JP2000318104A - ナイロンフィルム積層体及びその製造方法 - Google Patents

ナイロンフィルム積層体及びその製造方法

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JP2000318104A
JP2000318104A JP11128748A JP12874899A JP2000318104A JP 2000318104 A JP2000318104 A JP 2000318104A JP 11128748 A JP11128748 A JP 11128748A JP 12874899 A JP12874899 A JP 12874899A JP 2000318104 A JP2000318104 A JP 2000318104A
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Tadashi Hongo
忠志 本郷
Masayuki Taniguchi
谷口  正幸
Mamoru Sekiguchi
守 関口
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンカーコート剤を用いることなく、優れた接
着力を有し、多湿下に保存しても接着力の低下がないナ
イロンフィルム積層体及びその製造方法。 【解決手段】ナイロンフィルムまたは片面に印刷を施さ
れたナイロンフィルムを大気圧プラズマ放電処理して、
該ナイロンフィルム上にポリエチレン系樹脂を溶融押出
してフィルム状として圧着して積層するナイロンフィル
ム積層体とその製造方法。また、大気圧プラズマ放電処
理は放電処理密度が100W/m2 /min以上で、
且つ亜酸化窒素ガスとヘリウムガスとの混合ガスであっ
て亜酸化窒素ガスの濃度が0.5〜10体積%である雰
囲気で処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナイロンフィルム
積層体及びその製造方法に関し、さらには優れた接着力
を有するものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、ナイロンフィルムは、その強
靱性から衝撃強度や突刺強度が大きいなどの利点があ
り、食品包装をはじめ、多くの分野で包装材料として利
用されている。包装材料は、包装容器用蓋材や袋状包装
材などとして使用される場合が多く、そのためヒートシ
ール性を備えていることが必要である。ナイロンフィル
ムは、ヒートシール性が悪いかあるいはヒートシールす
るのに高温を要する。このため、ナイロンフィルムの内
側に、ヒートシール性のよいかつ食品等包装内容物に影
響の少ないポリエチレン系樹脂を溶融押出する積層され
た積層体が広く知られている。さらに、比較的高価なナ
イロンフィルムの厚みを減らせるのでコストダウンにつ
ながる。
【0003】ナイロンフィルムに、溶融押出してポリエ
チレン系樹脂フィルムを積層した場合、ポリエチレン系
樹脂フィルムの表面は不活性であり、ナイロンフィルム
とポリエチレン系樹脂フィルム相互の熱融着性がない。
このため、ナイロンフィルムにアンカーコート処理し
て、ポリエチレン系樹脂を300℃以上の高温で溶融押
出しフィルム化し、表面を活性化させ、圧着する方法が
多く用いられている。アンカーコート処理に用いるアン
カーコート剤としては耐水、耐ボイル性などの問題から
イソシアネート系アンカーコート剤が多く用いられてい
るのが現状である。
【0004】しかしながら、アンカーコート処理は工程
が増えると共にイソシアネート系アンカーコート剤は接
着後に数日から一週間程度のエージング期間を必要とし
たり、また溶剤として有機溶剤(酢酸エチルなど)など
を使用するために、溶剤の揮発による作業環境の悪化及
び防災上の問題、接着後の乾燥が不十分な場合、フィル
ム中の残留溶剤による包装内容物への着臭の可能性が残
るなど多くの問題があった。
【0005】アンカーコート処理を省略するために、ナ
イロンフィルムを従来工業的に多く用いられているコロ
ナ処理により表面を活性化させ、一方、ポリエチレン系
樹脂フィルムの溶融押出においては、ポリエチレン系樹
脂を300℃前後の高温で溶融押出してフィルム状とな
し、前記溶融押出フィルムの少なくとも接合面にオゾン
を含有する空気を吹き付け、次に前記コロナ処理した基
材の表面に、前記オゾン処理した溶融押出フィルムを圧
着する方法がある。このことにより、実用的な接着力を
持つナイロンフィルム積層体が得られる。
【0006】しかしながら、ナイロンフィルム積層体は
ナイロン系樹脂そのものが耐防湿性に劣ることもあり、
多湿下の保存により接着力の低下が著しく見られるとい
う問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解消すべく、アンカーコート剤を用いることなく、
優れた接着力を有し、多湿下に保存しても接着力の低下
がないナイロンフィルム積層体及びその製造方法を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、ナイロン
フィルムとポリエチレン系樹脂フィルムとからなるナイ
ロンフィルム積層体であって、前記ナイロンフィルムを
大気圧プラズマ放電処理させて、ナイロンフィルムとポ
リエチレン系樹脂フィルムとの接着力が600gf/1
5mm以上であることを特徴とするナイロンフィルム積
層体としたものである。
【0009】また、請求項2においては、片面に印刷を
施されたナイロンフィルムと該印刷を施されたナイロン
フィルムの印刷側に積層されたポリエチレン系樹脂フィ
ルムとからなるナイロンフィルム積層体であって、前記
印刷を施したナイロンフィルムを大気圧プラズマ放電処
理させて、印刷を施したナイロンフィルムとポリエチレ
ン系樹脂フィルムとの接着力が600gf/15mm以
上であることを特徴とするナイロンフィルム積層体とし
たものである。
【0010】また、請求項3においては、ナイロンフィ
ルムを大気圧プラズマ放電処理して、該ナイロンフィル
ム上にポリエチレン系樹脂を溶融押出してフィルム状と
して圧着して積層することを特徴とするナイロンフィル
ム積層体の製造方法としたものである。
【0011】また、請求項4においては、ナイロンフィ
ルムに印刷を施し次いで大気圧プラズマ放電処理して、
印刷を施したナイロンフィルムの印刷面にポリエチレン
系樹脂を溶融押出してフィルム状として圧着して積層す
ることを特徴とするナイロンフィルム積層体の製造方法
としたものである。
【0012】また、請求項5においては、請求項1乃至
2に記載の大気圧プラズマ放電処理は放電処理密度が1
00W/m2 /min以上で、且つ亜酸化窒素ガスと
ヘリウムガスとの混合ガスであって亜酸化窒素ガスの濃
度が0.5〜10体積%である雰囲気で処理されたこと
を特徴とするナイロンフィルム積層体としたものであ
る。
【0013】さらにまた、請求項6においては、請求項
3乃至4に記載の大気圧プラズマ放電処理は放電処理密
度が100W/m2 /min以上で、且つ亜酸化窒素
ガスとヘリウムガスとの混合ガスであって亜酸化窒素ガ
スの濃度が0.5〜10体積%である雰囲気で処理され
たことを特徴とするナイロンフィルム積層体の製造方法
としたものである。
【0014】図1は、本発明に関わるナイロンフィルム
積層体10の製造方法を示すものである。このように、
ナイロンフィルム60を大気圧プラズマ放電処理装置7
0の電極80間を通過させてプラズマ放電処理して、一
方T−ダイ30より溶融押出してポリエチレン系樹脂フ
ィルム20を、ニップロール50と冷却ロール40間を
通して圧着してナイロンフィルム積層体10を製造す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。大気圧プラズマ放電処理方法は、誘電体を備え
た対向した電極間を不活性ガスで満たし、該電極間に高
電圧をかけることで発生する大気圧低温プラズマ放電領
域を利用して被処理物の表面を処理するものである。本
発明で用いる不活性ガスとしては、ヘリウムガスあるい
はヘリウムガスを主成分とする混合ガスである必要があ
るが、安定したグロー放電を得るためにヘリウムガス単
体であることが好ましい。ヘリウムガスあるいはヘリウ
ムガスを主成分とする混合ガスに亜酸化窒素を含ませた
混合ガスを使用する。亜酸化窒素の混合量は0.5〜1
3体積%の範囲が良く、0.5%を下廻ると接着力向上
の効果がなく、13%を越えると安定したグロー放電が
得られない。大気圧低温プラズマ放電領域は、100W
/m2 /min以上がよい。この値を下廻ると充分な
接着力が得られない。
【0016】本発明で用いるナイロンフィルムは、標準
グレード、その他表面に易接着性および易印刷性の機能
を付与したグレードでも良い。また、延伸物でも未延伸
物であってもよい。ナイロンフィルムは、ナイロン単体
であっても良いが、最表層がナイロンフィルムであれ
ば、他の樹脂のフィルムとの多層体であってもよい。こ
の場合、最表層のナイロンフィルムがポリエチレン系樹
脂フィルムとの積層するのに使用される。
【0017】最表層のナイロンフィルム面には、全面ま
たは部分的に印刷を施してあっても良い。
【0018】フィルム状に溶融押出するポリエチレン系
樹脂は、特に限定されるものではなく、例えばラジカル
重合法で製造される低密度ポリエチレンの他、イオン重
合法で製造される高密度ポリエチレンや、エチレンとα
−オレフィンとを共重合して得られるエチレン−α−オ
レフィン共重合体などが用いられる。溶融押出する厚み
としては、5〜200μm、好ましくは10〜60μm
がよい。また、前記ポリエチレン系樹脂を溶融押出する
温度は、200〜340℃、好ましくは290〜320
℃がよい。さらに、前記溶融押出フィルムのオゾン処理
については行っても行わなくてもよいが、特に、加工速
度を速くした時、前記溶融押出フィルムの表面の酸化が
不十分となるのでオゾン処理を行った方が好ましい。
【0019】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 〈実施例1〉ナイロンフィルム60として、幅520m
m、厚み15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ON
y)用い、大気圧プラズマ処理装置70内の電極80間
を20m/minの速度で通過させて表面処理を行い、
一方、低密度ポリエチレン(ミラソン14P:三井化学
(株))を温度320℃でTダイ30より溶融押出して
厚み60μのポリエチレン系樹脂フィルム20とし、表
面処理した前記二軸延伸ナイロンフィルム上に前記溶融
押出フィルムと一緒にニップロール50と冷却ロール4
0間を通して圧着してナイロンフィルム積層体10を製
造した。尚、大気圧プラズマ処理装置の電圧の周波数は
5kHz、放電出力は3kWとした。処理装置内部のガ
ス組成はヘリウム98体積%、亜酸化窒素2体積%と
し、内部を充満させるガスの供給量および排出量を30
リットル/minとした。
【0020】得られたナイロンフィルム積層体10の二
軸延伸ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルム
20との初期接着強度について測定した。また、このナ
イロンフィルム積層体10を40℃−90%の多湿雰囲
気に2カ月間保存した時の接着強度も測定した。この接
着強度及びその時の放電状態を表1の実施例1の項に示
す。測定条件はT型剥離、剥離速度300mm/min
であった。
【0021】
【表1】
【0022】初期強度は665gf/15mmで保存後
も強度はあまり落ちず、両者とも樹脂切れ(ポリエチレ
ン系樹脂フィルム20切れ)を起こしていた。
【0023】〈実施例2〉ナイロンフィルム60として
二軸延伸ナイロンフィルム(ONy)を用い、このナイ
ロンフィルム60の片面全面に印刷(白インキ:ニュー
LPスーパー東洋インキ(株))を施した。実施例1で
のナイロンフィルムの代わりにこの印刷を施されたナイ
ロンフィルム60を用いた以外は実施例1と同様な方法
でナイロンフィルム積層体80を製造した。(尚、印刷
面にポリエチレン系樹脂フィルム20を積層した)
【0024】得られたナイロンフィルム積層体10の二
軸延伸ナイロンフィルムとポリエチレン樹脂系フィルム
20との初期接着強度について測定した。また、このナ
イロンフィルム積層体10を40℃−90%の多湿雰囲
気に2カ月間保存した時の接着強度も測定した。この結
果を表2の実施例2の項に示す。測定条件はT型剥離、
剥離速度300mm/minであった。
【0025】初期強度は655gf/15mmで保存後
も強度は変わらず、両者とも樹脂切れ(ポリエチレン系
樹脂フィルム20切れ)を起こしていた。
【0026】〈実施例3〉大気圧プラズマ放電処理に関
して処理密度を、40、80、100、150W/m2
/minとした以外は、実施例1と同様な方法でナイ
ロンフィルム積層体10を製造した。
【0027】得られたナイロンフィルム積層体10の二
軸延伸ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルム
20との初期接着強度について測定した。また、このナ
イロンフィルム積層体10を40℃−90%の多湿雰囲
気に2カ月間保存した時の接着強度も測定した。この結
果を表3の実施例3の項に示す。測定条件はT型剥離、
剥離速度300mm/minであった。
【0028】処理密度100W/m2 /min以上
で、初期強度は600gf/15m以上で保存後も強度
は変わらず、両者とも樹脂切れ(ポリエチレン系樹脂フ
ィルム20切れ)を起こしていた。
【0029】〈実施例4〉ガス組成に関して亜酸化窒素
の混合濃度を0.3、0.5、5、10、15体積%と
した以外は、実施例1と同様な方法でナイロンフィルム
積層体10を製造した。
【0030】得られたナイロンフィルム積層体10の二
軸延伸ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルム
20との初期接着強度について測定した。また、このナ
イロンフィルム積層体10を40℃−90%の多湿雰囲
気に2カ月間保存した時の接着強度も測定した。この結
果を表4の実施例4の項に示す。測定条件はT型剥離、
剥離速度300mm/minであった。
【0031】亜酸化窒素の混合濃度が0.5%から10
%が、初期強度は600gf/15m以上で保存後も強
度は変わらず、両者とも樹脂切れ(ポリエチレン系樹脂
フィルム切れ)を起こしていた。15%では安定したグ
ロープラズマ放電が得られなかった。
【0032】〈比較例1〉ガス組成に関してHe100
%とした以外は、実施例1と同様な方法でナイロンフィ
ルム積層体10を製造した。
【0033】得られたナイロンフィルム積層体10の二
軸延伸ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルム
20との初期接着強度について測定した。また、このナ
イロンフィルム積層体10を40℃−90%の多湿雰囲
気に2カ月間保存した時の接着強度も測定した。この結
果を表4の比較例1の項に示す。測定条件はT型剥離、
剥離速度300mm/minであった。
【0034】初期接着強度は200gf/15mmで接
着力が弱く、多湿雰囲気に2カ月間保存した時の接着強
度は更に悪かった。
【0035】〈比較例2〉従来工業的に多く用いられて
いるコロナ処理装置を用いて、幅520mm、厚み15
μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ON:ユニチカ
(株))を20m/minの速度で通過させて表面処理
を行った以外は、実施例1と同様な方法でナイロンフィ
ルム積層体10を製造した。コロナ処理装置の出力は3
kWとした。
【0036】初期接着強度は450gf/15mmで接
着力が弱く、多湿雰囲気に2カ月間保存した時の接着強
度は更に悪かった。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。本発明のナイロンフィルム積層体
は、アンカーコート剤を用いることなく優れた接着力を
有し、多湿下に保存しても接着力の低下がない積層体が
得られる。従って本発明は、包装材料の如き用途におい
て、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4及び比較例1の製造工程
を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ナイロンフィルム積層体 20…ポリエチレン系樹脂フィルム 30…T−ダイ 40…冷却ロール 50…ニップロール 60…ナイロンフィルム 70…大気圧プラズマ放電処理装置 80…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK04B AK06B AK48A BA02 EH17B EJ38A EJ61A GB15 GB23 HB31A JK06 JL11 YY00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フ
    ィルムとからなるナイロンフィルム積層体であって、前
    記ナイロンフィルムを大気圧プラズマ放電処理させて、
    ナイロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルムとの接
    着力が600gf/15mm以上であることを特徴とす
    るナイロンフィルム積層体。
  2. 【請求項2】片面に印刷を施されたナイロンフィルムと
    該印刷を施されたナイロンフィルムの印刷側に積層され
    たポリエチレン系樹脂フィルムとからなるナイロンフィ
    ルム積層体であって、前記印刷を施したナイロンフィル
    ムを大気圧プラズマ放電処理させて、印刷を施したナイ
    ロンフィルムとポリエチレン系樹脂フィルムとの接着力
    が600gf/15mm以上であることを特徴とするナ
    イロンフィルム積層体。
  3. 【請求項3】ナイロンフィルムを大気圧プラズマ放電処
    理して、該ナイロンフィルム上にポリエチレン系樹脂を
    溶融押出してフィルム状として圧着して積層することを
    特徴とするナイロンフィルム積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】ナイロンフィルムに印刷を施し次いで大気
    圧プラズマ放電処理して、印刷を施したナイロンフィル
    ムの印刷面にポリエチレン系樹脂を溶融押出してフィル
    ム状として圧着して積層することを特徴とするナイロン
    フィルム積層体の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至2に記載の大気圧プラズマ放
    電処理は放電処理密度が100W/m2 /min以上
    で、且つ亜酸化窒素ガスとヘリウムガスとの混合ガスで
    あって亜酸化窒素ガスの濃度が0.5〜10体積%であ
    る雰囲気で処理されたことを特徴とするナイロンフィル
    ム積層体。
  6. 【請求項6】請求項3乃至4に記載の大気圧プラズマ放
    電処理は放電処理密度が100W/m2 /min以上
    で、且つ亜酸化窒素ガスとヘリウムガスとの混合ガスで
    あって亜酸化窒素ガスの濃度が0.5〜10体積%であ
    る雰囲気で処理されたことを特徴とするナイロンフィル
    ム積層体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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