JP2000318352A - ハガキ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅の被居住者にとっては、趣向を凝らした転
居案内をすることができ、住宅メーカーにとっては、有
効な宣伝広告効果を得ることができるハガキを提供す
る。 【解決手段】住宅に住む被居住者が、転居挨拶に出すハ
ガキ１であって、住宅写真２、メーカー名３、商品名
４、被居住者の転居挨拶文５、住所６、氏名７が具備さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、転居挨拶用のハガ
キに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、住宅を新築して引っ越しする場
合には、知人や親戚などに、新しい住所を知らせる転居
案内ハガキを出したりすることが行われている。

【０００３】従来より、この転居案内ハガキには、簡単
な挨拶文に新住所と氏名とを書いた同文書のものを、大
量に印刷して各個人に送付していた。

【０００４】また、このように新築した住宅のメーカー
は、住宅購入予定者にダイレクトメールを送ったり、新
聞、雑誌、テレビなどで宣伝してメーカーの知名度を向
上させることで、新たな顧客を得る努力をしている。郵
便物によって、このようなメーカーの知名度を向上させ
るものとしては、例えば、特開平９−２７２２８４号公
報に示すように、メーカー名や商品名などが印刷され、
ハガキに貼り付け可能としたコマーシャルシールが知ら
れている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の転
居案内ハガキは、単に新住所を知らせるといった連絡事
項的なもので、何の趣もない案内になってしまうといっ
た不都合を生じていた。そのため、人によっては、趣向
を凝らした転居案内ハガキを作成して送ったりすること
も行われているが、新築住宅で、このような趣向を凝ら
した転居案内ハガキを送ると、住宅を自慢しているかの
ように誤解されやすくなるといった不都合を生じること
となる。

【０００６】一方、上記従来のコマーシャルシールの場
合、ハガキに貼って送っても、メーカーからの宣伝だけ
のダイレクトメールだと思われてしまい、充分に読まれ
ずにごみ箱に捨てられることが多く、本来の目的を果た
せないといった不都合を生じることとなる。

【０００７】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、住宅の被居住者にとっては、趣向を凝らした
転居案内をすることができ、住宅メーカーにとっては、
有効な宣伝広告効果を得ることができるハガキを提供す
ることを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のハガキは、住宅に住む被居住者が、転居挨拶
に出すハガキであって、住宅図、メーカー名、商品名の
うちの少なくとも何れか一つ以上が具備されたものであ
る。

【０００９】また、上記ハガキにおいて、住宅に住む被
居住者の転居挨拶文、住所、氏名が具備されたものであ
る。

【００１０】さらに、上記ハガキにおいて、住宅図は、
被居住者が実際に住む住宅の住宅写真となされたもので
ある。

【００１１】さらに、上記ハガキが往復ハガキとなされ
たものである。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。

【００１３】図１は、本発明に係るハガキ１の表面１１
および裏面１２の全体構成の概略を示している。

【００１４】すなわち、このハガキ１は、住宅写真２、
メーカー名３、商品名４、転居挨拶文５、被居住者の住
所６、氏名７を具備している。

【００１５】ハガキ１の表面１１は、郵便番号を記載す
る枠１１ａが設けられ、その他は空白となされている。
通常のハガキ１のように、この空白の部分に受取人の住
所１１ｂと氏名１１ｃを記載し、切手１１ｄを貼って出
すようになされている。

【００１６】ハガキ１の裏面１２には、住宅写真２、メ
ーカー名３、商品名４、転居挨拶文５、被居住者の住所
６、氏名７が印刷されている。この裏面１２の上半分に
は、被居住者の住む住宅写真２が印刷されており、この
住宅写真２内の住宅上の位置に住宅のメーカー名３が印
刷されている。また、住宅写真２の下には、この被居住
者が住む住宅の商品名４が印刷されている。この商品名
４の下に、転居挨拶文５が印刷されており、その下に被
居住者の住所６と氏名７とが印刷されている。住宅写真
２は、被居住者が住む実際の住宅のものであってもよい
し、それと同じ商品の住宅のものであってもよい。ま
た、住宅写真２は、住宅の外観であってもよいし、内部
であってもよい。この住宅写真２には、被居住者も一緒
に写っていてもよい。この住宅写真２は、通常の写真で
あってもよいし、デジタルカメラなどによる写真であっ
てもよいし、コンピューターグラフィックなどであって
もよいし、合成写真であってもよい。また、写真でな
く、イラストなどであってもよい。

【００１７】なお、本実施の形態では、住宅写真２、メ
ーカー名３、商品名４、転居挨拶文５、被居住者の住所
６、氏名７が、全てハガキ１の裏面１２に印刷されてい
るが、これらの各レイアウトは、特に限定されるもので
はなく、その一部分がハガキ１の表面１１に印刷された
ものであってもよい。

【００１８】また、本実施の形態では、住宅のメーカー
名３は、住宅写真２と合成したようになされているが、
商品名４のように、住宅写真２と別に印刷したものであ
ってもよい。逆に、商品名４は、称号３のように、住宅
写真２と合成したものであってもよい。また、これらメ
ーカー名３および商品名４は、住宅写真２を撮る際に、
住宅にメーカー名３や商品名４を記載した看板やのぼり
を設けておいて、一緒に撮影してしまうものであっても
よい。

【００１９】さらに、本実施の形態では、ハガキ１に
は、住宅写真２、メーカー名３、商品名４、転居挨拶文
５、被居住者の住所６、氏名７が印刷されているが、住
宅写真２、メーカー名３、商品名４については、これら
のうちの少なくとも何れか一つ以上が印刷されたもので
あればよい。ただし、住宅写真２だけの場合、メーカー
側としては、充分な宣伝効果を得ることができないの
で、好ましくはメーカー名３、商品名４の内の何れか一
方が印刷されているのがよい。

【００２０】また、ハガキ１は、メーカー側に返信され
るようになされた往復ハガキであってもよい。この場
合、返信ハガキの部分を利用して住宅写真２を見た印象
や、カタロクの要否などのアンケートに答えてもらうこ
とができ、営業活動に反映させることができる。

【００２１】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、住
宅に住む被居住者が転居挨拶に出すハガキに、住宅のメ
ーカー名、商品名、および住宅写真の少なくとも何れか
一つ以上を具備しているので、この転居挨拶の受取人
に、住宅の宣伝を行うことができる。特に、このハガキ
は、転居挨拶に出すハガキなので、通常のダイレクトメ
ールのように、そのままごみ箱に捨てられるようなこと
を防止して、被居住者の名を借りた形で、住宅の宣伝を
行うことができる。また、被居住者は、転居挨拶に、自
分の住む住宅のメーカー名、商品名、および住宅写真の
少なくとも何れか一つ以上を具備することで、趣向を凝
らした転居挨拶のハガキを出すことができる。さらに、
このような趣向を凝らした転居挨拶のハガキになると、
被居住者は、ハガキの受取人に対して住宅を自慢してい
るかのようになってしまうが、住宅のメーカー名、商品
名および住宅写真の少なくとも何れか一つ以上を具備す
ることで、住宅メーカーのサービスであることを判って
もらうことができ、逆に、住宅メーカーとしては、被居
住者に対する行き届いたサービスを、ハガキを受け取る
人に知ってもらうことができる。

【００２２】また、上記ハガキにおいて、住宅に住む被
居住者の住所、氏名と、転居挨拶文とを具備しておくこ
とで、被居住者は、単に受取人の住所氏名を記載するだ
けで、簡単に出すことができる。

【００２３】さらに、上記ハガキにおいて、住宅写真
を、被居住者が実際に住む住宅のものとすることで、生
活感を伝えることができる。特に、気軽に立ち寄れない
遠方の知人や親戚にこのハガキを出す場合、有効とな
る。

【００２４】さらに、上記ハガキを往復ハガキとするこ
とで、住宅メーカーとしてはアンケートなどに答えても
らって営業活動に利用できるデータ収集を行うことがで
きるとともに、被居住者としては、転居挨拶が届いたか
否かを確認することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）および（ｂ）は、本発明に係るハガキの
表裏面の全体構成の概略を示す平面図である。

【符号の説明】

１ ハガキ ２ 住宅写真（住宅図） ３ メーカー名 ４ 品名 ５ 転居挨拶文 ６ 住所 ７ 氏名

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 住宅に住む被居住者が、転居挨拶に出す
   ハガキであって、 住宅図、メーカー名、商品名のうちの少なくとも何れか
   一つ以上が具備されたことを特徴とするハガキ。
2. 【請求項２】 住宅に住む被居住者の転居挨拶文、住
   所、氏名が具備された請求項１記載のハガキ。
3. 【請求項３】 住宅図は、被居住者が実際に住む住宅の
   住宅写真となされた請求項１または２記載のハガキ。
4. 【請求項４】 ハガキが往復ハガキとなされた請求項１
   ないし３のいずれか一記載のハガキ。