なチャイルドシート

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JP2000318500A
JP2000318500A JP11167266A JP16726699A JP2000318500A JP 2000318500 A JP2000318500 A JP 2000318500A JP 11167266 A JP11167266 A JP 11167266A JP 16726699 A JP16726699 A JP 16726699A JP 2000318500 A JP2000318500 A JP 2000318500A
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JP
Japan
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seat
child seat
lever
child
belt
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JP11167266A
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English (en)
Inventor
Hideki Nodaka
英樹 野▲高▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のチャイルドシートは、横方向のサイド
サポートの張り出しの干渉のため、限られた車内スペー
スの中で幼児をチャイルドシートに座らせたり離脱させ
る作業をする保護者の負担が大きかった。 【解決手段】 チャイルドシートのベルトキャッチャー
パットに、シート部1を前後にスライドさせる役割も持
たせたマルチレバー4とした。手動のマルチレバー4の
簡単で自然な操作だけで、シート部1がフレーム部2の
内側を前後にスライドするようにした。マルチレバー4
を前方に引く操作で、シート部1が連動し前方にスライ
ドして、サイドサポート3の高さ近くまでリフトしてく
る。本発明によって横方向のサイドサポート3の張り出
しの干渉を受けずに、幼児をチャイルドシートに着座さ
せ易く、チャイルドシートベルト10の解除の際にも離
脱がさせ易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、簡単で自然なレバー操作で一
体とした座面と背もたれのシート部1を、フレーム部2
の内側で前後にスライドさせて、チャイルドシートベル
ト10の脱着を容易にする装置である。
【0002】 チャイルドシートのベルトキャッチャー
パットに、シート部1を前後にスライドする役割も持た
せたマルチレバー4とした。マルチレバー4はスライド
軸8によってシート部1を前後にスライドさせることが
可能になり、シート部1とはスライドピン7により連絡
されてシート部1の前後のスライドは安定する。
【0003】 シート部ロック解除レバー12aを上方
に引く操作後、手動のマルチレバー4を前方に引く操作
で、シート部1に付属のスライドボタン6がフレーム部
2のスライドボタンガイドレール5の内に沿って、スプ
リング11にアシストされながらシート部1を前方にス
ライドして、サイドサポート3の高さ近くまでリフトす
る。これによりチャイルドシートベルト10の装着の際
は、横方向の張り出しの干渉を受けずに幼児を着座させ
易く、チャイルドシートベルト10の解除の際にも離脱
がさせ易い。
【0004】 マルチレバー4を後方に引く操作で、シ
ート部1は後方かつ下方にスライドしてスプリングヒン
ジピン9によってシート部ロック12がされる。従来の
チャイルドシートが着座時の容易性を保つためにシート
部1の横幅を広くとっていたのに比べて、チャイルドシ
ートの横幅を短縮できてスペースの有効性に優れる。
【0005】 チャイルドシート使用時には、シート部
1は後下方にスライドしてシート部ロック12がされて
いるため、重心位置は低くなって安定性と安全性の両面
の向上に寄与する。
【0006】 本発明で、チャイルドシートに自分では
なかなかうまく着座することのできない幼児を、限られ
た車内スペースのなか窮屈で大変な思いをしながら着座
させていた保護者の、チャイルドシートベルト10の脱
着時の負担を大幅に軽減することができる。
【発明の属する技術分野】
【0007】本発明は、チャイルドシートベルト脱着時
の負担を大幅に軽減することのできる、自動車及び乗り
物用チャイルドシートに関するものである。
【従来の技術】
【0008】従来のチャイルドシートは、横方向のサイ
ドサポートの張り出しの干渉のため、限られた車内スペ
ースの中で幼児をチャイルドシートに座らせたり離脱さ
せる作業をする保護者の負担が大きかった。また重厚な
仕様にすれば安全だが脱着が困難になり、脱着も容易に
しようとするとチャイルドシートの重心位置が高くなっ
たり、チャイルドシートの単体重量の増加を招いてしま
っていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】幼児をチャイルドシートに座らせたり離脱
させる作業をする保護者の負担を大幅に軽減すること。
また従来のチャイルドシートが、安全性や脱着の容易性
の向上のため大型化や重量化を来していたのを、安全性
や脱着の容易性の低下をさせることなくチャイルドシー
トのコンパクト化と低重心化を図ること。
【課題を解決するための手段】
【0010】チャイルドシートのベルトキャッチャーパ
ットに、一体とした座面と背もたれのシート部を、前後
にスライドさせる役割も持たせるようにした。簡単なレ
バー操作でシート部が前後にスライドするため、チャイ
ルドシートベルト脱着の際はサイドサポートの干渉を受
けずに、幼児を着座や離脱させることが容易である。
【0011】またチャイルドシート使用時には、シート
部は後下方にシート部ロックされていて、横方向のサポ
ートは十分に得られながら、重心位置は低くなり安全性
も高められる。
【発明の実施の形態】
【0012】チャイルドシートの性格上からも出来るだ
け簡単な構造で、脱着の負担を軽減する発明をした。チ
ャイルドシートのベルトキャッチャーパットに、シート
部を前後にスライドする役割も持たせるマルチレバーと
した。これによってマルチレバーの簡単な操作で、これ
に連動するシート部がスプリングにアシストされながら
前方にスライドしてサイドサポートの高さ近くまでリフ
トしてくるため、サイドサポートの張り出しの干渉を受
けずに幼児を着座させ易い。
【0013】本発明ではシート部に着座させ易いため、
従来のチャイルドシートのような横方向に脱着の容易さ
を考えた余分なスペースは必要でなくなり、その分チャ
イルドシートの横幅を短縮することができる。チャイル
ドシート使用の際はマルチレバーを後方に引く操作する
と、シート部は後下方にスライドして機械的にロックさ
れる。チャイルドシート使用時には、シート部は後下方
にスライドしてロックされているため、チャイルドシー
トの重心位置は低くなり安全性は高まる。
【0014】またチャイルドシートベルト装着解除の際
には簡単なロック解除レバーを軽く上方に引く操作後、
マルチレバーを手前に引くとシート部はスプリングにア
シストされながら前方にスライドし、サイドサポートの
高さ近くまでリフトしてきて、シート部から幼児を離脱
させ易い。
【実施例】
【0015】以下、添付図面に従って一実施例を説明す
る。1と2と4は耐火性を有した強化されたプラスチッ
ク等適宜素材にて一体化形成する。1は座面と背もたれ
からなる前後にスライド可能なシート部1である。2は
フレーム部2でシート部1その他を納めて、横方向に幼
児をサポートするサイドサポート3を有している。
【0016】4はベルトキャッチャーパットに、シート
部1を前後にスライドさせる役割も持たせるようにした
マルチレバー4である。マルチレバー4を前方に引く操
作でシート部1は前方かつ上方にスライドしてきて、チ
ャイルドシートへ幼児を着座や離脱させることが容易に
なる。また、マルチレバー4を後方に引く操作では、シ
ート部1は後下方にスライドしてシート部ロック12さ
れるため、横方向のサポートは十分に得られて、重心位
置も低くなり安全である。
【0017】5はフレーム部2に設けられたスライドボ
タンガイドレール5で、6はシート部1に付けられた突
起状のスライドボタン6である。シート部1のスライド
はスライドボタン6がスライドボタンガイドレール5内
を移動することにより円滑に行うことができる。
【0018】7はシート部1とマルチレバー4を連絡す
る金属製のスライドピン7で、8はマルチレバー4の前
後に引く操作をシート部1のスライド運動に換える金属
製のスライド軸8であり、9はシート部ロック12を保
持しピンに巻かれたスプリングが弾発性の抵抗を持つ金
属製のスプリングヒンジピン9である。
【0019】10は難燃性で強靭だが触ると柔らかい感
じのするチャイルドシートベルト10で、11はシート
部1のスライドをアシストする金属製のスプリング11
です。12はチャイルドシート使用時にシート部1を安
定して固定することのできる、防錆性をもつ金属等製の
シート部ロック12で、構造にシート部ロック12を解
除するシート部ロック解除レバー12aを有する。
【発明の効果】
【0020】本発明により、チャイルドシートベルト装
着の際は横方向に何ら干渉を受けずに、幼児を楽にチャ
イルドシートへ着座させることができる。マルチレバー
の操作でシート部を後下方にスライドさせることによ
り、チャイルドシート使用時の幼児の横方向のサポート
は充分に得ることができて、チャイルドシート使用時の
重心位置を低くすることもできる利点がある。
【0021】また本発明では、脱着の容易性が著しく高
められたことから、従来のチャイルドシートの安全性を
低下させることなく、チャイルドシートの横幅を短縮す
ることが可能になった。
【0022】従来のチャイルドシートでは、自分ではな
かなかうまく着座することのできない幼児を、限られた
車内スペースのなか窮屈で大変な思いをしながら着座さ
せていたが、この脱着の容易なチャイルドシートの発明
により、保護者のチャイルドシートベルト脱着時の負担
を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャイルドシートの平面図である。
【図2】チャイルドシートの側方からの立体図である。
【図3】チャイルドシートの正面図である。
【図4】チャイルドシート使用時の断面図である。
【図5】チャイルドシートベルト脱着時の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シート部 2 フレーム部 3 サイドサポート 4 マルチレバー 5 スライドボタンガイドレール 6 スライドボタン 7 スライドピン 8 スライド軸 9 スプリングヒンジピン 10 チャイルドシートベルト 11 スプリング 12 シート部ロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャイルドシートの一体とした座面と背
    もたれのシート部を、簡単なレバー操作で前後にスライ
    ドさせて、チャイルドシートベルトの脱着を容易にする
    装置。
JP11167266A 1999-05-11 1999-05-11 脱着の容易なチャイルドシート Pending JP2000318500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167266A JP2000318500A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 脱着の容易なチャイルドシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167266A JP2000318500A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 脱着の容易なチャイルドシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000318500A true JP2000318500A (ja) 2000-11-21

Family

ID=15846560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11167266A Pending JP2000318500A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 脱着の容易なチャイルドシート

Country Status (1)

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JP (1) JP2000318500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261572A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Hts Hans Torgersen & Sonn As リクライニンググループ

Cited By (1)

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